JP3472164B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3472164B2
JP3472164B2 JP32144698A JP32144698A JP3472164B2 JP 3472164 B2 JP3472164 B2 JP 3472164B2 JP 32144698 A JP32144698 A JP 32144698A JP 32144698 A JP32144698 A JP 32144698A JP 3472164 B2 JP3472164 B2 JP 3472164B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各原稿をその先頭
ページから順にその読取面を原稿台に対向するように該
原稿台上に搬送する原稿搬送手段が設けられ、原稿の読
取面の画像を読み取り、読み取った画像を転写材上に形
成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿台に置かれた原稿の画像を読
み取り、読み取った画像を転写材上に形成する画像形成
装置としては、その原稿操作作業に掛かるユーザの手間
を軽減するために、各原稿を順にその読取面を原稿台に
対向するように該原稿台上に自動的に搬送する原稿搬送
手段が装着されているものがある。また、その使い勝手
の向上などを目的として、原稿をその先頭ページから順
に原稿台上に搬送する原稿搬送手段が装着されているも
のがある。さらに、生産性の向上を図るために、原稿搬
送手段で原稿を原稿台上に規定されている流し読取位置
を通過させながら副走査方向に搬送し、原稿搬送手段で
搬送された原稿が流し読取位置を通過する際に原稿の読
取面を主走査方向に主走査することによって原稿の読取
面の画像を読み取るいわゆる流し読取を行う装置も実現
されている。
【0003】また、画像形成装置から排出された転写材
に対して、綴じ処理、ソート処理などの後処理を施す後
処理装置を画像形成装置に装着し、転写材に対する後処
理を自動的に行う処理システムも出現している。
【0004】このような後処理装置が実行する処理とし
ては、上述した綴じ処理、ソート処理などがあるが、そ
の処理能力、処理形態などは、それを装着する画像形成
装置の処理能力、転写材の排出形態などに応じて決定さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既存の画像形
成装置の仕様を考慮せずに、より優れた性能を有する後
処理装置を提案することはできず、常に装着される画像
形成装置を前提に、新たな後処理装置が提案されてい
る。また逆に、新たに提案された後処理装置に対応する
ことが可能なように、新たな画像形成装置の提案が行わ
れることもある。
【0006】本出願人は、画像形成装置から排出された
転写材をその排出状態を保持しながら順に取り込んで積
載し、該積載した転写材の束を前記排出状態から規定さ
れる前記転写材の後端部位で綴じる処理を行う後処理装
置を提案しているが、これに組み合わされる画像形成装
置には、転写材をその画像形成面を下方に向けて排出し
かつ転写材の後端部位の綴じ位置が画像形成面から見て
左側になることが要求される。
【0007】しかし、上述したような画像形成装置で
は、この要求される排紙形態を、使い勝手、生産性など
を損なうことなく得ることができない。
【0008】本発明の目的は、先頭ページからの処理が
可能になるとともに、綴じ処理手段を有する装置が大型
化、複雑化することなく、ページ順序および画像の向き
が整った、画像形成面から見てシートの左側が綴じ位置
となる出力結果をユーザが得ることができ、使い勝手や
生産性およびコストパフォーマンスなどを向上させる
とができる画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、読取面が上向
きで且つ先頭ページが最上部に配置された複数ページか
らなる一連の原稿を積載する原稿載置部と、前記原稿載
置部の左側から前記一連の原稿をその先頭ページから順
番に給紙し、該原稿を湾曲した搬送路により反転し、読
取位置を基準に左から右へ通過するように搬送する給送
手段と、先頭ページから順番に読み取るものであって、
前記原稿が前記読取位置を通過している間に、主走査方
向に配列された読取素子により前記原稿画像を鏡像画像
になるように読み取る読取手段と、前記読取手段により
鏡像画像として読み取った原稿画像に関し主走査方向を
反転することにより鏡像補正する鏡像補正手段と、前記
鏡像補正手段により鏡像補正された画像を、右側から給
送されるシート上に前記原稿載置部における前記原稿の
画像方向と同一方向で形成して左側へ搬送する画像形成
手段と、前記画像形成手段からの前記シートを画像形成
面が下向きになるように反転する反転手段と、前記反転
手段により画像形成面が下向きにされた前記シートを
側に向けて排出する排出手段と、前記排出手段の左側下
方位置に設けられシート排出方向に上り傾斜しており、
前記排出手段から排出された前記シート画像形成面下
向きの状態積載される積載トレイと、鏡像補正された
画像であって前記原稿の画像方向と同一方向に画像が形
成され、画像形成面が下向きの状態で前記積載トレイに
積載された前記シートの後端側に綴じ処理を行う、前記
排出手段側に設けられた綴じ処理手段とを有することを
特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0020】図1は本発明の画像形成装置の実施の一形
態の構成を示す図である。
【0021】画像形成装置100は、図1に示すよう
に、自動原稿給送装置101を搭載し、自動原稿給送装
置101は、原稿トレイ130上に上向きにセットされ
た原稿をピックアップローラ131により先頭頁から順
に1枚づつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラ
テンガラス102上を予め設定されている流し読取り位
置上を左から右へ搬送し、その後外部に向けて搬送す
る。この原稿がプラテンガラス102上の流し読取り位
置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿画像は
流し読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユ
ニット104により読み取られる。具体的には、原稿が
流し読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面がスキ
ャナユニット104のランプ103の光で照射され、そ
の原稿からの反射光がミラー105、106、107を
介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通
過した光は、RGB色分解フィルタにより色分解された
後にイメージセンサ部109の撮像面に結像する。
【0022】このように原稿を流し読取り位置を左から
右へ通過するように搬送することによって、原稿の搬送
方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向
を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すなわ
ち、原稿が流し読取り位置を通過する際に主走査方向に
原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ部9で読み取り
ながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿
画像全体の読取りが行われ、光学的に読み取られた画像
はイメージセンサ部109によって画像データに変換さ
れて出力される。イメージセンサ部109から出力され
た画像データは、所定の処理が施された後に露光制御部
110にビデオ信号として入力される。
【0023】自動原稿給送装置101を使用しないで原
稿を読み取るときは、プラテンガラス102上に載置さ
れた原稿が静止した状態で、スキャナユニット104を
左から右へ走査させることにより原稿を読み取る(原稿
固定読取り)。
【0024】露光制御部110は、入力されたビデオ信
号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光は走
査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ド
ラム111にはレーザ光に応じた静電潜像が形成され
る。露光制御部110は、原稿固定読み取り時に正しい
画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を
出力する。
【0025】この感光ドラム111の静電潜像は、各現
像器112、113からそれぞれ供給される現像剤によ
って現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の
照射開始と同期したタイミングで、各カセット114,
115または手差給紙部125から用紙が給紙され、こ
の用紙は感光ドラム111と転写部116との間に搬送
される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写
部116により給紙された用紙上に転写される。
【0026】現像剤像が転写された用紙は定着部117
に搬送され、定着部117は用紙を熱圧することによっ
て現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過
した用紙は排出ローラ118によって外部に排出され
る。両面記録が設定されている場合には、フラッパ12
1の切換え動作により用紙を反転パス122,123に
導いた後に再給紙搬送パス124へ搬送し、再給紙搬送
パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光
ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御
が行われる。画像形成面を反転して用紙を排出する場合
には、フラッパ121の切換え動作により、用紙を一旦
反転パス122,123内へ導き、反転パス122,1
23に導かれた用紙をフラッパ121の切換え動作によ
り排出ローラ118に向けて搬送し、排出ローラ118
を介して外部に排出する制御が行われる。以下、この制
御を反転排紙制御と呼ぶ。反転排出制御により画像形成
面を下向きの状態で排紙することができる。
【0027】ここで、本図示例のように後述する後処理
装置(以下、フィニッシャという)500が装着されて
いるときには、上述の反転排紙制御を行うように設定さ
れる。
【0028】次に、本装置全体の制御を司るコントロー
ラの構成について図3を参照しながら説明する。図3は
図1の画像形成装置のコントローラの構成を示すブロッ
ク図である。
【0029】コントローラは、図3に示すように、CP
U回路部205を有し、CPU回路部205は、CPU
(図示せず)、ROM206、RAM207を内蔵し、
ROM206に格納されている制御プログラムにより各
ブロック201,202,203,204,208,5
01を総括的に制御する。RAM207は、制御データ
を一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域
として用いられる。
【0030】原稿給送装置制御部201は、自動原稿給
送装置101をCPU回路部205からの指示に基づき
駆動制御する。イメージリーダ制御部202は、上述の
スキャナユニット104、イメージセンサ部109など
に対する駆動制御を行い、イメージセンサ部109から
出力されたRGBのアナログ画像信号を画像信号制御部
203に転送する。
【0031】画像信号制御部203は、イメージセンサ
部109からのRGBのアナログ画像信号にデジタル信
号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビ
デオ信号に変換してプリンタ制御204に出力する。こ
の画像信号制御部203による処理動作は、CPU回路
部205により制御される。プリンタ制御部204は、
入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110
を駆動する。
【0032】操作部208は、画像形成に関する各種機
能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示す
るための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキ
ー信号をCPU回路部205に出力するとともに、CP
U回路部205からの信号に基づき対応する情報を表示
部に表示する。
【0033】フィニッシャ制御部501はフィニッシャ
500に搭載され、CPU回路部205と情報のやり取
りを行うことによってフィニッシャ全体の駆動制御を行
う。この制御内容については後述する。
【0034】次に、画像信号制御部203の構成につい
て図4を参照しながら説明する。図4は図3の画像信号
制御部203の構成を示すブロック図である。
【0035】画像信号制御部203は、図4に示すよう
に、A/D変換器301を有し、A/D変換器301は
イメージリーダ制御部202からのRGBのアナログ画
像信号をRGBの各デジタル信号に変換して出力する。
RGBの各デジタル信号は、黒補正/白補正部302に
入力され、黒補正/白補正部302は入力されたRGB
の各デジタル信号に対しシェーディング補正を施す。こ
の補正が施されたRGBの各デジタル信号はND信号生
成部303に入力され、ND信号生成部303では、入
力されたRGBの各デジタル信号から輝度信号を生成
し、この輝度信号は画像処理部304に入力される。画
像処理部304は、入力された輝度信号に対して拡大、
縮小などの変倍処理などの各種画像処理を施し、この画
像処理が施された輝度信号は濃度補正部305に入力さ
れる、濃度補正部305は、入力された輝度信号に対し
て輝度−濃度変換、プリンタでの濃度補正を行い、この
信号をビデオデータとしてページメモリ306に格納す
る。
【0036】ページメモリ306は所定サイズの原稿1
ページ分の記憶容量を有する。ビデオデータは、ビデオ
データは上述した原稿画像読取り走査により読み取った
順にページメモリ306に格納される。原稿固定読取り
時には、この格納されたビデオデータは格納された順に
読み出される。又、原稿流し読取り時には、この格納さ
れたビデオデータは主走査方向に関しては逆順に、副走
査方向に関しては格納された順に読み出される。つま
り、原稿流し読取り時には、主走査方向の一方の向きに
対して読み取った画像をその主走査方向の一方の向きに
対して逆向きに反転させることによって、鏡像処理が行
なわれる。
【0037】尚、この鏡像処理は、ページメモリ306
に格納する時点で、原稿流し読取り時には、主走査方向
を逆転させておき、読み出す時点では、常に決まった方
向に読み出しても実現できる。
【0038】ページメモリ306から読み出されたビデ
オデータは、必要に応じて一旦HDD(ハードディスク
装置)307に格納され、このHDD307から読み出
されたビデオデータはビデオ信号としてプリンタ制御部
204に送出される。例えば、複数ページのコピー出力
を行うときには、1ページ目のビデオデータはページメ
モリ306からプリンタ制御部204に直接出力される
が、2ページ以降のビデオデータは一旦HDD307に
格納された後にプリンタ制御部204に送出される。
【0039】次に、自動原稿給送装置101における原
稿のセット状態とその原稿画像が形成された用紙を反転
排紙制御による排紙状態とについて図5を参照しながら
説明する。図5は自動原稿給送装置101における原稿
のセット状態とその原稿画像が形成された用紙を反転排
紙制御による排紙状態との関係を示す図である。
【0040】本実施の形態では、図5(a)に示すよう
に、読取面を上向きにして先頭ページが最上部になるよ
うに原稿を自動原稿給送装置101の原稿トレイ130
にセットする。
【0041】このような原稿セット状態で、原稿自動原
稿給送装置101は先頭ページの原稿から順にプラテン
ガラス102上を搬送する。プラテンガラス102上に
おいては、図5(b)に示すように、原稿がその読取面
をプラテンガラス102上面に対向しながらDf方向に
搬送され、原稿が流し読取り位置を通過する際に、原稿
の読取面の画像が流し読取り位置に保持されたスキャナ
ユニット104を介して主走査方向Smに読み取られ
る。このようにして原稿の読取面の画像を主走査方向S
mに読み取りながら原稿をDf方向すなわち副走査方向
Sbへ搬送することによって、読取面に対する読取走査
が行われることになる。流し読みされた画像は、このま
ま画像形成すると鏡像になってしまうから、上述した鏡
像処理が行なわれた後、上述した画像形成プロセスによ
り、用紙上に形成される。その結果、図5(c)に示す
ように、用紙の画像形成面(上面)に原稿セット状態時
と同じ向きの画像が形成されて定着部117を通過す
る。この用紙は、上述した反転排紙制御が行なわれて、
図5(d)に示すように、画像形成面を下向きにしてD
o方向へ排出されることになる。そして、図5(e)に
示すように、フィニッシャ500内で用紙の後端側をス
テイプル処理する。これにより図5(f)に示すよう
に、用紙の左側が綴じられるたものを得ることができ
る。すなわち、後述するフィニッシャ500のスタック
トレイ700上において、左側が綴じられた用紙束を排
紙することができる。
【0042】次に、フィニッシャ500の構成について
図2を参照しながら説明する。図2は図1のフィニッシ
ャ500の構成図である。
【0043】フィニッシャ500は、画像形成装置10
0から排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数
の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束
の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込ん
だ用紙の後端付近に穴あけをするパンチ処理、ソート処
理、ノンソート処理などの各シート後処理を行う。この
フィニッシャ500が画像形成装置100に接続され、
かつ原稿流し読み取りが行なわれるときには、画像形成
装置100では、上述したように鏡像処理により鏡像が
補正された画像が用紙上に形成され、この用紙は、反転
排紙制御により画像形成面を下向きにして用紙が排出さ
れ、フィニッシャ500では、画像形成面を下向きにし
て供給された用紙に対して、ステイプル処理など上述の
各処理を行う。
【0044】フィニッシャ500は、図2に示すよう
に、画像形成装置100から排出された用紙を入口ロー
ラ対502により内部に取り込み、入口ローラ対502
により内部に取り込まれた用紙は、搬送ローラ対503
を介してバッファローラ505に向けて送られる。入口
ローラ対502と搬送ローラ対503との間の搬送経路
途中には、入口センサ531が設けられ、搬送ローラ対
503とバッファローラ505との間の搬送経路途中に
は、パンチユニット550が設けられている。パンチユ
ニット550は必要に応じて動作し、搬送されてきた用
紙の後端付近に穴あけをする。
【0045】バッファローラ505は、その外周に搬送
ローラ対503を介して送られた用紙を所定枚数積層し
て巻き付け可能なローラであって、該ローラの外周には
その回転中に用紙が各押下コロ512,513,514
により巻き付けられる。巻き付けられた用紙はバッファ
ローラ505の回転方向に搬送される。
【0046】各押下コロ513,514間には、切換フ
ラッパ511が配置され、押下コロ514下流側には、
切換フラッパ510が配置されている。切換フラッパ5
11はバッファローラ505に巻き付けられた用紙をバ
ッファローラ505から剥離してノンソートパス521
またはソートパス522に導くためのフラッパであり、
切換フラッパ510はバッファローラ505に巻き付け
られた用紙をバッファローラ505から剥離してソート
パス522に、またはバッファローラ505に巻き付け
られた用紙を巻き付けられた状態でバッファパス523
に導くためのフラッパである。
【0047】バッファローラ505に巻き付けられた用
紙をノンソートパス521に導くときには、切換フラッ
パ511が動作してバッファローラ505から巻き付け
られた用紙が剥離され、ノンソートパス521に導かれ
る。ノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ロー
ラ対509を介してサンプルトレイ701上に排紙され
る。ノンソートパス521の途中には、排紙センサ53
3が設けられている。
【0048】バッファローラ505に巻き付けられた用
紙をバッファパス523に導くときには、切換フラッパ
510および切換フラップ511はともに動作せず、用
紙はバッファローラ505に巻き付けられた状態でバッ
ファパス523に送られる。バッファパス523途中に
は、バッファパス523上の用紙を検出するためのバッ
ファパスセンサ532が設けられている。
【0049】バッファローラ505に巻き付けられた用
紙をソートパス522に導くときには、切換フラッパ5
11は動作せずに切換フラッパ510が動作してバッフ
ァローラ505から巻き付けられた用紙が剥離され、こ
の用紙はソートパス522に導かれる。ソートパス52
2に導かれた用紙は、搬送ローラ対506,507を介
して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に
積載される。処理トレイ630上に束状に積載された用
紙は、必要に応じて整合処理、スティプル処理などが施
された後に、排出ローラ680a,680bによりスタ
ックトレイ700上に排出される。排出ローラ680b
は揺動ガイド650に支持され、揺動ガイド650は揺
動モータ(図示せず)により排出ローラ680bを処理
トレイ630上の最上部の用紙に当接させるように揺動
する。排出ローラ680bが処理トレイ630上の最上
部の用紙に当接された状態にあるときには、排出ローラ
680bは排出ローラ680aと協働して処理トレイ6
30上の用紙束をスタックトレイ700に向けて排出す
ることが可能である。
【0050】上述のステイプル処理は、ステイプラ60
1により行われる。ステイプラ601は、処理トレイ6
30の外周に沿って移動可能に構成され、処理トレイ6
30に積載された用紙束を、用紙搬送方向(図2中左方
向)に対して用紙の最後尾位置(後端)(図21〜23
参照)で綴じることが可能である。
【0051】次に、フィニッシャ500における整合動
作について図18ないし図20を参照しながら説明す
る。図18ないし図20は図2のフィニッシャの処理ト
レイ630上における整合動作を説明するための図であ
る。
【0052】画像形成装置100から最初の用紙が処理
トレイ630に排出される際には、図18に示すよう
に、ホームポジション(2点鎖線)で待機していた手前
および奥整合部材641,642が、事前に各々排出さ
れる用紙幅に対し若干逃げた位置PS11、PS21へ
移動される。処理トレイ630に排出された用紙は、図
19に示すように、その後端をストッパ631により支
持されながら整合部材641,642間に落下し、排出
された用紙の下面が支持面に当接したタイミングで、整
合部材641はPS12へ移動させる。この整合部材6
41の移動により用紙は、第1整合位置690へ移動さ
れて整合される。
【0053】1枚目整合後、図19に示すように、整合
部材641はPS11へ移動され、処理トレイ630に
排出される次の用紙に対して待機する。次の用紙の処理
トレイ630への排出が完了すると、整合部材641は
再びPS12へ移動され、用紙は第1整合位置690で
整合される。この時、奥整合部材542はPS22で停
止した状態に保持され、整合基準の役割を果たす。
【0054】以上の動作が1つの束の最終用紙まで続け
られ、1部の用紙束の排出、整合が完了すると、後述の
束排出がなされ、スタックトレイ700へ移送される。
【0055】1部目の用紙束がスタックトレイ700へ
の排出が終了した後、図19および図20に示すよう
に、整合部材641はPS12からPS13へ、整合部
材642はPS22からPS23の位置にそれぞれ移動
する。続いて2部目の1枚目(先頭)の用紙が処理トレ
イ630に排出された場合、1部目と同様に、用紙の後
端をストッパ631により支持されながら整合部材64
1、642間に下降し、排出された用紙の下面が支持面
に当接したタイミングで、整合部材642はPS23か
らPS24に移動する。この整合部材642の移動によ
り用紙は、第2の整合部材691へ移動されて整合され
る。2枚目以降、整合部材642はPS23に移動さ
れ、処理トレイ630に排出される次の用紙に対して待
機する。次の用紙の処理トレイ630への排出が完了す
ると、整合部材642は再びPS24へ移動され、用紙
は第2整合位置691で整合される。この時、手前整合
部材641はPS13で停止した状態に保持され、整合
基準の役割を果たす。以上の動作が1つの束の最終用紙
まで続けられ、2部目の用紙束の排出、整合が完了する
と、後述の束排出がなされ、スタックトレイ700へ移
送される。この第1整合位置690は、図20に示すよ
うに、第2整合位置691に対して所定量(距離L)奥
に位置する。
【0056】以降、各用紙束毎に交互に整合位置を変え
ながら整合が行われ、図17に示すように、交互に整合
位置を変えた各用紙束がスタックトレイ700上に積載
される。このように、各用紙束毎に交互に整合位置を変
えることによって、各用紙束に対してオフセット距離L
の仕分けが行われることになる。
【0057】上記オフセット距離Lは、ソートモード、
ステイプルソートモードの各モードに応じて異なるよう
に設定されている。例えば、ステイプルソートモードで
は、オフセット距離Lが積載後に隣り合った針同士の重
なりを防げる量L1に設定され、ソートモードでは、オ
フセット距離Lが確実に束識別が可能な距離L2に設定
されている。この各オフセット距離L1,L2は、L1
<L2の関係を満足するように設定されており、この設
定によりステイプルソートモード時の高速化が図られて
いる。
【0058】次に、ステイプル動作について図21ない
し図23を参照しながら説明する。図21ないし図23
はステイプラ601の綴じモード(手前側斜め綴じ、奥
側斜め綴じ、2ヶ所綴じ)に応じた動作状態を説明する
ための図である。
【0059】ステイプルモード時、ステイプラ601は
整合されたシートに対し所望のクリンチ位置で予め待機
しており、用紙束の最終用紙の排出、整合が完了する
と、ステイプル動作を行う。ステイプラ601は、用紙
束毎のオフセット移動(移動量L1)に同期してオフセ
ット移動を行うように制御される。
【0060】また、ステイプラ601は綴じモード(手
前側斜め綴じ、奥側斜め綴じ、2ヶ所綴じ)に応じて向
きを変えまた移動するように動作する。
【0061】2ヶ所綴じモードでは、例えば、図21に
示すように、各整合位置690,691において整合さ
れた用紙束に対してその後端を2カ所で綴じるステイプ
ル動作が行われる。奥斜め綴じモードでは、図22に示
すように、各整合位置690,691において整合され
た用紙束に対してその後端奥側位置を斜めに綴じるステ
イプル動作が行われる。手前斜め綴じモードでは、図2
3に示すように、各整合位置690,691において整
合された用紙束に対してその後端手前側位置を斜めに綴
じるステイプル動作が行われる。なお、各図において、
図中の2点鎖線が第1整合位置600、実線が第2整合
位置691を示す。また、この時、排出位置より手前に
整合位置がある場合は、奥整合部材642が往復移動
し、整合基準である手前整合部材641側へ用紙を移送
する。また、整合位置が排出位置より奥側にあるとき
は、手前整合部材641が往復移動し奥整合部材642
側に用紙を移送する。
【0062】次に、ステイプルモード時の束排出動作に
ついて説明する。
【0063】1ヶ所ステイプルソートモードでは、前述
の整合動作が終了すると、ステイプラ601によるステ
イプル動作を開始する。また、整合動作中またはステイ
プル動作中においては、揺動ガイド650の降下が始ま
り、ステイプル動作終了と前後して排紙ローラ680b
が用紙束上に乗るように揺動ガイドモータの速度制御が
行われる。
【0064】揺動ガイド650の降下開始タイミングは
処理トレイ630上の用紙束の積載枚数によって可変で
ある。すなわち、用紙束が少数枚である場合は、排出ロ
ーラ680bが用紙束上に着地するまでの移動距離が長
いこと、ステイプラ601の動作時間が短いことから、
整合動作中に揺動ガイド650の降下を開始し、用紙束
の積載枚数が多い場合は、排出ローラ680bが用紙束
上に着地するまでの移動距離が短いことと、ステイプラ
601の動作時間が長いことから、揺動ガイド650の
降下開始はステイプル動作開始とをほぼ同時に行う。
【0065】排紙ローラ680bが用紙束に着地してか
ら、排紙ローラ680bのバウンドが収まるまでの所定
時間を経過させた後に、ステイプル動作が終了したか否
かを判断し、ステイプル動作が終了したならば、排紙ロ
ーラ680a,680bにより用紙束はスタックトレイ
700に排出される。ステイプル動作が完了していない
場合は、ステイプル動作終了待ちの状態となる。ステイ
プル動作終了待ちの状態においては、用紙束の排出速度
制御が行われる。この排出速度制御では、束搬送開始後
は用紙束を高速で搬送するが、用紙束の後端が排紙ロー
ラ680a,180bの後端を抜ける前には排出速度を
減速して、スタックトレイ700上にシート束を排出す
る際にスタックトレイ700上への積載に適した速度に
なるようにする。
【0066】2ヶ所ステイプルソートモード時、揺動ガ
イド650は、1ヶ所目のステイプル動作が終了して2
ヶ所目の綴じ位置にステイプラ601が移動するときに
降下を開始する。2ヶ所目を綴じている間、揺動ガイド
650は、排紙ローラ680bが用紙束に着地した状態
で待機しており、排紙ローラ680bはステイプル終了
と同時に束排出動作を開始する。以後の動作は1ヶ所綴
じの場合と同じである。
【0067】次に、フィニッシャ500における用紙の
流れについてノンソートモード、ステイプルソートモー
ド、ソードモードの各モードに沿って説明する。
【0068】まず、ノンソートモードの用紙の流れにつ
いて図6を参照しながら説明する。図6はフィニッシャ
500におけるノンソートモードの用紙の流れを示す図
である。
【0069】ユーザが画像形成装置100において排紙
モードの設定をノンソートモードに指定したときには、
図6に示すように、入口ローラ対502、搬送ローラ対
503、バッファローラ505が回転駆動され、画像形
成装置100から排出された用紙Pはフィニッシャ50
0内に取り込まれて搬送される。切換フラッパ511
は、図示の位置にソレノイド(図示せず)により回転駆
動され、用紙Pはノンソートパス521に導かれる。排
紙センサ533でシートPの後端を検知したら、排出ロ
ーラ対509は、積載に適した速度で回転し、サンプル
トレイ701に用紙Pを排出する。
【0070】次に、ステイプルソートソートモードの用
紙の流れについて図7ないし図14および図17を参照
しながら説明する。図7ないし図14はフィニッシャ5
00におけるステイプルソートソートモードの用紙の流
れを示す図、図17はフィニッシャ500のスタックト
レイ700の複数用紙束の積載状態を示す図である。
【0071】ユーザによりステイプルソートモードが指
定されると、図7に示すように、入口ローラ対502、
搬送ローラ対503、バッファローラ503が回転駆動
され、画像形成装置100から排出された用紙Pはフィ
ニッシャ500内に取り込まれて搬送される。各切換フ
ラッパ510,511は図示位置に停止しており、用紙
Pはソートパス522側に導かれる。ソートパス522
に導かれた用紙Pは搬送ローラ対507により処理トレ
イ630に排出される。この排出時、上方に突出した出
没トレイ670により、搬送ローラ対507で排出され
た用紙Pの垂れ下がり、戻り不良などが防止されるとと
もに、処理トレイ630上の用紙の整列性が向上され
る。
【0072】処理トレイ630上に排出された用紙P
は、自重で処理トレイ630上をストッパ631へ向け
て移動し始める。この用紙Pの移動はパドル(図示せ
ず)などの助勢部材で助勢されるように構成されてい
る。用紙Pの後端がストッパ631に当接して用紙Pが
停止すると、上述したように、各整合部材641,64
2により排出された用紙の整合が行われる。所定枚数の
用紙Pが整合されて積載されると、上述したステイプル
動作、束排出動作が行われ、用紙Pの束はスタックトレ
イ700に排出される。ここで、上述したように、画像
形成装置100から排出される用紙は、その画像形成面
を下向きにして排出されるから、所定枚数の整合された
用紙Pの束は、画像形成面を下向きにした先頭ページを
最下部としてページ順に上方に積まれた束であり、かつ
用紙の左側が2ヶ所で(図5(f)に示す)、用紙の左
上位置を1ヶ所で、または用紙の左下位置を1ヶ所で綴
じられた束となる。
【0073】上記1部目用紙束の用紙Pの取込から用紙
束としての排出まで間における次の2部目の束を成す各
用紙の流れについて説明する。
【0074】画像形成装置100から排出された次束す
なわち2部目束における最初のページの用紙P1は、図
8に示すように、切換フラッパ510の動作によりバッ
ファローラ505に巻き付けられ、バッファローラ50
5は用紙P1をバッファパスセンサ532から所定距離
分搬送した位置で停止される。次ページの用紙P2の先
端が入口センサ531から所定距離進むと、図9に示す
ように、バッファローラ505は回転を開始し、次の用
紙P2は用紙P1より所定距離先行するように用紙P1
に重ね合わされる。用紙P2は、図10に示すように、
用紙P1に重ね合された状態でバッファローラ505に
巻き付けられ、バッファパス532に送られる。バッフ
ァローラ505は、再び用紙P2をバッファパスセンサ
532から所定距離分搬送した位置で停止される。さら
に、図11に示すように、さらに次のページの用紙P3
の先端が入口センサ31から所定距離進んだ時点で、バ
ッファローラ505は再び回転を開始し、用紙P3は各
用紙P1,P2の束に対して所定距離ずらして重ね合わ
される。バッファローラ505に巻き付けられた各用紙
P1,P2,P3は、切換フラッパ511によりバッフ
ァローラ505から剥離され、3枚の用紙束Pとしてソ
ートパス522に搬送される。この時点では、処理トレ
イ630上に積載された用紙束Pの束排出動作は終了し
ており、図12に示すように、揺動ガイド650は降り
た状態に保持され、各排出ローラ680a,680b間
には3枚の用紙束Pが引き込まれる。
【0075】次いで、図13に示すように、用紙束Pの
後端が搬送ローラ対507を抜けて処理トレイ630上
に着地したところで、各排出ローラ680a,680b
は逆転し、用紙束Pはストッパ631に向けて移動され
る。用紙束Pの後端がストッパ631に当接する前に、
図14(a)に示すように、揺動ガイド650は上昇し
排出ローラ680bは用紙面から離れる。この複数枚用
紙の用紙束Pの搬送に際しては、図14(b)に示すよ
うに、各用紙は搬送方向にオフセットされている。すな
わち、用紙P2は用紙P1に対してストッパ631側と
逆側にオフセットされ、かつ、用紙P3は用紙P2に対
して同様にオフセットされている。
【0076】4枚目以降の用紙は、1部目の束の用紙排
出動作と同様ソートパス522を通り処理トレイ630
上に排出される。次の以降の用紙束に対しては、この2
部目の用紙束がスタックトレイ700に排出された後
に、同じ動作が繰り返し行われ、所定設定部数の用紙束
がスタックトレイ700に積載される。このスタックト
レイ700には、図17に示すように、各用紙束が交互
にオフセットされた状態で積載され、各用紙束は、画像
形成面を下向きにした先頭ページを最下部としてページ
順に上方に積まれた束である。
【0077】次に、ソートモードの用紙の流れについて
図15および図16を参照しながら説明する。図15お
よび図16はフィニッシャにおけるソートモードの用紙
の流れを示す図である。
【0078】ソートモードが設定されると、図15に示
すように、ステイプルソートモードの場合と同様に、入
口ローラ対502、搬送ローラ対503は回転駆動さ
れ、画像形成装置100から排出されてきた用紙を処理
トレイ630上に順次積載する。その後、前述した束排
出動作を行い、用紙束Pはスタックトレイ700に排出
される。一方その間に、画像形成装置100から排出さ
れた用紙P1は、図16に示すように、切換フラッパ5
10の動作によりバッファローラ505に巻き付けら
れ、バッファパスセンサ532から所定距離進んだとこ
ろで停止する。次の用紙P2の先端が入口センサ31か
ら所定距離分進むと、バッファローラ505は回転を開
始し、次の用紙P2は用紙P1より所定距離先行するよ
うに用紙P1に重ね合わされる。
【0079】このように、上述したステイプルソートモ
ードと同じように動作が行われ、所定設定部数の用紙束
が交互にオフセットされた状態でスタックトレイ700
に積載される。また、各用紙束は、画像形成面を下向き
にした先頭ページを最下部としてページ順に上方に積ま
れた束である。
【0080】このような各モードに対する制御は、フィ
ニッシャ制御部501で行われる。フィニッシャ制御部
501は、画像形成装置100のCPU回路部205か
ら指示に基づき設定されたモードを認識してこの設定モ
ードに対して決められた手順に従い各部を駆動制御す
る。
【0081】以上のように、本実施の形態では、画像形
成装置100は、右側から用紙を給紙して左側から排紙
するという従来の構成と、自動原稿給送装置101は上
向きに載置された原稿を反転さながらプラテンガラス1
02へ給送するという従来の構成を流用している。これ
により、従来と変わらぬ操作環境、右手で上向きに原稿
をセットすることができる環境が提供される。また、原
稿を先頭ページから順に給送して流し読み取りを行い、
読み取った画像の主走査方向を反転させる鏡像処理を行
って画像形成をしている。これにより、複写機能に、プ
リンタ機能やファクシミリ機能が複合された画像形成装
置を提供する場合に、全て先頭頁から画像形成を行うこ
とができるから、どの機能の用紙に対しても共通の後処
理(スティプル処理など)を行うことが可能になり、読
み取りを高速化することと、原稿と同じ画像を複写する
ことを両立することができる。さらに、画像形成された
用紙を反転排紙して下向きにし、後端側をステイプル処
理している。これにより、上記画像形成装置により画像
形成された用紙の左側をスティプル処理することがで
き、ステイプラの位置も画像形成装置寄りに設置するこ
とができので、フィニッシャの大型化を阻止することが
できる。
【0082】このように、本実施の形態によれば、良好
な操作性、高速、多機能、コンパクト性、高付加価値を
あわせ持った画像形成装置を提供することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、原稿載置部が、読取面
が上向きで且つ先頭ページが最上部に配置された複数ペ
ージからなる一連の原稿を積載し、給送手段が、読取面
が上向きで且つ先頭ページが最上部に配置された複数ペ
ージからなる一連の原稿を積載する原稿載置部の左側か
ら前記一連の原稿をその先頭ページから順番に給紙し、
該原稿を湾曲した搬送路により反転し、読取位置を基準
に左から右へ通過するように搬送し、前記原稿が前記読
取位置を通過している間に、先頭ページから順番に原稿
を読み取る読取手段が、主走査方向に配列された読取素
子により前記原稿画像を鏡像画像になるように読み取
り、鏡像補正手段が、前記読取手段により鏡像画像とし
て読み取った原稿画像に関し主走査方向を反転すること
により鏡像補正し、画像形成手段が、前記鏡像補正手段
により鏡像補正された画像を、右側から給送されるシー
ト上に前記原稿載置部における前記原稿の画像方向と同
一方向で形成して左側へ搬送し、反転手段が、前記画像
形成手段からの前記原稿の画像方向と同一方向の鏡像補
正された画像が形成されたシートを画像形成面が下向き
になるように反転し、排出手段が、前記反転手段により
画像形成面が下向きにされた前記原稿の画像方向と同一
方向の鏡像補正された画像が形成されたシートを左側に
向けて排出し、前記排出手段の左側下方位置に設けられ
シート排出方向に上り傾斜する積載トレイに、前記排出
手段から排出された前記シート画像形成面下向きの状
積載され、前記排出手段側に設けられた綴じ処理手
段が、鏡像補正された画像であって前記原稿の画像方向
と同一方向に画像が形成され、画像形成面が下向きの状
態で前記積載トレイに積載されたシートの後端側に綴じ
処理を行うことにより、原稿の取扱性が損なわれること
なく、生産性を向上させ、先頭ページから順番に画像形
成されたシートを下向きの状態で排出できるので、例え
ば、複写機能の他にファクシミリ機能やプリンタ機能を
有する画像形成装置において、如何なる機能においても
先頭ページからの処理が可能になるとともに、画像形成
手段や排出手段などで構成される画像形成装置本体側に
綴じ処理手段を設けることができるので、綴じ処理手段
を有する装置が大型化、複雑化することなく、原稿の取
扱性、生産性の向上及び多機能、コンパクト性を満足し
ながら、ページ順序および画像の向きが整った、画像形
成面から見てシートの左側が綴じ位置となる出力結果を
ユーザが得ることができ、使い勝手や生産性およびコス
トパフォーマンスなどを向上させることができる。
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施の一形態の構成を
示す図である。
【図2】図1のフィニッシャ500の構成図である。
【図3】図1の画像形成装置のコントローラの構成を示
すブロック図である。
【図4】図3の画像信号制御部203の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】自動原稿給送装置101における原稿のセット
状態とその原稿画像が形成された用紙を反転排紙制御に
よる排紙状態との関係を示す図である。
【図6】フィニッシャ500におけるノンソートモード
の用紙の流れを示す図である。
【図7】フィニッシャ500におけるスティプルソート
ソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図8】フィニッシャ500におけるスティプルソート
ソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図9】フィニッシャ500におけるスティプルソート
ソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図10】フィニッシャ500におけるスティプルソー
トソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図11】フィニッシャ500におけるスティプルソー
トソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図12】フィニッシャ500におけるスティプルソー
トソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図13】フィニッシャ500におけるスティプルソー
トソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図14】フィニッシャ500におけるスティプルソー
トソートモードの用紙の流れを示す図である。
【図15】フィニッシャ500におけるソートモードの
用紙の流れを示す図である。
【図16】フィニッシャにおけるソートモードの用紙の
流れを示す図である。
【図17】フィニッシャ500のスタックトレイ700
の複数用紙束の積載状態を示す図である。
【図18】図2のフィニッシャの処理トレイ630上に
おける整合動作を説明するための図である。
【図19】図2のフィニッシャの処理トレイ630上に
おける整合動作を説明するための図である。
【図20】図2のフィニッシャの処理トレイ630上に
おける整合動作を説明するための図である。
【図21】ステイプラ601の綴じモード(手前側斜め
綴じ、奥側斜め綴じ、2ヶ所綴じ)に応じた動作状態を
説明するための図である。
【図22】ステイプラ601の綴じモード(手前側斜め
綴じ、奥側斜め綴じ、2ヶ所綴じ)に応じた動作状態を
説明するための図である。
【図23】ステイプラ601の綴じモード(手前側斜め
綴じ、奥側斜め綴じ、2ヶ所綴じ)に応じた動作状態を
説明するための図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置 101 自動原稿給送装置 104 スキャナユニット 109 イメージセンサ部 111 感光ドラム 114,115 カセット 117 定着装置 118 排出ローラ 121 フラッパ 122 反転パス 201 原稿給送装置制御部 202 イメージリーダ制御部 203 画像信号制御部 204 プリンタ制御部 205 CPU回路部 206 ROM 207 RAM 306 ページメモリ 307 HDD 500 フィニッシャ 501 フィニッシャ制御部 601 ステイプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/387 G03G 21/00 382 (72)発明者 深津 康男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 柳沼 雅利 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取面が上向きで且つ先頭ページが最上
    部に配置された複数ページからなる一連の原稿を積載す
    る原稿載置部と、 前記原稿載置部の左側から前記一連の原稿をその先頭ペ
    ージから順番に給紙し、該原稿を湾曲した搬送路により
    反転し、読取位置を基準に左から右へ通過するように搬
    送する給送手段と、 先頭ページから順番に読み取るものであって、前記原稿
    が前記読取位置を通過している間に、主走査方向に配列
    された読取素子により前記原稿画像を鏡像画像になるよ
    うに読み取る読取手段と、 前記読取手段により鏡像画像として読み取った原稿画像
    に関し主走査方向を反転することにより鏡像補正する鏡
    像補正手段と、 前記鏡像補正手段により鏡像補正された画像を、右側か
    ら給送されるシート上に前記原稿載置部における前記原
    稿の画像方向と同一方向で形成して左側へ搬送する画像
    形成手段と、 前記画像形成手段からの前記シートを画像形成面が下向
    きになるように反転する反転手段と、 前記反転手段により画像形成面が下向きにされた前記シ
    ートを左側に向けて排出する排出手段と、 前記排出手段の左側下方位置に設けられシート排出方向
    に上り傾斜しており、前記排出手段から排出された前記
    シート画像形成面下向きの状態積載される積載トレ
    と、鏡像補正された画像であって 前記原稿の画像方向と同一
    方向に画像が形成され、画像形成面が下向きの状態で前
    記積載トレイに積載された前記シートの後端側に綴じ処
    理を行う、前記排出手段側に設けられた綴じ処理手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記鏡像補正手段は、前記主走査方向に
    読み取った画像を示す画像データを順に格納する記憶手
    段を含み、 前記記憶手段から前記画像データを主走査方向に関し格
    納順と逆順に読み出すことにより、前記鏡像補正を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記綴じ処理手段により綴じ処理された
    複数ページからなる一連のシート束を、前記積載手段の
    下流側に設けられた第2の積載トレイに束排出する束排
    出手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記束排出手段は、前記一連のシート束
    毎に、前記第2の積載トレイにおけるシート束積載位置
    を交互にずらすように束排出を行うことを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
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