JP4993613B2 - 表示装置の製造方法 - Google Patents

表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4993613B2
JP4993613B2 JP2008049403A JP2008049403A JP4993613B2 JP 4993613 B2 JP4993613 B2 JP 4993613B2 JP 2008049403 A JP2008049403 A JP 2008049403A JP 2008049403 A JP2008049403 A JP 2008049403A JP 4993613 B2 JP4993613 B2 JP 4993613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
protective plate
organic medium
transparent
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008049403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009205065A (ja
Inventor
俊一 川邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd filed Critical Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Priority to JP2008049403A priority Critical patent/JP4993613B2/ja
Priority to CN2009100048283A priority patent/CN101520564B/zh
Priority to US12/360,161 priority patent/US8206547B2/en
Publication of JP2009205065A publication Critical patent/JP2009205065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4993613B2 publication Critical patent/JP4993613B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133502Antiglare, refractive index matching layers
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2202/00Materials and properties
    • G02F2202/02Materials and properties organic material
    • G02F2202/022Materials and properties organic material polymeric
    • G02F2202/023Materials and properties organic material polymeric curable

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

本発明は,表示パネルの表面に透明な保護板を有する表示装置の製造方法に関し,特に保護板と表示パネルの間に透明な有機物媒体層を形成する製造方法に関するものである。
家庭用テレビ及びパーソナルコンピュータの表示装置,また公共施設等に設置されている情報表示装置等には液晶表示装置や有機エレクトロルミネンス表示装置などが多数使用されている。特に液晶表示装置においては,携帯電話等に用いられる2型(インチ)程度の小さな物から,60型を超える大形テレビ用途の物まで,非常に多くの製品に用いられている。
液晶表示装置の多くは,約0.2〜0.7mm厚の2枚のガラス板の間に液晶を挟み込んだ構造となっている。その為,使用する上で液晶パネル表面に触れる機会の多い携帯電話やデジタルカメラ,小形情報端末等では,外部からの機械的な力の作用によって表示が乱れたり破壊することが無いよう,液晶パネルの前面に透明な保護板を設ける場合がある。
また,パーソナルコンピュータ用モニターや家庭用テレビ等,比較的液晶パネル表面に触れる機会が少ない機器に於いても,使用中に食器やおもちゃ等がぶつかってしまった場合には,衝撃の程度が大きいと液晶パネル自体が割れてしまう可能性もある。
液晶パネルの破損を防止する為,パーソナルコンピュータ用モニターや家庭用テレビ等でも,図2に示すように携帯電話やデジタルカメラ,小形情報端末等と同様,液晶パネル1の前面に透明な保護板2を設けている製品も見受けられる。
しかし,このように液晶パネルの前面に透明な保護板を設けた場合,光学的な性質として屈折率の異なる部材の境界面では光の反射が生じてしまう。図2に示す構造の場合,保護板2と保護板2の前面に存在する空気との境界面,保護板2の後面に存在する空気層8との境界面及び第1の偏光板4と空気層8との境界面で光の反射が生じてしまう。このような境界面には,各々の部材の屈折率の違いから光の反射が見られ,特に周囲が明るい環境下では表示画像の視認性が著しく損なわれてしまう。
そこで,このような屈折率の違いによる光の反射を防止する為,特許文献1や特許文献2に示されているように,保護板2及び偏光板4と屈折率が同じ或いは近い有機物媒体を保護板2及び偏光板4の間の空気層8の変わり透明な中間膜3を形成し,これによって外光の反射を低減し表示画像の視認性を向上するようなパネル構造が提案されている。(図3,図4)
表示パネル1表面に貼り付けられた偏光板4と保護板2の間に偏光板4と保護板2の間に設ける透明な中間膜3は,特許文献1や特許文献2では常温で液体また固体の物が示されている。
透明な中間膜3が液体状の樹脂の場合,図4に示すように表示パネル1表面に貼り付けられた偏光板4と保護板2の間に,偏光板4と保護板2の屈折率と同じ或いは近い液体状の透明な中間膜3をシール材9によって封入した構造となる。
透明な中間膜3が固体の場合には,液体状の有機物媒体に熱硬化或いは光硬化樹脂を用い,前述したように液体状の熱硬化或いは光硬化樹脂を表示パネル1の表面に貼り付けられた偏光板4と保護板2の間に,シール材9によって封入した後に,これらの樹脂の硬化に必要な熱或いは光を照射して固体化する場合と,前述した特性の樹脂を所望の厚みとなるようシート状に成形後これを硬化させシート状の有機物媒体を作成する。そしてシート状に成形された有機物媒体を表示パネル1の表面に貼り付けられた偏光板4と保護板2の間に貼り合わせることによって,所望の液晶表示装置10を作製することが可能となる。
前述した様な製造方法は,合わせガラスの製造方法として多数提案されている。以下に提案されている合わせガラスの製造方法を紹介する。
1)合わせガラスの製法:真空貼り合わせ
合わせガラスの製造方法として最も多く用いられている方法が,以下に示す真空貼り合わせ方法である。この方法は,特許文献4の段落0003に示すように,少なくとも2枚のガラス板の間に合わせガラス用中間膜を挟み,これをニップロール(押圧ロール)に通して脱気するか(扱き脱気法),又はゴムバックに入れて減圧吸引し,ガラス板と合わせガラス用中間膜との間に残留する空気を脱気しながら予備圧着し,次いでオートクレーブ内で加熱加圧して本圧着を行うことにより合わせガラスを製造する方法である。
このような中間膜としては,可塑剤により可塑化されたポリビニルブチラール(PVB)が,ガラス板や合成樹脂板との優れた接着性,強靭な引張強度,高い透明性等を兼ね備えているため,最も一般的に用いられている。
この製法に用いられる中間膜には,貼り合わせ時の中間膜とこれを挟むガラスとの間の脱気性を向上させるために,中間膜の表面に凹凸型のエンボス形状が付与されている場合もある。その場合,エンボス形状をより確実に消滅させるために樹脂の重合度を低下させたり,含有される可塑剤量を増加させたりしている。
しかし,この製造方法に用いるPVB樹脂からなる熱可塑性樹脂中間膜は,加熱仮接着した後オートクレーブを用い高温・高圧条件下で行う必要があり,作業が煩雑になるという問題がある。また,オートクレーブを設置するために多額の設備投資を要するとともに,オートクレーブによる本圧着がバッチ工程になることから,生産効率が悪いという問題がある。
2)合わせガラスの製法:大気貼り合わせ
加熱仮接着,オートクレーブによる高温・高圧処理を必要とすることなく,室温で合わせ加工が可能な方法としては,特許文献3,特許文献4等が公開されている。これらは,加熱仮接着やオートクレーブによる高温・高圧処理をなくすため,2枚のガラス板の間に貼り合わせる中間膜の物性等を工夫することにより,加熱仮接着やオートクレーブによる高温・高圧処理を行わなくても,ガラス板と中間膜の接着性を向上させている。
このような中間膜を用いた場合の製造プロセスは,以下の通りとなる。
先ずガラス板又は合成樹脂板の一方に,片面の離型フィルムを剥がした中間膜をニップロールと駆動ゴムロール間で,初めて接触するようにロール間へ搬入し,ガラス板の表面に中間膜を貼り付ける。
次に残りの離型フィルムを剥がし,中間膜が貼付されたガラス板を中間膜を介してガラス板又は合成樹脂板と接触させずに向かい合わせ,2枚の板の端部をニップロールと駆動ゴムロール間で,初めて接触するようにニップロールに挟んで両方の板を連続して接合させる。
3)合わせガラスの製法:液体樹脂注入
加熱仮接着,オートクレーブによる高温・高圧処理を必要としない合わせガラスの製法としては,特許文献5,特許文献6に示すように,液状樹脂をガラス板の間に注入した後,室温で硬化させる方法が提案されている。
このような合わせガラスの製造においては,先ず2枚のガラス基板の間に液体状の中間膜が注入される為の空間を設けた合わせガラスを作製し,その後この2枚のガラス基板の空間に液体状の中間膜樹脂を注入し,注入完了後注入口を封止する。この製法により中間膜が液体状の合わせガラスが完成となる。
液体状の中間膜樹脂に熱硬化或いは光硬化樹脂を用いた場合,2枚のガラス基板の空間に液体状の中間膜樹脂を注入し,注入口を封止後に,加熱或いは光照射を行うことにより,中間膜が固体となった,合わせガラスを作製することが可能である。
また,特許文献7には,液晶表示装置における光錯乱防止構造の製造方法が示されている。この文献による減圧雰囲気下での密着接合による手法は,保護パネルに緩衝層を密着接合する一次密着工程と,このものに対し更に液晶セルを密着接合する二次密着工程とにより構成されている。このうち一次密着工程では基板上に保護パネルを載置し,このものに対し上方から光錯乱防止素材の液体原料を注入し,これを硬化させるものと,基板上に載置された保護パネルの端辺部に対しすでに硬化され固形状態となった光錯乱防止素材をロール状に巻いたものを載置し,更にこれを徐々に巻きほぐしてゆくことでエアの介在を排除しながら貼設するものとがある。二次密着工程では一次密着工程において保護パネルに緩衝層を密着接合したものを減圧室内に入れる。そして減圧室に接続されるサクションポンプを駆動して減圧室内を減圧雰囲気下にしながら徐々に保護パネルを降ろしてゆき,液晶セルとの密着接合を図るが,エアの排除に支障がなければ,必ずしも減圧室で作業する必要はない。
特開平5−11239号公報 特開2007−41534号公報 特開2001−31451号公報 特開2005−187237号公報 特開2005−89195号公報 特開平7−290647号公報 特開平7−209635号公報
本発明は,前述した表示パネルと前記表示パネルを保護する為の保護板の間に,表示パネルや保護板と屈折率が同じか或いは近い透明な中間膜を気泡等の混入がないように貼り合わせる方法に関するものである。このように二枚の硬い表示パネルや保護板の間に透明な中間膜を貼り合わせる方法としては,前述したように合わせガラスの製造方法として幾つか提案されている。しかし,シート状の透明な中間膜を真空で貼り合わせる方法では,気泡の混入が無く且つ十分な接着強度を得る為には,オートクレーブ設備を用い高温・高圧条件下で作業を行う必要があり,作業が煩雑になるという問題がある。また,オートクレーブを設置するために多額の設備投資を要するとともに,オートクレーブによる本圧着がバッチ工程になることから,生産効率が悪いという問題がある。
上記真空貼り合わせ法の問題点を解決する為,加熱仮接着やオートクレーブによる高温・高圧処理を必要とすることなく,室温で合わせ加工が可能な方法も公開されている。しかし,これらは加熱仮接着やオートクレーブによる高温・高圧処理をなくすため,2枚のガラス板の間に貼り合わせる中間膜の物性等を工夫することにより,加熱仮接着やオートクレーブによる高温・高圧処理を不要としている為,使用出来る材料が限定されてしまう。
他の方法として,初めに2枚のガラス基板の間に液体状の中間膜が注入される為の空間を設けた合わせガラスを作製し,その後この2枚のガラス基板の空間に液体状の中間膜樹脂を注入し,注入完了後注入口を封止して,必要に応じ硬化させる方法等も提案されている。しかし,この方法は中間膜樹脂の注入に時間がかかると共に,気泡混入が懸念される。
そこで本発明の目的は,使用可能な材料の制約が少なく,製造に必要な設備コストを抑えることが出来,さらに短時間で表示パネルと保護板の間に気泡の混入が無く透明な中間膜を形成する事が可能な表示装置の製造方法を提供することである。
前記課題を解決し上記目的を達成するために,本発明では以下の手段を用いる。
[手段1]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,液体状の有機物媒体を表示パネルの表面,或いは保護板或いは表示パネルと保護板の両方に縦横の格子状に塗布し,前記有機物媒体塗布後に前記表示パネルと前記前面板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる。
[手段2]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,液体状の有機物媒体を表示パネルの表面にストライプ状に塗布し,さらに保護板の表面にも前記表示パネルの表面にストライプ状に塗布した有機物媒体と互いに交差するようストライプ状に塗布し,前記有機物媒体塗布後に前記表示パネルと前記前面板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる。
[手段3]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,液体状の有機物媒体を表示パネル又は保護板のどちらか一方の表面に厚みがほぼ一定で且つ塗り残し等が無いように均一に塗布し,さらに対向する他方の表面には液体状の有機物媒体を縦横の格子状に塗布し,前記有機物媒体塗布後に前記表示パネルと前記前面板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる。
[手段4]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,液体状の有機物媒体を表示パネル或いは保護板のどちらか一方の表面に,或いは前記表示パネル及び前記保護板の両方に厚みがほぼ一定で且つ塗り残し等が無いように均一に塗布し,その後前記有機物媒体を硬化させ,前記有機物媒体が硬化後に前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせる。
[手段5]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,予め所望の厚みのシート状に成形された透明な有機物媒体シートを表示パネル又は保護板のどちらか一方の表面に貼り付け,さらに対向する他方の表面には液体状の有機物媒体を縦横の格子状に塗布し,前記有機物媒体塗布後に前記表示パネルと前記前面板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化さる。
[手段6]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,液体状の有機物媒体を表示パネル又は保護板のどちらか一方の表面に厚みがほぼ一定で且つ塗り残し等が無いように均一に塗布し,その後塗布した前記有機物媒体を硬化させる。また対向する他方の表面には液体状の有機物媒体を縦横の格子状に塗布し,前記有機物媒体塗布後に前記表示パネルと前記前面板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる。
[手段7]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,液体状の有機物媒体を表示パネルと保護板の貼り合わせ後に前記表示パネルの有効表示部を囲むような有効表示部の外側に相当する位置に,前記表示パネル又は前記保護板の表面に枠形状に塗布し,その後前記有機物媒体を硬化,次に前記表示パネル又は前記保護板の表面に前記有機物媒体を縦横の格子状に塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる。
[手段8]表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,予め所望の厚みの短冊のシート状に成形された透明な有機物媒体シートを表示パネルと保護板の貼り合わせ後に前記表示パネルの有効表示部を囲むような有効表示部の外側に相当する位置に,前記表示パネル又は前記保護板の表面に枠形状に貼り付け,次に前記表示パネル又は前記保護板の表面に前記有機物媒体を縦横の格子状に塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる。
本発明の製造方法によれば,透明な中間膜として使用可能な材料物性の制約が少なく,従来の方式と比較し,製造に必要な設備コストを抑えることが可能である。さらに短時間で表示パネルと保護板の間に気泡の混入が無く透明な中間膜を形成する事が可能となる。
本発明を実施例により具体的に説明する。
[液体状の有機物媒体塗布パターン]
液体状の有機物媒体の塗布パターンについて,図を用い説明する。
表示パネルや保護板の上に塗布された液体状の有機物媒体の塗布総量が,最終的には図3,図4に示す本発明の実施例の液晶表示装置10の透明な中間膜3の厚みとなる。また,気泡の混入が無く表示パネル1と保護板2の間に透明な中間膜を形成するには,以下に示す液体状の透明な中間膜の塗布方法が重要なポイントである。
以降で示す実施例を解りやすくするため,実施例で用いる液体状の有機物媒体の塗布パターン名を以下のように定義する。
ストライプ状塗布パターン:図15に示すように,液体状の有機物媒体を塗布対象である表示パネル1や保護板2の上にA辺とC辺間を直線状に複数本塗布したパターン。液体状の有機物媒体15が塗布された部分と液体状の有機物媒体15が塗布されていない部分が交互に現れるストライプパターンとなる。複数本塗布された液体状の有機物媒体15の隣り合う液体状の有機物媒体15との間隔P(塗布ピッチ)が同一であっても,1つの基板上で塗布ピッチが同一でなくてもどちらでも良い。図15では,液体状の有機物媒体15は,直線状に塗布されているように示されているが,図16に示すように曲線状に塗布されている場合であって同様の結果が得られる。また,図15に示した液体状の有機物媒体15は,A辺とC辺間を一直線状に塗布されているように示されているが,図17に示すように直線状に塗布された液体状の有機物媒体15の途中に未塗布部分があるような場合であっても,同様の結果が得られる。よって,これら全てを含めストライプ状塗布パターンと呼ぶことにする。
格子状塗布パターン:図18に示すように,液体状の有機物媒体15を縦横の格子状に塗布したパターン。基本は,A辺とC辺間を直線状に複数本塗布したストライプパターンと,このストライプパターンと交差するようにB辺とD辺間を直線状に複数本塗布したストライプパターンによって形成されるパターンを格子状パターンと呼ぶことにする。図18ではB辺とD辺間及びA辺とC辺間を直線状に結んだ縦横の格子状に塗布した状態を示したが,図19−a)に示すような斜め状に塗布したパターンや図19−b)に示すように3種類のストライプパターンが互いに交差するようなパターンであっても同様の結果が得られるため,これら全てを含め格子状パターンと呼ぶ。またストライプ状塗布と同様に,B辺とD辺間及びA辺とC辺間を結ぶように塗布されているパターンが直線状ではなく曲線状であっても同様である。また,塗布された液体状の有機物媒体15の途中に未塗布部分があるような場合であっても同様の結果が得られる。よって,これら全てを含め格子状塗布パターンと呼ぶことにする。
枠状塗布パターン:図20に示すように,液体状の有機物媒体15を塗布対象である表示パネル1や保護板2の上に枠状(例えば方形状)に塗布したパターン。有効表示範囲を囲むように有効表示エリア外に塗布される場合や,有効表示範囲の内側に塗布される場合などどちらであっても枠状塗布パターンと呼ぶことにする。図20では,方形状に塗布したパターン液体状の有機物媒体15は,未塗布部分等の無い閉空間となるように示されているが,図21−a)に示すように角の部分に液体状の有機物媒体15を塗布しないため,閉空間とならないようなパターンや,図21−b)に示すように直線部分の一部に未塗布部分があるようなパターンであっても,以降のプロセスでは同様の結果が得られるため,未塗布部分があるような状態のものであっても枠状塗布パターンと呼ぶことにする。
べた状塗布:図22に示すように,液体状の有機物媒体を塗布対象である表示パネル1や保護板2の塗布範囲内に未塗布部分が生じないように塗布したパターンをべた状塗布と呼ぶことにする。ただし,塗布の過程で若干の未塗布部分があった場合でも以降のプロセスでは同様の結果が得られるため,若干の未塗布部分があるような状態のものであってもべた状塗布と呼ぶことにする。
[液体状の有機物媒体塗布方法]
ストライプ状塗布パターン,格子状塗布パターン及び枠状塗布パターンを形成する方法としては,最も一般的なの方法は,図23に示すような空圧式ディスペンサやメカニカル式ディスペンサ17を用いて,液体状の有機物媒体15を塗布する方法である。図23は空圧式ディスペンサ又はメカニカル式ディスペンサ17を1本用いて,ストライプ状塗布パターンを形成している一例である。図23では,塗布対象である表示パネルや保護板を固定し,空圧式ディスペンサ又はメカニカル式ディスペンサを移動させて目的の塗布パターンを形成している図となっているが,空圧式ディスペンサ又はメカニカル式ディスペンサ側を固定して塗布対象である表示パネルや保護板を移動させて目的の塗布パターンを形成しても同様である。また,空圧式ディスペンサ又はメカニカル式ディスペンサ側及び塗布対象である表示パネルや保護板の両方を移動させて目的の塗布パターンを形成しても同様の塗布パターンを形成することが可能である。
図23では,1本のディスペンサ17を用いて目的の塗布パターンを形成する一例を示したが,図24に示すように,複数本のディスペンサ17を用いて目的の塗布パターンを形成しても良い。また図25に示すように,液を送り出す駆動源は1つであるが,液体状の有機物媒体15が塗布対象である表示パネルや保護板の上に塗布される吐出口(ノズル)を複数設けたマルチ塗布ノズル13を用いることにより,1本のディスペンサを用いるよりも短時間に目的の塗布パターンを形成することが可能である。
また他の方法としては,スクリーン印刷法やオフセット印刷法によって同様の塗布パターン形成することも可能である。さらに,塗布対象基板に,べた状に塗布後,歯付きスクレーパを用いて塗布面を走査する事により,ストライプ状の塗布パターンを作製することも可能である。
べた状塗布パターンは,前述した方法によっても形成することは可能であるが,最も一般的な方法は,スリット塗布ノズルを用いて塗布する方法である。スリット塗布ノズルを用いたべた状塗布パターン形成方法については詳細説明は省略する。
以下に,本発明の実施例を図を用いて説明する。
本発明の第1の実施例を図1を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面にマルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図1−a)。次に同じ液晶表示パネル1の表面の先に塗布したストライプ状塗布パターンと交差するようD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図1−b)。これにより,図1−c)に示すような格子状パターンが形成される。図1ではマルチ塗布ノズル13を用いて格子状塗布パターンを形成する方法を示したが,液体状の有機物媒体塗布方法で示したように,スクリーン印刷法やオフセット印刷法によって格子状塗布パターンを形成しても良い。
次に減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液体状の有機物媒体15を格子状に形成した液晶表示パネル1上に保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図1−d)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する。液体状の有機物媒体を硬化させるための方法としては,使用する液体状の有機物媒体の組成によって異なるが,紫外線を照射して硬化させる方法や,熱を加えることによって硬化させる方法,さらにまず紫外線を照射して硬化させた後にさらに熱を加えて硬化させる方法などがある。
図1の実施例では,液晶表示パネル1の表面にマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,液体状の有機物媒体15が塗布されていない保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,液体状の有機物媒体15が塗布されていない液晶表示パネル1を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。さらに,図5に示すように液晶表示パネル1及び保護板2両方の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,この両者を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明の第2の実施例を図6を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面にマルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図6−a,b)。次に保護板2の表面にマルチ塗布ノズル13を用いてD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図6−c,d)。図6ではマルチ塗布ノズル13を用いて格子状塗布パターンを形成する方法を示したが,液体状の有機物媒体塗布方法で示したように,スクリーン印刷法やオフセット印刷法によってストライプ状塗布パターンを形成しても良い。
次に減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液体状の有機物媒体15を格子状に形成した液晶表示パネル1上に保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図6−e)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する。
ここで重要なのは,液晶表示パネル1と保護板2上に各々ストライプ状に塗布された液体状の有機物媒体は,2枚の基板を重ね合わせたときにお互いのストライプ状に塗布された液体状の有機物媒体が交差するよう方向に塗布するということである。
本発明の第3の実施例を図7を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面にスリット塗布ノズル14を用いてD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって,A辺からC辺に向かって,C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をべた状に塗布する(図7−a,b)。
次に保護板2の表面にマルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図7−c)。次に同じ保護板2の表面へ先に塗布したストライプ状塗布パターンと交差するようD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図7−d)。これにより,図7−e)に示すような格子状パターンが形成される。
その後減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液体状の有機物媒体15をべた状に形成した液晶表示パネル1上に液体状の有機物媒体15を格子状に形成した保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図7−f)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する。
図7の実施例では,液晶表示パネル1の表面にスリット塗布ノズル14を用いて液体状の有機物媒体15をべた状に塗布後,保護板2の表面にはマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布し,その後表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2の表面に液体状の有機物媒体15をべた状に塗布し,保護板2の代わりに表示パネル1の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明の第4の実施例を図8,図9を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面にスリット塗布ノズル14を用いてD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって,A辺からC辺に向かって,C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をべた状に塗布する(図8−a,b)。
次にべた状に塗布した液体状の有機物媒体15を硬化させるための処理を実施する(図8−c)。液体状の有機物媒体を硬化させるための方法としては,使用する液体状の有機物媒体の組成によって異なるが,紫外線を照射して硬化させる方法や,熱を加えることによって硬化させる方法,さらにまず紫外線を照射して硬化させた後にさらに熱を加えて硬化させる方法などがある。
次に減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液体状の有機物媒体15を硬化させた液晶表示パネル1上に保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図8−d)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する。
図8の実施例では,液晶表示パネル1の表面にスリット塗布ノズル14を用いて液体状の有機物媒体15をべた状に塗布及び硬化後,保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2の表面に液体状の有機物媒体15をべた状に塗布及び硬化後,液晶表示パネル1を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。さらに,図9に示すように液晶表示パネル1及び保護板2両方の表面にスリット塗布ノズル14を用いて液体状の有機物媒体15をべた状に塗布及び硬化後,この両者を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明の第5の実施例を図10を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面に予め所望の厚みのシート状に成形された透明なシート状の有機物媒体16貼り付ける(図10−a)。
また,一方の保護板2の表面にマルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図10−b)。次に同じ保護板2の表面へ先に塗布したストライプ状塗布パターンと交差するようD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図10−c)。これにより,図10−d)に示すような格子状パターンが形成される。
その後減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,予め所望の厚みのシート状に成形された透明なシート状の有機物媒体16を貼り付けた液晶表示パネル1上に液体状の有機物媒体15を格子状に形成した保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図10−e)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する(図10−f)。
図7の実施例では,液晶表示パネル1の表面にはシート状に成形された透明なシート状の有機物媒体16貼り付け,もう一方の保護板2の表面にはマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布し,その後表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2の表面に予め所望の厚みのシート状に成形された透明なシート状の有機物媒体16貼り付ける,保護板2の代わりに表示パネル1の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明の第6の実施例を図11を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面にスリット塗布ノズル14を用いてD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって,A辺からC辺に向かって,C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をべた状に塗布する(図11−a,b)。
次にべた状に塗布した液体状の有機物媒体15を硬化させるための処理を実施する(図11−c)。液体状の有機物媒体を硬化させるための方法としては,使用する液体状の有機物媒体の組成によって異なるが,紫外線を照射して硬化させる方法や,熱を加えることによって硬化させる方法,さらにまず紫外線を照射して硬化させた後にさらに熱を加えて硬化させる方法などがある。
また一方の保護板2の表面には,マルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図11−d)。次に同じ保護板2の表面へ先に塗布したストライプ状塗布パターンと交差するようD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図11−e)。これにより,図11−f)に示すような格子状パターンが形成される。
その後,減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液体状の有機物媒体15を硬化させた液晶表示パネル1上に,液体状の有機物媒体15を格子状に形成した保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図11−g)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する(図11−h)。
図11の実施例では,液晶表示パネル1の表面にスリット塗布ノズル14を用いて液体状の有機物媒体15をべた状に塗布及び硬化,もう一方の保護板2の表面にはマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布し,その後表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2の表面にスリット塗布ノズル14を用いて液体状の有機物媒体15をべた状に塗布及び硬化,また保護板2の代わりに表示パネル1の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明の第7の実施例を図12を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面にディスペンサなどを用いて,液体状の有機物媒体15を表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に枠状に塗布し(図12−a),その後該有機物媒体を硬化(図12−b),また一方の保護板2の表面には,マルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図12−c)。次に同じ保護板2の表面へ先に塗布したストライプ状塗布パターンと交差するようD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図12−d)。これにより,図12−e)に示すような格子状パターンが形成される。
その後,減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液体状の有機物媒体15を枠状に塗布,硬化させた液晶表示パネル1上に,液体状の有機物媒体15を格子状に形成した保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図12−f)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する(図12−g)。
図12の実施例では,液晶表示パネル1の表面にディスペンサなどを用いて,液体状の有機物媒体15を表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に枠状に塗布及び硬化,もう一方の保護板2の表面にはマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布し,その後表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2表面で且つ表示パネル1と保護板2の貼り合わせ後に表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に該当する位置に枠状に塗布し,その後液体状の有機物媒体15を硬化,また保護板2の代わりに表示パネル1の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明の第8の実施例を図13を用い説明する。先ず液晶表示パネル1の表面にディスペンサなどを用いて,液体状の有機物媒体15を表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に枠状に塗布し(図13−a),その後該有機物媒体を硬化(図13−b)する。次に同じ表示パネル1の表面に,マルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図13−c)。次に同じ保護板2の表面へ先に塗布したストライプ状塗布パターンと交差するようD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図13−d)。これにより,図13−e)に示すような有効表示部を囲むような枠状パターンと,その枠状パターンの内側に格子状パターンが形成される。
その後,減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液晶表示パネル1と保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図13−f)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する(図13−g)。
図13の実施例では,液晶表示パネル1の表面にディスペンサなどを用いて,液体状の有機物媒体15を表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に枠状に塗布及び硬化,さらに表示パネル1の表面にはマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布し,その後表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2表面で且つ表示パネル1と保護板2の貼り合わせ後に表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に該当する位置に枠状に塗布し,その後液体状の有機物媒体15を硬化,さらに同じ保護板2の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明の第9の実施例を図14を用い説明する。先ず予め所望の厚みのシート状に成形された透明なシート状の有機物媒体16を2mmから6mm程度の短冊状に切断,或いは2mmから6mm程度の幅に成形されているシート状の有機物媒体16を準備する。そしてこの短冊形状のシート状の有機物媒体16を表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に枠状に貼り付ける(図14−a)。
一方,保護板2の表面には,マルチ塗布ノズル13を用いてA辺からC辺に向かって(C辺からA辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図14−b)。次に同じ保護板2の表面へ先に塗布したストライプ状塗布パターンと交差するようD辺からB辺に向かって(B辺からD辺に向かって塗布しても同様である。),液体状の有機物媒体15をストライプ状に塗布する(図14−c)。これにより,図14−d)に示すような格子状パターンが形成される。
その後,減圧雰囲気中(例えば真空チャンバー)にて,液晶表示パネル1上に,保護板2を位置合わせ後,重ね合わせる(図14−e)。その後真空チャンバー内を大気圧雰囲気に戻し,必要に応じて液体状の有機物媒体を硬化させるための処理を実施する(図14−f)。
図14の実施例では,液晶表示パネル1の表面に2mmから6mm程度の短冊状に切断或いは2mmから6mm程度の幅に成形されているシート状の有機物媒体16を表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に枠状に貼り付け,もう一方の保護板2の表面にはマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布し,その後表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法を示したが,液晶表示パネル1の代わりに保護板2表面で且つ表示パネル1と保護板2の貼り合わせ後に表示パネル1の有効表示部を囲むように有効表示部の外側に該当する位置に2mmから6mm程度の短冊状に切断或いは2mmから6mm程度の幅に成形されているシート状の有機物媒体16を枠状に貼り付け,また保護板2の代わりに表示パネル1の表面に液体状の有機物媒体15を格子状に塗布後,表示パネル1と保護板2を重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
さらにどちらか一方の基板のみに2mmから6mm程度の短冊状に切断或いは成形されたシート状の有機物媒体16を枠状に貼り付け,さらにマルチ塗布ノズル13を用いて液体状の有機物媒体15を格子状に塗布し,その後他方の基板と位置合わせ後,重ね合わせる方法でも同様の結果が得られる。
本発明は,液晶表示装置の製造方法として利用することが可能である。
本発明の第1の実施例を示す斜視図 従来の液晶表示装置に保護板を取り付けた場合の断面図 本発明の実施例の液晶表示装置の断面図 本発明の実施例の液晶表示装置の断面図 本発明の第1の実施例を示す斜視図 本発明の第2の実施例を示す斜視図 本発明の第3の実施例を示す斜視図 本発明の第4の実施例を示す斜視図 本発明の第4の実施例を示す斜視図 本発明の第5の実施例を示す斜視図 本発明の第6の実施例を示す斜視図 本発明の第7の実施例を示す斜視図 本発明の第8の実施例を示す斜視図 本発明の第9の実施例を示す斜視図 ストライプ状塗布パターン説明用平面図及び断面図 ストライプ状塗布パターン説明用平面図及び断面図 ストライプ状塗布パターン説明用平面図及び断面図 格子状塗布パターン説明用平面図及び断面図 格子状塗布パターン説明用平面図及び断面図 枠状塗布パターン説明用平面図及び断面図 枠状塗布パターン説明用平面図及び断面図 べた状塗布パターン説明用平面図及び断面図 ディスペンサを用いた塗布方法説明用斜視図 マルチディスペンサを用いた塗布方法説明用斜視図 マルチ塗布ノズルを用いた塗布方法説明用斜視図
符号の説明
1…表示パネル
2…保護板
3…透明な中間膜
8…空気層
10…液晶表示装置
13…マルチ塗布ノズル
14…スリット塗布ノズル
15…液体状の有機物媒体(透明層)
16…シート状の有機物媒体(透明層)

Claims (12)

  1. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    液体状の前記有機物媒体を前記表示パネル及び/又は前記保護板の表面に格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  2. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    液体状の前記有機物媒体を,塗布された前記有機物媒体と前記有機物媒体が塗布されていない部分がストライプパターンとなるように前記表示パネルの表面に線状に複数本塗布し,また液体状の前記有機物媒体を,塗布された前記有機物媒体と前記有機物媒体が塗布されていない部分がストライプパターンとなるように前記保護板の表面に線状に複数本塗布し,その後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて前記表示パネル側のストライプパターン状の有機物媒体と前記保護板側のストライプパターン状の有機物媒体が互いに交差するように貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  3. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    液体状の前記有機物媒体を前記表示パネル又は前記保護板の表面の塗布範囲内に未塗布部分が生じないようにべた状に塗布し,また対向する前記保護板又は前記表示パネルの表面に格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  4. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    液体状の前記有機物媒体を前記表示パネル及び/又は前記保護板の表面の塗布範囲内に未塗布部分が生じないように所望の厚みになるようべた状に塗布し,その後前記有機物媒体を硬化させ,前記有機物媒体が硬化後に前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  5. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    予め所望の厚みのシート状に成形された透明な有機物媒体シートを前記表示パネル又は前記保護板の表面に貼り付け,また対向する前記保護板又は前記表示パネルの表面には,液体状の前記有機物媒体を格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  6. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    液体状の前記有機物媒体を前記表示パネル又は前記保護板の表面の塗布範囲内に未塗布部分が生じないように所望の厚みになるようべた状に塗布し,その後前記有機物媒体を硬化させ,また対向する前記保護板又は前記表示パネルの表面には液体状の前記有機物媒体を格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  7. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    液体状の前記有機物媒体を前記表示パネルの表面に前記表示パネルの有効表示部を囲むように有効表示部の外側に又は前記保護板の表面に前記表示パネルと前記保護板の貼り合わせ後に前記表示パネルの有効表示部の外側に該当する位置に枠状に塗布し,その後前記有機物媒体を硬化させ,また対向する前記保護板又は前記表示パネルの表面には前記有機物媒体を格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  8. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    液体状の前記有機物媒体を前記表示パネルの表面に前記表示パネルの有効表示部を囲むように有効表示部の外側に又は前記保護板の表面に前記表示パネルと前記保護板の貼り合わせ後に前記表示パネルの有効表示部を囲むように有効表示部の外側に該当する位置に枠状に塗布し,その後前記有機物媒体を硬化させ,次に前記表示パネル又は前記保護板の表面に前記有機物媒体を格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  9. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    予め所望の厚みのシート状に成形された透明な有機物媒体シートを,前記表示パネルの表面に前記表示パネルの有効表示部を囲むように有効表示部の外側に又は前記保護板の表面に前記表示パネルと前記保護板の貼り合わせ後に前記表示パネルの有効表示部を囲むように有効表示部の外側に該当する位置に枠状に貼り付け,また対向する前記保護板又は前記表示パネルの表面に,液体状の前記有機物媒体を格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  10. 表示パネルとその前面側に配置する透明な保護板と,前記表示パネル及び前記保護板の間に透明な有機物媒体層を有する表示装置に於いて,
    予め所望の厚みのシート状に成形された透明な有機物媒体シートを,前記表示パネルの表面に前記表示パネルの有効表示部を囲むように有効表示部の外側に又は前記保護板の表面に前記表示パネルと前記保護板の貼り合わせ後に前記表示パネルの有効表示部を囲むように有効表示部の外側に該当する位置に枠状に貼り付け,次に前記表示パネル又は前記保護板の表面に,液体状の前記有機物媒体を格子状となるように塗布し,塗布後前記表示パネル及び前記保護板を減圧雰囲気中にて貼り合わせ,その後前記有機物媒体を硬化させる事を特徴とする表示装置の製造方法。
  11. 請求項1,請求項3,請求項5乃至請求項10記載の表示装置の製造方法に於いて,表示パネル或いは保護板に塗布される格子状のパターンは,方形の塗布対象板に対し傾いた角度で格子が形成されていることを特徴とする液体状の有機物媒体の塗布方法。
  12. 請求項1,請求項3,請求項5乃至請求項10記載の表示装置の製造方法に於いて,表示パネル或いは保護板に塗布される格子状のパターンは,3種類以上のストライプパターンを各々交差させ形成した格子パターンで有る,又は3種類以上のストライプパターンを各々交差させて形成される格子パターンの形状と同等で有ることを特徴とする液体状の有機物媒体の塗布方法。
JP2008049403A 2008-02-29 2008-02-29 表示装置の製造方法 Active JP4993613B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008049403A JP4993613B2 (ja) 2008-02-29 2008-02-29 表示装置の製造方法
CN2009100048283A CN101520564B (zh) 2008-02-29 2009-01-19 显示装置的制造方法
US12/360,161 US8206547B2 (en) 2008-02-29 2009-01-27 Method of manufacturing a display

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008049403A JP4993613B2 (ja) 2008-02-29 2008-02-29 表示装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009205065A JP2009205065A (ja) 2009-09-10
JP4993613B2 true JP4993613B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=41012264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008049403A Active JP4993613B2 (ja) 2008-02-29 2008-02-29 表示装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8206547B2 (ja)
JP (1) JP4993613B2 (ja)
CN (1) CN101520564B (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101660062B1 (ko) * 2008-09-26 2016-09-26 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 도포 장치 및 도포 방법
US20110088844A1 (en) * 2009-10-16 2011-04-21 Apple Inc. Thermally activated adhesive and fixture for improving registration accuracy between assembled parts
US9242442B2 (en) 2010-01-21 2016-01-26 Denka Company Limited Method of manufacturing translucent rigid substrate laminate and translucent rigid substrate bonding apparatus
KR101824709B1 (ko) * 2010-01-21 2018-02-01 덴카 주식회사 투광성 경질 기판 적층체의 제조방법 및 투광성 경질 기판 라미네이팅 장치
US9061485B2 (en) 2010-06-15 2015-06-23 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing translucent rigid substrate laminate
KR101211371B1 (ko) * 2010-09-16 2012-12-13 주식회사 토비스 곡면 디스플레이 패널 제조 방법
US20120180935A1 (en) 2011-01-19 2012-07-19 Vannorden Jeffrey James Robotic placement machine for optical bonding, system and method of use thereof
US9884475B2 (en) 2011-01-19 2018-02-06 Precision Valve & Automation, Inc. Machine for optical bonding, system and method of use thereof
TWI537358B (zh) * 2011-07-15 2016-06-11 Denka Company Ltd And a translucent hard substrate laminating apparatus
KR20140041720A (ko) 2011-07-15 2014-04-04 덴끼 가가꾸 고교 가부시키가이샤 투광성 경질 기판 적층체의 제조 방법 및 투광성 경질 기판 접합 장치
JPWO2013024725A1 (ja) * 2011-08-12 2015-03-05 旭硝子株式会社 積層体の製造方法
KR101382601B1 (ko) * 2012-07-02 2014-04-17 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치의 제조 장치 및 그 방법
JP2015187618A (ja) * 2012-08-06 2015-10-29 シャープ株式会社 表示装置
KR102081631B1 (ko) * 2013-07-25 2020-02-26 엘지디스플레이 주식회사 강화유리 합착장치 및 그 방법
CN105493168B (zh) * 2013-08-30 2018-10-12 松下知识产权经营株式会社 显示装置及其制造方法
JP6404606B2 (ja) * 2014-06-16 2018-10-10 平田機工株式会社 塗布方法、塗布装置、製造方法及び製造装置
US10252500B2 (en) 2014-10-02 2019-04-09 Solutia Inc. Multiple layer interlayer resisting defect formation
US9809010B2 (en) 2014-10-15 2017-11-07 Solutia Inc. Multilayer interlayer having sound damping properties over a broad temperature range
US10553193B2 (en) 2014-12-08 2020-02-04 Solutia Inc. Polymer interlayers having improved sound insulation properties
US9809006B2 (en) 2014-12-08 2017-11-07 Solutia Inc. Polymer interlayers having improved sound insulation properties
US9522517B2 (en) * 2014-12-08 2016-12-20 Solutia Inc. Poly(vinyl acetal) resin compositions, layers, and interlayers having enhanced optical properties
US9975315B2 (en) 2014-12-08 2018-05-22 Solutia Inc. Poly(vinyl acetal) resin compositions, layers, and interlayers having enhanced optical properties
US9815976B2 (en) 2014-12-08 2017-11-14 Solutia Inc. Poly(vinyl acetal) resin compositions, layers, and interlayers having enhanced optical properties
US10354636B2 (en) 2014-12-08 2019-07-16 Solutia Inc. Polymer interlayers having improved sound insulation properties
US9925746B2 (en) 2014-12-08 2018-03-27 Solutia Inc. Poly(vinyl acetal) resin compositions, layers, and interlayers having enhanced optical properties
US9573329B2 (en) * 2014-12-08 2017-02-21 Solutia Inc. Poly(vinyl acetal) resin compositions, layers, and interlayers having enhanced optical properties
DE102015007830B4 (de) * 2015-06-18 2017-12-28 e.solutions GmbH Optische Baugruppe, elektronisches Gerät und Kraftfahrzeug mit einer optischen Baugruppe sowie Verfahren zum Herstellen einer optischen Baugruppe
JP6161759B2 (ja) * 2016-04-05 2017-07-12 芝浦メカトロニクス株式会社 貼合ワークの製造装置及び貼合ワークの製造方法
EP3694225A4 (en) * 2017-10-04 2021-06-16 AGC Inc. GLASS PLATE CONSTRUCTION
CN111415584A (zh) * 2020-03-05 2020-07-14 深圳全息界科技有限公司 显示装置贴合工艺及显示装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511239A (ja) 1991-07-02 1993-01-19 Sharp Corp 液晶デイスプレイ
JPH07209635A (ja) 1994-01-21 1995-08-11 Suzuki Sogyo Co Ltd 液晶表示装置における光錯乱防止構造並びにその製造方法
JP3352225B2 (ja) 1994-04-21 2002-12-03 タキロン株式会社 基板に合成樹脂被覆板を貼合わせた積層板の製造方法
US5592288A (en) * 1995-04-28 1997-01-07 Rockwell International Corp. Method and apparatus for pre-assembling optical components for use with liquid crystal displays
JPH10186397A (ja) * 1996-10-29 1998-07-14 Sharp Corp 液晶表示装置およびその製造方法
JP3471555B2 (ja) * 1997-03-14 2003-12-02 シャープ株式会社 表示装置の製造方法
JP4034911B2 (ja) 1999-07-22 2008-01-16 三菱樹脂株式会社 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
US7749347B2 (en) * 2001-03-12 2010-07-06 Solido 3D Ltb Method and apparatus for adhering sheets together without trapped bubbles and easy detachment of stack
US7063758B2 (en) * 2002-07-29 2006-06-20 Three Bond Co., Ltd. Laminating apparatus and laminating method
JP2004325788A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Sony Corp 光学的検査方法及び光学的検査装置、並びに液晶表示装置の製造方法
JP2005089195A (ja) 2003-09-11 2005-04-07 Dainippon Ink & Chem Inc 合わせガラスおよびその製造方法
JP4412585B2 (ja) 2003-12-24 2010-02-10 日本碍子株式会社 酸化バリウム−アルミナ−シリカ系結晶化ガラス
JP4336232B2 (ja) * 2004-03-29 2009-09-30 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル
JP5283146B2 (ja) 2005-07-01 2013-09-04 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示装置
US7435311B1 (en) * 2005-08-30 2008-10-14 Rockwell Collins, Inc. Panel-to-panel lamination method for improved uniformity
JPWO2007063751A1 (ja) * 2005-11-29 2009-05-07 セイコーインスツル株式会社 表示装置の製造方法、及び貼り合わせ方法
JP2007248696A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Epson Imaging Devices Corp 電気光学装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101520564A (zh) 2009-09-02
US8206547B2 (en) 2012-06-26
CN101520564B (zh) 2012-03-21
US20090218034A1 (en) 2009-09-03
JP2009205065A (ja) 2009-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4993613B2 (ja) 表示装置の製造方法
US9279906B2 (en) Microstructure film
JP4462317B2 (ja) 保護板一体型表示パネル
CN104321693B (zh) 具有宽带防反射膜的显示器
JP5685270B2 (ja) 平面板付き表示パネル、及び、平面板付き表示パネルの製造方法
JP7107317B2 (ja) 合わせガラス、合わせガラスの製造方法
JP5509837B2 (ja) 板状部品の接合方法及び接合部材
JP4983891B2 (ja) 保護板一体型表示パネルの製造方法
CN103995377A (zh) 显示面板制造方法与***
WO2014061478A1 (ja) 粘着層付き透明面材および表示装置
US20160216821A1 (en) Optical adhesive, panel and method for bonding substrates
JP3111581B2 (ja) 液晶パネルの製造方法
JP2010139758A (ja) 保護板一体型表示パネル及びその製造方法
JP6740596B2 (ja) 液晶素子及び液晶素子の製造方法
JP2000258745A (ja) 液晶表示素子の製造方法
CN101831249A (zh) 干式胶材、应用其的显示装置及制造方法
CN204423339U (zh) 光学胶及面板
KR20140074852A (ko) 적층판의 가공 방법, 가공된 적층판
CN112703544A (zh) 光学装置、光学装置的制造方法
US20070238284A1 (en) Touch panel fabrication method
JP5032794B2 (ja) 光変調素子の製造方法
KR102659817B1 (ko) 플렉시블 커버 윈도우 제조 방법 및 이에 의한 플렉시블 커버 윈도우
JP2006106036A (ja) パネルの製造方法
JP5088356B2 (ja) 保護板一体型表示パネルの製造方法
TWI531836B (zh) Display panel for flat panel, manufacturing method of display panel for flat panel, and resin composition

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100610

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110218

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120326

TRDD Decision of grant or rejection written
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120502

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4993613

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250