JP4992296B2 - 転送処理装置 - Google Patents

転送処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4992296B2
JP4992296B2 JP2006149107A JP2006149107A JP4992296B2 JP 4992296 B2 JP4992296 B2 JP 4992296B2 JP 2006149107 A JP2006149107 A JP 2006149107A JP 2006149107 A JP2006149107 A JP 2006149107A JP 4992296 B2 JP4992296 B2 JP 4992296B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
packet type
transmission
signal
ram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006149107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007323098A (ja
Inventor
政俊 江澤
正道 安藤
寿和 伊達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006149107A priority Critical patent/JP4992296B2/ja
Priority to US11/754,960 priority patent/US7729258B2/en
Publication of JP2007323098A publication Critical patent/JP2007323098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4992296B2 publication Critical patent/JP4992296B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/30Flow control; Congestion control in combination with information about buffer occupancy at either end or at transit nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • H04L49/253Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports
    • H04L49/254Centralised controller, i.e. arbitration or scheduling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/50Overload detection or protection within a single switching element
    • H04L49/505Corrective measures
    • H04L49/506Backpressure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • H04L49/3018Input queuing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • H04L49/3027Output queuing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、複数のパケット種とパケット種毎のフロー制御と、パケット種間のオーダリングルールが規定された共通のプロトコルでパケットの転送を行う転送処理装置であって、特に、3つ以上のポートからなるスイッチ回路に関する。
PCI Expressは、PCIの後継規格としてコンピュータ全般に通用する標準拡張バスとして規格化されたバスであり、片方向2.5Gbps以上の全二重通信を可能とする高速データ転送及びシリアル転送を特徴とするデータ転送バスの名称である。
PCI-Expressでは主にPosted、NonPosted、Completionの3種のパケットを扱う。尚、Postedは主にライト要求、NonPostedは主にリード要求、Completionはリード要求に対する返信に用いられる。
また、パケット転送の際に送信RAMと受信RAMを用いた転送を行う。送信RAMから通信経路にパケットを送信する際に、接続先デバイスの受信RAMのオーバーフローを防ぐために送信側で受信RAMの空き状態を把握し、パケット送信のタイミングを制御するフロー制御を行う。受信側では送信RAMからのパケットの読み出し時または適時に、受信RAMの残り容量を送信側に対して通知する。送信側では受信側から通知された受信RAMの残り容量と送信予定パケットサイズを比較し、受信RAMの残り容量が送信予定パケットよりも少なかった場合は、受信RAMに空きができるまでパケットの転送を待機する。この様な制御を行うことにより受信RAMのオーバーフローを防止する。
このフロー制御をパケット種毎に行う場合、フロー制御によって待機しているパケット種を後から来たパケット種が、追い抜く事が可能か否かを規定したものがオーダリングルールである。代表的なものを挙げると「Postedは他のNonPostedを追い抜かなくてはならない」、「NonPostedはPostedを追い抜いてはならない」などがある。これらはデッドロックを防止する目的もしくは、データの整合性を保つために利用される。
例として、CPUからメモリに対してライトを行った後、CPUからメモリに対してリードを行い、先に行ったライトのデータとメモリから返信されたリードデータ間のコンペアチェックを行うような場合が考えられる。このとき、CPUからのライト要求であるPostedがリード要求であるNon-Postedに追い抜かれてしまうと正しくコンペアチェックを行うことが出来なくなってしまう。このような事態を防止するためパケット間にオーダリングルールが規定されている。
PCI Expressプロトコルでパケットの転送を行う3つ以上のポートからなるスイッチ回路では、フロー制御により転送待機しているパケット種を別のパケット種がオーダリングルールによって追い抜けない事がある。そのためフロー制御による転送待機を直接受けていない別のパケット種も転送待ち状態となる。
フロー制御による転送待機状態が発生すると、特定デバイスを宛先とする1パケット種に対するフロー制御が、同一デバイスを宛先とする他のパケット、及び他のデバイスを宛先とするパケットにも影響を与えることになり、フロー制御により転送待機されたパケットの為にスイッチ回路全体が目詰まりを起こす。
上記のようなパケット転送待機状態によるスイッチ回路全体の目詰まりを防止する方法として、各ポートで受信したパケットを他ポートに転送する際に中間RAMに一時的にパケットを蓄えておく方法がある。例えば特許文献1には中間RAMとして低速大規模RAMと高速小規模RAMを採用することで、パケットの転送効率を向上させる方式が考案されている。また、別の方法として、スイッチ回路内の転送データパスをパケット種毎に持つことにより他のパケット種の影響を受けずに転送を行うようにすることができる。
また、特許文献2にはPCI規格において受信部にて受信したパケットをパケット種毎に設定した優先度毎にRAMに格納し、送信部へ送信要求を出し送信部からの送信許可信号の返信を見てパケットを転送する方式が考案されている。このような方法を用いることで優先度の低いパケット種への送信許可信号が返信されない場合に送信要求を撤回し、優先度の高いパケット種を転送することが出来る。
また、特許文献3にはパケットをパケット種別に分離してRAMに格納し、各RAM出力の優先順位を論理フロー制御機構により変更することで、優先度の高いパケットが転送待ちした際に、転送待ち状態にあるパケットと同一宛先及び、他のデバイス宛のパケット転送に影響を与えない方式が提案されている。
特開平7−264242号公報 特開2001-320385号公報 特開2003-18188号公報
しかしながら、上述した従来の技術の、例えば、特許文献1に記載の図9に示すようなスイッチ回路内部に中間RAMを持つような場合、フロー制御とオーダリングルールによるスイッチ回路の目詰まりを防止する事はできるものの、フロー制御による転送待機の発生していない時にも中間RAMを介する分、中間RAMを介さない場合と比べて常にスイッチ回路の転送速度が遅くなる問題がある。
また、図10に示すようなスイッチ回路内の転送データパスをパケット種毎に持つ場合、他のパケット種の転送待機状態に影響を受けることなくパケットを転送可能であるが、スイッチ回路の送信RAMに転送されるパケットの順序がスイッチ回路の受信RAMに到着した順序と異なる可能性がある。このため、パケットの受信到着順を送信RAM側で管理する必要があり、追加制御回路が必要となる。
いずれの場合でもスイッチ回路の論理規模が大きくなってしまい、単位面積あたりに搭載する事の出来るポート数が少なくなってしまう。多ポート化する傾向にあるスイッチ回路において論理規模の縮小は重要な命題であり、論理規模を抑えた形での対策が求められる。
そこで本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、フロー制御によって転送待機したパケット種を別のパケット種がオーダリングルールによって追い抜けない事による目
詰まりの回避を小規模な回路で実現しることで、高集積化を可能としたスイッチ回路を提供する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記とおりである。
本発明のスイッチ回路では受信RAM側にパケット選択のためのセレクタを持つことによ
り、スッチ回路内のデータパスを1本とし、通常転送時には受信RAMへの到着順に送信RAMにパケットを転送し、目詰まり発生時には任意のパケット種を送信RAMに転送する機能を
持つことで上記目的を達成することができる。また、優先転送パケットを選択する際に受
信到着情報とRAM FULL信号に加えて、パケットの宛先情報を用いる事で、小規模な回路で
同一パケット種で異なるデバイス間のパケットの追い抜きを実現する事ができる。
本発明を用いる事で、パケット種毎に設けた受信RAMの出力データパスをセレクタを用いて絞ることでスイッチ回路内のデータパスを1系統とし、通常転送時には到着順に転送を行い、目詰まり発生時には任意のパケット種を転送することによりパケットの目詰まりを小規模な回路にて回避することで、高集積なスイッチ回路を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明のスイッチ回路300を用いた情報処理装置100のブロック図である。情報処理装置100は、CPU 200、スイッチ回路300、デバイスA 400、デバイスB 500から構成されており、CPU 200とスイッチ回路300は対CPU受信経路210、対CPU送信経路211によって相互に接続され、デバイスA 400とスイッチ回路300は対デバイスA送信経路410、対デバイスA受信経路411によって相互に接続され、デバイスB 500とスイッチ回路300は対デバイスB送信経路510、対デバイスB受信経路511によって相互に接続されている。
情報処理装置100は汎用のコンピュータシステム、デバイスA 400は記憶媒体制御デバイス、デバイスB 500は画像処理制御デバイスなどが想定され、デバイスA 400である記憶媒体制御デバイスからのデータをCPU 200にて演算を行い、デバイスB 500である画像処理制御デバイスに出力するといった情報処理動作が考えられる。
また、PCI-Expressとしての動作を考えた場合、想定されるパケット種には主にライト要求に用いられるPosted、リード要求に用いられるNonPosted、リードデータの返信に用いられるCompletionが挙げられる。
CPU 200は、CPU送信部220、CPU受信部230、フロー制御部及びオーダリングルール制御部240、CPU送信RAM 250、パケットセレクタ260から構成される。CPU 200で生成されたパケットはパケット種毎にCPU送信RAM 250に蓄えられ、パケット種毎にCPU送信経路251から出力される。フロー制御部及びオーダリングルール制御部240は、パケット送信先である対CPU受信RAM311のパケット種毎の残容量を示す信号である対CPU受信RAM残容量信号317を参照し、送信先の送信予定パケット種に対応する対CPU受信RAM 311の残り容量が送信予定のパケット種より少ない場合は、対CPU受信RAM 311がオーバーフローしないように送信パケットに対しフロー制御による待機をパケット種毎に行う。また、フロー制御部及びオーダリングルール制御部240は、フロー制御による待機時に他のパケット種がオーダリングルールに違反した追い越しをしないように送信パケット制御信号241を出力する。パケットセレクタ260は送信パケット制御信号241を参照し、指示されたパケット種を対CPU受信経路210を用いてスイッチ回路300に送信する。
スイッチ回路300はCPU 200とデバイスA 400、デバイスB 500間のパケット転送を行うスイッチ回路である。CPU 200から送信されたパケットを対CPU受信RAM311に蓄え、パケット種毎にパケット選択出力回路315に出力する。パケット選択出力回路315ではパケット種指示回路323から出力される転送パケット指示信号381を参照し、転送パケット種を選択出力する。パケット種指示回路323では到着順出力指示信号316及び優先パケット種選択指示信号333を参照し、転送パケット種を選択する。このとき、優先パケット種選択指示信号333が優先転送パケット種を示している場合には優先パケット種選択指示信号333に指定されたパケット種を選択し、優先パケット種選択指示信号333が到着順転送を示している場合には到着順出力指示信号316に示されるパケット種を選択する。パケット選択出力回路315で選択出力されたパケットはスイッチング制御部330を介して対デバイスA送信部340に格納し、対デバイスA送信経路410に転送されるか、または対デバイスB送信部360に格納し、対デバイスB送信経路510に転送される。
デバイスA 400は、デバイスA受信部420、デバイスA送信部430から構成される。デバイスA受信部420は対デバイスA送信経路410から転送されたパケットをパケット種毎にデバイスA受信RAM421に蓄え、要求された処理を実行する。また、デバイスA受信RAM 421の残り容量をパケット種毎にデバイスA受信RAM残容量信号422として出力する。デバイスA送信部430は送信パケットをパケット種毎に内部に蓄え、対デバイスA受信経路411を用いてパケットを対デバイスA受信部350に送信する。この時、パケット種毎の対デバイスA受信RAM残容量信号352を参照して送信予定パケット種に対応する対デバイスA受信部350の空き容量を確認し、転送パケットサイズより送信予定パケット種に対応する対デバイスA受信部350の空き容量が少ない場合は、フロー制御によりパケット種毎に送信を待機する。なお、本実施例ではパケット種毎の受信RAMの残り容量をデバイスA受信RAM残容量信号422を用いて通知しているが、対デバイスA受信経路411を用いて通知してもよく、対デバイスA受信RAM残容量信号352の代わりに、対デバイスA送信経路410を用いて通知してもよい。
次に、本発明のスイッチ回路300について詳細に説明する。スイッチ回路300は対CPU受信部310、対CPU送信部320、スイッチング制御部330、対デバイスA送信部340、対デバイスA受信部350、対デバイスB送信部360、対デバイスB受信部370などから構成される。
対CPU受信部310は対CPU受信経路210から転送されたパケットをパケット種毎に対CPU受信RAM311に格納し、同時に格納されたパケット毎の受信到着情報を到着順制御部313に格納する。受信RAM311にパケットが格納された時点で、受信RAM311への到着順を示す受信到着情報を付加し保持する。つまり、到着順制御部313は、パケットごとにCPU200から受信RAM300へ到着したパケットの順番を管理する。受信到着情報を用いれば上記パケット選択出力回路315からパケットを出力する際にその時点での最先着パケットを決定することができる。尚、対CPU受信RAM311では、図2に示すようにパケット種毎に書き込んだパケットをその順番に読み出す、即ち、パケット種毎にFIFO(先入れ先出し)で管理する。つまり、到着順制御部313では、パケット種に関わらず対CPU受信310への到着順を管理し、対CPU受信RAM311ではパケット種毎にFIFOで管理する。
対CPU受信RAM311に蓄えられたパケットはスイッチ回路から受信RAM転送経路319によってパケット種毎にパケット選択出力回路315に出力され、到着順制御部313から出力される到着順出力指示信号316及び、優先パケット種選択指示部331から出力される優先パケット種選択指示信号333を参照してスイッチ回路受信部送信経路332に選択出力される。パケット選択出力回路315では優先パケット種選択指示信号333が受信到着順での送信を示している際には到着順出力指示信号316に従って対CPU受信部310への到着順に送信パケット種を選択し、優先パケット種選択指示信号333が優先パケット種の送信を示している際には優先パケット種選択指示信号333に示される優先パケットを送信する。また、フロー制御の為に対CPU受信RAM 311の読み出し時または適時に、対CPU受信RAM 311のパケット種毎の残容量を残容量管理部314から対CPU受信RAM残容量信号317を用いてCPU送信部220に通知する。
対CPU送信部320はスイッチ回路送信部受信経路322から送信パケットを受け、パケット種毎に内部に保持した後、対CPU送信経路211を用いてCPU200へ出力する。この時、パケット種毎のCPU受信RAMの残容量を示すCPU受信RAM残容量信号231を参照し、送信予定パケット種に対応した受信RAMの残容量が送信予定パケット種のサイズより少ない場合はフロー制御によりパケット種毎に送信を待機する。なお、本実施例では受信RAMのパケット種毎の残り容量をCPU受信RAM残容量信号231を用いて通知しているが、対CPU受信経路210を用いて通知してもよく、対CPU受信RAM残容量信号317の代わりに対CPU送信経路211を用いて通知してもよい。
スイッチング制御部330ではスイッチ回路受信部送信経路332から転送されるパケットに対してスイッチングルータ334にてパケットヘッダ内のアドレスを参照し、対デバイスA用送信RAM送信経路336を用いて対デバイスA送信部340へ、または対デバイスB用送信RAM送信経路361を用いて対デバイスB送信部360へ転送を行う。また、対デバイスA受信部350、対デバイスB受信部370から転送されたパケットを対デバイスA用受信RAM受信経路351または、対デバイスB用受信RAM受信経路337、ポートアービトレーション339、スイッチ回路送信部受信経路322を介して対CPU送信部320に転送する。また、前記送信RAMの空き状態を示す送信RAM FULL信号をパケット種毎に用意する。優先パケット種選択指示部331においてパケット種毎の対デバイスA送信RAM FULL信号342、パケット種毎の対デバイスB送信RAM FULL信号362を参照し、送信RAMのFULL状態を検出した場合には優先パケット種選択指示信号333を用いてオーダリングルールに従って優先転送パケット種を指定する。上記送信RAMのパケット種毎の空き状態を監視すればオーダリングルールに従って優先転送パケットを決定する事ができる。例としてライトパケット種がリードパケット種を追い抜いて良いというオーダリングルールの時には、上記送信RAM FULL信号によりリードパケット種用送信RAMのFULL状態を検知し、ライトパケット種を優先転送パケット種としてパケット選択出力回路315に指示する事ができる。
対デバイスA送信部340では対デバイスA用送信RAM送信経路336によって転送されるパケットをパケット種毎に対デバイスA送信RAM 341に保持し、対デバイスA送信経路410を用いて送信する。この時、パケット種毎のデバイスA受信RAM残容量信号422を参照して送信予定のパケット種に対応するデバイスA受信RAM 421の空き容量が、送信予定のパケット種より少ない場合はフロー制御によりパケット種毎に転送を待機する。ここでもCPU送信部220同様にフロー制御による待機中に他のパケット種がオーダリングルールに違反した追い抜きをしないように制御を行う。また、対デバイスA送信RAM 341のパケット種毎の空き容量を監視し、空き容量が無くなった場合に空き容量の無くなったパケット種の送信RAMに対応する対デバイスA送信RAM FULL信号342をアサートする。
対デバイスA受信部350では対デバイスA受信経路411から送信されるパケットをパケット種毎に内部に保持し、対デバイスA用受信RAM受信経路351を用いてスイッチング制御部330へ転送する。
対デバイスB送信部360及び、対デバイスB受信部370は対デバイスA送信部340、対デバイスA受信部350と同様の動作を行う。
以上のように上記受信到着情報を用いた到着順でのパケット選択機能と、上記送信RAM FULL信号を用いた優先転送パケット種選択機能をパケット選択出力回路315で実現する事により、パケット選択出力回路313以降の転送データパスを1系統のみとする事が可能となり、小規模な回路でオーダリングルールによるパケット間の追い抜きを実現したスイッチ回路を提供する事ができる。
図2にパケット選択出力回路315の詳細を示す。ここではパケット種を3種として説明する。対CPU受信経路210から転送されたパケットは、パケット内のヘッダ部分に格納されているパケット種情報を元にパケット種毎に対CPU受信RAM 311に格納される。対CPU受信RAM 311からスイッチ回路受信RAM転送経路319を用いて出力されたパケットはパケット選択出力回路315にて選択され、スイッチ回路受信部送信経路332に出力される。CPU200から受信RAM311へのパケットの到着順を示す受信到着情報に基づいて、到着順制御部313から送信すべきパケット種を示す到着順出力指示信号316が出力される。パケット種指示回路323では、優先パケット種選択指示部331からの優先パケット種選択指示信号333が受信到着順でのパケット選択を指示している場合は、到着順出力指示信号316に基づき送信すべきパケット種を示す転送パケット指示信号381を用いてパケット選択出力回路315へ指示する。受信RAM311では、パケット種毎にFIFOで管理しているため、転送パケット指示信号381を用いて送信すべきパケット種のみをパケット種選択出力回路315へ指示すれば良い。パケット種選択出力回路315は、転送パケット指示信号381に基づいて送信すべきパケットをスイッチ回路受信部送信経路332に選択出力する。到着順制御部313はCPU200から受信RAM311へのパケットの到着順を示す受信到着情報に基づいて転送すべきパケット種を到着順出力指示信号316により指示しており、受信RAMではパケット種毎にFIFOで管理しているため、結果的に、受信RAMからスイッチ回路受信部送信経路332へCPU200から受信RAM311へのパケットの到着順に従って選択出力されることになる。
また、優先パケット種選択指示部331からの優先パケット種選択指示信号333が優先して転送すべきパケット種を示している場合には転送すべきパケット種を転送パケット指示信号381によりパケット種選択出力回路315へ指示する。パケット種選択出力回路315は、転送パケット指示信号381に基づいて送信すべきパケットをスイッチ回路受信部送信経路332に選択出力する。受信RAMではパケット種毎にFIFOで管理しているため、結果的に、優先して転送すべきパケット種のみがCPU200から受信RAM311へのパケットの到着順に従って選択出力されることになる。
図3にデコーダを使用したパケット種指示回路323の回路構成を示す。ここでは、受信到着順以外のパケット種を転送したい場合は優先パケット種選択指示信号333(図3内ではPriority_type[2:0]と表現)を各パケット種に対応する値とすることで、パケット種に対応する転送パケット指示信号381がアサートする。例としてType1のパケットを選択したい場合、優先パケット種選択指示信号333を001とすることで、対応する転送パケット指示信号381がアサートする。また、受信到着順にパケットを転送する場合は優先パケット種選択指示信号333を100とすることで、到着順出力指示信号316にて示されるパケット種が選択され、パケット種に対応する転送パケット指示信号381がアサートする。
優先パケット種選択指示信号333にて指示される受信到着順でのパケット種選択と優先パケット種選択の切り替えは、図3に示されるようなデコーダを使用した回路を用いる事が一般的である。この構成の長所は選択対象であるパケット種が増えた時に、デコーダに入力する優先パケット種選択指示信号333のbit幅の増加が小さい事から回路規模の抑制に有効である事が挙げられる。しかしながら、この構成では、優先パケット種選択指示信号333のbit幅の増加に合わせてデコーダ部のゲート段数も増加するため、ディレイの増加原因となると考えられる。
図4にデコーダを使用せず選択対象のパケット種に対して優先パケット種選択指示信号333を1対1に対応させたパケット種指示回路323の回路構成を示す。この時、優先パケット種選択指示信号333側で受信到着順でのパケット選択を示す信号を別途用意せず、受信到着順でのパケット選択と優先パケット種選択の切り替えを、同一の信号群の組み合わせにより生成する。本回路では優先パケット種選択の際には、パケット種に対応する優先パケット種選択指示信号333を1bitアサートする。
例としてType1のパケット種を転送したい場合は、対応する優先パケット種選択指示信号333(Type1_Priority)をアサートすることで、対応する転送パケット指示信号381(Type1_ready)がアサートする。また、受信到着順でのパケット選択の際には優先パケット種選択指示信号333を全bitアサートすることで到着順出力指示信号316にて示されるパケット種が選択され、パケット種に対応する転送パケット指示信号381がアサートする。
この構成の長所はデコーダを用いない分、ゲート段数を抑える事が出来るため、ディレイの抑制に有効である。また、受信到着順でのパケット選択を示す信号を別途用意しない分、回路規模の増加を抑えることができる。なお、受信到着順でのパケット選択を示す信号を別途用意した場合でも、受信到着順でのパケット選択を示す信号分回路規模は大きくなるものの、ゲート段数を抑えたディレイの少ない構成とする事が可能である。
上記に説明した方法により通常時には受信到着順でのパケット選択を、目詰まり発生時には優先パケットの選択をスイッチ回路側から指定することによって転送速度を犠牲にすることなく、かつ回路規模を抑えた形で目詰まりを防止できる。
以下の図5に目詰まり発生時の優先選択パケットによる追い抜きの様子を示す。図5は同一デバイス宛てのパケット種間で追い抜きを行う際のラダーチャートである。左側から順にCPU送信部220、対CPU受信部310、対デバイスA送信部340、デバイスA受信部420であり、下に向かって時間の経過を表している。ここではパケット種をリード要求、ライト要求の2種として説明する。
タイミングt0はCPUからデバイスAのFIFO Aに対するリード要求(1)が対CPU受信部310及び対デバイスA送信部340を介してデバイスA受信部420に到着したところを示している。ここでリード(1)はFIFO Aのデータを読みにいこうとするが、FIFO Aはまだ空であるためにリード要求(1)はデバイスA受信部420にてFIFO Aにデータがライトされるのを待っている状態となる。
タイミングt1はリード(1)の後さらにデバイスAに対してリード要求(2)がデバイスA受信部420に格納されたところを示している。リード要求(1)が処理されるまでリード要求(2)は処理されないため、リード要求(1)同様にリード要求(2)もデバイスA受信部420内にとどまる事になる。本例ではデバイスA受信部420に格納可能なリード要求は2つまでとなっており、リード要求(2)が格納された時点でデバイスA内のリード用受信RAMはFULLとなる。また、デバイスAはデバイスA受信RAM残容量信号422によりリード用受信RAMがFULLとなった事をスイッチ回路に対して通知する。デバイスA受信RAM残容量信号422によりデバイスAのリード用受信RAMがFULL状態となったことを知った対デバイスA送信部340はフロー制御による待機を受け、デバイスAへのリード転送を抑止する。
タイミングt2はさらにデバイスAへのリード要求(3)(4)がリード要求(3)、リード要求(4)の順で対デバイスA送信部340に格納されたところを示している。デバイスAリード用受信RAMは既にリード要求(1)及びリード要求(2)が格納されているためFULLであり、デバイスA受信RAM残容量信号422によってデバイスAのリード用受信RAMがFULLであることを知ったスイッチ回路の送信部はフロー制御による待機状態であるため、リード要求(3)(4)は対デバイスA送信部340より先に送信することが出来ない。そのためリード要求(3)(4)は対デバイスA送信部 340に蓄えられたままフロー制御による待機が解除されるのを待っている。本例では対デバイスA送信部 340も格納可能なリード要求数は2つとなっており、リード要求(3)(4)が格納された時点で対デバイスA送信部 340もFULL状態となるため、対デバイスA送信部340から対CPU受信部310に対して対デバイスAリード用送信RAM FULL信号が出力される。
タイミングt3はリード要求(5)、リード要求(6)、FIFOAへのライト要求(7)の順で対CPU受信部310に格納されたところを示す。ここでリード要求(5)(6)はスイッチ回路内の対デバイスAリード用RAMがFULL状態であるため、対CPU受信部310から対デバイスA送信部340に転送することが出来ない。追い越しを考慮していないスイッチ回路では、ライト要求(7)はリード要求(5)及びリード要求(6)を追い越すことが出来ないため、ライト要求(7)も対デバイスA送信部340に転送を行うことが出来ない。そのためデバイスAのFIFOAにライトする事が出来ず、デッドロック状態となってしまう。そこで本回路ではスイッチ回路の対デバイスAリード用送信RAMがFULL状態となった事を示す対デバイスAリード用送信RAM FULL信号がアサートした際に、優先パケット種選択指示部331からライト要求のパケットを優先転送パケットとして指示し、パケット選択出力回路315を用いて優先的にライト要求を転送可能とした。この様にスイッチ回路側から優先転送パケットを指定してパケット選択出力回路315から選択出力する事により、中間RAMやパケット種分のパスを持つ事無く回路規模を抑えた形でパケット間の追い抜きを実現する。
タイミングt4はリード要求(5)(6)を追い越したライト要求(7)が対デバイスA送信部340を介してデバイスA受信部420に格納されたところを示す。本発明のスイッチ回路によりリード要求を追い越したライト要求(7)はデバイスAのライト用受信RAMに格納され、FIFO Aへのライト処理を行う。FIFO AにデータがライトされたことでFIFO Aへのリード要求であるリード要求(1)が処理される。
タイミングt5はリード要求(1)が処理された事によりフロー制御による待機が解除され、詰まっていたリード要求が転送可能となったところを示す。この様に本発明のスイッチ回路を用いることによりデッドロックの回避を小規模な回路で実現する事ができる。
図6は本発明を用いたスイッチ回路300を含む情報処理装置100の別の実施例の一つである。図1に示す回路ではリード要求(6)がデバイスB宛てだったとしても追い越しを行うことが出来ず、FIFOAへのライト要求が来るのを待たなければならないが、本回路においては到着順制御部313及び、優先パケット種選択指示部331の替わりに送信パケット種決定部312を用いる事で異なるデバイス宛てのパケット間の追い抜きに対応している。
本回路において対CPU受信部310は対CPU受信経路210から転送されたパケットを対CPU受信RAM 311に格納し、それと同時にCPU 200から送信されてきたパケットの受信RAMへの受信到着順と宛先情報を送信パケット種決定部312に格納する。図1記載の到着順制御部313がパケットの受信到着順のみを保持していたのに対し、送信パケット種決定部312はパケットの受信到着順に加えてパケットの宛先情報も合わせて保持する。上記送信RAM FULL信号とあわせて上記宛先情報を用いれば、例えば上記と同じくライトパケット種がリードパケット種を追い抜いて良いというオーダリングルールの時に、あるデバイス宛てのポートがリードパケット種用送信RAM のFULL状態を示している場合で最先着パケットが別のデバイス宛てのリードパケット種である場合に後に続くライトパケット種を優先転送パケット種として指示するのではなく、最先着である別のデバイス宛てのリードパケット種をパケット選択回路が出力するように指示する事ができる。またリードパケット種用送信RAM のFULL状態を示しているデバイス宛てのリードパケット種が最先着の場合で、続いて別のデバイス宛てのリードパケット種、さらに続いてリードパケット種用送信RAM のFULL状態をしめしているデバイス宛てのライトパケット種が到着していた場合にも別のデバイス宛てのリードパケット種を優先転送パケット種として上記パケット選択回路に指示する事ができる。
対CPU送信RAM 311に蓄えられたパケットは図1同様にパケット選択出力回路315に出力され、送信パケット種決定部312から出力される送信パケット種指示信号321を参照して、送信パケット種指示信号321に示されるパケット種をスイッチ回路受信部送信経路332に選択出力する。送信パケット種決定部312では、対デバイスA送信RAM 341及び、対デバイスB送信RAM 363のパケット種毎のFULL状態を示す対デバイスA送信RAM FULL信号342、対デバイスB送信RAM FULL信号362がアサートしていない間は受信到着順に送信パケット種を指示する。
対デバイスA送信RAM FULL信号342、対デバイスB送信RAM FULL信号362のアサート時には、スイッチ回路の受信部に保持されているパケットの宛先情報を受信到着順に調べていき、各送信RAMに対応する送信RAM FULL信号のアサートしていない送信RAM、つまりFULL状態になっていない送信RAMへのパケットを優先して送信要求を出す。
デバイスA 400、デバイスB 500は、その受信RAM 421、521はパケット種毎に格納するものであるため、送信RAM FULL信号はパケット種毎にアサートされることになる。例として、デバイスA 400内の受信RAM421におけるType1のパケット種に対する受信RAMがFULL状態になった場合には、Type1のパケット種に対する対デバイスA送信RAM FULL信号342がアサートされることになる。この場合、送信パケット種決定部312は、Type1のパケット種に対する対デバイスA送信RAM FULL信号342がアサートされたことを検知して、デバイスAを宛先とするType1のパケット種以外のパケットを、CPU200からスイッチ回路300への到着順に従いパケットを選択し出力するように送信パケット種指示信号321をパケット選択出力回路315へ送信する。従って、デバイスAを宛先とするType1のパケット種以外のパケットを、CPU200からスイッチ回路300への到着順に従いパケットをパケット選択出力回路315が受信RAM311から選択し、スイッチ回路受信部送信経路332に出力される。受信到着順に加え宛先情報を保持する構成に変えることにより、目詰まり発生時にライト要求の到着を待たずに他のデバイス宛てのパケットを転送可能となる。
上記パケットの宛先情報を用いない実施形態では上記送信RAM FULL信号によって1つのデバイス宛てのリードパケット種用送信RAM FULL状態が検出されると、他のデバイス宛てのリードパケット種用送信RAMまで送信できなくなってしまうが、上記パケットの宛先情報をもつ構成の場合、1つのデバイス宛てのリードパケット種用送信RAM FULL状態が検出されても、他のデバイス宛てのリードパケット種を送信可能となる。
図7は異なるデバイス宛てのパケット種間で追い抜きを行う際のラダーチャートである。左側から順にCPU送信部、対CPU受信部、対デバイスA送信部、対デバイスB送信部、デバイスA受信部、デバイスB受信部であり、下に向かって時間の経過を表している。ここではパケット種をリード要求、ライト要求の2種として説明する。
タイミングt0からt2までの動作は図5と同様であり、リード要求(1)、(2)、(3)、(4)をCPUから順にデバイスAに対して送信する。
タイミングt3はデバイスA宛てのリード要求(5)、デバイスB宛てのリード要求(6)の順でスイッチ回路の受信部に格納された状態を示す。受信到着順ではリード(5)が送信されるはずであるが、対デバイスA送信部340は既にリード要求(3)及びリード要求(4)が格納されておりFULL状態であるので、リード(5)は対CPU受信部310から転送できない。しかし、本回路ではパケットの宛先情報を送信パケット種決定部312にて保持しているので、デバイスA宛てのリード要求が詰まっている場合でもデバイスB宛てのパケットは転送することが可能である。送信パケット種決定部312ではまず、スイッチ回路の対CPU受信RAM 311に格納されているパケットの受信到着順に送信可能パケットの探索を行う。デバイスAへのリード要求(5)が受信到着順では最初であるが、スイッチ回路のデバイスA用のリード送信RAMはFULL状態であり、対デバイスAリード用送信RAM FULL信号がアサートしているのでデバイスA宛てのリード要求は送れないと判断する。次に送信パケット種決定部312は受信到着順が2番目であるリード要求(2)の宛先をみて、デバイスB宛てであることから送信可能と判断し送信を行う。
タイミングt4はデバイスA宛てのリード要求(5)をデバイスB宛てのリード要求(6)が追い抜いて、デバイスBの受信部に格納された状態を示す。この様に送信パケット種決定部312に受信到着順情報に加え、宛先情報を置くことによりライト要求を待たずに他のデバイスへのパケットを送信することができる。
図8は本発明のスイッチ回路300を用いた情報処理装置100の別の実施例の一つである。本回路では受信到着順転送用のパケット選択出力回路315に加えて優先パケット転送用の優先パケット選択出力回路318を用意する。図1に配置されているパケット選択出力回路315に対して、図8に配置されているパケット選択出力回路は到着順出力パケットのみを選択出力し、優先パケットは優先パケット選択出力回路318からのみ選択出力される。
優先パケット種選択指示部331は対デバイスA送信RAM FULL信号342、及び対デバイスB送信RAM FULL信号362を参照し、受信到着順でのパケット種選択時にはパケット選択出力回路315に対して到着順出力信号324を出力し、優先パケット選択時には優先パケット選択出力回路318に対して優先パケット種選択指示信号333を出力する。パケット選択出力回路315は到着順出力信号324によって受信到着順転送を指示された時に到着順出力指示信号316より選択されたパケットをスイッチ回路受信部送信経路332を用いてスイッチング制御部330に送信する。また、優先パケット選択出力回路318は優先パケット選択時に優先パケット種選択指示信号333によって選択されたパケットをスイッチ回路受信部送信経路332を用いてスイッチング制御部330に送信する。この様に優先パケット種専用のパケット選択出力回路を用いる事で上記目的を達成している。
以上の説明では、主として本発明者によってなされた発明をその背景となった技術分野であるPCI-Express規格に適用した場合について説明したがそれに限定されるものはなく、例えばPCI-Expressに類似したプロトコルにてデータ転送を行う場合などに適用できる。
本発明の実施の形態におけるスイッチ回路のブロック図である。 本発明の実施の形態におけるパケット選択出力回路の詳細図である。 デコーダを持つパケット種指示回路である。 本発明の実施の形態におけるパケット種指示回路である。 同一デバイス宛てパケット間での追い越し発生時のラダーチャートである。 本発明の実施の形態におけるスイッチ回路のブロック図である。 異なるデバイス宛てパケット間での追い越し発生時のラダーチャートである。 本発明の実施の形態におけるスイッチ回路のブロック図である。 既存の技術を用いた中間RAMを持つスイッチ回路のブロック図である。 既存の技術を用いたパケット種分のパスを持つスイッチ回路のブロック図である。
符号の説明
100…情報処理装置、200…CPU、210…対CPU受信経路,211…対CPU送信経路、220…CPU送信部、230…CPU受信部、231…CPU受信RAM残容量信号、240…フロー制御部及びオーダリング制御部、241…送信パケット制御信号、250…CPU送信RAM、251…CPU送信経路、260…パケットセレクタ、300…スイッチ回路、310…対CPU受信部、311…対CPU受信RAM、312…送信パケット種決定部、313…到着順制御部、314…残容量管理部、315…パケット選択出力回路、316…到着順出力指示信号、317…対CPU受信RAM残容量信号、318…優先パケット選択出力回路、319…スイッチ回路受信RAM転送経路、320…対CPU送信部、321…送信パケット種指示信号、322…スイッチ回路送信部受信経路、323…パケット種指示回路、324…到着順出力信号、330…スイッチング制御部、331…優先パケット種選択指示部、332…スイッチ回路受信部送信経路、333…優先パケット種選択指示信号、334…スイッチングルータ、335…バッファ、336…対デバイスA用送信RAM送信経路、337…対デバイスB用受信RAM受信経路、338…オーダリングルール回路、339…ポートアービトレーション、340…対デバイスA送信部、341…対デバイスA送信RAM、342…対デバイスA送信RAM FULL信号、350…対デバイスA受信部、351…対デバイスA用受信RAM受信経路、352…対デバイスA受信RAM残容量信号、360…対デバイスB送信部、361…対デバイスB用送信RAM送信経路、362…受信RAM残容量信号、363…対デバイスB送信RAM、370…対デバイスB受信部、380…デコーダ、381…転送パケット指示信号、400…デバイスA、410…対デバイスA送信経路、411…対デバイスA受信経路、420…デバイスA受信部、421…デバイスA受信RAM、422…デバイスA受信RAM残容量信号、430…デバイスA送信部、500…デバイスB、510…対デバイスB送信経路、511…対デバイスB受信経路、520…デバイスB受信部、521…デバイスB受信RAM、530…デバイスB送信部。

Claims (8)

  1. 複数のパケット種が存在し、オーダリングルールが設定されているパケットPCI Express プロトコルに基づき、複数のデバイスへスイッチングを行う転送処理装置であって、
    前記転送処理装置へ入力される前記パケットを受信する受信部と、
    前記複数のデバイスの内の第1デバイスに前記パケットを送信する第1送信部とを有し、
    前記受信部は、
    前記パケットの前記受信部への到着順を格納する到着順制御部と、
    前記到着順に従って、受信した前記パケットを前記パケット種毎に先入れ先出しする受信バッファと、
    優先パケット種選択回路と、
    パケット選択出力回路と、
    パケット種指示回路とを有し、
    前記第1送信部は、前記パケット種毎に設けられている送信バッファを有し、
    前記送信バッファの内の、前記パケット種の一である第1パケット種を格納する第1送信バッファの残量が不足した場合に、前記第1送信部は、前記第1送信バッファの残量が不足したことを示す第1信号を前記優先パケット種選択回路へ送信するものであって、
    前記優先パケット種選択回路が前記第1信号を受信した場合に、前記優先パケット種選択回路は、前記第1パケット種の前記送信バッファへの送信を禁止することを示す第2信号を前記パケット種指示回路へ送信するものであって、
    前記到着順制御部は、前記到着順に基づいた転送すべきパケット種を示す第3信号を前記パケット種指示回路へ送信するものであって、
    前記第2信号を前記パケット種指示回路が受信した場合に、前記パケット種指示回路は、前記第2信号と前記第3信号と前記オーダリングルールとに基づいて、前記複数のパケット種の内の前記第1パケット種以外であって、前記オーダリングルールを充たすものの内で最先着のパケットに対応するパケット種を決定し、決定したパケット種を示す第4信号を前記パケット選択出力回路へ送信するものであって、
    前記パケット選択出力回路は、前記第4信号が示すパケット種のパケットを前記受信バッファから取得し前記第1送信部へ出力する転送処理装置。
  2. 請求項1記載の転送処理装置において、
    前記第2信号を前記パケット種指示回路が受信しない場合に、前記パケット種指示回路は、前記第3信号に基づいて、前記複数のパケット種の内で、最先着の前記パケットに対応するパケット種を決定し、決定したパケット種を示す前記第4信号を前記パケット選択出力回路へ送信するものである転送処理装置。
  3. 請求項1に記載の転送処理装置において、
    前記到着順制御部は、さらに、前記パケットに含まれる前記複数のデバイスの内の一を示す宛先情報を前記到着順と合わせて取得し、
    前記第2信号を前記パケット種指示回路が受信した場合に、前記パケット種指示回路は、前記第2信号と前記第3信号と前記オーダリングルールと前記宛先情報とに基づいて、前記複数のパケット種の内の前記第1パケット種以外であって、前記オーダリングルールを充たすものにさらに、前記複数のデバイスの内の前記第1デバイス以外のデバイスを宛先とする前記パケットも含めて、最先着のパケットに対応するパケット種を決定する転送処理装置。
  4. 請求項1に記載の転送処理装置において、
    前記受信部と前記第1送信部は、スイッチング制御部を介して接続されている転送処理装置。
  5. 請求項1に記載の転送処理装置において、
    前記複数のデバイスの内の第2デバイスに前記パケットを送信する第2送信部を有し、 前記受信部と前記第1送信部および前記第2送信部の間は、スイッチング制御部を介して接続されている転送処理装置。
  6. 請求項4または5に記載の転送処理装置において、
    前記スイッチング制御部はスイッチングルータを有する転送処理装置。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載の転送処理装置において、
    前記パケット種の一は、ライト要求を示すPosted、リード要求を示すNonPosted、リード要求に対する返信を示すCompletionの何れかである転送処理装置。
  8. 請求項1から7の何れか一つに記載の転送処理装置において、
    前記デバイスの一は、記憶媒体制御デバイス、画像処理制御デバイス、通信制御デバイスの何れかである転送処理装置。
JP2006149107A 2006-05-30 2006-05-30 転送処理装置 Expired - Fee Related JP4992296B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149107A JP4992296B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 転送処理装置
US11/754,960 US7729258B2 (en) 2006-05-30 2007-05-29 Switching device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149107A JP4992296B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 転送処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007323098A JP2007323098A (ja) 2007-12-13
JP4992296B2 true JP4992296B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=38790092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006149107A Expired - Fee Related JP4992296B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 転送処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7729258B2 (ja)
JP (1) JP4992296B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7220364B2 (ja) 2019-06-25 2023-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配ボックス

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5151567B2 (ja) * 2008-03-07 2013-02-27 日本電気株式会社 データ通信システムのデットロック回避方法及びそのシステム並びにその制御プログラム
US7836198B2 (en) * 2008-03-20 2010-11-16 International Business Machines Corporation Ethernet virtualization using hardware control flow override
JP5176816B2 (ja) * 2008-09-24 2013-04-03 日本電気株式会社 情報処理装置、モジュール、及び通信リンクの形成方法
JP2010212987A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Kyocera Corp データ伝送システムおよびそのデータ読出し方法
WO2011001508A1 (ja) * 2009-06-30 2011-01-06 株式会社日立製作所 電子機器接続装置、電子計算機、電子機器接続装置の記憶部割当方法
CN102393838B (zh) * 2011-07-04 2015-03-11 华为技术有限公司 数据处理方法及装置、pci-e总线***、服务器
JP6075169B2 (ja) * 2013-04-09 2017-02-08 富士通株式会社 スイッチ装置、パケット制御方法及びデータ通信システム
JP6398309B2 (ja) * 2013-11-27 2018-10-03 株式会社リコー 情報処理装置、および情報処理方法
US11290516B1 (en) 2020-12-21 2022-03-29 Cisco Technology, Inc. Prioritized MSRP transmissions to reduce traffic interruptions

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4058672A (en) * 1976-11-10 1977-11-15 International Telephone And Telegraph Corporation Packet-switched data communications system
USRE31182E (en) * 1976-11-10 1983-03-15 International Telephone And Telegraph Corporation Packet-switched data communication system
JPH07264242A (ja) 1994-03-22 1995-10-13 Hitachi Ltd パケットスイッチ及びそのパケットスイッチを用いた並列計算機システム
GB2316572B (en) * 1996-08-14 2000-12-20 Fujitsu Ltd Multicasting in switching apparatus
GB9618158D0 (en) * 1996-08-30 1996-10-09 Sgs Thomson Microelectronics Improvements in or relating to an ATM switch
US6493347B2 (en) * 1996-12-16 2002-12-10 Juniper Networks, Inc. Memory organization in a switching device
US6658016B1 (en) * 1999-03-05 2003-12-02 Broadcom Corporation Packet switching fabric having a segmented ring with token based resource control protocol and output queuing control
US6425024B1 (en) * 1999-05-18 2002-07-23 International Business Machines Corporation Buffer management for improved PCI-X or PCI bridge performance
US7102999B1 (en) * 1999-11-24 2006-09-05 Juniper Networks, Inc. Switching device
US6957273B2 (en) * 2000-03-03 2005-10-18 Fujitsu Limited Packet transmitting/receiving method and apparatus for computer system
JP4010438B2 (ja) * 2000-03-03 2007-11-21 富士通株式会社 計算機システムのパケット送受信方法、装置及びパケット送受信プログラム
US6754216B1 (en) * 2000-05-08 2004-06-22 Nortel Networks Limited Method and apparatus for detecting congestion and controlling the transmission of cells across a data packet switch
US6963563B1 (en) * 2000-05-08 2005-11-08 Nortel Networks Limited Method and apparatus for transmitting cells across a switch in unicast and multicast modes
JP2003018188A (ja) 2001-06-27 2003-01-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> リモート高速インターフェースアプリケーション用フローアーキテクチュア
JP2003258842A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Ntt Docomo Inc パケット通信システム及び転送装置
US7218638B2 (en) * 2002-05-15 2007-05-15 Broadcom Corporation Switch operation scheduling mechanism with concurrent connection and queue scheduling
US7319669B1 (en) * 2002-11-22 2008-01-15 Qlogic, Corporation Method and system for controlling packet flow in networks
US7219183B2 (en) * 2003-01-21 2007-05-15 Nextio, Inc. Switching apparatus and method for providing shared I/O within a load-store fabric
JP4564740B2 (ja) * 2003-11-12 2010-10-20 株式会社リコー 画像機器システム
US7426602B2 (en) * 2004-01-08 2008-09-16 Topside Research, Llc Switch for bus optimization
JP2005332316A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Ricoh Co Ltd データ分配装置、データ転送装置及び画像処理装置
US7779404B2 (en) * 2004-06-10 2010-08-17 Cisco Technology, Inc. Managing network device configuration using versioning and partitioning
US7366802B2 (en) * 2004-10-29 2008-04-29 Intel Corporation Method in a frame based system for reserving a plurality of buffers based on a selected communication protocol
US7243177B1 (en) * 2005-03-31 2007-07-10 Emc Corporation Method and system for throttling data packets in a data transmission system
US7643495B2 (en) * 2005-04-18 2010-01-05 Cisco Technology, Inc. PCI express switch with encryption and queues for performance enhancement
US7334071B2 (en) * 2005-05-25 2008-02-19 Integrated Device Technology, Inc. Expansion of cross-domain addressing for PCI-express packets passing through non-transparent bridge
US7573821B2 (en) * 2005-08-17 2009-08-11 Intel Corporation Data packet rate control
US7664904B2 (en) * 2006-03-10 2010-02-16 Ricoh Company, Limited High speed serial switch fabric performing mapping of traffic classes onto virtual channels
US8437369B2 (en) * 2006-05-19 2013-05-07 Integrated Device Technology, Inc. Packets transfer device that intelligently accounts for variable egress channel widths when scheduling use of dispatch bus by egressing packet streams
US7502881B1 (en) * 2006-09-29 2009-03-10 Emc Corporation Data packet routing mechanism utilizing the transaction ID tag field
US8654634B2 (en) * 2007-05-21 2014-02-18 International Business Machines Corporation Dynamically reassigning virtual lane resources

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7220364B2 (ja) 2019-06-25 2023-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配ボックス

Also Published As

Publication number Publication date
US7729258B2 (en) 2010-06-01
US20070280278A1 (en) 2007-12-06
JP2007323098A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4992296B2 (ja) 転送処理装置
JP4852194B2 (ja) デジタルデータネットワークにおけるメッセージフローを調整するシステムおよび方法
JP4358437B2 (ja) デジタルデータネットワークにおいてメッセージ伝送をスケジューリングし、処理を行うシステムおよび方法
US8316171B2 (en) Network on chip (NoC) with QoS features
US7320056B2 (en) Multi-processor system
US6925512B2 (en) Communication between two embedded processors
US6922749B1 (en) Apparatus and methodology for an input port of a switch that supports cut-through operation within the switch
US7613849B2 (en) Integrated circuit and method for transaction abortion
US10579561B2 (en) Communication interface for interfacing a transmission circuit with an interconnection network, and corresponding system and integrated circuit
US8250280B1 (en) Bus transaction maintenance protocol
EP2309396A2 (en) Hardware assisted inter-processor communication
US20080028090A1 (en) System for managing messages transmitted in an on-chip interconnect network
US8429315B1 (en) Stashing system and method for the prevention of cache thrashing
EP2546758B1 (en) Data transfer apparatus and image forming system
GB2426604A (en) Interconnect logic for data processing apparatus
GB2461881A (en) Transferring packets from a primary buffer of an ingress port to an associated secondary buffer if the secondary buffer satisfies a predetermined criterion.
JP5145929B2 (ja) 半導体集積回路及び画像処理装置
US9471521B2 (en) Communication system for interfacing a plurality of transmission circuits with an interconnection network, and corresponding integrated circuit
CN107770090B (zh) 用于控制流水线中寄存器的方法和装置
US9608935B2 (en) Tunneling within a network-on-chip topology
JP4391819B2 (ja) コンピュータ・システムの入出力ノード
EP2779543A1 (en) Direct push operations and gather operations
US7729259B1 (en) Reducing latency jitter in a store-and-forward buffer for mixed-priority traffic
JP2009177256A (ja) パケットスイッチ装置およびパケットスイッチ方法
JP4406011B2 (ja) 通信ネットワークを介して接続されたプロセッシングユニットを備えた電子回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120410

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees