JP4988309B2 - 綴具 - Google Patents

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Description

本発明は、書類を閉じ込むための開閉可能なリング部を有する綴具の技術に関する。
書類や紙片を綴じて保存・整理するファイル類の綴具としては、従来から様々なタイプのものが知られている。
例えば、特許文献1に記載の技術は、書類等を綴じるための開閉可能なリングとこのリングを開閉するための切替レバーとを備える綴具に関するものである。この特許文献1に記載の綴具によれば、切替レバーにより容易にリングの開閉を行うことができる。
ここで、上記のような開閉式のリングを備える綴具では、リングを開いた際にリングの先端同士の間に形成される空間(離間)が広いことが好ましい。リングの先端同士の間に形成される空間が広いほうが、書類等の綴じ込みを容易に行うことができるからである。図11A、Bは、従来の一般的なリング式綴具を示す断面図である。図11Aは、従来のリング式綴具のリングを閉じた状態(閉リング姿勢)を示す断面図であり、図11Bは、従来のリング式綴具のリングを開いた状態(開リング姿勢)を示す断面図である。
図11A、図11Bに示すように、従来のリング式綴具1は、リング部2と、リング部2が接続される基板部3と、基板部3を覆うカバー部5と、を備える。リング部2は、リング部材21とリング部材22により構成され、図示しないファイル本体の長手方向(紙面奥方向)に所定の間隔をおいて二つ設けられている。基板部3は、リング部材21が接続される基板31と、リング部材22が接続される基板32と、を有する。なお、リング部材21の基端は、基板31の短手方向のほぼ中央部分に接続され、リング部材22の基端は、基板32の短手方向のほぼ中央部分に接続されている。また、基板31と基板32の短手方向の外側辺部がカバー部5の側板と回動可能に接続されている。すなわち、基板31と基板32の短手方向の外側辺部が、回動する際の回動軸61、62となっている。
上記のような従来のリング式綴具1では、リング部材21、22を手で把持して所定の方向に力を加えて回動軸61、62周りに基板31、32が回動(傾斜)することで、リング部2が開閉する。そして、図11Bに示すような開リング姿勢における、リング部材21、22の先端同士の間に形成される空間は、基板31、32の回動可能な角度によって決定され、この回動可能な角度を大きくすることでリング部材21、22の先端同士の間に形成される空間を広くすることができる。
回動可能な角度を大きくするためには、カバー部5の下端、すなわちカバー部5が接続される図示しないファイル本体の表紙の内側面から回動軸61、62までの高さを高くする必要がある。しかし、表紙の内側面から回動軸部61、62までの高さを高くすると、表紙の内側面からカバー部5までの高さも高くなってしまう。すなわち、リング部の開閉度合いを大きくすることで書類の綴じ込み易さを向上できるものの、綴具自体の大きさが大きくなってしまう。これは、綴具のコンパクト化が望まれる今日において好ましくない。
国際公開第2005/100044号パンフレット
従来より様々な綴具を備えるファイルが知られているが、リング式のファイルにおいて
は、リングの先端同士の間に形成される空間が広いことが好ましい。この空間を広くすることで書類の綴じ込みを容易に行うことができるからである。また、この空間は、底板部から回動軸までの高さを高くすることで広くすることが可能である。しかし、これでは綴具自体の大きさが大きくなってしまい、綴具のコンパクト化が望まれる今日において好ましくない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、綴具のコンパクト化を図ると共にリングの先端同士の間に形成される空間を従来よりも大きくすることが可能な綴具に関する技術を提供することを課題とする。
本発明では、上記の課題を解決するため、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、ファイル本体の表紙に接続される綴具であって、第一リング部材と第二リング部材とを有し、前記第一リング部材と前記第二リング部材との先端同士が接触することで書類等を綴じ込む閉リング姿勢を形成し、前記先端同士が離間することにより書類等の綴じ入れを可能とする開リング姿勢に変化するリング部と、前記リング部の基端に接続され、回動することで前記リング部が前記閉リング姿勢と前記開リング姿勢とに変化することを可能とする基板部と、を備え、前記基板部は、該基板部の短手方向の外側端部より内側に設けられた回動軸部の周りを回動することで前記リング部が閉リング姿勢と開リング姿勢とに変化することを可能とする綴具である。
リング部は、第一のリング部材と第二のリング部材とにより構成され、先端同士が接触することで閉リング姿勢を形成し、先端同士が離間することで開リング姿勢を形成する。そして、このようなリング部は、例えば、ほぼ半円状の二つのリング部材(第一リング部材、第二リング部材)を一対として形成することができる。この場合、リング部は、閉リング姿勢において略円形となる。なお、リング部の形状は、特に限定されるわけではなく、閉リング姿勢においてD字状のようなものであってもよい。また、リング部は、表紙の長手方向に所定の間隔をおいて複数配置することができる。なお、リング部の数やリング部同士の所定の間隔は、綴じ込む書類のサイズやパンチ穴の規格に基づいて適宜設定することができる。また、本発明において表紙とは、背表紙、表表紙、裏表紙を含むものとする。
基板部は、リング部の基端に接続され、回動軸部の周りを回動する。これにより、基板部に接続されるリング部が閉リング姿勢と開リング姿勢とに変化することが可能となる。そして、本発明においては、基板部の回動軸となる回動軸部が基板部の短手方向の外側端部より内側に設けられていることを特徴とする。これにより、開リング姿勢においてリング部の先端同士の間に形成される空間を従来よりも広くすることができる。また、本発明は、基板部の回動する角度のみを大きくすることで、リング部の先端同士の間に形成される空間を広くすることを可能とするものである。すなわち、本発明によれば、ファイル本体の表紙の内側面から開リング姿勢における基板部端部までの高さは従来の綴具の高さを維持したまま、リング部の先端同士の間に形成される空間を広くすることができる。したがって、本発明によれば、コンパクト化された綴具の大きさを維持しつつ、リング部の先端同士の間に形成される空間のみ大きくすることが可能となり、従来に比べより書類が綴じ込み易い綴具を提供することができる。
なお、基板部は、第一リング部材と第二リング部材とのうち少なくともいずれか一方に設ければよい。すなわち、綴具を一方のリング部材側のみ回動可能な構成とする場合には、一方のリング部材の基端にのみ基板部を接続する。このような一方のリング部材のみが回動する綴具においても、本発明に係る綴具によれば従来の同じ構成の綴具と比較するとリング部の先端同士の間に形成される空間を広くすることができる。
また、本発明に係る綴具において、前記基板部は、前記第一リング部材の基端に接続される第一基板部材と、前記第二リング部材の基端に接続される第二基板部材と、を有し、前記各基板部材が回動することで前記リング部が前記閉リング姿勢と前記開リング姿勢とに変化することを可能としてもよい。
上述したように、基板部は、第一リング部材と第二リング部材とのうちいずれか一方に設ければよい。但し、上記のようにそれぞれのリング部材に基板部を設け、各基板部を回動することで、開リング姿勢におけるリング部の先端同士の間に形成される空間をより大きくすることができる。これにより、より使い勝手のよい綴具とすることができる。
また、本発明に係る綴具において、前記開リング姿勢における前記リング部の先端同士の間に形成される空間の大きさは、前記基板部の短手方向における前記回動軸部の位置に基づいて決定することができる。すなわち、回動軸部の位置を変えることで基板部の回動角度を変更することができる。
また、本発明に係る綴具において、前記回動軸部は、前記基板部の短手方向略中心に設けることが好ましい。上述したように回動軸部の位置を変えることで基板部の回動角度を変更することができるが、この回動軸部の位置を基板部の短手方向略中心とすることで基板部の回動角度を最も大きくすることができる。なお、ここでいう最も大きな回動角度とは、回動軸部の高さを変えない場合における角度を意味する。
また、本発明に係る綴具は、前記表紙の内側面に接続される底板部と、前記底板部に設けられ、前記基板部を回動可能に支持する支持部と、を更に備える構成とすることができる。
底板部は、綴具のベースとして機能するものであり、底板部の外側面とファイル本体の表紙の内側面とを接続することで、綴具をファイルとして使用することが可能となる。なお、底板部と表紙との接続方法は、特に限定されないが、取り外し可能な構成とすることが好ましい。取り外し可能な構成とすることで、綴具とファイル本体との分別廃棄や一方の部品が破損した場合の部品交換等が可能となるからである。
支持部は、基板部を回動可能に支持する。支持部は、例えば底板部に対して略直角に立ち上げた片により形成することができる。なお、上述したように基板部の回動角度、換言すると開リング姿勢におけるリング部の先端同士の間に形成される空間の大きさは、基板部の短手方向における回動軸部の位置により調整することができる。これに加えて、開リング姿勢におけるリング部の先端同士の間に形成される空間の大きさは、支持部の高さによっても調整することができる。すなわち、支持部の高さを高くすることで、基板部の回動角度を大きくすることができる。一方、支持部の高さを小さくすることで、基板部の回動角度を小さくすることができる。
また、本発明に係る綴具は、前記基板部を覆うカバー部と、前記カバー部に設けられ、前記基板部を回動可能に支持する支持部と、を更に備える構成とすることができる。
本発明では、基板部を支持する支持部が基板部を覆うカバー部に設けられている。これにより、部品としての底板部を削減することができる。すなわち、部品点数を少なくすることができ、より簡易な綴具とすることができる。
また、本発明に係る綴具において、前記回動軸部は、前記基板部の長手方向に所定の間隔をおいて複数設けられた孔部と、前記支持部に設けられた前記孔部と回動可能に係合す
る係合部との接触部とすることができる。
支持部は、例えば基板部の長手方向に沿って縦長状の片を立ち上げることで形成することができる。係合部は、この立ち上げられた片に溝部を設けることで形成することができる。また、この場合基板部の孔部は、支持部としての片が挿入可能な縦長状とすることが好ましい。そして、基板部の孔部に片を挿入し、孔部の長手方向における一方の縁が溝部に引っ掛かるように挿入した基板部をスライドさせる。これにより、基板部が孔部と溝部との係合部を回動軸として回動することが可能となる。
また、本発明に係る綴具において、前記第一リング部材と前記第二リング部材は、前記閉リング姿勢において前記表紙に対して略直角であって直線状の直線部と、前記直線部に接続され前記閉リング姿勢において先端同士が接するように湾曲した湾曲部とを有するようにしてもよい。これにより、書類の綴じ込みがより容易となる。
また、本発明に係る綴具は、前記開リング姿勢と前記閉リング姿勢とを切り替える切替部を更に備え、前記切替部は、切替レバーを有し、前記リング部が閉リング姿勢にある状態から該切替レバーが回動されると、前記第一リング部材と前記第二リング部材とが同時に離間して前記底板部の短手方向中央部分の上方に開放部分が形成され、前記切替レバーが該開放部分を通過可能とすることができる。
上記のような構成とすることで、レバー操作によりリング部を閉リング姿勢から開リング姿勢へと容易に移行させることができる。なお、切替部は、上記構成に限定されない。従来における切替部の技術を適宜適用することができる。
なお、本発明に係る綴具において、前記リング部は、前記底板部の長手方向に間隔をおいて複数配置され、前記切替部は、前記リング部が開リング姿勢にあるとき、各リング部の開放部分を前記切替レバーが通過可能に設定してもよい。これにより、リング部が底板部の長手方向に複数設けられている場合であっても、レバー操作によりリング部を閉リング姿勢から開リング姿勢へと容易に移行させることができる。
本発明によれば、綴具のコンパクト化を図ると共にリングの先端同士の間に形成される空間を従来よりも大きくすることが可能な綴具に関する技術を提供することが可能となる。
次に、本発明に係る綴具の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
<構成>
図1は、第一の実施形態に係る綴具の斜視図である。図2Aは、第一の実施形態に係る綴具の閉リング姿勢を示す断面図である。図2Bは、第一の実施形態に係る綴具の開リング姿勢を示す断面図である。
第一の実施形態に係る綴具1aは、リング部2とリング部2の基端が接続される基板部3と、基板部3を支持する支持部75と、支持部75が設けられ、ファイル本体の表紙(図示せず)と接続される底板部7と、基板部3を覆うカバー部5と、を備える。なお、本実施形態に係る綴具1aは、書類等を綴じ込む閉リング姿勢(図2A参照)と、書類等を綴じ込むためにリング部2の一部を開放する開リング姿勢(図2B参照)に変化することができる。
第一の実施形態に係る綴具1aは、リング部2が開閉する際の回動軸が基板31、32それぞれの短手方向のほぼ中心に設けられている。これにより、基板31、32が回動する範囲、換言すると底板部7からの基板部端部までの高さを高くすることなく、回動する角度のみ大きくすることができる。その結果、リング部材21の先端とリング部材22の先端の間に形成される空間を大きくすることができ、より使い勝手のよい綴具を提供することができる。なお、従来技術における綴具では、回動軸が基板31、32の外側端部に設けられていた(図11A、図11B参照)。このような従来の綴具と比較すると、底板部7から開リング姿勢における基板31、32の内側端部までの高さを変えることなく、第一の実施形態に係る綴具1aでは、基板31、32の回動角度が大きくなっており、その結果リング部2の空間が大きくなっている。
以下、各構成について更に詳細に説明する。なお、図1、図2A、図2Bに加えて、図3A〜図3Dも用いて説明することとする。図3A〜図3Dは、綴具の各構成部品を示す斜視図である。
リング部2は、ほぼ半円状の第一のリング部材21と第二のリング部材22とにより形成される。本実施形態に係るリング部2は、ほぼ左右対称に形成されており、閉リング姿勢においてリング部材21の先端とリング部材22の先端が底板部7の短手方向のほぼ中央に位置している。リング部材21の基端は、基板31に接続され、リング部材22の基端は、基板32に接続されている。そして、基板31、32が回動すると、これに伴いリング部2も閉リング姿勢と開リング姿勢とに変化する。また、本実施形態では、リング部2が基板部3の長手方向に所定の間隔を開けて二箇所設けられている。なお、リング部2の数やリング部2同士の所定の間隔は、綴じ込む書類のサイズやパンチ穴の規格に基づいて適宜決定することができる。
基板部3は、リング部材21の基端が接続される基板31と、リング部材22の基端が接続される基板32とにより形成される(図3B参照)。基板31、32は、共に帯板状であり、帯板状の基板31の長手方向両端部寄りにリング部材21の基端が接続され、帯板状の基板32の長手方向両端部寄りにリング部材22の基端が接続されている。また、基板31、32には、回動する際の回動軸部の一部を構成する孔部311、321が長手方向に沿って二箇所設けられている。この孔部311、321は、後述する支持部75が挿入可能な細長の矩形状により形成されている。
更に、基板31には、短手方向内側端部に突出片312が二箇所設けられている。この突出片312は、対向する基板32の内側端部に重なるように形成されている。また、基板32には、短手方向内側端部に突出片322が突出片312と隣接するように設けられている。そして、突出片322は、対向する基板31の内側端部に重なるように形成されている。このような突出片312、322を設けることで、どちらか一方の基板に伝達された力が他方の基板に伝達される。その結果、リング部材21、22を同時に閉リング姿勢、開リング姿勢へと変化させることが可能となる。
底板部7には、回動軸部を支持する支持部75が上述した孔部311、321に対応する位置に四箇所設けられている(図3C参照)。支持部75は、底板71からほぼ垂直であって、短手方向端部に沿って形成される側板72とほぼ平行に立ち上げられた垂直片751と、この垂直片751に形成された溝部752と、を有する。溝部752は、垂直片751が側面視においてコ字状になるように形成されている。また、溝部752は、四つの支持部75とも全て同じ方向かつ同じ大きさで形成されている。そして、基板31、32の孔部311、321に垂直片75を挿入し、孔部311、321の長手方向における一方の縁が溝部752に引っ掛かるように挿入し、基板31、32をスライドさせる。こ
れにより、孔部311、321と溝部752とを回動可能に係合することが可能となる。その結果、基板31、32が、孔部311、321と溝部752との係合部分を回動軸として回動することが可能となる。
また、底板71の短手方向両端部には、側板72が形成されている。側板72の上端部には、外側に突出し、カバー部5の接合穴55と接続するための爪部73が片側に二つ、合計四つ設けられている。また、底板71の長手方向両端部には、ファイル本体の表紙と固定するための貫通穴74が二箇所設けられている。
カバー部5は、天板51と、天板51の短手方向両端部に設けられた側板53と、を有する(図3A参照)。天板51は、底板部7と平面視においてほぼ同形状により形成され、基板部3(基板31、32)を覆う。側板53には、底板部7の側板72に設けられた爪部73と接続するための接合穴55が、爪部73に対応する位置に合計四つ設けられている。
また、カバー部5には、リング部材21、22が貫通する切欠部52が設けられている。この切欠部52は、リング部2が閉リング姿勢と開リング姿勢のどちらの姿勢でもリング部材21、22が貫通するよう側板53から天板51が連続して切り欠かれている。更に、カバー部5の天板51の長手方向両端部には、カバー部5を底板部7と共にファイル本体の表紙に固定するための貫通穴54が設けられている。この貫通穴54は、底板部7に設けられた貫通穴74と対応する位置に二箇所設けられており、ビスなどの固定手段を用いることでカバー部5を底板部7と共にファイル本体に固定することが可能となる。なお、これにより、底板部7とカバー部5との間に配置される基板部3もファイル本体に固定されることになる。
<組立て方法>
次に、上述した第一の実施形態に係る綴具1aの組立て方法について図面に基づいて説明する。
第一の実施形態に係る綴具1aは、図3Aから図3Cに示すように、上から順にカバー部5と、リング部2が接続された基板部3と、底板部7と、を組み合わせることで構成される。基板31、32に設けられた孔部311、321に底板71に立ち上げられた垂直片751を挿入し、基板31、32を長手方向にスライド(本実施形態では、紙面左斜め下側)させる。これにより、孔部311、321の長手方向縁部が溝部752に侵入して孔部311、321と溝部752が係合し、基板31、32の短手方向における動き及び垂直方向における動きが規制される(図3D参照)。
更に、リング部材21、22の基端部がカバー部5の切欠部52と一致するようにカバー部5を基板部3を覆うように配置する。そして、カバー部5の側板53に設けられた接合穴55に底板部7の爪部73を挿入してカバー部5と底板部7とを接続する。これにより、底板部7に接続された基板部3は、長手方向における動きも規制され、孔部311、321と溝部752と接続部により形成される回動軸周りの動きのみが可能となる(図2A、図2B参照)。これにより、第一の実施形態に係る綴具1aの組立てが完了する。
なお、カバー部5と、リング部2が接続された基板部3と、底板部7の接続が完了した綴具1aは、カバー部5の貫通穴54、底板部7の貫通穴74にリベット等の固定手段を用いてファイル本体の表紙の内側に固定する。これにより、綴具1aのファイル本体への取り付けが完了する。
<使用方法>
次に、上述した第一の実施形態に係る綴具1aの使用方法について、各構成の動作を交えて図面に基づいて説明する。
第一の実施形態に係る綴具1aは、ファイル本体の表紙内側面に固定した状態で使用する。本実施形態に係る綴具1aは、リング部材21の先端とリング部材22の先端同士が接触する閉リング姿勢(図2A参照)とリング部材21の先端とリング部材22の先端同士が離間する開リング姿勢(図2B参照)とを有する。書類等を綴じ込んだ状態で棚等で保管する場合は、閉リング姿勢で使用し、書類等を綴じ込む際や綴じ込まれた書類等を抜き差しする際には、開リング姿勢で使用する。
本実施例に係る綴具1aでは、この閉リング姿勢から開リング姿勢への動作、又は開リング姿勢から閉リング姿勢への動作をリング部2を把持して所定の方向に力を加えることで行う。すなわち、閉リング姿勢から開リング姿勢に変化させる場合は、リング部材21とリング部材22のそれぞれを手で把持し、リング部材21の先端とリング部材22の先端とが開く方向へ力を加える。一方、開リング姿勢から閉リング姿勢に変化させる場合は、逆向きの力を加えればよい。
以上説明した第一の実施形態に係る綴具1aによれば、リング部2が開閉する際の回動軸部が基板31、32それぞれの短手方向のほぼ中心に設けられていることで、リング部材21の先端とリング部材22の先端同士の間に形成される空間を従来よりも大きくすることができる。その結果、より使い勝手のよい綴具1aを提供することが可能となる。また、綴具自体は、コンパクト化が望まれており、従来の綴具もこれを実現すべく様々な工夫がなされている。そして、本実施形態に係る綴具1aでは、綴具1aの幅や高さを変えることなくリング部材21の先端とリング部材22の先端同士の間に形成される空間のみを大きくすることができる。
(第二実施形態)
<構成>
次に第二の実施形態に係る綴具1bについて図面に基づいて説明する。なお、第一の実施形態に係る綴具1aと同様の構成についてはその説明を省略し、以下の説明においては第一の実施形態に係る綴具1aと相違する点を主として説明するものとする。
図4は、第二の実施形態に係る綴具の斜視図である。図5Aは、第二の実施形態に係る綴具の閉リング姿勢を示す断面図である。図5Bは、第二の実施形態に係る綴具の開リング姿勢を示す断面図である。
第二の実施形態に係る綴具1bは、リング部2とリング部2の基端が接続される基板部3aと、基板部3を支持する支持部75aと、基板部3を覆うカバー部5aと、を備える。
第二の実施形態に係る綴具1bは、支持部75aがカバー部5aの裏面側に接続されており、第一の実施形態に係る底板部7に相当する部品を省略することが可能な構成となっている。なお、第一の実施形態に係る綴具1aと同じく基板31a、32aが回動する際の回動軸は、基板31a、32aの短手方向ほぼ中心に設けられており、リング部材21の先端とリング部材22の先端の間に形成される空間を従来よりも大きくすることが可能な構成となっている。すなわち、第一の実施形態に係る綴具1aの効果に加えて、第一の実施形態に係る綴具1aよりも部品点数を減らすことが可能であり、より簡易な構成とすることが可能となっている。
以下、各構成について説明する。なお、図4、図5A、図5Bに加えて、図6A、図6
Bも用いて説明することとする。図6A、図6Bは、綴具の各構成部品を示す斜視図である。
リング部2は、第一の実施形態に係る綴具1aと同じく、ほぼ半円状の第一のリング部材21と第二のリング部材22とにより形成され、リング部材21の基端は、基板31aに接続され、リング部材22の基端は、基板32aに接続されている。
基板部3aは、基板31aと、基板32aとにより形成され、共に帯板状であり、帯板状の基板31aの長手方向両端部寄りにリング部材21の基端が接続され、帯板状の基板32aの長手方向両端部寄りにリング部材22の基端が接続されている(図6B参照)。また、基板31aには、回動する際の回動軸部の一部を構成する孔部311が長手方向に沿って二箇所設けられ、基板32aにも孔部311に相当する孔部321が二箇所設けられている。この孔部311、321は、後述する支持部75aが挿入可能な細長の矩形状により形成されている。
また、基板31aには、短手方向内側端部に第一の実施形態に係る綴具1aと同じく突出片312が二箇所設けられ、基板32aにも、短手方向内側端部に第一の実施形態に係る綴具1aと同じく突出片322が突出片312と隣接するように設けられている。
更に、第二の実施形態に係る綴具1bには、第一の実施形態に係る綴具1aと異なり、基板31a、32aをカバー部5aに固定するための固定孔315、325が合計四箇所設けられている。より詳細には、基板31aの孔部311の長手方向近傍に固定孔315が設けられ、基板32aの孔部321の長手方向近傍に固定孔325が設けられている。そして、この固定孔315、325に後述するカバー部5aに設けられた固定用凸部753を進入させることで、基板31a、32aがカバー部5aに固定されることになる。
第二の実施形態に係る綴具1bのカバー部5aは、第一の実施形態に係る綴具1aにおいて底板部7に設けられていた支持部75に相当する支持部75aが設けられている点で、第一の実施形態に係るカバー5とその構成が異なる(図6A参照)。また、後述する組立て工程上の理由で、切欠部52aの形状が第一の実施形態に係る切欠部52と異なる。なお、その他の構成については、第一の実施形態に係るカバー部5とほぼ同様の構成であり、カバー部5aは、天板51と、天板51の短手方向両端部に設けられた側板53と、ファイル本体の表紙に固定するための貫通穴54と、を有している。
支持部75aは、回動軸部を支持するものであり、上述した孔部311、321に対応する位置に四つ設けられている。支持部75aは、天板51からほぼ垂直であって側板53とほぼ平行に垂れ下げられた垂直片751と、垂直片751に形成された溝部752と、を有している。また、溝部752は、垂直片751が側面視においてコ字状になるように形成されている。更に、本実施形態に係る支持部75aは、溝部752の下側に位置する片の先端に、溝部752側に突出した凸部753が形成されている。ここで、図7は、支持部75aと孔部311の接続状態を示す断面図である。同図に示すように、凸部753がスライドして上述した固定孔315に侵入することで、基板31a、32aがカバー部5aに固定されることになる。
切欠部52aは、第一の実施形態に係る切欠部52と同じくリング部材21、22が貫通するものである。但し、その形状は、若干異なるものである。具体的には、切欠部52aの長手方向における長さは、リングの直径二つ分よりも大きく形成されている。これは、本実施形態に係る綴具1bでは、支持部75aがカバー部5aに設けられており、基板31a、32aをカバー部5aに固定するにあたってはリング部材21、22が設けられた基板31a、32aをスライドさせて固定する必要があるからである(図8参照)。ま
た、切欠部52aの短手方向における長さは、固定位置と固定前位置で異なっている。具体的には、固定前位置のほうが固定位置よりも浅い切り欠きとなっている。これは、固定前位置は、カバー部5aと基板31a、32aとを固定する際に用いる切欠部52aの一部であって、リング部2を開リング姿勢で固定前位置に進入させるのに用いるものであり、固定位置前では閉リング姿勢になることがない。これに対し、固定位置では、リング部2が閉リング姿勢と開リング姿勢とに変化する為、閉リング姿勢においてより内側に位置することになるリング部材21、22に対応させる必要があるからである。
<組立て方法>
次に、上述した第二の実施形態に係る綴具1bの組立て方法について図面に基づいて説明する。
第二の実施形態に係る綴具1bは、図6A、図6Bに示すように、上から順にカバー部5aと、リング部2が接続された基板部3aと、を組み合わせることで構成される。基板31a、32aに設けられた孔部311、321にカバー部5aに設けられた垂直片751を挿入し、基板31a、32aを長手方向にスライド(本実施形態では、紙面左斜め下側)させ、各凸部753を各固定孔315、325に侵入させる。
また、上記動作を平面視すると以下のようになる。図8は、カバー部5aと基板31a,32aとを固定する際の状態を示す平面図である。基板31a、32aをカバー部5aに固定する際には、まず、リング部2を開リング姿勢で切欠部52aの固定前位置(切欠部52aの紙面上寄り)に配置する。その後、リング部2が閉リング姿勢となるようにリング部材21の先端とリング部材22の先端との間に形成される空間を徐々に狭めながら基板31a、32aを長手方向(紙面下方向)にスライドさせる。そして、リング部2を最終的に閉リング姿勢で固定位置(切欠部52aの紙面下寄り)に配置する。なお、本実施形態に係る綴具1bでは、固定前位置から固定位置までの切欠部52aの縁部を斜めに形成されている。したがって、上記動作をスムーズに行うことができる。以上の動作を行うことで、基板31a、32aの短手方向、長手方向、及び垂直方向における動きが規制される。
そして、基板31a、32aが固定されたカバー部5aの貫通穴54にリベット等の固定手段を用いてファイル本体の表紙の内側に固定する。これにより、第二の実施形態に係る綴具1bの組立てが完了する。
<使用方法>
次に、上述した第二の実施形態に係る綴具1bの使用方法について、各構成の動作を交えて図面に基づいて説明する。
第二の実施形態に係る綴具1bの使用方法は、基本的には上述した第一の実施形態に係る綴具1aの使用方法と同じである。すなわち、第二の実施形態に係る綴具1bは、ファイル本体の表紙内側面に固定した状態で使用し、書類等を綴じ込んだ状態で棚等で保管する場合は、閉リング姿勢で使用し、書類等を綴じ込む際や綴じ込まれた書類等を抜き差しする際には、開リング姿勢で使用する。そして、閉リング姿勢から開リング姿勢への動作やこの逆の動作は、第一の実施形態に係る綴具1aと同じく、リング部2を手で直接把持し、所定の方向へ力を加えることで行うことができる。
以上説明した第二の実施形態に係る綴具1bによれば、リング部2が開閉する際の回動軸部が基板31a、32aそれぞれの短手方向のほぼ中心に設けられていることで、綴具1の幅や高さを変えることなくリング部材21の先端とリング部材22の先端同士の間に形成される空間のみを大きくすることができる。その結果、より使い勝手のよい綴具1b
を提供することが可能となる。また、このような第一の実施形態に係る綴具1aと同様の効果に加えて、第二の実施形態に係る綴具1bは、第一の実施形態に係る綴具1aに用いられている底板部7に相当する部品を用いない構成となっている。すなわち、第二の実施形態に係る綴具1bは、第一の実施形態に係る綴具1aよりも少ない部品点数で構成されており、より簡易な構成となっている。
(第三実施形態)
次にその他の実施形態として第三の実施形態に係る綴具1cについて図面に基づいて説明する。なお、第一の実施形態に係る綴具1と同様の構成についてはその説明を省略し、以下の説明においては第一の実施形態に係る綴具1と相違する点を主として説明するものとする。
図9は、第三の実施形態に係る綴具の斜視図である。図10Aは、第三の実施形態に係る綴具の閉リング姿勢を示す断面図である。図10Bは、第三の実施形態に係る綴具の開リング姿勢を示す断面図である。
第三の実施形態に係る綴具1cは、リング部2cとリング部2cの基端が接続される基板部3cと、基板部3cを支持する支持部75cと、基板部3cを覆うカバー部5cと、切替レバー82と、を備える。第三の実施形態に係る綴具1cは、切替レバー82を備える点で、第一の実施形態に係る綴具1と相違する。すなわち、第一の実施形態に係る綴具1では、閉リング姿勢から開リング姿勢への動作をリング部材21、22を手で把持して、所定の方向に力を加えることで行った。しかし、第三の実施形態に係る綴具1cは、切替レバー82を操作することで、リング部2cを閉リング姿勢から開リング姿勢へと変化させることができる。
切替レバー82は、基端部が底板部7cの長手方向のほぼ中心かつ短手方向のほぼ中心に位置するカム部81にヒンジ結合され、先端部が操作部として開放されている。そして、カム部81の下部には、閉リング姿勢において基板31c、32cを垂下方向に押圧する押圧部83が設けられている。押圧部83は、閉リング姿勢において、基板31c、32cの内側端部を押圧する(図10A参照)。そして、押圧部83による押圧は、切替レバー82を底板部7cと直交するように持ち上げることで解除される。
リング部2cは、第一の実施形態に係るリング部2と異なり、底板部7cと直交する直線部を有している。より具体的には、底板部7cに接続され底板部7cの外側に張り出すように形成される傾斜部と、底板部7cとほぼ直交し直線状に形成される直線部と、底板部7cとほぼ平行するように形成される先端部と、を備え、傾斜部と直線部、直線部と先端部とは、湾曲部を介して接続されている。直線部を備えることで、書類等をスムーズに綴じ込むことができる。また、傾斜部の角度は、リング部材21cとリング部材22cとの空間の大きさ、すなわちリング部2cの開閉度合いに基づいて設定することが好ましい。これは、本実施形態に係る綴具1cは、同じタイプの従来の綴具と比較してリング部2cの開閉度合いを大きくすることができるが、開閉度合いが大きくなることで基板31c、32cの傾斜角度も急となり、その結果、リング部材21c、22cの根元付近で書類等を綴じ込む際に引っ掛かりが生じる恐れがあるからである。このような状態を解消するため、リング部2cの開閉度合いに基づいてリング部2cの根元付近に傾斜部を形成することが好ましい。なお、傾斜部と直線部とを接続する湾曲部も傾斜部の角度に合わせて湾曲程度を調整することが好ましい。
図12は、第三の実施形態に係る綴具1cと同タイプの従来の綴具1dを示す断面図である。同図に示すように、従来の綴具1dは、支持部75dが基板31c、32cの外側に設けられ、接続されている。これに対し、第三の実施形態に係る綴具1cは、第一の実
施形態に係る綴具1aと同じく支持部75cが基板31c、32cの短手方向略中心位置で接続されている。その結果、第三の実施形態に係る綴具1cは、従来の綴具1dよりもリング21cの先端とリング22cの先端の間に形成される空間が大きくなっており、より使い勝手のよい綴具となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想を逸脱することなく種々の設計変更をなしえることは勿論である。
第一の実施形態に係る綴具の斜視図である。 第一の実施形態に係る綴具の閉リング姿勢を示す断面図である。 第一の実施形態に係る綴具の開リング姿勢を示す断面図である。 第一の実施形態に係る綴具のカバー部を示す斜視図である。 第一の実施形態に係る綴具の基板部を示す斜視図である。 第一の実施形態に係る綴具の底板部を示す斜視図である。 第一の実施形態に係る綴具の基板部と底板部の接続状態を示す拡大斜視図である。 第二の実施形態に係る綴具の斜視図である。 第二の実施形態に係る綴具の閉リング姿勢を示す断面図である。 第二の実施形態に係る綴具の開リング姿勢を示す断面図である。 第二の実施形態に係る綴具のカバー部を示す斜視図である。 第二の実施形態に係る綴具の基板部を示す斜視図である。 第二の実施形態に係る綴具の支持部と孔部の接続状態を示す断面図である。 第二の実施形態に係る綴具のカバー部と基板とを固定する際の状態を示す平面図である。 第三の実施形態に係る綴具の斜視図である。 第三の実施形態に係る綴具の閉リング姿勢を示す断面図である。 第三の実施形態に係る綴具の開リング姿勢を示す断面図である。 従来のリング式綴具のリングを閉じた状態(閉リング姿勢)を示す断面図である。 従来のリング式綴具のリングを開いた状態(開リング姿勢)を示す断面図である。 従来のリング式綴具のリングを閉じた状態(閉リング姿勢)を示す断面図である。 従来のリング式綴具のリングを開いた状態(開リング姿勢)を示す断面図である。
符号の説明
1・・・綴具
2・・・リング部
3・・・基板部
5・・・カバー部
7・・・底板部
21、22・・・リング
31、32・・・基板

Claims (4)

  1. ファイル本体の表紙に接続される綴具であって、
    第一リング部材と第二リング部材とを有し、前記第一リング部材と前記第二リング部材との先端同士が接触することで書類等を綴じ込む閉リング姿勢を形成し、前記先端同士が離間することにより書類等の綴じ入れを可能とする開リング姿勢に変化するリング部と、
    前記第一リング部材と前記第二リング部材とのうち少なくとも一方の基端に接続される基板であって、当該基板を回動可能に支持する前記綴具に設けられた支持部に係合する基板を有し、当該基板が回動することで前記リング部が前記閉リング姿勢と前記開リング姿勢とに変化することを可能とする基板部と、を備え、
    前記係合する箇所は、前記基板が回動する際の仮想中心軸である回動軸部を形成し、当該回動軸部は、前記基板の幅方向の中心部もしくは幅方向の端部に近接しない位置を通る、
    綴具。
  2. 前記綴具は、前記表紙の内面に接続される底板部を有し、
    前記基板部は、前記綴具が前記表紙の内面に接続された状態において前記底板部よりも更に内面側に位置し、
    前記支持部は、前記底板部に設けられ、前記底板部から前記基板部に向かう方向に突出するように形成された、
    請求項1に記載の綴具。
  3. 前記綴具は、前記基盤部を覆うカバー部を有し、
    前記支持部は、前記カバー部の内面に設けられ、前記カバー部から前記基板部に向かう方向に突出するように形成された、
    請求項1または2に記載の綴具。
  4. 前記基板には、前記支持部に対応する箇所に孔部が設けられ、
    前記支持部には、前記孔部と回動可能に係合する係合部が設けられ、
    前記孔部と前記係合部とが接触する接触部が、前記回動軸部となるように形成された、請求項1から3のいずれか1項に記載の綴具。
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