JP4974024B2 - 自在継手及びこれを用いた手摺り等の自在接続装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自在継手及びこれを用いた手摺り又は笠木(以下「手摺り等」という)の継手部を垂直方向及び水平方向へ自由角度で通し折れ接続することを目的とした自在継手及びこれを用いた手摺り等の自在接続装置に関する。
従来半球状凹入部と、球体とを嵌合してなる自在継手が知られている。また、手摺り等の接続部は、予め定めた角度(水平及ぶ垂直)に設置すべく寸法等が定められており、現場では所定の取付け順序に従って接続固着することになっている。
特公昭59−52263 特開2003−213872 特開2004−19364 実用新案登録第2522750号
従来部材端に固定した半球状凹入部へ他の部材端へ固定した球体を嵌合させた自在継手が知られている。また、従来の手摺り等の接続部は、水平角度、垂直角度共に設計どおりに製作されており、これを現場で取付工事により固定するのみであって、現場の場所に応じて適宜切断して、固定する方式になっていない。
従って現場の取付構造の寸法が微妙に相違する場合には、現場調整不可能の場合もあった。また現場と、取付けるべき手摺り等の寸法(角度)相違によって、新しく出来てくるのを待ったり、多少の相違はあっても、そのまま(微調整なし)取付けることによって、出来上がり状態が若干外観を損するおそれもあった。
また接続端部の角度を水平方向又は垂直方向の調整可能にして、前記問題点を避けることも考えられるが、その多くは垂直角度のみ、又は水平角度のみ調節自在となっており、垂直方向及び水平方向共に調節できるようにはならない問題点があった。
然し乍ら、現場は千差万別であり、垂直方向又は水平方向の何れにおいても微小の調整があった方がより正確な取付けができる場合も少なくなかった。
また前記半球状凹入部へ球体を嵌合した自在継手は、位置の調節がむずかしい問題点があった。
従来調整環の嵌合によって角度を調整するもの(特許文献1)は、一方向角度調整であった。また連結片と支持片により角度を調節したもの(特許文献2)が提案されている。次に連結片と、支持片により角度を調節するもの(特許文献3)の提案もある。更に垂直軸周りで相互回動し、屈折角度を調節できるようにした接続部(特許文献4)の提案もある。
前記のように、公知技術は何れも一方向屈曲調整であって、水平方向と、垂直方向を同一箇所で簡単に、かつ同時に調節できるようにした発明考案の提案が少ない。
然し乍ら水平、垂直の両方向に調整できた方がよいことは当然であり、前記問題点の更なる改善を要請されていた。
然るにこの発明は、角度及び位置の調整が容易な継手を用いることにより、同一場所において、お互いのセンター芯もぶれないで水平方向の角度と、垂直方向の角度を同時に調節することに成功し、前記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの発明は、支持ブラケットの上端部へ、下部の中空半球体を上向きに回動自在に取付けると共に、前記中空半球体上へ、上部の中空半球体を下向に回動自在に嵌装し、前記上下部の中空半球体よりなる中空球体の左右の外壁部へ接続管の円形孔を摺動自在に嵌着し、前記接続管の円形孔には、弧状隔板を夫々設け、該弧状隔板に取付杆溝を設け、前記取付杆溝へ、取付杆の一端部を挿通してナットで取付け、前記取付杆の他端部にリング部を設けて、該リング部を前記中空球体の中央部で上下に重ね、前記リング部内へ固定ボルトの上部に設けたコーン部を嵌挿し、前記固定ボルト端を、前記支持ブラケットの上部に螺合固定して、中空球体及び左右の接続管を固定したことを特徴とする自在継手であり、支持ブラケットの上端部へ、下部の中空半球体を上向きに回動自在に取付けると共に、前記中空半球体上へ、上部の中空半球体を下向に回動自在に嵌装し、前記上下部の中空半球体よりなる中空球体の左右の外壁部へ接続管の円形孔を摺動自在に嵌着し、前記接続管の円形孔には、弧状隔板を夫々設け、該弧状隔板に取付杆溝を設け、前記取付杆溝へ、取付杆の一端部を挿通してナットで取付け、前記取付杆の他端部にリング部を設けて、該リング部を前記中空球体の中央部で上下に重ね、前記リング部内へ、連結枠の下面に上端を固定したコーンを挿通し、該コーン内に、前記連結枠に上部を取付けた固定ボルトを嵌挿し、前記固定ボルトを前記支持ブラケットの上端に固定したナットに螺合して、前記中空球体及び左右の接続管を固定したことを特徴とする自在継手である。
次に他の発明は、中空球体の左右直径対称位置に円形孔を穿設し、該円形孔へ、接続管端に設けた半球状の凸部を摺動自在に嵌合させ、前記半球状の凸部に中央を通過するように取付杆用の長溝を設け、該長溝に取付杆の一端を挿通して脱抜できないように取付け、前記取付杆の他端にリング部を設けて、左右リング部を上下に重ね合わせ、前記リング部内へ、リング部締付用のコーンを挿通し、該コーン内へ固定ボルトを挿通し、該固定ボルト端を、前記中空球体に固定したナットに螺合して、前記中空球体、左右の接続管を固定したことを特徴とする自在継手であり、上下部の中空半球体の嵌合口部には、夫々嵌合挿入片を設けて、夫々対応部へ嵌挿したものであり、中空球体に摺動自在に嵌合させる接続管は複数としたものであり、複数の接続管の一つの取付杆に代えて、表示物取付用のブラケットを固定するものである。
次に、二つの接続すべき部材の、接続端の内側へ夫々装着できる二つの接続用のスリーブであって、該スリーブの両側へ夫々円筒孔を平行に設けると共に、前記円筒孔内へ、共通のフレキシブルパイプを挿通し、前記円筒孔端と、前記フレキシブルパイプの端とを脱抜できないように掛止したことを特徴とする自在継手である。
また、一側を接続すべき二つの部材の端向端下部へ夫々固定する二つの蝶番の他側を、二つの回転接続枠の夫々の垂直枠の縦溝へ昇降自在に取付け、前記二つの回転接続枠の水平枠端に円形案内部と、これに嵌装する弧状案内部を設けて、回転自在に嵌合し、前記嵌合部を案内筒で支持させたことを特徴とする自在継手である。
次に他の発明は、二本の手摺り又は笠木などの杆体の接続端部を、請求項1、2、3の何れか1つ記載の自在継手により垂直方向角度調節自在及び水平方向角度調節自在の部材よりなる継手を介装して連結し、前記杆体の垂直方向角度及び水平方向角度を調節した後、夫々の角度で杆体を固定する手段を付与したことを特徴とする手摺り等の自在接続装置である。
この発明によれば、現場で手摺り等を設置する際に、垂直方向又は水平方向の角度を自由に調整できるので、予め角度を定め、寸法を決定しておく必要なく、凡その角度を決めておけば、現場状況に合せて、又は施工時に正確に設置することができる。
またこの発明の調整は殆んどボルト止めであるから、調整が容易であり、何れも手早くできるので工期を短縮することができる。
またこの発明の接続装置によれば、手摺り等の接続に溶接不用となり、しかも自由角度で通し折れ接続(屈接部が一体に形成されている)ができる利点がある。
従って手摺り等の接続部には連続性があり、接続部において、継手の為に手摺り等の接続部に間隔がおかれたり、外観上隙間ができるおそれはない。
この発明によれば、手摺り等の接続部の設置に関し、垂直方向の角度及び水平方向の角度を自由に調整できるので、容易に立体的調整が可能であり、現場に合致した施工が容易にできる効果がある。
次にこの発明によれば、固定するのに溶接を用いないので、作業性がよく、工期も短縮できる効果がある。
また現場で調整できるので、継手部の詳細設計図が不必要になるばかりでなく、使用部材(笠木など)の正確な寸法仕上りを必要としないなど、現場作業を一層容易にすることができる。
更に調整が容易で熟練していなくても間違えることなく設置でき、かつ設置状態は堅固であって、不慮の外力により手摺り等の接続部が他所より先に壊れるおそれがないなどの諸効果がある。
この発明は、ポールにT状ブラケットを横にして固定し、前記T状ブラケットを横にして固着した際の横杆へ、L状の支持ブラケットの横杆を、長さを調節して所定の長さ(横杆接続長さ)に挿入して固定する。前記支持ブラケットの上端部内側へ、ナットを横(ボルトが縦になる)に固定すると共に、下部の中空半球体を上向に回動自在に取付け、前記中空半球体上へ、上部の中空半球体を下向に回動自在に嵌装する。前記上下部の中空半球体の嵌合口部には、夫々嵌合時に対向開口部へ挿入される嵌合挿入片が設けてあるので、上下部の中空半球体は、互に中心線を合せて正確に嵌合し、正しい形状の中空球体が出来上がる。
前記二つの中空半球体よりなる中空球体の左右へ、接続管の円形孔を嵌着し、前記接続管の円形孔には、弧状隔板を夫々設け、該弧状隔板に前記中空球体内から直径的に伸びる取付杆の一端部を通過させる取付杆溝を設け、前記取付杆の他端部は、前記中空球体内でリングを形成し、このリングを中空球体の中央部で重ねる。前記リング内へ、固定ボルトの上部に設けたコーン部(下方が小径)を嵌挿して、左右の取付杆のリングを重ねるように引き寄せて接続管の円形孔を、中空球体の外壁へ嵌着させる。即ち固定ボルトの螺合締付けによって、中空球体の固定と、左右接続管の固定を同時に終了する。またビスによって前記固定ボルトを介して上部中空半球体を下部中空半球体に堅固に固定することができる。
前記によれば、上下左右無段階に角度調整ができる効果と、お互いの中心線の交点が一致すると共に、接続部の強度を保つことができる。この実施によれば、中空球体が基準になっているので、上下左右の各角度における強度を均一強度に保つことができる。
この発明の実施例を図1〜5に基づいて説明すると、ポール1に横T状のブラケット受け金物2をボルト3で固定し、前記ブラケット受け金物2へ化粧カバー4をボルト5、5で固定する。ブラケット受け金物2と、化粧カバー4の当接面は粗面とし、摩擦当接させてある。また、化粧カバー4へ連結管4aが一体的に、横方向(図4)へ突設されている。前記連結管4a内へL状ブラケット6の水平部6cを挿入し、長短調節してボルト8で固定する。図中6dはボルト8の入る溝である(図5)。
次に前記図4、5の他の実施例を図6、7について説明すると、化粧カバー4の連結杆4aと、L状ブラケット6の水平部6cとの連結に当たり、ボルト94の先端の三角駒95の傾斜面95aを止片96の下端傾斜面に当接し、前記三角駒96の進退により、止片96を昇降させて、連結杆4aと、水平部6cとを固定する構造としたものである。また図6の水平部6cは中心線を中心にして回転させることができる。
前記ブラケット6の垂直部の上端部6b(支持ブラケットの上端部)へ、下部の中空半球体9aを上向に回動自在に取付けると共に、前記中空半球体9a上へ、上部の中空半球体9bを下向に回動自在に嵌装し、前記二つの中空半球体9a、9bで中空球体9を形成する。この中空球体9の外壁部の左右へ、接続管10、10の円形孔13、13を夫々嵌着し、該円形孔13、13内には、弧状の隔板12、12を設ける(図3)。該隔板12、12には、取付杆14、14の一端部を挿通する溝15、15を円形孔13、13に対し直径的に設けると共に、隔板12、12の裏側(円形孔の反対側面)は粗面とし、前記取付杆14、14に嵌める座板16、16と摩擦当接させてある。
前記取付杆14、14の他端部には、リング部14a、14aを設けて、前記中空球体9の中央部で上下に重ねる。前記中空球体9には、上部から、固定ボルト17が挿通され、該固定ボルト17の下端部は前記ブラケット6の上端部6bの内側に固定したナット18に螺合させてあり、前記固定ボルト17のコーン部17aを、前記リング部14a内へ挿入されると、コーン部17aの外壁によって、夫々のリング部14aを矢示19、19の方向(図2、内向)へ引張るので、取付杆14、14も同方向へ引張られ、取付杆14、14のナット20、20を介して接続管10、10を中心部へ引込み、中空球体9と、接続管10、10との自在継手を完結固定する。前記固定ボルト17はナット18に螺合して安定保持されている。
前記固定ボルト17の上部に連結枠21を固定し、この連結枠21にビス22を固定すれば、中空半球体9bは、中空半球体9aに緊締される。これにより中空球体9と、接続管10、10よりなる自在継手Aは、ブラケット6上へ固定される。図中27、27は手摺りである(図1)。
前記において、ビス22を外し、固定ボルト17を弛めると、コーン部17aの上昇により取付杆14、14が弛むので、接続管10、10は図1(a)のように矢示25、26の方向へ自由に移動することができる。また上下部の中空球体9a、9bも図1(b)中矢示23、24の方向へ自由に回動する。従って、接続管10、10は水平方向(中空球体9の回動)及び垂直方向(接続管10の上下斜方向の移動)へ移動できるので、立体的又は全方位に自由移動(自在継手)調節をすることができる。
前記のように、固定ボルト17を弛めることにより、接続管の角度を自由に微調節することができるので、現場における調整が簡単容易、かつ確実になる効果がある。
この発明の他の実施例を、図8〜10に基づいて説明すると、ブラケット6の上端部へ、円板58を固定し、その上部へナット18を固定する。前記円板58へ、下部の中空半球体9aを上向にし、下端孔9cを前記円板58へ回転自在に嵌着すると共に、前記中空半球体9a上へ、上部の中空半球体9bを下向に回動自在に嵌装し、前記二つの中空半球体9a、9bを嵌合して中空球体9を形成する。前記中空半球体9の嵌合部には、嵌合挿入片11、11が夫々設けてあって、各中空半球体9a、9bの嵌合位置が互いにずれないようにしてある。
前記中空球体9の外壁部の左右へ、接続管10、10の円形孔13、13を夫々嵌着し、該円形孔13、13内には、弧状の隔板12、12を設ける(図)。該隔板12、12には、取付杆14、14の一端部を挿通する溝15、15を円形孔13に対し直径的に設けると共に、隔板12、12の裏側(円形孔の反対側面)は粗面とし、前記取付杆14、14に嵌める座板16、16と摩擦当接させてある。
前記取付杆14、14の他端部には、リング部14a、14aを設けて、前記中空球体9の中央部で上下に重ねる。前記中空球体9には、上部から、固定ボルト17が挿通され、該固定ボルト17の下端部は前記ブラケット6の上端部6bに固定したナット18に螺合させてあり、前記固定ボルト17のコーン部17aが、前記リング部14a内へ挿入されると、コーン部17aの外壁によって、リング部14a、14aを夫々矢示19、19の方向(図、内向)へ引張るので、取付杆14、14も同方向へ引張られ、取付杆14、14のナット20、20を介して接続管10、10を中心部へ引込み、中空球体9と、接続管10、10との自在継手を完結する。前記固定ボルト17はナット18に螺合して安定保持されている。図中67はボルト操作孔9dのキャップ、62はリング部14a、14aの案内筒である。
前記実施例において、固定ボルト17を螺入すると(矢示68)、コーン部17aが下降するので、リング部14a、14aを互いに引き寄せることになり、接続管端を中空球体の外壁に加圧当接し固定する。また固定ボルト17を弛めると、中空球体9と接続管10、10の当接部は、摺動容易になるので、接続管端の水平方向及び垂直方向の角度を自由に調節することができる。
前記実施例は、実施例1に対し、連結枠21が不要になる利点があるが、自在継手としての状態は不変である。
前記実施例において、固定ボルト17を弛め、コーン部17aを上昇させて、接続管10、10を矢示63、63の方向へ移動させ、又は矢示64、64の方向へ移動させることによって、垂直方向角度を自由に調節できる(図10(a))。また接続管10、10を矢示65、65又は矢示66、66の方向へ移動させることによって、接続管10、10の水平方向角度を自由に調節することができる(図10(b))。前記のように水平方向の角度及び垂直方向の角度を自由に調節できることは、接続管10、10の角度を立体的に自在に調節できるということである。
この発明の他の実施例を図11〜14について説明すると、中空球体70の左右直径対称位置に、円形孔70a、70aを穿設し、該円形孔70a、70aへ、接続管71、71の端部に設けた半球状の凸部71a、71aを回動自在に嵌挿する。前記中空球体70の内底部に、支持筒72を固定し、支持筒72の内底部にナット73を固定する。前記凸部71a、71aの中央部には、取付杆14の一端部を挿通する長溝(−形)71b、71bを設ける。該長溝71b、71bに挿通した取付杆14にはナット20を螺合して固定する。
前記取付杆14、14の他端には、夫々リング14a、14aを設け、該リング14a、14aは上下に重ね合せて、前記支持筒72上へ載置される。前記上下リング14a、14aの当接面が、中空球体のほぼ中心線上に位置するように、支持筒72の高さを定める。
次に前記リング14a、14aの内部へ、コーン部17aを挿入すると共に、該コーン部17aに、固定ボルト17を挿通し、固定ボルト17を前記ナット73に螺合させることにより、前記コーン部17aを矢示74のように下降させるので、リング部14a、14aは必然的に重なる方向(矢示75、75)へ移動する。そこで取付杆14を介し、接続管71、71も同方向へ移動し、中空球体70の円形孔70aと堅く嵌挿し、接続部を確定することができる。図中76は中空球体70の上部に設けたボルト操作孔70bのキャップ、77は座金であって、長溝71b、71bの座金当接部は粗面にしてある。
前記実施例において、固定ボルト17を弛めて、図13中接続管71、71を矢示78、78、79、79、80、80のように動かせば、垂直方向の角度を調整し、矢示81、81、82、82のように動かせば水平方向の角度を調整することができるので、中空球体70に対し、垂直及び水平の各方向に自在に方向変換することができる。
前記図14(a)は、中空球体9へ円筒形の接続管10と、方形筒の接続管10aと、球面を分する接続管10を当接した実施例である
また図14(b)は、中空球体9へ方形筒の2本の接続管10と、他物を取り付けるブラケットを当接したものである。
次に図14(c)は、中空球体9へ、方形筒の4本の接続管10a、10aを当接したものである。
この発明の他の実施例を図15〜17に基づいて説明する。この実施例は、一方を行き止まりにする場合の一例を示すものであって、構造上は実施例2に対応し、最も近い形状構造を示す。
この発明はブラケット6の上端部へ、円板58を固定し、その上部へナット18を固定する。前記円板58へ、下部の中空半球体9aを上向にし、下端孔9cを前記円板58へ回転自在に嵌着すると共に、前記中空半球体9a上へ、上部の中空半球体9bを下向に回動自在に嵌装し、前記二つの中空半球体9a、9bを嵌合して中空球体9を形成する。前記中空半球体9の嵌合部には、嵌合挿入片11、11が夫々設けてあって、各中空半球体9a、9bの嵌合位置が互いにずれないようにしてある。
前記中空球体9の外壁部の左右へ、接続管10、キャップ10aの円形孔13、13aを夫々嵌着し、該円形孔13内には、弧状の隔板12を設ける(図17)。該隔板12には、取付杆14の一端部を挿通する溝15を円形孔13に対し直径的に設けると共に、隔板12の裏側(円形孔の反対側面)は粗面とし、前記取付杆14に嵌める座板16と摩擦当接させてあり、キャップ10側のナット20は、キャップ10aの内壁に固定してある。
前記取付杆14、14の他端部には、リング部14a、14aを設けて、前記中空球体9の中央部で上下に重ねる。前記中空球体9には、上部から、固定ボルト17が挿通され、該固定ボルト17の下端部は前記ブラケット6の上の円板58に固定したナット18に螺合させてあり、前記固定ボルト17のコーン部17aが、前記リング部14a内へ挿入されると、コーン部17aの外壁によって、リング部14a、14aを夫々矢示19、19の方向(図16、内向)へ引張るので、取付杆14、14も同方向へ引張られ、取付杆14、14のナット20、20を介して接続管10、キャップ10aを中心部へ引込み、中空球体9と、接続管10との自在継手を完結する。前記固定ボルト17はナット18に螺合して安定保持されている。図中67はボルト操作孔9dのキャップ、62はリング部14a、14aの案内筒である。
前記実施例において、固定ボルト17を螺入すると(矢示68)、コーン部17aが下降するので、リング部14a、14aを互いに引き寄せることになり、接続管端を中空球体9の外壁に加圧当接し固定する。また固定ボルト17を弛めると、中空球体9と接続管10、10の当接部は、摺動容易になるので、接続管端の水平方向及び垂直方向の角度を自由に調節することができる。
前記において、接続管10は、矢示25のように上下方向に動かし、矢示23のように水平方向に動かすことができる。
前記実施例は、実施例2と同様に、連結枠21が不要になる利点があるが、自在継手としての状態は不変である。但し、手摺りは一方向のみである。
前記において、取付杆14、14のリング部14a、14aを図15中Bのように扁平に形成すれば、同図中Cのように重ね嵩の低減をはかることができる。
この発明の他の実施例を図18〜20に基づいて説明する。この実施例は、前記実施例1の連結枠21を省略し、実施例2のリング部14a、14aを扁平にし(図20中D)たものに相当する。
即ちブラケット6の垂直部の上端部6b(支持ブラケットの上端部)の筒部62へ、下部の中空半球体9aを上向に回動自在に取付けると共に、前記中空半球体9a上へ、上部の中空半球体9bを下向に回動自在に嵌装し、前記二つの中空半球体9a、9bで中空球体9を形成する。この中空球体9の外壁部の左右へ、接続管10、10の円形孔13、13を夫々嵌着し、該円形孔13、13内には、弧状の隔板12、12を設ける(図18)。該隔板12、12には、取付杆14、14の一端部を挿通する溝15、15を円形孔13、13に対し直径的に設けると共に、隔板12、12の裏側(円形孔の反対側面)は粗面とし、前記取付杆14、14に嵌める座板16、16と摩擦当接させてある。
前記取付杆14、14の他端部には、リング部14a、14aを設けて、前記中空球体9の中央部で上下に重ねる。前記中空球体9には、上部から、固定ボルト17が挿通され、該固定ボルト17の下端部は前記ブラケット6の上端部6bの上の円板58に固定したナット18に螺合させてあり、前記固定ボルト17のコーン部17aを、前記リング部14a内へ挿入されると、コーン部17aの外壁によって、夫々のリング部14aを矢示19、19の方向(図19、内向)へ引張るので、取付杆14、14も同方向へ引張られ、取付杆14、14のナット20、20を介して接続管10、10を中心部へ引込み、中空球体9と、接続管10、10との自在継手を完結固定する。前記固定ボルト17はナット18に螺合して安定保持されている。
前記固定ボルト17の上部のコーン部17a上に固定した中空半球体9bは、中空半球体9aに緊締される。これにより中空球体9と、接続管10、10よりなる自在継手Aは、ブラケット6上へ固定される。図中27、27は手摺り、67はキャップである(図20)。
前記において、キャップ67を外し、固定ボルト17を弛めると、コーン部17aの上昇により取付杆14、14が弛むので、接続管10、10は図(a)のように矢示25、26の方向へ自由に移動することができる。また上下部の中空球体9a、9bも図(b)中矢示23、24の方向へ自由に回動する。従って、接続管10、10は水平方向(中空球体9の回動)及び垂直方向(接続管10の上下斜方向の移動)へ移動できるので、立体的又は全方位(中空球体が水平回転するから)に自由移動(自在継手)調節をすることができる。
前記のように、固定ボルト17を弛めることにより、接続管の角度を自由に微調節することができるので、現場における調整が簡単容易、かつ確実になる効果がある。
この発明の他の実施例を図21〜23に基づいて説明する。この実施例は、前記実施例1のブラケットと、連結枠を省略し、実施例2のリング部14aを扁平にしたものに相当する。
即ち下部の中空半球体9a内に取付杆14のリング部14aの支持筒72を設置したもので、接続管10、10、円形孔13、13の嵌着と、固定ボルト17のコーン部17aによって、前記リング部14aを緊締固定する構造、この作用、効果も総て一致し、接続操作も同一であるから、詳細な説明は省略する。従って実施例1と同一部品は総て同一符号を用いた。また支持筒72に関しては、実施例3と同一であって、作用効果も同一であるから、同一部品は総て同一符号を用いた。図中9dはボルト操作孔、63、65、66は接続管10、10の水平方向、垂直方向の移動方向を示す。
この発明の他の実施例を図24〜26に基づいて説明する。この実施例は、実施例2に関し、三つの接続管10、10、10を用いたものに相当し、他部の構造、作用、効果は総て同一である。
即ちブラケット6の垂直部の上端部6b(支持ブラケットの上端部)上の円板58へ、下部の中空半球体9aを上向に回動自在に取付けると共に、前記中空半球体9a上へ、上部の中空半球体9bを下向に回動自在に嵌装し、前記二つの中空半球体9a、9bで中空球体9を形成する。この中空球体9の外壁部の左右へ、接続管10、10、10の円形孔13、13、13を夫々嵌着し、該円形孔13、13、13内には、弧状の隔板12、12、12を設ける(図26)。該隔板12、12、12には、取付杆14、14、14の一端部を挿通する溝15、15、15を円形孔13、13、13に対し直径的に設けると共に、隔板12、12、12の裏側(円形孔の反対側面)は粗面とし、前記取付杆14、14、14に嵌める座板16、16、16と摩擦当接させてある。
前記取付杆14、14、14の他端部には、リング部14a、14a、14aを設けて、前記中空球体9の中央部で上下に重ねる。前記中空球体9には、上部から、固定ボルト17が挿通され、該固定ボルト17の下端部は前記ブラケット6の上端部6b上の円板58に固定したナット18に螺合させてあり、前記固定ボルト17のコーン部17aを、前記リング部14a内へ挿入させると、コーン部17aの外壁によって、夫々のリング部14aを矢示19、19の方向(図25、内向)へ引張るので、取付杆14、14、14も同方向へ引張られ、取付杆14、14、14のナット20、20、20を介して接続管10、10、10を夫々中心部へ引込み、中空球体9と、接続管10、10、10との自在継手を完結固定する。前記固定ボルト17はナット18に螺合して安定保持されている。
これにより中空球体9と、接続管10、10、10よりなる自在継手100は、ブラケット6上へ固定される。図中27、27は手摺りである(図24)。
前記において、キャップ67を外し、固定ボルト17を弛めると、コーン部17aの上昇により取付杆14、14、14のリング部14a、14a、14aが弛むので、接続管10、10、10は図24(a)のように矢示25、26の方向へ自由に移動することができる。また上下部の中空球体9a、9bも図24(b)中矢示23、24の方向へ自由に回動する。従って、接続管10、10、10は水平方向(中空球体9の回動)及び垂直方向(接続管10の上下斜方向の移動)へ移動できるので、立体的又は全方位に自由移動(自在継手)調節をすることができる。
前記のように、固定ボルト17を弛めることにより、接続管10の角度を自在に微調節することができるので、現場における調整が簡単容易、かつ確実になる効果がある。
前記実施例においては、取付杆14を三本用いるので、リング部の重なりが高くなる。そこで上下中空球体9a、9bの当接部間へリング85を介装して、段差を解消し併せて、接続管10、10、10を夫々立体的に円滑に回動させる為である。またリング部14aは扁平にして全体の重なりを薄くしてある。
この発明の他の実施例を図27〜31について説明する。この実施例は、実施例7における一つの接続管10に代えて、案内板86の柱86aを嵌挿する筒体87を固定するブラケット88の取付板88aを、取付杆14のリング部14aで挟着固定したものに相当する。従って接続管10、10、取付杆14、14、固定ボルト17、コーン部17a、ブラケット6などの構造は総て同一に付、同一部分は同一符号をつけ、その説明を省略した。
前記のように、接続管10、10については総て実施例1におけるとおりであって、同一部分には同一符号を付した。従って同一部分の構成作用効果は総て同一に付、その説明を省略した。
前記実施例において、ブラケット88の取付板88aを、取付杆14、14のリング14a、14aの間に挟着し、固定ボルト17を螺入(ナットへ締め付ける)すれば、前記取付杆14、14の固定に伴って、取付板88aも固定される。そこでブラケット88が固定されるので、ブラケット88の固定片88bへ、筒体87をボルト89で固定する。そこで展示すべき案内板86の柱を、前記筒体87に挿入すれば、案内板86を安定保持することができる。
次に図3031は、前記案内板(その他広告等)に代えてデリネーター90を取り付ける場合の一例を示すものである。前記デリネーター90は視線誘導標で、いわゆる「道路交通安全用品」であって、その様式に関係なく、同一技術により、この発明の自在継手部へ取り付けることができる。前記デリネーター90は、取付板90aと、支持部90bと、表示部90cとを一体に形成したものであるが、前記各部を別製して然る後連結することを妨げない。
この発明の他の実施例を図32、33、34に基づいて説明する。この実施例は、接続管10を4個取り付けたもので、その他は実施例1と同一である。従って各部の構成中、接続管10が4個あること、これに伴って取付杆14のリング部14aの重なりが大きくなるので、上下中空球体9a、9bの間にリング85、85aを介装して安定を図った。またリング部14aは、ほぼ2分の1の厚さとして、全体の重なりを可及的に薄く収めた。この点は重なりが4本分であっても、リング85、85aの厚さによって調節することができると共に、各接続管10、10、10、10を夫々立体的に摺動させることができるようにしてある。またリング85、85aの切目に取付杆が嵌るようにしてある。
前記のように基本的構造は実施例1と同一であるから、同一部分については同一符号を付し、その構成、作用、効果の説明を省略した。但し4本の笠木などを接続できる。
この発明の他の実施例を図35〜38について説明すると、笠木30、30の下面に蝶板31の一側蝶板片31aを夫々固定し、蝶板31の他側蝶板片31bの長孔31cと、回転接続枠32、33の垂直枠32a、33aの縦溝32b、33bをボルト34、34で固定する。前記回転接続枠32の水平片32c、円形案内部32dに、回転接続枠33の水平片33cの弧状部33dを回動自在に嵌装し、その上部を案内筒35の下面で押え、前記案内筒35をベース36の縦軸37へ回転自在に嵌装し、ビス38を前記縦軸37の上端へ螺合し固定して、この発明の継手46ができる。前記ベース36は、支柱39上へ固定されている。図中47は格子、48は下部横桟である。
前記において、笠木30の傾斜角度は矢示40又は41の方向へ上下することにより(図35)、蝶板31aが回動して支持設定する。また各笠木30の高さは、蝶板31bを矢示42又は43の方向へ昇降することによって所定の高さに設定できる。
次に笠木30の水平方向の角度は、前記回転接続枠32、33を矢示44又は45の方向へ回転させることにより、自由に設定することができる(図35(b))。
前記における回転は、回転接続枠32の円形案内部32dと、回転接続枠33の弧状部33dとの嵌合により案内されるので、総て縦軸37を中心にして行われる。従って、回転の中心は常時正確に保持されており、回転角によって回転の中心がぶれるおそれはない。
前記のように、笠木30は、その接続部において、垂直方向、水平方向及び接続高さを自由に調整できるので、現場の形状に応じ、正確に対応して施工することができる。
この発明の他の実施例を図39、40に基づいて説明すると、笠木30、30の端部内側へ同形の角切りスリーブ50、50を夫々内装し、前記角切りスリーブ50、50の両側長手方向へ設けた円形筒51、51内へ、一端鍔付のフレキシブルパイプ52、52を夫々挿通し、前記フレキシブルパイプ52、52の他端部52a、52aを屈折し、前記角切りスリーブ50、50と、フレキシブルパイプ52、52とを長手方向について固着する。
前記において図39(b)中矢示54又は55のように外力を加えると、前記フレキシブルパイプ52が自由に屈曲するので、所定の位置で前記角切りスリーブ50を固定すれば、笠木30を所定の角度で安定保持することができる。
前記図39(b)は水平方向の角度調整であるが、図39(c)のように矢示56又は57の方向へ外力を加えれば、垂直方向の角度調整をすることもできる。
図中59、59は目地コーキング受板で、笠木ジョイント目地にコーキング充填の必要な場合に取り付ける。
次にスリーブ50の取付状態を図40基づいて説明すると、スリーブ50を笠木30内へ挿入し、笠木30の角度を決定したならば、ボルト49により笠木30の取付けブラケット29と、スリーブ50をボルト49で固定することにより、スリーブ50の位置が決まり、笠木30の角度も確定される。前記取付けブラケット29の他端は支柱60へボルト61で固定されている。
また笠木30の継目へコーキングする場合には、継目30aの内側をコーキング受板59で塞ぎ(図39(b))、ついでコーキング材28を充填する。この場合に、コーキング受板59があるので、対向する笠木30、30の隙間へ確実にコーキングすることができる。






(a)この発明の実施例の一部を省略した正面図、(b)同じく平面図。 (a)同じく一部を切断した正面図、(b)同じく一部を切断した平面図、(c)同じく接続管の側面図。 同じく各部品の展開斜視図。 同じく設置状態の一部を切断した正面図。 (a)同じく分解斜視図、(b)同じく設置平面図。 (a)同じく一部断面した正面図、(b)同じく止片を示す一部正面図、(c)同じく他の止片を示す正面図。 (a)同じく化粧カバーの側面図、(b)同じく平面図、(c)同じく図36中A−A断面図、(d)同じく図36中B−B断面図、(e)同じく図36中C−C断面図、(f)同じく図36中D−D断面図。 (a)同じく他の実施例の一部縦断図、(b)同じく一部横断平面図。 同じく展開斜視図。 (a)同じく垂直方向の変化の説明図、(b)同じく水平方向の変化の説明図。 (a)同じく他の実施例の縦断正面図、(b)同じく横断平面図。 同じく展開斜視図。 (a)同じく垂直方向の変化の説明図、(b)同じく垂直方向の他の説明図、(c)同じく水平方向の変化の説明図。 (a)同じく円形、角形接続管を用いた斜視図、(b)同じく2本の4角形接続管を用いた斜視図、(c)同じく4本の角形接続管を用いた斜視図。 (a)同じく端部の実施例の正面図、(b)同じく平面図、(c)同じく接続管の側面図。 (a)同じく一部切断正面図、(b)同じく一部切断平面図。 同じく各部材の展開斜視図。 (a)同じく他の実施例の正面図、(b)同じく平面図、(c)同じく接続管の側面図。 (a)同じく一部切断正面図、(b)同じく一部切断平面図。 同じく各部材の展開斜視図。 (a)同じく他の実施例の正面図、(b)同じく平面図。 (a)同じく一部断面した正面図、(b)同じく一部断面した平面図。 同じく各部材の展開斜視図。 (a)同じく他の実施例の正面図、(b)同じく平面図。 (a)同じく一部断面した正面図、(b)同じく一部断面した平面図。 同じく各部材の展開斜視図。 (a)同じく他の実施例の正面図、(b)同じく平面図。 (a)同じく他の実施例の一部を切断した正面図、(b)同じく一部切断した平面図、(c)同じく接続管の側面図。 同じく各部材の展開斜視図。 (a)同じく一部断面した正面図、(b)同じく一部断面した平面図、(c)同じく接続管の側面図。 同じく各部材の展開斜視図。 (a)同じく他の実施例の正面図、(b)同じく平面図。 (a)同じく一部断面した正面図、(b)同じく横断平面図、(c)同じく接続管の側面図。 同じく各部材の展開斜視図。 (a)同じく他の実施例の一部を切断した正面図、(b)同じく一部を省略した平面図。 (a)同じく一部を省略した側面図、(b)同じく一部を省略した斜視図。 (a)同じく柵の正面図、(b)同じく角度調整した一部正面図、(c)同じく他の角度にした一部側面図。 同じく使用部品の展開斜視図。 (a)同じく他の実施例の一部斜視図、(b)同じく取付状態の平面図、(c)同じく取付状態の正面図。 (a)同じくスリーブの取付状態における一部を省略した正面図、(b)同じくスリーブと支柱との固定状態を示す一部を省略した側面図。
符号の説明
1 ポール
2 ブラケット受け金物
3、5 ボルト
4 化粧カバー
6 L状ブラケット
9 中空球体
10 接続管
12 隔板
14 取付杆
17 固定ボルト
21 連結枠
27 手摺り
30 笠木
31 蝶板
32、33 回転接続枠
35 案内筒
36 ベース
37 縦軸
39 支柱
46 全体継手
50 角切りスリーブ
51 円形筒
52 フレキシブルパイプ
59 コーキング受板

Claims (7)

  1. 支持ブラケットの上端部へ、下部の中空半球体を上向きに回動自在に取付けると共に、前記中空半球体上へ、上部の中空半球体を下向に回動自在に嵌装し、前記上下部の中空半球体よりなる中空球体の左右の外壁部へ接続管の円形孔を摺動自在に嵌着し、前記接続管の円形孔には、弧状隔板を夫々設け、該弧状隔板に取付杆溝を設け、前記取付杆溝へ、取付杆の一端部を挿通してナットで取付け、前記取付杆の他端部にリング部を設けて、該リング部を前記中空球体の中央部で上下に重ね、前記リング部内へ固定ボルトの上部に設けたコーン部を嵌挿し、前記固定ボルト端を、前記支持ブラケットの上部に螺合固定して、中空球体及び左右の接続管を固定したことを特徴とする自在継手。
  2. 支持ブラケットの上端部へ、下部の中空半球体を上向きに回動自在に取付けると共に、前記中空半球体上へ、上部の中空半球体を下向に回動自在に嵌装し、前記上下部の中空半球体よりなる中空球体の左右の外壁部へ接続管の円形孔を摺動自在に嵌着し、前記接続管の円形孔には、弧状隔板を夫々設け、該弧状隔板に取付杆溝を設け、前記取付杆溝へ、取付杆の一端部を挿通してナットで取付け、前記取付杆の他端部にリング部を設けて、該リング部を前記中空球体の中央部で上下に重ね、前記リング部内へ、連結枠の下面に上端を固定したコーンを挿通し、該コーン内に、前記連結枠に上部を取付けた固定ボルトを嵌挿し、前記固定ボルトを前記支持ブラケットの上端に固定したナットに螺合して、前記中空球体及び左右の接続管を固定したことを特徴とする自在継手。
  3. 中空球体の左右直径対称位置に円形孔を穿設し、該円形孔へ、接続管端に設けた半球状の凸部を摺動自在に嵌合させ、前記半球状の凸部に中央を通過するように取付杆用の長溝を設け、該長溝に取付杆の一端を挿通して脱抜できないように取付け、前記取付杆の他端にリング部を設けて、左右リング部を上下に重ね合わせ、前記リング部内へ、リング部締付用のコーンを挿通し、該コーン内へ固定ボルトを挿通し、該固定ボルト端を、前記中空球体に固定したナットに螺合して、前記中空球体、左右の接続管を固定したことを特徴とする自在継手。
  4. 中空球体に摺動自在に嵌合させる接続管は複数としたことを特徴とする請求項1、2、3の何れか1項記載の自在継手。
  5. 複数の接続管の一つの取付杆に代えて、表示物取付用のブラケットを固定することを特徴とした請求項4記載の自在継手。
  6. 上下部の中空半球体の嵌合口部には、夫々嵌合挿入片を設けて、夫々対応部へ嵌挿したことを特徴とする請求項1又は2記載の自在継手。
  7. 二本の手摺り又は笠木などの杆体の接続端部を、請求項1、2、3の何れか1つ記載の自在継手により垂直方向角度調節自在及び水平方向角度調節自在の部材よりなる継手を介装して連結し、前記杆体の垂直方向角度及び水平方向角度を調節した後、夫々の角度で杆体を固定する手段を付与したことを特徴とする手摺り等の自在接続装置。
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