JP4969228B2 - 個別包装薬剤自動供給装置 - Google Patents

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Description

この発明は、丸ものの個別包装薬剤を整列収納しておいて逐次供給する個別包装薬剤自動供給装置に関する。
ここで、丸もの薬剤は、アンプルやバイアル等の円筒状容器に注射薬や輸液などを収容したものを意味し、ガラスやプラスチック等からなる容器の形状が円筒状なので、丸ものと呼ばれている。また、個別包装薬剤は、そのような容器入り薬剤を一袋に一つずつ袋詰めして密封したものを意味する。本発明の個別包装薬剤自動供給装置が取り扱う丸ものの個別包装薬剤は、硬質の内容器と軟質の外袋とによる二重封入形態のものである。
丸もの薬剤の典型例である注射アンプルを多数収納しておいて逐次供給する装置が実用化されているが、それを薬剤の収納態様で大別すると、整列収納タイプとランダム収納タイプとが挙げられる。
前者の整列収納タイプでは(例えば特許文献1参照)、アンプルが立って一列に並ぶ完全整列状態でカートリッジに収納され、それらがバネ等で一方向に付勢され、更にゲートの開閉により先端から一つずつ落下排出される。落下排出後、そのアンプルは、水平搬送され、横になるがやはり一列に並ぶ完全整列状態でストックされ、更にプッシャで一つずつ移載されて循環式の縦方向搬送ベルトコンベアのリテーナで掬い上げられ、それから反り投げの如く前方へ送り出され、傾斜板を転がり落ちて、整列ケースに収まる。
後者のランダム収納タイプでは(例えば特許文献2参照)、収容器にランダム投入されたアンプルが、循環式の取出部材の上昇移動によって揺り動かされるとともに掬い上げられ、上昇から下降に転じた取出部材によってやはり反り投げの如く反対側へ送り出されて、そこの搬送機構に移載され、縦に向きを変えて水平に搬送される。それから欠落部のところで重い尾部からずり落ちることにより、薬剤の頭尾までも自動で揃えられる。そして、横置きで一列に並んだ完全整列状態で取り出される。この場合、上昇時にアンプルを掬い上げる取出部材の幅がアンプルの直径とほぼ同じなので、プッシャが併用されていなくても、アンプルが重なったまま掬い上げられるという不都合はない。
今では、このような自動機を用いることにより、アンプル等の容器に入った薬剤を多数収納しておいて必要な時に一つずつ供給することができるようになっている。
特開平2−28406号公報 特開2000−185816号公報
ところで、注射アンプル等の容器入り薬剤に関して、プラスチックアンプル等を一つずつ袋にいれて密封するという薬剤包装形態が開発され、その形態で包装された薬剤の薬効については薬液のpH上昇が抑制されるため、ガスバリア性のフィルムで包装している包装形態の薬剤の種類や使用量が増えてきた。そして、その取扱作業自動化の要請も高まってきた。
しかしながら、そのような丸ものの個別包装薬剤は、硬質の容器の外側に軟質の袋が被されているので、完全整列状態で並べるのや転がすのが難しい。
このため、袋を被っていないアンプルを取り扱うようになっている従来の自動機をそのまま使用する訳にはいかない。
また、袋詰めされているとはいっても円筒状容器の収まった中央部分とそうでない周辺部分とで硬さや厚さが極端に違うため、湿布剤を収納した袋や箱のように摩擦部材や吸着部材で逐次排出するのも難しい。
そこで、丸ものの個別包装薬剤を多数収納しておいて逐次供給する個別包装薬剤自動供給装置を実現することが重要な課題となるが、その実現に際しては、収納量が多いのに整列条件は緩くて済むという利点を持った丸もの薬剤の掬い上げ方式を踏襲したうえで、外袋が付いていても一つずつ排出できるよう改造することが、技術的な課題となる。
本発明の個別包装薬剤自動供給装置は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、丸もの薬剤を一つずつ袋に入れて密封した個別包装薬剤を多数収納かつ逐次供給する個別包装薬剤自動供給装置であって、前板の上方に上枠が設けられた薬剤収納部と、その内底に設けられた搬送機構と、前記個別包装薬剤を複数乗載可能な幅の押上部材が前記搬送機構と前記前板との間で往復昇降し上昇位置では乗載薬剤を前記上枠に仕切らせつつ傾動して逐次排出する逐次排出機構とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の個別包装薬剤自動供給装置は(解決手段2)、上記解決手段1の個別包装薬剤自動供給装置をより具体的に規定したものであり、特に逐次排出機構が具体化されて次のようになっている。すなわち、丸もの薬剤を一つずつ袋に入れて密封した個別包装薬剤を多数収納しておいて逐次供給する個別包装薬剤自動供給装置であって、側板より低い前板の上方に上枠の設けられた箱状体からなり前記個別包装薬剤の軸方向を一致させれば前後の列なりと上下の重なりは自由に並べられる緩規制整列状態で前記個別包装薬剤を収納しうる薬剤収納部と、この薬剤収納部の内底に設けられていて前記個別包装薬剤を前方へ搬送する搬送機構と、前記個別包装薬剤を複数乗載可能な幅を持った押上部材が設けられていて前記搬送機構と前記前板との間で前記前板に沿って前記押上部材が往復昇降することと前記押上部材が前記前板より高く上昇する位置では前記押上部材と前記上枠との間隙が前記丸もの薬剤の外径より狭くなるとともに前記押上部材が前下がり状態に傾動することにより前記個別包装薬剤のうち先頭の一つが前記上枠の前に来ていればこれを前記前板の上から前方へ排出する逐次排出機構とを備えていることを特徴とする。
さらに、本発明の個別包装薬剤自動供給装置は(解決手段3)、上記解決手段1,2の個別包装薬剤自動供給装置であって、前記押上部材の下方後背位置に設けられて前記押上部材と共に昇降することにより前記押上部材の上昇時に前記押上部材の下へ前記個別包装薬剤が潜り込むのを阻止する戻し部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明の個別包装薬剤自動供給装置は(解決手段4)、上記解決手段3の個別包装薬剤自動供給装置であって、容易に曲がるシート状部材からなる延長シートを備えたことを特徴とする。この延長シートは、前記戻し部材から下方へ延び、そこで後方へ方向転換されて前記搬送機構の下方に入り、そこで張力を付与されて、前記戻し部材の上昇時に前記戻し部材の下へ前記個別包装薬剤が潜り込むのを阻止するようになっている。
このような本発明の個別包装薬剤自動供給装置にあっては(解決手段1,2)、薬剤収納部に個別包装薬剤を完全整列状態で並べなくても薬剤収納部内で個別包装薬剤が転がらなくても更には個別包装薬剤が積み重なっていても個別包装薬剤の軸方向が一致する状態で並んでいれば、収納薬剤は、搬送機構によって搬送され、前板や逐次排出機構によって止められ、押上部材が下降していれば押上部材の上に乗り移る。そのとき、押上部材がその幅方向すなわち薬剤整列方向=前後方向において個別包装薬剤を複数乗載しうるようになっているので、単体の丸もの薬剤より動きの悪い個別包装薬剤でも高い確率で押上部材に乗る。
それから、押上部材が上昇すると、上昇中に一部の薬剤が押上部材から落ちて搬送機構の上に戻ることもあるが、前板に沿って押し上げられた薬剤は高い確率で押上部材の上に残り、押上部材が最上昇位置に達して傾動し始めた頃には乗載薬剤のうち先頭の一つだけが上枠の前に位置するのに対し残りの薬剤は上枠の後ろになる。その状態で押上部材が十分に傾くと、先頭の薬剤は前板を超えて前方へ落下し、残りの薬剤は押上部材が下降しても薬剤収納部内にとどまる。このように同一経路を行きつ戻りつする往復昇降と上枠の近傍での傾動とを組み合わせて先頭の薬剤が仕切られて排出されるようにしたため、複数の薬剤が掬い上げられたときでも一度に排出されるのは一つだけになる。
これにより、個別包装薬剤を気軽に積み重ねて多数収納することができ、個別包装薬剤が積み重なっていても高率で掬い上げることができ、一つだけ掬い上げたときはもとよりそれより多く掬い上げたときでも一つずつ排出することができる。
したがって、この発明によれば、丸ものの個別包装薬剤を多数収納しておいて逐次供給する個別包装薬剤自動供給装置を掬い上げ方式にて実現することができる。
また、本発明の個別包装薬剤自動供給装置にあっては(解決手段3)、押上部材と共に昇降する戻し部材を押上部材の下方後背位置に設けて押上部材の上昇時に押上部材の下へ個別包装薬剤が潜り込むのを阻止するようにしたことにより、押上部材の昇降距離を長くすることが可能になることから、薬剤収納部の有効深さの伸張が許容されるので、個別包装薬剤の収納量を増やすことができる。
したがって、この発明によれば、丸ものの個別包装薬剤を多数収納しておいて掬い上げ方式で逐次供給する個別包装薬剤自動供給装置の薬剤収納量を増やすことができる。
さらに、本発明の個別包装薬剤自動供給装置にあっては(解決手段4)、戻し部材に加えて延長シートまで設けて、押上部材の上昇時には戻し部材の機能を下方へ敷延し、押上部材の下降時には延長シートが搬送機構の下に収まるようにしたことにより、空間の有効利用を図りつつ、押上部材の昇降距離を更に長くすることが可能になることから、薬剤収納部の有効深さの更なる伸張が許容されるので、個別包装薬剤の収納量を大幅に増やすことができる。
このような本発明の個別包装薬剤自動供給装置について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜4により説明する。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜4(出願当初の請求項1〜4)を薬剤カセットとして具現化したものであり、図3に示した実施例2は、その変形例である。また、図4に示した実施例3や、図5に示した実施例4は、上述した解決手段1〜4を薬剤整列排出機として具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,タイミングベルト等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明の個別包装薬剤自動供給装置の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1(a)は、本発明の個別包装薬剤自動供給装置の取扱対象の典型例である個別包装薬剤10の斜視図であり、図1(b)及び(c)は、本発明の個別包装薬剤自動供給装置を具体化した薬剤カセット20を後方の右上から見下ろしたところの斜視図であり、そのうち図1(b)は薬剤排出を実行する前の装置状態を示し、図1(c)は薬剤排出中の装置状態を示している。
装置の説明に先立って取扱対象の個別包装薬剤10を説明すると(図1(a)参照)、個別包装薬剤10は、丸物薬剤11を袋12にて真空パックしたものである。例えば、丸物薬剤11(丸もの薬剤)は抗生物質などの注射薬を硬質プラスチック製の小瓶に収容して蓋を閉めたものであり、袋12は軟質の透明プラスチックからなり、個別包装薬剤10は、一つの袋12には一つだけ丸物薬剤11を収納して、真空ポンプ等で袋12から排気しながら、袋12の口を融着や接着などで閉じて、丸物薬剤11を袋12に封入したものとなっている。丸物薬剤11の容器は円筒状であれば他の形状や材質のものでも良く、袋12は不透明でも良く、個別包装薬剤10の空気抜きは軽く押し出した程度でも良い。
薬剤カセット20は(図1(b),(c)参照)、多数の個別包装薬剤10を収納しておいて逐次供給するため、個別包装薬剤10を緩規制整列状態で収納する薬剤収納部21〜24と、その内底に設けられた搬送機構25と、掬い上げ方式で個別包装薬剤10を一つずつ排出する逐次排出機構30とを具えている。
薬剤収納部21〜24は、例えばプラスチックや金属などから作られた左側板21と図示しない右側板と図示しない背板と基礎板22と前板23とを具えた上面解放の箱体であり、前板23の上方には上枠24が設けられている。上枠24は左側板21と右側板の上縁部に架けられており、前板23は左側板21や右側板より背が低く、前板23と上枠24との間隙は丸物薬剤11の外径より少し広くなっている。
搬送機構25は、例えば小形のベルトコンベアからなり、薬剤収納部21〜24の内底に設置されていて、図示しないコントローラの制御に従って動作し、動作時には前向きの水平搬送を行うようになっている。搬送機構25は、逐次排出機構30と併せて薬剤収納部21〜24の内底を概ねカバーしており、左右方向の外寸が個別包装薬剤10より少し広い。これにより、薬剤収納部21〜24は、丸物薬剤11の軸方向を一致させた緩規制整列状態で多数の個別包装薬剤10を収納しうるものとなり、更に丸物薬剤11の軸方向を左右に向けて搬送機構25に乗せさえすれば、多数の個別包装薬剤10の前後方向のピッチは等ピッチであれ不等ピッチであれ、個別包装薬剤10が上下に重なろうと重ならずにばらけようと、気にすることなく気軽に収納することができるものとなっている。
逐次排出機構30は、掬い上げ方式で個別包装薬剤10を一つずつ排出するために、押上部材31と揺動部材32と支軸33と昇降部材34と戻し部材35とローラ36と延長シート37とテンション機構38とを具えている。そのうち昇降部材34は、コントローラの制御に従う図示しない電動モータや伝動部材などからなる昇降駆動機構によって上下動させられるようになっており、支軸33と戻し部材35は昇降部材34に装着されて随伴昇降し、揺動部材32が支軸33によって揺動可能に軸支され、押上部材31はそのような揺動部材32及び支軸33を介在させて昇降部材34に装着されて昇降も揺動もするものとなっている。
押上部材31は、左側板21の直ぐ内側から右側板の直ぐ内側まで延びた細長い横板状部材からなり、個別包装薬剤10を掬い上げるものであるが、掬い上げの確率を高めるために、個別包装薬剤10を複数乗載しうるよう、少なくとも上面の幅すなわち前後方向の外寸が丸物薬剤11の外径の2倍以上になっている。また、掬い上げの確率を高めつつも、過剰に乗り上げた個別包装薬剤10は上昇中に落ちて、上昇を終えるまで残った個別包装薬剤10が押上部材の幅方向すなわちカセットの前後方向や搬送機構25の搬送方向にずれて、掬い上げた個別包装薬剤10については上下方向の重なりが解消されるよう、横置きの浅い樋状のものや、緩い凹状の鉛直断面のものとなっている。
このような押上部材31は、更に、上述したように昇降も揺動も可能になっているが、上昇位置は別として下降位置や中間位置では(図1(b)参照)、前上がりぎみの傾斜状態で前縁が前板23の内面に寄り掛かるため、昇降部材34が上下に移動すると、押上部材31も随伴して往復昇降し、その際、押上部材31の前縁が前板23の内面を滑ることで押上部材31が前上がりぎみの傾斜状態を維持するので、押上部材31は、搬送機構25と前板23との間で前板23に沿って往復昇降する。これに対し、押上部材31が前板23より高く上昇する位置では(図1(b)参照)、押上部材31の前縁部が前板23の上端に乗って上昇をやめるが押上部材31の後縁部は更に上昇するので、押上部材31は傾動して前下がり状態になる。また、その上昇位置では、押上部材31と上枠24との間隙が丸物薬剤11の外径より狭まるようになっている。
戻し部材35は、押上部材31が上昇したときに(図1(c)参照)、搬送機構25より高くなった押上部材31の下へ搬送機構25上の個別包装薬剤10が潜り込むという不所望な事態の発生を防止するために、左側板21の直ぐ内側から右側板の直ぐ内側まで延びた細長い縦板状部材からなり、押上部材31の下方後背位置に配されて昇降部材34に取り付けられ、押上部材31が昇降すると一緒に昇降するようになっている。もっとも、戻し部材35は、押上部材31が下降したとき(図1(b)参照)、搬送機構25上面より低くなった押上部材31の下に収まるよう、高さ方向の外寸が薬剤収納部21〜24の高さの数分の一程度に抑えられている。そのため、押上部材31が上昇したときには(図1(c)参照)、下端まで搬送機構25より高くなって間隙の閉塞機能を喪失するというものである。
延長シート37は、戻し部材35の間隙閉塞機能の不足を補って、押上部材31ばかりか戻し部材35まで搬送機構25より高くなったときでも、押上部材31の下への個別包装薬剤10の潜り込みを阻止するために、薄い金属やプラスチック等を長方形状にカットした容易に曲がるシート状部材からなり、左右方向には左側板21の直ぐ内側から右側板の直ぐ内側まで延びており、前後方向および上下方向には、戻し部材35の後背面から下方へ延び、搬送機構25より低いところで回転自由なローラ36にて後方へ方向転換されて搬送機構25の下方に入り、そこでバネ等からなるテンション機構38によって適度な張力が付与されるようになっている。
この実施例1の薬剤カセット20について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2(a)〜(e)は、何れも左側面から内部を透視した模式図であり、排出動作を時系列で示している。
薬剤カセット20を使用するときは(図2(a)参照)、先ず、押上部材31が下降している初期状態の薬剤カセット20に排出対象の個別包装薬剤10を収納しておく。そのとき、個別包装薬剤10の軸方向を揃えて(図では紙面を貫く向きにして)、個別包装薬剤10を搬送機構25の上に乗せることにより、薬剤収納部21〜24に個別包装薬剤10を収納するが、個別包装薬剤10の軸方向さえ揃っていれば、個別包装薬剤10が少数であろうと多数であろうと、カセット前後方向(図では左右方向)のピッチが等しかろうと等しくなかろうと、個別包装薬剤10が上下に重なろうと重ならずにばらけようと、気にしないで良いので、気軽に収納することができる。
後は、薬剤を収納している薬剤カセット20を自動動作させると、以下のようにして、個別包装薬剤10が一つずつ前板23の前の排出口26に排出される。すなわち、搬送機構25が動作して個別包装薬剤10が前方へ搬送され前板23のところに寄せられる(図2(b)参照)。このとき、一つ以上の個別包装薬剤10が押上部材31に乗り上げていれば、搬送機構25は搬送動作を停止しても良く搬送動作を継続して空回りしても良く、次は逐次排出機構30が動作する(図2(c)〜(e)参照)。詳述すると、昇降部材34が上昇を開始して(図2(c)参照)、押上部材31が緩い前上がり状態で前板23寄りの個別包装薬剤10を押し上げる。そうすると、押上部材31の上方で他の個別包装薬剤10に積み重なっている個別包装薬剤10は、高く持ち上げられて崩れ落ちるが、前方は前板23によって遮られているので、後方の搬送機構25の上方へ戻ってくる。
そして、押上部材31が前板23より高く上昇した頃(図2(d)参照)、押上部材31の上面には、個別包装薬剤10が残っていないこともあるが、大抵は一つか二つの個別包装薬剤10が残り、複数個が残った場合、それらは重ならないで前後に並ぶ。また、押上部材31が上昇位置では前上がり状態から前下がり状態に姿勢を変えるため、押上部材31によって掬い上げられた個別包装薬剤10のうち先頭のものは押上部材31の前縁の方に寄る。そして、押上部材31の前下がり傾斜が増すと、押上部材31と上枠24との間隙が狭まって、先頭の個別包装薬剤10と後続の個別包装薬剤10とが上枠24によって仕切られ、先頭の個別包装薬剤10だけが前板23を超えて前方へ進む。
それから(図2(e)参照)、前進した先頭の個別包装薬剤10は排出口26のところに落下し、上枠24等に前進を拒まれた他の個別包装薬剤10は、昇降部材34や押上部材31の下降に伴って前板23の内側を下り、薬剤収納部21〜24内にとどまる。
こうして、この薬剤カセット20にあっては、逐次排出機構30が昇降動作を行う度に、薬剤収納部21〜24に収納されている個別包装薬剤10に対して掬い上げが試行されて、一つでも掬い上げられれば、一つずつ個別包装薬剤10が排出口26に排出される。排出できなかったときには排出できるまで逐次排出機構30の昇降動作が繰り返されるが、個別包装薬剤10が収納されていれば高い率で逐次排出することができる。
図3に左側面透視模式図を示した薬剤カセット20は、(a),(b)何れも上述した実施例1のものの一部に改造を施したものである。
前者は(図3(a)参照)、上枠24の位置を可変設定できる機構が付加されたものであり、押上部材31と上枠24との間隙や上枠24による個別包装薬剤10の仕切り位置を調整することが容易に行えるようになっている。これにより、薬剤カセット20をサイズの異なる丸物薬剤11を密封した個別包装薬剤10にも使用することができる。
後者は(図3(b)参照)、押上部材31の動作の円滑化や安定化のため、押上部材31前縁の上昇位置を規制する上ストッパ31aや、押上部材31前縁と前板23との滑りを転がりに変える転動輪31b、押上部材31が前下がり状態のまま下降するのを防止する下ストッパ31cが付設されたものである。この薬剤カセット20には、排出口26から外へ個別包装薬剤10を搬出する排出コンベア27も設けられている。
図4に平面図を示した薬剤整列排出機40は、本発明の個別包装薬剤自動供給装置を上述の薬剤カセット20の複列配置と送り方向転換などにより薬剤整列排出機に仕立てたものである。
具体的には、上述した薬剤カセット20を四個ほど隣接させ、個別包装薬剤10の搬送方向と排出位置とを揃えたうえで連結固定し、それらの排出位置を連ねたところに縦送りコンベア41を設置し、さらに縦送りコンベア41の先端部に方向転換機構42と図示しない薬剤有無センサとを付設したものである。
薬剤カセット20は、互いに同期して動作することにより、縦送りコンベア41上の別位置へ一斉に個別包装薬剤10を逐次排出するようになっている。
縦送りコンベア41は、例えば水平なベルトコンベア等からなり、薬剤カセット20から排出された個別包装薬剤10を順に方向転換機構42のところへ搬送するようになっている。
薬剤有無センサは、縦送りコンベア41によって搬送された個別包装薬剤10が方向転換機構42の作用位置に存在しているか否かを検出するようになっている。
方向転換機構42は、その作用位置に来た個別包装薬剤10を縦送りコンベア41から外へ送り出すようになっている。
この場合、薬剤カセット20に収納された個別包装薬剤10は、それぞれの薬剤カセット20から縦送りコンベア41上に排出されて一列になり、それから縦送りコンベア41によって順に方向転換機構42のところへ移送され、そこに到達したことがセンサにて検出されると方向転換機構42によって方向転換されて順に前方へ送り出される。
こうして、この薬剤整列排出機40にあっては、個別包装薬剤10が次々に間を空けることなく整列させられて搬出される。
図5に平面図を示した薬剤整列排出機50は、本発明の個別包装薬剤自動供給装置を薬剤カセットの複列仕切と送り方向転換などにより具体化したものである。
具体的には、周囲板51で囲んだ薬剤収納空間を三枚の仕切板52で四列に区分して、薬剤整列排出機40の四個の薬剤カセット20の薬剤収納部21〜24を合わせたものに相当する薬剤収納部を形成し、それに搬送機構25や逐次排出機構30を組み合わせたものである。前板23や,上枠24,搬送機構25,逐次排出機構30の戻し部材35等は、同期動作すれば薬剤整列排出機40のように各列毎に分割して組み込んでも良いが、図示の例では四列分を一体化して作った大きなサイズのものを組み込んでいる。
また、薬剤排出位置を連ねたところには縦送りコンベア53が設置され、その先端部には方向転換機構54と図示しない薬剤有無センサとが付設され、そこから後方へは周囲板51に隣接して横送りコンベア55が設置され、その先端部には移載機構56と図示しない薬剤有無センサとが付設され、その先で周囲板51の隅に隣接するところにはエレベータ57が設置されている。図示は割愛したが、最後に述べたエレベータ57を除き、それより前に述べた各部材51〜56は、複数組が多段配置されている。
仕切板52で区分けされた周囲板51は、各区分毎に多数の個別包装薬剤10を緩規制整列状態で収納するようになっており、周囲板51に組み付けられた逐次排出機構30は、縦送りコンベア53上の別位置へ一斉に個別包装薬剤10を逐次排出するようになっている。
縦送りコンベア53は、例えば水平なベルトコンベア等からなり、周囲板51内の各薬剤収納部から排出された個別包装薬剤10を順に方向転換機構54のところへ搬送し、薬剤有無センサは、搬送されて来た個別包装薬剤10を検出するようになっている。
方向転換機構54は、作用位置に来た個別包装薬剤10を縦送りコンベア53から方向転換しつつ横送りコンベア55に移し替えるようになっている。
横送りコンベア55は、例えば水平なベルトコンベア等からなり、受け取った個別包装薬剤10を順に後方のエレベータ57に向けて移送するようになっている。
移載機構56は、移載元に個別包装薬剤10の来ていることが薬剤有無センサの検出にて確認されており且つ移載先にエレベータ57が来ているときに、必要個数の個別包装薬剤10を横送りコンベア55からエレベータ57へ移し替えるようになっている。
エレベータ57は、整列ケースやトレー等を乗せて昇降しうるようになっている。
この場合、周囲板51の内側に四列で収納された個別包装薬剤10は、各列から縦送りコンベア53上に逐次排出されて縦向き一列になり、それから縦送りコンベア53によって順に方向転換機構54のところへ移送され、そこで横送りコンベア55に移し替えられて横向き一列に並べ替えられ、さらに横送りコンベア55によって移載機構56のところへ移送され、そこでエレベータ57の到着を待ち、到着したエレベータ57に移載機構56にて移載され、エレベータ57によって取出位置まで運ばれる。
こうして、この薬剤整列排出機50にあっては、各段毎に個別包装薬剤10が次々に整列されて搬出に備えられ、エレベータ57が来ると直ちに移載されて速やかに搬出される。また、収納薬剤の補充位置と排出薬剤の払出位置とが後方(図では右方)に揃っているので使い易く、複数台の薬剤整列排出機50を隣接設置しても不都合なく使える。
[その他]
上記の実施例3,4では薬剤収納部が四列になっていたが、薬剤収納部の列数は三列以下でも五列以上でも良い。
なお、上記実施例では個別包装薬剤10の排出数について述べなかったが、個別包装薬剤10の排出数は、適宜な入力装置からキー操作などで与えるようにしても良く、処方オーダリングシステム等からダウンロードした処方箋データから自動で算出するようにしても良い。
本発明の個別包装薬剤自動供給装置を薬剤カセットとして具体化した実施例1について、その構造を示し、(a)が個別包装薬剤の斜視図、(b)及び(c)が後方の右上から見下ろした薬剤カセットの斜視図である。 薬剤カセットの動作状態を示し、(a)〜(e)何れも左側面から内部を透視した模式図である。 本発明の個別包装薬剤自動供給装置を薬剤カセットとして具体化した実施例2について、その構造を示し、(a)〜(b)何れも左側面から内部を透視した模式図である。 本発明の個別包装薬剤自動供給装置を薬剤整列排出機として具体化した実施例3について、その構造等を示す平面図である。 本発明の個別包装薬剤自動供給装置を薬剤整列排出機として具体化した実施例4について、その構造等を示す平面図である。
符号の説明
10…個別包装薬剤、11…丸物薬剤、12…袋、
20…薬剤カセット(個別包装薬剤自動供給装置)、
21…左側板(薬剤収納部)、22…基礎板、
23…前板(薬剤収納部)、24…上枠、
25…搬送機構、26…排出口、27…排出コンベア、
30…逐次排出機構、31…押上部材、31a…上ストッパ、
31b…転動輪、31c…下ストッパ、32…揺動部材、
33…支軸、34…昇降部材、35…戻し部材、
36…ローラ、37…延長シート、38…テンション機構、
40…薬剤整列排出機(個別包装薬剤自動供給装置)、
41…縦送りコンベア、42…方向転換機構、
50…薬剤整列排出機(個別包装薬剤自動供給装置)、
51…周囲板、52…仕切板、53…縦送りコンベア、
54…方向転換機構、55…横送りコンベア、
56…移載機構、57…エレベータ

Claims (3)

  1. 丸もの薬剤を一つずつ袋に入れて密封した個別包装薬剤を多数収納しておいて逐次供給する個別包装薬剤自動供給装置であって、側板より低い前板の上方に上枠の設けられた箱状体からなり前記個別包装薬剤の軸方向を一致させれば前後の列なりと上下の重なりは自由に並べられる緩規制整列状態で前記個別包装薬剤を収納しうる薬剤収納部と、この薬剤収納部の内底に設けられていて前記個別包装薬剤を前方へ搬送する搬送機構と、前記個別包装薬剤を前後に並べて複数乗載可能な幅を持った押上部材が設けられていて前記搬送機構と前記前板との間で前記前板に沿って前記押上部材が往復昇降することと前記押上部材が前記前板より高く上昇する位置では前記押上部材と前記上枠との間隙が前記丸もの薬剤の外径より狭くなって乗載薬剤を前記上枠に前後へ仕切らせるとともに前記押上部材が前下がり状態に傾動することにより前記個別包装薬剤のうち先頭の一つが前記上枠の前に来ていればこれを前記前板の上から前方へ排出する逐次排出機構とを備え、前記上枠が前記押上部材の上方に位置しているとともに前記押上部材が上昇位置で前上がり状態から前下がり状態に姿勢を変えながら前記上枠との間隙を狭めることにより前記上枠が前記押上部材の上昇時に乗載薬剤を仕切るとき先頭のものが前記上枠の前に来ていればそれは前記押上部材の前下がり傾動によって前記上枠から離れていくので前進を許すが前記上枠の後に来ていて前記押上部材の前下がり傾動によって前記上枠に向かってくる他のものは前進を拒むようになっていることを特徴とする個別包装薬剤自動供給装置。
  2. 前記押上部材の下方後背位置に設けられて前記押上部材と共に昇降することにより前記押上部材の上昇時に前記押上部材の下へ前記個別包装薬剤が潜り込むのを阻止する戻し部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の個別包装薬剤自動供給装置。
  3. 容易に曲がるシート状部材からなり、一端部が前記戻し部材に取着されており、前記戻し部材から下方へ延びた中間部が前記搬送機構より低いところで回転自由なローラにて後方へ方向転換されて前記搬送機構の下方に入り、そこで他端部が張力を付与されて、前記戻し部材の上昇時に前記戻し部材の下へ前記個別包装薬剤が潜り込むのを阻止する延長シートを備え、前記戻し部材は、前記押上部材が上昇したときには下端まで前記搬送機構より高くなるものであることを特徴とする請求項2記載の個別包装薬剤自動供給装置。
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