JP4969085B2 - 信号保安装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄軽便鉄道(LRT;Light Rail Transit)および案内軌条式鉄道(AGT;Automated Guided Train)などの軌道上を車両が移動することで輸送を行う輸送システムに係わり、特に、閉塞区間の境界外に地上通信子を設け、車上通信子からの車両識別情報(以下、車両IDと記す)を送受する信号保安装置に関する。
従来の鉄道の信号保安システムにおけるATC(Automatic Traffic Control)などの信号保安制御システムでは、軌道回線を用いる方式で列車の在線を検知し、軌道回線を伝送路にして制御情報を連続的に車上に送信することで列車の速度制限を行い、軌道上全線において列車の存在を検出しているが、システムが複雑となり高価となる問題を有する。
上述のような軌道回路を用いず、例えば、ATS−P(Automatic Train Stop P-type)相当のいわゆる軌道回路より廉価なトランスポンダやバリスなどの狭域無線通信装置のみを用いて、列車を検知し、列車の速度を制限するための情報を伝送する信号保安制御システムでは、列車を検知するために軌道上に離散的に設けられたトランスポンダ(以下、地上通信子と記す)によって車両IDを地上と車上間で通信して列車の在,不在を特定している。すなわち、軌道に沿って所定領域に設けられた、例えば、地上通信子によって車両IDを受信して、同じ車両IDを受信しなければ、地上通信子の設置された領域には列車がいないとするチェックイン−チェックアウト方式が行われている。これは、所定領域における列車の存在確認により他の領域の列車の不在証明を行うものであり、このような先行列車の存在のために駅区間で後続列車の進入を禁止する閉塞区間を設けた信号保安システムが特許文献1に開示されている。
特許文献1には所定駅への車両の進行方向と反対の方向の駅進入検知位置に配設された列車の所定駅への進入を検知する第1の地上通信子、所定駅からの車両の進行方向の駅出発検知位置に配置された第2の地上通信子と、所定駅からの列車の出発を検知するための駅区間の境界を示す駅区間境界位置に配置された第3の地上通信子が開示されている。
上述の第1乃至第3の地上通信子は、各地上通信子が設置されている所定駅を特定する駅名、駅番号などの駅情報および第1乃至第3の地上通信子が上記各位置のいずれに設置されているかを特定する設置位置情報を記憶している。このような地上通信子は、車両内の車載制御部が発信する電力供給用の電波を受信し、これによる電力を用いて駅情報および設置位置情報を車載制御装置に送信している。
上記特許文献1の車載制御装置の運行管理部と第1乃至第3の地上通信子間は携帯電話機などの通信端末を介して対象となる列車の位置を確認するための地上子識別情報(以下地上子IDと記す)と、対象となる列車を特定するための車両ID、ならびに所定駅からの出発許可または所定駅での停止要請などの各種指令を含む進行許可情報および先方駅における故障車両の停車や駅閉鎖などの利用可能性を示す先方駅情報を転送している。
また、特許文献2には、軌道に沿って離散的に一対の地上通信子が配設され、送受信部で受信された列車の速度が予め定めた値以上の場合、隣接する次の閉塞区間への列車の移動を許可する許可信号を出力して、通信を行った閉塞区間は列車不在と判断するようにした信号保安制御システムが開示されている。
特許文献2に開示の信号保安制御システムでは、閉塞区間境界の片側一方に狭域無線通信手としての地上通信子を設けることで、列車の閉塞区間間の移動を速やかに検出できるようにし、閉塞区間の境界の入り口と出側に設けていた従来の信号保安システムに対して通信手段の導入コストを低減させている。
図14は、上記特許文献2に開示の信号保安制御システム10を示すもので、軌道6上の車両1の前後に車上通信子2a、2bが設けられている。地上通信子3a、3bは、ホーム4の前後に設けられ、車両1がホーム4に停車した時に車上通信子2a、2bと地上通信子3a、3b間でそれぞれ通信可能となるよう車上通信子2a、2bに対応した位置に設置される。地上の列車制御装置7は制御用LAN8、送受信器9を介して車上通信子2a、2bおよび地上通信子3a、3bにより地上と列車間で予め登録された車両IDを送受信することにより列車位置を把握管理し、また列車の上限速度やそれに代わる例えば、停止位置などの情報を制御用LAN8,送受信器9を介して地上通信子3a、3bから車上の車上通信子2a、2bへと送信することで、列車間衝突防止などの保安のための列車制御を行っている。
すなわち、特許文献2では、地上通信子3a、3bを隣接する閉塞区間5a、5bの境界の手前に配置し、この地上通信子3a上を通過時の列車速度が一定値以上の場合、隣接する閉塞区間5aに進出できると判断し、閉塞区間5aを不在と認識するようになされている。
特開2003−95104号公報 特開2004−203258号公報
上記した特許文献1には複数の地上通信子を有し、これら地上通信子の一つは各ホーム4に設けられる軌道6上の閉塞区間5aの境界を示す手前に配設されているが車両IDは公共の携帯電話回線のような通信端末によって伝送され、かつ複数の地上通信子が用いられるためシステムが複雑化し、高価となる課題を有していた。
また、特許文献2では一対の地上通信子3a、3bを一閉塞区間5a、5b内に配設し、一方の地上通信子3aを車両1が通過後の一定時間経過後の速度を検出し、これが異常停止によっても確実に次の閉塞区間5aへ移動可能な値であるかを判断して、地上通信子3a、3bに車両IDを伝送して進出中の閉塞区間5aの不在判定をおこなっているが、列車長が短い場合は停止しいている状態から地上通信子3a位置を通過するまでに十分な加速ができず、隣接する閉塞区間1aに進出する速度を確保できず、閉塞区間1aの不在判定ができない課題を有していた。
さらに、車上通信子は稼動率を確保する目的で列車長と同等の間隔を置いて前後一対の車上通信子2a、2bを設置するが、列車長の異なる列車を混在させて走行させる線区では、異なる列車長の数だけ余計に地上通信子1a、1b・・を設置する必要があった。
本発明は叙述の課題を解消するたに列車長にかかわらず、速やかに閉塞区間への進出を検出可能な狭域無線通信装置を用いた信号保安装置を提供することを目的とする。
本発明の信号保安装置は、列車の停止すべき位置である閉塞区間の前方にトランスポンダのごとき第1の狭域無線通信装置を配置し、隣接する閉塞区間に車両が完全に進出しきったとき車両の前後に設けた狭域無線通信装置と交信可能な第2の狭域無線通信装置を設けるように成したものである。また、車上の対の通信子は車上の先頭と後尾に設置され、さらに、対の地上の通信子は一列車のみの存在を許す閉塞区間の境界の前後に一つずつ設置され、二つのうち一つの地上の通信子は閉塞境界手前に該列車が停止した際に先頭の車上の通信子と通信可能な位置に設置され、一つの地上の通信子は該列車が閉塞区間の境界を抜けて隣接する閉塞区間に完全に移動した際に後尾の車上の通信子と通信可能な位置に設置されるようにしたものである。
本発明の信号保安装置によれば、路線上を走る列車長が短い場合でも隣接する閉塞区間への進出が速やかに判定可能となり、確実に隣接する閉塞区間に列車を移動させることができる。
以下、本発明の1形態例を図1乃至図10によって説明する。図1は本発明の信号保安装置および信号保安システムの構成図を示す。図1において、信号保安装置(システム)20は、軌道21に沿って走行する車両22と、この車両(列車)22内の前後(列車の場合は先頭車両の前部および最後尾車両の後部)に配設された通信範囲が限定された狭域無線通信装置からなる、例えば、トランスポンダ、バリス、ループコイルなどの第1および第2の車上通信手段(以下、車上通信子と記す)23a、23bを有し、駅のプラットホーム(以下、ホームと記す)24bと隣接する駅のホーム24aの前方位置には狭域無線通信装置からなる、例えば、トランスポンダやバリスなどの第1の車上通信手段(以下、地上通信子と記す)25bを有し、先行列車の存在のために駅区間の軌道21の近傍に後続列車の進入を禁止する第1乃至第nの閉塞区間26a、26b・・26nを設けた閉塞区間の境界27の近傍に第1の地上通信子25aを配設する。すなわち、図1では第1の閉塞区間26a第2の閉塞区間26bの境界27を挟んで第1および第2の対の地上通信子25a、25bが配設されている。地上制御用LAN(以下、LANと記す)29には地上側列車制御装置30と共にノード28が接続され、ノード28には変復調機能を有する第1乃至第nの中継器27a、27b・・27nが接続され、第1および第2の中継器27a、27bは第1および第2の地上通信子25a、25bに接続されている。
ホーム24a、24bに配置される第2の地上通信子25bは車両22がホーム24a、24bに停車した際に車両22の進行方向側の前方に取り付けられた第1の車上通信子23aと信号の授受が可能位置にとりつけられる。また、隣接する第1の閉塞区間26aに配設された第1の地上通信子25aは車両22が第2の閉塞区間26bの境界27を越え、隣接する第1の閉塞区間26aに進出しきった際に第2の車上通信子23bと通信可能位置に設置されている。従って、図1に示すように第1および第2の地上通信子25a、25bは第1の閉塞区間26aと第2の閉塞区間26bの境界27をはさんで1セットで設置されるため、各閉塞区間に地上通信子25a、25bがそれぞれ一つずつ有することになる
第1の地上通信子25aと第2の地上通信子25bはそれぞれ中継器27a、27b−ノード28―LAN29を介して地上側列車装置30に予め登録された車両ID(列車の識別番号)を送信することで、列車の在線位置を検知すると共に車両22の速度を制限する情報を生成管理し、また列車の上限速度やそれに代わる情報(例えば停止位置など)を車両側列車無線装置30−LAN29−ノード28を介して第1の地上通信子25aと第2の地上通信子25bから第1の車上通信子23aと第2の車上通信子23bへ送信する。車両22は、速度を制限するための停止位置情報や車両内に設けられた後述する記憶装置(以下、車上DBと記す)33内に格納される先行列車や軌条21の形状に応じて予め用意した安全を運行するために必要な情報を用いて次の停止位置に到達するまでの車両22が守るべき上限速度カーブを生成し、この速度を超えない様に車両22を自動制御する。
図1の構成では一閉塞区間毎に一駅が存在する場合を説明したが、駅間が長い場合は駅間に複数の閉塞区間26a、26b・・を設けても良い。この場合、ホーム24aのない閉塞区間にも、一つの閉塞区間の境界27の前後に一対の第1の地上通信子25aおよび25bを配置しても良い。
次に、上述の車両22内の車両信号保安装置38の系統図を図2に示す。図2において、車両22内の車両信号保安装置38は車両22の前後端に第1の車上通信子23aと第2の車上通信子23bが配設され、これら車上通信子23a、23bの一端は車両22内に配設した変復調機能を有する第1、第2の中継器37a、37b(または、地上の中継器27a、27bを用いる場合は中継器37a、37bは不要)を介して車両ID送信部36および受信部31の入力端子に接続されている。受信部31の出力端は車上記憶装置(以下、車上DBと記す)33と接続された防護パターン生成部32に接続され、防護パターン生成部32の出力端は車両信号部34と速度制御部35に接続されている。
図3は上記した、防護パターン生成部32の車両22の現在位置と停止位置で決定される速度防護パターンをテーブル化した速度防護パターンテーブル39を示すもので、このテーブル39は車上DB33内に格納されている。
図4は、地上側列車制御装置30の構成を示すもので、中継器27a(または37a)からからの情報が供給される様に接続された受信処理部40と、この受信処理部40に接続された列車検出処理部41と、この列車検出処理部41に接続された停止位置生成部42および運行管理装置44と、運行管理装置44から停止位置生成部42へ情報が供給される様に接続されて停止位置生成部42から送信処理部43を経由して中継器27a(または37b)に出力される。
図5(A)、図5(B)は車両22と地上側列車制御装置30間の通信プロトコル時の通信電文情報45、46を示し、通信電文情報45には信号種別1、車両ID、列車の進行方向、列車速度、通信手段種別などが送信され、通信電文情報46には閉塞No、信号種別2、停止位置、位置情報、出発時刻などが送信される。
図5(A)に示す通信電文45は第1および第2の車上通信子23a、23bから地上側列車制御部30へ送信される情報であり、通信電文情報45の「信号種別1」は車上から地上へ送信されることを示す情報、「車両ID」は送信基の車両22の有する車両識別用のID情報、「進行方向」は車両22の進行方向を示す情報、「列車速度」は車両22の通信電文情報45を生成時の速度情報、「通信手段種別」は第1の車上通信子23aか、第2の車上通信子23bから送信かを示す種別情報である。
図5(B)に示す通信電文46は地上側列車制御部30から第1および第2の車上通信子23a、23bへ送信される情報であり、通信電文情報46の「閉塞No」は送信する対象の車両22が現存する閉塞区間番号情報、「信号種別2」は地上から車上へ送信されることを示す情報、「停止位置」は列車の停車すべき位置、「位置情報」は車両22の現在地、すなわち、列車22が通信中の第1および第2の地上通信子25a、25bの設置位置である。「出発時刻」は車両22がホーム24a、24bに停車している場合、車両22が停車中のホーム24a、24bを出発する時刻である。
上記した構成において、図2で詳記した車両22の車両信号保安装置38の動作を説明する。図2において、第1および第2の車上通信子23a、23bが第1および第2の地上通信子25a、25bと通信可能な範囲に到達すると、車両ID送信部36は車両22の図5(A)に示な様に車両IDを含む通信電文情報45を第1および第2の地上通信子25a、25bを介して地上側列車制御装置30に送信する。
通信電文情報45を受信した地上側列車制御装置30は通信電文情報45に含まれる車両IDを利用して後述の図7で説明する在線検知処理により、列車の位置を把握する。さらに、車両22の進行限界である停止位置を算出し、この停止位置を含んだ図5(B)に示す、通信電文情報46を車両22に送信する。受信部31は第1および第2の地上通信子25a、25bと第1および第2の車上通信子23a、23bを介して地上側列車制御装置30より送信される通信電文情報46を受信し、通信電文情報46内に含まれる閉塞No、停止位置、位置情報、出発時刻を読み取り、防護パターン生成部32へ供給する。
上述の第1および第2の車上通信子23a、23bと第1および第2の地上通信子25a、25bとの情報の授受は通信可能な範囲内にある状態で実施される。防護パターン生成部32では、受信部31より送信された通信電文情報46内の車両22の閉塞Noと停止位置を利用して、速度上限カーブを生成する。これは位置に対する上限速度を記録したカーブであり、この速度上限カーブは図3で示す様に、防護パターンと呼ばれるものと同義である。
車両22の現在位置は第2の閉塞区間26bの境界27に設置される第2の地上通信子25bの設置位置に相当する。また、図9で後述するが、停止位置50も第2の地上通信子25bの設置位置に相当するため停止位置50と閉塞Noが一対一に対応するため、現在位置48と停止位置50との組み合わせは有限となり、用意すべき防護パターン49も有限となる。防護パターン49は現在位置48と停止位50、更にこの区間の軌道21の形状によって決定される。
防護パターン生成部32は受信部31から送信された現在位置48と停止位置50より、これらに対応する速度の防護パターン49を図3に示す防護パターンテーブル39から抽出する。抽出された防護パターン49と現在位置48および出発時刻は速度制御部35と車両信号部34に送信される。速度制御部35は車両22の車軸の回転数を積分することで現在位置の予測値を算出して、防護パターン生成部32より送信された現在位置を基に予測値を実際の値に修正する。また、車両22の走行中は、現在位置の予測値を送信された速度防護パターン49に照らし合わせ、車両22の速度が防護パターン49で記述される速度を超えた場合は減速する制御を行う。車両信号部34では送信された防護パターン49に従って車両22の存在する位置に対応した速度を運転士に指示し、また、車両22が駅構内に停車中の時は送信された出発時刻に従い、出発時刻のタイミング時に運転士に出発許可を意味する出発信号を指示する。
次に、図4の地上側列車制御装置30の動作を説明する。図4において、受信処理部40は第1および第2の地上通信子25a、25bより送信される図5(A)に示す通信電文45を受信し、これらの内容を解釈する。列車検出処理部41は軌道21上に置かれた第1および第2の地上通信子23a、23bより送信された車両ID情報を基にどの閉塞区間26a、26b・・・に車両22が存在するかを随時判断し、在線状態を管理する。在線状態は各閉塞区間26a、26b・・・に車両が存在するか否かを把握し、閉塞区間26a、26b・・・に対応した列車が存在しているか不存在かの判定は図6に示す在線テーブル47によって管理される。
図6は、在線テーブル47の1形態を示すもので、図6において、各閉塞区間1乃至Nにおいて、車両22の在線/不在が「1」「0」で表されてメモリなどに記憶されている。図6でNは存在する閉塞区間の数であり、図6では閉塞区間1と閉塞区間4に列車が存在していることを示す。軌道21上の第1および第2の地上通信子23a、23bはそれぞれ別個のポートで地上側列車制御装置30に接続されているので受信したポート番号によって受信した車両IDをうけた第1または第2の地上通信子23a、23bを特定することができる。
次に、図7(A)(B)(C)の概念図により、地上側列車制御装置30が行う在線判断処理を説明する。図7(A)に示す様に地上側列車制御装置30は車両22が第1の閉塞区間26aと第2の閉塞区間26bとの境界27の第1の閉塞区間26aの前方(車両22の進行方向側の境界27の手前)に配設された第2の地上通信子23b上で停止、もしくは通過した時点で、通信電文情報45を受信し、第1の閉塞区間26bの境界27で通信電文情報45の「車両ID」情報を有する車両22が到達したことを検知する。第2の地上通信子25bの設置位置は車両22の停止位置であり、また、駅のホームである場合が多い、図7(A)はホーム24bにあることを示している。
通信電文情報45に含まれる「進行方向」が第2の閉塞区間26bにあることと第1の車上通信子23aと第2の地上通信子25bとの通信が終了することで図7(B)の様に車両22がホーム24bを出発し、隣接する第1の閉塞区間26aに進出したことを検知する。これにより、地上側列車制御装置30は第1の閉塞区間26aを在線とする。
さらに、第2の車上通信子23bが第1の閉塞区間26aに設けられた第1の地上通信子25aと通信し、得られた通信電文情報45に含まれた「車両ID」と通信した際、受信した「車両ID」との一致を確認することで地上側列車制御装置30は車両22が第2の閉塞区間26bを完全に進出して、隣接する第1の閉塞股間26aへ移動したことを検知し、第2の閉塞区間26bを図7(C)に示す様に不在と判定する。
図4の運行管理装置44はダイヤに従った運行を実現するために車両22の出発時刻を管理し、これらの情報を地上側列車制御装置30に供給する。また、車両22の異常運転により後退した場合も、第1の地上通信子25aと第1の車上通信子23aとの通信により後退による第2の閉塞区間26bへの異常進入も検知でき、後退時在線も確実に検知可能となる。
図8は図4の列車検出処理部41の在線検知の処理を説明するためのフローチャートを示すものであり、第1ステップS8−1では、第2の地上通信子25bによって車両22の車両ID(j)を第1の車上通信子23aから受信したか否かの判断を行う。車両IDが送信されていないNOでは第1ステップS8−1に戻されて第1ステップS8−1の処理を繰り返す、車両IDが送信されているYESでは第2ステップS8−2に進みホーム24bへの到着を検知する。第3ステップS8−3では受信した通信電文情報45の「通信手段種別情報」は車上通信子23aから送信された電文情報であり、かつ、「進行方向」が第1の閉塞区間(i)26aへ向かう方向であるとき第2の地上通信子25bとの通信が終了したかを確認する。すなわち、第1の車上通信子23aおよび第2の地上通信子25b間で通信が終了したか否かを判断し、通信が終了した場合は第4ステップS8−4に移り、車両(j)22が進入した第1の閉塞区間(i)26aを在状態とする。終了しない場合は第3ステップS8−3の処理を繰り返す。
第5ステップS8−5では第1の地上通信子25bにより車両ID(J)を含む通信電文情報45を第2の車上通信子23bより受信したかを確認する。受信したYESの場合は処理を第6ステップS8−6に移し、車両(j)22の出発した第2の閉塞区間(i−1)26bを不在状態とする。受信しない場合は第5ステップS8−5を繰り返し、第6ステップS8−6の終了後はエンドに至る。
図9は図4に示す停止位置生成部42の基本的な防護パターン生成の概念図を示すもので図6の在線テーブル47の情報を受けた停止位置生成部42では閉塞区間Noiに存在する車両22に対して、車両22が守るべき防護パターン49を生成する車両22の現在位置48は第1の車上通信子23aが軌道21に設置された第2の地上通信子25b上にあり、現在位置48に対する停止位置50は先行列車の存在する閉塞区間26aより一つ手前の閉塞区間26bであり、車両22は停止後に新たな防護パターン49を地上側から地上通信子25a、25bを介してもらう必要があるため、この閉塞区間における停止位置50は第1の車上通信子23aが第2の地上通信子25b上に来た状態で停止する部位となる。防護パターン49は図9に示す様に停止位置48に近づくに従って、上限速度が滑らかに減少するように設定されている。一方、地上側列車制御装置30より受けた在線テーブル47を基に列車の運行状況を把握し、停車駅情報や閉塞Noiに存在する車両22が駅構内に停車中であれば、この発車時刻をダイヤより抽出して停止位置生成部42へ送信する。
図10は、停止位置生成部42の処理フローチャートを示すもので、第1ステップS10−1では在線テーブル47を用いて閉塞Noiの閉塞区間より前方で先行列車が存在する閉塞区間の手前の閉塞区間を抽出する。第2ステップS10−2中では抽出した閉塞区間をjとするとjにおいて、進行方向よりの地上通信子が設置される部位、すなわち、閉塞区間jに於いて車上通信子23aが地上通信子25bの上に来る位置を停止位置50とする。
第3ステップS10−3では、地上側列車制御装置より受信した次駅情報を基に、受信処理部40で検出された車両IDを有する車両22の次の停車駅が閉塞区間jより手前の閉塞区間に存在するかをしらべる。すなわち、運行管理装置44より支持される車両22の次の停車駅が閉塞区間より手前の閉塞区間に存在するか否かを判断する。手前に存在するYESの場合は処理を第4ステップS10−4に移し、存在しないNOの場合は第5ステップS10−5に移す。
第4ステップS10−4では次に停車する駅のホームに設置されている地上通信子25bの上に車上通信子23aが来る位置を停車位置50とする。第5ステップS10−5では、閉塞区間iが車両22の停車する区間かどうかを地上側列車制御装置30より得た情報を基に判断する。停車区間であつた場合には地上側列車制御装置30より受けた発車時刻を第6ステップS10−6の様に通信電文テーブル46に追加する。
第5ステップS10−5が停車区間でない場合は、第7ステップS10−7に進み、停止位置50と閉塞区間iの現在位置を通信電文テーブル46に追加し、送信処理部45に送信する。
送信処理部43は停止位置生成部42より送信された停止位置50、現在位置48である位置情報及び出発時刻に閉塞区間iの「閉塞No」と「信号種別」を通信電文情報46に追加し、閉塞区間iに設置される第2の地上通信子25bへ通信電文情報46を送信している。
上述の構成例では防護パターン生成のための停止位置を地上側で作成し、車22に停止位置50のみを与える例を示したが、車上DB33に相当する記憶装置を地上側列車制御装置30側に持ち、上述した防護パターン生成部32と同等な処理により防護パターン49を地上側列車制御装置30で作成し、これを停止位置の代わりに通信電文情報46に付加して、車上22へ送信しても良い。この場合は、車上22において、車上DB33、防護パターン生成部32が不要となり、また、地上側で車上DB33を一括管理できるためメンテナンス性を向上させることが出来る。
次に、信号保安システムの稼働率を向上させるための構成を図11に示す。以下、図11乃至図13において、図1との対応部分は同一符号を付して重複説明を省略する。トランスポンダなどで実現される地上通信子25a、25bは、筐体内にコイルやセラミックなどを配設したシンプルな構成を有するため、比較的破損しにくい一方で、デジタルデータを変復調する中継器27a、27bは電子機器で構成されているため故障率は大きくなる。そこで、図11では中継器27a、27bにそれぞれ並列に中継器27a、27bと同一性能仕様の中継器27c、27dを接続し、中継器27a、27cと中継器27b、27dを対とした2重系とし、互いの出力を監視し、一方の経路故障時にはこれを通知し、他方の経路で運用を継続している間に修理を行うことで稼動率を大幅に向上可能となる。
図12および図13に信号保安システムを簡略化しコストを低減させるため、第1および第2の車上通信子23a、23bをいずれかい一つにした場合の構成を示す。図12は第1の車上通信子23aを無くした場合を示すもので図12において、第1の車上通信子23aを無くす場合は列車22がホーム24bに停止した時に地上側列車制御装置30と情報の授受を行う必要があるため、第2の地上通信子25bはホーム24bの後方に配置し、車両22がホーム24bに停車時に第2の車上通信子23bと通信可能な位置に第2の地上通信子25bを設けている。
図13は第2の車上通信子23bを無くした場合を示すもので図13において、第2の車上通信子23bを無くす場合は、第2の地上通信子25bの配置位置は図1と同様であるが、第1の地上通信子25aは車両22が隣接する第1の閉塞区間26aに移動し終わった際に第1の車上通信子23aと通信可能な位置に設置する。これらの構成では、列車長の異なる複数の列車が混在して走行する場合は列車長の数だけ地上通信子を用意する必要があるので列車長が固定のシステムに有効な手法となる。
本発明の信号保安装置および信号保安方法ならびに信号保安システムは、特定の近接位置で通信可能な対の地上の通信子と対の車上の通信子を介して車上と地上で通信し、列車の在線検知と列車の速度制御を行う信号保安装置において、対の地上の通信子の一方は二つの閉塞区間の境界の一方に配設され、他方の地上の通信子は二つの閉塞区間の境界の他方に配設し、車上の通信子と情報の授受をおこなうようになしたので列車長にかかわらず速やかに隣接する閉塞区間への進出判定が可能となり、共通のシステム構成で列車長の異なる複数の列車を混在させて運用可能となる。
本発明の信号保安装置および信号保安方法ならびに信号保安システムは、対の車上の通信子は車両IDおよび進行方向ならびに通信子IDを地上に送信し、対の地上の通信子は停止位置情報あるいはホームドア制御信号を送信するようにしたので、携帯無線などを用いずに対の地上の通信子を介して在線検知情報などの授受を行なうことが出来る。
本発明の信号保安装置および信号保安方法ならびに信号保安システムは、対の通信子に接続される変復調機能を有する中継器は2重系構成としたので、高い稼働率を実現可能となる。
本発明の信号保安装置の1形態例を示す構成図である。 本発明の信号保安装置の1形態例を示す系統図である。 本発明の信号保安装置に用いる記憶装置に格納する防護パターンテーブルである。 本発明の信号保安装置に用いる地上側列車制御装置の1形態例を示す系統図である。 本発明の信号保安装置に用いる通信プロトコル用の通信電文情報を示す表である。 本発明の信号保安装置の閉塞No毎の列車の在線/不存在を示す在線テーブルである。 本発明の信号保安装置に用いる地上側列車制御装置の在線検知説明用概念図である。 本発明の信号保安装置に用いる地上側列車制御装置の在線検知処理用のフローチャートである。 本発明の信号保安装置に用いる停止位置生成部の防護パターン生成の概念図である。 本発明の信号保安装置に用いる停止位置生成部の防護パターン生成のフローチャートである。 本発明の信号保安装置の他の形態例を示す構成図である。 本発明の信号保安装置のさらに他の形態例(I)を示す構成図である。 本発明の信号保安装置のさらに他の形態例(II)を示す構成図である。 従来の信号保安装置の構成図である。
符号の説明
20・・・信号保安装置(システム)、21・・・軌道、22・・・車両、23a、23b・・・第I及び第2の車上通信子、24a、24b・・・ホーム、25a、25b・・・第I及び第2の地上通信子、26a、26b・・・第I及び第2の閉塞区間、27・・・境界、27a〜27d(37a〜37d)・・・中継器、28・・・ノード、29・・・制御用LAN、30・・・地上側列車制御装置、31・・・受信部、32・・・防護パターン生成部、33・・・車上DB、34・・・車両信号部、35・・・速度制御部、36・・・車両ID、39・・・防護パターンテーブル、40・・・受信処理部、41・・・列車検出処理部、42・・・停止位置生成部、43・・・送信処理部、44・・・運行管理装置、・・・、45、46・・・通信電文情報、47・・・在線テーブル

Claims (3)

  1. 特定の近接位置で通信可能な対の地上の通信子と対の車上の通信子を介して車上と地上で通信し、列車の在線検知と列車の速度制御を行う信号保安装置において、
    前記対の地上の通信子の一方は二つの閉塞区間の境界の一方に配設され、他方の地上の通信子は二つの閉塞区間の境界の他方に配設され、
    前記対の車上の対の通信子は車上の先頭と後尾に設置され、
    さらに、前記対の地上の通信子は一列車のみの存在を許す前記閉塞区間の前記境界の前後に一つずつ設置され、二つのうち一つの地上の通信子は閉塞境界手前に該列車が停止した際に前記先頭の車上の通信子と通信可能な位置に設置され、一つの地上の通信子は該列車が閉塞区間の境界を抜けて隣接する閉塞区間に完全に移動した際に前記後尾の車上の通信子と通信可能な位置に設置されることを特徴とする信号保安装置。
  2. 前記対の車上の通信子は車両IDおよび進行方向ならびに通信子IDを地上に送信し、
    前記対の地上の通信子は停止位置情報あるいはホームドア制御信号を送信することを特徴とする請求項1記載の信号保安装置。
  3. 前記対の地上の通信子に接続される変復調機能を有する中継器は2重系構成を有することを特徴とする請求項1または2記載の信号保安装置。
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