JP4963254B2 - ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体 - Google Patents

ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP4963254B2
JP4963254B2 JP2007091695A JP2007091695A JP4963254B2 JP 4963254 B2 JP4963254 B2 JP 4963254B2 JP 2007091695 A JP2007091695 A JP 2007091695A JP 2007091695 A JP2007091695 A JP 2007091695A JP 4963254 B2 JP4963254 B2 JP 4963254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
forming composition
resin layer
mold
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007091695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008246876A (ja
Inventor
義行 竹内
清 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd filed Critical Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority to JP2007091695A priority Critical patent/JP4963254B2/ja
Priority to KR1020097019775A priority patent/KR20090117947A/ko
Priority to CN200880007295A priority patent/CN101636256A/zh
Priority to PCT/JP2008/053988 priority patent/WO2008126523A1/ja
Priority to TW097110863A priority patent/TW200838939A/zh
Publication of JP2008246876A publication Critical patent/JP2008246876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4963254B2 publication Critical patent/JP4963254B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

本発明は、ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び製造された構造体に関する。
リソグラフィ技術は、半導体デバイスプロセスのコアテクノロジーであり、近年の半導体集積回路(IC)の高集積化に伴い、さらなる配線の微細化が進行している。微細化手法としては、より短波長の光源、例えばKrFエキシマレーザー、ArFエキシマレーザー、Fレーザー、EUV(極端紫外光)、EB(電子線)、X線等を用いる光源波長の短波長化や、露光装置のレンズの開口数(NA)の大口径化(高NA化)等が一般的である。しかしながら、光源波長の短波長化は、高額な新たな露光装置が必要となってしまう。
このような状況のもと、Chouらによって、ナノインプリントリソグラフィが提案された(特許文献1参照)。ナノインプリントリソグラフィでは、所定のパターンが形成されたモールドを、表面に樹脂層が形成された基体に対して押し付け、モールドのパターンを樹脂層に転写している。
Chouらによって最初に提案されたナノインプリントリソグラフィは、樹脂層に熱可塑性樹脂であるポリメタクリル酸メチル(PMMA)が用いられ、樹脂層を変形させる前に加熱により樹脂を軟化させておき、次いで、モールドを押し付けて樹脂層を変形させ、その後、樹脂層を冷却して固化させる工程を経ることから、「熱サイクルナノインプリントリソグラフィ」と呼ばれている。
しかしながら、この熱サイクルナノインプリントリソグラフィには、樹脂層の昇温、冷却に時間を要するためスループットが低いという問題や、温度差によりパターン寸法が変化するという問題等があった。
そこで、熱可塑性樹脂の代わりに、光(紫外線、電子線)で硬化する光硬化性樹脂を用いたナノインプリントリソグラフィが提案された。このプロセスは、光硬化性樹脂を含む樹脂層にモールドを押し付け、次いで、光を照射して樹脂を硬化させ、その後、モールドを剥離することにより転写パターン(構造体)を得る。この手法は、光を利用して樹脂層を硬化させることから、「光ナノインプリントリソグラフィ」と呼ばれている。
しかしながら、この光ナノインプリントリソグラフィには、モールドを押し付けた状態で紫外線等を照射して樹脂を硬化させるため、大掛かりな装置が必要になるという問題や、光照射による転写パターン形成速度が遅いという問題等があった。
米国特許第5772905号明細書 特開2003−100609号公報
一方、別のナノインプリントリソグラフィ技術において、スピンオングラス(SOG)等をレジスト形成材料として使用することが提案されている(特許文献2参照)。このプロセスでは、基板上に形成されたレジスト形成材料からなる樹脂層にモールドを押し付け、次いで、モールドを剥離することにより転写パターン(構造体)を得ている。この手法は、室温にて転写パターンを得ることから、「室温ナノインプリントリソグラフィ」と呼ばれている。この室温ナノインプリントリソグラフィにおいて形成される転写パターン(構造体)は、微小なパターンであるため、リソグラフィ以外にも、CCDに用いられる微小なレンズ等への応用が期待されている。本明細書では、室温ナノインプリントリソグラフィにおける転写パターン(構造体)を形成することを「室温ナノインプリント」という。
この室温ナノインプリントでは、特に微細なパターンが形成されたモールドを樹脂層に押し付けたときに、モールドの凹部の隅にまで樹脂が充填されず、パターン形状が高精度に転写されないという問題や、モールドを剥離したときに、転写パターンが基体から剥がれてしまうという問題等があった。また、形成される構造体自体をそのまま使用するため、形成された構造体の熱等に対する形状安定性が求められていた。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、モールドの形状を高精度に転写することができ、且つ、基体との密着性、モールドの剥離性が良好なナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び製造された構造体を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様は、下記一般式(a−1)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(A)を含有することを特徴とするナノインプリント用の膜形成組成物である。
Figure 0004963254
[式中、Rは水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Rは単結合又は炭素数1〜5のアルキレン基を表す。]
本発明の第二の態様は、基体上にシルセスキオキサン樹脂を含む膜形成組成物を塗布して樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層にモールドを押し付ける工程と、前記樹脂層から前記モールドを剥離する工程と、を含むことを特徴とする構造体の製造方法である。
本発明の第三の態様は、本発明の構造体の製造方法により得られた構造体である。
本発明の膜形成組成物は、モールドの形状を高精度に転写することができ、且つ、基体との密着性、モールドの剥離性が良好である。したがって、この膜形成組成物からなる樹脂層にモールドを押し付けることにより、モールドの形状を高精度に反映した構造体を製造することができる。さらに、本発明の構造体の製造方法によれば、特に製造された構造体の熱等に対する形状安定性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
≪膜形成組成物≫
<シルセスキオキサン樹脂(A)>
本発明の膜形成組成物は、下記一般式(a−1)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(A)を含有することを特徴とする。この構成単位は、1種を用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。
Figure 0004963254
上記一般式(a−1)中、Rは水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表す。炭素数1〜5のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基等の直鎖状のアルキル基や、イソプロピル基、tert−ブチル基等の分岐鎖状のアルキル基が挙げられる。このRとしては、水素原子が特に好ましい。
また、Rは単結合又は炭素数1〜5のアルキレン基を表す。炭素数1〜5のアルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、n−プロピレン基、n−ブチレン基等の直鎖状のアルキレン基や、イソプロピレン基、n−ブチレン基等の分岐鎖状のアルキレン基が挙げられる。このRとしては、メチレン基及びエチレン基が特に好ましい。
本発明の膜形成組成物は、この一般式(a−1)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(A)を含有するため、微小空間への埋め込み性が良好なものとなる。したがって、この膜形成組成物からなる樹脂層にモールドを押し付けた場合、低いプレス圧力且つ短いプレス時間で、モールドの形状を高精度に転写することができる。
また、このようなシルセスキオキサン樹脂(A)を含有する本発明の膜形成組成物は、樹脂層と基体との密着性、樹脂層からのモールドの剥離性も良好なものとなる。
さらに、このようなシルセスキオキサン樹脂(A)を含有する本発明の膜形成組成物は、高い透明性・屈折率を有する。したがって、この膜形成組成物により、レンズ等の高屈折率部材を製造することが可能となる。
一般式(a−1)で表される構成単位の割合は、シルセスキオキサン樹脂(A)の全構成単位に対して10〜100モル%であることが好ましく、15〜100モル%であることがより好ましい。
シルセスキオキサン樹脂(A)は、下記一般式(a−2)で表される構成単位をさらに有していてもよい。
Figure 0004963254
上記一般式(a−2)中、Rは炭素数1〜15のアルキル基又は炭素数6〜15の芳香族炭化水素基を表す。炭素数1〜15のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基等の直鎖状のアルキル基、イソプロピル基、tert−ブチル基等の分岐鎖状のアルキル基、或いはシクロペンタン、シクロヘキサン、アダマンタン、ノルボルナン等から1個の水素原子を除いた環状のアルキル基が挙げられる。また、炭素数6〜15の芳香族炭化水素基としては、フェニル基、ナフチル基、アントラセニル基等が挙げられる。このRとしては、フェニル基、ナフチル基が特に好ましい。
シルセスキオキサン樹脂(A)は、上記一般式(a−1)、(a−2)で表される構成単位以外の構成単位をさらに有していてもよい。
シルセスキオキサン樹脂(A)の質量平均分子量は、特に限定されないが、2000〜30000であることが好ましく、3000〜15000であることがより好ましい。上記範囲とすることで、有機溶剤への溶解性が良好となる。また、本発明の膜形成組成物からなる樹脂層にモールドを押し付けたとき、モールドの形状が高精度に転写されるようになる。
<有機溶剤(B)>
本発明の膜形成組成物は、前述のシルセスキオキサン樹脂(A)等の全ての成分を適当な有機溶剤に溶解して溶液の形態で用いるのが好ましい。
有機溶剤(B)としては、具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、n−ブタノール等のアルコール類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチル−n−アミルケトン、メチルイソアミルケトン、2−ヘプタノン等のケトン類;エチレングリコールモノアセテート、ジエチレングリコールモノアセテート、プロピレングリコールモノアセテート、又はジプロピレングリコールモノアセテート等のエステル結合を有する化合物、上記多価アルコール類又は上記エステル結合を有する化合物のモノメチルエーテル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテル、モノブチルエーテル等のモノアルキルエーテル若しくはモノフェニルエーテル等のエーテル結合を有する化合物等の多価アルコール類の誘導体;ジオキサン等の環状エーテル類;乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル等のエステル類;アニソール、エチルベンジルエーテル、クレジルメチルエーテル、ジフェニルエーテル、ジベンジルエーテル、フェネトール、ブチルフェニルエーテル、エチルベンゼン、ジエチルベンゼン、アミルベンゼン、イソプロピルベンゼン、トルエン、キシレン、シメン、メシチレン等の芳香族系有機溶剤等が挙げられる。これらの有機溶剤(B)は、1種を用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。中でも、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)、n−ブタノールを用いることが好ましい。
有機溶剤(B)の配合量は、特に限定されないが、シルセスキオキサン樹脂(A)の濃度が0.1〜40質量%となるように用いることが好ましく、1〜30質量%となるように用いることがより好ましい。
<界面活性剤(C)>
本発明の膜形成組成物は、必要に応じて界面活性剤(C)を含有していてもよい。界面活性剤(C)を含有することにより、モールドの形状の転写性が良好なものとなる。界面活性剤(C)としては、特に限定されず、公知の成分を用いることができる。
≪構造体の製造方法≫
本発明の構造体の製造方法は、基体上にシルセスキオキサン樹脂を含む膜形成組成物を塗布して樹脂層を形成する工程と、樹脂層にモールドを押し付ける工程と、樹脂層からモールドを剥離する工程と、を含むことを特徴とする。
先ず、基体上にシルセスキオキサン樹脂を含む膜形成組成物をスピンコート法等により塗布し、樹脂層を形成する。樹脂層の膜厚は、製造する構造体の種類にもよるが、例えば10nm〜5μm程度が好ましい。
また、基体としては、特に限定されず、例えば、シリコン、銅、クロム、鉄、アルミニウム等の金属からなる基板やガラス基板、或いはこれらに所定の配線パターンが形成されたものを用いることができる。また、これらの基板に有機層や無機層が形成されたものを用いてもよい。
次に、基体上に形成された樹脂層に所定の形状のモールドを押し付け、モールドの形状を樹脂層に転写する。この際、シルセスキオキサン樹脂を含む膜形成組成物として本発明の膜形成組成物を用いた場合には、プレス圧力が比較的低い場合であっても、短時間でモールドの凹部の隅にまで樹脂が充填されるため、モールドの形状を高精度に転写することができるとともに、加熱したり紫外線を照射したりすることなく樹脂層がモールドの形状に硬化するため、好ましい。
モールドのプレス圧力は、10〜50MPa程度であることが好ましい。また、プレス時間は、樹脂層の厚さにもよるが、10〜120秒程度であることが好ましい。このようにモールドを押し付けた状態で所定時間プレスすることにより、樹脂層の形状がより硬化する。
その後、樹脂層からモールドを剥離する。この際、シルセスキオキサン樹脂を含む膜形成組成物として本発明の膜形成組成物を用いて樹脂層を形成した場合には、基体との密着性が高く、且つモールドの剥離性が良好であるため、モールドを剥離したときに、樹脂層が基体から剥がれてしまうことがない。
このようにして、モールドの形状が高精度に転写された構造体を基体上に形成することができる。なお、モールドの剥離後に構造体を加熱したり紫外線(UV光)等を照射したりして、構造体をさらに硬化させるようにしても構わない。特にUV光の照射は、構造体を安定化させることができ、形成された構造体の変形(シュリンク、型崩れ等)を防止することができ好ましい。このようにUV光が照射された構造体は、その後に加熱等の工程がある場合にも形状変化することがなく、特にシュリンクすることがないため、そのまま構造体として用いる場合に特に好ましい。
得られる構造体の形状は、モールドの形状に応じて様々に変更することができる。例えば、所定のパターンが形成されたモールドを用いる場合、モールドを変更することにより、例えば10nm間隔の極微細パターンが形成された構造体から、2μm間隔のラフパターンが形成された構造体まで、様々に製造することができる。また、本発明の膜形成組成物は高い透明性・屈折率を有するため、レンズ形状のモールドを用いることにより、CMOSセンサー等に使用可能な極小レンズを製造することができる。
≪パターン形成方法≫
上述のように、本発明の構造体の製造方法によれば様々な形状の構造体を製造することができるが、以下では、本発明の膜形成組成物により、基体上に所定のパターンの構造体を形成し、この構造体をレジストとして用いる場合について、さらに説明する。但し、このパターン形成方法は、上述した構造体の製造方法と同様であるため、同一の部分については記載を省略又は簡略化する。
先ず、基体上に本発明の膜形成組成物をスピンコート法等により塗布し、樹脂層を形成する。樹脂層の膜厚は、10〜200nmが好ましく、30〜150nmがより好ましい。この範囲内の膜厚とすることにより、十分なエッチング耐性が確保できる。
なお、高アスペクト比のパターンを形成する場合、基体としては、基板上に有機層が形成されたものを用いることが好ましい。有機層の形成に用いられる樹脂としては、酸素プラズマによりエッチングしやすいと同時に、シリコン基板等のエッチングに用いられるフッ化炭素系ガスに対する耐性が高いこと等から、ノボラック樹脂、アクリル樹脂、可溶性ポリイミド等が好ましい。
有機層の膜厚は、100〜14000nmが好ましく、300〜5000nmがより好ましい。この範囲内の膜厚とすることにより、十分なエッチング耐性が確保できる。
次に、基体上に形成された樹脂層に所定のパターンが形成されたモールドを押し付け、モールドのパターンを樹脂層に転写する。この際、本発明の膜形成組成物は、プレス圧力が比較的低い場合であっても、短時間でモールドの凹部の隅にまで樹脂が充填されるため、モールドの形状を高精度に転写することができる。
その後、樹脂層からモールドを剥離する。この際、本発明の膜形成組成物からなる樹脂層は、基体との密着性が高く、且つモールドの剥離性が良好であるため、モールドを剥離したときに、樹脂層が基体から剥がれてしまうことがない。
モールドのパターンが転写されたレジストが基体上に形成された後は、以下のようにして、エッチングにより基板上にパターンを形成することができる。
すなわち、モールドのパターンが転写されたレジストをマスクとして、基板をフッ化炭素系ガスによりエッチングし、基板にパターンを形成する。なお、基板上に有機層が形成されている場合には、モールドのパターンが転写されたレジストをマスクとして、有機層を酸素プラズマによりエッチングした後、基板をフッ化炭素系ガスによりエッチングする。その後、基板上のレジスト等を溶解除去する。
次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
<実施例1>
下記化学式(1)及び(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:8500、(1):(2)=30:70(モル比))を用い、この樹脂の濃度が15質量%となるようにn−ブタノールで調整し、膜形成組成物1を得た。
Figure 0004963254
シリコン基板表面上にこの膜形成組成物1をスピンコート法にて塗布し、膜厚600nmの樹脂層を得た。樹脂層を乾燥や硬化することなく、ナノインプリンター NM−0401(明昌機工社製)を用いて、樹脂層に対してモールド(凹型パターン、ライン/スペース200nm)をプレス圧力20MPa(5000Nの荷重)にて室温(25℃)で60秒間押し付けた。その後、モールドを剥離することにより、基板上にパターン状の構造体を形成した。
得られた構造体を走査型電子顕微鏡(SEM)により観察したところ、高精度のパターンが基板上に再現されていることが分かった。また、プレス圧力20MPaにて、60秒間という非常に短いプレス時間で50%(300nm)の深さまでパターニングできていることを確認した。
プレス圧力20MPaにて40%(240nm)以上の深さまでパターニングできているものを○、40%(240nm)未満の深さまでしかパターニングできていないものを×として、パターニング深さを評価した結果を表1に示す。また、ボイド、基板からの剥がれ等が発生していないものを○、発生しているものを×として、パターニング形状を評価した結果を表1に示す。
<実施例2>
上記化学式(1)及び下記化学式(3)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:2800、(1):(3)=28:72(モル比))を用い、この樹脂の濃度が20質量%となるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートで調整し、膜形成組成物2を得た。
Figure 0004963254
この膜形成組成物2を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
<実施例3>
下記化学式(4)及び上記化学式(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:3000、(4):(2)=70:30(モル比))を用い、この樹脂の濃度が20質量%となるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルで調整し、膜形成組成物3を得た。
Figure 0004963254
この膜形成組成物3を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
<実施例4>
下記化学式(5)及び上記化学式(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:3600、(5):(2)=70:30(モル比))を用い、この樹脂の濃度が20質量%となるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートで調整し、膜形成組成物4を得た。
Figure 0004963254
この膜形成組成物4を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
参考例1
上記化学式(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:7000)と上記化学式(1)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:6000)とを70:30のモル比で混合し、この混合樹脂の濃度が20質量%となるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートで調整し、膜形成組成物5を得た。
この膜形成組成物5を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
参考例2
上記化学式(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:7000)と下記化学式(6)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(製品名:OCD T−2、東京応化工業社製、質量平均分子量:1500)とを50:50のモル比で混合し、この混合樹脂の濃度が20質量%となるように、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート:エタノール:酢酸エチル=5:4:1の混合溶剤で調整し、膜形成組成物6を得た。
Figure 0004963254
この膜形成組成物6を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
参考例3
上記化学式(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:7000)と下記化学式(7)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(製品名:OCD T−9、東京応化工業社製、質量平均分子量:2200)とを50:50のモル比で混合し、この混合樹脂の濃度が20質量%となるように、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート:エタノール:n−ブタノール:メトキシプロピオン酸メチル=5:2:2:1の混合溶剤で調整し、膜形成組成物7を得た。
Figure 0004963254
この膜形成組成物7を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
参考例4
上記化学式(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:7000)と下記化学式(8)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(製品名:OCD T−12、東京応化工業社製、質量平均分子量:1800)とを50:50のモル比で混合し、この混合樹脂の濃度が20質量%となるように、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート:プロピレングリコールジメチルエーテル=5:5の混合溶剤で調整し、膜形成組成物8を得た。
Figure 0004963254
この膜形成組成物8を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
参考例5
上記化学式(2)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:7000)と上記化学式(6)及び(7)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(製品名:OCD T−7、東京応化工業社製、質量平均分子量:2000、(6):(7)=50:50(モル比))とを50:50のモル比で混合し、この混合樹脂の濃度が20質量%となるように、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート:イソプロパノール:アセトン=5:3:2の混合溶剤で調整し、膜形成組成物9を得た。
この膜形成組成物9を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
<比較例1>
上記化学式(1)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(質量平均分子量:6000)を用い、この樹脂の濃度が20質量%となるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートで調整し、膜形成組成物10を得た。
この膜形成組成物10を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
<比較例2>
上記化学式(6)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(製品名:OCD T−2、東京応化工業社製、質量平均分子量:1500)を用い、この樹脂の濃度が20質量%となるように、エタノール:酢酸エチル=8:2の混合溶剤で調整し、膜形成組成物11を得た。
この膜形成組成物11を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
<比較例3>
上記化学式(8)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂(製品名:OCD T−12、東京応化工業社製、質量平均分子量:1800)を用い、この樹脂の濃度が20質量%となるようにプロピレングリコールジメチルエーテルで調整し、膜形成組成物12を得た。
この膜形成組成物12を用いて実施例1と同様に構造体を形成し、パターニング深さ、パターニング形状を評価した。結果を表1に示す。
Figure 0004963254
表1から分かるように、上記一般式(a−1)で表される構成単位を有するシルセスキオキサン樹脂を用いた実施例1〜4、参考例1〜5では、プレス圧力20MPaにて、60秒間という非常に短いプレス時間で40%(240nm)を超える深さまでモールドを押し込むことができ、しかもモールドの剥離時に樹脂層が基板から剥がれてしまうこと等がなかった。一方、上記一般式(a−1)で表される構成単位を有さないシルセスキオキサン樹脂を用いた比較例1〜3では、40%(240nm)未満の深さまでしかモールドを押し込むことができないか、又はモールドの剥離時に樹脂層が基板から剥がれた。
<実施例
シリコン基板表面上に膜形成組成物1をスピンコート法にて塗布し、膜厚100nmの樹脂層を得た。樹脂層を乾燥や硬化することなく、ナノインプリンター NM−0401(明昌機工社製)を用いて、樹脂層に対してモールド(凹型パターン、ライン/スペース40nm)をプレス圧力20MPa(5000Nの荷重)にて室温(25℃)で60秒間押し付けた。その後、モールドを剥離することにより、基板上にパターン状の構造体を形成した。
得られた構造体を走査型電子顕微鏡(SEM)により観察したところ、高精度のパターンが基板上に再現されていることが分かった。また、プレス圧力20MPaにて、60秒間という非常に短いプレス時間で100nmの膜厚を貫通する100%の深さまでパターニングできていることを確認した。
さらに、上記実施例1〜4、参考例1〜5、比較例1〜3で得られた膜形成組成物を用いて形成された構造体に低圧水銀灯(製品名:DeepUVProcessor ランプL−800FS、日本電池社製、メイン波長254,185nm)にて50℃、90秒の条件でUV光を照射したもの、および照射していないものについて、400℃、窒素中での加熱後の形状変化について検討した。結果を表2に示す。なお、形状変化はシュリンク率により評価した。このシュリンク率は、加熱前における構造体の膜厚100nmに対する加熱後における構造体の膜厚の割合が10%以上変化していないものを○、10%以上変化したものを×とした。
Figure 0004963254
表2から分かるように、構造体にUV光を照射することにより、形状変化を抑制できることが確認された。

Claims (8)

  1. 下記一般式(a−1)で表される構成単位と下記一般式(a−2)で表される構成単位とを有するシルセスキオキサン樹脂(A)を含有することを特徴とする室温ナノインプリント用の膜形成組成物。
    Figure 0004963254
    [式中、Rは水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Rは単結合又は炭素数1〜5のアルキレン基を表し、R は炭素数1〜15のアルキル基又は炭素数6〜15の芳香族炭化水素基を表す。]
  2. 前記Rが水素原子である請求項1記載の膜形成組成物。
  3. 前記シルセスキオキサン樹脂(A)の質量平均分子量が2000〜30000である請求項1又は2記載の膜形成組成物。
  4. 基体上に請求項1から3のいずれか記載の膜形成組成物を塗布して樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層にモールドを押し付ける工程と、
    前記樹脂層から前記モールドを剥離する工程と、を含むことを特徴とする構造体の製造方法。
  5. 前記剥離する工程後に、前記樹脂層に紫外線を照射する工程を含むことを特徴とする請求項記載の構造体の製造方法。
  6. 前記剥離する工程後に、前記樹脂層を加熱する工程を含むことを特徴とする請求項記載の構造体の製造方法。
  7. 前記樹脂層に前記モールドを押し付けた状態で該樹脂層を硬化させることを特徴とする請求項からのいずれか記載の構造体の製造方法。
  8. 請求項4からのいずれか記載の構造体の製造方法により得られた構造体。
JP2007091695A 2007-03-30 2007-03-30 ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体 Active JP4963254B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091695A JP4963254B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体
KR1020097019775A KR20090117947A (ko) 2007-03-30 2008-03-05 나노 임프린트용의 막형성 조성물, 그리고 구조체의 제조 방법 및 구조체
CN200880007295A CN101636256A (zh) 2007-03-30 2008-03-05 用于纳米压印的膜形成组合物、结构体的制造方法以及结构体
PCT/JP2008/053988 WO2008126523A1 (ja) 2007-03-30 2008-03-05 ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体
TW097110863A TW200838939A (en) 2007-03-30 2008-03-26 Film forming composition for nanoimprinting, process for production of structures, and structures

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091695A JP4963254B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008246876A JP2008246876A (ja) 2008-10-16
JP4963254B2 true JP4963254B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=39972397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007091695A Active JP4963254B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4963254B2 (ja)
CN (1) CN101636256A (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007515A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Showa Denko Kk 微細パターン転写材料用組成物および微細パターンの形成方法
JP5215833B2 (ja) 2008-12-11 2013-06-19 株式会社日立ハイテクノロジーズ 微細パターン転写用スタンパ及びその製造方法
JP5555025B2 (ja) * 2010-03-25 2014-07-23 株式会社日立ハイテクノロジーズ 微細パターン転写用スタンパ及びその製造方法
JPWO2011155582A1 (ja) * 2010-06-11 2013-08-15 株式会社日立ハイテクノロジーズ 微細構造転写用スタンパ及び微細構造転写装置
JP2014103135A (ja) * 2011-03-10 2014-06-05 Toyo Gosei Kogyo Kk 光硬化物の製造方法
JP5462903B2 (ja) * 2012-03-23 2014-04-02 株式会社東芝 滴状体配置方法、パターン形成方法、滴状体配置プログラム、滴状体配置装置、およびテンプレートのパターンの設計方法
JP5975814B2 (ja) * 2012-09-14 2016-08-23 株式会社トクヤマ 光硬化性ナノインプリント用組成物およびパターンの形成方法
JP6086739B2 (ja) * 2013-01-21 2017-03-01 東京応化工業株式会社 絶縁膜形成用組成物、絶縁膜の製造方法、及び絶縁膜
JP6255182B2 (ja) 2013-07-24 2017-12-27 東京応化工業株式会社 下地剤、相分離構造を含む構造体の製造方法
JP6446195B2 (ja) 2013-07-31 2018-12-26 東京応化工業株式会社 相分離構造体の製造方法、パターン形成方法及び微細パターン形成方法
JP6393546B2 (ja) 2013-07-31 2018-09-19 東京応化工業株式会社 相分離構造を含む構造体の製造方法、パターン形成方法及び微細パターン形成方法
JP6249714B2 (ja) 2013-10-25 2017-12-20 東京応化工業株式会社 相分離構造を含む構造体の製造方法
TWI648320B (zh) 2014-01-23 2019-01-21 東京應化工業股份有限公司 含相分離結構之結構體之製造方法、圖型形成方法、微細圖型形成方法
KR20160111918A (ko) * 2014-01-29 2016-09-27 주식회사 다이셀 나노임프린트용 광 경화성 조성물, 및 그것을 사용한 미세 패턴의 형성 방법
CN109041557B (zh) * 2018-07-16 2020-04-24 苏州维业达触控科技有限公司 一种金属网格及其制作方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3518158B2 (ja) * 1996-04-02 2004-04-12 信越化学工業株式会社 化学増幅ポジ型レジスト材料
JP2002184719A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン形成方法
US7041748B2 (en) * 2003-01-08 2006-05-09 International Business Machines Corporation Patternable low dielectric constant materials and their use in ULSI interconnection
JP4541080B2 (ja) * 2004-09-16 2010-09-08 東京応化工業株式会社 反射防止膜形成用組成物およびこれを用いた配線形成方法
JP4983262B2 (ja) * 2007-01-10 2012-07-25 Jnc株式会社 ナノインプリント用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CN101636256A (zh) 2010-01-27
JP2008246876A (ja) 2008-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4963254B2 (ja) ナノインプリント用の膜形成組成物、並びに構造体の製造方法及び構造体
KR101667132B1 (ko) 광경화물의 제조 방법
Komuro et al. Imprint characteristics by photo-induced solidification of liquid polymer
TC et al. Step and flash imprint lithography: an efficient nanoscale printing technology
KR101708256B1 (ko) 나노 임프린트용 레지스트 하층막 형성 조성물
TWI338196B (ja)
US7648767B2 (en) Material composition for nano- and micro-lithography
JP2010143220A (ja) ポリマーフィルム表面相互作用を変えるためのプロセス及び方法
US10189203B2 (en) Method for forming micropattern of polyimide using imprinting
EP2933682B1 (en) Composition and use of a composition for forming overlay film, and resist pattern formation method using same
JP6737958B2 (ja) キット、積層体、積層体の製造方法、硬化物パターンの製造方法および回路基板の製造方法
JP5560049B2 (ja) ナノインプリント用組成物およびパターン形成方法
KR100829615B1 (ko) 광산 발생제, 이를 포함하는 포토레지스트 조성물 및 패턴형성 방법
JP5887871B2 (ja) 被膜形成材料及びパターン形成方法
TWI819083B (zh) 壓印用硬化性組成物、圖案的製造方法、半導體元件的製造方法及硬化物
KR20090117947A (ko) 나노 임프린트용의 막형성 조성물, 그리고 구조체의 제조 방법 및 구조체
KR20100042424A (ko) 반도체 소자의 패턴 형성 방법
TWI389931B (zh) 奈米壓印抗蝕劑及採用該奈米壓印抗蝕劑的奈米壓印方法
WO2010084918A1 (ja) ベンゾシクロブテン樹脂のインプリント技術への適用及び当該技術によるパターン形成方法
JP7467591B2 (ja) 硬化性組成物、キット、中間層、積層体、インプリントパターンの製造方法及びデバイスの製造方法
JP2009056736A (ja) 構造体の製造方法及び構造体
US6989227B2 (en) E-beam curable resist and process for e-beam curing the resist
TWI391418B (zh) 奈米壓印抗蝕劑及採用該奈米壓印抗蝕劑的奈米壓印方法
Jen Materials and processes for advanced lithography applications
US10501627B2 (en) Composition for optical imprint and method for producing pattern using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4963254

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3