JP4960803B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気弁や排気弁のリフト量を機関運転状態に応じて変更可能な内燃機関の可変動弁装置に関する。
この種の従来の可変動弁装置としては、以下の特許文献1に記載されたものがある。
概略を説明すれば、この動弁装置は、吸気弁側に適用されたもので、クランクシャフトの回転に同期して回転する駆動軸の外周に、軸心が前記駆動軸の軸心から偏心した駆動カムが設けられていると共に、該駆動カムの回転力が多節リンク状の伝達機構を介して伝達されて、吸気弁の上端部に有するバルブリフターの上面をカム面が摺接して吸気弁をバルブスプリングのばね力に抗して開作動させる揺動カムを有している。
前記伝達機構は、揺動カムの上方に配置されて制御軸に揺動自在に支持されたロッカアームと、円環状の一端部が駆動カムの外周面に嵌合しかつ他端部がロッカアームの一端部に連結ピンを介して回転自在に連結されたリンクアームと、一端部がロッカアームの他端部に連結ピンを介して回転自在に連結され、他端部が前記揺動カムのカムノーズ部に連結ピンを介して回転自在に連結されたリンクロッドとから構成されている。
また、前記制御軸は、シリンダヘッドの上端部に設けられた軸受によって回転自在に支持されており、その外周面には、軸心が制御軸の軸心から所定量だけ偏心した制御カムが固定されている。
そして、機関運転状態に応じて電動モータや螺子伝達手段などからなるアクチュエータによって前記制御軸を介して制御カムの回動位置が変化することによってロッカアームの揺動支点を変化させて、揺動カムのカム面のバルブリフター上面に対する転接位置を変化させて、吸気弁のバルブリフト量を機関運転状態に応じて可変制御するようになっている。
特開2006−105082号公報
前記従来の可変動弁装置にあっては、前記伝達機構のリンクアームやロッカアーム及びリンクロッドと揺動カムとの連結を、それぞれ連結ピンを用いて連結しているが、該各連結ピンは両端部に連結ピンとは別部材のスナップリングを嵌着させることによって各ピン孔からの脱落を防止するようになっている。 このように、連結ピンとは別部材のスナップリングを用いる場合には、部品点数が増加して製造作業能率が低下するばかりか、連結ピンに対するスナップリングの嵌着、圧入などの作業がしなければならないことから、かかる組付作業が煩雑になり、コストの高騰が余儀なくされている。
本発明は、前記従来の可変動弁装置の技術的課題に鑑みて案出されたもので、クランクシャフトから回転力が伝達される駆動軸と、該駆動軸の外周面に対して回転方向及び軸方向に固定された駆動カムと、前記駆動軸に揺動自在に支持されて、機関弁を開閉作動させる揺動カムと、前記駆動カムの回転に伴って揺動運動するロッカアームと、該ロッカアームの揺動運動を前記揺動カムに伝達するリンクロッドと、該リンクロッドの端部と前記揺動カムとを互いのピン孔を介して回動自在に連結し、一端側に前記各ピン孔から軸方向一方側への抜け出しを規制する抜け止め部を有する連結ピンと、前記ロッカアームの揺動支点位置を変更させる制御機構と、を備えた内燃機関の可変動弁装置であって、前記駆動カムに、前記抜け止め部が当接して前記連結ピンの軸方向他方側への移動を規制する規制部を設けたことを特徴としている。
この発明によれば、連結ピンは、これと一体に有する抜け止め部が、駆動カムの規制部に対し軸方向から当接することよって、ピン孔からの抜け出しを確実に防止されるため、部品点数の削減が図れ、製造作業や部品管理が容易になると共に、組付作業が容易になり、コストの低減化が図れる。
さらに、前記駆動カムの軸方向の一端側に、ほぼ円筒状の大径部と小径部が形成されていると共に、前記抜止め部の軸方向端面の一部が前記大径部と小径部との間に形成された段差面に対向配置されていることを特徴としている。
前記駆動カムは、中心が前記駆動軸の軸心から偏心状態に設けられた円盤状のカム本体と、該カム本体の一側面に一体に設けられた筒状部と、を備え、内部に前記軸心を中心とした駆動軸挿通孔が貫通形成されていると共に、前記筒状部の先端側に、前記抜止め部の軸方向端面と対向する前記段差面が形成されていることを特徴としている。
前記揺動カムは、前記駆動軸の外周面に摺動自在に嵌挿した円筒部材の外周に一体に設けられて、前記機関弁を開閉作動させるカム本体と、を備え、前記駆動カムの円筒部の軸方向先端縁に前記円筒部材の軸方向一端縁を当接配置して前記駆動カムと揺動カムの軸方向の位置決めしたことを特徴としている。
以下、本発明に係る内燃機関の可変動弁装置の各実施の形態を図面に基づいて詳述する。この実施の形態では、多気筒内燃機関の吸気弁側に適用したものであって、1気筒当たり2つの吸気弁を備え、かつ吸気弁のバルリフト量を機関運転状態に応じて可変にする可変機構を備えている。
この実施の形態における可変動弁装置は、図2〜図4に示すようにシリンダヘッド1に図外のバルブガイドを介して摺動自在に設けられた1気筒当たり一対の吸気弁2,2と、機関前後方向に配置された内部中空状の駆動軸3と、気筒毎に配置されて、前記駆動軸3の外周面に同軸上に回転自在に支持された円筒部材であるカムシャフト4と、前記駆動軸3の所定位置に一体的に固設された駆動カム5と、前記カムシャフト4の両端部に一体に設けられて、各吸気弁2,2の上端部に配設されたバルブリフター6,6に摺接して各吸気弁2,2を開作動させる一対の揺動カム7,7と、駆動カム5と揺動カム7,7との間に連係されて、駆動カム5の回転力を揺動カム7,7の揺動力(開弁力)として伝達する伝達機構8と、該伝達機構8の作動位置を可変にする制御機構9とを備えている。
前記吸気弁2,2は、シリンダヘッド1の上端部内に収容されたほぼ円筒状のボアの底部とバルブステム上端部のスプリングリテーナとの間に弾装されたバルブスプリング10,10によって閉方向に付勢されている。
前記駆動軸3は、機関前後方向に沿って配置されて、図1にも示すように、内部軸方向に油孔3aが形成されていると共に、各気筒間に対応した位置に支持孔3bが径方向に沿って貫通形成されている。また、駆動軸3は、両端部がシリンダヘッド1の上部に設けられた図外の軸受によって回転自在に軸支されていると共に、一端部に設けられた図外の従動スプロケットや該従動スプロケットに巻装されたタイミングチェーン等を介して機関のクランク軸から回転力が伝達されている。
前記カムシャフト4は、図1にも示すように、駆動軸3の軸方向に沿ってほぼ円筒状に形成され、内部軸方向に前記駆動軸3の外周面に回転自在に支持される支軸孔4aが貫通形成されていると共に、外周面のほぼ中央位置に形成された大径円筒状のジャーナル部4bが図外のカム軸受によって回転自在に軸支されている。
前記駆動カム5は、ほぼ円盤状に形成されて、軸心が駆動軸3の軸心から径方向へ所定量だけオフセットしているカム本体5aと、該カム本体5aの一側部軸方向に一体に設けられた固定用の筒状部11とを備え、前記駆動軸3の軸心と同軸上に該駆動軸3の外周面に嵌挿可能な駆動軸挿通孔5bが内部軸方向に貫通形成されている。また、前記筒状部11の内部径方向には、固定用孔11aが貫通形成されて、この固定用孔11aと前記駆動軸3の支持孔3bとに連続して挿通された固定用ピン12を介して駆動カム5が駆動軸3の外周に一体的に固定されている。
また、前記筒状部11は、図1に示すように、カム本体5a側の大径部と先端側の小径部11bとを有し、該大径部と小径部11bとの間に規制部(対向面)である段差面11cが形成されている。前記小径部11bは、その軸方向の長さ、つまり小径部先端縁から段差面11cまでの長さLが後述する連結ピン18がフランジ部18bとの関係で軸方向から抜け出さない長さに設定されている。なお、前記固定用孔11aは、径方向の一端側の内径は前記固定用ピン12の外径よりも僅かに大きく設定されて該固定用ピン12が圧入される大きさになっているが、これと反対側の他端側11dでは固定用ピン12の圧入時における抜け出しを防止するために、該固定用ピン12の外径よりも小さく設定されている。
前記各揺動カム7は、同一形状のほぼ雨滴状を呈し、基端部側がカムシャフト4を介して前記駆動軸3の軸心を中心として揺動するようになっていると共に、揺動カム7の下面には、各バルブリフター6の上面所定位置に当接するカム面7aがそれぞれ形成されており、また、先端側のカムノーズ部7bにピン孔7cが巾方向から貫通形成されている。
前記伝達機構8は、駆動軸3の上方に配置されたロッカアーム13と、該ロッカアーム13の一端部13aと駆動カム5とを連係するリンクアーム14と、ロッカアーム13の他端部13bと一方の揺動カム7のカムノーズ部7bとを連係するリンクロッド15とを備えている。
前記ロッカアーム13は、図2〜図4にも示すように、中央の筒状基部の内部に支持孔13cが横方向から貫通形成され、この支持孔13cを介して後述する制御カムに揺動自在に支持されている。また、ロッカアーム13の一端部13aは、先端部の側部にピン16が一体に突設されている。
前記リンクアーム14は、大径な円環部と、該円環部の外周面所定位置に突設された突出端とを備え、円環部の中央位置には、前記駆動カム5の外周面に回転自在に嵌合する嵌合孔14aが形成されている一方、突出端には、前記ピン16が回転自在に挿通するピン孔が貫通形成されている。
前記リンクロッド15は、プレス成形によって横断面ほぼコ字形状に形成されており、内側がコンパクト化を図るために、ほぼく字形状に折曲形成されていると共に、平行な2枚板状の両端部15a、15bにピン孔15c、15dがそれぞれ横方向に貫通形成されている。
また、リンクロッド15は、一端部15aが前記ピン孔15cに挿通した連結ピン17を介してロッカアーム13の他端部13bに回転自在に連結されている一方、他端部15bが図1に示すように、前記ピン孔15dと揺動カム7のカムノーズ部7aに形成されたピン孔7cにそれぞれ挿通された連結ピン18を介して揺動カム7に回転自在に連結している。
前記連結ピン18は、前記リンクロッド他端部15b側の両ピン孔15d、15dに跨って挿通されたピン本体18aと、該ピン本体18aの前記駆動カム5側の一端部に一体に設けられた抜け止め部であるフランジ部18bとから構成されている。
前記ピン本体18aは、前記両ピン孔15d、15dの間の長さよりも僅かに長く設定されて前記フランジ部18bと反対側の他端部が対応する一方のピン孔15dから外方へ突出している。
前記フランジ部18bは、その外径がピン孔15dよりも十分に大きく形成されていると共に、その外周縁と前記筒状部11の小径部11bの外周面との間に微小隙間が形成されている。また、フランジ部18bは、その厚さ幅が前記小径部11bの軸方向長さLよりも小さく設定されていると共に、連結ピン18が駆動カム5側へ軸方向に移動した際に、外面の外周縁に18cが前記段差面11cに当接して各ピン孔15d、15dからの抜け出しを規制するようになっている。
前記制御機構9は、図2に示すように、駆動軸3の上方位置に配置された制御軸19と、該制御軸19の外周に一体に固定されてロッカアーム13の揺動支点となる制御カム20と、前記制御軸19を回転制御するアクチュエータ21とを備えている。
前記制御軸19は、駆動軸3と並行に機関前後方向に配設されていると共に、図外の軸受の上端に有するブラケットに回転自在に支持されている。一方、前記制御カム20は、円筒状を呈し、軸心位置が肉厚部の分だけ制御軸19の軸心から所定分だけ偏倚している。
前記アクチュエータ21は、シリンダヘッド1の後端部に固定された電動モータ22と、該電動モータ22の回転駆動力を前記制御軸19に伝達する螺子伝達手段23とから構成されている。
前記電動モ−タ22は、比例型のDCモータによって構成され、機関の運転状態を検出するコントローラ24からの制御信号によって駆動するようになっている。このコントローラ24は、機関回転数を検出するクランク角センサや、吸入空気量を検出するエアーフローメータ、機関の水温を検出する水温センサ及び制御軸19の回転位置を検出するポテンショメータ25等の各種のセンサからの検出信号をフィードバックして現在の機関運転状態を演算などにより検出して、前記電動モータに制御信号を出力している。
以下、本実施形態のバルブリフト量の可変作用を図3及び図4に基づいて簡単に説明する。
まず、例えば、機関の低回転域では、コントローラ24によって電動モータ2が回転駆動し、この回転トルクが螺子伝達手段23に伝達されて回転すると、これによって制御軸19は、一方向へ所定量回転駆動される。したがって、制御カム20が、図3A、Bに示すように、一方向に回動して軸心が制御軸19の軸心の回りを同一半径で回転し、肉厚部が駆動軸3から上方向に離間移動する。これにより、ロッカアーム13の他端部13bとリンクロッド15の枢支点(連結ピン17)は、駆動軸3に対して上方向へ移動し、このため、各揺動カム7は、リンクロッド15を介してカムノーズ部7b側が強制的に引き上げられる。
よって、駆動カム5が回転してリンクアーム14を介してロッカアーム13の一端部13aを押し上げると、そのリフト量がリンクロッド15を介して各揺動カム7及び各バルブリフター6に伝達されるが、吸気弁2,2のリフト量L1は十分小さくなる。
さらに、機関高回転領域に移行した場合は、コントローラ24によって電動モータ22が逆回転して螺子伝達手段23を同方向へ回転させると、この回転に伴って制御軸19が制御カム20を、図4A、Bに示すように、他方向へ回転させて、軸心が下方向へ移動する。このため、ロッカアーム13は、今度は全体が駆動軸3方向に移動して他端部13bによって揺動カム7のカムノーズ部7bを、リンクロッド15を介して下方へ押圧して該揺動カム7全体を所定量だけ反時計方向へ回動させる。
したがって、各揺動カム7の各バルブリフター6の上面に対するカム面7aの当接位置が、カムノーズ部7b側(リフト部側)に移動する。
このため、吸気弁2の開作動時に駆動カム5が回転してロッカアーム13の一端部13aを、リンクアーム14を介して押し上げると、バルブリフター6を介して吸気弁2,2のバルブリフト量L2が大きくなる。
そして、前記駆動軸3などに対する駆動カム5や揺動カム7、7などの各構成部品を組み付けるには、図2に示すように、駆動軸3に対して気筒毎に前記各駆動カム5や各カムシャフト4(揺動カム7,7)を順次嵌挿させて所定位置に位置決めしつつ組み付けて行くわけであるが、まず、図1に示すように、駆動軸3に対してカムシャフト4を一方向から嵌挿させると共に、一方の揺動カム7のカムノーズ部7bをリンクロッド15のコ字形状の他端部15bで挟み込むように配置しつつ各ピン孔7c、15d、15dに連結ピン18のピン本体18aを外方から挿通してフランジ部18bがピン孔15dの孔縁に当たるまで押圧する。これによって、揺動カム7にリンクロッド15の他端部15bを連結しておく。
その後、駆動軸3に筒状部11を介して駆動カム5を嵌挿して、前記筒状部11の小径部11bの先端縁がカムシャフト4の対向端縁に突き当たるまで嵌挿させる。この状態で駆動軸3の支持孔3bと筒状部11の固定用孔11aとを合致させつつ固定用ピン12を該各孔3b、11a内に圧入固定する。これによって、駆動カム5が駆動軸3に回転方向及び軸方向で強固に固定される。 この状態では、前記フランジ部18bの外周縁が小径部11bの外周面と微小隙間をもって配置され、また、前記連結ピン18は、前記フランジ部18bの外周縁が前記段差面11cに僅かな隙間をもって対向配置されることになり、この対向配置状態は駆動カム5(筒状部11)がいずれの回転位置においても維持されている。
このため、前記連結ピン18は、装置の作動時に駆動カム5側へ移動した場合でもフランジ部18bの外周縁18cが前記段差面11cに当接してそれ以上の移動が規制されることから、各ピン孔7c、15d、15dからの抜け出しが確実に防止できる。
このように、本実施形態では、連結ピン18を従来のようにスナップリングを用いて抜け出しを規制するのではなく、フランジ部18と筒状部11の段差面11cとの関係で規制することができるため、部品点数の削減が図れ、製造作業や部品管理が容易になると共に、組付作業が容易になり、コストの低減化が図れる。
また、前記駆動カム5と揺動カム7,7との駆動軸3に対する組付時において、前記カムシャフト4の軸方向の一端縁と駆動カム5の筒状部11の小径部11bの先端縁とを軸方向から当接させながら位置決めしつつ順次組み付けることができるので、その組付作業が容易になる。
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、バルブリフトを可変にする可変機構を他の構造としてもよく、駆動カムを例えば雨滴形の構造のものであってもよい。また、この装置を吸気弁側の他に排気弁側に適用することも可能である。
本発明の可変動弁装置の要部縦断面である。 本実施形態の可変動弁装置の要部斜視図である。 Aは本実施形態における最小バルブリフト制御時における吸気弁の開状態を示し、Bは吸気弁の閉状態を示す図1のA矢視から見た作用説明図である。 Aは本実施形態における最大バルブリフト制御時における吸気弁の開状態を示し、Bは吸気弁の閉状態を示す図2のA矢視から見た作用説明図である。
符号の説明
2…吸気弁(機関弁)
3…駆動軸
4…カムシャフト
5…駆動カム
7…揺動カム
8…伝達機構
9…制御機構
11…筒状部
11b…小径部
11c…段差面
13…ロッカアーム
15…リンクロッド
15b…他端部
15d・15d…ピン孔
18…連結ピン
18a…ピン本体
18b…フランジ部
18c…外周縁

Claims (4)

  1. クランクシャフトから回転力が伝達される駆動軸と、
    該駆動軸の外周面に対して回転方向及び軸方向に固定された駆動カムと、
    前記駆動軸に揺動自在に支持されて、機関弁を開閉作動させる揺動カムと、
    前記駆動カムの回転に伴って揺動運動するロッカアームと、
    該ロッカアームの揺動運動を前記揺動カムに伝達するリンクロッドと、
    該リンクロッドの端部と前記揺動カムとを互いのピン孔を介して回動自在に連結し、一端側に前記各ピン孔から軸方向一方側への抜け出しを規制する抜け止め部を有する連結ピンと、
    前記ロッカアームの揺動支点位置を変更させる制御機構と、
    を備えた内燃機関の可変動弁装置であって、
    前記駆動カムに、前記抜け止め部が当接して前記連結ピンの軸方向他方側への移動を規制する規制部を設けたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記規制部は、前記駆動カムの軸方向の一端側に形成されて、ほぼ円筒状の大径部と小径部とを有すると共に、該大径部と小径部との間に段差面が形成され、該段差面に、前記抜け止め部の軸方向端面の一部が対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 前記駆動カムは、中心が前記駆動軸の軸心から偏心状態に設けられた円盤状のカム本体と、該カム本体の一側面に一体に設けられた筒状部と、を備え、内部に前記軸心を中心とした駆動軸挿通孔が貫通形成されていると共に、前記筒状部の先端側に、前記抜け止め部の軸方向端面と対向する前記段差面が形成されていることを特徴とする請求項に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記揺動カムは、前記駆動軸の外周面に摺動自在に嵌挿した円筒部材の外周に一体に設けられ、前記駆動カムの筒状部の軸方向先端縁に前記円筒部材の軸方向一端縁を当接配置して前記駆動カムと揺動カムの軸方向の位置決めしたことを特徴とする請求項に記載の内燃機関の可変動弁装置。
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