JP4960768B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、仮想物体を表示するための技術に関するものである。
近年のCGに係る技術の進歩に伴い、設計製造等の分野において、設計者が設計したCADデータ等をモニタ上で確認しながらデータ修正を行うことで、無駄な試作を行わなくてすむようにする為の活動が活発に行われている。設計者は、設計した部品の形状及びその部品の動作を見ながら検証を行い、CADデータに修正を加えていく。このとき、設計したCADデータには当然のことながら、部品形状や可動する部品の動きに機密情報が多分に含まれている。また一方で、設計者が設計したCADデータを製品利用のトレーニングなどに流用することが考えられる。しかし、設計者が設計したデータには機密情報が含まれているため、単純に製品利用のトレーニングなどに流用することができないという問題があった。
従来、観察者に見せる3DCGのコンテンツなどを観察者に提供する際に、観察者からのサービス要求に見合った適切な金額を設定することで、観察者にとって満足度の高い課金を行う方法が、特許文献1に開示されている。これは、仮想物体を構成するポリゴンの形状の詳細度を予め複数レベル用意しておき、観察者が選択したサービスレベルに対応する詳細度の形状のポリゴンで構成された仮想物体を表示するというものである。また、ポリゴンの形状の詳細度に合わせて観察者の視点の位置姿勢の振る舞いを制限することで、サービスレベルを設定していた。
このように、観察者が要求するサービスのレベルに対して、予め用意した詳細度や体験者の振る舞いを制限するような技術が提案されていた。これにより、3DCGコンテンツが機密情報を含む場合であっても、レベルに応じてポリゴンの形状の詳細度を変化させることで、機密情報を保護することができる。
特開2000-181964号公報
しかしながら、仮想物体の動きに関しては、レベルを設定して観察者に切り替えて見せることができないという問題があった。そのため、仮想物体の動きに機密情報を含んだデータを公開したくない場合であっても、制御する手段がなかった。また、動きに関してレベルを設定した後、自動的にそのレベルに合った仮想物体の動きを計算することもできなかった。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザ(設計者)から指定されたレベルに応じた仮想物体の動きをユーザ(設計者、又は、観察者)に提供する為の技術を提供することを目的とする。
本発明の目的は、以下の装置によって達成される
即ち、ユーザごとに対応づけられたユーザレベルと、仮想物体の動きの詳細度が異なる複数の変化パターンであって、当該動きの詳細度が高いほど高いユーザレベルに対応づけられており、該仮想物体の位置姿勢の変化を示す変化パターンとを保持する保持手段と、前記保持されたユーザレベルのうち、前記仮想物体を閲覧するユーザに対応づけられたユーザレベルを取得する取得手段と、前記保持された複数の変化パターンのうち、前記取得したユーザレベルに対応づけられた変化パターンを選択する選択手段と、前記選択された変化パターンに従って前記仮想物体の位置姿勢を変化させ、当該位置姿勢が変化している仮想物体の画像を前記閲覧するユーザに対して表示させる表示手段とを備えることを特徴とする情報処理装置
本発明の目的は、以下の方法によって達成される
即ち、情報処理装置の取得手段が、ユーザごとに対応づけられた予め保持されたユーザレベルのうち、仮想物体を閲覧するユーザに対応づけられたユーザレベルを取得する取得工程と、前記情報処理装置の選択手段が、予め保持された、前記仮想物体の動きの詳細度が異なる複数の変化パターンであって、当該動きの詳細度が高いほど高いユーザレベルに対応づけられており、該仮想物体の位置姿勢の変化を示す複数の変化パターンのうち、前記取得したユーザレベルに対応づけられた変化パターンを選択する選択工程と、前記情報処理装置の表示手段が、前記選択された変化パターンに従って前記仮想物体の位置姿勢を変化させ、当該位置姿勢が変化している仮想物体の画像を前記閲覧するユーザに対して表示させる表示工程とを有することを特徴とする情報処理方法
本発明の構成によれば、ユーザ(設計者)から指定されたレベルに応じた仮想物体の動きをユーザ(設計者、又は、観察者)に提供することができる。これにより、仮想物体の動きに関する機密情報等の情報を提示することなく、仮想物体の動きを提示することが可能になる。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPU101は、RAM102やROM103に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて、本装置全体の制御を行うと共に、情報処理装置が行うものとして後述する各処理を実行する。
RAM102は、外部記憶装置106からロードされたコンピュータプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを有すると共に、CPU101が各処理を実行する際に用いるワークエリアも有する。即ち、RAM102は、各種のエリアを適宜提供することができる。
ROM103には、ブートプログラムや本装置の設定データ等が格納されている。
操作部104は、キーボードやマウスなどにより構成されており、本装置のユーザが操作することで、各種の指示をCPU101に対して入力することができる。
表示部105は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU101による処理結果を画像や文字などで表示することができる。
外部記憶装置106は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置である。外部記憶装置106には、OS(オペレーティングシステム)107、モデルデータ108、変化パターンデータ(変化パターン情報)109、ユーザデータ(ユーザ情報)110、処理プログラム111、が保存されている。
モデルデータ108は、仮想物体の形状情報や色情報等により構成されており、仮想物体毎に設けられるものである。例えば、仮想物体を周知のポリゴンで構成する場合、モデルデータ108には、ポリゴンの色データ、法線ベクトルデータ、ポリゴンを構成する各頂点の座標値データ等が含まれている事になる。また、仮想物体に対してテクスチャマッピングを施す場合には、モデルデータ108には、テクスチャマップデータも含まれている事になる。
変化パターンデータ109は、仮想物体の位置姿勢の変化パターン、即ち、動きを示すデータであり、複数種類の変化パターン毎に設けられているものである。
ユーザデータ110は、ユーザを識別するための情報であり、例えば、ユーザIDである。ユーザデータ110は、ユーザ毎に設けられているものである。
処理プログラム111は、情報処理装置が行うものとして後述する各処理をCPU101に実行させる為のコンピュータプログラムである。
なお、以下の説明で既知のものとして説明する情報や、以下説明する各処理で、当業者であれば常識的に用いるであろう情報などもまた、この外部記憶装置106に保存されている。
外部記憶装置106に保存されている上記各種の情報は、CPU101による制御に従って適宜RAM102にロードされる。CPU101はRAM102にロードされたコンピュータプログラムやデータを用いて処理を実行することで、情報処理装置が行うものとして後述する各処理を実行する。
120は上述の各部を繋ぐバスである。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置が行う処理のフローチャートである。なお、図2に示した処理をCPU101に実行させる為のコンピュータプログラム(処理プログラム111に相当)やデータは、外部記憶装置106に保存されている。上述の通り、係るコンピュータプログラムやデータはCPU101による制御に従って適宜RAM102にロードされる。CPU101は、このロードされたコンピュータプログラムやデータを用いて処理を実行するので、本実施形態に係る情報処理装置は、図2に示したフローチャートに従った処理を実行することになる。
先ず、ステップS201では、現在情報処理装置に設定されているモードが、編集モードか、アニメーションモードであるのかを判断する。
ここで、編集モードとは、外部記憶装置106に保存されている様々なデータを編集したり、変化パターンデータ109やユーザデータ110に対してレベルを設定したりする為のモードである。
また、アニメーションモードとは、ユーザが選択したモデルデータに従った仮想物体の位置姿勢を、ユーザが入力したユーザデータに対応する変化パターンデータに従って制御し、この仮想物体を表示部105に表示する為のモードである。
ステップS201における判断の結果、編集モードである場合には処理をステップS202に進め、アニメーションモードである場合には処理をステップS203に進める。
先ず、ステップS202における処理の詳細について説明する。
上述の通り、編集モードでは、外部記憶装置106に保存されている様々なデータを編集することができる。如何なるデータを編集する場合でも、例えば、表示部105には、編集するデータのファイル名を入力するための領域を有するGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を表示させる。ここで、係る領域に、編集対象のモデルデータのファイル名を入力したとする。この場合、CPU101は係るファイル名を有するモデルデータを、外部記憶装置106から取得し、RAM102にロードする。そしてロードされたモデルデータの内容を表示部105に表示するので、ユーザは操作部104を用いて係る内容の編集を行うことができる。そして編集終了の旨を操作部104を用いて入力すると、RAM102にロードされているモデルデータに対して、係る編集の内容を反映させ、再度、外部記憶装置106に再格納する。これにより、ユーザが選択したモデルデータを編集することができる。これは、どのようなデータを編集する場合であっても同じである。
ここで、変化パターンデータ109について説明する。図4は、変化パターンデータ109が示す位置姿勢の変化パターンを示す図である。図4において横軸はフレーム番号を表し、縦軸は位置姿勢のベクトル(位置の3成分と姿勢の3成分)を表している。そして図4には、3種類の変化パターンのそれぞれに対応する曲線(経路1〜3)が示されている。即ち、図4には、開始フレーム(S1)から終了フレーム(S2)までの間の各フレームにおける位置姿勢の変化パターンが3種類記されている。変化パターンデータ109とは、このような曲線を生成するための、「キーフレーム」における位置姿勢を示すデータである。例えば、図4の場合、S1=1,S2=100とすると、第1フレーム目の位置姿勢、第10フレーム目の位置姿勢、第20フレーム目の位置姿勢、…、第90フレーム目の位置姿勢、第100フレーム目の位置姿勢のデータが、変化パターンデータ109となる。もちろん、キーフレームの設定については適宜決めればよい。
従って、変化パターンデータ109をステップS202において編集する場合には、次のようにすれば良い。即ち、編集対象としてユーザが選択した変化パターンデータが示す曲線を表示部105の画面上にプロットし、係る曲線の形状を操作部104を用いて適宜変形させる。これにより、係る曲線が示す変化パターンを変化させ、その結果、係る変化パターンに対応する変化パターンデータを更新することができる。また、新たに曲線を作成することで、新たな変化パターンデータを作成しても良い。このような一連の操作については、GUIなどを用いて行えばよい。
また、ステップS202では、変化パターンデータ109やユーザデータ110に対してレベルを設定することができる。上述の通り、変化パターンデータ109は、複数種類の変化パターンのそれぞれに対応して設けられている。本実施形態では、ユーザは、この複数種類の変化パターンに対応するそれぞれの変化パターンデータに対してレベルを設定することができる。その設定方法については特に限定するものではなく、予め設定されていても良いし、GUIなどを用いて対話的に設定しても良い。何れにせよ、ユーザは、それぞれの変化パターンデータに対してレベルを設定することができる。レベルが設定された変化パターンデータには、設定されたレベルを示すレベル情報が格納されることになる。これにより、変化パターンデータとレベル情報とをセットにして(変化パターンの種類毎に)管理(保持)することができる。
図4の例では、例えば、経路1にはレベル1を設定し、経路2にはレベル2を設定し、経路3にはレベル3を設定する、というようにしても良い。ここで、レベル1がレベルが高く、レベル3がレベルが低いものである。即ち、レベル1は、制限がないユーザに対応し、レベル3は、制限が多いユーザに対応している。
また、上述の通り、ユーザデータ110は、それぞれのユーザに対応して設けられている。本実施形態では、ユーザは、それぞれのユーザに対応するユーザデータに対してレベルを設定することができる。その設定方法については特に限定するものではなく、予め設定されていても良いし、GUIなどを用いて対話的に設定しても良い。何れにせよ、ユーザは、それぞれのユーザデータに対してレベルを設定することができる。レベルが設定されたユーザデータには、設定されたレベルを示すレベル情報が格納されることになる。これにより、ユーザデータとレベル情報とをセットにして管理することができる。
そして処理をステップS201に戻す。
一方、ステップS203では、仮想物体を閲覧するためにユーザが入力すべきユーザデータの受け付けを待機する。ステップS204では、ユーザが操作部104を用いてユーザデータを入力したことを検知すると、係るユーザデータを外部記憶装置106から検索し、検索したユーザデータ内のレベル情報を参照する。そして参照したレベル情報が示すレベルと同じレベルを示すレベル情報を含む変化パターンデータを外部記憶装置106から検索する。これにより、ユーザが入力したユーザデータに対応する変化パターンデータを特定することができる。従ってCPU101は、この特定した変化パターンデータを外部記憶装置106からRAM102にロードする。
次にステップS205では、閲覧対象の仮想物体の識別情報(ファイル名など)の入力を待機する。そして、識別情報の入力を検知すると、係る識別情報で特定される仮想物体のモデルデータを外部記憶装置106からRAM102にロードする。
次に、ステップS206では、ステップS205でRAM102にロードしたモデルデータに基づいた仮想物体(選択仮想物体)の位置姿勢を、ステップS204でRAM102にロードした変化パターンデータ(選択変化パターンデータ)に従って制御する。
そしてステップS207では、ステップS206において位置姿勢が制御された仮想物体を、仮想空間中に予め設定した視点から見た画像を生成し、表示部105に表示させる。
ここで、ステップS206,S207における処理についてより詳細に説明する。
初めてステップS206における処理を行う場合、ステップS206では、選択変化パターンデータが示す「各キーフレームにおける位置姿勢データの集合」を、周知のスプライン曲線などを用いて補間することで、図4に示したような曲線を生成する。そして、係る曲線から第1フレーム目の位置姿勢を求め、求めた位置姿勢を、仮想物体の初期位置姿勢として用いる。そしてステップS207では、係る初期位置姿勢に配置された仮想物体を、上記視点から見た画像を生成し、表示部105に表示させる。これにより、第1フレーム目における仮想物体の画像を表示部105に表示させることができる。以降、第Nフレーム目における仮想物体の画像を表示部105に表示させる場合には、ステップS206では同様にして係る曲線から第Nフレーム目における位置姿勢を求める。そして、ステップS207では、ステップS206で求めた位置姿勢に配置された仮想物体を、上記視点から見た画像を生成し、表示部105に表示させる。
以上の処理により、選択変化パターンデータに基づいて位置姿勢が制御された仮想物体の画像を表示部105に表示させることができる。即ち、選択変化パターンデータが示す位置姿勢の変化パターンに従った仮想物体のアニメーションを再生することができる。なお、選択変化パターンデータに基づいた曲線がNフレーム分の各フレームにおける位置姿勢を表すものである場合には当然、アニメーションはNフレーム分再生されることになる。しかし、予めM(<N)フレームでアニメーションを再生するように設定されている場合には、曲線上をN/Mフレーム毎に参照した場合の各位置姿勢を、仮想物体の位置姿勢として用いればよい。このように、曲線からどのフレーム間隔で位置姿勢を求めるのかについては適宜ユーザが決めればよい。
そして、ユーザから操作部104を用いて終了指示がない限りは、次のフレームについて仮想物体の画像を表示部105に表示させるべく、ステップS208を介して処理をステップS206に戻し、次のフレームについて以降の処理を行う。なお、選択変化パターンデータが「Nフレーム分の各フレームにおける位置姿勢を示す曲線」を生成するための各キーフレームの位置姿勢を示すデータである場合に、現在再生したフレーム番号がNであれば、本処理を終了するようにしても良い。
以上の説明により、本実施形態によれば、ユーザが指定したユーザデータに応じたレベルの位置姿勢の変化パターンで、その位置姿勢が制御された仮想物体の画像を表示部105に表示させることができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態以降の各実施形態については、第1の実施形態と異なる点のみについて説明する。
第1の実施形態で説明した、1つの仮想物体について1つの変化パターンを設定する処理を、複数の仮想物体について行うようにしても良い。また、複数の仮想物体に対して同じ変化パターンを設定するようにしても良い。このように、仮想物体と、変化パターンとの関係は任意に設定しても良い。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、複数種類の変化パターンのそれぞれに対応する変化パターンデータが外部記憶装置106に保存されていた。本実施形態では、1種類の変化パターンに対応する変化パターンデータが外部記憶装置106に保存されているものとする。そして、係る変化パターンデータが示す各キーフレームの位置姿勢のうち、用いるキーフレームを、ユーザから入力されたユーザデータに応じて選択するようにする。
図3は、外部記憶装置106に保存されている変化パターンデータ109が示す曲線601を示す図である。図3において、p0は、係る曲線601の開始点、即ち、係る曲線601上において第1フレーム目における仮想物体の位置姿勢に対応する点である。p5は、係る曲線601の終了点、即ち、係る曲線601上において最終フレームにおける仮想物体の位置姿勢に対応する点である。そしてp1〜p4はそれぞれ、曲線601上において、各キーフレームにおける位置姿勢に対応する点である。本実施形態では、係るキーフレームの数を、ユーザから入力されたユーザデータに対応するレベルに応じて増減させる。より詳細には、レベルが高いとキーフレームの数を増加させ、レベルが低いとキーフレームの数を減少させる。
図6は、ユーザデータに対応するレベルに応じて、キーフレームの数が変わる様子を示す図である。同図において701はユーザデータに対応するレベルを設定するためのスライダバーで、表示部105にGUIとして表示されるものである。そして係る設定は上記ステップS202において行うものである。
図6においてスライダバー701を用いてレベル3に設定すると、キーフレームの数は702に示す如く1となっている。また、レベル5に設定すると、703から705に示す如く、キーフレームの数は3となっている。また、レベル8に設定すると、706から710に示す如く、キーフレームの数は5となっている。このように、キーフレームの数をレベルが高くなる(レベル3→レベル5→レベル8)に従って増やすことで、より高いレベルのユーザデータが入力された場合には、より多くのキーフレームによってより滑らかに補間された曲線を用いることができる。なお、キーフレームの数の上限は予め定めておき、レベルが低くなるにつれ、適宜キーフレームを間引くように設定すればよい。このように、ユーザデータに対して設定するレベルに連動して、キーフレームの数を決定する。
図7は、図3に示したp0〜p5の各点間を直線で補間した結果を示す図である。図8は、図7に示したキーフレームの数よりも少ない数のキーフレーム(p2,p4に対応するキーフレーム)を用いる場合に、p0,p2,p4,p5の各点間を直線で補間した結果を示す図である。このように、キーフレームの数が少なくなると、補間結果はより荒いものとなり、係る結果を用いて仮想物体の位置姿勢を制御すると、キーフレームの数が多い場合よりもより荒い動きとなる。
また、図9に示す如く、点p1,p2を、スプラインの制御点として用いることで、p0〜p3を用いた曲線を、「p0〜p3の各点における位置姿勢のデータで構成されている変化パターンデータが示す曲線」として作成するようにしても良い。
もちろん、1種類の変化パターンデータを、レベルに応じてどのように用いるのかについてはこれ以外にも考えられる。例えば、各キーフレームの位置姿勢を、レベルに応じて適宜変更するようにしても良い。
[第4の実施形態]
キーフレーム間の補間方法(補間のアルゴリズム)を、レベルに応じて異ならせても良い。例えば、低いレベルのユーザデータが入力されると、キーフレーム間をより次数の低い補間方法で補間する。最も次数の低い補間方法にした場合は、図7に示すように、キーフレーム間を単純な直線で補間したアニメーションとなる。本実施形態は、例えば、キーフレームの数をレベルに関係なく一定にし、補間方法のみをレベルに応じて変更する。
[第5の実施形態]
仮想物体が移動したり回転したりする過程で、仮想物体の属性をも同時に制御するようにしても良い。例えば、図5に示す如く、仮想物体が直線上を移動する場合に、ある地点1102を通過するとだんだんその透明度を上げ、ある地点1103を通過すると、まただんだんと透明度を下げるように、仮想物体の可視属性を制御するとする。この場合、ユーザが入力したユーザデータのレベルが高いほど、より急激に透明になり、非透明に戻る速度もまた遅い。このように、仮想物体の属性を時間の変化と共に変化させる場合に、その変化のパターンを、ユーザから入力されたユーザデータのレベルに応じて変えても良い。
[第6の実施形態]
上記各実施形態では、各仮想物体に独立して変化パターンを与えたが、複数の仮想物体が連動して動作するような場合、1つの仮想物体に対して設定した変化パターンを、係る仮想物体と連動して動作するその他の仮想物体に対して設定しても良い。また、係る仮想物体と連動して動作するその他の仮想物体は全く位置も姿勢も変更させないようにしても良い。
また、上記各実施形態は適宜組み合わせて用いても良い。
[その他の実施形態]
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置が行う処理のフローチャートである。 外部記憶装置106に保存されている変化パターンデータ109が示す曲線601を示す図である。 変化パターンデータ109が示す位置姿勢の変化パターンを示す図である。 ユーザデータに対応するレベルに応じて、仮想物体の透明度が変わる様子を示す図である。 ユーザデータに対応するレベルに応じて、キーフレームの数が変わる様子を示す図である。 図3に示したp0〜p5の各点間を直線で補間した結果を示す図である。 図8に示したキーフレームの数よりも少ない数のキーフレーム(p2,p4に対応するキーフレーム)を用いる場合に、p0,p2,p4,p5の各点間を直線で補間した結果を示す図である。 点p1,p2を、スプラインの制御点として用いることで、p0〜p3を用いた曲線を示す図である。

Claims (6)

  1. ユーザごとに対応づけられたユーザレベル仮想物体の動きの詳細度が異なる複数の変化パターンであって、当該動きの詳細度が高いほど高いユーザレベルに対応づけられており、該仮想物体の位置姿勢の変化示す変化パターンとを保持する持手段と、
    前記保持されたユーザレベルのうち、前記仮想物体を閲覧するユーザに対応づけられたユーザレベルを取得する取得手段と、
    前記保持された複数の変化パターンのうち、前記取得したユーザレベルに対応づけられた変化パターンを選択する選択手段と、
    前記選択された変化パターンに従って前記仮想物体の位置姿勢を変化させ、当該位置姿勢が変化している仮想物体の画像を前記閲覧するユーザに対して表示させる表示手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記保持手段が、表示させるフレーム数が異なる複数の変化パターンであって、前記フレーム数が多いほど高いユーザレベルに対応づけられており、該仮想物体の位置姿勢の変化を示す変化パターンを保持し、
    前記表示手段が、前記選択された変化パターンに基づくフレームの数に合わせて前記仮想物体の位置姿勢を変化させ、当該仮想物体を前記閲覧するユーザに対して表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段が、前記動きの詳細度が低いほど前記画像のキーフレーム間の各フレームの補間を簡略化し、前記仮想物体の画像を表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記変化パターンは、仮想空間において前記仮想物体が予め定められた位置を通過したときに変化させる当該仮想物体の透明度の変化速度を示す変化パターンであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのログラム。
  6. 情報処理装置の取得手段が、ユーザごとに対応づけられた予め保持されたユーザレベルのうち、仮想物体を閲覧するユーザに対応づけられたユーザレベルを取得する取得工程と、
    前記情報処理装置の選択手段が、予め保持された、前記仮想物体の動きの詳細度が異なる複数の変化パターンであって、当該動きの詳細度が高いほど高いユーザレベルに対応づけられており、該仮想物体の位置姿勢の変化を示す複数の変化パターンのうち、前記取得したユーザレベルに対応づけられた変化パターンを選択する選択工程と、
    前記情報処理装置の表示手段が、前記選択された変化パターンに従って前記仮想物体の位置姿勢を変化させ、当該位置姿勢が変化している仮想物体の画像を前記閲覧するユーザに対して表示させる表示工程と
    有することを特徴とする情報処理方法。
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