JP4954163B2 - 自動変速機の組付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機の組付構造に関し、詳しくは、略円筒状の複数のソレノイドバルブが組み込まれるバルブボディと、該バルブボディに固定されるユニット台に取り付けられ前記複数のソレノイドバルブを駆動制御する電子制御ユニットと、を備える自動変速機の組付構造に関する。
従来、自動変速機の組付構造に関する技術としては、電子制御ユニットが搭載されたユニット台を油圧回路が形成されたバルブボディに組み付けておき、複数のソレノイドバルブをバルブボディに組み込むものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、組み付け時に電子制御ユニットとコネクタ部が一体的に形成されたソレノイドバルブとを電気的に接続するにあたり、ユニット台に形成されるコネクタ部の位置がバルブボディのバルブ組込位置の近傍となるよう電子制御ユニットとコネクタ部とを配線で繋いでおき、ソレノイドバルブをバルブボディに組み込むと同時にソレノイドバルブのコネクタ部をユニット側のコネクタ部に嵌合させることによりコネクタ部同士を接続するものとしている。
特開2001−271918号公報
ところで、組付構造としては、上述したものに限られず、複数のソレノイドバルブが予め組み込まれたバルブボディに電子制御ユニットが搭載されたユニット台を組み付けるものがある。この組付構造におけるコネクタ部同士の接続方法としては、ユニット台にソレノイドバルブの数に応じた複数のコネクタ部を形成すると共に複数のソレノイドバルブの各々にコネクタ部を一体的に形成しておき、組み付け時にコネクタ部同士を一括して嵌合させる方法やユニット側のコネクタ部とバルブ側のコネクタ部のうち少なくとも一方をフレキシブルなワイヤの先に取り付けておき組み付け時にコネクタ部同士を一つ一つ嵌合させる方法が挙げられる。しかし、前者の場合には、製造公差によるコネクタ部の形成位置の位置ずれにより一括して嵌合させるのが困難となることがあり、後者の場合には、接続するコネクタ部同士を確認しながら嵌合しなければならず手間がかかり、いずれもコネクタ部同士のスムーズな接続を行うことができず、ひいては、自動変速機の組み付け性が損なわれてしまう。
本発明の自動変速機の組付構造は、組み付け性を良好なものとすることを主目的とする。
本発明の自動変速機の組付構造は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の自動変速機の組付構造は、
略円筒状の複数のソレノイドバルブが組み込まれるバルブボディと、該バルブボディに固定されるユニット台に取り付けられ前記複数のソレノイドバルブを駆動制御する電子制御ユニットと、を備える自動変速機の組付構造であって、
前記ソレノイドバルブに、嵌合の向きが径方向の一対の雄雌コネクタのうちの一方である第1コネクタ部と、該第1コネクタ部と同方向に突出した凸部とを形成し、
前記ユニット台に、前記バルブボディに固定される面側に前記複数のソレノイドバルブの第1コネクタ部の各々と嵌合可能な前記一対の雄雌コネクタのうちの他方である第2コネクタ部と、該一対の雄雌コネクタの嵌合に伴って前記複数のソレノイドバルブの凸部の各々と嵌合可能な凹部と、該凹部の両側に該凹部の縁から立ち上がった傾斜面を有する凸部受けとを形成し、
前記複数のソレノイドバルブを軸心回りに遊びをもって前記バルブボディに組み込み、少なくとも前記ソレノイドバルブの凸部を前記ユニット台の凸部受けで受けられるよう位置合わせして該ユニット台を該バルブボディに組み付ける
ことを特徴とする。
この本発明の自動変速機の組付構造では、略円筒状の複数のソレノイドバルブを軸心回りに遊びをもってバルブボディに組み込み、嵌合の向きが径方向の一対の雄雌コネクタのうちの一方である第1コネクタ部と同方向に突出したソレノイドバルブの凸部をその凸部の各々と嵌合可能なユニット台の凹部の両側に凹部の縁から立ち上がった傾斜面を有する凸部受けで受けられるよう位置合わせしてからユニット台をバルブボディに組み付ける。これにより、一対の雄雌コネクタを嵌合する前に凸部受けで受けられた凸部を傾斜面に沿って凹部側に導いてソレノイドバルブの姿勢を矯正するので、ソレノイドバルブが軸心回りに遊びをもって組み込まれていても複数のコネクタ部同士を各々対向する位置としてから一括して嵌合させることができる。このとき、製造公差によってユニット台の第2コネクタ部の形成された位置がずれていても、軸心回りの遊びによりソレノイドバルブの第1コネクタ部が位置ずれに追従するように嵌合するので、遊びのないものに比してスムーズに嵌合させることができる。この結果、一対の雄雌コネクタの接続をスムーズに行って、組み付け性を良好なものとすることができる。ここで、「自動変速機」は、車載用の自動変速機であるものとすることができる。
こうした本発明の自動変速機の組付構造において、前記ユニット台または前記バルブボディの一方に、突起部を形成し、前記ユニット台または前記バルブボディの他方に、前記突起部が挿入されることにより前記位置合わせがなされると共に該位置合わせされた状態で該ユニット台のスライドを許容する貫通孔を形成してなるものとすることもできる。こうすれば、ユニット台の位置合わせが容易となるので、組み付け性をさらに良好なものとすることができる。
また、本発明の自動変速機の組付構造において、前記凸部を、前記凹部に圧入可能に形成してなるものとすることもできる。こうすれば、ソレノイドバルブが遊びをもってバルブボディに組み込まれていてもユニット台の組み付けによって固定されるので、遊びに伴う振動によってコネクタ部の端子同士が擦れて摩耗するのを防止することができる。
さらに、本発明の自動変速機の組付構造において、前記凸部を、先端が先細のテーパ状となった円柱状に形成してなるものとすることもできる。こうすれば、テーパ面でガイド受け部に接触するので摺動性を良好なものとすると共に凹部にスムーズに嵌合させることができる。
そして、本発明の自動変速機の組付構造において、前記凸部受けの傾斜面を、断面形状が略V字状または略半円状となるよう形成してなるものとすることもできる。この態様の本発明の自動変速機の組付構造において、前記凸部受けの傾斜面を、斜面の角度が55〜65度となるよう形成してなるものとすることもできる。こうすれば、ソレノイドバルブの姿勢をよりスムーズに矯正することができる。
また、本発明の自動変速機の組付構造において、前記凸部受けの傾斜面を、該傾斜を横切る方向の断面形状が略V字状または略半円状となるよう形成してなるものとすることもできる。こうすれば、凸部が軸方向にずれているときでもソレノイドバルブの姿勢をスムーズに矯正することができる。
さらに、本発明の自動変速機の組付構造において、前記ソレノイドバルブに、軸方向と直交する方向に溝を形成し、前記バルブボディに、前記ソレノイドバルブが組み込まれたときに前記溝と連通するピン孔を形成し、該ピン孔と該溝とを貫通するピンを挿入することにより前記バルブボディに前記ソレノイドバルブを組み付けることを特徴とするものとすることもできる。こうすれば、簡易な構造で軸心回りに遊びをもってソレノイドバルブをバルブボディに組み込むことができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の自動変速機の組付構造を用いて組み付けられるオートマチックトランスミッション10の分解斜視図であり、図2は、バルブボディ20を下面側から見た外観の一部を示す外観斜視図であり、図3は、バルブボディ20に形成されるバルブ挿入部23にソレノイドバルブ25を挿入する様子を示す説明図であり、図4は、ユニット台30を下面側から見た外観を示す外観斜視図であり、図5は、ユニット台30を上面側から見た外観を示す外観斜視図である。
オートマチックトランスミッション10は、自動車が備えるエンジンからの動力を車軸側に伝達する車載用の自動変速機として構成されており、遊星歯車機構やクラッチなどからなる動力伝達機構(図示せず)と、マニュアルバルブ(図示せず)を介してライン圧を入力し調圧してクラッチに供給するソレノイドバルブ25と共に油圧によりクラッチをオンオフする油圧回路を構成するバルブボディ20と、ソレノイドバルブ25を駆動制御して変速段を切り替えるオートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(以下、ATECUという)42とシフト操作を電気的に検知してシフト操作に応じた位置にマニュアルバルブを駆動制御するシフトバイワイヤ用電子制御ユニット(以下、SBWECUという)44とが取り付けられるユニット台30と、AT用オイルを貯留するオイルパン60と、図示しないオイルポンプの駆動によりオイルパン60内のオイルを吸引すると共にこれを濾過して図示しない吐出口からバルブボディ20に供給したり遊星歯車機構や回転軸を支持するベアリングなどの潤滑部分に供給したりするストレーナ50と、を備え、これらは、底部にオイルパン60が取り付けられた状態でトランスミッションケース12に収容されている。
バルブボディ20は、図2および図3に示すように、ボルト穴21a〜21gが形成された複数の固定台座21と、ソレノイドバルブ25の電磁部25aを外部に露出させると共に弁部25bと内部に形成された図示しない油路とを連通させて油圧回路が構成されるようソレノイドバルブ25が挿入される複数のバルブ挿入部23と、バルブ挿入部23に挿入された略円筒状の複数のソレノイドバルブ25とにより構成される。バルブ挿入部23は、上面にピン孔24が形成されている。ソレノイドバルブ25は、径方向に端子27aが突出したコネクタ部27が電磁部25aに一体的に形成されると共に端子27aの突出方向に沿ってピン溝26が弁部25bに形成されている。また、電磁部25aのコネクタ部27上に端子27aと同じ方向に突出した端子ガイド28が形成されている。この端子ガイド28は、先端が先細のテーパ状となった略円柱状で端子27aの高さよりも高くなるよう形成されると共に端子27aの高さよりも低い位置から根元に亘って端子ガイド28の径方向に突出したリブ28aが3箇所に形成されている。この端子ガイド28の詳細については後述する。ソレノイドバルブ25のバルブボディ20への組み込みは、バルブボディ20のバルブ挿入部23が形成された面に対して端子27aが略垂直となるようソレノイドバルブ25の姿勢を保持しながらバルブ挿入部23にソレノイドバルブ25の弁部25bを挿入し(図3(1))、ピン溝26がピン孔24と連通する回転位置となるようソレノイドバルブ25の姿勢を調整し、ピン孔24にピン29を挿入することにより行われる(図3(2))。このピン29の挿入によりバルブ挿入部23からのソレノイドバルブ25の抜けが防止される。ここで、ピン溝26は、溝深さがピン29の外径よりも深くなるよう形成されている。このため、ピン29はクリアランスをもってピン溝26に挿入されることになり、ソレノイドバルブ25は、ピン29がピン溝26に挿入された状態でもピン溝26の縁がピン29に当接する範囲内で軸心回りに回ることができる。即ち、ソレノイドバルブ25は、軸心回りに遊びをもってバルブボディ20にピン留めされることになる。
ユニット台30は、図4および図5に示すように、樹脂製の枠31と、ユニット台30の底部をなす金属プレート32とにより構成されており、枠31に形成されている二つの開口部31a,31bにそれぞれATECU42とSBWECU44とが収容された状態でねじ46,48により金属プレート32に固定されている。また、枠31には、ソレノイドバルブ25のコネクタ部27と各々接続される複数のコネクタ部35と、複数のコネクタ部35に隣接する位置にソレノイドバルブ25の端子ガイド28の略円柱状部分の外径よりもわずかに大きな径に形成された端子ガイド孔36aと端子ガイド孔36aの両側に断面が略半円状に形成された傾斜面36bとからなる複数のガイド受け36とを有している。図4のユニット台30の外観斜視図におけるA−A断面を示すA−A断面図を図6に示す。図示するように、コネクタ部35には、ソレノイドバルブ25のコネクタ部27の一対の端子27aが各々嵌合される一対の端子35aが形成されている。また、図5のユニット台30の外観斜視図におけるB−B断面を示すB−B断面図を図7に示す。図示するように、ガイド孔36aは枠31を貫通するよう形成され、傾斜面36bは斜面の角度αが55度から65度の範囲内となるよう形成するものとし本実施例では約55度に形成するものとした。ユニット台30は、図示しないが、枠31内にはATECU42やSBECU44,コネクタ部35と電気的に接続する配線としてのバスバーが収容されている。また、ユニット台30は、図1中の上面(図5における下面)には、ATECU42とSBECU44とが配置される開口部31a,31bをそれぞれシール材39a,39bで挟んで金属プレート34が取り付けられるようになっており、この金属プレート34によって開口部31a,31bが閉塞される。ユニット台30の底部をなす金属プレート32は、ストレーナ50の図1中の上面に形成された開口部56にシール材38を挟んで取り付けられるようになっており、これにより、ストレーナ50の開口部56が閉塞される。即ち、ユニット台30の金属プレート32は、ストレーナ50のケースの一部として構成される。また、金属プレート32は、図4に示すように、開口部31a,31bに対応する部位にフィン32a,32bが形成されている。したがって、金属プレート32はストレーナ50内のAT用オイルに浸積された状態となり、ストレーナ50内に吸入されたAT用オイルはフィン32a,32bを介してユニット室に導入され、ATECU42やSBECU44で生じた熱をAT用オイルとの熱交換により放熱することができるようになっている。
ユニット台30に配置されるATECU42およびSBWECU44は、詳細には図示しないが、それぞれCPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、入出力ポートと、通信ポートとを備え、これらを構成する電子部品が実装された回路基板が樹脂によりパッケージ化されている。ATECU42には、シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサからのシフトポジション信号や車速を検出する車速センサからの車速信号などが入力ポートを介して入力されており、油圧回路のソレノイドバルブ25への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。SBWECU44には、シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサからのシフトポジション信号などが入力ポートを介して入力されており、ライン圧の供給路を選択するマニュアルバルブへの駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。ATECU42とSBWECU44とは、互いに通信ポートを介して接続されており、各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
バルブボディ20には、図2に示すように、図2中の上方向に突出し組み付け時にユニット台30の水平方向の取付位置をガイドするスライドガイド22が対角線上の隅の2箇所に形成されている。このスライドガイド22は、固定台座21の上面と略同じ高さで外径が一段小さくなるよう段付き形状に形成されている。一方、ユニット台30には、図4および図5に示すように、スライドガイド22に対応する位置にスライドガイド22の小径部分が挿入可能なスライドガイド孔33が形成されている。このスライドガイド孔33は、スライドガイド22が挿入された状態、即ちバルブボディ22に対して水平方向の位置ずれがない状態でユニット台30のスライドを許容するような大きさに形成されている。このため、スライドガイド孔33にスライドガイド22を挿入することにより、組み付け時のユニット台30のバルブボディ22に対する水平方向の位置合わせをすることができると共に位置合わせしたままユニット台30をバルブボディ20側にスライドさせることができる。なお、ユニット台30をスライドガイド22に沿ってスライドさせて固定台座21に当接させることにより、バルブボディ22に対する垂直方向の位置合わせをすることができる。
バルブボディ20とユニット台30とストレーナ50との組み付けは、ストレーナ50とユニット台30とを開口部56にシール材38を挟んでボルト穴50a〜50gとボルト穴30a〜30gとが互いに連通するよう重ねると共にユニット台30の上に金属プレート34を開口部31a,31bにシール材38,39を挟んでボルト穴30a〜30gとボルト穴34a〜34gとが互いに連通するよう重ね、ボルト62a〜62iを対応するボルト穴50a〜50i,30a〜30g,34a〜34g,21a〜21gに通してバルブボディ20の下面に締め付けることにより行なうことができる。なお、バルブボディ20は、図示しないが、同様にボルトの締め付けによりトランスミッションケース12に固定することができる。
ここで、バルブボディ20とユニット台30とストレーナ50とを組み付ける際のバルブボディ20へのユニット台30の取り付けについて説明する。図8は、バルブボディ20にユニット台30を取り付ける前の外観を示す外観斜視図であり、図9は、バルブボディ20にユニット台30を取り付ける際のソレノイドバルブ25の姿勢の変化の様子を示す説明図であり、図10は、バルブボディ20にユニット台30を取り付けた後の様子を示す説明図である。なお、図8〜図10ではストレーナ50はユニット台30に取り付けられていないものとしたが、取り付けられているものとしてもよい。図9および図10(b)では、波線の左側がスライドガイド孔33aにスライドガイド25aが挿入される様子と端子ガイド孔36aに端子ガイド28が嵌合される様子の断面を示し、波線の右側が端子27aが端子35aに嵌合される様子の断面を示す。ユニット台30の取り付けは、まず、スライドガイド孔33にスライドガイド22を挿入してユニット台30の水平方向の位置合わせをする(図9(a))。このとき、図示するように、ソレノイドバルブ25の軸心回りの遊びにより端子27aや端子ガイド28が端子35aに対してずれた向きとなっていることがある。また、ユニット台30は、位置合わせによって、バルブボディ20側へスライドしたときにガイド受け36の傾斜面36bで端子ガイド28を受けることができる位置となっている。次に、ユニット台30をスライドさせると、端子ガイド28の先端がガイド受け36の傾斜面36bに当接する(図9(b))。このとき、ユニット台30には下方にスライドする力が作用しているので、端子ガイド28にも力が作用する。この力は、傾斜面36bの斜面方向の分力と傾斜面36bの斜面に垂直方向の分力とに分解して考えることができ、斜面方向の分力が端子ガイド28を斜面方向に沿って移動させるように作用する。このため、端子ガイド28は、ガイド受け36の中央に形成されたガイド孔36aに導かれるように図中右方向に移動を開始する。このとき、ガイド受け36の傾斜面36bを横切る方向の断面形状が略半円状となるよう形成されているので、ソレノイドバルブ25が軸方向にずれているときでも端子ガイド28をスムーズに端子ガイド孔36aに導くことができる。これに伴って、ソレノイドバルブ25も図中右回り、即ち端子27aが端子35aと対向する向きとなる方向に回り始めることになる。さらにユニット台30をスライドさせると、端子ガイド28がガイド孔36aに向かってさらに移動するのに伴って端子27aは端子35aと対向する向きに徐々に近付いていき(図9(c))、端子ガイド28が端子ガイド孔36aに嵌り込むとソレノイドバルブ25は停止する(図9(d))。図示するように、ソレノイドバルブ25の姿勢が矯正されることにより端子27aは端子35aとちょうど対向する向きとなっている。同様に、他の複数の端子27aもそれぞれ対応する端子35aとちょうど対向する向きとなる。このため、図9(d)の状態から、さらにユニット台30をスライドさせると、複数の端子27aをそれぞれ対応する端子35aにスムーズに一括して嵌合させてコネクタ部27,35を接続すると共にユニット台30のバルブボディ20への取り付けが完了する(図10(a),(b))。このとき、コネクタ部35の端子35aの形成された位置が製造公差などによりずれていても、ソレノイドバルブ25の遊びにより端子27aが位置ずれに追従するように端子35aに嵌合するのでスムーズに嵌合させることができる。また、端子27aが端子35aに完全に嵌合されると、端子ガイド28も根元付近までガイド孔36aに嵌合されることになる。上述したように、ガイド孔36aの径は、端子ガイド28の外径よりわずかに大きく形成されているものであるため、リブ28aが形成された根元付近まで挿入されることにより端子ガイド28は圧入状態でガイド孔36aに嵌合されることになる。これにより、ソレノイドバルブ25は軸心回りに回ることのないよう固定されるので、遊びに伴う振動により端子27aと端子35aが擦れて摩耗したりするのを防止することができる。
以上説明した実施例の組付構造によれば、略円筒状の複数のソレノイドバルブ25を軸心回りに遊びをもってバルブボディ20に組み込み、コネクタ部27の端子27aと同方向に突出した端子ガイド28をユニット台30のガイド受け36の傾斜面36bで受けられるよう位置合わせしてユニット台30をバルブボディ20に組み付けるので、端子27aと端子35aとを嵌合させる前にガイド受け36で受けられた端子ガイド28を傾斜面36bに沿ってガイド孔36a側に導いてソレノイドバルブ25の姿勢を矯正することができる。これにより、端子27aと端子35aとをちょうど対向する位置としてから一括して嵌合させることができる。また、製造公差などにより端子35aの形成された位置がずれていても、端子27aが位置ずれに追従するように嵌合するので、遊びのないものに比してスムーズに嵌合させることができる。この結果、コネクタ部27,35の接続をスムーズに行って、オートマチックトランスミッション10の組み付け性を良好なものとすることができる。
また、ユニット台30のスライドガイド孔33にバルブボディ20のスライドガイド22を挿入することによりユニット台30の位置合わせが容易となるので、組み付け性をさらに良好なものとすることができる。さらに、端子ガイド28は、リブ28aが形成され端子ガイド孔36aに圧入状態で嵌め込まれるので、ソレノイドバルブ25の遊びに伴う振動によって端子27a,35aが擦れて摩耗するのを防止することができる。そして、ガイド受け36の傾斜面36bを横切る方向の断面形状が略半円状となるよう形成するので、ソレノイドバルブ25が軸方向にずれているときでも端子ガイド28をスムーズに端子ガイド孔36aに導くことができる。
実施例の組付構造では、ユニット台30にスライドガイド孔33を形成しバルブボディ20にスライドガイド22を形成するものとしたが、ユニット台30にスライドガイドを形成しバルブボディ20にスライドガイド孔を形成するものとしてもよい。また、スライドガイドとスライドガイド孔とをそれぞれ3以上の複数形成するものとしてもよい。なお、このようなスライドガイドとスライドガイド孔を設けないものとしてもよい。
実施例の組付構造では、端子ガイド28がコネクタ部27上の端子27aが形成された位置から離れた位置に形成されるものとしたが、これに限られず、端子27aの間に挟まれた位置に形成されるものとしてもよい。また、コネクタ部27上に形成されるものに限られず、ソレノイドバルブ25の電磁部25a上から直接突出するように形成するものとしてもよい。
実施例の組付構造では、ガイド孔36aは枠31を貫通するように形成するものとしたが、これに限られず、単なる窪み部として形成するものとしてもよい。
実施例の組付構造では、端子ガイド28にリブ28aを3箇所に形成するものとしたが、これに限られず、端子ガイド28をガイド孔36aに圧入状態に嵌め込むものであれば何箇所形成するものとしても構わない。また、このようにリブ28aを形成するものに限られず、寸法の設定により圧入状態に嵌め込むものとしてもよい。なお、このように圧入状態とすることなく単に嵌め込むものとしてもよい。
実施例の組付構造では、ガイド受け36の傾斜面36bの断面形状が略半円状となるよう形成するものとしたが、これに限られず、略V字状となるよう形成するものとしてもよい。また、傾斜面36bの角度αが55度から65度の範囲内となるよう形成するものとしたが、これに限られず、ソレノイドバルブ25の軸心回りの遊びや製造公差による組み込み誤差を考慮して端子ガイド28を受けることができる範囲内の角度に設定するものであればよい。また、傾斜面36bの斜面を横切る方向の断面形状が略半円状となるよう形成するものとしたが、これに限られず、略V字状となるよう形成するものとしてもよい。なお、傾斜面36bの斜面を横切る方向の断面形状は略半円状や略V字状に形成するものに限られず、フラット形状に形成するものとしてもよい。
実施例の組付構造では、ユニット台30の底部をなす金属プレート32がストレーナ50の上部に形成された開口部56をシール材38を挟んで閉塞してストレーナ50のケースの一部として構成するものとしたが、ユニット台をストレーナ50と完全に別体として構成するものとしてもよい。
実施例の組付構造では、自動車に搭載されるオートマチックトランスミッション10に適用して説明したが、自動車以外の車両に搭載されるオートマチックトランスミッションに適用するものとしてもよいし、車両以外の機器に搭載されるオートマチックトランスミッションに適用するものとしてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、バルブボディ20が「バルブボディ」に相当し、ユニット台30が「ユニット台」に相当し、ATECU42やSBWECU44が「電子制御ユニット」に相当し、端子ガイド28が「凸部」に相当し、ガイド受け36のガイド孔36aが「凹部」に相当し、ガイド受け36の傾斜面36bが「凸部受け」に相当する。また、スライドガイド22が「突起部」に相当し、スライドガイド孔33が「貫通孔」に相当する。ここで、「電子制御ユニット」としては、ATECU42とSBWECU44の2つの電子制御ユニットに限定されるものではなく、ATECU42とSBWECU44以外の2つの電子制御ユニットをユニット台に配置するものや、オートマチックトランスミッション10の制御を単一の電子制御ユニットにより行うものとして一つの電子制御ユニットをユニット台に配置するものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動変速機の製造産業に利用可能である。
本発明の自動変速機の組付構造を用いて電子制御ユニットが組み付けられたオートマチックトランスミッション10の分解斜視図である。 バルブボディ20を下面側から見た外観の一部を示す外観斜視図である。 バルブボディ20に形成されるバルブ挿入部23にソレノイドバルブ25を挿入する様子を示す外観斜視図である。 ユニット台30を下面側から見た外観を示す外観斜視図である。 ユニット台30を上面側から見た外観を示す外観斜視図である。 図4のユニット台30の外観斜視図におけるA−A断面を示すA−A断面図である。 図5のユニット台30の外観斜視図におけるB−B断面を示すB−B断面図である。 バルブボディ20にユニット台30を取り付ける前の外観を示す外観斜視図である。 バルブボディ20にユニット台30を取り付ける際のソレノイドバルブ25の姿勢の変化の様子を示す説明図である。 バルブボディ20にユニット台30を取り付けた後の様子を示す説明図である。
符号の説明
10 オートマチックトランスミッション、12 トランスミッションケース、20 バルブボディ、21 固定台座、21a〜21g ボルト穴、22 スライドガイド、23 バルブ挿入部、24 ピン孔、25 ソレノイドバルブ、26 ピン溝、27 コネクタ部、27a 端子、28 端子ガイド、28a リブ、29 ピン、30 ユニット台、30a〜30g ボルト穴、31 枠、32 金属プレート、32a,32b フィン、33 スライドガイド孔、34 金属プレート、34a〜34g ボルト穴、35 コネクタ部、35a 端子、36 ガイド受け、36a 端子ガイド孔、36b 傾斜面、38,39a,39b シール材、42 オートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(ATECU)、44 シフトバイワイヤ用電子制御ユニット(SBWECU)、46,48 ねじ、50 ストレーナ、50a〜50i ボルト穴、52 吸入口、54 フィルタ、56 開口部、60 オイルパン、62a〜62i ボルト。

Claims (9)

  1. 略円筒状の複数のソレノイドバルブが組み込まれるバルブボディと、該バルブボディに固定されるユニット台に取り付けられ前記複数のソレノイドバルブを駆動制御する電子制御ユニットと、を備える自動変速機の組付構造であって、
    前記ソレノイドバルブに、嵌合の向きが径方向の一対の雄雌コネクタのうちの一方である第1コネクタ部と、該第1コネクタ部と同方向に突出した凸部とを形成し、
    前記ユニット台に、前記バルブボディに固定される面側に前記複数のソレノイドバルブの第1コネクタ部の各々と嵌合可能な前記一対の雄雌コネクタのうちの他方である第2コネクタ部と、該一対の雄雌コネクタの嵌合に伴って前記複数のソレノイドバルブの凸部の各々と嵌合可能な凹部と、該凹部の両側に該凹部の縁から立ち上がった傾斜面を有する凸部受けとを形成し、
    前記複数のソレノイドバルブを軸心回りに遊びをもって前記バルブボディに組み込み、少なくとも前記ソレノイドバルブの凸部を前記ユニット台の凸部受けで受けられるよう位置合わせして該ユニット台を該バルブボディに組み付ける
    ことを特徴とする自動変速機の組付構造。
  2. 請求項1記載の自動変速機の組付構造であって、
    前記ユニット台または前記バルブボディの一方に、突起部を形成し、
    前記ユニット台または前記バルブボディの他方に、前記突起部が挿入されることにより前記位置合わせがなされると共に該位置合わせされた状態で該ユニット台のスライドを許容する貫通孔を形成してなる
    自動変速機の組付構造。
  3. 前記凸部を、前記凹部に圧入可能に形成してなる請求項1または2記載の自動変速機の組付構造。
  4. 前記凸部を、先端が先細のテーパ状となった円柱状に形成してなる請求項1ないし3いずれか1項に記載の自動変速機の組付構造。
  5. 前記凸部受けの傾斜面を、断面形状が略V字状または略半円状となるよう形成してなる請求項1ないし4いずれか1項に記載の自動変速機の組付構造。
  6. 前記凸部受けの傾斜面を、斜面の角度が55〜65度となるよう形成してなる請求項5記載の自動変速機の組付構造。
  7. 前記凸部受けの傾斜面を、該傾斜面を横切る方向の断面形状が略V字状または略半円状となるよう形成してなる請求項1ないし6いずれか1項に記載の自動変速機の組付構造。
  8. 請求項1ないし7いずれか1項に記載の自動変速機の組付構造であって、
    前記ソレノイドバルブに、軸方向と直交する方向に溝を形成し、
    前記バルブボディに、前記ソレノイドバルブが組み込まれたときに前記溝と連通するピン孔を形成し、
    該ピン孔と該溝とを貫通するピンを挿入することにより前記バルブボディに前記ソレノイドバルブを組み付けることを特徴とする
    自動変速機の組付構造。
  9. 前記自動変速機は、車載用の自動変速機である請求項1ないし8いずれか1項に記載の自動変速機の組付構造。
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