JP4951961B2 - 車両用操舵支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が走行車線の中央付近に沿って適切に走行できるように運転者の操舵を支援する車両用操舵支援装置に関するものである。
近年、車両が走行車線の中央付近に沿って適切に走行できるように運転者の操舵を支援する装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この種の操舵支援装置では、自車両の進行方向前方の画像をCCDカメラなどで撮影し、撮影した画像から自車両の走行車線を区画する白線(道路区画線)を画像認識処理によって検出し、検出した白線(道路区画線)で区画された走行車線の中央付近に沿って自車両が走行できるようにするための操舵方向および操舵トルクを求め、その操舵方向に応じた操舵トルクを車両の操舵機構に付与することで運転者の操舵を支援するようにしている。
ここで、特許文献1には、走行車線の中央付近に沿って精度よく車両を走行させるため、走行車線のカーブの曲率、走行車線の中心線に対する車両の中心線の横方向のずれ量(レーンオフセット)および走行車線の中心線に対する車両の中心線のなす車両偏向角(ヨー角)を用いて操舵トルクを算出することが記載されている。
特開2001−10518号公報
ところで、車両の操舵機構にはラック・ピニオン機構やサスペンションジョイントなどの摩擦抵抗が操舵抵抗として働くため、ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵支援に際しては、操舵機構の操舵抵抗を見込んだ操舵トルクを操舵機構に付与する必要がある。しかしながら、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵支援に際しては、車両の車輪を直進状態に復帰させようとする力が路面から操舵機構に作用するため、操舵機構の操舵抵抗を見込んだ操舵トルクをそのまま操舵機構に付与すると、操舵支援のための操舵トルクが過剰となってしまう。
このような問題を解決するため、本件出願人は、ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵支援の際の操舵トルク量と、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵支援の際の操舵トルク量との間に所定のヒステリシス幅を持たせ、ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵支援の際の操舵トルク量よりも、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵支援の際の操舵トルク量を小さく設定する技術を開発し、その内容を特許出願により提案している。
ここで、車両が走行車線から左または右に大きくずれて逸脱する恐れのある状況では、カントなどの路面の外乱によって車両のヨー角θが変動し、このヨー角のノイズに起因して操舵支援の操舵方向が車両を車線から逸脱させる方向に反転することがある。
この場合、車両を走行車線へ復帰させるための操舵支援の操舵トルクは、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく際の小さめの操舵トルクが操舵機構に付与されることとなるため、車両が走行車線へ復帰するまでに時間がかかるとい問題がある。
そこで、本発明は、車両が走行車線から逸脱する恐れのある場合において、車両を迅速かつ確実に走行車線に復帰させることができる車両用操舵支援装置を提供することを課題とする。
本発明に係る車両用操舵支援装置は、車両が走行車線に沿って走行するように車両の操舵機構に対していずれかの操舵方向に操舵トルクを付与する車両用操舵支援装置であって、ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクよりも、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクを小さく設定し、車両が走行車線から逸脱する恐れのある状態で、操舵支援の操舵方向が車両が走行車線から逸脱する恐れのある方向に変化したときには、操舵支援の操舵方向を車両が走行車線に沿って走行する方向に切り替えて、操舵トルクを車両の操舵機構に付与することを特徴とする。
本発明に係る車両用操舵支援装置では、車両が走行車線から逸脱する恐れのある状態で、操舵支援の操舵方向が車両が走行車線から逸脱する恐れのある方向に変化したときには、操舵支援の操舵方向を車両が走行車線に沿って走行する方向に切り替えて、操舵トルクを車両の操舵機構に付与るため、車両は迅速かつ確実に走行車線に復帰する。
また、本発明に係る車両用操舵支援装置は、車両が走行車線に沿って走行するように車両の操舵機構に対していずれかの操舵方向に操舵トルクを付与する車両用操舵支援装置であって、ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクよりも、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクを小さく設定し、車両が走行車線から逸脱する恐れのあるときに、操舵支援の際の操舵トルクの算出における車両のヨー角の影響を小さくして操舵支援の際の操舵トルクを算出し、操舵トルクを車両の操舵機構に付与することを特徴とする。
発明に係る車両用操舵支援装置では、車両が走行車線から逸脱する恐れのあるときには、それ以外のときに比べて操舵支援の際の操舵トルクの算出における車両のヨー角の影小さくして操舵支援の際の操舵トルクを算出し、操舵トルクを車両の操舵機構に付与するため、車両は迅速かつ確実に走行車線に復帰する。
本発明の車両用操舵支援装置において、車両が走行車線から逸脱する恐れあるか否かの判定は、走行車線に対する車両の横方向のずれ量が予め設定された量より大きいか否かの判定に基づいて行うのが確実で好ましい。
また、本発明の車両用操舵支援装置においては、車両の操舵機構に付与される操舵が操舵トルクであるものとして、ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵支援の際の操舵トルクよりも、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵支援の際の操舵トルクが小さく設定し、車両が走行車線から逸脱する恐れのあるときには、ハンドルを切り戻す際の操舵トルクよりも大きく、ハンドルを切り増す際の操舵トルクよりも小さい範囲に設定された操舵支援の操舵トルクを付与するように構成することができる。
この場合、車両が走行車線から逸脱する恐れのあるときには、ハンドルを切り戻す際の操舵トルクよりも大きく、ハンドルを切り増す際の操舵トルクよりも小さい範囲に設定された操舵支援の操舵トルクが付与されるため、車両は迅速かつ確実に走行車線に復帰する。
また、本発明に係る車両用操舵支援装置においては、走行車線に対する車両の横方向のずれ量に基づいて、車両が走行車線から逸脱する恐れがある方向を判定し、走行車線に対する車両の横方向のずれ量及び車両のヨー角に基づいて、操舵支援の操舵方向及び操舵支援の操舵トルクを判定するのが好ましい。
また、本発明に係る車両用操舵支援装置においては、ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクの特性曲線と、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクの特性曲線とが所定のヒステリシス幅を有する特性曲線として設定されているのが好ましい。
本発明に係る車両用操舵支援装置では、車両が走行車線から逸脱する恐れのあるときには、それ以外のときに比べて操舵方向の変化あるいは車両のヨー角の変動量に対する操舵量が大きく設定された操舵が車両の操舵機構に付与されるため、車両は迅速かつ確実に走行車線に復帰する。
本発明に係る車両用操舵支援装置によれば、車両が走行車線から逸脱する恐れのあるときには、それ以外のときに比べて操舵方向の変化あるいは車両のヨー角の変動量に対する操舵量が大きく設定された操舵が車両の操舵機構に付与されるため、車両を迅速かつ確実に走行車線に復帰させることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る車両用操舵支援装置の最良の実施形態を説明する。この説明において、同一または同様の構成要素については、同一の符号を付して重複した説明を省略することがある。ここで、参照する図面において、図1は一実施形態に係る車両用操舵支援装置が適用される車両およびその走行車線を示す斜視図、図2は一実施形態に係る車両用操舵支援装置の構成の概要を示す模式図である。
図1に示すように、一実施形態に係る車両用操舵支援装置は、車両1が基本的に左右の白線(道路区画線)LL,LRで区画された走行車線TLの中央付近に沿って走行するように操舵支援する装置であり、車両1の進行方向前方の走行車線TLを撮影するCCDカメラ2を車両1の例えばルームミラー3の背面側に配置して備えている。
また、車両用操舵支援装置は、図2に示すように、CCDカメラ2が撮影した画像データから走行車線TLのカーブの状況や車両1の位置および姿勢に関する各種のパラメータを取得する画像処理部4と、後述する操舵機構のステアリングシャフトに加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサ6と、車両1の走行速度を検出する車速センサ7と、車両1のヨー角の角速度を検出するヨーレートセンサ8とを備えている。
さらに、車両用操舵支援装置は、画像処理部4、トルクセンサ6、車速センサ7およびヨーレートセンサ8から各種の信号を入力して処理するマイクロコンピュータである例えばECU(Electric Control Unit)9と、このECU9から所定の操舵支援信号が入力されるモータドライバ10とを備えている。
なお、ECU9は、入出力インターフェースI/OおよびA/Dコンバータの他、プログラムおよびデータを記憶したROM(Read Only Memory)、入力データ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、プログラムを実行するCPU(CentralProcessing Unit)等をハードウェアとして備えている。
そして、このような車両用操舵支援装置は、操舵機構5に組み込まれた操舵支援用のアシストモータ5Aに対してモータドライバ10が所定の駆動電流を出力することで車両1が基本的に走行車線TL(図1参照)の中央付近に沿って走行するように操舵支援する。
ここで、前述したCCDカメラ2は、撮影した走行車線TLの画像情報をAD(Analogto Digital)変換によりデジタル画像データに変換して画像処理部4に出力する。そして、画像処理部4は、CCDカメラ2から入力されたデジタル画像データに対してエッジ検出処理などの一連の画像認識処理を施すことにより、走行車線TLを区画する白線LL,LR(図1参照)を認識する。
この画像処理部4は、認識した白線LL,LRの情報に基づき、例えば図3に示す走行車線TLのカーブの曲率xを従来公知の一連の画像認識処理により検出する。例えば、車両1の所定距離前方における白線LL,LRの横方向への偏位量や車両1の所定距離前方における白線LL,LRの接線の傾きを参照してカーブの半径Rを幾何学的に求め、このカーブの半径Rの逆数としてカーブの曲率xを検出する。
また、画像処理部4は、走行車線TLに対する車両1のレーンオフセットD(走行車線TLの中心線LCに対する車両1の中心部の横方向のずれ量)および走行車線TLに対する車両1のヨー角θ(走行車線TLの中心線LCの接線TCに対する車両1の前後方向に延びる中心線1Cとの交差角度)を従来公知の一連の画像認識処理により検出する。
図2に示した操舵機構5は、ステアリングホイール5Bの回転がステアリングシャフト5Cを介して伝達されるラック・ピニオン式のステアリングギヤボックス5Dを備えており、ラックバー5Eの左右の端部は、左右の操舵車輪5F,5Fを操舵するためのナックルアーム5G,5Gにタイロッド5H,5Hを介して連結されている。
ここで、ステアリングギヤボックス5Dには、ラックバー5Eをねじ軸部材として構成された図示しないボールねじ機構が内蔵されている。そして、このボールねじ機構のナット部材をロータにより回転駆動してラックバー5Eを軸方向に駆動するように、前述したアシストモータ5Aがラックバー5Eと同芯状にステアリングギヤボックス5Dに組み込まれている。
トルクセンサ6は、例えば操舵機構5のステアリングシャフト5Cに加えられる操舵トルクの大きさおよび操舵方向を検出するようにステアリングギヤボックス5Dに組み込まれている。このトルクセンサ6は、操舵方向が右方向のときには正の値の検出信号をECU9に出力し、操舵方向が左方向のときには負の値の検出信号をECU9に出力する。
車速センサ7は、車両1の走行速度を検出するためのセンサであって、例えば操舵車輪5F,5Fの回転速度や図示しない変速機出力軸の回転速度を検出するように適宜設置されており、検出した回転速度をパルス信号としてECU9にする。また、ヨーレートセンサ8は、車両1の重心位置の近傍に配置されており、車両1の重心位置を通る鉛直軸廻りのヨー角の角速度を検出し、その検出信号をECU9に出力する。
ECU9は、トルクセンサ6からの入力信号に基づいて運転者のステアリングホイール5Bの操作による操舵トルクの大きさと操舵方向とを検出する。また、ECU9は、車速センサ7からの入力信号に基づいて車両1の走行速度を検出すると共に、ヨーレートセンサ8からの入力信号に基づいて車両1の鉛直軸廻りのヨー角の角速度であるヨーレートを検出する。そして、このECU9は、操舵支援のための操舵トルクに関する所定の操舵支援信号をモータドライバ10に出力する。
モータドライバ10は、ECU9から所定の操舵支援信号が入力されると、その操舵支援信号に応じた駆動電流を操舵機構5のアシストモータ5Aに出力する。これにより、アシストモータ5Aは、ステアリングギヤボックス5Dに所定の操舵トルクを付与してラックバー5Eの左右の軸方向移動を支援する。
ここで、図4に示すように、マイクロコンピュータであるECU9には、車両1を図3に示した走行車線TLの中心線LCに沿って走行させるための手段として、フィードフォワードコントローラ(F/Fコントローラ)9A、オフセット係数部9B、ヨー角係数部9Cおよびトルク演算部9Dがソフトウェアとして構成されている。
F/Fコントローラ9Aには、画像処理部4からカーブの曲率xの検出信号が入力される。このF/Fコントローラ9Aは、車両1を走行車線TLの中心線LCのカーブに沿って走行させるために必要なヨーレートωxをカーブの曲率xと車速Vnに応じ所定の特性に基づいて算出する。
オフセット係数部9Bには、車両1が走行車線TLの中心線LCに沿って適切に走行するためのレーンオフセットDの目標値として予め設定されている目標レーンオフセットDと、画像処理部4から出力されるレーンオフセットDとの偏差ΔDである(D−D)の信号が入力される。このオフセット係数部9Bは、(D−D)の偏差ΔDに係数Kdを乗じることにより、レーンオフセットDを補償するためのヨーレートωdを算出する。
ヨー角係数部9Cには、車両1が走行車線TLの中心線LCに沿って適切に走行するためのヨー角θの目標値として予め設定されている目標ヨー角θと、画像処理部4から出力されるヨー角θとの偏差Δθである(θ−θ)の信号が入力される。このヨー角係数部9Cは、(θ−θ)の偏差Δθに係数Kθを乗じることにより、ヨー角θを補償するためのヨーレートωθを算出する。
トルク演算部9Dには、F/Fコントローラ9Aが算出したヨーレートωxと、オフセット係数部9Bが算出したヨーレートωdと、ヨー角係数部9Cが算出したヨーレートωθとを合算した目標ヨーレートω(=ωx+ωd+ωθ)が入力されると共に、車速センサ7から出力される車速Vnの信号が入力される。
このトルク演算部9Dは、入力された車速Vnに基づいて目標ヨーレートωを目標横加速度Gに変換し、この目標横加速度Gに応じた操舵トルクTをマップ検索により求める。そして、トルク演算部9Dは、目標横加速度Gに応じて求めた操舵トルクTに関する操舵支援信号をモータドライバ10に出力する。
これにより、モータドライバ10が操舵支援のための操舵トルクTに対応する駆動電流Iをアシストモータ5Aに出力し、アシストモータ5Aがステアリングギヤボックス5Dに操舵支援のための所定の操舵トルクTを付与してラックバー5Eを軸方向に移動させる。その結果、車両1が走行車線TLの中心線LCに沿って走行するように操舵車輪5F,5Fの操舵が支援される。
ここで、トルク演算部9Dが目標横加速度Gに応じてマップ検索により求める操舵トルクTは、ハンドルを切り増すように操舵車輪5F,5Fを転舵させてゆく操舵支援の際には、操舵機構5の各部の摩擦抵抗による操舵抵抗を見込んだ大きめの操舵トルクTに設定する必要がある。一方、ハンドルを切り戻すように操舵車輪5F,5Fの転舵状態を復帰させてゆく操舵支援の際には、操舵車輪5F,5Fを直進状態に復帰させるように操舵機構5の摩擦抵抗を減じた小さめの操舵トルクTに設定する必要がある。
そこで、トルク演算部9Dが目標横加速度Gに応じてマップ検索により求める操舵トルクTは、図5に示すような特性曲線として設定されている。すなわち、ハンドルを切り増すように操舵車輪5F,5Fを転舵させてゆく操舵支援の際の操舵トルクTは、図5に実線グラフで示すように、目標横加速度Gの絶対値の増加に応じて操舵トルクTの絶対値が増加する特性に設定されている。一方、ハンドルを切り戻すように操舵車輪5F,5Fの転舵状態を復帰させてゆく操舵支援の際の操舵トルクTは、図5に点線グラフで示すように、実線グラフで示した特性曲線に対し所定のヒステリシス幅Wをもって操舵トルクTの絶対値が小さくなるような特性曲線として設定されている。
このような特性曲線を示す図5において、目標横加速度Gおよび操舵トルクTがプラスの領域は右転舵の領域であり、目標横加速度Gおよび操舵トルクTがマイナスの領域は左転舵の領域である。そして、「R+」で示す実線部分は、右方向にハンドルを切り増すように操舵車輪5F,5Fを右転舵させてゆく操舵支援の際の特性曲線を示し、「R−」で示す点線部分は、左方向にハンドルを切り戻すように操舵車輪5F,5Fの右転舵状態を中立状態へ復帰させてゆく操舵支援の際の特性曲線を示している。一方、「L+」で示す実線部分は、左方向にハンドルを切り増すように操舵車輪5F,5Fを左転舵させてゆく操舵支援の際の特性曲線を示し、「L−」で示す点線部分は、右方向にハンドルを切り戻すように操舵車輪5F,5Fの左転舵状態を中立状態へ復帰させてゆく操舵支援の際の特性曲線を示している。
ここで、本実施形態の車両用操舵支援装置においては、例えば図6に示すような走行車線TLの直線部分を車両1が走行している場合、車両1の中心部が走行車線TLの中心線LCから横方向に大きくずれてレーンオフセットDが所定の閾値以上となった際に、車両1が中心線LC側へ確実に復帰するように操舵支援する。このような操舵支援の制御は、ECU9により図7〜図10に示すフローチャートに沿って実行される。
まず、図7に示すように、ECU9はステップS1〜S3のメインルーチンで車線逸脱判定処理、操舵支援判定処理、操舵トルク出力処理を順次実行する。
ステップS1の車線逸脱判定処理は、車両1が走行車線TLの左右何れかに車線を逸脱する恐れがあるか否かを判定するための処理であり、前述した画像処理部4からの入力信号に基づき、図8に示すサブルーチンのフローチャートに沿って実行する。
まず、ステップS10において、車両1が車線を逸脱する恐れがある状況を示すフラグの前回値であるフラグFldmが「OFF」であるか否かを判定する。この判定結果がYESであれば、つぎのステップS11で画像処理部4からの入力信号に基づき、レーンオフセットDの値が所定の正の値を持つ閾値L1より大きいか否かを判定する。なお、レーンオフセットDの値は、走行車線TLの中心線LCから左方向が正の値であり、右方向が負の値である。
ステップS11の判定結果がYESであって、レーンオフセットDの値が閾値L1より大きい場合には、車両1が走行車線TLの左方向に車線を逸脱する恐れがあるものと認定し、つぎのステップS12で車両1が車線を逸脱する恐れがある状況を示すフラグFldを「左」とする。そして、つぎのステップS13でフラグFldの内容をフラグFldmとして記憶した後、処理を終了する。
一方、ステップS11の判定結果がNOであって、レーンオフセットDの値が閾値L1より小さい場合には、ステップS14でレーンオフセットDの値が−L1の閾値よりも小さいか否かを判定する。
ステップS14の判定結果がYESであって、レーンオフセットDの値が−L1の閾値より小さい場合には、車両1が走行車線TLの右方向に車線を逸脱する恐れがあるものと認定し、つぎのステップS15で車両1が車線を逸脱する恐れがある状況を示すフラグFldを「右」とした後、ステップS13へ進む。
これに対し、ステップS14の判定結果がNOであって、レーンオフセットDの値が−L1の閾値よりは大きい場合には、実質的に車線逸脱の恐れがないものと認定し、ステップS16でフラグFldを「NO」とした後、ステップS13へ進む。
一方、ステップS10の判定結果がNOであれば、ステップS17でレーンオフセットDの絶対値が閾値L1より小さい正の値を持つ閾値L2よりも小さいか否かを判定する。
ステップS17の判定結果がYESであれば、実質的に車線逸脱の恐れがないものと認定し、ステップS16でフラグFldを「NO」とした後、ステップS13へ進む。これに対し、ステップS17の判定結果がNOであれば、ステップS16でフラグFldの内容をフラグFldmの内容とした後、ステップS13へ進む。
図8に示した車線逸脱判定処理のサブルーチンが終了すると、図7のメインルーチンへ戻り、ECU9がステップS2の操舵支援判定処理を実行する。この操舵支援判定処理は、操舵支援の操舵方向を判定するための処理であり、図9に示すサブルーチンのフローチャートに沿って実行する。
まず、ステップS20で操舵支援のための目標横加速度Gをローパスフィルタ処理により読み込み、つぎのステップS21で目標横加速度Gがその増減の基準値GlimからΔGを減じた値より小さいか否かを判定する。
ステップS21の判定結果がYESの場合には、目標横加速度Gが順次減少して車両1が走行車線TLの中心線LCから右側にそれて行く場合であると認定し、つぎのステップS22で操舵支援の操舵方向を示すフラグFtgdを「左」とする。そして、続くステップS23で目標横加速度Gにより基準値Glimを更新する。
一方、ステップS21の判定結果がNOの場合には、ステップS24で目標横加速度Gがその増減の基準値GlimにΔGを加えた値より大きいか否かを判定する。そして、この判定結果YESであれば、目標横加速度Gが順次増加して車両1が走行車線TLの中心線LCから左側にそれて行く場合であると認定し、続くステップS25で操舵支援の操舵方向を示すフラグFtgdを「右」とし、その後ステップS23へ進んで目標横加速度Gにより基準値Glimを更新する。
ここで、車両1が走行車線TLの中心線LCから左または右に大きくずれて車線を逸脱する恐れのある状況では、前述した画像処理部4が検出する車両1のヨー角θがカントなどの路面の外乱によって変動し、このヨー角θのノイズに起因して目標横加速度Gが増減変動し、その結果、操舵支援の操舵方向が反転することがある。
この場合、本来ならば、車両1を走行車線TLの中心線LC側へ復帰させる操舵支援として、図5に実線で示すハンドル切り増し用の線図「R+」または線図「L+」から目標横加速度Gに応じて検索される大きめの操舵トルクTが操舵機構5に付与されるのであるが、操舵支援の操舵方向が反転すると、図5に点線で示したハンドル切り戻し用の線図「R−」または線図「L−」から目標横加速度Gに応じて検索される小さめの操舵トルクTが操舵機構5に付与されることとなる。
すなわち、車線を逸脱する恐れのある車両1を走行車線TLの中心線LC側へ復帰させるための操舵支援の操舵トルクTの値が本来の値より小さくなり、その結果、車両1を迅速に走行車線TLの中心線LC側へ復帰させることが困難となる。そこで、このような事態を回避するため、本実施形態の車両用操舵支援装置では、図9に示すフローチャートのステップS23に続いてステップS26の処理を行う。
まず、ステップS26では、操舵支援の操舵方向を示すフラグFtgdが前回値と異なり、かつ、フラグFtgdが示す操舵支援の操舵方向とフラグFldが示す車線逸脱の恐れのある方向とが一致するか否かを判定する。
ステップS26の判定結果がYESであれば、車両1のヨー角θのノイズに起因する目標横加速度Gの増減変動によって操舵支援の操舵方向が反転しているものと推定し、続くステップS27で操舵支援の操舵方向を示すフラグFtgdを反転していない前回値に保持する。そして、つぎのステップS28でフラグFtgdの前回値を更新した後、処理を終了する。
一方、ステップS26の判定結果がNOであれば、操舵支援の操舵方向が本来の方向から反転していないものと推定し、ステップS28でフラグFtgdの前回値を更新した後、処理を終了する。
図9に示した操舵支援判定処理のサブルーチンが終了すると、図7のメインルーチンへ戻り、ECU9がステップS3の操舵トルク出力処理を実行する。この操舵トルク出力処理は、図10に示すサブルーチンのフローチャートに沿って実行する。
まず、ステップS30で操舵支援のための目標横加速度Gが0以上の正の値であるか否かを判定する。この判定結果がYESであって目標横加速度Gが図5に示す右操舵の領域であれば、つぎのステップS31で操舵支援の操舵方向を示すフラグFtgdが「右」であるか否かを判定する。
ステップS31の判定結果がYESであれば、右操舵の領域で右方向に操舵支援する場合、すなわち、ハンドルを右方向に切り増すように操舵車輪5F,5Fを転舵させてゆく操舵支援の場合であると認定し、続くステップS32で図5の線図「R+」から目標横加速度Gに応じた操舵トルクTを検索する。
ステップS32に続くステップS33では、検索した操舵トルクTに関する所定の操舵支援信号をECU9がモータドライバ10に出力して操舵トルクTの出力処理を実行する。この操舵トルクTの出力処理により、モータドライバ10が操舵支援信号に応じた駆動電流を操舵機構5のアシストモータ5Aに出力し、アシストモータ5Aがステアリングギヤボックス5Dに所定の操舵トルクTを付与する。その結果、ラックバー5Eおよびタイロッド5H,5Hを介して操舵車輪5F,5Fが所定の操舵支援方向に操舵される。
一方、ステップS31の判定結果がNOであれば、右操舵の領域で左方向に操舵支援する場合、すなわち、ハンドルを左方向に切り戻すように操舵車輪5F,5Fを転舵させてゆく操舵支援の場合であると認定し、続くステップS34で図5の線図「R−」から目標横加速度Gに応じた操舵トルクTを検索した後、ステップS53へ進んで操舵トルクTの出力処理を実行する。
一方、ステップS30の判定結果がNOであって目標横加速度Gが図5に示す左操舵の領域であれば、続くステップS35で操舵支援の操舵方向を示すフラグFtgdが「左」であるか否かを判定する。
ステップS35の判定結果がYESであれば、左操舵の領域で左方向に操舵支援する場合、すなわち、ハンドルを左方向に切り増すように操舵車輪5F,5Fを転舵させてゆく操舵支援の場合であると認定し、続くステップS36で図5の線図「L+」から目標横加速度Gに応じた操舵トルクTを検索した後、ステップS33へ進んで操舵トルクTの出力処理を実行する。
一方、ステップS35の判定結果がNOであれば、左操舵の領域で右方向に操舵支援する場合、すなわち、ハンドルを右方向に切り戻すように操舵車輪5F,5Fを転舵させてゆく操舵支援の場合であると認定し、続くステップS37で図5の線図「L−」から目標横加速度Gに応じた操舵トルクTを検索した後、ステップS33へ進んで操舵トルクTの出力処理を実行する。
ここで、前述したように本実施形態の車両用操舵支援装置では、車両1が例えば図11に示すように走行車線TLの中心線LCから左に大きくずれて車線を逸脱する恐れのある状況において、車両1のヨー角θのノイズに起因する目標横加速度Gの増減変動によって操舵支援の操舵方向が反転しているか否かが判定され(図9のステップS26参照)、操舵支援の操舵方向が反転していると推定される場合には、操舵支援の操舵方向が反転していない前回値に保持される(図9のステップS27参照)。
すなわち、車両1が図11に示すように走行車線TLの中心線LCから左に大きくずれて車線を逸脱する恐れのある状況においては、操舵支援の操舵方向が反転していない本来の右方向に保持されるため、操舵トルクTの出力に当たっては、図5の線図「R+」から目標横加速度Gに応じた操舵トルクTが検索される(図10のステップS30、S31、S32参照)。
同様に、車両1が走行車線TLの中心線LCから右に大きくずれて車線を逸脱する恐れのある状況において、車両1のヨー角θのノイズに起因する目標横加速度Gの増減変動によって操舵支援の操舵方向が反転していると推定される場合には、操舵支援の操舵方向が反転していない前回値に保持される(図9のステップS26、ステップS27参照)。
すなわち、車両1が図11に示す例と反対に走行車線TLの中心線LCから右に大きくずれて車線を逸脱する恐れのある状況においては、操舵支援の操舵方向が反転していない本来の左方向に保持されるため、操舵トルクTの出力に当たっては、図5の線図「L+」から目標横加速度Gに応じた操舵トルクTが検索される(図10のステップS30、S35、S36参照)。
ここで、例えば図11に示すように、車両1が走行車線TLの中心線LCから左に大きくずれて車線を逸脱する恐れのある状況において、図5に点線で示したハンドル切り戻し用の線図「R−」から目標横加速度Gに応じて検索される小さめの操舵トルクTが操舵機構5に付与されると、車両1は点線矢印のように走行して走行車線TLの中心線LC側へ迅速に復帰することができない。
これに対し、本実施形態の車両用操舵支援装置によれば、図5に実線で示したハンドル切り増し用の線図「R+」から目標横加速度Gに応じて検索される大きめの操舵トルクTが操舵機構5に付与されるため、車両1を実線矢印のように走行車線TLの中心線LC側へ向けて迅速かつ確実に復帰させることができる。
本実施形態による制御の結果は、車両1のヨーの方向が変化したことに相当するため、車両1のヨー角の変動が発生したときには、車両1が走行車線TLから逸脱しない場合の操舵トルクに比べて大きな操舵トルクが設定されることになる。また、本実施形態による制御では、車両1を走行車線TLへ向けて復帰させる際にハンドル切り増し用の操舵トルクTをそのまま付与するため、車両1が走行車線TLから逸脱しない場合の操舵トルクの変化量に比べて操舵トルクの変化量は小さく設定されていることになる。
本発明に係る車両用操舵支援装置は、前述した一実施形態に限定されるものではない。例えば、走行車線TLに対する車両1のレーンオフセットDが予め設定された値より大きいときには、操舵支援の操舵トルクを求める際の車両1のヨー角θの変動量の影響を小さくするようにしてもよい。
本実施形態では、車両1が走行車線TLから逸脱する恐れのある状況において、ハンドル切り増し時の操舵トルクTを付与する技術に基づき説明を行っている。しかし、必ずしもこのようにハンドル切り増し時の操舵トルクを付与する必要はなく、ハンドル切り戻し時の操舵トルクより大きく、ハンドル切り増し時の操舵トルクより小さい範囲の操舵トルクを付与しても同様の作用効果が得られる。
また、本実施形態では、操舵機構5に操舵を付与するものとして操舵トルクTを付与する技術を説明した。しかし、本発明の技術は、操舵を付与するものとして操舵トルクに限定するものではなく、ステアリングの操舵角度、操舵車輪の角度、車両のヨーに基づき制御することが可能である。
本発明の一実施形態に係る車両用操舵支援装置が適用される車両およびその走行車線を示す斜視図である。 一実施形態に係る車両用操舵支援装置の構成の概要を示す模式図である。 図1に示した走行車線のカーブ部分のパラメータと共に走行する車両の位置および進行方向に関するパラメータを示す模式図である。 図2に示したECUの構成を示すブロック図である。 図2に示したECUに記憶されている目標横加速度に対する操舵トルクの特性曲線を示すグラフである。 図1に示した走行車線の直線部分と共に走行する車両を示す模式図である。 図2に示したECUが実行するメインルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 図7に示した車線逸脱判定処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 図7に示した操舵支援判定処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 図7に示した操舵トルク出力処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 図1に示した走行車線の直線部分を走行する車両が車線逸脱状態から復帰する様子を示す図6に対応した模式図である。
符号の説明
1…車両、2…CCDカメラ、4…画像処理部、5…操舵機構、5A…アシストモータ、5B…ステアリングホイール、5C…ステアリングシャフト、5D…ステアリングギヤボックス、5E…ラックバー、5F…操舵車輪、6…トルクセンサ、7…車速センサ、8…ヨーレートセンサ、9…ECU9、9A…F/Fコントローラ、9B…オフセット係数部、9C…ヨー角係数部、9D…トルク演算部、10…モータドライバ、TL…走行車線、LC…中心線、LL,LR…白線

Claims (5)

  1. 車両が走行車線に沿って走行するように前記車両の操舵機構に対していずれかの操舵方向に操舵トルクを付与する車両用操舵支援装置であって、
    ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクよりも、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクを小さく設定し、
    車両が走行車線から逸脱する恐れのある状態で、操舵支援の操舵方向が前記車両が走行車線から逸脱する恐れのある方向に変化したときには、前記操舵支援の操舵方向を前記車両が走行車線に沿って走行する方向に切り替えて、前記操舵トルク前記車両の操舵機構に付与することを特徴とする車両用操舵支援装置。
  2. 車両が走行車線に沿って走行するように前記車両の操舵機構に対していずれかの操舵方向に操舵トルクを付与する車両用操舵支援装置であって、
    ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクよりも、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクを小さく設定し、
    車両が走行車線から逸脱する恐れのあるときに、それ以外のときに比べて前記操舵支援の際の操舵トルクの算出における前記車両のヨー角の影響を小さくして前記操舵支援の際の操舵トルクを算出し、前記操舵トルクを前記車両の操舵機構に付与することを特徴とする車両用操舵支援装置。
  3. 前記車両が走行車線から逸脱する恐れあるか否かの判定は、前記走行車線に対する前記車両の横方向のずれ量が予め設定された量より大きいか否かの判定に基づくことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用操舵支援装置。
  4. 前記走行車線に対する前記車両の横方向のずれ量に基づいて、前記車両が走行車線から逸脱する恐れがある方向を判定し、
    前記走行車線に対する前記車両の横方向のずれ量及び前記車両のヨー角に基づいて、前記操舵支援の操舵方向及び前記操舵支援の操舵トルクを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用操舵支援装置。
  5. ハンドルを切り増すように転舵させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクの特性曲線と、ハンドルを切り戻すように転舵状態を復帰させてゆく操舵方向に対する操舵支援の際の操舵トルクの特性曲線とが所定のヒステリシス幅を有する特性曲線として設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用操舵支援装置。
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