JP4951445B2 - プレス設備のワーク自動搬送装置 - Google Patents
プレス設備のワーク自動搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4951445B2 JP4951445B2 JP2007224766A JP2007224766A JP4951445B2 JP 4951445 B2 JP4951445 B2 JP 4951445B2 JP 2007224766 A JP2007224766 A JP 2007224766A JP 2007224766 A JP2007224766 A JP 2007224766A JP 4951445 B2 JP4951445 B2 JP 4951445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- feed bar
- workpiece
- drive mechanism
- bars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
そこで、ハンドリングロボットを用い、これの本体を、作業フロアから3〜4m上方のプレスのコラムに固定することが行われているが、このシステムではロボット本体が高位にあるのでメンテナンス性が悪く、また、プレス間の距離が大きい時にはアーム長さが大きくなるので動作の不安定化を招く。さらに、ハンドリングツールを交換する際にロボット稼動範囲外から自走するツール交換装置が別途必要になる問題があった。
「ワーク」とは素材のほか成形品を含み、成形品は、中間品、完成品の双方を含む概念である。
しかも、多関節型ハンドリングロボットが基床に近い位置にあるので、メンテナンスやツールの交換を安全かつ容易に短時間で行うことができ、また、多関節型ハンドリングロボットはフィードバーに搭載され、フィードバーを軸方向に移動させることで移動されるので、駆動機構が単一で足り、構造が簡単になるなどのすぐれた効果が得られる。
これによれば、全部のプレスに対して一斉にワークの取り出しと搬送及び投入の同期作動を行える。
これによれば、複数の多関節型ハンドリングロボットがグループとなり、グループごとにワークの取り出しと搬送及び投入の同期作動を行えるので、プレスの成形のタイミングに的確に対応させることができる。
駆動機構が、フィードバーの端部を連結する連結部材に設けたナットと、フレームに横架され前記ナットを螺通するねじ軸と、ねじ軸を回動するサーボ系モータとを備えている。
これによれば、多関節型ハンドリングロボットを搭載したフィードバーを簡単な構造により精度よく前後移動させることができる。
図1ないし図5は本発明によるワーク自動搬送装置を適用したプレス設備の例を示しており、1A,1B,1C,1Dは複数のプレス機械であり、所定の間隔を置いて直列状に配されている。2は本発明によるワーク自動搬送装置である。
そして、たとえば、第1のプレス機械1Aで絞りが行なわれ、第2以降のプレス機械には、トリミング、ピアシング、リストライクなど所望の加工を行なうための付帯設備や機器を備えている。
前記フィードバー3は複数本(図面では2本)の平行なバー3a、3aからなり、図2と図3のように、各プレス機械1A,1B,1C,1Dのプレス内の金型を挟んで対向して配置され、ボルスタ側方で、かつプレスサイドフレーム内側の空間を通るごとくベッド105内またはこれの下を貫通して延在し、図3のようにプレス機械1A,1B,1C,1Dの間の部分では基床GLに近く露出している。
駆動機構4は、基床の下に配置されたボックス状のフレーム40を有し、バー3a、3aの端部は該フレーム40の上方においてバーと直交状に延在する梁状連結部材6に連結されている。フレーム40には中央部軸線方向にボールねじ7をベアリングを介して装架しており、フレームの下方には、前記ボールねじ7をプーリ9を介して所要速度で回動するACサーボモータのようなサーボ系モータ8を設けている。
そして、前記連結部材6の中間部には下方に延びる脚10を設け、これに前記ボールねじ7と螺通するナット11を設けている。
詳しくは、前記多関節型ハンドリングロボット12,12は、脚状の昇降フレーム12aと、これの頂部にピボットされた第1アーム12bと、第1アームの先端にピボットされた第2アーム12cと、左右の第2アーム12c、12cの先端に、互いのアームを繋ぐようにクロスバー(メインブーム)12dが着脱自在に設けられており、前記昇降フレーム12a、12aは連結バー120によって結合され、平衡上昇可能となっている。
前記クロスバー12dにワークや成形品(中間品、完成品)を移置するためのエア吸引式、電磁吸引式など所要の掴みあるいは吊り上げ手段(把持具)13が取り付けられている。
前記ベース体14,14と昇降駆動機構は図5に示されており、ベース体14は前記バー3aにねじ等により固定されている。しかし、場合によっては微調整のため、ベース体14,14がバー3aに対して適度に移動可能となっていてもよい。
そして、前記昇降フレーム12aの下端部には前記ボールねじ軸141に螺通する昇降用ナット121が固定されている。したがって、ACサーボモータ142が駆動してボールねじ軸141が正方向または逆方向に回動されることにより、昇降用ナット121が昇降するため昇降フレーム12aが上下し、高さが変化する。
そして、各プレス機械1A,1B,1C,1Dの加工が終了した信号を確認すると、駆動装置4が作動し、それによりフィードバー3が移動するので、全ての多関節型ハンドリングロボット12は同時にそれぞれ上流側のプレス機械1A,1B,1C,1D内の金型に近接する位置まで移動される。それが図1(b)におけるポジションP1であり、このポジションにおいて、各多関節型ハンドリングロボット12はそれぞれ必要な関節が動かされて揺動し、第3アーム12cのクロスバー12dが図3のようにワークの直上に位置され、把持具13によりワークを把持する。
以下、多関節型ハンドリングロボット12はフィードバー3が往復シーケンスプログラムで運転されることにより金型と金型の間を往復させられ、金型間またはプレス機械間でワークを短いサイクル時間で自動搬送することができ、ワークのプレス加工処理を高能率で達成することができる。
すなわち、図7のようにプレス下部のベッド105内の外側に偏して第1組のバー3a、3aを配するとともに、内側に偏して第2組のバー3b、3bを配し、それらをそれぞれプレス機械1A,1B,1C,1Dのベッド105を貫通させて延在させ、それぞれの端部に図4に示すごとき駆動機構を連結し、第1組のバー3a、3aと2組のバー3b、3bをそれぞれ単独に前後進可能にしている。図6と図8ではわかりやすくするため、バーを上下に表している。
昇降駆動機構や関節の揺動機構等は前記第1実施例と同様であるから説明は省略する。
たとえば、第1と第3のプレス機械1A,1Cが成形をしている間は、第2と第4のプレス機械1B,1Dは上限で停止あるいは上限付近で遅く作動し、多関節型ハンドリングロボット12´,12´を前後進させて成形品の搬出とワークの投入を行なわせ、第2と第4のプレス機1B,1Dが成形を行なっているときは、多関節型ハンドリングロボット12,12を前後進させて成形品の搬出とワークの投入を行なわせるのである。
2 ワーク自動搬送装置
3 フィードバー(トランスファビーム)
4 駆動装置
12 多関節型ハンドリングロボット
14 ベース体
105 ベッド
Claims (4)
- それぞれ金型を有する複数基のプレス機械が間隔をおいて配された設備において、前記複数基のプレス機械の下部を貫いて平行状のフィードバーを延在させるとともに、そのフィードバーを往復動させるモータを含む駆動機構を設け、前記フィードバーには各プレスの搬出側に対応する部位に、先端にワーク吊り上げ手段を有する多関節型ハンドリングロボットを搭載させたことを特徴とするプレス設備のワーク自動搬送装置。
- フィードバーが単一であり、ベース体と多関節型ハンドリングロボットが所定間隔で配されている請求項1に記載のプレス設備のワーク自動搬送装置。
- フィードバーが複列であり、各フィードバーに数基のベース体と多関節型ハンドリングロボットが所定間隔で配されている請求項1に記載のプレス設備のワーク自動搬送装置。
- 駆動機構が、フィードバーの端部を連結する連結部材に設けたナットと、フレームに横架され前記ナットを螺通するねじ軸と、ねじ軸を回動するサーボ系モータとを備えている請求項1に記載のプレス設備のワーク自動搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007224766A JP4951445B2 (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | プレス設備のワーク自動搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007224766A JP4951445B2 (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | プレス設備のワーク自動搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009056477A JP2009056477A (ja) | 2009-03-19 |
JP4951445B2 true JP4951445B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=40552709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007224766A Expired - Fee Related JP4951445B2 (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | プレス設備のワーク自動搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4951445B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6081602B2 (ja) * | 2012-10-16 | 2017-02-15 | エービービー テクノロジー アーゲー | プレスラインで被加工物を扱うためのシステム |
JP6634377B2 (ja) * | 2014-10-23 | 2020-01-22 | コマツ産機株式会社 | ワーク搬送装置およびワーク搬送装置の制御方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02197333A (ja) * | 1989-01-26 | 1990-08-03 | Komatsu Ltd | トランスファプレスのワーク搬送装置 |
JPH0669592B2 (ja) * | 1989-05-31 | 1994-09-07 | 株式会社オリイ | プレスラインにおけるワーク搬送装置 |
JP2652963B2 (ja) * | 1989-06-14 | 1997-09-10 | 株式会社 オリイ | トランスファー装置 |
JP2653221B2 (ja) * | 1990-06-07 | 1997-09-17 | 富士電機株式会社 | カード発行装置 |
JP2522866B2 (ja) * | 1991-07-02 | 1996-08-07 | 日立造船株式会社 | プレス機におけるワ―ク搬送装置 |
JP3560908B2 (ja) * | 2000-09-13 | 2004-09-02 | 川崎重工業株式会社 | 搬送装置 |
-
2007
- 2007-08-30 JP JP2007224766A patent/JP4951445B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009056477A (ja) | 2009-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10300520B2 (en) | Workpiece conveying apparatus for a pressing machine with two robots | |
CN210937684U (zh) | 一种自动上下料激光切割设备 | |
CN104759894A (zh) | 一种金属板材加工生产线 | |
KR100834919B1 (ko) | 공작기계의 소재공급 및 가공물 취출장치 | |
KR101537757B1 (ko) | 피어싱 시스템 | |
EP3178582B1 (en) | Workpiece conveying apparatus for a pressing machine | |
KR100715422B1 (ko) | 다공정 프레스 시스템 | |
CN103878265B (zh) | 一种工件自动传输*** | |
CN105033090A (zh) | 集成一体式全自动制罐机 | |
CN109013793B (zh) | 一种钣金折边生产线 | |
JP4951445B2 (ja) | プレス設備のワーク自動搬送装置 | |
CN203764825U (zh) | 一种工件自动传输*** | |
CN204657958U (zh) | 一种金属板材加工生产线 | |
JP2004074209A (ja) | 複数台プレストランスファ装置 | |
CN203764827U (zh) | 一种工件自动传输装置 | |
JP5140852B2 (ja) | トランスファプレス装置 | |
CN103920826A (zh) | 一种工件自动传输装置 | |
CN218946044U (zh) | 一种后视镜杆制造用冲压上料装置 | |
CN217432741U (zh) | 一种灭火器筒体拉伸自动生产线用翻转反拉装置 | |
JPH03505847A (ja) | 一連の加工ステーションを通して加工物を移送するためのシステム | |
CN217432852U (zh) | 一种灭火器筒体拉伸自动生产线用转料装置 | |
CN220613104U (zh) | 一种零件加工用上料设备 | |
JP5152825B2 (ja) | プレス加工システム | |
JP4727465B2 (ja) | トランスファ装置の作動方法 | |
JP6321088B2 (ja) | タンデムプレスライン搬送方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100426 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120312 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4951445 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |