JP4950247B2 - 洗浄装置、基板処理システム、洗浄方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

洗浄装置、基板処理システム、洗浄方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄を行う洗浄装置、この洗浄装置を備えた基板処理システム、洗浄方法、プログラムおよび記憶媒体に関し、とりわけ、保持部材の保持部に洗浄液が噴射されることによりこの保持部が洗浄されている間に、保持部材における乾燥処理が困難な箇所である基端部に洗浄液が付着してしまうことを防止することができる洗浄装置、基板処理システム、洗浄方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
従来から、複数枚の例えば半導体ウエハ等の基板を保持して搬送するようなチャック等の保持部材を洗浄するための洗浄装置や洗浄方法として、様々なタイプのものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1には、チャック等の保持部材の保持溝に向かってN2ガス等のガスとともに純水等の洗浄液を噴射する2流体供給ノズルと、保持部材の側面に向かって洗浄液を噴射する洗浄液供給ノズルとを備えた洗浄装置が開示されている。このような洗浄装置において、保持部材に対して、2流体供給ノズルおよび洗浄液供給ノズルを、保持部材の長手方向に沿って移動させるようなエアシリンダが設けられている。そして、このような洗浄装置においては、エアシリンダの駆動により、2流体供給ノズルが洗浄液供給ノズルよりも先にN2ガスとともに純水を保持部材の保持溝に向かって噴射するようになっている。また、特許文献1に示すような洗浄装置には、保持部材に向かってガスを噴射するガス供給ノズルが設けられている。ガス供給ノズルも前述のエアシリンダにより保持部材の長手方向に沿って移動させることができるようになっている。そして、2流体供給ノズルや洗浄液供給により保持部材に洗浄液が噴射されてこの保持部材の洗浄が行われた後に、ガス供給ノズルによりガスが保持部材に噴射されることにより、保持部材の乾燥が行われるようになっている。
特開2005−101524号公報
しかしながら、特許文献1等に示すような従来の洗浄装置では、2流体供給ノズルや洗浄液供給ノズルにより保持部材に洗浄液を噴射する際に、この保持部材の基端部(根元部分)にも洗浄液の液滴が付着してしまう場合がある。このような保持部材の基端部に付着した洗浄液の液滴は、ガス供給ノズルによるガスの噴射では完全に除去することができず、保持部材の基端部に液滴が残ってしまい、基端部を完全に乾燥することができないおそれがある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、基板の保持を行う保持部材の保持部に洗浄液が噴射されることによりこの保持部が洗浄されている間に、保持部材における乾燥処理が困難な箇所である基端部に洗浄液が付着してしまうことを防止することができる洗浄装置、基板処理システム、洗浄方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の洗浄装置は、基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄を行う洗浄装置であって、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う洗浄部と、前記保持部材に対して進退を行い前記保持部材の前記基端部をカバーするカバー部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の洗浄装置においては、前記カバー部は、前記保持部材に向かって下方から進退を行うようになっており、前記カバー部が前記保持部材に接近したときに当該カバー部は前記保持部材の前記基端部をカバーするようになっていてもよい。
本発明の洗浄装置においては、前記保持部材は棒状のものからなり、前記カバー部は、棒状の前記保持部材に適合するような凹部を有するようになっていてもよい。
本発明の洗浄装置においては、前記保持部材において、前記保持部と前記基端部との間にシール部材が取り付けられており、前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の前記基端部をカバーする際に、前記シール部材と前記カバー部との間でシールを行うことができるようになっていてもよい。
この際に、前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の前記基端部をカバーした後、前記保持部材をその基端部側に向かって移動させることにより前記シール部材と前記カバー部とを当接させることができるようになっており、前記シール部材と前記カバー部とが当接したときにこれらの間でシールが行われるようになっていてもよい。
本発明の洗浄装置においては、前記カバー部は、昇降部材と、前記昇降部材に取り付けられたカバー部材とを有し、前記昇降部材は、前記カバー部材を、前記保持部材の前記基端部をカバーするカバー位置と、前記保持部材の前記基端部から退避した退避位置との間で往復移動させるようになっていてもよい。
本発明の洗浄装置においては、前記保持部材の基端部側には、当該保持部材の駆動を行う駆動機構が設けられていてもよい。
本発明の基板処理システムは、基板の処理を行う基板処理システムであって、上述の洗浄装置を備えたことを特徴とする。
本発明の洗浄方法は、基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄方法であって、前記保持部材に対して進退を行うようになっているカバー部を前記保持部材に進出させることにより、当該保持部材の前記基端部を前記カバー部によりカバーする工程と、前記保持部材の前記基端部が前記カバー部によりカバーされている状態で、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の洗浄方法においては、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程の後に、前記カバー部を前記保持部材から退避させるようになっていてもよい。
本発明の洗浄方法においては、前記カバー部は、前記保持部材に向かって下方から進退を行うようになっており、前記カバー部が前記保持部材に接近したときに当該カバー部は前記保持部材の前記基端部をカバーするようになっていてもよい。
本発明の洗浄方法においては、前記保持部材において、前記保持部と前記基端部との間にシール部材が取り付けられており、前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の前記基端部をカバーする際に、前記シール部材と前記カバー部との間でシールが行われるようになっていてもよい。
この際に、前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の基端部をカバーした後、前記保持部材をその基端部側に向かって移動させることにより前記シール部材と前記カバー部とを当接させ、前記シール部材と前記カバー部とが当接したときにこれらの間でシールが行われるようになっていてもよい。
本発明の洗浄方法においては、前記保持部材の基端部側には、当該保持部材の駆動を行う駆動機構が設けられているようになっていてもよい。
本発明のプログラムは、基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄を行う洗浄装置の制御コンピュータにより実行することが可能なプログラムであって、当該プログラムを実行することにより、前記制御コンピュータが前記洗浄装置を制御して洗浄方法を実行させるものにおいて、前記洗浄方法が、前記保持部材に対して進退を行うようになっているカバー部を前記保持部材に進出させることにより、当該保持部材の前記基端部を前記カバー部によりカバーする工程と、前記保持部材の前記基端部が前記カバー部によりカバーされている状態で、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程と、を備えたものであることを特徴とする。
本発明の記憶媒体は、基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄を行う洗浄装置の制御コンピュータにより実行することが可能なプログラムが記憶された記憶媒体であって、当該プログラムを実行することにより、前記制御コンピュータが前記洗浄装置を制御して洗浄方法を実行させるものにおいて、前記洗浄方法が、前記保持部材に対して進退を行うようになっているカバー部を前記保持部材に進出させることにより、当該保持部材の前記基端部を前記カバー部によりカバーする工程と、前記保持部材の前記基端部が前記カバー部によりカバーされている状態で、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程と、を備えたものであることを特徴とする。
本発明の洗浄装置、基板処理システム、洗浄方法、プログラムおよび記憶媒体によれば、基板の保持を行う保持部材の保持部に洗浄液が噴射されることによりこの保持部が洗浄されている間に、保持部材における乾燥処理が困難な箇所である基端部に洗浄液が付着してしまうことを防止することができる。
本発明の実施の形態の洗浄装置を備えた基板処理システムの構成の概略を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態の洗浄装置の構成の概略を示す構成図であって、カバー部が保持部材の基端部をカバーしていないときの状態を示す図である。 本発明の実施の形態の洗浄装置の構成の概略を示す構成図であって、カバー部が保持部材の基端部をカバーしているときの状態を示す図である。 図2等に示す洗浄装置における洗浄部の構成を示す斜視図である。 図4に示す洗浄部を側方から見たときの構成の概略を示す構成図である。 図2に示す洗浄装置のカバー部の構成を拡大して示す拡大構成図であって、カバー部が保持部材の基端部をカバーしていないときの状態を示す図である。 図6に示すような状態からカバー部のカバー部材が上昇したときの状態を示す図である。 図7に示すような状態から保持部材がその基端部に向かって移動したときの状態を示す図である。 図6に示す洗浄装置のカバー部および保持部材のA−A矢視図であって、カバー部が保持部材の基端部をカバーしていないときの状態を示す図である。 図7に示す洗浄装置のカバー部および保持部材のB−B矢視図であって、カバー部が保持部材の基端部をカバーしているときの状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図10は、本実施の形態に係る洗浄装置およびこの洗浄装置を備えた基板処理システムを示す図である。このうち、図1は、本実施の形態の洗浄装置を備えた基板処理システムの構成の概略を示す概略平面図であり、図2および図3は、本実施の形態の洗浄装置の構成の概略を示す構成図である。また、図4および図5は、図2等に示す洗浄装置における洗浄部の構成を示す図であり、図6乃至図10は、図2等に示す洗浄装置におけるカバー部の構成を示す図である。
まず、本実施の形態の洗浄装置を備えた基板処理システムについて図1を用いて説明する。図1に示すような基板処理システムは、例えば半導体ウエハW等の基板(以下、ウエハWという)の洗浄をバッチ方式で(すなわち、複数枚(例えば25枚)のウエハWの洗浄を同時に)行うようになっている。
基板処理システムは、ウエハWを水平状態に収容するキャリア1を搬入・搬出するための搬入・搬出部2と、ウエハWを薬液や洗浄液等によって液処理するとともに乾燥処理する処理部3と、搬入・搬出部2と処理部3との間に配置されウエハWの受け渡し、位置調整、姿勢変換および間隔調整等を行う受け渡し部4とから構成されている。なお、基板処理システムは、クリーンルーム内に設置されており、クリーンルームの天井部から供給される清浄空気のダウンフローの雰囲気下におかれている。
搬入・搬出部2において、基板処理システムの一側端部にはキャリア搬入部5aおよびキャリア搬出部5bが併設されるとともに、ウエハ搬出入部6が設けられている。この場合、キャリア搬入部5aとウエハ搬出入部6との間には図示しない搬送機構が配設されており、この搬送機構によってキャリア1がキャリア搬入部5aからウエハ搬出入部6へ搬送されるようになっている。
また、処理部3には、受け渡し部4から遠い側から当該受け渡し部4に向かって順に、第1の処理部21、第2の処理部22、第3の処理部23が設けられている。第1の処理部21は、ウエハWに付着するパーティクルや有機汚染物質を除去する第1薬液処理槽21aと、純水等の洗浄液をオーバーフローする第1水洗処理槽21bとを有している。また、第2の処理部22は、ウエハWに付着する金属汚染物質を除去する第2薬液処理槽22aと、純水等の洗浄液をオーバーフローする第2水洗処理槽22bとを有している。また、第3の処理部23は、ウエハWに付着する酸化膜を除去するとともに、乾燥処理を行う洗浄・乾燥処理ユニット23aを有している。
また、処理部3には、受け渡し部4から最も遠い側(第1の処理部21の外側)において、後述するチャック30の洗浄や乾燥を行う洗浄装置40が設けられている。チャック30および洗浄装置40の構成の詳細については後述する。なお、洗浄装置40は、必ずしも処理部3における受け渡し部4から最も遠い側に設けられることに限定されることはなく、洗浄装置40を、例えば第2の処理部22と第3の処理部23との間に配置したり、あるいは第3の処理部23と受け渡し部4との間に配置したりしてもよい。
キャリア1は、容器本体と、この容器本体の開口部を開閉する蓋体とを有している。容器本体は、その一側に図示しない開口部を有し、内壁に複数枚(例えば25枚)のウエハWを、鉛直方向に沿って適宜間隔をおいて、それぞれ水平状態に保持する保持溝(図示せず)を有している。また、後述する蓋開閉装置7によってキャリア1の蓋体を開閉できるようになっている。
ウエハ搬出入部6は、受け渡し部4に開口しており、その開口部には蓋開閉装置7が配設されている。この蓋開閉装置7によってキャリア1の蓋体が開放あるいは閉塞されるようになっている。したがって、ウエハ搬出入部6に搬送された処理前のウエハWを収納するキャリア1の蓋体を蓋開閉装置7によって取り外してキャリア1内のウエハWを搬出可能にし、全てのウエハWが搬出された後、再び蓋開閉装置7によって蓋体を閉塞することができる。また、ウエハ搬出入部6に搬送された空のキャリア1の蓋体を蓋開閉装置7によって取り外して、キャリア1内へのウエハWの搬入を可能にし、全てのウエハWが搬入された後、再び蓋開閉装置7によって蓋体を閉塞することができる。なお、ウエハ搬出入部6の開口部近傍には、キャリア1内に収容されたウエハWの枚数を検出するマッピングセンサ8が配設されている。
受け渡し部4には、複数枚(例えば25枚)のウエハWを水平状態に保持するとともに、ウエハ搬出入部6のキャリア1との間で、水平状態でウエハWを受け渡すウエハ搬送アーム9が配設されている。また、受け渡し部4には、複数枚(例えば50枚)のウエハWを、所定間隔をおいて垂直状態に保持する、例えばピッチチェンジャー等の間隔調整手段(図示せず)が配設されている。また、ウエハ搬送アーム9と間隔調整手段との間には、複数枚(例えば25枚)のウエハWを水平状態から垂直状態へ、あるいは垂直状態から水平状態へ変換する姿勢変換装置10が設けられている。また、姿勢変換装置10の近傍には、当該姿勢変換装置10により垂直状態に変換されたウエハWに設けられたノッチ(図示せず)を検出する、例えばノッチアライナー等の位置検出手段(図示せず)が配設されている。
また、受け渡し部4には、処理部3と連なる搬送路11が設けられており、この搬送路11には、ウエハWを保持して搬送路11上を移動するチャック30が設けられている。チャック30は、第1、第2および第3の処理部21、22、23における第1薬液処理槽21a、第1水洗処理槽21b、第2薬液処理槽22a、第2水洗処理槽22bおよび洗浄・乾燥処理ユニット23aのいずれかにウエハWを受け渡しするようになっている。
図4に示すように、チャック30は、ウエハWの下部を保持する棒状の保持部材31と、保持部材31の両側のウエハWの辺部を保持する一対の棒状の保持部材32、33とを有している。この場合、各保持部材31、32、33は、ウエハWを保持するための複数個(例えば50個)の保持溝31a、32a、33aが設けられた保持部31p、32p、33pと、保持部31p、32p、33pから延在し保持溝31a、32a、33aが設けられていない基端部31q、32q、33qと、を有している。また、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33q側には、これらの各保持部材31、32、33の駆動を行う駆動機構37が設けられている。駆動機構37は、各保持部材31、32、33を互いに独立して駆動させることができるようになっている。
また、各保持部材31、32、33において、保持部31p、32p、33pと基端部31q、32q、33qとの間には、例えば円板状の飛散防止板34が、各保持部材31、32、33の長手方向と直交するように装着されており、各保持部材31、32、33の洗浄時に基端部31q、32q、33qに洗浄液である純水が飛散して付着するのを防止するようになっている。また、両側部の保持部材32、33は、ウエハWを保持しない場合には、保持部材31と同一の水平面状に位置し、ウエハWを保持する場合には、上方側に円弧状の軌跡を描いて変位してウエハWの下部両側を保持し得るよう構成されている。なお、各保持部材31、32、33は、耐食性および耐薬品性に優れた部材、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)や、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)等の樹脂から構成されている。また、飛散防止板34も、耐食性および耐薬品性に優れた部材、具体的には例えば各保持部材31、32、33と同じ種類の樹脂から構成されている。
また、図2乃至図4に示すように、各保持部材31、32、33における基端部31q、32q、33q側には、駆動機構37と各保持部材31、32、33とを連結させるための連結部材36が設けられている。
このように構成されるチャック30は、処理前の1ロット分(例えば50枚)のウエハWを受け渡し部4の間隔調整手段から受け取って処理部3に搬送し、また、処理部3にて適宜処理が施された処理後の1ロット分(例えば50枚)のウエハWを受け渡し部4の間隔調整手段に受け渡すようになっている。
次に、本実施の形態における洗浄装置40について詳細に説明する。前述のように、洗浄装置40は、チャック30の各保持部材31、32、33の洗浄や乾燥を行うよう構成されている。
図1に示すように、搬送路11および洗浄装置40は壁部により区切られており、この壁部には、チャック30の各保持部材31、32、33を洗浄装置40内に進入させるための開口が設けられている。また、この開口にはシャッター機構49が設けられている。シャッター機構49は、搬送路11と洗浄装置40との間の壁部にある開口を塞ぐ閉止位置と、この壁部の開口を開くような開口位置との間で往復移動するようになっている。より詳細には、シャッター機構49は、壁部の開口を塞ぐ閉止位置から上方に移動してこの開口から退避することにより、壁部の開口を開くようになっている。そして、シャッター機構49が壁部の開口を開いている状態で、チャック30の各保持部材31、32、33を洗浄装置40内に進入させ、その後シャッター機構49が壁部の開口を塞ぐことにより、これらの保持部材31、32、33の洗浄が洗浄装置40により行われるようになっている。
洗浄装置40は、チャック30の各保持部材31、32、33の保持部31p、32p、33pに洗浄液を噴射することによりこれらの保持部材31、32、33の洗浄を行う洗浄部50と、各保持部材31、32、33の保持部31p、32p、33pが洗浄部50により洗浄されている間に各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qの一部をカバーするカバー部60とを備えている。
まず、洗浄部50の構成について図2乃至図5を用いて説明する。図2等に示すように、洗浄部50は、2流体供給ノズル51と、洗浄液供給ノズル52と、一次乾燥ガス供給ノズル53と、二次乾燥ガス供給ノズル54とを有している。ここで、2流体供給ノズル51は、純水等の洗浄液およびN2(窒素)ガス等のガスを各保持部材31、32、33(以下、保持部材31で代表する)の保持部31pの保持溝31aに向かって噴射するようになっている。また、洗浄液供給ノズル52は、純水等の洗浄液を保持部材31の保持部31pの側面に向かって噴霧するようになっている。また、一次乾燥ガス供給ノズル53は、N2ガス等のガスを保持部材31の保持部31pの保持溝31aおよび側面に向かって噴射するようになっている。また、二次乾燥ガス供給ノズル54は、N2ガス等のガスを保持部材31の保持部31pの保持溝31a、側面下部および飛散防止板34に向かって噴射するようになっている。なお、これらのノズル51、53、54で用いられるガスとして、N2ガスの代わりに清浄空気を用いてもよい。
この場合、2流体供給ノズル51は、第1の開閉弁V1を介して洗浄液供給源70に接続されるとともに、第2の開閉弁V2を介してガス供給源71に接続されている。そして、2流体供給ノズル51に対して、洗浄液供給源70から純水等の洗浄液が送られるとともにガス供給源71からN2ガス等のガスが送られ、この2流体供給ノズル51の内部で洗浄液とガスが混合することにより洗浄液の液滴(ミスト)が生成される。2流体供給ノズル51は、洗浄液とガスが混合することにより生成された洗浄液の液滴を保持部材31の保持部31pの保持溝31aに向かって噴射するようになっている。
洗浄液供給ノズル52は、第3の開閉弁V3を介して洗浄液供給源70に接続されており、この洗浄液供給源70から洗浄液供給ノズル52に純水等の洗浄液が送られるようになっている。そして、洗浄液供給ノズル52は洗浄液を保持部材31の両側面に向かって噴射するようになっている。
一次乾燥ガス供給ノズル53は、第4の開閉弁V4を介してガス供給源71に接続されており、このガス供給源71から一次乾燥ガス供給ノズル53にN2ガス等のガスが送られるようになっている。そして、一次乾燥ガス供給ノズル53はガスを保持部材31の保持部31pの保持溝31aおよび両側面に向かって噴射するようになっている。
二次乾燥ガス供給ノズル54は、第5の開閉弁V5を介してガス供給源71に接続されており、このガス供給源71から二次乾燥ガス供給ノズル54にN2ガス等のガスが送られるようになっている。そして、二次乾燥ガス供給ノズル54はガスを保持部材31の保持部31pの保持溝31a、両側面下部および飛散防止板34に向かって噴射するようになっている。二次乾燥ガス供給ノズル54は、一次乾燥ガス供給ノズル53から噴射されるガスの噴射圧よりも小さい噴射圧でガスを噴射するようになっており、一次乾燥ガス供給ノズル53によって一次乾燥された保持部材31の保持部31pの保持溝31aおよび両側面になるべく洗浄液を再付着させないようにして仕上げ乾燥を行うようになっている。
これらの2流体供給ノズル51、洗浄液供給ノズル52、一次乾燥ガス供給ノズル53および二次乾燥ガス供給ノズル54は、ノズルボックス55内に配置されている。ノズルボックス55の下部には、下端が開口するカバー部が延在されており、このカバー部によって、洗浄・乾燥時の洗浄液等が側方周辺部に飛散するのを抑制している。
ノズルボックス55は、エアシリンダ56の可動部56aに連結されており、この可動部56aは保持部材31の長手方向に沿った水平方向に往復移動し得るように構成されている。この場合、保持部材31の先端側から基端側に向かって(図2における左側から右側に向かって)、洗浄液供給ノズル52、2流体供給ノズル51、一次乾燥ガス供給ノズル53、二次乾燥ガス供給ノズル54が順に配置されている。この場合、ノズルボックス55が保持部材31の先端側から基端側に向かって(図2や図3の右方向に)移動する時に、2流体供給ノズル51からガスとともに洗浄液を保持部材31の保持部31pの保持溝31aに向かって噴射して保持溝31aを洗浄した後に、洗浄液供給ノズル52から洗浄液を保持部材31の保持部31pの両側面に向かって噴射することによって、保持部材31の洗浄を行うことができる。また、ノズルボックス55が保持部材31の基端側から先端側に向かって(図2や図3の左方向に)移動する時に、2流体供給ノズル51からガスのみを保持部材31の保持部31pの保持溝31aに向かって噴射するとともに、一次乾燥ガス供給ノズル53からガスを保持部材31の保持部31pの保持溝31aおよび両側面に向かって噴射し、さらに二次乾燥ガス供給ノズル54からガスを保持部材31の保持部31pの保持溝31a、両側面下部および飛散防止板34に向かって噴射することによって、保持部材31の乾燥を行うことができる。
次に、カバー部60の構成について図2、図3および図6乃至図10を用いて説明する。カバー部60は、チャック30が洗浄部50により洗浄されている間に、チャック30の一部をカバーするようになっている。より具体的には、カバー部60は、チャック30の各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qをカバーするようになっている。
以下、このようなカバー部60の各構成要素について詳細に説明する。カバー部60は、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qを選択的にカバーするカバー部材62と、カバー部材62を鉛直方向に往復移動させるシリンダ61とを有している。シリンダ61の先端には水平方向に延びる第1の接続部材63が設けられており、カバー部材62の下端には鉛直方向に延びる第2の接続部材64が設けられており、第2の接続部材64は第1の接続部材63に取り付けられている。より詳細には、シリンダ61はこのシリンダ61の本体部分から下方に延びる伸縮部分61aを有しており、この伸縮部分61aの先端(下端)に第1の接続部材63が取り付けられている。また、第2の接続部材64は第1の接続部材63から上方に延びるよう第1の接続部材63に取り付けられている。
ここで、シリンダ61が伸縮部分61aを下方に伸長させると、図6および図9に示すように、カバー部材62は各保持部材31、32、33から下方に離間し、このカバー部材62は各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qをカバーすることはない。一方、シリンダ61が伸縮部分61aを上方に退避させると、図7および図10に示すように、カバー部材62は各保持部材31、32、33に接近し、このカバー部材62は各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qおよび連結部材36をカバーすることとなる。なお、シリンダ61は、二重構造のカバー内に設置されている。
図9および図10に示すように、カバー部材62の上面には、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qに適合する凹部62aが形成されている。カバー部材62の凹部62aはその断面が略半円形状となっており、この断面における凹部62aの半径は、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qの半径よりもわずかに大きくなっている。ここで、シリンダ61が伸縮部分61aを上方に退避させると、図10に示すように、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qはカバー部材62の凹部62aに嵌り、各基端部31q、32q、33qにおける下半分がカバー部材62によりカバーされることとなる。
カバー部材62は、耐食性および耐薬品性に優れた部材、具体的には例えばチャック30の各保持部材31、32、33と同じ種類の樹脂から構成されている。
図7や図10に示すように、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qや連結部材36がカバー部材62によりカバーされると、洗浄部50の2流体供給ノズル51や洗浄液供給ノズル52により各保持部材31、32、33の各保持溝31a、32a、33aに洗浄液を噴射した際に、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qの下部に洗浄液の液滴が付着することを防止することができる。なお、この際に、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qの上部に洗浄液の液滴が付着することがあるが、基端部31q、32q、33qの上部に付着した洗浄液の液滴は、一次乾燥ガス供給ノズル53や二次乾燥ガス供給ノズル54から各保持部材31、32、33に噴射されるガスにより除去することができる。
ここで、シリンダ61が伸縮部分61aを上方に退避させ、各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qがカバー部材62によりカバーされたときに、図7に示すように、各保持部材31、32、33に取り付けられた円板状の飛散防止板34とカバー部材62との間に隙間が生じる場合がある。この場合、駆動機構37が各保持部材31、32、33をその基端側に向かって水平方向に(図7の右方向に)移動させることにより、飛散防止板34とカバー部材62とを当接させることができる(図8参照)。この際に、飛散防止板34とカバー部材62との間でシールが行われる。このように、飛散防止板34とカバー部材62とを当接させ、飛散防止板34とカバー部材62との間でシールが行われる場合には、洗浄部50の2流体供給ノズル51や洗浄液供給ノズル52により各保持部材31、32、33の各保持溝31a、32a、33aに洗浄液を噴射した際に、カバー部材62の側部の略半円形状の開口からこのカバー部材62の凹部62a内に洗浄液の液滴が進入することを防止することができる。このように、飛散防止板34は、カバー部60のカバー部材62とシールを行うようなシール部材として機能する。
また、図2に示すように、洗浄装置40には、当該洗浄装置40の各構成要素を制御する、制御コンピュータからなる制御部80が設けられている。この制御部80は洗浄装置40の各構成要素に接続され、当該制御部80により、洗浄装置40におけるウエハWの洗浄処理が制御されるようになっている。制御部80による洗浄装置40の各構成要素の制御内容については後述する。本実施の形態において、制御部80には、洗浄装置40で実行される洗浄処理を制御部80による制御にて実現するための制御プログラムが記憶された記憶媒体82が接続されている。記憶媒体82は、ROMやRAMなどのメモリー、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROMなどのディスク状記憶媒体、その他の公知な記憶媒体から構成され得る。そして、制御プログラムを記憶媒体82から呼び出して制御部80に実行させることで、制御部80の制御下で、洗浄装置40での所望の洗浄処理が行われる。
次に、このような構成からなる洗浄装置40の動作について説明する。具体的には、洗浄装置40によりチャック30の各保持部材31、32、33の洗浄を行う動作について説明する。なお、以下に示す動作は、制御部80が洗浄装置40の各構成要素を制御することにより行われる。
チャック30の各保持部材31、32、33の洗浄を行うにあたり、まず、チャック30が搬送路11における洗浄装置40に最も近い位置(図1における搬送路11の右端の位置)に移動する。この際に、シャッター機構49は、搬送路11と洗浄装置40との間の壁部にある開口を開けている。また、カバー部60のシリンダ61は図6に示すように伸縮部分61aを下方に伸長させた状態にある。そして、チャック30の各保持部材31、32、33を洗浄装置40内に進入させた後、シャッター機構49を開口位置から閉止位置に移動させることにより、より詳細にはシャッター機構49を下降させることにより、シャッター機構49は壁部の開口を塞ぐ。また、チャック30の各保持部材31、32、33を洗浄装置40内に進入させた後、カバー部60のシリンダ61が図7に示すように伸縮部分61aを上方に退避させることにより、カバー部60のカバー部材62が上方に移動し、このカバー部材62が各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qの下半分をカバーする。この際に、図7に示すように、各保持部材31、32、33の飛散防止板34と、カバー部材62との間に隙間が生じる。
その後、チャック30の駆動機構37は、各保持部材31、32、33をその長手方向に沿って基端側に移動させる。すなわち、駆動機構37は、各保持部材31、32、33を図7における右方向に移動させる。このことにより、各保持部材31、32、33の飛散防止板34とカバー部材62とが当接し、飛散防止板34とカバー部材62との間でシールが行われる。
その後、エアシリンダ56の可動部56aを図3における各保持部材31、32、33の先端側(図3における左側)から基端側(図3における右側)に向かって移動させる。このことにより、ノズルボックス55が保持部材31、32、33の先端側から基端側に向かって(図3における右方向に)移動する。このようなノズルボックス55の移動の間に、2流体供給ノズル51からガスとともに洗浄液を各保持部材31、32、33の各保持溝31a、32a、33aに向かって噴射してこれらの保持溝31a、32a、33aを洗浄し、また、洗浄液供給ノズル52から洗浄液を各保持部材31、32、33の保持部31p、32p、33pの両側面に向かって噴射する。このようにして各保持部材31、32、33の各保持部31p、32p、33pの洗浄を行う。
ノズルボックス55が保持部材31、32、33の基端側に移動したら、エアシリンダ56の可動部56aを図3における各保持部材31、32、33の基端側(図3における右側)から先端側(図3における左側)に向かって移動させる。このことにより、ノズルボックス55が保持部材31、32、33の基端側から先端側に向かって(図3における左方向に)移動する。このようなノズルボックス55の移動の間に、2流体供給ノズル51からガスのみを各保持部材31、32、33の各保持溝31a、32a、33aに向かって噴射するとともに、一次乾燥ガス供給ノズル53からガスを各保持部材31、32、33の各保持溝31a、32a、33aおよび両側面に向かって噴射し、さらに二次乾燥ガス供給ノズル54からガスを各保持部材31、32、33の各保持溝31a、32a、33a、両側面下部および飛散防止板34に向かって噴射する。このようにして各保持部材31、32、33の乾燥を行う。
その後、チャック30の駆動機構37は、各保持部材31、32、33をその長手方向に沿って先端側に移動させる。すなわち、駆動機構37は、各保持部材31、32、33を図8における左方向に、図7に示すような位置まで移動させる。このことにより、各保持部材31、32、33の飛散防止板34はカバー部材62から離間し、飛散防止板34とカバー部材62との間に隙間が形成される。
そして、カバー部60のシリンダ61が図6に示すように伸縮部分61aを下方に伸長させる。このことにより、カバー部60のカバー部材62が下方に移動し、このカバー部材62が各保持部材31、32、33から下方に離間する。また、この際に、シャッター機構49は壁部の開口を塞ぐ閉止位置から開口位置に移動する。このことにより、搬送路11と洗浄装置40との間の壁部にある開口が開かれる。その後、チャック30の各保持部材31、32、33を洗浄装置40から退避させる。このようにして、チャック30の各保持部材31、32、33の洗浄が終了する。
以上のように本実施の形態の洗浄装置40によれば、チャック30の各保持部材31、32、33の各保持部31p、32p、33pに洗浄液を噴射することにより当該保持部31p、32p、33pの洗浄を行う洗浄部50と、各保持部材31、32、33に対して進退を行いこれらの保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qをカバーするカバー部60と、を備えている。また、このような洗浄装置40による洗浄方法によれば、各保持部材31、32、33に対して進退を行うようになっているカバー部60を各保持部材31、32、33に進出させることにより、各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qをカバー部60によりカバーし、各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qがカバー部60によりカバーされている状態で、各保持部材31、32、33の各保持部31p、32p、33pに洗浄液を噴射することによりこれらの保持部31p、32p、33pの洗浄を行うようになっている。このことにより、各保持部材31、32、33の保持部31p、32p、33pが洗浄部50により洗浄されている間に、各保持部材31、32、33における乾燥処理が困難な特定の箇所、すなわち各保持部材31、32、33の基端部31q、32q、33qに洗浄液の液滴が付着してしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態の洗浄装置40においては、カバー部60のカバー部材62は、チャック30の各保持部材31、32、33に向かって下方から進退を行うようになっており、カバー部材62が各保持部材31、32、33に接近したときに当該カバー部材62は各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qをカバーするようになっている。このことにより、一次乾燥ガス供給ノズル53や二次乾燥ガス供給ノズル54では乾燥しにくく、洗浄液の液滴が付着しやすいような各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qの下部をカバー部材62によりカバーすることができ、これらの保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qの下部には洗浄液の液滴が付着しなくなるので、洗浄装置40による洗浄の終了後に各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qの下部から洗浄液の液滴が下方に落下してしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態の洗浄装置40においては、各保持部材31、32、33は棒状のものからなり、カバー部60のカバー部材62は、棒状の各保持部材31、32、33に適合するような凹部62aを有している。
また、本実施の形態の洗浄装置40においては、チャック30の各保持部材31、32、33において、保持部31p、32p、33pと基端部31q、32q、33qとの間に飛散防止板34(シール部材)が取り付けられており、カバー部60が各保持部材31、32、33に接近して基端部31q、32q、33qをカバーする際に、飛散防止板34とカバー部60のカバー部材62との間でシールを行うことができるようになっている。このことにより、カバー部材62の側面から洗浄液の液滴がカバー部材62の内部(凹部62a内)に進入してしまうことを防止することができる。
この場合、カバー部60のカバー部材62が各保持部材31、32、33に接近して基端部31q、32q、33qをカバーする際に、駆動機構37によって各保持部材31、32、33をその基端部31q、32q、33q側に向かって移動させることにより飛散防止板34とカバー部材62とを当接することができるようになっており、飛散防止板34とカバー部材62とが当接したときにこれらの間でシールが行われるようになっている。なお、カバー部60のカバー部材62が各保持部材31、32、33に接近して基端部31q、32q、33qをカバーする際に、各保持部材31、32、33が移動する代わりに、カバー部60のカバー部材62を各保持部材31、32、33の飛散防止板34に向かって移動させることにより飛散防止板34とカバー部材62とを当接させるようになっていてもよい。
また、本実施の形態の洗浄装置40においては、カバー部60は、シリンダ(昇降部材)61と、第1の接続部材63および第2の接続部材64を介してシリンダ61に取り付けられたカバー部材62とを有し、シリンダ61は、カバー部材62を、各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qをカバーするカバー位置(図8および図10参照)と、各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qから退避した退避位置(図6および図9参照)との間で往復移動させるようになっている。
なお、本実施の形態による洗浄装置40は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。例えば、洗浄装置40の洗浄部50は、図4や図5に示すような構成のものに限定されることはない。洗浄部50は、少なくともチャック30の各保持部材31、32、33の各保持部31p、32p、33pに洗浄液を噴射するノズルを備えたものであれば、他の態様のものとすることができる。
また、各保持部材31、32、33は棒状のものに限定されることはない。各保持部材31、32、33が棒状以外の形状のものである場合であっても、カバー部60のカバー部材62は、棒状の各保持部材31、32、33に適合するような形状を有していることが好ましい。
また、洗浄装置40のカバー部60は、図6乃至図10に示すような構成のものに限定されることはない。例えば、カバー部材62を、各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qをカバーするカバー位置(図8および図10参照)と、各保持部材31、32、33の各基端部31q、32q、33qから退避した退避位置(図6および図9参照)との間で往復移動させる機構は、シリンダ61に限定されることはなく、他の駆動機構を用いてもよい。
1 キャリア
2 搬入・搬出部
3 処理部
4 受け渡し部
5a キャリア搬入部
5b キャリア搬出部
6 ウエハ搬出入部
7 蓋開閉装置
8 マッピングセンサ
9 ウエハ搬送アーム
10 姿勢変換装置
11 搬送路
21 第1の処理部
21a 第1薬液処理槽
21b 第1水洗処理槽
22 第2の処理部
22a 第2薬液処理槽
22b 第2水洗処理槽
23 第3の処理部
23a 洗浄・乾燥処理ユニット
30 チャック
31、32、33 保持部材
31a、32a、33a 保持溝
31p、32p、33p 保持部
31q、32q、33q 基端部
34 飛散防止板
36 連結部材
37 駆動機構
40 洗浄装置
49 シャッター機構
50 洗浄部
51 2流体供給ノズル
52 洗浄液供給ノズル
53 一次乾燥ガス供給ノズル
54 二次乾燥ガス供給ノズル
55 ノズルボックス
56 エアシリンダ
56a 可動部
60 カバー部
61 シリンダ
61a 伸縮部分
62 カバー部材
62a 凹部
63 第1の接続部材
64 第2の接続部材
70 洗浄液供給源
71 ガス供給源
80 制御部
82 記憶媒体

Claims (16)

  1. 基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄を行う洗浄装置であって、
    前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う洗浄部と、
    前記保持部材に対して進退を行い前記保持部材の前記基端部をカバーするカバー部と、
    を備えたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記カバー部は、前記保持部材に向かって下方から進退を行うようになっており、前記カバー部が前記保持部材に接近したときに当該カバー部は前記保持部材の前記基端部をカバーすることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 前記保持部材は棒状のものからなり、前記カバー部は、棒状の前記保持部材に適合するような凹部を有することを特徴とする請求項1または2記載の洗浄装置。
  4. 前記保持部材において、前記保持部と前記基端部との間にシール部材が取り付けられており、
    前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の前記基端部をカバーする際に、前記シール部材と前記カバー部との間でシールを行うことができるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  5. 前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の前記基端部をカバーした後、前記保持部材をその基端部側に向かって移動させることにより前記シール部材と前記カバー部とを当接させることができるようになっており、前記シール部材と前記カバー部とが当接したときにこれらの間でシールが行われるようになっていることを特徴とする請求項4記載の洗浄装置。
  6. 前記カバー部は、昇降部材と、前記昇降部材に取り付けられたカバー部材とを有し、前記昇降部材は、前記カバー部材を、前記保持部材の前記基端部をカバーするカバー位置と、前記保持部材の前記基端部から退避した退避位置との間で往復移動させるようになっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  7. 前記保持部材の基端部側には、当該保持部材の駆動を行う駆動機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  8. 基板の処理を行う基板処理システムであって、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の洗浄装置を備えたことを特徴とする基板処理システム。
  9. 基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄方法であって、
    前記保持部材に対して進退を行うようになっているカバー部を前記保持部材に進出させることにより、当該保持部材の前記基端部を前記カバー部によりカバーする工程と、
    前記保持部材の前記基端部が前記カバー部によりカバーされている状態で、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程と、
    を備えたことを特徴とする洗浄方法。
  10. 前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程の後に、前記カバー部を前記保持部材から退避させることを特徴とする請求項9記載の洗浄方法。
  11. 前記カバー部は、前記保持部材に向かって下方から進退を行うようになっており、前記カバー部が前記保持部材に接近したときに当該カバー部は前記保持部材の前記基端部をカバーすることを特徴とする請求項9または10記載の洗浄方法。
  12. 前記保持部材において、前記保持部と前記基端部との間にシール部材が取り付けられており、
    前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の前記基端部をカバーする際に、前記シール部材と前記カバー部との間でシールが行われることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  13. 前記カバー部が前記保持部材に接近して当該保持部材の基端部をカバーした後、前記保持部材をその基端部側に向かって移動させることにより前記シール部材と前記カバー部とを当接させ、前記シール部材と前記カバー部とが当接したときにこれらの間でシールが行われることを特徴とする請求項12記載の洗浄方法。
  14. 前記保持部材の基端部側には、当該保持部材の駆動を行う駆動機構が設けられていることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  15. 基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄を行う洗浄装置の制御コンピュータにより実行することが可能なプログラムであって、当該プログラムを実行することにより、前記制御コンピュータが前記洗浄装置を制御して洗浄方法を実行させるものにおいて、
    前記洗浄方法が、
    前記保持部材に対して進退を行うようになっているカバー部を前記保持部材に進出させることにより、当該保持部材の前記基端部を前記カバー部によりカバーする工程と、
    前記保持部材の前記基端部が前記カバー部によりカバーされている状態で、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程と、
    を備えたものであることを特徴とするプログラム。
  16. 基板を保持するための保持溝が複数設けられた保持部と、保持部から延在し保持溝が設けられていない基端部と、を有する保持部材の洗浄を行う洗浄装置の制御コンピュータにより実行することが可能なプログラムが記憶された記憶媒体であって、当該プログラムを実行することにより、前記制御コンピュータが前記洗浄装置を制御して洗浄方法を実行させるものにおいて、
    前記洗浄方法が、
    前記保持部材に対して進退を行うようになっているカバー部を前記保持部材に進出させることにより、当該保持部材の前記基端部を前記カバー部によりカバーする工程と、
    前記保持部材の前記基端部が前記カバー部によりカバーされている状態で、前記保持部材の前記保持部に洗浄液を噴射することにより当該保持部の洗浄を行う工程と、
    を備えたものであることを特徴とする記憶媒体。
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