JP4949100B2 - 冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼 - Google Patents

冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼 Download PDF

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本発明は、冷間鍛造性と被削性に優れた環境にやさしいオーステナイト系ステンレス鋼に関するものであり、例えば、複雑な形状を有しこれまで、切削加工のみで加工を行っている精密部品などを冷間鍛造加工と切削加工をあわせて行うことにより、材料歩留よく加工することが可能なオーステナイト系ステンレス鋼に関するものである。
オーステナイト系ステンレス鋼は加工性、耐食性などに優れた性質を有することから、様々な分野において広く使用されている。ネジ、ボルトなどの各種機器部品は一般に冷間鍛造によって成形加工して製造されることが多い。この冷間鍛造による方法は加工能率、歩留が高い利点を有するが、精密な加工精度に劣る。一方、複雑な形状を有する部品では、すべて切削加工で製造されている。切削加工による方法では複雑な形状への加工が可能であり、非常に精密な寸法精度を満足することができる利点があるものの、太い線径の材料から加工されるため材料歩留が悪いという欠点がある。
従来、冷間鍛造性を求められる製造方法ではSUSXM7(17%Cr−9%Ni−3%Cu−低C、N系)が、被削性を求められる製造方法ではSUS303(18%Cr−9%Ni−0.3%S)などが用いられてきた。
冷間鍛造性に優れたSUSXM7は被削性が悪く、被削性の優れたSUS303は冷間鍛造性が悪いという相反する特徴を有している。従って、複雑な形状を有する部品では材料歩留が悪くても被削性の高い鋼を使用し、切削加工にて製造しているのが通常であった。
しかしながら、近年、複雑な形状を有する部品を歩留・生産性よく製造するために、冷間鍛造性と被削性を兼備したオーステナイト系ステンレス鋼が提案されている(特許文献1〜6)。一方最近、脱酸による介在物の形態を変えることで特性を改善することも提案されている(特許文献6〜8)。
特許文献1に記載された発明は高い耐食性と強度を有しかつ塑性加工(冷温間鍛造加工)性を付与すると同時に被削性を向上させた発明であり、被削性を向上させるためにS(0.05〜0.15%)を添加させることを特徴としているが、その塑性加工性はSUSXM7には及ばない。
特許文献2、4、5に記載された発明はPb、Bi、Se、Teといった低融点金属を添加することによって被削性、冷間圧造性を向上させることを特徴としたものである。
特許文献3に記載された文献は被削性を向上させる元素であるSeの添加に加えて、介在物の大きさを規定することにより、被削性、冷間鍛造性を向上させたことを特徴とするものである。
特許文献6に記載された発明は耐食性を劣化させることなく被削性を向上させるために、耐食性の低下が少ないとされているCaを添加し、また硬質な介在物であるAl23の生成を可能な限り抑制し、鋼中の介在物をCaO・SiOとMnO・SiOの複合体とすることで被削性、冷間加工性を向上させることを特徴とするものである。
特許文献7に記載された発明は高S含有材にてCa、Zrを添加することによる硫化物の形態を制御(粒状化)し、熱間加工性等を向上させることを特徴とするものである。
特許文献8に記載された発明は硫化物が発銹や孔食の起点となり耐食性を悪化させることから、これらの硫化物を用いないで、被削性改善に有効なアノーサイト(CaO・Al・2SiO)系の酸化物を生成させ被削性を改善し、また多量のZrなどを添加することにより炭化物を生成し、耐食性を改善したことを特徴とするものである。
しかしながら、これまで、被削性と冷間鍛造性の両特性をバランスよく付与した環境にやさしいオーステナイト系ステンレス鋼は提案されていない。
特開2000−17396号公報 特開平9−291341号公報 特開平6−145914号公報 特開平2−50937号公報 特開平2−179850号公報 特開2004−256900号公報 特開2004−231984号公報 特開2001−234298号公報
本発明の目的は、環境に悪影響を与える重金属(Pb、Bi、Se、Te)を使用しないで、冷間鍛造性と被削性を併せ持つオーステナイト系ステンレス快削鋼を提供することで、これまで切削加工のみで行われてきた部品加工の歩留を向上させることにある。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、種々検討した結果、冷間鍛造性に優れるSUSXM7(17%Cr−9%Ni−3%Cu−低C、N系)を基本成分として、微量Sと極微量のAl、Zr、Caの複合添加量を制御することで、硫化物系を中心とした介在物を著しく微細分散化でき、かつ引張強さを520MPa以下に軟質化することで、冷間鍛造性と被削性の両特性をバランスよく付与することを見出した。
すなわち、本発明の要旨とするところは以下の通りである。
(1)質量%で、C≦0.03%、Si:0.1〜2.0%、Mn0.1〜3.0%、P≦0.05%、S:0.01〜0.04%、Ni:8.0〜12.0%、Cr:17.0〜20.0%、Cu:1.0〜4.0%、N≦0.03%、Al:0.002〜0.01%、Ca:0.001〜0.01%、Zr:0.0001〜0.01%を含有し残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼であって、冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
(2)さらに、質量%で、B≦0.01%を含有することを特徴とする(1)に記載の冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
(3)さらに、質量%で、質量%でMo≦3.0%を含有することを特徴とする(1)または(2)に記載の冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
(4)前記鋼の引張強度(TS)が520MPa以下であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
本発明による冷間鍛造性と被削性を併せ持つオーステナイト系ステンレス快削鋼は冷間鍛造性と切削加工で効率よく部品加工が可能となり、部品加工の低コスト化の効果を発揮する。
以下に、先ず、本発明の請求項1記載の限定理由について説明する。
<C:0.03%以下>
Cはオーステナイト安定化元素であるが多量に含有させると耐食性、冷間鍛造性、耐工具磨耗性が劣化するため上限を0.03%とした。また、Cは鋼の強度を確保するために0.003%以上は必要である。好ましくは0.005〜0.015%である。
<Si:0.1〜2.0%>
Siは脱酸剤として作用し、耐酸化性を向上させるにも有効な元素であるので0.1%以上含有させるが、必要以上の含有は冷間鍛造性、耐工具磨耗性を劣化させるため2.0%を上限とした。好ましくは0.1〜0.4%である。
<Mn:0.1〜3.0%>
本発明ではMnはMnSとして被削性を向上させる効果があるため。0.1%以上含有させるが、過剰な含有は耐食性や靭性を低下させるためその上限を3.0%とした。好ましくは1.0〜2.5%である。
<P:0.05%以下>
Pは含有量が多いと熱間加工性を低下させるため0.05%を上限とした。好ましくは0.04%以下である。
<S:0.01〜0.04%>
Sは被削性を改善する元素であるため0.01%以上含有させるが、大量に含有させると硫化物を中心とした介在物が粗大化し、冷間鍛造性が劣化する。そのため微量Al、Zr、Caを添加(制御)して、被削性と冷間鍛造性を兼備させるためには0.01〜0.04%の範囲とした。好ましくは0.02〜0.04%である。
図1に引張強度を約480〜510MPaとした材料の限界据込率に及ぼすS量の影響を示す。限界据込率の測定方法は実施例の項で述べる。一般に限界据込率が80%以上あればヘッダー加工など冷間鍛造において良好な作業性・生産性を示すことが知られている。図1から被削性を向上させる元素であるS量の増加によって冷間鍛造性が低下していることが分かる。また、0.03%のS量の鋼にZr、Ca添加すると約80%の限界据込率を示した。しかし、0.15%のSを含有した鋼ではZr、Ca添加による限界据込率の上昇は確認できなかった。この試験結果より、冷間鍛造性を高く保つためにはS量を制限する必要がある。従ってSの上限を0.04%とした。
<Ni:8.0〜12.0%>
Niは耐食性を向上させるとともに、冷間加工性を改善させる元素である。そのため下限を8.0%とした。また、Niは高価な元素であるためにその上限を12.0%とした。好ましくは9.0〜11.0%である。
<Cr:17.0〜20.0%>
Crは耐食性向上に有効な元素である。17.0%以下では耐食性が悪くなり、多いとオーステナイト相が不安定となるため上限を20.0%とした。好ましくは17.0〜19.0%である。
<Cu:1.0〜4.0%>
Cuはオーステナイト安定元素であり、冷間鍛造性を改善させる重要な元素である。そのためには少なくとも1.0%以上の添加が必要であるが、4.0%を超えて含有すると熱間加工性が悪化することから上限を4.0%とした。好ましくは2.0〜4.0%である。
<N:0.03%以下>
Nは固溶作用によって冷間鍛造性を低下させる元素であるため、できる限り低下させることが望ましく、上限を0.03%とした。しかしながら低N量化は製造コストを増加させるため0.01%以上は必要である。好ましくは0.01〜0.015%である。
<Al:0.002〜0.01%>
Alは脱酸剤として介在物の微細分散の形態制御に必要な元素であるが、多量に含有すると硬質な粗大非金属介在物として存在するために冷間鍛造性を低下させる。そこで、その範囲を0.002〜0.01%とした。好ましくは0.002〜0.008%である。
<Ca:0.001〜0.01>
Caは被削性を改善するのに有効な元素である。また、Caは単体の添加によってもCa系の酸化物となり、硫化物の析出サイトになることによって比較的微細に分散することに有効である。これらの効果を得るためには少なくとも0.001%以上の添加が必要である。また図1に示すようにZrと複合添加することによって硫化物の微細分散化が向上し、冷間鍛造性向上につながる。また、Ca添加は硫化物の形態制御の役割だけでなく、被削性の向上効果もある。しかし、多量に含有させると、これらの効果が得られなくなることに加え、製造性も低下することから、その上限を0.01%とした。好ましくは0.001〜0.005%である。
<Zr:0.0001〜0.01%>
Zrは本発明鋼において最も重要な元素である。Zrは酸化物の析出サイトとして働き、硫化物の析出サイトとなる酸化物を微細に分散させることにより硫化物の微細分散化に有効な元素である。またこの硫化物の微細分散化は微量S含有材にCaと複合添加することにより効果が著しく向上する。しかし、多量に含有すると介在物として存在し、冷間鍛造性を低下させるため上限を0.01%とした。好ましくは0.001〜0.005%である。
本発明の請求項2記載の限定理由について述べる。
<B:≦0.01%>
Bは熱間加工性や軟質化を改善するために添加される元素であり、0.002%以上の添加により安定した効果が得られる。しかし過剰に添加するとBの化合物が析出し、熱間加工性を劣化させるので、その上限を0.01%とした。好ましくは0.002〜0.004%である。
本発明の請求項3記載の限定理由について述べる。
<Mo:≦3.0%>
MoはCrと同様に耐食性を向上させるのに有効な元素であり0.1%以上の添加により安定した効果が得られる。しかし、多量に添加させると熱間加工性が低下するために上限を3.0%とした。好ましくは0.1〜2.5%である。
本発明の請求項4記載の限定理由について述べる。
<引張強度≦520MPa>
図2にS量を約0.03%とした材料の限界据込率に及ぼす引張強度の影響を示す。図2から引張強度(TS)の上昇によって冷間鍛造性が低下していることが分かる。この試験結果より、冷間鍛造性を高く保つためには引張強度を制限する必要がある。従って引張強度の上限を520MPaとした。
以下に本発明の実施例について説明する。
表1、2に本発明の実施例の化学成分と冷間鍛造性、被削性(切屑処理性、耐工具磨耗性)および引張強度の評価結果を示す。
Figure 0004949100
Figure 0004949100
これら化学成分の鋼は100kg真空溶解炉にて150mm角の鋳片に鋳込み、その後、直径22及び11mmまで熱間鍛造を行い、1050℃(オーステナイト系ステンレス鋼線で組織を安定化させる温度)で溶体化処理を施し、棒鋼サンプルを製造した。その後、冷間鍛造性、被削性(切屑処理性、耐工具磨耗性)および引張強度を調査した。
冷間鍛造性は圧縮試験によって得られる限界据込率によって評価した。圧縮試験は直径11mmの線材から高さ12mm、直径8mmの円柱状の試験片を作製して供試材とし、同心円状の溝をもつ拘束型ダイスでの圧縮試験により評価した。試験片の初期の高さをH、割れが発生した圧縮後の高さをHとし以下の式で求めた値を限界据込率とした。
(1−H/H)×100(%)
圧縮試験機によって一定速度で試験片を圧縮し、試験片側面の割れの有無を目視で判定し、限界据込率によって大小で評価した。
本発明鋼は限界据込率が80%以上であった。
切削試験は直径22mmに熱間鍛伸した棒鋼を供試材として、超硬工具(P20種)を用いて、切削速度(50〜200m/min)、切込み(0.1〜1.0mm)、送り速度(0.01〜0.1mm/rev)で外周切削をおこなった。被削性の評価は切屑処理性、耐工具磨耗性にて評価した。
切屑処理性の評価は短く破損しているものおよび規則的ならせん状のものを○、無規則で長く繋がったものを×とした。これは、短く破損した切屑を排出するものは切削中に表面に疵をつける可能性が低いが、無規則で長く繋がった切屑は表面に疵をつけたり、工具に絡まったりするためである。本発明鋼は短く破損したものと規則的ならせん状の切屑が観察された。
耐工具磨耗は約4000m切削時の工具を観察して評価した。工具磨耗がないものは○、局所的に大きな工具磨耗が観察されるものを×とした。本発明鋼は一部微量の工具磨耗が観察されるものもあるが、大きな工具磨耗は観察されなかった。
引張強度はJIS9号A(G.L100mm)を用いて試験を行い、引張強度を測定した。本発明鋼の引張強度は520MPa以下であった。
一方、比較例No.14〜30は本発明に比べ、冷間鍛造性、被削性(切屑処理性、耐工具磨耗性)、引張強度のいずれかが劣っていた。
以上の実施例から分かるように本発明例に優位性は明らかである。
以上の実施例から明らかなように、本発明により冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼の提供が可能であり、これまで切削加工のみで複雑な形状を製造していた部品を冷間鍛造と切削加工によって、材料歩留まり、生産性よく製造する上で極めて有用である。
引張強度を約480〜510MPaとした材料の限界据込率に及ぼすS量の影響を示す図である。 S量を約0.03%とした材料の限界据込率に及ぼす引張強度の影響を示す図である。

Claims (4)

  1. 質量%で、
    C≦0.03%、
    Si:0.1〜2.0%、
    Mn0.1〜3.0%、
    P≦0.05%、
    S:0.01〜0.04%、
    Ni:8.0〜12.0%、
    Cr:17.0〜20.0%、
    Cu:1.0〜4.0%、
    N≦0.03%、
    Al:0.002〜0.01%、
    Ca:0.001〜0.01%、
    Zr:0.0001〜0.01%を含有し残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼であって、冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
  2. さらに、質量%で、B≦0.01%を含有することを特徴とする請求項1に記載の冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
  3. さらに、質量%で、質量%でMo≦3.0%を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
  4. 前記鋼の引張強度(TS)が520MPa以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の冷間鍛造性と被削性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼。
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