JP4948471B2 - タッチパネル装置 - Google Patents

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この発明は、指などの導体で入力が可能なタッチパネル装置に関し、特に、X,Y方向を検知する電極がマトリックス上に配置されたマトリックス型の静電容量タッチパネルにおいて導体が近接、接触したことを検知可能なタッチパネル装置に関する。
装置の小型化などにより、入力表示一体型のタッチパネル式入力装置が様々な分野で活用されるようになってきた。従来、指やペンによる入力を検知するタッチパネルには様々な方式のものが実用化されている。このなかで、静電容量方式と呼ばれるものは、タッチパネル面に微弱な電流を流して電界を形成し、指等の導電体が軽く触れた場合の静電容量値の変化を電圧の低下等に変換して検知し、その接触位置を検出するものである。
また、指等の2次元の入力位置座標を検出する方式として、マトリックス方式がある。これは、X方向の位置を検知するための電極とY方向の位置を検出するための電極を短冊状(ライン状)に直交させて配置したものである。従来、これらマトリックス電極型の電極において、指等の接触を検知する際に、最初は電極の一部を間引いて走査しておき、指等の近接を検知した場合に、その電極周辺を詳細に走査して信号検出するよう動作させて全体の検出時間を短縮するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−129308号公報
上記従来のタッチパネル装置では、スタイラスペンの接触を検知した電極の周辺を走査して詳細な接触位置を検出するものであるが、検出の条件を満たせばそこで電極走査を終了し、座標算出を行っている。このため、そのスタイラスペンの接触している部分以外に関しては電極走査を行わないため、例えば別の領域に同時に他のペン等が接触した場合に、これを検出できないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、位置検出を高精度かつ短時間で行うことができると共に、複数の導体が近接または接触した場合でもこれらの位置検出を行うことのできるタッチパネル装置を得ることを目的とする。
この発明に係るタッチパネル装置は、複数の電極を配置したタッチパネル部に対する導体の近接または接触によるいずれかの電極の静電容量の変化を検出する演算回路と、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、演算回路の検出結果に基づいて、導体の近接または接触位置の検出を行った後、検出した位置付近の電極を個別接続し、その他の領域は複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で導体の位置検出を行う制御回路を備えたものである。
この発明のタッチパネル装置は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、導体の近接または接触位置の検出を行い、その後、検出した位置付近の電極を個別接続し、その他の領域は複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で導体の位置検出を行うようにしたので、位置検出を高精度かつ短時間で行うことができると共に、複数の導体が近接または接触した場合でもこれらの位置検出を行うことができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について図1から図9を用いて説明する。
図1は、実施の形態1のタッチパネル装置を示す構成図である。
図示のタッチパネル装置は、タッチパネル部1、発振回路2、検知電極結合制御回路3、演算回路4、X軸入力側スイッチ5a、Y軸入力側スイッチ5b、X軸出力側スイッチ6a、Y軸出力側スイッチ6b、制御回路7を備えている。
タッチパネル部1は、X軸方向の位置を検出するためのX軸電極線と、Y軸方向の位置を検出するためのY軸電極線がマトリックス上に配置された座標入力用のタッチパネルである。発振回路2は、パルス信号を発生する発振回路である。検知電極結合制御回路3は、タッチパネル部1のX軸電極線およびY軸電極線のうち、いずれを結合するかを制御する制御回路である。
演算回路4は、タッチパネル部1の電極線の信号を検出して、指等の導体の入力位置を算出する演算回路である。X軸入力側スイッチ5aは、X軸電極線の入力端へパルス信号を入力するためのスイッチであり、Y軸入力側スイッチ5bは、Y軸電極線の入力端へパルス信号を入力するためのスイッチである。また、X軸出力側スイッチ6aは、X軸電極線の出力端を演算回路4に接続するためのスイッチであり、Y軸出力側スイッチ6bは、Y軸電極線の出力端を演算回路4に接続するためのスイッチである。制御回路7は全体を制御すると共に、検知電極結合制御回路3に対して、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で導体の近接または接触位置の検出を指示し、この位置検出が行われた場合は、その位置の付近の電極を個別接続し、その他の領域は複数を所定の本数結合して接続した状態とするよう指示を行う制御回路である。
図2は、X軸入力側スイッチ5a(Y軸入力側スイッチ5b)の詳細を示す構成図である。
X軸入力側スイッチ5a(Y軸入力側スイッチ5b)は、検知電極結合制御回路3との接続線10と、タッチパネル部1の電極線との接続線12,13,14,…,Nと、接続線10と接続線12,13,14,…,Nとを結合するための結合部11からなり、この結合部11と接続線12,13,14,…,Nとの結合をオン/オフすることにより、タッチパネル部1の電極線の選択を行うようになっている。尚、X軸出力側スイッチ6aおよびY軸出力側スイッチ6bは、この逆構成、即ち、演算回路4との接続線とタッチパネル部1の複数の電極線との接続線とを選択的に接続するよう構成されている。
図3は、タッチパネル部1に配置された電極線の一例を示す説明図である。
図示のように、X軸電極線20〜23とY軸電極線24〜27は、それぞれ長方形の短冊状に形成されている。尚、X軸電極線20〜23は、横方向、即ちX軸方向の位置を検知するための電極線であり、Y軸電極線24〜27は、縦方向、即ちY軸方向の位置を検知するための電極線である。また、これらX軸電極線20〜23とY軸電極線24〜27は、X軸電極線20〜23が上側になるよう交差して配置されている。
図4は、タッチパネル部1上のX軸電極線のみを示した図であり、この例ではX1からX20までのX軸電極を図示している。
図5は、あるX軸電極線の一つ(この例ではX軸電極線22)と、Y軸電極線の一つ(この例ではY軸電極線25)を図示したものであり、指先をX軸電極線に近づけた状態を示す説明図である。ここで、図中のCsは、指先とX軸電極線22との間の静電容量である。
図6は、ある電極線に指先が近接あるいは接触した場合の等価回路を図示したものである。図中、Voは電極線の入力端に印加された電圧値、Rsは電極線の抵抗値、Csは指先と電極線との間に生成される静電容量、Vsは電極線の出力端で検出される電圧値を表す。
図7は、タッチパネル部1のX軸電極線の上に指等の導体が近接あるいは接触した状態を示した模式図である。図7のFはX軸電極であるX7の上に近接あるいは接触した指等を示したものである。
図8、図9は、それぞれ実施の形態1の処理フローを示した図である。
次に、これら図1〜図9を用いて本実施の形態の動作を説明する。
以下、図1のタッチパネル部1に操作者が指を近づけた場合の動作を説明する。
図8の処理フローのステップST1で、制御回路7は検知電極結合制御回路3に指示し、全面電極の走査を行う。
図8のステップST1における全面電極走査処理を図9の処理フローを用いて詳細に説明する。
図9のステップST110において、検知電極結合制御回路3は個別の電極を接続するか否かを判断する。本実施の形態では、初期状態は、個別の電極を接続するのではなく、2本の電極を結合して接続するものとする。即ち、図4に示すように、電極X1から電極X20までのX軸電極のうち、電極X1と電極X2を結合し(図4の破線枠30)、電極X3と電極X4を結合し(図4の破線枠31)、…、電極X19と電極X20を結合する(図4の破線枠39)。
このように複数の電極を結合することで電極自体の実効的な面積が大きくなり、後述する指の検出感度を向上させることができ、指がタッチパネル部1に近接した状態も良好に検知することができる。
ここでは複数の電極を結合するため、図9のステップST110でNとなり、ステップST111へ進む。ステップST111で、検知電極結合制御回路3は複数電極結合を行う。具体的には、検知電極結合制御回路3は、X軸入力側スイッチ5aにおいて図2に示すように電極X1につながる接続線12と、電極X2につながる接続線13について結合部11を接続状態にする。これにより、電極X1と電極X2は回路的に結合されて検知電極結合制御回路3との接続線10に接続される。
また、同様に、X軸出力側スイッチ6aにおいても電極X1と電極X2を結合し、電極X1と電極X2を演算回路4に接続する。
次に、図9のステップST112で、検知電極結合制御回路3は、X軸入力側スイッチ5aで接続されたX軸電極線(ここでは結合された電極X1電極とX2)の入力端に、発振回路2のパルス信号を印加する。
ここで、操作者の指先がタッチパネル部1に近接・接触すると、指先とX軸電極線とが静電結合し、X軸電極線から指先に、この静電容量を介して電流が流れる。演算回路4は、X軸出力側スイッチ6aを介してX軸電極線の出力端での電圧値を求める。
次に、演算回路4の動作を図5及び図6を用いて説明する。
図5に示すようにX軸電極線22に指先が近接・接触すると、指先と電極との間に静電容量Csが生成される。
この状態で、図6の等価回路では、電流が静電容量Csを介して人体(図6の等価回路ではアース)側に流れる。演算回路4では抵抗値Rsに対応する電圧Vsを検出する。ここで、X軸電極線に流れる電流の一部がCsを介してアース側に流れるため、演算回路4で検出する電圧Vsは、X軸電極線の入力端に印加された電圧Voよりも低いものとなる。
制御回路7は、演算回路4で得られた電圧低下分を、信号検出値として取得する。
次に、図9のステップST113で、制御回路7は、得られた信号検出値が一定レベルTh1以上か否かを判断する。このTh1は、指先がタッチパネル部1に近接したか否かを判定するためのもので、事前に指が近接した際の信号検出値を予め求めておくものである。
ここで、一定レベルTh1に達しない場合はステップST113でNとなり、ステップST115に進む。ステップST115で、制御回路7は全電極の走査が完了したかを判断する。即ち、X軸電極、及びY軸電極の全てに関する信号検出が完了したかを判断する。
全電極の走査が完了していない場合はステップST115でNとなり、ステップST110へ戻る。ここでは、全電極の走査が完了していないため、ステップST110に戻る。ステップST110では、先ほどと同様に複数電極結合のため、結果がNとなり、ステップST111へ進む。
ステップST111では検知電極結合制御回路3がX軸入力側スイッチ5aに指示し、電極X3と電極X4を結合し、ステップST112で検知電極結合制御回路3は信号検出を行う。
以下、同様に順次、全電極の検出が終了するまで処理を行う。
ここで、図7に示すように、X軸電極のX7の上に指先が近接・接触した場合を考える。
この場合、図4の破線枠33の電極、即ち、電極X7と電極X8を結合した電極の信号検出値が一定レベルTh1を超えるものとする。この場合、ステップST113でYとなり、ステップST114へ進む。
ステップST114で、制御回路7は、検出された信号検出値と電極の番号、この場合は電極X7と電極X8を結合した破線枠33の情報をバッファ(図示せず)に格納する。
X,Y電極全ての検出が終了すると、ステップST115でYとなり、ステップST120へ進む。ステップST120で、制御回路7は、保存された信号検出値と電極番号を元に、指位置を求める。具体的には、保存された電極番号をN、信号検出値をV(N)とし、その両隣の電極番号の信号検出値をV(N−1),V(N+1)とする(尚、両隣の電極番号が保存されていない場合は信号検出値0とする)と、以下の条件を満たすNを全て求め、指位置とする。
V(N−1)<V(N)かつV(N+1)<V(N)
即ち、注目している電極番号の信号検出値が両隣の信号検出値よりも大きい場合、注目電極番号が信号検出値のピークを示すとみなして、その電極番号を指位置とする。
ステップST120の処理が終了すると、全面電極走査処理を終了する。尚、ステップST110でYとなる場合の処理については後述する。
図8に戻り、指位置検出が成功していればステップST2でYとなり、ステップST3へ進む。尚、指位置の検出ができていない場合はステップST2でNとなり、ステップST1に戻り、再び全面電極走査を行う。
次に、ステップST3で、制御回路7は座標値の算出を行う。具体的には、指位置として検出された電極番号から座標値を求める。
最も単純には、例えばタッチパネル部1の横幅をXL、X軸電極数をM、指位置の電極番号をN(タッチパネル部1の左端からの番号)とすると、X方向の座標値Xpは、Xp=XL*N/M等として求めることができる。
次に、図8のステップST4で、制御回路7は指位置情報を元に電極走査方法を設定する。この処理を図4及び図7を用いて具体的に説明する。
指がX7の上に近接・接触する場合、前述したようにX7とX8の電極を結合した破線枠33が指位置と求められたとすると、制御回路7は、複数電極結合により得られた指位置の場合は、その信号検出値が予め定めた閾値Th2より大きいか否かを判定し、大きい場合は、指が接触状態に移行するものとして、電極走査方法を変更する。閾値Th2より小さい場合は、指の近接状態が変わらないとして、電極走査方法の変更は行わない。
尚、この閾値Th2は、指がタッチパネル部1に接触したか否かを判定するためのもので、事前に指が接触状態に移行する際の信号検出値を予め求めておくものである。
信号検出値が閾値Th2より大きい場合は、例えば、制御回路7は、指位置の破線枠33に含まれる電極X7,電極X8の前後4個を含めた範囲に対して、個別に電極接続するよう設定を行う。図7で説明すると、破線枠33(電極X7,電極X8)が指位置として求められているため、その前後四つの電極番号であるX3,X4,X5,X6、及びX9,X10、X11,X12を含めて、X軸電極X3からX12までの範囲(図7のL1)を個別に電極接続するよう設定する。
次に、図8の処理フローのスタートに戻り、次の時刻の信号検出を行う。ステップST1で、先ほどと同様に全面電極走査を行う。図9のステップST110で、検知電極結合制御回路3は、個別電極の接続か否かを判断する。図7の状態では電極X1,X2は複数電極結合のため、S110でNとなりステップST111へ進む。S111以降の処理は先ほどと同様である。
次に、電極X3の場合、今回は個別電極接続となるため、ステップST110でYとなりステップST116に進む。ステップST116で、検知電極結合制御回路3は電極X3のみを接続する。具体的には、検知電極結合制御回路3は、X軸入力側スイッチ5aにおいて、図2で電極X3に接続している線と検知電極結合制御回路3の接続線10とを結合部11により接続する。また、同様にX軸出力側スイッチ6aにおいても電極X3を演算回路4に接続する。
次に、ステップST117で信号検出を行う。検知電極結合制御回路3は、X軸入力側スイッチ5aで接続された電極X3の入力端に、発振回路2のパルス信号を印加する。そして、前述したのと同様に演算回路4にて電圧低下分を求め、制御回路7は演算回路4で得られた電圧低下分を、信号検出値として取得する。
次に、ステップST113で、制御回路7は、得られた信号検出値が一定レベルTh3以上か否かを判断する。
これは、指先がタッチパネル部1に接触したか否かを判定するためのもので、事前に指が接触した際の信号検出値を予め求めておき、これを一定レベルTh3として、実際に信号検出値がこれより大きいか否かの比較を行う。
ここで、一定レベルTh3に達しない場合はステップST118でNとなり、ステップST115に進む。一方、一定レベルTh3以上の信号検出値が得られた場合はステップST118でYとなり、ステップ119へ進む。
ステップST119で、制御回路7は検出された信号検出値と電極の番号の情報をバッファ(図示せず)に格納する。尚、図9のステップST114で格納したもの(指の近接状態の格納)とは区別して保存(指の接触状態の格納)するものとする。
全ての電極の処理が終了するとステップST115でYとなり、ステップST120へ進む。ステップST120で、制御回路7は前述した動作と同様に、注目している電極番号の信号検出値が両隣の信号検出値よりも大きい場合は注目電極番号が信号検出値のピークを示すとみなして、その電極番号を指位置とする。
図8に戻り、指位置検出に成功すればステップST2でYとなり、ステップST3へ進む。ステップST3及びステップST4の処理は前述の全面電極走査処理と同様である。
このように、実施の形態1では、通常は電極を結合した状態で高感度で大まかに信号検出を行い、指等が近接・接触した場合に、指の近接・接触位置を元に、周囲の電極を個別接続して詳細に信号検出を行う。これにより、指を検出した電極周辺の一定範囲に関しては電極を個別接続して詳細に検出することで、座標情報を精度良く求めるとともに、その他の範囲の電極は、通常通り電極結合して感度を高く検出することで、指接触の検出と同時に、別の指の近接をも感度良く検出することが可能となる。
また、指接触時は全ての電極を個別接続するのではなく、指周辺以外の電極は、複数電極結合して信号検出を行うため、全体の検出電極数が少なくて済むため、処理時間の短縮も実現できる。
以上のように、実施の形態1のタッチパネル装置によれば、複数の電極を配置したタッチパネル部と、タッチパネル部に対する導体の近接または接触によるいずれかの電極の静電容量の変化を検出する演算回路と、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、演算回路の検出結果に基づいて、導体の近接または接触位置の検出を行った後、検出した位置付近の電極を個別接続し、その他の領域は複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で導体の位置検出を行う制御回路を備えたので、位置検出を高精度かつ短時間で行うことができると共に、複数の導体が近接または接触した場合でもこれらの位置検出を行うことができる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2について図7、図8、図10を用いて説明する。
実施の形態2の全体ブロック図は図1と同じであるが、複数の指が接触した場合の動作において、制御回路7の動作が異なる。即ち、制御回路7は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、導体の近接または接触位置を複数検出した場合、個別接続する電極の範囲を位置検出が単数の場合と比べて小さくするよう構成されている。それ以外の構成については実施の形態1と同様であるため、図1の構成を用いて説明する。
実施の形態2では、複数の指がタッチパネル部1上に接触する場合を考える。具体的には図10に示すように電極X7の上に指が接触し(図中のFで示す)、その後、電極X18の上に別の指が接触したとする(図中のGで示す)。電極X7の上に指が接触した際の動作は実施の形態1と同じであるため、電極X7上の位置検出動作に関する説明は省略する。
次に、電極X18の上に別の指が近接する場合の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
図8の処理フローで、ステップST1,ST2,ST3は実施の形態1と同様な処理を行う。即ち、電極X7の指の接触を検知した後は、図7のように、電極X17と電極X18を結合しているため、これらを結合した図7の破線枠38が指位置として検出される。
次に、図8のステップST4において、制御回路7は指位置情報を元に電極走査方法を設定するが、複数の指位置が得られている場合は、一つの指を検出している場合に比べて、個別に電極接続をする範囲を小さくする。これは、1本指の場合に比べて、2本指での操作の場合は、指が独立して動く範囲が狭くなることに着目したものである。
具体的には、図8のステップST4で、制御回路7は、複数の指位置が検出されている場合には、指位置の破線枠38に含まれる電極X17,X18の前後2個を含めた範囲に対して、個別電極接続するよう設定する。即ち、図10で電極X15,X16、及び電極X19,X20を含めて、電極X15から電極X20までの範囲(図10のL2)を個別に電極接続するよう設定する。
また、電極X7の指位置に関しても、電極X7に接触した指のみを検出している状態から、前後2個ずつの電極を除いた範囲を個別電極接続する範囲とするよう変更する。具体的には図10で電極X3,X4、及び電極X11,X12を除いた電極X5から電極X10までの範囲(図10のL2)を個別に電極接続するように設定するのである。
このように、実施の形態2においては、複数の指を検出した場合は、制御回路7は、2本目の指も個別電極に切替えて詳細な位置を検出するよう電極結合を制御するが、このとき、1本指のみの検出の場合と異なり、指位置の周辺の個別電極接続する範囲を小さくする。すなわち、1本指に比べて、2本指での操作の場合は指の動作範囲が狭くなるため、詳細に信号検出を行うために個別電極接続する範囲を小さくする。
これにより、2本指などの複数指の検出の際に、個別に電極を検出する範囲を小さくすることで、検出電極数を減らすことが可能となり、検出処理時間の短縮化が図れる。
以上のように実施の形態2のタッチパネル装置によれば、制御回路は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、導体の近接または接触位置を複数検出した場合、個別接続する電極の範囲を位置検出が単数の場合と比べて小さくするようにしたので、導体の位置を複数検出した場合でもその処理時間を短縮することができる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3について図11、図12を用いて説明する。
実施の形態3の全体ブロック図は図1と同じであるが、指の移動速度に応じて個別電極接続を行う範囲を可変にする点において制御回路7の動作が異なる。即ち、制御回路7は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、導体の近接または接触位置の検出を行った場合、検出時の導体の移動速度に基づき、移動速度が小さくなるにつれて、個別接続する電極の範囲を小さくなるよう制御する。これ以外の構成は、実施の形態1または実施の形態2と同様であるため、図1の構成を用いて説明する。
図11に示すように、実施の形態1と同様に、電極X7の上に指が近接・接触した場合の動作で説明する。
図12の処理フローにおいて、ステップST1,ST2,ST3は実施の形態1と同じであるためこれらの説明は省略する。
次に、図12のステップST5で、制御回路7は指の移動速度を求める。具体的には、1時刻前に求めた指の座標位置と今回ステップST3で求めた指の座標位置の差を元に移動速度を算出する。1時刻前のX座標値をX(t−1),Y座標値をY(t−1)、今回求めたX座標値をX(t),Y座標値をY(t)とすると、移動速度V(t)を、例えば、以下の式により求める。
V(t)=max(|X(t)−X(t−1)|,|Y(t)−Y(t−1)|)
次に、図12のステップST6で、制御回路7は指の移動速度に応じて電極走査方法を設定する。例えば、ステップST5で求めた移動速度が予め設定した閾値Thvよりも小さい場合は、個別電極接続する範囲を通常よりも小さくする。即ち、指の移動速度が閾値よりも小さい場合は、実施の形態1で示した通常の個別電極接続の範囲に対して、前後2個ずつの電極を除いた範囲を個別電極接続する範囲とするよう変更する。
具体的には、図11において、図7に比べて電極X3,X4、及び電極X11,X12を除いた電極X5から電極X10までの範囲(図11のL2)を個別に電極接続するように設定する。
尚、閾値Thvは、個別電極接続の範囲を小さくしても指の移動に検出漏れがないような指の移動速度を予め求めておき、これをThvに設定するものである。
また、上記例では、移動速度が閾値Thvより小さい場合は、通常の個別電極接続の範囲に対して前後2個ずつの電極を除いた範囲で個別電極接続するようにしたが、移動速度が小さくなるにつれて個別電極接続する範囲が小さくなるよう制御するのであれば、閾値の数や個別電極接続する範囲等、どのような制御方法であってもよい。
このように、実施の形態3においては、指の座標位置の時間変化から、移動速度を求め、指の移動速度に応じて電極走査方法を設定するように構成した。これにより、指の移動速度に応じて適切に個別電極接続の幅を制御することが可能となり、例えば指の移動速度が閾値より小さい場合は、指の移動量が小さいとみなし、詳細に信号検出を行うための個別電極接続する範囲を小さくすることができ、検出処理時間の短縮化が可能となる。
以上のように、実施の形態3のタッチパネル装置によれば、制御回路は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、導体の近接または接触位置の検出を行った場合、検出時の導体の移動速度に基づき、移動速度が小さくなるにつれて、個別接続する電極の範囲を小さくなるよう制御するようにしたので、導体の位置が移動する場合でもその位置検出を高精度かつ短時間で行うことができる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4について図3および図13を用いて説明する。
実施の形態4の全体ブロック図は図1と同じであるが、初期の指の近接・接触を検知する際の電極走査の制御の点で、制御回路7の動作が異なる。即ち、制御回路7は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で導体の近接または接触位置の検出を行う場合、最初に、導体に近い側の電極によって導体の位置検出を行い、導体に近い側の電極による位置検出を行った後に、遠い側の電極で導体の位置検出を行うよう構成されている。その他の構成は実施の形態1〜3のいずれかと同様であるため、図1の構成を用いて説明する。
図3は、実施の形態1で説明したように、タッチパネル部1に配置されたX軸電極、Y軸電極の一例を示した図である。この例では、縦方向、即ちY軸方向の位置を検出するためのY軸電極の上側に、横方向、即ちX軸方向の位置を検出するためのX軸電極が配置されている。
この例の場合、Y軸電極に比べて上側に配置されているX軸電極の方が、指等の近接・接触の信号検出感度が高い。そのため、先ずは信号検出感度の高いX軸電極のみで指の近接・接触の検知を行い、指の近接・接触を検知した場合にY軸電極の走査を行うようにする。
以下、図13の処理フローを用いて実施の形態4の動作を説明する。
図13のステップST10で、制御回路7は検知電極結合制御回路3に指示し、先ずX軸電極の走査を行う。電極走査の処理フローは実施の形態1の図9に示したものと同様であるが、図9のステップST115において、X軸電極の走査が全て終了した時点でYとなり、ステップST120に進み、指位置を求める。
次に、X軸電極に関して、指位置検出が成功していればステップST11でYとなり、ステップST12へ進む。尚、X軸電極の指位置検出ができていない場合は、ステップST11でNとなり、ステップST10に戻り、再度X軸電極の走査を行う。即ち、実施の形態4では、X軸電極及びY軸電極の全電極走査を行った後、再び全電極の走査に戻るのではなく、X軸電極のみの走査で、指の位置検出が成功しなければ、Y軸電極の走査を行わず、再びX軸電極の走査に戻る。
図13のステップST12で、制御回路7はステップST10で得られたX軸電極の指位置情報を元に、X座標の算出を行う。座標算出の方法については実施の形態1と同様なため説明は省略する。ステップST12において、X座標の算出ができた場合は、ステップST13において、制御回路7は、検知電極結合制御回路3に指示し、Y軸電極の走査を行う。電極走査の処理フローは実施の形態1の図9と同様であるが、図9のステップST115において、Y軸電極の走査が全て終了した時点でYとなり、ステップST120に進み、指位置を求める。
次に、Y軸電極に関して、指位置検出が成功していればステップST14でYとなり、ステップST15に進む。尚、Y軸電極の指位置検出ができていない場合は、ステップST14でNとなり、ステップST10に戻る。ステップST15では、制御回路7はステップST13で得られたY軸電極の指位置情報を元に、Y座標の算出を行う。座標の算出方法については実施の形態1と同様なため説明は省略する。最後に、ステップST16で、制御回路7は指位置情報を元に、電極走査方法を設定する。本処理の内容は実施の形態1の図8のステップST4と同様なため説明は省略する。
このように、実施の形態4では、先ず、X,Y軸電極のうち、上側に配置されたX軸電極のみの走査で指位置の検出を行い、指位置が検出できなければ再びX軸電極の走査に戻り、指位置が検出できればY軸電極の走査を行うよう構成した。
これにより、感度の高いX軸電極のみで指の近接・接触を検知しておき、指の近接・接触が検知された後にY軸電極の検知を行うため、初期の指近接・接触の検出処理の無駄が省け、指位置の検出までの処理時間の短縮化が図れる。尚、図3に示した構成ではX軸電極が上側であったが、Y軸電極が上側である場合は、先にY軸電極で指の近接・接触を検知するよう構成すればよい。
以上のように、実施の形態4のタッチパネル装置によれば、タッチパネル部は、X方向を検知する電極とY方向を検知する電極とが交差して配置され、制御回路は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で導体の近接または接触位置の検出を行う場合、最初に、導体に近い側の電極によって導体の位置検出を行い、導体に近い側の電極による位置検出を行った後に、遠い側の電極で導体の位置検出を行うようにしたので、導体の近接または接触の検出までの処理時間の短縮化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置の入力側スイッチを示す構成図である。 短冊状の電極線を有するタッチパネル部の一部を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置のX軸電極線を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置において指先をX軸電極に近づけた状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置のある電極線に指先が近接または接触した場合の等価回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置のX軸電極線の上に導体が近接または接触した状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置の全体の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるタッチパネル装置の全面電極走査処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるタッチパネル装置のX軸電極線の上に導体が複数近接または接触した状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるタッチパネル装置のX軸電極線の上に導体が近接または接触した状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるタッチパネル装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるタッチパネル装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 タッチパネル部、2 発振回路、3 検知電極結合制御回路、4 演算回路、5a X軸入力側スイッチ、5b Y軸入力側スイッチ表示部、6a X軸出力側スイッチ、6b Y軸出力側スイッチ、7 制御回路、20〜23 X軸電極線、24〜27 Y軸電極線、Cs 静電容量。

Claims (4)

  1. 複数の電極を配置したタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部に対する導体の近接または接触によるいずれかの電極の静電容量の変化を検出する演算回路と、
    前記複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、前記演算回路の検出結果に基づいて、前記導体の近接または接触位置の検出を行った後、当該検出した位置付近の電極を個別接続し、その他の領域は複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で前記導体の位置検出を行う制御回路を備えたタッチパネル装置。
  2. 制御回路は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、導体の近接または接触位置を複数検出した場合、個別接続する電極の範囲を位置検出が単数の場合と比べて小さくすることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル装置。
  3. 制御回路は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で、導体の近接または接触位置の検出を行った場合、当該検出時の前記導体の移動速度に基づき、当該移動速度が小さくなるにつれて、個別接続する電極の範囲を小さくなるよう制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載のタッチパネル装置。
  4. タッチパネル部は、X方向を検知する電極とY方向を検知する電極とが交差して配置され、
    制御回路は、複数の電極を所定の本数結合して接続した状態で導体の近接または接触位置の検出を行う場合、最初に、前記導体に近い側の電極によって当該導体の位置検出を行い、前記導体に近い側の電極による位置検出を行った後に、遠い側の電極で前記導体の位置検出を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のタッチパネル装置。
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