JP4770889B2 - タッチパネルおよびその動作方法ならびに電子機器およびその動作方法 - Google Patents

タッチパネルおよびその動作方法ならびに電子機器およびその動作方法 Download PDF

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Description

この発明は、タッチパネルおよびその動作方法ならびに電子機器およびその動作方法に関し、特に、タッチパネルを入力装置として有する各種の電子機器に適用して好適なものである。
タッチパネルは、画面に指を触れることにより機器を操作する入力装置であり、従来より各種の電子機器に使用されている。タッチパネルはタッチスクリーンとも呼ばれる。
タッチパネルとしては、静電容量方式、抵抗膜方式、超音波方式、赤外線方式、電磁誘導方式などの各種のものが知られている。従来は抵抗膜方式のタッチパネルが多く用いられていたが、近年、抵抗膜方式のタッチパネルでは困難な多点検知が可能な静電容量方式のタッチパネルが注目されている。
従来の静電容量方式タッチパネルとしてクロスマトリクス構造のタッチパネルがある。図11にこのタッチパネルを示す。図11に示すように、このタッチパネルにおいては、所定の基体上にn本のライン状電極からなるパルスラインP1 ´〜Pn ´とm本のライン状電極からなるセンスラインS1 ´〜Sm ´とが互いに絶縁された状態で互いに交差して設けられている。パルスラインP1 ´〜Pn ´はパルス発生回路101に接続されている。センスラインS1 ´〜Sm ´はそれぞれ検出回路に接続されている。
この従来のタッチパネルにおいては、図12に示すように、パルス発生回路101により全てのパルスラインP1 ´〜Pn ´に順番に所定のパルス(電圧)を印加して全ラインスキャンを行い、操作者の指102がパネル表面をタッチしたとき、パルスラインP1 ´〜Pn ´のうちの一つのパルスラインとセンスラインS1 ´〜Sm ´のうちの一つのセンスラインとの間の静電容量の変化を検出回路により検出することによりタッチされた位置を検出する。
一方、タッチ式の入力装置として、短冊状に形成される複数の第1電極と、この第1電極に接続される第1抵抗成分と、この第1抵抗成分に接続される第1配線とを含む第1シートと、短冊状に形成される複数の第2電極と、この第2電極に接続される第2抵抗成分と、この第2抵抗成分に接続される第2配線とを含む第2シートとを備え、第1シートと第2シートとは、第1電極と第2電極とが実質的に直交するように配置され、第1電極と第2電極とは複数本ごとのグループに分割され、タッチされた電極グループを特定したあと、このグループ内のタッチ位置を特定する制御回路を有するものが提案されている(特許文献1参照。)。しかしながら、この入力装置は、パルスが印加される第1のライン状電極(パルスライン)およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用の第2のライン状電極(センスライン)を有していないだけでなく、静電容量方式を採用していないなど、この発明とは大きく異なるものである。
特開2003−84904号公報
上述の従来のタッチパネルにおいて、ダブルクリック操作またはスライド操作を認識可能にするためには、パルスラインP1 ´〜Pn ´の全ラインスキャンを2回行い、1回目および2回目のタッチ位置の状態(同位置か、離れているか) を検出しなければならない。すなわち、ダブルクリック操作を行う場合には、図13に示すように、全ラインスキャンを2回行い、1回目に検出された位置と2回目に検出された位置とがほぼ同位置であることを検出しなければならない。また、スライド操作を行う場合には、図14に示すように、全ラインスキャンを2回行い、1回目に検出された位置と2回目に検出された位置とが互いに別の位置であることを検出しなければならない。
このように、ダブルクリック操作またはスライド操作を認識可能にするためは、全ラインスキャンを2回行う必要があるため、ダブルクリック操作またはスライド操作の認識に時間がかかり過ぎてしまい、これらの操作に支障が生じてしまうという問題があった。具体的には、図15に示すように、パルスラインP1 ´〜Pn ´の全ラインスキャンを行う場合には、検出時間=(1ラインのスキャン時間)×(ライン数)であるから、例えば、1ラインのスキャン時間が1.3ms、ライン数nが10の場合、検出時間は1.3(ms)×10(ライン)=13ms/10ラインと長くなってしまう。この問題は、ライン数nが多くなるほど顕著になる。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、ダブルクリック操作、スライド操作、シングルクリック操作などに加えてドラッグ操作などの各種の操作を高精度でかつ高速で検出することができ、しかも低消費電力のタッチパネルおよびその動作方法ならびにそのようなタッチパネルを有する電子機器およびその動作方法を提供することである。
本発明者は、上記の課題を解決するために鋭意研究を行った結果、この発明を案出するに至った。その概要を説明すると次のとおりである。
図11に示す従来のタッチパネルにおいて、パルスラインP1 ´〜Pn ´の全ラインスキャンに要する時間を短縮するために、スキャンスピードを上げることが考えられる。そのために、パルスを印加するパルスラインP1 ´〜Pn ´のライン数を限定することが考えられる。ところが、パルスを印加するパルスラインP1 ´〜Pn ´のライン数を限定すると、ドラッグ操作を認識する際に求められるタッチ位置の検出精度の確保が難しくなってしまう。
パルス発生回路101自体の高速動作化を図ることにより、上述の2回のタッチ位置情報を短時間で検出することができるスキャンスピードを得るとともに、ドラッグ操作を認識する際に求められるタッチ位置の検出精度を得ることは可能であるが、パルス発生回路101を高速動作させるとその分、消費電力が大きくなってしまうという新たな問題が発生する。
本発明者は、鋭意検討の結果、従来のように常時、パルス発生回路101により全てのパルスラインP1 ´〜Pn ´に順番にパルスを印加するのではなく、これらのパルスラインP1 ´〜Pn ´から選択された本数のパルスラインに選択された順序でパルスを印加するようにすることにより、上記の問題を一挙に解決することができることを見出し、この発明を案出するに至ったものである。
すなわち、上記課題を解決するために、第1の発明は、
パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極と、
上記n本の第1のライン状電極から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加するパルス発生回路とを有し、
上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネルである。
タッチパネルは、典型的には、n1 本(1≦n1 <n)の第1のライン状電極にパルスを印加する第1のモードまたはn本の第1のライン状電極にパルスを印加する第2のモードに切り替え可能に構成される。典型的なひとつの例では、n1 =n/2、すなわち第1のライン状電極の全体の本数nの半数の第1のライン状電極にパルスを印加するが、これに限定されるものではない。
第1のモードにおいては、典型的には、選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極にこれらの第1のライン状電極の配列順にパルスを印加するが、これに限定されるものではなく、これらの第1のライン状電極に任意の順序でパルスを印加するようにしてもよい。また、例えば、複数の第1のライン状電極置きにパルスを印加してもよいし、一度に複数の第1のライン状電極にまとめてパルスを印加してもよいし、全ラインスキャンを行う毎にスキャンを開始する第1のライン状電極をずらすようにしてもよい。
典型的には、通常の待機時は第1のモードで動作を行い、所定の制限時間以内にタッチ検出が2回あった場合、1回目にタッチされた位置と2回目にタッチされた位置とが互いにほぼ同位置であったとき、ダブルクリック操作とみなす。また、待機時は第1のモードで動作を行い、所定の制限時間以内にタッチ検出が2回あった場合、1回目にタッチされた位置と2回目にタッチされた位置とが互いに離れた位置であったとき、スライド操作とみなす。また、待機時は第1のモードで動作を行い、所定の制限時間以内にタッチ検出が1回だけあった場合、シングルクリック操作とみなす。さらに、所定の制限時間以内のタッチ検出が1回だけあった場合、検出時間が所定の制限時間を超えたとき、第2のモードに切り替えてドラッグ操作を処理する。所定の制限時間は、操作者の操作速度などに応じて決められる。この所定の制限時間は一定の時間に固定してもよいし、必要に応じて任意の時間に設定することができるようにしてもい。例えば、操作者の年齢層などに応じてこの所定の制限時間を設定することができるようにしてもよい。典型的には、n本の第1のライン状電極およびm本の第2のライン状電極は等間隔で配置されるが、これに限定されるものではない。また、n本の第1のライン状電極は互いに同一の幅を有してもよいし、互いに幅が異なる第1のライン状電極を有してもよい。例えば、n本の第1のライン状電極が間隔が異なる部分を有するようにしてもよい。
第2の発明は、
パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極を有し、上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネルを動作させる場合に、上記n本の第1のライン状電極から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加するようにしたタッチパネルの動作方法である。
第3の発明は、
パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極と、
上記n本の第1のライン状電極から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加するパルス発生回路とを有し、
上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネルを有する電子機器である。
第4の発明は、
パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極を有し、上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネルを有する電子機器を動作させる場合に、上記n本の第1のライン状電極から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加するようにした電子機器の動作方法である。
第2〜第4の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
第3および第4の発明において、電子機器は、基本的にはどのようなものであってもよく、携帯型のものと据え置き型のものとの双方を含むが、具体例を挙げると、携帯電話、モバイル機器(携帯情報端末(PDA)など)、デジタルカメラ、カーナビゲーションシステム、ゲーム機器、パーソナルコンピュータ、ディスプレイ(液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなど)、ロボット、車載機器、家庭電気製品、工業製品などである。
上述のように構成されたこの発明においては、n本の第1のライン状電極から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加するので、例えば、通常の待機時にはn本より少ない本数の第1のライン状電極だけにパルスを印加することにより、ダブルクリック操作、スライド操作、シングルクリック操作などを行い、ドラッグ操作などの高い検出位置精度が必要な特定の操作を行うときにだけn本の第1のライン状電極の全てにパルスを印加することによりその操作を高精度で検出することができる。また、この場合、n本の第1のライン状電極に常時、パルスを印加して全ラインスキャンを行う必要がないため、パルス発生回路の高速動作化を図る必要がなく、消費電力を低く抑えることができる。
この発明によれば、ダブルクリック操作、スライド操作、シングルクリック操作などに加えてドラッグ操作などの各種の操作を高精度でかつ高速で検出することができ、しかも低消費電力のタッチパネルを実現することができ、この優れたタッチパネルを用いることにより操作性に優れた各種の電子機器を実現することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
まず、この発明の第1の実施形態による静電容量方式タッチパネルについて説明する。
図1はこのタッチパネルを示す。図1に示すように、このタッチパネルは、n本(nは2以上の整数)のライン状電極からなるパルスラインP1 〜Pn とm本(mは2以上の整数)のライン状電極からなるセンスラインS1 〜Sm とが互いに絶縁された状態で互いに直交するように交差して設けられたクロスマトリクス構造を有する。この場合、パルスラインP1 〜Pn は互いに平行にかつ等間隔に設けられている。ここで、パルスラインP1 〜Pn の本数nは偶数とする。同様に、センスラインS1 〜Sm も互いに平行にかつ等間隔に設けられている。パルスラインP1 〜Pn の本数n、長さ、幅、隙間などや、センスラインS1 〜Sm の本数m、長さ、幅、隙間などは、このタッチパネルの用途やタッチ領域の大きさなどにより適宜決められる。
パルスラインP1 〜Pn はパルス発生回路11に接続されている。このパルス発生回路11は、パルスラインP1 〜Pn から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)のパルスラインに選択された順序でパルスを印加することができるように構成されている。センスラインS1 〜Sm はそれぞれ検出回路に接続されている。
図2はこのタッチパネルのセンスラインS1 〜Sm に沿った断面構造、ここではセンスラインS1 に沿った断面構造の一例を示す。図2に示すように、例えば透明基板や透明フィルムなどの基体12上にパルスラインP1 〜Pn が設けられている。これらのパルスラインP1 〜Pn を覆うように絶縁層13が設けられ、その上にセンスラインS1 〜Sm が設けられている。そして、センスラインS1 〜Sm を覆うように保護層14が設けられている。
このタッチパネルにおいては、図3に示すように、パルス発生回路11によりパルスラインP1 〜Pn から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)のパルスラインに選択された順序でパルスを印加し、操作者の指15がパネル表面にタッチしたときに、パルスラインP1 〜Pn のうちの一つのパルスラインとセンスラインS1 〜Sm のうちの一つのセンスラインとの間の静電容量の変化をセンスラインS1 〜Sm にそれぞれ接続された検出回路により検出することによりタッチされた位置を検出する。
このタッチパネルにおいては、通常の待機時には、パルス発生回路11によりパルス(電圧)を印加する際に、従来のように全てのパルスラインP1 〜Pn に順番にパルスを印加するのではなく、パルスラインP1 〜Pn の一つ置きに、例えば偶数番目のパルスラインに順番にパルスを印加してスキャンを行う。以下においては、このようにパルスラインP1 〜Pn に一つ置きにパルスを印加するモードをハーフモードと呼び、従来のようにパルスラインP1 〜Pn の全てに順番にパルスを印加するモードをフルモードと呼ぶ。以下に詳細に説明するように、ダブルクリック操作、スライド操作、シングルクリック操作などの検出はハーフモードで行い、ドラッグ操作などの検出はフルモードで行う。
ハーフモードでは、フルモードに比べてパルスを印加するパルスラインの本数が半分になることから、フルモード時にパルスラインP1 〜Pn の全ラインスキャン1回に要する時間内に一つ置きのパルスラインP1 〜Pn の全ラインスキャンを2回行うことができるため、2回のタッチ位置検出が可能になる。すなわち、図4に示すように、検出時間=(1ラインのスキャン時間)×(n/2)となり、従来の全ラインスキャン1回分の時間で2回の全ラインスキャンを行うことができる。具体的には、例えば、スキャンスピードが1.3ms/ラインであるとした場合、検出時間は1.3(ms)×5(ライン)=6.5ms/10ラインであり、図15に示すように全てのパルスラインにパルスを印加して全ラインスキャンを行う場合に比べて検出時間を半分にすることができる。
次に、このタッチパネルの動作方法について説明する。図5に動作のフローの一例を示す。この動作は、後述のMPUにより、パルス発生回路11や検出回路などからなるタッチパネル回路を制御することにより行われる。
図5に示すように、待機時は、ハーフモードに設定する(ステップS1 )。
1回目のタッチ検出が行われる(ステップS2 )と、1点目のタッチ検出処理が行われてタッチ位置が検出される(ステップS3 )。
次に、2回目のタッチ検出の有無の判定が行われる(ステップS4 )。
2回目のタッチ検出があったと判断された場合には、タッチ位置が1点目のタッチ位置とほぼ同位置であるかどうかの判定が行われる(ステップS5 )。このとき、1回目のタッチ検出が行われた後一定の制限時間、すなわちハーフモード制限時間を設けておき、このハーフモード制限時間内に2回目のタッチが検出されるかどうかの判定が行われる(ステップS6 )。このハーフモード制限時間は、操作者の年齢層などに応じて適宜決められる。例えば、操作速度が速い操作者では、1点の検出に要する時間が例えば20〜30msであるので、このハーフモード制限時間を例えば50〜60msに設定する。また、操作速度が遅い操作者では、1点の検出に要する時間が例えば70〜100msであるので、このハーフモード制限時間を例えば120〜150msに設定する。
ハーフモード制限時間内に2回目のタッチが検出され、検出位置が1回目の検出位置とほぼ同位置と判定された場合には、ダブルクリック操作と認識する(ステップS7 )。
検出位置が1回目の検出位置とほぼ同位置と判定されなかった場合には、スライド操作と認識する(ステップS8 )。
2回目のタッチ検出がなかったと判断された場合には、1回目のタッチ検出から2回目のタッチ検出までの時間がハーフモード制限時間をオーバーしなかった場合には、シングルクリック操作と認識する(ステップS9 )。
一方、1回目のタッチ検出から2回目のタッチ検出までの時間がハーフモード制限時間をオーバーした場合には、ドラッグ操作用にハーフモードからフルモードに変更する(ステップS10)。そして、フルモードでドラッグ操作を認識する(ステップS11、S12)。フルモード時は、スキャンスピードがハーフモード時の倍になるが、パルスラインP1 〜Pn の全ラインスキャンを行うため、ドラッグ操作時に必要なタッチ位置検出精度を得ることができる。
図6にハーフモード時のステップS8 、S9 の動作およびフルモードへの遷移の様子を模式的に示す。
以上の各種の操作の検出結果は信号としてタッチパネルの出力端子から外部に出力される。この信号は、このタッチパネルが入力装置として取り付けられる電子機器の動作に用いられ、この電子機器においてこの信号に対応した処理が行われる。
次に、このタッチパネルの回路構成の一例について説明する。図7にこの回路を示す。
図7に示すように、パルスラインP(パルスラインP1 〜Pn のいずれか)とセンスラインS(センスラインS1 〜Sm のいずれか)との間に静電容量C1 が形成される。パルスラインPはパルス発生回路11と接続され、このパルス発生回路11によりパルスラインの選択が行われる。センスラインSは検出回路15の入力端子Iに接続されている。
検出回路15においては、ベース・コレクタ間が短絡されたトランジスタT1 およびこのトランジスタT1 とベース同士が接続されたトランジスタT2 と、これらのトランジスタT1 、T2 のコレクタと電源電圧Vccを供給する電源との間に直列に接続された抵抗R1 、R2 と、これらのトランジスタT1 、T2 のエミッタに接続された抵抗R3 、R4 とによりカレントミラー回路が構成されている。トランジスタT1 、T2 は互いに同一の特性を有する。抵抗R3 、R4 の一端は接地されている。また、トランジスタT1 のコレクタには保護ダイオードD1 のカソードが接続されている。この保護ダイオードD1 のアノードは接地されている。トランジスタT2 のコレクタと電源電圧Vccを供給する電源との間には抵抗R2 と並列に静電容量C2 およびダイオードD2 が接続されている。そして、ダイオードD2 のアノードがMPU16の入出力端子I/Oに接続されている。
MPU16はタッチパネル全体の動作の制御を行う。具体的には、MPU16は、パルス発生回路11によるパルスラインP1 〜Pn に対するパルスの印加の制御や、検出回路15によるタッチパネルのタッチ位置の検出などを行う。
次に、図7に示すタッチパネル回路の動作について説明する。
ハーフモード動作時にパルスラインP1 〜Pn のいずれかのパルスラインにパルスが印加されると、そのパルスラインの電位は所定の正電位となる。タッチされた位置がこのパルスラインの上にある場合には、このパルスラインとタッチされた位置の近傍のセンスラインとの間の静電容量C1 の容量が変化する。その結果、トランジスタT1 のコレクタの電位が変化し、それに伴い、トランジスタT1 を流れる電流、従ってトランジスタT2 を流れる電流が変化する。すると、静電容量C2 のダイオードD2 側の端子の電位が変化し、この電位の変化がMPU16によって検出される。こうして、タッチ位置が、どのパルスライン上にあり、どのセンスラインとセンスラインとの間にあるかが分かり、タッチ位置の検出を行うことができる。
以上のように、この第1の実施形態によるタッチパネルにおいては、パルスラインP1 〜Pn の一つ置きにパルスを印加してスキャンを行うハーフモードまたは全てのパルスラインP1 〜Pn に順番にパルスを印加するフルモードに切り替えることができる。そして、通常の待機時には、パルスラインP1 〜Pn の一つ置きにパルスを印加してスキャンを行うハーフモードでタッチパネルを動作させているので、全てのパルスラインP1 〜Pn に順番にパルスを印加するフルモード時に比べて2倍の速度でタッチ状態の検出が可能である。そして、このハーフモードでは、ダブルクリック操作、スライド操作、シングルクリック操作などを支障なく検出可能である。ここで、ハーフモード時は、パルスラインP1 〜Pn の半数のパルスラインのスキャンしか行わないため、パルスラインP1 〜Pn の全ラインスキャンを行う場合に比べると位置検出の精度は低くなるものの、実用的に十分に高い検出精度を得ることができるだけでなく、ダブルクリック操作やスライド操作時に最も重要な動作状況の検出を正確に行うことができることにより、これは問題にはならない。一方、ハーフモードからフルモードへの移行により、ドラッグ操作時に必要な位置精度も確保することができる。また、待機時にはハーフモードでタッチパネルを動作させているので、従来と同等のスキャンスピードを維持したままでもパルス発生回路11の消費電力の低減を図ることができる。あるいは、待機時にハーフモードにし、スキャンスピードを全ラインスキャンと同じスピードにすることにより、スキャン時間に余裕ができるが、この余裕ができたスキャン時間(あるパルスラインにパルスを印加してから次のパルスラインにパルスを印加するまでの合間や、あらかじめ指定されたラインスキャンを行った後)にパルス発生回路11の動作を停止して休ませることができるため、タッチパネルの消費電力の低減を図ることができる。
次に、この発明の第2の実施形態によるタッチパネルについて説明する。
このタッチパネルにおいては、待機時に、パルスラインP1 〜Pn のうちの複数のパルスライン置きにパルスを印加するようにする。例えば、図8Aに示す例では、パルスラインP2 、P5 、P8 にパルスを印加するようにする。その他のことは第1の実施形態によるタッチパネルと同様である。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第3の実施形態によるタッチパネルについて説明する。
このタッチパネルにおいては、通常時に、パルスラインP1 〜Pn のうちの複数のパルスラインをひとまとめにしてこれにパルスを印加するようにする。例えば、図8Bに示す例では、パルスラインP2 、P3 とパルスラインP5 、P6 とパルスラインP8 、P9 とをそれぞれひとまとめにし、これらにパルスを印加するようにする。その他のことは第1の実施形態によるタッチパネルと同様である。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、パルスラインP1 〜Pn のうちの複数のパルスラインをひとまとめにしてこれにパルスを印加するので、パルスラインの幅を大きくした場合と同様な効果を得ることができ、タッチされたことをより容易に検出することができるという利点を得ることができる。
次に、この発明の第4の実施形態によるタッチパネルについて説明する。
このタッチパネルにおいては、待機時に、パルスラインP1 〜Pn に一つのパルスライン置きにパルスを印加するが、この際、全ラインスキャンを行う毎にスキャンを開始するパルスラインをずらす。例えば、図8Cに示す例では、パルスラインP2 、P4 、P6 、P8 、P10の順番にパルスを印加してスキャンを行ってからパルスラインP1 、P3 、P5 、P8 、P10の順番にパルスを印加してスキャンを行う。その他のことは第1の実施形態によるタッチパネルと同様である。
この第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、タッチ位置が不規則に変化するような場合にタッチされた位置をより容易に検出することができる。
次に、この発明の第5の実施形態によるタッチパネルについて説明する。
このタッチパネルにおいては、パルスラインP1 〜Pn のうちの一部のパルスラインの幅が他のパルスラインの幅と異なっている。具体的には、例えば、図9に示すように、パルスラインP1 〜P6 のうちの中央部にある2本のパルスラインP3 、P4 の幅は他のパルスラインP1 、P2 、P5 、P6 の幅の2倍になっている。その他のことは第1の実施形態によるタッチパネルと同様である。
この第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、パルスラインP1 〜P6 のうちの幅が大きいパルスラインP3 、P4 の部分、すなわちタッチパネルのパルスラインP1 〜P6 の配列方向の中央部では、タッチされたことをより容易に検出することができるという利点を得ることができる。
次に、この発明の第6の実施形態によるタッチパネルについて説明する。
このタッチパネルにおいては、パルスラインP1 〜Pn のうちの一部のパルスラインの幅が他のパルスラインの幅と異なっている。具体的には、例えば、図10に示すように、パルスラインP1 〜P6 のうちの両端部にある2本のパルスラインP1 、P6 の幅は他のパルスラインP2 、P3 、P4 、P5 の幅の2倍になっている。その他のことは第1の実施形態によるタッチパネルと同様である。
この第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、パルスラインP1 〜P6 のうちの幅が大きいパルスラインP1 、P6 の部分、すなわちタッチパネルのパルスラインP1 〜P6 の配列方向の両端部では、タッチされたことをより容易に検出することができるという利点を得ることができる。
次に、この発明の第7の実施形態によるタッチパネルについて説明する。
このタッチパネルにおいては、ハーフモード時に、パルスラインP1 〜Pn に一つ置きにパルスを印加する際に順番にパルスを印加するのではなく、例えば、パルスラインP1 〜Pn の配列方向の中心に関して一方の側のパルスラインおよび他方の側のパルスラインに交互にパルスを印加し、パルスを印加するパルスラインをパルスラインP1 〜Pn の配列方向の中央部から外側に徐々に変えるようにする。例えば、図8Aに示すように、10本のパルスラインP1 〜P10がある場合には、パルスラインP5 、P7 、P3 、P9 、P1 の順でパルスを印加する。その他のことは第1の実施形態によるタッチパネルと同様である。
この第7の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値、構成、形状、配置などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、構成、形状、配置などを用いてもよい。
この発明の第1の実施形態によるタッチパネルを示す略線図である。 この発明の第1の実施形態によるタッチパネルを示す断面図である。 この発明の第1の実施形態によるタッチパネルの検出方法を説明するための略線図である。 この発明の第1の実施形態によるタッチパネルにおけるパルス印加方法を説明するための略線図である。 この発明の第1の実施形態によるタッチパネルの動作方法を説明するためのフローチャートである。 この発明の第1の実施形態によるタッチパネルの動作方法を説明するための略線図である。 この発明の第1の実施形態によるタッチパネルの回路構成の一例を示す略線図である。 この発明の第1の実施形態によるタッチパネルにおけるパルス印加方法を説明するための略線図である。 この発明の第5の実施形態によるタッチパネルを説明するための略線図である。 この発明の第6の実施形態によるタッチパネルを説明するための略線図である。 従来のタッチパネルを示す略線図である。 従来のタッチパネルの検出方法を説明するための略線図である。 従来のタッチパネルに対するダブルクリック操作を説明するための略線図である。 従来のタッチパネルに対するスライド操作を説明するための略線図である。 従来のタッチパネルにおける全ラインスキャンを説明するための略線図である。
符号の説明
1 〜Pn …パルスライン、S1 〜Sm …センスライン、11…パルス発生回路、12…基体、13…絶縁層、14…保護層、15…検出回路

Claims (17)

  1. パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極と、
    上記n本の第1のライン状電極から選択されたn1 本(n1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加するパルス発生回路とを有し、
    第1のモードでは、上記パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極から選択された1≦n1 <nを満たすn1 本の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加し、
    第2のモードでは、上記パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極に順番にパルスを印加し、
    上記第1のモードまたは上記第2のモードに切り替え可能に構成され、
    上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネル。
  2. 待機時は上記第1のモードで動作を行い、所定の制限時間以内にタッチ検出が2回あった場合、1回目にタッチされた位置と2回目にタッチされた位置とが互いにほぼ同位置であったとき、ダブルクリック操作とみなす請求項1記載のタッチパネル。
  3. 待機時は上記第1のモードで動作を行い、所定の制限時間以内にタッチ検出が2回あった場合、1回目にタッチされた位置と2回目にタッチされた位置とが互いに離れた位置であったとき、スライド操作とみなす請求項1記載のタッチパネル。
  4. 待機時は上記第1のモードで動作を行い、所定の制限時間以内にタッチ検出が1回だけあった場合、シングルクリック操作とみなす請求項1記載のタッチパネル。
  5. 待機時は上記第1のモードで動作を行い、所定の制限時間以内にタッチ検出が1回だけあった場合、検出時間が上記所定の制限時間を超えたとき、上記第2のモードに切り替えてドラッグ操作を処理する請求項1記載のタッチパネル。
  6. 上記第1のモードにおいて、上記選択されたn1 本の第1のライン状電極にこれらの第1のライン状電極の配列順にパルスを印加する請求項1記載のタッチパネル。
  7. 上記第1のモードにおいて、上記選択されたn1 本の第1のライン状電極に複数本置きにパルスを印加する請求項1記載のタッチパネル。
  8. 上記第1のモードにおいて、上記選択されたn1 本の第1のライン状電極に複数本ずつにパルスを印加する請求項1記載のタッチパネル。
  9. 上記第1のモードにおいて、上記選択されたn1 本の第1のライン状電極のスキャンを行った後、スキャンを開始する第1のライン状電極の順番をずらしてスキャンを行う請求項1記載のタッチパネル。
  10. 上記n本の第1のライン状電極は等間隔で配置されている請求項1記載のタッチパネル。
  11. 上記n本の第1のライン状電極は互いに同一の幅を有する請求項1記載のタッチパネル。
  12. 上記第2のライン状電極は等間隔で配置されている請求項1記載のタッチパネル。
  13. 1 =n/2である請求項1記載のタッチパネル。
  14. パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極を有し、上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネルを動作させる場合に、
    第1のモードでは、パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極から選択されたn 1 本(n 1 は1≦n 1 <nを満たす整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加し、
    第2のモードでは、上記パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極に順番にパルスを印加するようにしたタッチパネルの動作方法。
  15. 1 =n/2である請求項14記載のタッチパネルの動作方法。
  16. パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極と、
    上記n本の第1のライン状電極から選択されたn 1 本(n 1 は1以上n以下の整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加するパルス発生回路とを有し、
    第1のモードでは、上記パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極から選択された1≦n 1 <nを満たすn 1 本の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加し、
    第2のモードでは、上記パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極に順番にパルスを印加し、
    上記第1のモードまたは上記第2のモードに切り替え可能に構成され、
    上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネルを有する電子機器。
  17. パルスが印加されるn本(nは2以上の整数)の第1のライン状電極およびこれらの第1のライン状電極と交差して配置された検出用のm本(mは2以上の整数)の第2のライン状電極を有し、上記第1のライン状電極と上記第2のライン状電極との間の静電容量の変化を検出することによりタッチされた位置を検出するタッチパネルを有する電子機器を動作させる場合に、
    第1のモードでは、パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極から選択されたn 1 本(n 1 は1≦n 1 <nを満たす整数)の第1のライン状電極に選択された順序でパルスを印加し、
    第2のモードでは、上記パルス発生回路により上記n本の第1のライン状電極に順番にパルスを印加するようにした電子機器の動作方法。
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