JP4946599B2 - リングノード及び冗長化方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リングネットワークを構成するリングノードの障害時の切り替えを容易とする技術に関する。
近年、既存の回線交換技術で構築された電話網が、パケット交換技術のIPパケットベースの通信網に置き換わりつつあり、それに伴いレイヤ2のバックボーン伝送システムも、IPパケットと親和性の高い、イーサネットベースの伝送方式に徐々に置き換わってきている。
しかしながら、バックボーン回線には、大容量かつ耐障害性が求められており、バックボーン伝送システムを構成する装置も市場の要求を満たすように、イーサネットベースで新たな技術を取り入れ、従来どおりの大容量、耐障害性を踏襲しようとしている。
特開2001−036557号公報
上記大容量・耐障害性の要求から、パケットベースの通信方式においても、リングトポロジのネットワークが考案されている。例えば、IEEEにおいて、RPR(Resilient Packet Ring, IEEE802.17)の標準化がされており、この方式をL2スイッチ装置に適用し
たシステムが知られている。
図1のRPR通信方式(IEEE802.17a)では、リング内の伝送路が故障した場合も、ノー
ドが故障した場合も同じように、故障した箇所を迂回させてパケットを伝送することにより、すばやい通信路復旧が行われる方式である。
例えば、ノードAからノードCへパケットを送信する場合、ノードAは、ノードBを介してノードCへ送る運用側経路Wと、ノードDを介してノードCへ送る予備側経路Pの両方からパケットを送信し、ノードCは、通常、運用側経路Wからのパケットを受信する。
そして、その運用側経路W上のノードBで故障が発生した場合には、予備側経路Pからパケットを受信するように切替える。
このように通信経路を冗長化しておくことで、経路上に障害が発生しても通信が途絶えることかがなく、高い耐障害性が確保している。
しかし、常に運用側経路と予備側経路を占有するので、伝送路の利用効率が低いという問題点があった。
そこで、L2スイッチ装置においてパケットを効率良く収容するため、RPR方式のIEEE802.17bにおけるSpatial Reuseが注目されている(図2)。これは、リングを分断し、それぞれの部分にパケットを同時に通すことで、パケットを効率よく収容しようというものである。
例えば、ノードAからノードCへパケットを送信する場合、ノードAは、通常、ノードBを介してノードCへ送り、その経路W上のノードBで故障が発生した場合に、ノードD
を介してノードCへ送るように切替える。
これにより、通常時は、ノードAからノードDを介したノードCまでの回線に他のパケットを収容できるため、耐障害性を確保しつつ、伝送路の利用効率を向上できる。
しかし、この方式(IEEE802.17b)では、図3に示すように、障害発生時にパケットを経
路Pへ迂回させる際に、該迂回経路P上のノードD−ノードC間を別の通信Eのパケットを収容している場合、輻輳が発生する可能性がある。
そこで、本発明では、リングネットワークを構成するリングノードを運用系終端ブロックと非運用系終端ブロックとで冗長化し、該運用系終端ブロックに障害が発生した場合には、非運用系終端ブロックに切替えて運用を継続することで、耐障害性を向上させる技術を提供する。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の構成を採用した。
即ち、本発明のリングノードは、
リングネットワークを構成するノードであって、
リングからデータを受信する或はリングにデータを送出するリング側インタフェースと、
前記リングからのデータを端末側へ転送する或は端末側からのデータを前記リングへ転送する運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロックと同じ構成を有することで前記データの転送機能を冗長化する非運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送し、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送する端末側インターフェイスとを備え、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する宛先判定部とを備える。
また、本発明の冗長化方法は、
リング側インタフェースと、運用系終端ブロックと、非運用系終端ブロックと、端末側インターフェイスとを備えたリングノードの冗長化方法であって、
端末側インターフェイスが、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、端末側から受信したデータの送信元情報を判定して、データベースに登録するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データをリング側インタフェースに転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記データをリングへ送出するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記リングからデータを受信し、前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データベースを参照して前記リング側インタフェースから受信したデータの宛先情報を判定して、前記端末側インタフェースに転送するステップと、
前記端末側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロック
からのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送するステップと、
を前記リングノードが実行する。
本発明によれば、リングネットワークを構成するリングノードを運用系終端ブロックと非運用系終端ブロックとで冗長化し、該運用系終端ブロックに障害が発生した場合には、非運用系終端ブロックに切替えて運用を継続することで、耐障害性を向上させる技術を提供できる。
これにより、リングノードに故障が生じても、リングネットワーク上でパケットを迂回させることがなく、輻輳の発生を抑えることができる。
また、運用系終端ブロックと非運用系終端ブロックのデータベースを同期させたことで、スムーズに終端ブロックを切替えられる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。
§1.装置構成
図4は、本発明に係るRPR通信システムの概略図である。本システム100は、リングネットワーク(以下、単にリング、リングレットとも称す)Lを連ねてバックボーン通信回線とし、該リングネットワークLの配下にL2スイッチ装置を有したL2網(端末側ネットワーク)を備えている。
本例のRPR通信システム100を構成するリングノード10は、IEEE802.17bに準拠
した装置であり、リングプロテクション機能を極力発動させないように、終端ブロックを冗長構成にして耐障害性を向上させている。従って、終端ブロックに故障が生じても、該終端ブロックを切替えて運用を継続でき、リングプロテクション機能を発動させないので、これによる通信帯域の減少を防止できる。
図5は、リングノード10の機能ブロック図である。同図に示すように、リングノード10は、パケット網IF(インタフェース)終端ブロック1、パケットSW(スイッチ)部2、RPRパケット終端ブロック(RPRカード)3、リングレットIF部4、システム
制御部5を備えている。
更に各ブロックは、次に説明する詳細機能ブロックに分別される。
<パケット網IFブロック1>
パケット網IFブロック1は、送受信ブロック11、宛先判定部12、装置内 / RPRクラス判定部13、パケットSW制御IF部14、送信元判定部15、パケット蓄積部16、パケットFDB(Forwarding Data Base)部17を備えている。
送受信ブロック11は、パケット網と装置内の信号形式の相互変換を行う、所謂PHYや MACである。
宛先判定部12は、入力されたパケットのヘッダ情報に応じて、パケットFDBを検索し
、ノード内における転送先、即ち該パケットをどのポートに転送するかを判定する。
クラス判定部13は、入力されたパケットの装置内QoSクラスおよびRPRクラスの判定を行う。
パケットSW制御IF部14は、パケットSW部2とデータの送受信を行い、パケット網インタフェースブロック1とパケットSW部2とのデータの受け渡しを制御する。
送信元判定部15は、別のパケット網インタフェースブロックまたは、RPRカード3か
ら転送されてきたパケットが装置内のどこからきたものかの判定を行い、パケットFDBへ
情報を反映させる。
パケット蓄積部16は、パケットSW部2から転送されてきたパケットを宛先レートに応じて出力するために一時的に蓄積する。
パケットFDB(Forwarding Data Base)部17は、送信先情報を格納するデータベースで
ある。
<パケットSW部2>
また、パケットSW(Switch)部2は、SW部21、制御部22を備えている。
SW部21は、転送先のスイッチング情報を元に、データをスイッチし所望の宛先にパケットを転送する。
制御部22は、パケットSW部2に接続された複数の「パケットSW制御IF部」と調停を行い、パケットの転送指示、停止指示を行う。なお、本実施形態では、パケットSW部2とパケット網IFブロック1とが本発明の端末側インタフェース6を構成している。
<RPRカード3>
RPRカード(RPRパケット終端ブロック)3は、運用系RPRカード(運用系終端ブ
ロック)3Wと、非運用系RPRカード(非運用系終端ブロック)3Pとで冗長に構成されている。即ち、運用系RPRカード3W,非運用系RPRカード3Pは、それぞれパケットブロック(端末側ブロック)31、RPRブロック(リング側ブロック)32を備えた同一
構成である。
パケットブロック31は、宛先判定部312、装置内 / RPRクラス判定部313、パケットSW制御インタフェース(IF)部314、送信元判定部315、パケット蓄積部316、パケットFDB(Forwarding Data Base)部317を備えている。
宛先判定部312は、入力されたパケットのヘッダ情報に応じて、パケットFDBを検索
し、ノード内における転送先、即ち該パケットをどのポートに転送するかを判定する。
クラス判定部313は、入力されたパケットの装置内QoSクラスおよびRPRクラスの判定を行う。
パケットSW制御IF部314は、パケットSW部2とデータの送受信を行い、パケット網IFブロック1とパケットSW部2とのデータの受け渡しを制御する。
送信元判定部315は、転送されてきたパケットが装置内のどこのカードのどのポートから入ってきたか等の送信元の判定を行い、該送信元を示す送信情報をパケットFDB31
7へ反映(登録)させる。
パケット蓄積部316は、パケットSW部2から転送されてきたパケットを宛先レートに応じて出力するために一時的に蓄積する。
パケットFDB部317は、送信先情報を格納するデータベースである。
RPRブロック32は、RPR送信処理ブロック321、宛先判定部322、帯域制御部
326、MUX部324、受信RPRパケット判定部323、送信元判定部325、RPR FDB部
327を備えている。
RPR送信処理ブロック321は、パケットをRPRリングに適した形式に変換し、宛先判定部322で判定された結果を元にリングレットL0、リングレットL1(リングレットIF部4A,4B)にパケットを振り分けて転送する。
宛先判定部322は、宛先、即ちRPRリングのどのノードに転送するパケットかをRPR FDBに蓄積された情報を元に検索(判定)する。
帯域制御部326は、RPRリングに入れ込むことができる帯域の制御を行う。
MUX部324は、隣のRPRノードから転送されてきたリングレットL0、リングレットL1の両方向のパケットを1つの受信RPRパケット判定部323に中継するために、パケットを合流させる。
受信RPRパケット判定部323は、リングから入力されたパケットを次のノードに中継
するものなのか、自装置配下に転送するものなのかを判定する。そして次のノードに中継するものであれば、該パケットをRPR送信処理ブロック321へ転送して次のノードへスルーさせ、自装置配下に転送するものであれば、該パケットを後段の送信元判定部325へ転送する。
また、受信RPRパケット判定部323は、RPRリング上のコントロールパケットかど
うかの判定も行い、コントロールパケットであった場合、コントロールパケットをRPRコ
ントロールプレーン(システム制御部)5に転送する。
送信元判定部325は、RPRリング上のどのノードから転送されてきたパケットかの判
定を行い、RPR FDBへ情報の反映を行う。
RPR FDB部327は、リングを構成する各ノードのアドレスやトポロジ情報を格
納しており、各ノードと該ノードに送信するパケットの宛先情報とを対応付けている。なお、RPR FDB部327は、後述のように運用系RPRカード3Wと非運用系RPR
カード3Pとにおいて、同じ内容で運用を開始し、同一の更新を行うので、常に同一内容となっている。
<リングレットIF部4>
リングレットIF(インタフェース)部4は、リングからパケットを受信(ドロップ)又はリングへパケットを送出(アッド)する。該リングレットIF部4は、伝送路を介して両隣りのノードと接続する二つのブロック4A,4Bで構成され、各ブロックが二重のリングL0,L1にてパケットを送信或は受信している。そして、該リングレットIFブロック4A,4Bは、それぞれ、SEL部(選択部)41、Copy部(複製部)42、EO部4
3、OE部44を備えている。
SEL部41は、通常時、運用系RPRカード3WのRPR機能ブロック32からのパケット
をRPRリングに送り、障害発生時、非運用系RPRカード3PのRPR機能ブロック32からのパケットをRPRリングに送るようにパケットの選択を行う。
Copy部42は、RPRリングから受信したパケットを複製して運用系RPRカード3W
と、非運用系RPRカード3Pとに同じパケットを送る。
EO部43は、RPRブロック32から受信したパケットをRPRリングの物理層に適した
光信号に変換し、リングにパケットを送信する。
OE部44は、リングからパケットを受信し、網側の物理層に適した電気信号に変換し、RPRブロック3側へ送る。
<システム制御部5>
システム制御部5は、主信号(パケット)の転送路とは別に、制御情報を送信又は受信する制御経路を介してパケット網IFブロック1、パケットSW部2、RPRパケットRP
Rカード3、リングレットIF部4など、リングレットリングノード10内の各部と接続し、該各部の制御を行う。該システム制御部5は、RPR運用系指示部55を備えている。
RPR運用系指示部55は、RPRカード3を監視して障害を検知し、運用系RPRカード3Wに障害が発生していないとき(通常時)には運用系RPRカード3Wの使用を指示する制御情報(指示情報)、障害の発生時には非運用系(予備系)RPRカード3Pの使用を指示する指示情報をリングレットIF部4やRPRカード3へ通知する。
該RPR運用系指示部55は、RPRカード3を通るパケットや各部の応答時間等を監視し、パケットが途絶える、応答時間が長い等、所定の状態(正常状態)から外れた場合に障害の発生(異常状態)として検出する。例えば、所定周期で状態確認用のパケットを転送させ、所定の経路で正しく転送されれば正常状態、正しく転送されなければ異常状態とする。
§2.冗長化方法
次に、上記冗長構成を用いてパケットを中継することにより、耐障害性を向上させる冗長化方法について説明する。
先ず、端末側ネットワークからのパケットをパケット網IFブロック1、パケットSW部2、RPRカード3を介して、リングレットIF部4からリングに送出する上り方向の流れについて説明する。
図6は、この上り方向の信号の流れを示す図である。
パケット網インタフェースブロック1は、端末側からパケットが入力されると、宛先判定部12でパケットFDBを参照し、パケットの宛先情報に対応した宛先、即ち転送先を判定し、該転送先へ転送する。例えば、パケットの宛先がリング側のノードに収容されたネットワークであれば、クラス判定部13、パケットSW制御IF部14を介して、パケットSW部2に転送する。
パケットSW部2は、このRPRカード3へのパケットを受信すると、2枚のRPRカード3W,3Pに同じデータ(パケット)を転送する。これを実現するには、例えば受信したパケットをコピーして、双方のRPRカードに転送する方法がある。
同じデータを受け取った運用係RPRカード3W及び非運用系RPRカード3Pは、それぞれ同じ処理を行う。即ち、パケットブロック31は、パケットSW制御IF部314を介してデータを受信し、送信元判定部315が該データの送信元を判定し、パケットFDBに反映させる。例えば送信元として入力カード、入力ポート、ソースアドレス、VLAN情報等の情報(宛先情報)を該データ(パケット)のヘッダ情報から抽出し、パケットFDBに登録する。そして、パケット蓄積部316を介して該パケットをパケットブロック31からRPRブロック32へ転送する。
RPRブロック32は、パケットブロック31からパケットが入力されると、宛先判定部322でRPR・FDB327を参照し、パケットの宛先情報に対応した宛先、即ち転送先を判定し、該転送先へ転送する。例えば、パケットの宛先がリング側のノードに収容されたネットワークであれば、帯域制御部326、RPR送信処理ブロック321を介して、リングレットIFブロック4A,4Bに転送する。
リングレットIFブロック4A,4Bは、通常時、選択部41がRPR運用系指示部55からの指示情報に基づいて、運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pからの同じデータのうち、運用系RPRカード3Wのデータを選択し、該データをEO部43で光信号に変換して各リングL0,L1へ送出(アッド)する。
また、RPR運用系指示部55が、運用系RPRカード3Wの障害を検知し、非運用系RPRカード3Pの使用を指示する指示情報をリングレットIFブロック4に送信した場合、SEL部41は、非運用系RPRカード3Pのデータを選択し、該データをEO部43で光信号に変換して各リングL0,L1へ送出(アッド)する。
次に、リングLからのパケットをリングレットIF部4、RPRカード3、パケットSW部2を介して、パケット網IFブロック1から端末側ネットワークへ送出する下り方向の流れについて説明する。
図7は、この下り方向のデータの流れを示す図である。
リングレットLからパケットを受信したリングレットIFブロック4は、該パケットをOE部44で変換し、Copy部42で複製して同じデータ(パケット)を運用系RPRカード3W及び非運用系RPRカード3Pに転送する。
同じデータを受け取った運用系RPRカード3W及び非運用系RPRカード3Pは、それぞれ同じ処理を行う。即ち、MUX部324を介して下り方向のパケットを受信した受信RPRパケット判定部323は、該パケットを送信元判定部325に転送する。送信元判定部325は、該パケットの送信元に係る情報(送信元情報)を判定し、RPR FD
B327に反映(登録)する。
このように、リングレットLから受信したパケットは運用系RPRカード3W及び非運用系RPRカード3Pの双方に転送され、それぞれの送信元判定部325が該パケットに係る情報を必要に応じてFDBに登録する。従って、運用系終端部3Wと非運用系終端部3PとでRPR FDBの情報が一致していることになる。その後、該パケットはそれぞ
れのパケットブロック31へ転送される。
該パケットを受信した宛先判定部312は、パケットFDBを参照し、該パケットの宛先情報に応じて、どのカードのどのポートへ転送するかといった転送先(宛先)を判定し、装置内RPRクラス判定部313、パケットSW制御IF部314を介してパケットSW2へ転送する。
パケットSW部2は、通常時、制御部22がRPR運用系指示部55からの指示情報に基づいて、運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pからの同じデータ(パケット)のうち、運用系RPRカード3Wのデータを選択し、該データをパケット網IFブロック1に送って端末側ネットワークへ送出させている。
また、RPR運用系指示部55が、運用系RPRカード3Wの障害を検知し、非運用系RPRカード3Pの使用を指示する指示情報をパケットSW部2に送信した場合、制御部22は、非運用系RPRカード3Pのデータを選択し、該データをパケット網IFブロック1に送って端末側ネットワークへ送出させる。
このように、本実施形態では、運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pを備えて冗長化構成としたことにより、運用系RPRカード3Wに障害が生じた場合にも非運用系RPRカード3Pに切り替えて運用を継続できるので、RPRノードのダウンとはならず、リングプロテクション機能の発動を防止できる。従ってリングプロテクション機能が動作した場合に生ずるリング上の輻輳の発生や帯域の減少を抑えることができる。
また、冗長化した運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pの双方に同じパケットを送り、同じ処理をさせているので、RPRブロック32におけるRPR FDB
327、パケットブロック31におけるパケットFDB317が運用系と非運用系とで常に一致しており、障害発生時に非運用系RPRカード3Pに切り替えて運用を開始してもフラッディングが発生しない。従ってリング上の輻輳の発生や帯域の減少を更に抑えることができる。
§3.変形例
<変形例1>
図8は、変形例1の概略説明図である。本変形例1は、上述の実施形態と比較して、パケットを上り方向に転送する際、パケットSW部2が、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭部分のみを転送する点が異なっている。なお、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
本例のRPR運用系指示部55は、指示情報をリングレットIF部4と共に、パケットSW部2の制御部22にも送信する。
パケットSW部2は、該指示情報に基づき、通常時、パケット網IFブロック1から受信したパケットを運用系RPRカード3Wに転送すると共に、該パケットのうち、送信元情報、即ちパケットFDB317を更新するのに必要な情報を含む一部分を転送する。例えば、送信元情報がパケットのヘッダに含まれている場合、パケットの先頭から送信元情報が記録されている所定数のバイトだけを転送する。本例では、パケットの先頭から所定数のバイトを転送することで宛先情報等も転送したが、少なくとも送信元情報が含まれれば、これに限定されない。例えば、他の方法として、パケットの送信元情報を抽出して、この情報だけを転送する方法がある。
該パケット全体を受信した運用系RPRカード3Wは、前述のとおりパケットブロック31及びRPRブロック32にて処理してリングレットIF部4に転送し、リングLに送出する。
また、パケットの一部を受信した非運用系RPRカード3Pは、パケットブロック31で該パケットの一部から送信元を判定し、パケットFDB317を更新する。そして、RPRブロック32が該パケットの一部から転送先を判定し、他のノード宛である場合には、リングレットIF部4へ転送する。但し、リングレットIF部4のSEL41は、運用
系終端部3Wからのデータを選択するので、該非運用系終端部3Pからのパケットの一部は廃棄される。
一方、運用系RPRカード3Wに障害が発生し、RPR運用系指示部55から非運用系を使用する旨の指示情報がパケットSW部2に通知すると、パケットSW部2の制御部22は、該指示情報に基づき、障害発生時であることを認識し、パケット網IFブロック1から受信したパケットの全てを非運用系RPRカード3Pに転送する。そして、該RPRカード3PからのパケットをSEL部41が選択してリングレットLに送出する。
このように、通常時は、パケットFDB317の更新に必要なパケットの一部のみを転送するので、非運用系RPRカード3Pの処理が減り、省電力化が図れる。
<変形例2>
図9は、変形例2の概略説明図である。本変形例2は、前述の実施形態と比較して、パケットを下り方向に転送する際、Copy部42が、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭部分のみを転送する点が異なっている。なお、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
本例のRPR運用系指示部55は、指示情報をリングレットIF部4と共に、パケットSW部2の制御部22にも送信する。
パケットSW部2は、該指示情報に基づき、通常時、パケット網IFブロック1から受信したパケットを運用系RPRカード3Wに転送すると共に、該パケットのうち、送信元情報、即ちRPR FDB327を更新するのに必要な情報を含む一部分を転送する。例
えば、送信元情報がパケットのヘッダに含まれている場合、パケットの先頭から送信元情報が記録されている所定数のバイトだけ転送する。本例では、パケットの先頭から所定を転送することで宛先情報等も転送したが、少なくとも送信元情報が含まれれば、これに限定されない。
該パケット全体を受信した運用系RPRカード3Wは、前述のとおりRPRブロック32及びパケットブロック31にて処理してパケットSW部2へ転送し、パケット網IF部1から端末側ネットワークに送出させている。
また、パケットの一部を受信した非運用系RPRカード3Pは、RPRブロック32で該パケットの一部から送信元を判定し、RPR FDB327を更新する。そして、パケ
ットブロック31が該パケットの一部から転送先を判定し、端末側ネットワーク宛である場合には、パケットSW部2へ転送する。但し、パケットSW部2の制御部22は、運用系終端部3Wからのデータを選択するので、該非運用系終端部3Pからのパケットの一部は廃棄される。
一方、運用系RPRカード3Wに障害が発生し、RPR運用系指示部55から非運用系を使用する旨の指示情報がリングレットIF部4に通知されると、リングレットIF部44のCopy部42は、該指示情報に基づいて障害発生時であることを認識し、リングレットLから受信したパケットの全てを非運用系終端部3Pに転送する。そして、該RPRカード3PからのパケットをパケットSW部2が選択してパケット網IF部1に転送する。
このように、通常時は、RPR FDB327の更新に必要なパケットの一部のみを転
送するので、非運用系RPRカード3Pの処理が減り、省電力化が図れる。
<変形例3>
図10は、変形例3の概略説明図である。本変形例3は、前述の変形例1と比較して、パケットを上り方向に転送する際、非運用系RPRカード3Pで、パケットFDBの更新後、該パケットを廃棄する点が異なっている。なお、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
パケット通信方式では、パケットの2重到着は許されないので、冗長化のため運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pとへ2重に送った場合、このうち一方のパケットのみが転送される構成でなければならない。
前述の実施形態では、SEL部41やパケットSW部2が運用系RPRカード3Wからのパケットのみを選択することによってパケットの2重到着を防いでいる。
即ち、パケットの2重到着の防止が、SEL部41或はパケットSW部2のみで達成されているため、更なる耐障害性の向上のためには、フェイルセーフ構成をとることが望ましい。
そこで、パケットの2重到着防止のためのフェイルセーフ構成とした例について次に説明する。
本例のRPR運用系指示部55は、指示情報をリングレットIF部4と共に、パケットSW部2及び非運用系RPRカード3Pにも送信する。
非運用系RPRカード3Pのパケットブロック31は、上り方向に転送するパケットに応じ、送信元判定部315が該パケットの送信元情報をパケットFDB317に登録した後、送信元判定部315又はパケット蓄積部316が前記指示情報に基づき通常時と認識した場合、該パケットを廃棄し、RPRブロック32への転送を停止する。なお、送信元判定部315又はパケット蓄積部316が、前記指示情報に基づき障害発生時と認識した場合には、前述の実施形態と同じく該パケットをRPRブロック32へ転送させる。
また、非運用系RPRカード3PのRPRブロック32では、RPR送信処理ブロック321が前記指示情報に基づき通常時と認識した場合、受信したパケットを廃棄し、リングレットIFブロック4への転送を停止する。なお、該RPR送信処理ブロック321が、前記指示情報に基づき障害発生時と認識した場合には、前述の実施形態と同じく該パケットをリングレットIFブロック4へ転送する。
このように本例では、通常時、非運用系RPRカード3Pでは、RPRブロック32及びパケットブロック31でパケットを廃棄するので、非運用系RPRカード3PはリングレットIFブロック4へのパケットの送信を停止する。
更に、通常時のリングレットIFブロック4は、前述の実施形態と同じく、運用系RPRカード3Wからのパケットを選択する、即ち、非運用系ブロック3Pからのパケットを廃棄する。
従って、リングレットIFブロック4と非運用系RPRカード3Pの双方でパケットの転送を停止しているので、何れかに障害が生じた場合でも、確実にパケットの2重到着を防止でき、高い耐障害性が確保される。
また、本例では、非運用系RPRカード3Pの中においても、RPRブロック32とパケットブロック31の双方でパケットを廃棄しているので、何れかに障害が発生した場合
でも確実にパケットの転送を停止でき、フェイルセーフ構成になっている。更に、本例では、パケットブロック31で上り方向のパケットを廃棄しているので、通常時RPRブロック32へ上り方向のパケットが到達することがなく、RPRブロックの処理量が減少するので省電力化が図れる。
なお、本例では、RPRブロック32とパケットブロック31の双方でパケットを廃棄したが、必要とする耐障害性に応じ、パケットブロック31ではパケットを転送し、RPRブロック32側でのみパケットを廃棄(停止)する構成としても良い。
また、非運用系RPRカード3Pにおいて、上り方向のパケットを廃棄する要素は、パケットFDB317の更新後に廃棄できれば、上記送信元判定部315やRPR送信処理ブロック321に限らず、送信元判定部315以降(下流側)の要素の何れであっても良い。
更に、上記構成に加え、RPR運用系指示部55が、指示情報を運用系RPRカード3Wに通知し、運用系RPRカード3Wが障害発生時と認識した場合に、上記通常時の非運用系RPRカード3Pと同様にパケットの転送を停止する構成としても良い。
<変形例4>
図11は、変形例4の概略説明図であり、下り方向のパケットの2重到着を防止したフェイルセーフ構成の例を示す。本変形例4は、前述の変形例2と比較して、非運用系RPRカード3Pで、RPR FDBの更新後、パケットを廃棄する点が異なっている。なお
、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
本例のRPR運用系指示部55は、指示情報をリングレットIF部4と共に、パケットSW部2及び非運用系RPRカード3Pにも送信する。
リングレットIF部4から下り方向のパケットを受信した非運用系RPRカード3PのRPRブロック32は、該パケットに応じ、送信元判定部325が該パケットの送信元情報をRPR FDB327に登録した後、送信元判定部325が前記指示情報に基づき通
常時と認識した場合、該パケットを廃棄し、パケットブロック31への転送を停止する。また、RPR送信処理ブロック321も前記指示情報に基づき通常時と認識した場合、受信RPRパケット判定部323から受信した他のノードへのパケットを廃棄する。なお、送信元判定部325又はRPR送信処理ブロック321が、前記指示情報に基づき障害発生時と認識した場合には、前述の実施形態と同じく該パケットをパケットブロック31或はリングレットIF部4へ転送させる。
また、非運用系RPRカード3Pのパケットブロック31では、宛先判定部312やパケットSW制御IF部314が前記指示情報に基づき通常時と認識した場合、受信したパケットを廃棄し、パケットSW2への転送を停止する。なお、該宛先判定部312やパケットSW制御IF部314が、前記指示情報に基づき障害発生時と認識した場合には、前述の実施形態と同じく該パケットをパケットSW部2へ転送する。
このように本例では、通常時、非運用系RPRカード3Pでは、RPRブロック32及びパケットブロック31で下り方向のパケットを廃棄するので、非運用系RPRカード3PはパケットSW部2へのパケットの送信を停止する。
更に、通常時のパケットSW部2は、前述の実施形態と同じく、運用系RPRカード3Wからのパケットを選択する、即ち、非運用系ブロック3Pからのパケットを廃棄する。
従って、パケットSW部2と非運用系RPRカード3Pの双方でパケットの転送を停止しているので、何れかに障害が生じた場合でも、確実にパケットの2重到着を防止でき、高い耐障害性が確保される。
また、本例では、非運用系RPRカード3Pの中においても、RPRブロック32とパケットブロック31の双方でパケットを廃棄しているので、何れかに障害が発生した場合でも確実にパケットの転送を停止でき、フェイルセーフ構成になっている。更に、本例では、RPRブロック32で下り方向のパケットを廃棄しているので、通常時パケットブロック31へ上り方向のパケットが到達することがなく、パケットブロック31の処理量が減少するので省電力化が図れる。
なお、本例では、RPRブロック32とパケットブロック31の双方でパケットを廃棄したが、必要とする耐障害性に応じ、RPRブロック32ではパケットを転送し、パケットブロック31側でのみパケットを廃棄(停止)する構成としても良い。
また、非運用系RPRカード3Pにおいて、下り方向のパケットを廃棄する要素は、RPR FDB327の更新後に廃棄できれば、上記送信元判定部325や宛先判定部31
2に限らず、送信元判定部325以降(下流側)の要素の何れであっても良い。
更に、上記構成に加え、RPR運用系指示部55が、指示情報を運用系RPRカード3Wに通知し、運用系RPRカード3Wが障害発生時と認識した場合に、上記通常時の非運用系RPRカード3Pと同様にパケットの転送を停止する構成としても良い。
§4.終端ブロック内のデータベースの同期化
本実施形態では、冗長化した運用系RPRカード3Wと非運用系終端ブロックの双方へ同じパケットを転送し、双方のデータベースを一致させている。
これは、該データベースの情報が運用系と非運用系とで異なると、運用系RPRカード3Wに障害が発生して非運用系RPRカード3Pへ切り替えた際に、フラッディングが大量に生じて輻輳を招く可能性があるので、これを防止するためである。
例えば、通常時、リングレットIFブロック4が、下り方向のパケットを運用系RPRカード3Wのみに転送し、非運用系RPRカード3Pを動作させない構成であると、非運用系RPRカード3PのRPR FDB327に送信元情報が記録されない。
従って、運用系RPRカード3Wの障害時に非運用系RPRカード3Pに切り替えた際、宛先判定部322がRPR FDB327を参照しても情報(該当する宛先)が存在し
ないので、図12に示すように、全てのパケットが全てのノードにフラッディングされてしまう。
同様に、通常時、パケットSW部2が、上り方向のパケットを運用系RPRカード3Wのみに転送し、非運用系RPRカード3Pを動作させない構成であると、非運用系RPRカード3PのパケットFDB317に送信元情報が記録されない。
従って、運用系RPRカード3Wの障害時に非運用系RPRカード3Pに切り替えた際、宛先判定部312がパケットFDB317を参照しても情報(該当する宛先)が存在しないので、図13に示すように、全てのパケットが全てのポートにフラッディングされてしまう。
そこで、運用系終端ブロックのデータベースと非運用系ブロック3Pのデータベースを一致(以下、同期化とも称す)させ、フラッディングを抑圧する。
このデータベースの同期化には次の2つのステップが存在する。
ステップ1:RPRカードデータベースの初期状態の同期化(初期同期)
ステップ2:RPRカードデータベースの追加情報の同期化(通常時同期)
ステップ2の追加情報の同期化については、以下のとおり行う。
図14は、のぼり方向にパケットを転送する場合の説明図である。
パケットSW部2は、パケット網インタフェースブロック1から他のノード宛てのパケットを受信すると、該パケットを運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pとに転送する。本例のパケットSW部2は、運用系RPRカード3Wにパケット全体を送り、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭から所定数のビットだけ(ヘッダ部分)をコピーして送信する。なお、図6のようにパケット全体をコピーして運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pに同じデータ(パケット)を送るようにしても良い。
運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pの送信元判定部315は、該パケットのヘッダからMACアドレス、送信元カードの識別情報、送信元ポートの識別情報等、送信元に係る情報(以下単に送信元情報とも称す)を判別し、該送信元情報をFDB317に登録する。
図14の例では、パケットの送信元アドレス(SA)としてのMACアドレスがB、該パケットを収容した送信元カード(S-Card)が#2、送信元ポート(S-Port)が#3の場合を示している。
送信元判定部315は、このSA=B、S-Card=#2、S-Port=#3を送信元情報としてパケットから抽出し、FDB317に登録する。
図15は、くだり方向にパケットを転送する場合の説明図である。
リングレットIFブロック4は、リング側からパケットを受信すると、該パケットを運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pとに転送する。本例のパケットSW部2は、運用系RPRカード3Wにパケット全体を送り、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭から所定数のビットだけ(ヘッダ部分)をコピーして送信する。なお、図7のようにパケット全体をコピーして運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pに同じデータ(パケット)を送るようにしても良い。
運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pの送信元判定部325は、該パケットのヘッダから送信元のMACアドレス、送信元ノードの識別情報、リングレットの識別情報等、送信元に係る情報(以下単に送信元情報とも称す)を判別し、該送信元情報をFDB327に登録する。また、コントロールパケット(制御フレーム)によるリングトポロジ情報や、Fairness情報についても同様にパケットFDB327に登録して同期化する。このように本願では、送信側(リング側)の構成等を示すリングトポロジ情報や、Fairness情報等の情報についても、便宜上、送信元に係る情報(送信元情報)とし、一括して説明する。
図15の例では、パケットの送信元アドレス(SA)としてのMACアドレスがY、該パケットを収容した送信元ノード(Node)が#2、リングレット(Ringlet)が#0の場
合を示している。
送信元判定部325は、このSA=Y、Node=#2、Ringlet=#0を送信元情報とし
てパケットから抽出し、FDB327に登録する。
このステップ2によって、運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pとが、同じ送信元情報に基づいて常に同じ登録処理(通常時同期)を行うので、ステップ1によって初期同期が行われていれば、運用系のFDB317,327と非運用系のFDB317,327とは常に一致する。
そして、ステップ1の初期同期については、以下のとおり行う。
先ず、運用系RPRカード3W、非運用系終端ブロックともに、初期状態であれば、データベースがクリアされており、双方とも何も無い状態で一致しているので、以降ステップ2の追加情報の蓄積を行うことで同期化できる。
また、一方の終端ブロックに障害が生じて交換した場合、交換した終端ブロックのデータベースがクリアされており、そのままの状態で、ステップ2の通常時同期を始めると、運用系と非運用系のデータベースが不一致(非運用系のデータベースのエントリが少ない)状態となる。そこで、運用中の終端ブロックのデータベースに蓄積されている情報を交換後の終端ブロックのデータベースに転写し、転写完了後、ステップ2の通常時同期を行うことにより、同期化が可能である。
図16は、主信号(パケット)と同じ転送経路を使って、送信元情報を転送する例である。
運用系RPRカード3Wに障害が発生し、非運用系RPRカード3Pに切替えて運用している場合に、運用系RPRカード3Wを交換すると、DB転送部318が該交換を検出し、RPR FDB327、パケットFDBの情報を読み出して同期用パケットとしてパ
ケットSW部2へ転送する。
また、パケットSW部2は、非運用系RPRカード3Pから同期用パケットを受信した場合、運用系RPRカード3Wへ転送する。
そして、運用系RPRカード3Wは、パケットSW制御IF部314が、受信した同期用パケットをDB転送部318へ転送し、該DB転送部318が送信元情報をRPR F
DB327及びパケットFDBに登録し、初期同期を完了する。
なお、非運用系RPRカード3Pを交換した場合も上記と逆方向にDB転送部によってデータを転送することで、初期同期を行うことができる。
該初期同期の完了以降は、通常時同期を行うことでデータベースの同期が保たれる。
なお、上記の説明では、運用系と非運用系を固定的に示したが、障害が発生した時点で、運用を開始した、即ち、パケットSW部2やリングレットIF部4がパケットを選択する側の終端ブロック(元非運用系RPRカード3P)を運用系終端ブロック(3W)とし、交換後の終端ブロックを非運用系RPRカード3Pとしても良い。
また、DB転送部318が、前記初期同期の完了を運用系指示部55に通知し、運用系指示部55が交換後の運用系RPRカード3Wからのパケットを選択するように指示情報を通知し直しても良い。
また、図17は、制御経路を介して送信元情報を転送する例を示している。
運用系RPRカード3Wに障害が発生し、非運用系RPRカード3Pに切替えて運用している場合に、運用系RPRカード3Wを交換すると、DB転送部318が該交換を検出し、RPR FDB327、パケットFDBの情報を読み出して同期用情報とし、制御経
路を介してシステム制御部5へ転送する。
また、システム制御部5は、制御経路を介して非運用系RPRカード3Pから受信した同期用情報を受信運用系RPRカード3Wへ転送する。
そして、運用系RPRカード3Wでは、受信した同期用情報をDB転送部318が送信元情報をRPR FDB327及びパケットFDBに登録し、初期同期を完了する。
以降の動作は、上記図16の例と同じである。
更に、図18は、専用回線300を介して送信元情報を転送する例を示している。
運用系RPRカード3Wに障害が発生し、非運用系RPRカード3Pに切替えて運用している場合に、運用系RPRカード3Wを交換すると、非運用系RPRカード3PのDB転送部318が該交換を検出し、RPR FDB327、パケットFDBの情報を読み出
し、専用回線300を介して運用系RPRカード3WのDB転送部318へ転送する。
運用系RPRカード3WのDB転送部318は、受信した送信元情報をRPR FDB
327及びパケットFDBに登録し、初期同期を完了する。
以降の動作は、上記図16の例と同じである。
§5.その他
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、以下に付記した構成であっても上述の実施形態と同様の効果が得られる。また、これらの構成要素は可能な限り組み合わせることができる。
(付記1)
リングネットワークを構成するノードであって、
リングからデータを受信する或はリングにデータを送出するリング側インタフェースと、
前記リングからのデータを端末側へ転送する或は端末側からのデータを前記リングへ転送する運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロックと同じ構成を有することで前記データの転送機能を冗長化する非運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送し、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送する端末側インターフェイスとを備え、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する宛先判定部とを備えるリングノード。(1)
(付記2)
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータを運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送し、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択してリング側へ転送し、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックのそれぞれが、
前記送信元判定部及び前記宛先判定部と、
リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
端末側から受信したデータの宛先情報に基いて前記データベースを参照して前記データの転送先を判定する宛先判定部とを備える付記1に記載のリングノード。(2)
(付記3)
前記非運用系終端ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記1又は2に記載のリングノード。
(付記4)
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、それぞれ端末側ブロックとリング側ブロックを備え、
前記端末側ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する前記送信元判定部と、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する前記宛先判定部とを備え、
前記リング側ブロックが、
リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
端末側から受信したデータの宛先情報に基いて前記データベースを参照して前記データの転送先を判定する宛先判定部とを備え、
前記非運用系終端ブロックの端末側ブロック及び/又はリング側ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記2に記載のリングノード。(3)
(付記5)
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該リングから受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記1から4の何れかに記載のリングノード。
(付記6)
前記端末側インタフェースが、端末側から受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該端末側から受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記1から5の何れかに記載のリングノード。(4)
(付記7)
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
他方の終端ブロックの交換を検知した場合に、データベースの情報を交換した他方の終端ブロックへデータベースの情報を転送するデータベース転送部と、
前記データベースの情報を受信した場合に、該情報をデータベースに登録するデータベース初期登録部とを備える付記1から6の何れかに記載のリングノード。
(付記8)
前記データベース転送部が、前記データの転送経路を介して端末側インタフェースへ前記データベースの情報を転送し、端末側インタフェースが前記データの転送経路を介して前記データベースの情報を前記データベース初期登録部へ転送する付記7に記載のリングノード。
(付記9)
前記データベース転送部が、制御情報の通信経路を介して前記データベース初期登録部へ転送する付記7に記載のリングノード。
(付記10)
前記データベース転送部が、専用の通信経路を介して前記データベース初期登録部へ転送する付記7に記載のリングノード。
(付記11)
リング側インタフェースと、運用系終端ブロックと、非運用系終端ブロックと、端末側インターフェイスとを備えたリングノードの冗長化方法であって、
端末側インターフェイスが、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、端末側から受信したデータの送信元情報を判定して、データベースに登録するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データをリング側インタフェースに転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記データをリングへ送出するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記リングからデータを受信し、前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データベースを参照して前記リング側インタフェースから受信したデータの宛先情報を判定して、前記端末側インタフェースに転送するステップと、
前記端末側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送するステップと、
を前記リングノードが実行する冗長化方法。(5)
(付記12)
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータを運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、前記リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データベースを参照して前記端末側インタフェースから受信したデータの宛先情報を判定して、前記リング側インタフェースに転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して前記リングへ転送するステップと、
を前記リングノードが実行する付記11に記載の冗長化方法。
(付記13)
前記非運用系終端ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記11又は12に記載の冗長化方法。
(付記14)
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、それぞれ端末側ブロックとリング側ブロックを備え、
前記端末側ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録するステップと、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定するステップとを行い、
前記リング側ブロックが、
リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録するステップと、
端末側から受信したデータの宛先情報に基いて前記データベースを参照して前記データ
の転送先を判定するステップとを行い、
前記非運用系終端ブロックの端末側ブロック及び/又はリング側ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記12に記載の冗長化方法。
(付記15)
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該リングから受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記11から14の何れかに記載の冗長化方法。
(付記16)
前記端末側インタフェースが、端末側から受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該端末側から受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記11から15の何れかに記載の冗長化方法。
(付記17)
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
他方の終端ブロックの交換を検知した場合に、データベースの情報を交換した他方の終端ブロックへデータベースの情報を転送し、
前記データベースの情報を受信した場合に、該情報をデータベースに登録する付記11から16の何れかに記載の冗長化方法。
(付記18)
前記データの転送経路を介して端末側インタフェースへ前記データベースの情報を転送し、端末側インタフェースが前記データの転送経路を介して前記データベースの情報を前記他方の終端ブロックへ転送する付記17に記載の冗長化方法。
(付記19)
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックの制御情報の通信経路を介して前記データベースの情報を転送する付記17に記載の冗長化方法。
(付記20)
専用の通信経路を介して前記データベースの情報を転送する付記17に記載の冗長化方法。
従来例の説明図 従来例の説明図 障害発生時の説明図 RPRシステム全体の概略図 リングノードのブロック図 上り方向のデータの流れを示す図 下り方向のデータの流れを示す図 変形例1のデータの流れを示す図 変形例2のデータの流れを示す図 変形例3のデータの流れを示す図 変形例4のデータの流れを示す図 RPRレイヤフラッディングの説明図 パケット網IFブロックでのフラッディングの説明図 パケットFDBの通常時同期の説明図 RPR FDBの通常時同期の説明図 データベースの初期同期の説明図 データベースの初期同期の説明図 データベースの初期同期の説明図
符号の説明
1 パケット網インタフェースブロック
2 パケットスイッチ部
3 終端ブロック
3W 運用系終端ブロック
3P 非運用系終端ブロック
4 リングレットインタフェース
5 システム制御部
6 端末側インタフェース
55 運用系指示ブロック

Claims (5)

  1. リングネットワークを構成するリングノードであって、
    ング側インタフェースと、
    前記リング側インタフェースからのデータを端末側へ転送すると共に、端末側からのデータを前記リング側インタフェースへ転送する運用系終端ブロックと、
    前記運用系終端ブロックと同じ構成を有することで前記データの転送機能を冗長化する非運用系終端ブロックと、
    前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送し、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックの双方へ転送する端末側インターフェイスと、
    備え、
    前記リング側インタフェースは、
    リングから受信したデータを前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックの双方へ転送すると共に、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択してリング側へ転送し、
    前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックのそれぞれは、
    端末側から受信したデータの送信元情報を判定して第1データベースに登録する第1送信元判定部、及び、前記第1データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する第1宛先判定部を含む端末側ブロックと、
    リング側から受信したデータの送信元情報を判定して第2データベースに登録する第2送信元判定部、及び、前記第2データベースを参照して端末側から受信したデータの宛先情報を判定する第2宛先判定部を含むリング側ブロックと、
    を有する
    ことを特徴とするリングノード。
  2. 前記非運用系終端ブロックの前記端末側ブロックが、前記データの送信元情報を前記第1データベースに登録後、当該データを廃棄する請求項1に記載のリングノード。
  3. 前記非運用系終端ブロックの前記リング側ブロックが、前記データの送信元情報を前記第2データベースに登録後、当該データを廃棄する請求項2に記載のリングノード。
  4. 前記端末側インタフェースが、端末側から受信したデータの全てを前記運用系終端ブロックへ転送し、該端末側から受信したデータのうち送信元情報に係る一部を前記非運用系終端ブロックへ転送する請求項1から3の何れかに記載のリングノード。
  5. リング側インタフェースと、運用系終端ブロックと、非運用系終端ブロックと、端末側インターフェイスとを備えたリングノードの冗長化方法であって、
    前記端末側インターフェイスが、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックの双方へ転送するステップと、
    前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックのそれぞれが、端末側から受信したデータの送信元情報を判定して第1データベースに登録し、当該データの宛先情報を第2データベースを参照することにより判定してから当該データを前記リング側インタフェースに転送するステップと、
    前記リング側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択してリング側へ転送するステップと、
    前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータを前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックの双方へ転送するステップと、
    前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックのそれぞれが、リング側から受信したデータの送信元情報を判定して前記第2データベースに登録し、当該データの宛先情報を前記第1データベースを参照することにより判定してから当該データを前記端末側インタフェースへ転送するステップと、
    前記端末側インターフェイスが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送するステップと、
    を含む冗長化方法。
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