JP4946599B2 - リングノード及び冗長化方法 - Google Patents
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Description
たシステムが知られている。
ドが故障した場合も同じように、故障した箇所を迂回させてパケットを伝送することにより、すばやい通信路復旧が行われる方式である。
を介してノードCへ送るように切替える。
路Pへ迂回させる際に、該迂回経路P上のノードD−ノードC間を別の通信Eのパケットを収容している場合、輻輳が発生する可能性がある。
リングネットワークを構成するノードであって、
リングからデータを受信する或はリングにデータを送出するリング側インタフェースと、
前記リングからのデータを端末側へ転送する或は端末側からのデータを前記リングへ転送する運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロックと同じ構成を有することで前記データの転送機能を冗長化する非運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送し、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送する端末側インターフェイスとを備え、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する宛先判定部とを備える。
リング側インタフェースと、運用系終端ブロックと、非運用系終端ブロックと、端末側インターフェイスとを備えたリングノードの冗長化方法であって、
端末側インターフェイスが、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、端末側から受信したデータの送信元情報を判定して、データベースに登録するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データをリング側インタフェースに転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記データをリングへ送出するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記リングからデータを受信し、前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データベースを参照して前記リング側インタフェースから受信したデータの宛先情報を判定して、前記端末側インタフェースに転送するステップと、
前記端末側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロック
からのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送するステップと、
を前記リングノードが実行する。
図4は、本発明に係るRPR通信システムの概略図である。本システム100は、リングネットワーク(以下、単にリング、リングレットとも称す)Lを連ねてバックボーン通信回線とし、該リングネットワークLの配下にL2スイッチ装置を有したL2網(端末側ネットワーク)を備えている。
した装置であり、リングプロテクション機能を極力発動させないように、終端ブロックを冗長構成にして耐障害性を向上させている。従って、終端ブロックに故障が生じても、該終端ブロックを切替えて運用を継続でき、リングプロテクション機能を発動させないので、これによる通信帯域の減少を防止できる。
制御部5を備えている。
パケット網IFブロック1は、送受信ブロック11、宛先判定部12、装置内 / RPRクラス判定部13、パケットSW制御IF部14、送信元判定部15、パケット蓄積部16、パケットFDB(Forwarding Data Base)部17を備えている。
、ノード内における転送先、即ち該パケットをどのポートに転送するかを判定する。
ら転送されてきたパケットが装置内のどこからきたものかの判定を行い、パケットFDBへ
情報を反映させる。
ある。
また、パケットSW(Switch)部2は、SW部21、制御部22を備えている。
RPRカード(RPRパケット終端ブロック)3は、運用系RPRカード(運用系終端ブ
ロック)3Wと、非運用系RPRカード(非運用系終端ブロック)3Pとで冗長に構成されている。即ち、運用系RPRカード3W,非運用系RPRカード3Pは、それぞれパケットブロック(端末側ブロック)31、RPRブロック(リング側ブロック)32を備えた同一
構成である。
し、ノード内における転送先、即ち該パケットをどのポートに転送するかを判定する。
7へ反映(登録)させる。
326、MUX部324、受信RPRパケット判定部323、送信元判定部325、RPR FDB部
327を備えている。
するものなのか、自装置配下に転送するものなのかを判定する。そして次のノードに中継するものであれば、該パケットをRPR送信処理ブロック321へ転送して次のノードへスルーさせ、自装置配下に転送するものであれば、該パケットを後段の送信元判定部325へ転送する。
うかの判定も行い、コントロールパケットであった場合、コントロールパケットをRPRコ
ントロールプレーン(システム制御部)5に転送する。
定を行い、RPR FDBへ情報の反映を行う。
納しており、各ノードと該ノードに送信するパケットの宛先情報とを対応付けている。なお、RPR FDB部327は、後述のように運用系RPRカード3Wと非運用系RPR
カード3Pとにおいて、同じ内容で運用を開始し、同一の更新を行うので、常に同一内容となっている。
リングレットIF(インタフェース)部4は、リングからパケットを受信(ドロップ)又はリングへパケットを送出(アッド)する。該リングレットIF部4は、伝送路を介して両隣りのノードと接続する二つのブロック4A,4Bで構成され、各ブロックが二重のリングL0,L1にてパケットを送信或は受信している。そして、該リングレットIFブロック4A,4Bは、それぞれ、SEL部(選択部)41、Copy部(複製部)42、EO部4
3、OE部44を備えている。
をRPRリングに送り、障害発生時、非運用系RPRカード3PのRPR機能ブロック32からのパケットをRPRリングに送るようにパケットの選択を行う。
と、非運用系RPRカード3Pとに同じパケットを送る。
光信号に変換し、リングにパケットを送信する。
システム制御部5は、主信号(パケット)の転送路とは別に、制御情報を送信又は受信する制御経路を介してパケット網IFブロック1、パケットSW部2、RPRパケットRP
Rカード3、リングレットIF部4など、リングレットリングノード10内の各部と接続し、該各部の制御を行う。該システム制御部5は、RPR運用系指示部55を備えている。
次に、上記冗長構成を用いてパケットを中継することにより、耐障害性を向上させる冗長化方法について説明する。
リングレットLからパケットを受信したリングレットIFブロック4は、該パケットをOE部44で変換し、Copy部42で複製して同じデータ(パケット)を運用系RPRカード3W及び非運用系RPRカード3Pに転送する。
B327に反映(登録)する。
れのパケットブロック31へ転送される。
327、パケットブロック31におけるパケットFDB317が運用系と非運用系とで常に一致しており、障害発生時に非運用系RPRカード3Pに切り替えて運用を開始してもフラッディングが発生しない。従ってリング上の輻輳の発生や帯域の減少を更に抑えることができる。
<変形例1>
図8は、変形例1の概略説明図である。本変形例1は、上述の実施形態と比較して、パケットを上り方向に転送する際、パケットSW部2が、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭部分のみを転送する点が異なっている。なお、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
系終端部3Wからのデータを選択するので、該非運用系終端部3Pからのパケットの一部は廃棄される。
図9は、変形例2の概略説明図である。本変形例2は、前述の実施形態と比較して、パケットを下り方向に転送する際、Copy部42が、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭部分のみを転送する点が異なっている。なお、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
えば、送信元情報がパケットのヘッダに含まれている場合、パケットの先頭から送信元情報が記録されている所定数のバイトだけ転送する。本例では、パケットの先頭から所定を転送することで宛先情報等も転送したが、少なくとも送信元情報が含まれれば、これに限定されない。
ットブロック31が該パケットの一部から転送先を判定し、端末側ネットワーク宛である場合には、パケットSW部2へ転送する。但し、パケットSW部2の制御部22は、運用系終端部3Wからのデータを選択するので、該非運用系終端部3Pからのパケットの一部は廃棄される。
送するので、非運用系RPRカード3Pの処理が減り、省電力化が図れる。
図10は、変形例3の概略説明図である。本変形例3は、前述の変形例1と比較して、パケットを上り方向に転送する際、非運用系RPRカード3Pで、パケットFDBの更新後、該パケットを廃棄する点が異なっている。なお、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
でも確実にパケットの転送を停止でき、フェイルセーフ構成になっている。更に、本例では、パケットブロック31で上り方向のパケットを廃棄しているので、通常時RPRブロック32へ上り方向のパケットが到達することがなく、RPRブロックの処理量が減少するので省電力化が図れる。
図11は、変形例4の概略説明図であり、下り方向のパケットの2重到着を防止したフェイルセーフ構成の例を示す。本変形例4は、前述の変形例2と比較して、非運用系RPRカード3Pで、RPR FDBの更新後、パケットを廃棄する点が異なっている。なお
、その他の構成は同じであるので、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
常時と認識した場合、該パケットを廃棄し、パケットブロック31への転送を停止する。また、RPR送信処理ブロック321も前記指示情報に基づき通常時と認識した場合、受信RPRパケット判定部323から受信した他のノードへのパケットを廃棄する。なお、送信元判定部325又はRPR送信処理ブロック321が、前記指示情報に基づき障害発生時と認識した場合には、前述の実施形態と同じく該パケットをパケットブロック31或はリングレットIF部4へ転送させる。
2に限らず、送信元判定部325以降(下流側)の要素の何れであっても良い。
本実施形態では、冗長化した運用系RPRカード3Wと非運用系終端ブロックの双方へ同じパケットを転送し、双方のデータベースを一致させている。
ないので、図12に示すように、全てのパケットが全てのノードにフラッディングされてしまう。
ステップ1:RPRカードデータベースの初期状態の同期化(初期同期)
ステップ2:RPRカードデータベースの追加情報の同期化(通常時同期)
図14は、のぼり方向にパケットを転送する場合の説明図である。
パケットSW部2は、パケット網インタフェースブロック1から他のノード宛てのパケットを受信すると、該パケットを運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pとに転送する。本例のパケットSW部2は、運用系RPRカード3Wにパケット全体を送り、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭から所定数のビットだけ(ヘッダ部分)をコピーして送信する。なお、図6のようにパケット全体をコピーして運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pに同じデータ(パケット)を送るようにしても良い。
運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pの送信元判定部315は、該パケットのヘッダからMACアドレス、送信元カードの識別情報、送信元ポートの識別情報等、送信元に係る情報(以下単に送信元情報とも称す)を判別し、該送信元情報をFDB317に登録する。
図14の例では、パケットの送信元アドレス(SA)としてのMACアドレスがB、該パケットを収容した送信元カード(S-Card)が#2、送信元ポート(S-Port)が#3の場合を示している。
送信元判定部315は、このSA=B、S-Card=#2、S-Port=#3を送信元情報としてパケットから抽出し、FDB317に登録する。
リングレットIFブロック4は、リング側からパケットを受信すると、該パケットを運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pとに転送する。本例のパケットSW部2は、運用系RPRカード3Wにパケット全体を送り、非運用系RPRカード3Pにパケットの先頭から所定数のビットだけ(ヘッダ部分)をコピーして送信する。なお、図7のようにパケット全体をコピーして運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pに同じデータ(パケット)を送るようにしても良い。
運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pの送信元判定部325は、該パケットのヘッダから送信元のMACアドレス、送信元ノードの識別情報、リングレットの識別情報等、送信元に係る情報(以下単に送信元情報とも称す)を判別し、該送信元情報をFDB327に登録する。また、コントロールパケット(制御フレーム)によるリングトポロジ情報や、Fairness情報についても同様にパケットFDB327に登録して同期化する。このように本願では、送信側(リング側)の構成等を示すリングトポロジ情報や、Fairness情報等の情報についても、便宜上、送信元に係る情報(送信元情報)とし、一括して説明する。
図15の例では、パケットの送信元アドレス(SA)としてのMACアドレスがY、該パケットを収容した送信元ノード(Node)が#2、リングレット(Ringlet)が#0の場
合を示している。
送信元判定部325は、このSA=Y、Node=#2、Ringlet=#0を送信元情報とし
てパケットから抽出し、FDB327に登録する。
このステップ2によって、運用系RPRカード3Wと非運用系RPRカード3Pとが、同じ送信元情報に基づいて常に同じ登録処理(通常時同期)を行うので、ステップ1によって初期同期が行われていれば、運用系のFDB317,327と非運用系のFDB317,327とは常に一致する。
先ず、運用系RPRカード3W、非運用系終端ブロックともに、初期状態であれば、データベースがクリアされており、双方とも何も無い状態で一致しているので、以降ステップ2の追加情報の蓄積を行うことで同期化できる。
運用系RPRカード3Wに障害が発生し、非運用系RPRカード3Pに切替えて運用している場合に、運用系RPRカード3Wを交換すると、DB転送部318が該交換を検出し、RPR FDB327、パケットFDBの情報を読み出して同期用パケットとしてパ
ケットSW部2へ転送する。
DB327及びパケットFDBに登録し、初期同期を完了する。
なお、上記の説明では、運用系と非運用系を固定的に示したが、障害が発生した時点で、運用を開始した、即ち、パケットSW部2やリングレットIF部4がパケットを選択する側の終端ブロック(元非運用系RPRカード3P)を運用系終端ブロック(3W)とし、交換後の終端ブロックを非運用系RPRカード3Pとしても良い。
運用系RPRカード3Wに障害が発生し、非運用系RPRカード3Pに切替えて運用している場合に、運用系RPRカード3Wを交換すると、DB転送部318が該交換を検出し、RPR FDB327、パケットFDBの情報を読み出して同期用情報とし、制御経
路を介してシステム制御部5へ転送する。
更に、図18は、専用回線300を介して送信元情報を転送する例を示している。
し、専用回線300を介して運用系RPRカード3WのDB転送部318へ転送する。
327及びパケットFDBに登録し、初期同期を完了する。
以降の動作は、上記図16の例と同じである。
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
リングネットワークを構成するノードであって、
リングからデータを受信する或はリングにデータを送出するリング側インタフェースと、
前記リングからのデータを端末側へ転送する或は端末側からのデータを前記リングへ転送する運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロックと同じ構成を有することで前記データの転送機能を冗長化する非運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送し、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送する端末側インターフェイスとを備え、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する宛先判定部とを備えるリングノード。(1)
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータを運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送し、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択してリング側へ転送し、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックのそれぞれが、
前記送信元判定部及び前記宛先判定部と、
リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
端末側から受信したデータの宛先情報に基いて前記データベースを参照して前記データの転送先を判定する宛先判定部とを備える付記1に記載のリングノード。(2)
前記非運用系終端ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記1又は2に記載のリングノード。
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、それぞれ端末側ブロックとリング側ブロックを備え、
前記端末側ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する前記送信元判定部と、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する前記宛先判定部とを備え、
前記リング側ブロックが、
リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録する送信元判定部と、
端末側から受信したデータの宛先情報に基いて前記データベースを参照して前記データの転送先を判定する宛先判定部とを備え、
前記非運用系終端ブロックの端末側ブロック及び/又はリング側ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記2に記載のリングノード。(3)
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該リングから受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記1から4の何れかに記載のリングノード。
前記端末側インタフェースが、端末側から受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該端末側から受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記1から5の何れかに記載のリングノード。(4)
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
他方の終端ブロックの交換を検知した場合に、データベースの情報を交換した他方の終端ブロックへデータベースの情報を転送するデータベース転送部と、
前記データベースの情報を受信した場合に、該情報をデータベースに登録するデータベース初期登録部とを備える付記1から6の何れかに記載のリングノード。
前記データベース転送部が、前記データの転送経路を介して端末側インタフェースへ前記データベースの情報を転送し、端末側インタフェースが前記データの転送経路を介して前記データベースの情報を前記データベース初期登録部へ転送する付記7に記載のリングノード。
前記データベース転送部が、制御情報の通信経路を介して前記データベース初期登録部へ転送する付記7に記載のリングノード。
前記データベース転送部が、専用の通信経路を介して前記データベース初期登録部へ転送する付記7に記載のリングノード。
リング側インタフェースと、運用系終端ブロックと、非運用系終端ブロックと、端末側インターフェイスとを備えたリングノードの冗長化方法であって、
端末側インターフェイスが、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックに転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、端末側から受信したデータの送信元情報を判定して、データベースに登録するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データをリング側インタフェースに転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記データをリングへ送出するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記リングからデータを受信し、前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データベースを参照して前記リング側インタフェースから受信したデータの宛先情報を判定して、前記端末側インタフェースに転送するステップと、
前記端末側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送するステップと、
を前記リングノードが実行する冗長化方法。(5)
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータを運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックへ転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、前記リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録するステップと、
前記運用系終端ブロックが、前記データベースを参照して前記端末側インタフェースから受信したデータの宛先情報を判定して、前記リング側インタフェースに転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して前記リングへ転送するステップと、
を前記リングノードが実行する付記11に記載の冗長化方法。
前記非運用系終端ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記11又は12に記載の冗長化方法。
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、それぞれ端末側ブロックとリング側ブロックを備え、
前記端末側ブロックが、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録するステップと、
前記データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定するステップとを行い、
前記リング側ブロックが、
リング側から受信したデータの送信元情報を判定し、データベースに登録するステップと、
端末側から受信したデータの宛先情報に基いて前記データベースを参照して前記データ
の転送先を判定するステップとを行い、
前記非運用系終端ブロックの端末側ブロック及び/又はリング側ブロックが、前記データの送信元情報を前記データベースに登録後、当該データを廃棄する付記12に記載の冗長化方法。
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該リングから受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記11から14の何れかに記載の冗長化方法。
前記端末側インタフェースが、端末側から受信したデータの全てを運用系終端ブロックへ転送し、該端末側から受信したデータのうち送信元情報に係る一部を非運用系終端ブロックへ転送する付記11から15の何れかに記載の冗長化方法。
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックが、
他方の終端ブロックの交換を検知した場合に、データベースの情報を交換した他方の終端ブロックへデータベースの情報を転送し、
前記データベースの情報を受信した場合に、該情報をデータベースに登録する付記11から16の何れかに記載の冗長化方法。
前記データの転送経路を介して端末側インタフェースへ前記データベースの情報を転送し、端末側インタフェースが前記データの転送経路を介して前記データベースの情報を前記他方の終端ブロックへ転送する付記17に記載の冗長化方法。
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックの制御情報の通信経路を介して前記データベースの情報を転送する付記17に記載の冗長化方法。
専用の通信経路を介して前記データベースの情報を転送する付記17に記載の冗長化方法。
2 パケットスイッチ部
3 終端ブロック
3W 運用系終端ブロック
3P 非運用系終端ブロック
4 リングレットインタフェース
5 システム制御部
6 端末側インタフェース
55 運用系指示ブロック
Claims (5)
- リングネットワークを構成するリングノードであって、
リング側インタフェースと、
前記リング側インタフェースからのデータを端末側へ転送すると共に、端末側からのデータを前記リング側インタフェースへ転送する運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロックと同じ構成を有することで前記データの転送機能を冗長化する非運用系終端ブロックと、
前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送し、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックの双方へ転送する端末側インターフェイスと、
を備え、
前記リング側インタフェースは、
リングから受信したデータを前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックの双方へ転送すると共に、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択してリング側へ転送し、
前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックのそれぞれは、
端末側から受信したデータの送信元情報を判定して第1データベースに登録する第1送信元判定部、及び、前記第1データベースを参照してリングから受信したデータの宛先情報を判定する第1宛先判定部を含む端末側ブロックと、
リング側から受信したデータの送信元情報を判定して第2データベースに登録する第2送信元判定部、及び、前記第2データベースを参照して端末側から受信したデータの宛先情報を判定する第2宛先判定部を含むリング側ブロックと、
を有する
ことを特徴とするリングノード。 - 前記非運用系終端ブロックの前記端末側ブロックが、前記データの送信元情報を前記第1データベースに登録後、当該データを廃棄する請求項1に記載のリングノード。
- 前記非運用系終端ブロックの前記リング側ブロックが、前記データの送信元情報を前記第2データベースに登録後、当該データを廃棄する請求項2に記載のリングノード。
- 前記端末側インタフェースが、端末側から受信したデータの全てを前記運用系終端ブロックへ転送し、該端末側から受信したデータのうち送信元情報に係る一部を前記非運用系終端ブロックへ転送する請求項1から3の何れかに記載のリングノード。
- リング側インタフェースと、運用系終端ブロックと、非運用系終端ブロックと、端末側インターフェイスとを備えたリングノードの冗長化方法であって、
前記端末側インターフェイスが、端末側からのデータを前記運用系終端ブロック及び非運用系終端ブロックの双方へ転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックのそれぞれが、端末側から受信したデータの送信元情報を判定して第1データベースに登録し、当該データの宛先情報を第2データベースを参照することにより判定してから当該データを前記リング側インタフェースに転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択してリング側へ転送するステップと、
前記リング側インタフェースが、リングから受信したデータを前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックの双方へ転送するステップと、
前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックのそれぞれが、リング側から受信したデータの送信元情報を判定して前記第2データベースに登録し、当該データの宛先情報を前記第1データベースを参照することにより判定してから当該データを前記端末側インタフェースへ転送するステップと、
前記端末側インターフェイスが、前記運用系終端ブロック及び前記非運用系終端ブロックからのデータのうち、前記運用系終端ブロックからのデータを選択して端末側へ転送するステップと、
を含む冗長化方法。
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