JP4946550B2 - ワイピング装置、並びに同ワイピング装置を備えたメンテナンスユニット及び流体噴射装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、上記ワイピング装置と同様の作用効果が得られる。
また、本発明の流体噴射装置は、ノズル形成面に形成されたノズルから流体を噴射する流体噴射ヘッドと、上述したワイピング装置とを備える。
図1に示すように、本実施形態の流体噴射装置としてのプリンタ11は、略箱状をなす本体ケース12を備えている。本体ケース12内の下部には、その長手方向(図1において左右方向となる主走査方向)に沿って延びるようにプラテン13が設けられている。プラテン13は、記録用紙Pを支持する支持台であり、紙送りモータ14の駆動力に基づいて記録用紙Pを主走査方向と直交する副走査方向(図1において前後方向)に沿って給送するようになっている。
図3及び図4に示すように、移動部材34の前側には、ノズル形成面21aを払拭清掃するためのワイピング装置を構成するワイパユニット39が設けられている。ワイパユニット39はワイパホルダ40を備えるとともに、このワイパホルダ40の左端側には、基端をワイパホルダ40に支持されたワイパ部材41が、先端が上側を向くように立設されている。
例えば印刷時に記録ヘッド21のノズル開口22から記録用紙Pに対して噴射されたインク滴が記録用紙Pからの跳ね返りなどでノズル形成面21aに付着するなど、ノズル形成面21aにはインクが無用に付着することがある。こうした付着インクは、ノズル開口22からのインクの噴射方向に影響を与えたりして印刷不良を招くおそれがあるため、払拭除去することが必要となる。そこで、そのような場合に、メンテナンスユニット24では以下のようなメンテナンス動作がなされる。
なお、フラッシング動作が終了した後、移動部材34が更に第2の移動区間まで前進移動してスイッチリブ53がラック49を後方向に押圧すると、ラック49はねじりばね51の付勢力に抗して前方位置から後方位置へと、移動部材34に対して相対移動する。その結果、ピニオン45及び回動部材43が図9に示す状態から図8に示す状態へと回動されて、4つのワイパ部材44が第1の姿勢態様から第2の姿勢態様へと変位される。
また、例えばインクの噴射頻度の多少を考慮して、ノズル形成面21aの全面に亘って付着インクを払拭するのではなく、一列単位でノズル列形成領域を払拭する場合には、ワイパ部材41のみを使用して選択ワイピングが行われる。
(1)上記実施形態では、第1の姿勢態様に保持されるワイパ部材41と、第1の姿勢態様と第2の姿勢態様との間を変位可能なワイパ部材44とが、1つの移動部材34の移動に伴って一緒に払拭方向に移動されるため、簡易な構成で選択ワイピングのスループットを向上させることができる。
・上記実施形態において、ワイパ部材44の姿勢態様を変位させるための回動角度は90度に限定されず、ワイパ部材44がノズル形成面21aに摺接する姿勢態様とノズル形成面21aに摺接しない姿勢態様とに変位される任意の回動角度とすることができる。
・上記実施形態において、流体噴射装置を、記録用紙Pの搬送方向(前後方向)と交差する方向において記録ヘッドが記録用紙Pの幅方向(左右方向)の長さに対応した全体形状をなす、いわゆるラインヘッド方式のプリンタに具体化してもよい。また、このようなラインヘッド方式のプリンタにおいて、複数のノズルが形成された複数の単位ヘッド部が記録用紙Pの幅方向に対応して並列配置されたタイプにおいては、単位ヘッドに対応するようにワイパユニット39を複数並列配置するようにしてもよい。
Claims (5)
- ノズル形成面に形成されたノズルから流体を噴射する流体噴射ヘッドを有する流体噴射装置に、前記ノズル形成面を払拭清掃するために備えられるワイピング装置であって、
前記流体噴射ヘッドに摺接して前記ノズル形成面を払拭する複数のワイパ部材と、
前記各ワイパ部材のうち少なくとも1つを支持するとともに、払拭方向に移動可能な移動部材と、
前記各ワイパ部材のうち前記移動部材が支持するワイパ部材を除く少なくとも1つのワイパ部材を支持するとともに、前記移動部材に回動可能に支持された回動部材と、
前記回動部材とともに回動可能なピニオンと、
該ピニオンと噛合可能に構成されるラックとを備え、
前記ラックは、前記移動部材とともに移動し、前記移動部材が所定位置に達した場合に、前記移動部材の移動する方向とは逆向きに押圧部材によって押圧されることで、前記移動部材に対して前記払拭方向に沿って相対移動可能であり、
前記ラックが前記移動部材に対して相対移動して前記ピニオンを回動させることにより、前記回動部材が回動され、
前記移動部材に支持された前記ワイパ部材は、前記移動部材の移動時に、前記ノズル形成面に摺接する第1の姿勢態様に保持され、
前記回動部材に支持された前記ワイパ部材は、前記移動部材の移動時において、前記回動部材の回動に伴って、前記ノズル形成面に摺接する第1の姿勢態様と前記ノズル形成面に摺接しない第2の姿勢態様との間を変位可能に構成されたことを特徴とするワイピング装置。 - 前記移動部材は、前記払拭方向に往復移動可能に構成され、
前記移動部材が前記払拭方向に往動して所定位置に達した場合に、前記ラックに押圧力を付与することにより該ラックを前記移動部材に対して相対移動させる第1の押圧部材と、
前記移動部材が前記払拭方向と反対方向に復動して所定位置に達した場合に、前記ラックに押圧力を付与することにより該ラックを前記移動部材に対して相対移動させる第2の押圧部材とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のワイピング装置。 - 前記回動部材に支持された前記ワイパ部材が前記第1の姿勢態様にある場合には、該ワイパ部材を前記第1の姿勢態様に保持する方向に前記ラックを付勢するとともに、該ワイパ部材が前記第2の姿勢態様にある場合には、該ワイパ部材を前記第2の姿勢態様に保持する方向に前記ラックを付勢する付勢部材を更に備え、
前記ラックは、前記付勢部材の付勢力に抗して、前記移動部材に対して相対移動することを特徴とする請求項1又は2に記載のワイピング装置。 - 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のワイピング装置を備えたことを特徴とするメンテナンスユニット。
- ノズル形成面に形成されたノズルから流体を噴射する流体噴射ヘッドと、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のワイピング装置とを備えたことを特徴とする流体噴射装置。
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