JP4942277B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents

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Description

【0001】
[産業上の利用分野]
本発明は全体として空気タイヤの構造、特に、ランフラット(run flat)・タイヤの構造に関する。特に本発明は、タイヤに希望の乗車およびハンドリング上の特性を与えるために、共同して機能する側壁挿入材と補強部材を有する片持ち梁型ランフラット・タイヤに関する。
【0002】
[従来の技術及びその課題]
ランフラット・タイヤは当該分野では、パンク(ゼロPSI(ポンド/平方インチ))状態で安全運転できる空気タイヤとして知られている。典型的なランフラット・タイヤには、従来のタイヤの側壁に組込まれた高弾性率・低ヒステリシス材料による少なくとも一本の中実バンドから作られた一対の半径方向で三日月状の強化側壁要素が含まれる。4個のランフラット・タイヤを用いた車両は予備タイヤを搭載する必要がないので、現在の車両ではランフラット・タイヤの要望が強くなっている。予備タイヤは車両の重量を追加し、車両内の貴重な保管スペースを消費するので、予備タイヤは好ましくない。さらに、運転者が安全でない場所でタイヤ交換をする必要性を防止することにより、車両が安全になるので、ランフラット・タイヤが望ましい。
【0003】
スポーツ・ユーティリティ車両は大きなタイヤ・リムが着いた大型タイヤを使用しているので、現在のスポーツ・ユーティリティ車両にとって、予備タイヤを保管することは次第に問題になってきている。サイズ問題に対するひとつの対策は、車両をサービス・ステーションまで運転するまでの一時的対策として、車両所有者が使用しうる高膨張圧力のミニ予備タイヤを提供することであった。消費者の好みは大きなリムを持つ大型車両に向けて変化しているので、ミニ予備タイヤのサイズが大きくなっていて、ミニ予備タイヤを提供する目的が満たされなくなっている。それゆえ、当該分野では、スポーツ・ユーティリティ車両およびトラックに使用しうるランフラット・タイヤが望まれている。これらのランフラット・タイヤは膨張状態で容認できる乗車特性を提供する一方で、高アスペクト比のタイヤが必要な状況で使用しなければならない。特に、当該分野では、従来のタイヤが65以上のアスペクト比を求められる状況に対応するランフラット・タイヤが望まれている。
【0004】
従来技術のランフラット・タイヤの設計では、耐久性の要件および乗車特性に基づいて限界があった。当該分野では、従来技術のランフラット・タイヤでアスペクト比が上昇すると共に、非膨張時の耐久性が逆の変化をする。例えば、45のアスペクト比を有する従来技術の典型的タイヤは非膨張状態で数百キロメートル走れる一方で、60のアスペクト比を持つ従来技術の典型的タイヤは非膨張状態で80キロメートルしか運転できない。ランフラット・タイヤの非公式業界標準は55マイル/時で少なくとも50マイル(88キロメートル/時で80キロメートル)である。高アスペクト比の用途に用いることができるランフラット・タイヤがこの標準に適合し、または、超えている一方で容認できる乗車特性を提供しなければならない。
【0005】
全体として、当該技術では、高アスペクト比のタイヤと比較して低アスペクト比の方がハンドリング特性が優れている一方で、乗車特性が低下することが認識されている。同様に、三日月状側壁挿入材を有するランフラット・タイヤが全体としてハンドリング特性を向上させるけれども、乗車特性を低下させる。
【0006】
米国特許第3,486,547号で開示されたタイヤのような従来技術の片持ち梁型タイヤは乗車およびハンドリングの特性の組合わせを改善している。例えば、片持ち梁型タイヤは、従来タイヤと同様の乗車品質で、ハンドリング特性を改善できる。全体として、当該分野では、片持ち梁型タイヤが、従来のタイヤと比較して、タイヤ・リム近くの地面にほぼ平行に伸びる一対の片持ち梁型側壁部分が含まれていると理解されている。片持ち梁部分が半径方向に柔軟性を与え、かつ、他の方向には剛性を与えるスタビライザー・リングとして機能する。リムに隣接する側壁の片持ち梁部分がコーナリング(cornering)の間の横方向の歪みに抵抗する。横方向の荷重に対して、片持ち梁型タイヤは、リムの幅プラス片持ち梁部分の幅に等しい有効リム幅を有しているかのように応答する。片持ち梁型タイヤはハンドリング特性を改善する一方で、そのタイヤの乗車特性に悪影響を与えない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の立場で、本発明は従来タイヤのハンドリング特性を改善し、その一方で片持ち梁型タイヤの乗車特性を改善しているランフラット・タイヤを提供する。本発明は、側壁挿入材を有する片持ち梁型ランフラット・タイヤを提供し、タイヤに非膨張の状態で十分な半径方向の剛性を持たせて、非膨張時に容認できる耐久性を持たせる。さらに、その片持ち梁型ランフラット・タイヤには、膨張時に望ましい乗車特性を提供する片持ち梁型側壁部分が含まれる。その片持ち梁型ランフラット・タイヤは、以前は、通常の高アスペクト比のタイヤを必要としていた状況で使用しうる。
【0008】
本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤには、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分が含まれ、そのそれぞれがビード充填材とビード・コアを有している。そのタイヤには軸方向に間隔を開けた一対の側壁が含まれ、それぞれの側壁が挿入材を含む。それぞれの側壁がラジアル部分と片持ち梁部分を含み、その片持ち梁部分はビード・コアに片持ち状に保持されている。
【0009】
片持ち梁型ランフラット・タイヤは、タイヤに提供する非膨張時の耐久性の量と比較して、側壁挿入材が相対的に薄く、かつ、相対的に軽量であるという利点を持つ。さらに、従来の片持ち梁型タイヤと比較して、その薄い側壁挿入材は、その片持ち梁型ランフラット・タイヤの垂直ばね定数を大きくは増加しない。それゆえ、片持ち梁型ランフラット・タイヤは膨張時に好ましい乗車特性を有し、その一方で、非膨張時に望ましい耐久性を維持する。
【0010】
さらに、本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤは硬質で高弾性率のゴム・コンパウンドから作られた補強部材と側壁挿入材を含むことにより望ましい乗車およびハンドリングの特性を提供している。、そのゴム・コンパウンドはショアAのデュロメーターの値が70から97の間で、その機械的な静的弾性率が15%歪みで1400 psi (9651 KPa)から4000 psi (27576 KPa)の範囲にあり、100℃、7%の屈曲、10Hzでの損失正接デルタ(tan δ)が0.03から0.2の間である。さらに、補強部材には織物またはコードのような強化部材も含められる。
【0011】
本発明の好ましい実施例が、本発明の原理を適用していると想定される最良の形態で以下の説明中に示され、以下の図に図示され、添付請求項で特別に、かつ、明確に指摘され、示されている。
【0012】
明細書を通じて、同様の番号は同様の部品を示している。
【0013】
【実施例】
本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第一の実施例は、図1および図2に全体として番号10で示されている。タイヤ10は、ある直径と幅を持つリム12上に取付けられている。リム12の直径は寸法線13により示されている。リム12の幅は寸法線14により示されている。リム12には一対のフランジ16が含まれ、そのそれぞれがビード取付面18から半径方向外向きおよび軸方向外向きに伸びている。好ましい実施例では、各フランジ16は半径方向および軸方向で外向きに曲がっている。好ましくは、各フランジ16の外端はリム12の回転軸20に実質的に平行である。本発明の目的のひとつに基づくと、通常、高アスペクト比のタイヤを取付ける車両の用途で、タイヤ10は取付リムの直径を増加させる一方で、取付リムの幅を縮小できる。
【0014】
タイヤ10には、全体として、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分36の間に伸びている第一のボディ・コードまたはプライ32および第二のボディ・コードまたはプライ34を含むタイヤの胴体構造30が含まれる。各ビード部分36にはビード・コアないしビード・リング38およびビード充填材40が含まれる。第一および第二のボディ・プライ32および34は各ビード部分36の周囲で、軸方向および半径方向で外方上向きにする。さらに、タイヤ10には内部ライナー46が含まれる。
【0015】
さらに、タイヤ10には、プライ32および34の半径方向外側に、また、踏面部分52の半径方向内側に配置されたベルト・パッケージ50が含まれる。ベルト・パッケージ50の構造は当該分野で知られているように、タイヤ10のタイプが異なると変化しうる。踏面部分52には一対の踏面エッジ54が含まれる。
【0016】
さらに、タイヤ10には、軸方向に間隔を開けた一対の側壁60が含まれる。各側壁60はビード部分36から踏面部分52の踏面エッジ54まで伸びている。各側壁60には、ビード・コア38に片持ち状に保持された片持ち梁部分62が含まれる。片持ち梁部分62は回転軸20に対して±30度に配置されている。第一の実施例で、片持ち梁部分62は回転軸20に対して実質的に平行に伸びている。さらに、各側壁60には片持ち梁部分62と踏面エッジ54の間に伸びているラジアル部分64が含まれる。各片持ち梁部分62は側壁・リム接続部66からラジアル部分64の半径方向内側端部まで伸びている。
【0017】
さらに、各側壁60には側壁挿入材70が含まれる。好ましくは、挿入材70は図面に示すように三日月状であるが、当該分野で知られているように、他の種々の形状にしうる。例えば、挿入材70は、その断面の長さに沿って一定の厚みでも、均等な先細でも、または、不均等な先細でも良い。本発明の第一の実施例では、挿入材70はプライ32、34と内部ライナー46の間に位置している。ベルト・パッケージ50の外端が挿入材70の半径方向外側端部と重なっている。好ましくは、その重なりは1.25 cmから2.54 cmである。
【0018】
側壁挿入材70には、片持ち梁部分72とラジアル部分74が含まれる。それぞれの片持ち梁部分72はラジアル部分74の半径方向内側端部から軸方向内側に片持ち状に突出している。好ましくは、その片持ち梁の角度73は、その片持ち梁部分72内でボディ・プライ32または34の接線となる基準線に沿って測定する。図2に示すように、半径方向の外向きで正の角度が測定されるが、半径方向内向きでは負の角度が測定される。
【0019】
片持ち梁部分72はラジアル部分74の半径方向内側端部からビード充填材40の半径方向と軸方向の外側端部まで軸方向内向きに伸びている。部分72の内側端部は好ましく先細になっている。図2に示す本発明の実施例で、ビード充填材40の半径方向および軸方向の外側端部が部分72の半径方向および軸方向の内側端部に重なる。
【0020】
タイヤ10の好ましい実施例では、ビード充填材40および側壁挿入材70は同じ材料から製作されている。好ましい材料は硬質で高弾性率のゴム・コンパウンドである。例えば、硬質で高弾性率のゴム・コンパウンドは、ショアAのデュロメーターの値が70から97の間で、その機械的な静的弾性率(ヤング率)が15%歪みで1400 psi (9651 KPa)から4000 psi (27576 KPa)の範囲にあり、100℃、7%の屈曲、10Hzで測定した損失正接デルタ(tan δ)が0.03から0.20の間である。当該分野の技術者であれば、他の類似材料もタイヤ10を製造するのに使用しうる。さらに、挿入材70には1層の織物または1層のコードのような強化部材を含められる。
【0021】
本発明の目的に基づき、タイヤ10の側壁60の構造がゼロの膨張圧でのランフラット能力を提供する一方で、正常な膨張圧でのラジアルばね定数を低下して、優れた乗車特性を提供している。側壁60の構成と構造が、回転軸20に対して+30度から−30度の間の角度を持つリムとの境界面付きで、著しく丸みを持たせた側壁を提供している。タイヤ10は従来のリム幅の範囲に入っているけれども、典型的なリムよりも狭い幅14を有するリム12に取付けられる。それで、本発明により、アスペクト比が65以上のタイヤの交換用として、ランフラット・タイヤを提供しうる。例えば、15インチ以上のリムで、65以上のアスペクト比を有するタイヤは、一般的に、ランフラット機能を与えるための従来の側壁挿入材技術用としては優れた候補にならない。65を超えるアスペクト比を有する従来のランフラット・タイヤは乗車特性が悪く、比較的重量が大きくて、生産型車両に用いるのには望ましくない。本発明は38.1 cmより大きなリムを持ち、65を超えるアスペクト比を指定する用途で使用できる。
【0022】
タイヤ10のランフラット能力は挿入材70の半径方向の剛性により作られる。タイヤ10の側壁の全高は従来タイヤの側壁の高さより小さいので、タイヤの側壁60と挿入材70から成る支柱の座屈強度が従来の挿入材技術を用いた従来タイヤで達成できるよりもずっと高くなる。それにより、片持ち梁型ランフラット・タイヤ10に用いる挿入材70の厚みは、従来技術の挿入材と比較して比較的薄くなり、タイヤ10への実質的な重量追加にならない。さらに、従来技術の片持ち梁型タイヤと比較して、側壁挿入材70は、膨張状態で片持ち梁型ランフラット・タイヤ10の膨張時の垂直ばね定数を僅か高めるだけである。これらの要因を組合わせて、片持ち梁型ランフラット・タイヤ10の膨張時の乗車特性を保全し、かつ、従来の側壁挿入材を用いたランフラット・タイヤに伴う厳しい乗車特性を避けている。例えば、従来タイヤの標準ばね定数は、1200 lb/in (2100 N/cm)から1300 lb/in (2280 N/cm)の範囲であろう。典型的なランフラット・タイヤは、約1800 lb/in (3150 N/cm)から1900 lb/in (3330 N/cm)と、ほぼ25%から50%高いばね定数を持つ。本発明は1350 lb/in (2360 N/cm)から1600 lb/in (2805 N/cm)を有するランフラット・タイヤを提供する。
【0023】
タイヤ10は、乗り心地を悪化させずに大型タイヤの用途にランフラット技術を拡張しうる利点を有している。片持ち梁型ランフラット・タイヤ10は、リムの幅がタイヤ10の最大幅より実質的に小さな幅になるので、ゼロ膨張の状態で、操舵の安定性を高めるという追加的利点を有している。リムの幅およびビード間の間隔が、非膨張状態での走行時にタイヤ10内でビードを維持するのに役立つ。他の利点は大きなリム直径がブレーキ用の追加空間を提供する。タイヤ10の構造は乗用車のタイヤ、軽トラックのタイヤ、レース用タイヤ、スポーツ・ユーティリティ車のタイヤ、オフロード車のタイヤ、トレッド・パターン付きおよびトレッド・パターン無しのタイヤに適用しうる。
【0024】
比較例を提供する目的で示すと、当該分野で既知の1台のスポーツ・ユーティリティ車は断面高さ18.3 cmで、リム幅が19.1 cmである。本発明は、この種のタイヤを置換えることができ、その場合のランフラット・タイヤは断面高さが12.7 cmで、リム幅が12.7 cmである。両方のタイヤの断面幅は約24.9 cmである。
【0025】
図7は異なる側壁構造を有するタイヤ10の別の実施例を示す。図7に示されたタイヤ10には外半径91と内半径93を持つ丸くした側壁を有する側壁60が含まれる。側壁60のサイズと形状を変化することにより、タイヤ10に乗車およびハンドリングの種々の特性を与える。
【0026】
本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第二の実施例が図3に数字200として全体的に示されている。タイヤ200はリム12に取付けられ、本発明の第一の実施例について既に示したのと同じ要素を持つ。タイヤ200は、全体として、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分236の間に伸びている第一のボディ・プライ232および第二のボディ・プライ234を含むタイヤの胴体構造230が含まれる。各ビード部分236にはビード・コアないしビード・リング238とビード充填材240が含まれる。第一および第二のボディ・プライ232および234は各ビード部分236の周囲で、軸方向および半径方向で外方上向きにする。そして、第一のボディ・プライ端部242と第二のボディ・プライ端部244で終わる。さらに、タイヤ200には内部ライナー246が含まれる。
【0027】
さらに、タイヤ200には、プライ232および234の半径方向外側に、また、踏面部分252の半径方向内側に配置されたベルト・パッケージ250が含まれる。ベルト・パッケージ250の構造は当該分野で知られているように、タイヤ200のタイプが異なると変化しうる。踏面部分252には一対の踏面エッジ254が含まれる。
【0028】
さらに、タイヤ200には、軸方向に間隔を開けた一対の側壁260が含まれる。各側壁260はビード部分236から踏面部分252の踏面エッジ254まで伸びている。各側壁260には、回転軸20に対して片持ち状に突出された片持ち梁部分262が含まれる。さらに、各側壁260には片持ち梁部分262と踏面エッジ254の間に伸びているラジアル部分264が含まれる。各片持ち梁部分262は側壁・リム接続部266からラジアル部分264の半径方向内側端部まで伸びている。
【0029】
さらに、各側壁260には側壁挿入材270が含まれる。好ましくは、挿入材270は三日月状であるが、当該分野で知られているように、他の種々の形状にしうる。本発明の第二の実施例では、挿入材270はプライ232、234と内部ライナー246の間に位置している。本発明の第二の実施例では、側壁挿入材270は主として、半径方向に配置され、片持ち梁部分272の軸方向外側端部を形成している小さな軸方向部分271だけが付いている。好ましくは、挿入材270の半径方向外側端部はベルト250と少なくとも1.25 cmから2.54 cm重なっている。この実施例では、片持ち梁部分272は主としてビード充填材240を軸方向外側に挿入材270の半径方向内側端部まで伸ばすことにより作られ、それにより、ビード充填材240の軸方向外側端部が数字273で示すように半径方向外方上向きにし、挿入材270の部分271と重なっている。それゆえ、ビード充填材240は片持ち梁部分272内のプライ232と234の間に隙間を作っている。第一の実施例と同様に、各部分272は回転軸20に対して+30度から−30度の間(角度275または277)で配置されている。好ましくは、片持ち梁部分272は回転軸20に対して実質的に平行に配置される。好ましくは、挿入材270およびビード充填材240は同じ材料から作られ、本発明の第一の実施例に関連して既に示した材料から製作しうる。
【0030】
ひとつの実施例では、タイヤ200は内径280が46.1 cm、断面高さ281が10.7 cmである。幅282は9.3 cmで、幅283が11.4 cmである。距離284が6.3 cmである。厚み285は0.55 cmである。最後に寸法286は6.35 cmである。
【0031】
タイヤ200の代替バージョンが図12に示されている。図12に示すタイヤ200は、前記と同じ要素を含む他、踏面の下のタイヤのクラウン部分内に配置された円周バンド要素299が追加されている。バンド要素299は、当該分野で既知のタイプで、比較的薄く、広く、高強度で、軽量のランフラット要素である。米国特許第5,879,484号はバンド要素299として使用しうるバンド要素を有するタイヤの実施例を開示している。他の実施例では、他の既知の要素299に置換えられる。
【0032】
本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第三の実施例が、図4で数字300として全体的に示されている。タイヤ300はリム12に取付けられ、本発明の第一の実施例に関連して既に示したのと同じ要素を有している。タイヤ300には、全体として、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分336の間に伸びている第一のボディ・プライ332および第二のボディ・プライ334を含むタイヤの胴体構造330が含まれる。各ビード部分336にはビード・コアないしビード・リング338とビード充填材340が含まれる。第一のボディ・プライ332はビード・コア338の軸方向内側から回って伸びていて、ビード部分336を回り、かつ、軸方向および半径方向で外方上向きにする。そして、第一のボディ・プライ端部342で終わる。第二のボディ・プライ334はビード・コア338の軸方向外側の方に降りるように伸びていて、第二のボディ・プライ端部344で終わる。さらに、タイヤ300には内部ライナー346が含まれる。
【0033】
さらに、タイヤ300には、プライ332および334の半径方向外側に、また、踏面部分352の半径方向内側に配置されたベルト・パッケージ350が含まれる。ベルト・パッケージ350の構造は当該分野で知られているように、タイヤ300のタイプが異なると変化しうる。踏面部分352には一対の踏面エッジ354が含まれる。
【0034】
さらに、タイヤ300には、軸方向に間隔を開けた一対の側壁360が含まれる。各側壁360はビード部分336から踏面部分352の踏面エッジ354まで伸びている。各側壁360には、ビード・コア338に片持ち状に保持された片持ち梁部分362が含まれる。さらに、各側壁360には片持ち梁部分362と踏面エッジ354の間に伸びているラジアル部分364が含まれる。各片持ち梁部分362は側壁・リム接続部366からラジアル部分364の半径方向内側端部まで軸方向外向きに伸びている。
【0035】
さらに、各側壁360には側壁挿入材370が含まれる。好ましくは、挿入材370は三日月状であるが、当該分野で知られているように他の形状にしうる。挿入材370は、プライ332と内部ライナー346の間に位置している。側壁挿入材370は側壁360の半径方向外側端部から、片持ち梁部分362の軸方向外側端部まで伸びている。本発明の第三の実施例では、ビード充填材340が片持ち梁部分362を通って軸方向外向きに伸びて、半径方向で外方上向きになる。そして、側壁360の半径方向外側端部まで伸びている。それで、ビード充填材340には片持ち梁部分372とラジアル側壁部分373が含まれる。片持ち梁部分372は、回転軸20に対して、+30度から−30度の間の角度375ないし377で片持ち状に突出される。ビード充填材340の片持ち梁部分372およびラジアル部分373が側壁360全体でボディ・プライ332をボディ・プライ334から離している。しかしながら、ボディ・プライ332の上向き部分はボディ・プライ334の軸方向の外側の面に寄せて置かれる。好ましくは、挿入材370の半径方向の外側端部とラジアル部分373はベルト350と重なっている。好ましくは、挿入材370とビード充填材340の材料は本発明の第一の実施例に関連して既に示した通りとする。
【0036】
本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第四の実施例が、図5に数字400として全体的に示されている。タイヤ400はリム12に取付けられている。タイヤ400は、全体として、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分436の間に伸びている第一のボディ・プライ432および第二のボディ・プライ434を含むタイヤの胴体構造430が含まれる。各ビード部分436にはビード・コアないしビード・リング438およびビード充填材440が含まれる。第一および第二のボディ・プライ432および434は各ビード部分436の周囲で、軸方向および半径方向で外方上向きにする。そして、第一のボディ・プライ端部442と第二のボディ・プライ端部444で終了する。さらに、タイヤ400には内部ライナー446が含まれる。
【0037】
さらに、タイヤ400には、プライ432および434の半径方向外側に、また、踏面部分452の半径方向内側に配置されたベルト・パッケージ450が含まれる。ベルト・パッケージ450の構造は当該分野で知られているように、タイヤ400のタイプが異なると変化しうる。踏面部分452には一対の踏面エッジ454が含まれる。
【0038】
さらに、タイヤ400には、軸方向に間隔を開けた一対の側壁460が含まれる。各側壁460はビード部分436から踏面部分452の踏面エッジ454まで伸びている。各側壁460には、ビード・コア438から片持ち状に保持された片持ち梁部分462が含まれる。本発明の第四の実施例で、片持ち梁部分462は回転軸20に対して約+30度の角度463で配置されているとして示されている。それゆえ、本発明の第四の実施例は、片持ち梁部分462が回転軸20に対してある角度になっている事例を示している。図6では、片持ち梁部分462が回転軸20に対して約−30度の角度463で配置されている。さらに、各側壁460には片持ち梁部分462と踏面エッジ454の間に伸びているラジアル部分464が含まれる。各片持ち梁部分462は側壁・リム接続部466からラジアル部分464の半径方向内側端部まで伸びている。
【0039】
さらに、各側壁460には好ましくは三日月型の側壁挿入部470が含まれる。挿入部470はプライ432、434と内部ライナー446の間に位置している。側壁挿入材470には片持ち梁部分472とラジアル部分474が含まれる。好ましくは、ラジアル部分474の半径方向外側端部がベルト450に重なる。本発明の第四の実施例では、ビード充填材440がプライ432,434とそのそれぞれの上向き部分の間に軸方向外向きに伸びている片持ち梁部分475が含まれる。好ましくは、挿入材470とビード充填材440は同じ材料から作られ、好ましくは、本発明の第一の実施例に関連して既に示した材料から作られる。
【0040】
本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第五の実施例が図8に数字500として全体的に示されている。タイヤ500はリム12に取付けられる。タイヤ500には、全体として、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分536の間に伸びている第一のボディ・プライ532および第二のボディ・プライ534を含むタイヤの胴体構造530が含まれる。各ビード部分536にはビード・コアないしビード・リング538とビード充填材540が含まれる。第一および第二のボディ・プライ532および534は各ビード部分536の周囲で、軸方向および半径方向で外方上向きにする。そして、第一のボディ・プライ端部542と第二のボディ・プライ端部544で終わる。さらに、タイヤ500には内部ライナー546が含まれる。
【0041】
さらに、タイヤ500には、プライ532および534の半径方向外側に、また、踏面部分552の半径方向内側に配置されたベルト・パッケージ550が含まれる。ベルト・パッケージ550の構造は当該分野で知られているように、タイヤ500のタイプが異なると変化しうる。踏面部分552には一対の踏面エッジ554が含まれる。
【0042】
さらに、タイヤ500には、軸方向に間隔を開けた一対の側壁560が含まれる。各側壁560はビード部分536から踏面部分552の踏面エッジ554まで伸びている。各側壁560には、ビード・コア538に片持ち状に保持された片持ち梁部分562が含まれる。片持ち梁部分562は回転軸20に対して±30度で配置されている。第一の実施例で、片持ち梁部分562は回転軸に対して実質的に平行に伸びている。さらに、各側壁560には片持ち梁部分562と踏面エッジ554の間に伸びているラジアル部分564が含まれる。各片持ち梁部分562は側壁・リム接続部566からラジアル部分564の半径方向内側端部まで伸びている。
【0043】
さらに、各側壁560には側壁挿入材570が含まれる。好ましくは、挿入材570は図面に示すように三日月型であるが、当該技術で知られているように、他の種々の形状で設けても良い。例えば、挿入材570は断面の長さに沿って、一定厚みで良く、均一の先細で良く、または、不均一の先細でも良い。本発明の第五の実施例で、挿入材570はプライ532、534と内部ライナー546の間に位置している。ベルト・パッケージ500の外側端部は挿入材570の半径方向外側端部に重なって、耐久性を与えている。好ましくは、その重なりは1.25 cmから2.54 cmである。
【0044】
本発明の第五の実施例では、さらに、タイヤ500には側壁560の片持ち梁部分562で、タイヤ500の内面上に配置された補強リング590が含まれている。補強リング590は既知の各種方法のいずれかで取付けられる。補強リング590は全体をゴムで作っても良く、または、強化用のコードまたは織物592を含めても良い。図面に示した実施例で、リング590は挿入材570とビード充填材540の両方に重なっている。
【0045】
図9に示した本発明の第六の実施例では、リング590が片持ち梁部分で、ボディ・コード532および534のすぐ内側に配置される。リング590には多重の層のコード592を含めて良い。タイヤ500には図8および9に示す両方の位置で、単一リング590または一対のリング590を含めて良い。第七の実施例で、リング590がボディ・コード532および534の間に配置される。第八の実施例で、リング590はボディ・コード532および534の外側に配置される。これらの実施例のいずれかで、タイヤ500にはこれらの配置のどれかで組合わせたリング590を含めて良い。
【0046】
タイヤ500の好ましい実施例で、ビード充填材540と側壁挿入材570は同じ材料で作られる。好ましい材料は硬質で高弾性率のゴム・コンパウンドである。例えば、硬質で、高弾性率のゴム・コンパウンドとしてはショアAのデュロメーターの値が70から97の間で、その機械的な静的弾性率(ヤング率)が15%歪みで1400 psi (9651 KPa)から4000 psi (27576 KPa)の範囲にあり、100℃、7%の屈曲、10Hzでの損失正接デルタ(tan δ)が0.03から0.2の間である。当該分野の技術者であれば、タイヤ500を製作するために他の同様の材料を使用しうる。さらに、挿入材570には一層の織物または一層のコードのような強化部材も含められる。
【0047】
上記の各実施例において、そのタイヤ構造は、望ましい乗車特性を有しながら、ランフラット能力を示している。その実施例は例示用であり、本発明のコンセプトを逸脱せずに、構造の変更を行える。例えば、上記の各実施例において、タイヤ胴体内に一対のボディ・プライが使用される。他の実施例では、本発明で各図面に示したボディ・プライのペアの代わりに単一のボディ・プライを使用しうる。さらに、本発明のコンセプトを逸脱しないで、他の既知の材料に変更しうる。上向きの端部、ベルト・パッケージおよび踏面の具体的な配置は当該分野で知られているように変化しうる。例えば、挿入材の厚み、挿入材の形状、側壁の半径を変化させて、当該分野で知られているように、乗車およびハンドリングの特性を変更しうる。各実施例で、非膨張状態でも、ビードはリムから飛び出さない。
【0048】
従って、改良された片持ち梁型のランフラット・タイヤ装置は単純化していて、想定した全ての目的を達成して、有効で、安全で、安価で、効率的な装置を提供し、従来装置で遭遇する困難を解消するために提供され、当該分野での問題を解決し、新しい結果を得ている。
【0049】
前述の説明で、特定の用語は簡潔で、明確で、理解しやすくするために使用されているが、そのような用語は説明用に用いられ、広く解釈されることを意図しているので、それに基づき、従来技術の要件を超えた不必要な制限を意味するものではない。
【0050】
さらに、本発明の説明と図面は例示に過ぎず、本発明の範囲は図示され、または、説明された詳細に厳密な限定をしていない。
【0051】
ここで、本発明の特徴、発見、原理を説明しているが、片持ち梁型のランフラット・タイヤを製作し、使用する方法、製作の特徴、得られた有利で新しく、役立つ結果、新しく有用な構造、装置、要素、配置、部分、組合わせは添付請求項に示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第一の実施例の断面図である。
【図2】 図1のタイヤの半分を示す断面図である。
【図3】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第二の実施例を示す図2に類似した図面である。
【図4】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第三の実施例を示す図2に類似した図面である。
【図5】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第四の実施例を示す図2に類似した図面である。
【図6】 タイヤの回転軸に対して負の角で配置された片持ち梁型部分を有する片持ち梁型ランフラット・タイヤの第四の実施例の変形の半分を示す断面図である。
【図7】 異なる側壁構造を示す図2に類似した図面である。
【図8】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第五の実施例を示す図2に類似した図面である。
【図9】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第六の実施例を示す図2に類似した図面である。
【図10】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第七の実施例を示す図2に類似した図面である。
【図11】 本発明の片持ち梁型ランフラット・タイヤの第八の実施例を示す図2に類似した図面である。
【図12】 図3に示すタイヤの変形を示す図3に類似した図面である。

Claims (34)

  1. 回転軸を有するランフラット・タイヤであって、
    ビード・コアをそれぞれ有する、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分、
    軸方向に間隔を開けた一対の側壁、
    少なくとも1つのボディ・プライ、を具備し、
    該側壁のそれぞれが、少なくとも1つのボディ・プライの軸方向内側に配置された側壁挿入材を有し、該側壁挿入材は非膨張のランフラット作動状態に側壁を支持するようにでき、側壁挿入材は高モジュール材料から作られ、
    側壁のそれぞれがラジアル部分と片持ち梁部分を有し、
    片持ち梁部分が、ビード・コアに対して片持ち状に保持され、側壁の片持ち梁部分は、側壁の片持ち梁部分の少なくとも1つのボディ・プライに対する接線方向の規準線が、タイヤの回転軸に対して+30度から−30度の範囲の角度で配置されるように形成されている、ことを特徴とするタイヤ。
  2. 片持ち梁部分が側壁挿入材の一部を有することを特徴とする請求項1記載のタイヤ。
  3. 側壁挿入材が側壁の片持ち梁部分内に配置された片持ち梁部分を有することを特徴とする請求項2記載のタイヤ。
  4. 側壁挿入材が、ビード・コアの半径方向外側端部に重なった軸方向内側端部を有することを特徴とする請求項3記載のタイヤ。
  5. 側壁挿入材が三日月型であることを特徴とする請求項4記載のタイヤ。
  6. ビード部分がビード・コア、側壁の片持ち梁部分内に延びるビード充填材を有することを特徴とする請求項1記載のタイヤ。
  7. 回転軸を有するランフラット・タイヤであって、
    ビード・コアをそれぞれ有する、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分、
    軸方向に間隔を開けた一対の側壁、
    少なくとも1つのボディ・プライ、を具備し、
    該側壁のそれぞれが、少なくとも1つのボディ・プライの軸方向内側に配置された側壁挿入材を有し、該側壁挿入材は非膨張のランフラット作動状態に側壁を支持するようにでき、側壁挿入材は高モジュール材料から作られ、
    側壁のそれぞれがラジアル部分と片持ち梁部分を有し、片持ち梁部分が、ビード・コアに対して片持ち状に保持され、側壁の片持ち梁部分は、側壁の片持ち梁部分の少なくとも1つのボディ・プライに対する接線方向の規準線が、タイヤの回転軸に対して+30度から−30度の範囲の角度で配置されるように形成され、
    ビード部分は、側壁挿入材の半径方向に配置された内側端部に隣接して配置されたビード充填材の軸方向配置の外側端部を有する、ことを特徴とするタイヤ。
  8. それぞれの側壁挿入材が、三日月型であることを特徴とする請求項7記載のタイヤ。
  9. 回転軸を有するランフラット・タイヤであって、
    ビード・コアをそれぞれ有する、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分、
    軸方向に間隔を開けた一対の側壁、
    第一のボディ・プライ及び第二のボディ・プライ、を具備し、
    該側壁のそれぞれが、ランフラット作動状態に側壁を支持するようになった側壁挿入材を有し、側壁挿入材は高モジュール材料から作られ、
    側壁のそれぞれがラジアル部分と片持ち梁部分を有し、片持ち梁部分が、ビード・コアに対して片持ち状に保持され、側壁の片持ち梁部分は、側壁の片持ち梁部分の少なくとも1つのボディ・プライに対する接線方向の規準線が、タイヤの回転軸に対して+30度から−30度の範囲の角度で配置されるように形成されており、
    それぞれのビード部分が、側壁の片持ち梁部分を通って延びており、且つ側壁挿入材の半径方向に配置された外側端部に隣接して配置されたビード充填材の半径方向配置の外側端部を有することを特徴とするタイヤ。
  10. ビード部分が、第一及び第二のボディ・プライの間に配置されていることを特徴とする請求項9のタイヤ。
  11. ビード部分はビード・コアとビード充填材を有し、第一ボディ・プライがビード・コアの回りに折り曲げられ、第二ボディ・プライがビード・コアに隣接して配置された端部を有することを特徴とする請求項10記載のタイヤ。
  12. 第一ボディ・プライの折り曲げ部が、第二ボディ・プライの軸方向外側に配置されていることを特徴とする請求項11記載のタイヤ。
  13. 側壁挿入材が、三日月型であることを特徴とする請求項12記載のタイヤ。
  14. 回転軸を有するランフラット・タイヤであって、
    ビード・コアをそれぞれ有する、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分、
    軸方向に間隔を開けた一対の側壁、
    第一ボディ・プライ及び第二ボディ・プライ、を具備し、
    該側壁のそれぞれが、非膨張のランフラット作動状態に側壁を支持するようにできる側壁挿入材を有し、該側壁挿入材は高モジュール材料から作られ、
    側壁のそれぞれがラジアル部分と片持ち梁部分を有し、片持ち梁部分が、ビード・コアに対して片持ち状に保持され、側壁の片持ち梁部分は、側壁の片持ち梁部分の少なくとも1つのボディ・プライに対する接線方向の規準線が、タイヤの回転軸に対して+30度から−30度の範囲の角度で配置されるように形成されており、
    ビード部分はビード充填材を有し、該ビード充填材は、側壁の片持ち梁部分の第一及び第二ボディ・プライの間に配置されていることを特徴とするタイヤ。
  15. 側壁の片持ち梁部分が、側壁挿入材の片持ち梁部分を有することを特徴とする請求項6記載のタイヤ。
  16. ビード部分はビード充填材に加えてビード・コアを有し、タイヤは前記少なくとも1つの、第一のボディ・プライに加え、第二の別のボディ・プライを更に具備しており、ビード充填材が、側壁の片持ち梁部分内で第一及び第二ボディ・プライの間に配置されていることを特徴とする請求項15記載のタイヤ。
  17. 側壁挿入材が三日月型であることを特徴とする請求項16記載のタイヤ。
  18. ビード部分がビード充填材を有し、ビード充填材及び側壁挿入材が同一材料から作られていることを特徴とする請求項1記載のタイヤ。
  19. 挿入材とビード充填材の材料が、ショアAのデュロメーターの値が70から97の間で、機械的な静的弾性率が15%歪みで1400 psi から4000 psiの範囲にあり、100℃、7%の屈曲、10Hzで測定した損失正接デルタ(tan δ)が0.03から0.20の間である硬質で高弾性率のゴム・コンパウンドから作られていることを特徴とする請求項18記載のタイヤ。
  20. 片持ち梁部分において側壁のそれぞれに接続している補強リングを更に具備していることを特徴とする請求項1記載のタイヤ。
  21. 側壁のそれぞれが内面を有し、補強リングが該内面に接続していることを特徴とする請求項20記載のタイヤ。
  22. 補強リングが側壁に埋め込まれていることを特徴とする請求項20記載のタイヤ。
  23. ベルト・パッケージが少なくとも部分的に側壁に配置されていることを特徴とする請求項22記載のタイヤ。
  24. 補強リングが、ボディ・プライの軸方向内側に配置されていることを特徴とする請求項20記載のタイヤ。
  25. 補強リングが、ボディ・プライの軸方向外側に配置されていることを特徴とする請求項20記載のタイヤ。
  26. ボディ・プライは主要部と折り曲げ部とを有し、補強リングが主要部と、ボディ・プライの折り曲げ部との間に配置されていることを特徴とする請求項20記載のタイヤ。
  27. タイヤがクラウン部分およびタイヤのクラウン部分内に配置されたランフラット・バンド要素を有することを特徴とする請求項1記載のタイヤ。
  28. 回転軸を有するランフラット・タイヤであって、
    ビード・コアをそれぞれ有する、軸方向に間隔を開けた一対のビード部分、
    軸方向に間隔を開けた一対の側壁、
    第一ボディ・プライ及び第二ボディ・プライ、を具備し、
    該側壁のそれぞれが、非膨張のランフラット作動状態に側壁を支持するようにできる側壁挿入材を有し、該側壁挿入材は高モジュール材料から作られ、
    側壁のそれぞれがラジアル部分と片持ち梁部分を有し、片持ち梁部分が、ビード・コアに対して片持ち状に保持され、側壁の片持ち梁部分は、側壁の片持ち梁部分の少なくとも1つのボディ・プライに対する接線方向の規準線が、タイヤの回転軸に対して+30度から−30度の範囲の角度で配置されるように形成されており、
    ビード部分はビード充填材を有し、該ビード充填材は、側壁の片持ち梁部分内に延びており、ビード充填材は、側壁挿入材の少なくとも一部において軸方向外端部が重なっていることを特徴とするタイヤ。
  29. 側壁挿入材が、ボディ・プライの軸方向内側に配置されていることを特徴とする請求項28記載のタイヤ。
  30. ビード充填材と側壁挿入材が同一材料から作られていることを特徴とする請求項28記載のタイヤ。
  31. 挿入材とビード充填材の材料が、ショアAのデュロメーターの値が70から97の間で、機械的な静的弾性率が15%歪みで1400 psi から4000 psiの範囲にあり、100℃、7%の屈曲、10Hzで測定した損失正接デルタ(tan δ)が0.03から0.20の間である硬質で高弾性率のゴム・コンパウンドから作られていることを特徴とする請求項30記載のタイヤ。
  32. ビード充填材が、側壁の片持ち梁部分を通って延びていることを特徴とする請求項28記載のタイヤ。
  33. ビード部分がビード充填材を有し、ビード充填材と側壁挿入材が同一材料から作られていることを特徴とする請求項11記載のタイヤ。
  34. 挿入材とビード充填材の材料が、ショアAのデュロメーターの値が70から97の間で、機械的な静的弾性率が15%歪みで1400 psi から4000 psiの範囲にあり、100℃、7%の屈曲、10Hzで測定した損失正接デルタ(tan δ)が0.03から0.20の間である硬質で高弾性率のゴム・コンパウンドから作られていることを特徴とする請求項33記載のタイヤ。
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