JP4940548B2 - 移動局 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システム、無線基地局、移動局に関し、好ましくは、W−CDMA(UMTS)通信方式を採用した移動無線通信システム及びそのシステムで用いられる無線基地局、移動局に関する。
無線を利用したデータ伝送方式1つとしてHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の実用化が現在進められている(非特許文献1参照)。HSDPAは、下り方向(Downlink)の高速パケット伝送を可能とする方式であり、最大約14Mbpsの伝送速度が可能とされている。
HSDPAは、適応符号化変調方式(AMC:Adaptive Modulation and Coding)を採用しており、例えば、QPSK変調方式と16値QAM方式とを基地局、移動局間の無線環境に応じて適応的に切り替えることを特徴としている。
また、HSDPAは、H−ARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)方式を採用している。H−ARQでは、移動局は基地局からの受信データについて誤りを検出した場合に、当該基地局に対して再送要求を行う。この再送要求を受信した基地局は、データの再送を行うので、移動局は、既に受信済みのデータと、再送された受信データとの双方を用いて誤り訂正復号化を行う。このようにH−ARQでは、誤りがあっても、既に受信したデータを有効に利用することで、再送回数を抑えている。
HSDPAに用いられる主な無線チャネルは、HS−SCCH(High Speed-Shared Control Channel)、HS−PDSCH(High Speed-Physical Downlink Shared Channel)、HS−DPCCH(High Speed-Dedicated Physical Control Channel)がある。
HS−SCCH、HS−PDSCHは、双方とも下り方向(Downlink)(即ち、基地局から移動局への方向)の共有チャネルであり、HS−SCCHは、HS−PDSCHにて送信するデータに関する各種パラメータを送信する制御チャネルである。各種パラメータとしては、例えば、どの変調方式を用いるかを示す変調タイプ(Modulation Scheme)情報、割当てる拡散符号(spreading code)の数(コード数)、送信前に施されるレートマッチング処理のパターン等の情報が挙げられる。
一方、HS−DPCCHは、上り方向(Uplink)(即ち、移動局から基地局への方向)の個別の制御チャネルである。例えば、HS−PDSCHを介して基地局から受信したデータの受信可、否の結果をそれぞれ応答信号(ACK信号、NACK信号)として基地局に対して送信する際に移動局によって用いられる。尚、移動局がデータの受信に失敗した場合(受信データがCRCエラーである場合等)は、再送要求としてのNACK信号が移動局から送信されるので、基地局は再送制御を実行することとなる。また、無線基地局は、ACK信号もNACK信号も受信できない場合(DTXの場合)は、やはり再送制御を行うため、移動局がACK信号もNACK信号も送信しないDTX状態となることも再送要求の1つとして挙げられる。
その他、HS−DPCCHは、移動局が測定した基地局からの受信信号の受信品質情報(例えばSIR)をCQI情報(Channel Quality Indicator)として基地局に送信するためにも用いられる。基地局は、受信したCQI情報により下り方向の送信形式を変更する。即ち、CQI情報が下り方向の無線環境が良好であることを示す場合は、より高速にデータを送信可能な変調方式に送信形式を切りかえ、逆にCQI情報が下り方向の無線環境が良好でないことを示す場合は、より低速にデータを送信する変調方式に送信形式を切り替える(即ち、適応変調を行う)。
・「チャネル構造」
次に、HSDPAにおけるチャネル構成について説明する。
図1は、HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。尚、W−CDMAは、符号分割多重方式を採用するため、各チャネルは符号により分離されている。
まず、説明していないチャネルについて簡単に説明しておく。
CPICH(Common Pilot Channel)は、下り方向の共通チャネルであり、無線ゾーン(セル)内の全ての移動局に対して送信される。
CPICHは、移動局においてチャネル推定、セルサーチ、同一セル内における他の下り物理チャネルのタイミング基準として利用されるチャネルであり、いわゆるパイロット信号を送信するためのチャネルである。
次に、図1を用いて、チャネルのタイミング関係について説明する。
図のように、各チャネルは、3×5=15個のスロット(各スロットは、2560チップ長相当)により1フレーム(10ms)を構成している。先に説明したように、CPICHは他のチャネルの基準として用いられるため、P−CCPCH及びHS−SCCHのフレームの先頭はCPICHのフレームの先頭と一致している。ここで、HS−PDSCHのフレームの先頭は、HS−SCCH等に対して2スロット遅延しているが、移動局がHS−SCCHを介して変調タイプ情報を受信してから、受信した変調タイプに対応する復調方式でHS−PDSCHの復調を行うことを可能にするためである。また、HS−SCCH、HS−PDSCHは、3スロットで1サブフレームを構成している。
HS−DPCCHは、上り方向のチャネルであり、HS−PDSCHの受信から約7.5スロット経過後に、受信確認のための応答信号であるACK/NACK信号を移動局から基地局に送信するための用いるスロット(1スロット長)を含む。
また、HS−DPCCHは、適応変調制御のためのCQI情報を定期的に基地局にフィードバック送信するためにも用いられる。ここで、送信するCQI情報は、例えば、CQI送信の4スロット前から1スロット前までの期間に測定した受信環境(例えば、CPICHのSIR測定結果)に基づいて算出される。
上述した、HSDPAに関する事項は、例えば次の非特許文献1に開示されている。
3G TS 25.212(3rd Generation Partnership Project: TechnicalSpecification Group Radio Access Network ; Multiplexing and channel coding (FDD))V6.2.0 (2004年6月)
先に説明した背景技術によれば、無線基地局は、CPICHを共通チャネルで送信し、移動局は、測定区間(A1の部分)で測定したCPICHの受信品質(CPICHの受信SIR)を適応変調制御のためのパラメータ(CQI)として送信する(A2の部分)。そして、無線基地局は、そのパラメータに基づいて送信するデータの送信予告を送信(A3の部分)し、その後、適応変調制御されたのデータを送信(A4の部分)し、移動局は、このデータの受信結果(ACK信号又はNACK信号)を送信(A5の部分)する。
この一連の手順により、適応変調制御に影響を与える信号の送信から、適応変調制御によりデータが送信され、更には、送信データの受信結果の送信が行われるため、適応変調制御に基づくデータ送信が着実に実行されることとなる。
しかし、A1の送信からA3(A4)又はA5の送信が行われるまで(データ送信の1サイクル)に要する時間が非常に長いという問題がある。
ここで、この問題について図2を用いて説明する。
図2は、この問題が顕著となるハンドオーバ時の動作について説明するための図である。
尚、移動局は、無線ゾーン1(セル1)から無線ゾーン(セル2)に向けて移動し、移動にともなって、無線ゾーンを1から2に切り替える処理を行うものとする。
図のように、サブフレーム6とサブフレーム7との間でちょうどハンドオーバ処理を行ったことを想定すると、図中点線枠としたデータ部分についてデータ送信の1サイクルが完結せず、データ伝送に支障を来たしていることがわかる。
何故なら、セル1で送信されるHS−SCCHの第3〜5サブフレーム(また対応するHS−PDSCHのサブフレーム)についての受信結果を示すACK信号の送信は、セル2に対して送信されるため、セル1では、受信確認ができない。
また、セル2で送信されるHS−SCCHの第7〜10サブフレーム(また対応するHS−PDSCHのサブフレーム)は、セル1で送信されたCPICHについてのCQIに基づく適応変調制御に関連するものとなっており、受信環境に応じた適応変調制御となっていない。
更に、HS−SCCHの第6サブフレーム(また対応するHS−PDSCHのサブフレーム)は、対応するHS−PDSCHのサブフレームの途中で移動局がHS−PDSCHの受信用の送信元セルを1から2に切り替えてしまい、エラーとなり、結果的にこの第6サブフレームによる送信予告が無駄になっている。
そして、データ送信の1サイクルに着目すると、そのサイクル内に、問題のあるデータが含まれる場合は、対応するHS−SCCH、HS−PDSCH、CQI、ACK信号についても同様に支障をきたしているということができる。
以上のように、データ送信の1サイクルが長いため、ハンドオーバの前後において広範囲に問題を有するデータ部分を含んでしまっている。
従って、本発明の目的の1つは、ハンドオーバを考慮したデータ伝送を実現することである。
また、本発明の目的の1つは、ハンドオーバの際に適応変調制御の手順を維持するようにすることである。
尚、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)本発明では、無線基地局から送信される第1のデータの受信に応じて移動局が送信する第2のデータの受信に応じて、該無線基地局から送信される第3のデータを該移動局が受信する移動無線通信システムにおいて、前記移動局は、ハンドオーバの際に、前記第3のデータについての受信チャネルの切り替えに対して、前記第1のデータについての受信チャネルの切り替えを先に行う制御部、を備えたことを特徴とする無線通信システムを用いる。
(2)また、前記第1のデータは、CPICHを介して送信され、前記第2のデータは、CQIであり、前記第3のデータは、HS−SCCHを介して送信される、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システムを用いる。
(3)また、ハンドオーバにおけるチャネル切り替えにおいて、前記第1のデータについての受信チャネルの切り替えが最先である、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システムを用いる。
(4)また、前記第2のデータの送信先の切り替えは、前記第1のデータについての受信チャネルの切り替え後であって、前記第3のデータについての受信チャネルの切り替え前である、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システムを用いる。
(5)また、前記第2のデータの送信先の切り替えは、前記第3のデータについての受信チャネルの切り替え後であるが、少なくとも先に行われた前記第1のデータについての受信チャネルの切り替え後に受信を開始した第1のデータに応じた第2のデータを切り替え先に送信する、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システムを用いる。
(6)また、先に行われた前記第1データについての受信チャネルの切り替え後に受信を開始した第1データに応じた第2データであって、ハンドオーバにより、該第2データの送信先を切り替える前に前記移動局が送信した第2データを、切り替え元の無線基地局から切り替え先の無線基地局に転送する転送処理部を備えた、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システムを用いる。
(7)また、前記移動局が、前記第3のデータの受信により、第4のデータを前記無線基地局に送信する場合に、該移動局の前記制御部は、該第3のデータについての受信チャネルの切り替え後に、該第4のデータの送信先を切り替える、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システムを用いる。
(8)また、切り替え元と切り替え先の無線基地局におけるフレームタイミングのずれがある場合に、第1データの受信タイミングずれを、第2データについての送信先の切り替え後に最初に送信する第2データに対応する第1データの受信の際に補償する、ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システムを用いる。
(9)本発明では、第1のデータの送信に応じて移動局から受信する第2のデータに応じて、第3のデータを該移動局に送信する無線基地局において、ハンドオーバの際に、該移動局が行う第3のデータについての受信チャネルの切り替え前に既に該無線基地局が送信した第1データに応じて、該移動局が送信した第2のデータを取得する取得部と、該取得結果に応じて該移動局に対して第3のデータを送信する制御部と、を備えたことを特徴とする無線基地局を用いる。
(10)本発明では、無線基地局から送信される第1のデータの受信に応じて第2のデータを送信し、該第2のデータの受信に応じて該無線基地局から送信される第3のデータを受信する移動局において、前記移動局は、ハンドオーバの際に、前記第3のデータについての受信チャネルの切り替えに対して、前記第1のデータについての受信チャネルの切り替えを先に行う制御部、を備えたことを特徴とする移動局を用いる。
本発明によれば、ハンドオーバを考慮した無線通信システム、無線基地局、移動局を提供することができる。
また、ハンドオーバに際して支障をきたすデータ部分を少なく抑えることができる。
また、ハンド−バに際して適応変調制御の手順が維持されやすくなる。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
この実施形態では、ハンドオーバを行う際に切り替えるチャネルの順を工夫することとする。
即ち、無線基地局から送信される第1のデータ(例えば、第1のチャネルを介して送信されるCPICH)の受信に応じて、移動局が送信する第2のデータ(例えば、第2のチャネルを介して送信されるCQI情報)に応じて、無線基地局から送信される第3のデータ(例えば、第3のチャネルを介して送信されるHS−SCCH)を第2の無線通信装置が受信する場合に、ハンドオーバの際に、第3のデータについての受信チャネルの切り替えに対して、第1のデータについての受信チャネルの切り替えを先に行うようにするのである。
これにより、第3のデータについての受信チャネルの切り替え後に、なるべく早く第1のデータを反映させることができることとなる。
以下、先に説明したHSDPAを例に挙げてこの工夫について、図面を用いて具体的に説明する。
もちろん、HSDPAに限らずハンドオーバ処理を行う他の無線通信システムに適用することができる。その際、HSDPAと同様に、適応変調制御(更には、再送制御等)を行うシステムに適用することが最も好ましい。
・「移動通信システムの構成」
図3は、本発明に係る移動通信システムの構成の1例を示す。移動通信システムとしては、種々のものが考えられるが、ここでは、背景技術の説明と同様、W−CDMA(UMTS)をベースとした、HSDPAに対応した移動通信システムであるものとする。
図において、1はコアネットワーク、2、3は無線基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)、4、5は多重分離装置、6〜6は無線基地局(BS:Base Station)、7は移動局(UE:User equipment)をそれぞれ示す。
コアネットワーク1は、移動通信システム内においてルーティングを行うためのネットワークであり、例えば、ATM交換網、パケット交換網、ルーター網等によりコアネットワークを構成することができる。
尚、コアネットワーク1は、無線基地局6〜6の上位装置として位置付けられ、他の公衆網(PSTN)等とも接続され、移動局7が固定電話等との間で通信を行うことも可能としている。
無線基地局制御装置2、3は、コアネットワークの構成装置と同様に、無線基地局6〜6の上位装置として位置付けられ、これらの無線基地局6〜6の制御(使用する無線リソースの管理等)を行う機能を備えている。また、移動局7との間の通信をハンドオーバ元の無線基地局との間の通信からハンドオーバ先の無線基地局との間の通信に切り替えるハンドオーバ処理に係わる制御を行う機能(後述するハンドオーバ処理機能部13が有する機能)も備えている。
ここで、サービングRNC(S−RNC)、ドリフトRNC(D−RNC)の概念について説明する。
移動局7が発信、着信した際に、最初にその処理を担当した無線基地局制御装置はサービングRNC(図1では、RNC2とする)と称される。
その後、移動局7が通信を継続しながら、右方向に移動すると、サービングRNC2の配下の無線基地局6が形成する無線エリア(セル)からRNC3の配下の無線線基地局6が形成する無線エリア(セル)に移ることとなる。
その際、移動局7と無線通信を行う無線基地局6の切り替えを行う必要があるため、いわゆるハンドオーバ処理(ハードハンドオーバ処理)が実行される。
即ち、移動局7は、無線基地局6宛てに送信していたデータを無線基地局6宛てに送信するように切り替える。また、無線基地局6から受信していた受信状態を無線基地局6から受信する受信状態に切り替える(データの受信チャネルをハンドオーバ先に切り替える)のである。
無線基地局側も同様に、無線基地局6から移動局7へのデータ送信状態を無線基地局6から移動局7へのデータ送信状態に切り替えるとともに、移動局7からデータを受信するチャネルを無線基地局6についてのものから無線基地局6についてのものに切り替えるのである。
一方、移動局7についてのデータの遣り取りをコアネットワーク側と行う際には、窓口となるRNCは、1つのRNC(サービングRNC)とされる。
従って、ハンドオーバ先の無線基地局6を管理するRNC3は、移動局7からの受信信号をサービングRNC2へ転送する(コアネットワーク1を介して転送してもよいし、RNC2、3間で直接の接続回線が設けられている場合は、コアネットワーク1を介さず、この直接の接続回線を介して転送する)。
そして、移動局7にとって、サービングRNCとして機能するRNC2は、ハンドオーバ処理の前は、配下の無線基地局を介して移動局7から受信したデータ、ハンドオーバ処理後は、RNC3から転送された移動局7からの受信データをコアネットワーク1側に引き渡すのである。
尚、RNC3は、サービングRNCに対して、ドリフトRNCと称される。
もちろん、下り方向(コアネットワーク1側から移動局7方向)に信号を送信する場合も同様であり、まず、コアネットワーク1からサービングRNC2に信号が送信され、ハンドオーバ処理前であれば、サービングRNC2は配下の無線基地局を介して移動局7でデータを送信し、ハンドオーバ処理後であれば、サービングRNC2は、ドリフトRNC3にデータを転送し、ドリフトRNC3配下の無線基地局6を介して移動局7にデータを送信するのである。
尚、RNC2、3の機能を無線基地局6、コアネットワーク1側に割り振ることで各RNCを省略することもできる。例えば、ハンドオーバ処理機能部をコアネットワーク1側に設け、無線チャネルの割当て制御機能等を無線基地局6に与えるのである。
以上説明した例は、異なるRNCの配下の無線基地局間のハンドオーバであるが、同じRNCの配下の無線基地局間(例えば、6〜6間)でも実行される。
尚、この場合は、RNCは、サービングRNCである場合は、他のRNCへ転送することなく配下の無線基地局で受信した移動局7からのデータをコアネットワーク1へ送信し、逆に、コアネットワーク1から受信したデータは、他のRNCへ転送することなく、配下の無線基地局から移動局7へ送信することができる。
また、1つの無線基地局内であっても、例えば、複数のアンテナを用いて複数の無線エリア(セクタ(セル))を形成している場合は、セクタ(セル)間でハンドオーバ処理を行うこともできる。
さて、多重分離装置4、5は、RNCと無線基地局装置との間に設けられ、RNC2、3から受信した各無線基地局宛ての信号を分離し、各無線基地局宛てに出力するとともに、各無線基地局からの信号を多重して対応するRNCに引き渡す制御を行う。
もちろん、無線基地局制御装置と複数の無線基地局を直接接続することで、この多重分離装置も省略することができる。
無線基地局6〜6はRNC2、無線基地局6、6はRNC3により無線リソースを管理されつつ、移動局7との間の無線通信を行う。
移動局7は、無線基地局6の無線エリア(セル)内に在圏することで、無線基地局6との間で無線回線を確立し、コアネットワーク1を介して他の通信装置との間で通信を行うことができ、また、移動した場合であっても、ハンドオーバ処理により通信相手の無線基地局を切り替えることで他の通信装置との間の通信を継続することができる。
以上が図3に示した第1実施形態における移動通信システムの動作の概要であるが、以下、各ノードの構成及び動作を詳細に説明する。
・「無線基地局制御装置2(3)」
図4は、無線基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)を示す図である。
図において、10は多重分離装置との通信用の第1インタフェース部、11は各部の動作を制御する制御部、12はコアネットワーク側との通信用の第2インタフェース部をそれぞれ示す。
好ましくは、第1、2インタフェース部として、ATM方式に従った伝送を行うインタフェース部を採用することができる。もちろん、他の方式に従った伝送を行うこともできる。
制御部11は、各部の動作の制御を行うとともに、先に説明したハンドオーバ処理に関する処理(転送処理、無線チャネル割当て等)を行うハンドオーバ処理機能部13、3GPP移動通信システムに規定されるRLC(RLC:Radio Link Control)レイヤのような上位レイヤの処理機部14も含む。
次に、コアネットワーク11側からの信号を多重分離装置4(5)側へ送信する際の動作について説明する。
制御部11は、コアネットワーク1側から受信した信号を、第2インタフェース部12で終端処理して得られたデータ(例えば、可変長のパケットデータとする)を所定長毎に分割し、例えば、RLC PDU(Packet Data Unit))を複数生成する。
尚、制御部11は、各PDUに対して連番を付すべく、分割した各RLC PDUのシーケンスナンバ領域にその連番を書き込む。このシーケンスナンバは、移動局7で、PDUの順番抜けを発見するために用いられ、順番抜けが発生した場合は、RLCレイヤにおける再送制御を行うために、移動局から正しく受信できなかったPDUシーケンスナンバが送信され、このシーケンスナンバを受信した制御部11(上位レイヤ処理機能部14)は、送信したRLC PDUを移動局7へ向けて再送信する(送信したRLC PDUはメモリ等に控えとして記憶しておく)。
さて、RLC PDUを生成した制御部22は、RLC PDUを複数まとめて、HS−PDSCH FP(フレームプロトコル)に従ったフォーマットの信号を生成して、第1インタフェース部20に与え、例えば、ATMセル化してから多重分離装置4(5)側へ送出する。
・「無線基地局6〜6
図5は、無線基地局6(BS:Base Station)を示す図である。
図において、15は多重分離装置4(5)から自装置宛ての信号として分離送信された信号の終端処理をする第1インタフェース部を示し、16は移動局7との間で無線信号の送受信を行なうための無線送受信部を示す。
17は移動局7との間で実行される先に説明したH−ARQによる再送制御を行うために再送用の送信データを格納しておいたり、共用チャネルであるHS−PDSCHで送信するデータであって、送信順番待ちのデータを格納しておくための記憶部を示す。
18は各部の制御を行うとともに、下り信号生成部19、上り信号処理部20、再送管理部21、適応変調管理部22、取得部23、転送処理部24を含む制御部を示す。
ここで、下り信号生成部19は、下り信号(CPICH、HS−SCCH、HS−PDSCH等のデータ)として送信するデータを生成し、上り信号処理部20は、上り信号(HS−DPCCH)等からCQI情報、ACK信号、NACK信号等を抽出する。
また、再送管理部21は、H−ARQに関連する再送制御を管理し、取得部23は、後述するが、他の無線基地局から転送された、移動局7が送信したCQI情報を取得し、逆に、転送処理部24は、他の無線基地局に、移動局7から受信したCQI情報を転送する機能を有するものである。
次に、多重分離装置4(5)から受信したデータの処理動作について説明する。
まず、第1インタフェース部15を介して受信したHS−PDSCHのフレームが、制御部18に入力される。
制御部18は、受信したHS−PDSCHのフレームに含まれるある移動局宛てのMAC−d PDUを記憶部17に記憶させておく。
そして、共有チャネルであるHS−PDSCHを介してその移動局宛てにデータの送信が可能となったことを検出すると、記憶部17からその移動局宛てのMAC−d PDUを順に複数取り出し、MAC−d PDUを複数含むMAC−hs PDUを生成する。尚、取り出すMAC−d PDUの数は、CQI情報等により定まるトランスポートブロックサイズ内に収まるように選択される。
MAC−hs PDUは、1つのトランスポートブロックを形成し、移動局7に向けて、HS−PDSCHを介して送信されるデータの元となる。
尚、MAC−hs PDUは、各MAC−hs PDUに付されるシーケンスナンバーであるTSN(Transmission Sequence Number)を含み、複数のプロセスに分けて移動局7宛てにHS−PDSCHの送信を行っても、このシーケンスナンバーに従って、トランスポートブロックの並び替えが可能となるようにしている。
さて、制御部18において生成されたMAC−hs PDUは、H−ARQによる再送制御を実行するために、記憶部17へ格納されるとともに、下り信号生成部19に入力され誤り訂正符号化、誤り検出符号化等の処理が施されて、HS−PDSCHの1サブフレームを形成し、他の信号とともに無線送受信部16に与えられることで、HS−PDSCHを介して移動局7宛てに送信される。
但し、先に説明したように、HS−PDSCHの送信の前には、HS−SCCHを介して移動局7に向けた送信予告が行われる。
即ち、制御部18はHS−PDSCHの送信の前に、HS−SCCHを介して送信するデータを下り信号生成部19へ与え、下り信号生成部19は、与えられたデータに基づいてHS−SCCHの1サブフレームを生成して無線送受信部16へ与える。
HS−SCCHにより送信の予告を受け、HS−PDSCHを受信した移動局7は、HS−DPCCHを介してHS−PDSCHの受信結果(ACK信号又はNACK信号)を送信する。
無線基地局6の上り信号処理部20は、移動局7からの上り信号(HS−DPCCH等)の受信処理を行い、受信結果がNACK信号であることを検出すると、再送管理部21に通知する。
従って、再送管理部21は、記憶部17から送信に失敗したMAC−hs PDUを読み出し、再び、下り信号処理部19に与えて、無線送受信部16に再送信を実行させる。
一方、上り信号処理部20により、HS−PDSCHの受信結果がACK信号であることが検出された場合は、再送制御は不要であるから、制御部18は、次の新規トランスポートブロックを送信すべく、記憶部17に記憶している、未送信(送信順番待ち)のMAC−d PDUを読み出し、新たなMAC−hs PDUを生成して下り信号生成部19に与えることで、無線送受信部16に送信させる制御を行う。
以上が無線基地局におけるH−ARQ(再送制御)に関する動作であるが、先に説明したように、HSDPAでは、無線基地局6において、適応変調制御を実行するため、移動局7から定期的にCQI情報を受信する。
CQI情報は、上り信号処理部20により受信されるため、上り信号処理部20は、これのCQI情報を適応変調管理部22に与える。
尚、CQI情報は、無線基地局6から送信され、移動局7で受信される下り信号(例えばCPICH)の受信品質(例えば受信SIR)に対応したものである。
例えば、CQI情報を1〜30の計30種類用意しておき、移動局7は、受信品質に対応するCQI情報を選択して送信し、適応変調管理部22は、移動局7から受信したCQI情報に対応する送信形式を無線送受信部16、下り信号生成部19に指定し、その形式に従った適応変変調制御を実行させる。
送信形式としては、1サブフレーム内で送信するビット数を示すTBS(Transport Block Size)ビット数、送信の際に利用する拡散コードの数を示す、コード数、QPSK、QAM等の変調方式を示す変調タイプが挙げられる。
従って、CPICHのSIRが良好な(SIRが大きい)ほど、CQIも大きい値となるようにし、CQIが大きくなるほど、対応するTBSビット数、拡散コード数も多くなるように定義しておくことで、下り信号の受信品質が良好なほど、伝送速度が速くなる方向に制御される(逆に受信品質が劣悪なほど伝送速度が遅くなる方向に制御される)。
尚、これらの送信形式は移動局7にも通知する必要があるため、適応変調管理部22は、先に説明したように、適応変調制御により送信を行うHS−PDSCHの送信の前に予告として送信するHS−SCCH用のデータとして、下り信号生成部19に送信形式情報を与え、無線送受信部16を介して送信形式情報を移動局7に送信するのである。
以上が、無線基地局6の基本的な構成と動作であるが、先に説明したように、1つの無線基地局6が複数の無線エリア(セル)を形成する場合もある。
図6は、1つの無線基地局が複数の無線エリアを形成する場合の構成を示したものである。
各構成は,基本的には図5と同様であるが、無線送受信処理部16や、制御部18が各無線エリア(セル)対応に複数(この場合は3つ)設けられており、第1インタフェース部15から受信したデータは、対応する制御部18〜18に振り分けられ、制御部18〜18は担当無線エリアについて、それぞれ別個に先に説明した制御部18相当の処理(適応変調制御、再送制御等)を実行するのである。
尚、記憶部17は、各制御部で共通に用いることもできる。
・「移動局7」
次に、移動局の構成及び動作について説明する。
図7に移動局7の構成を示す。図において、30は無線基地局6の無線送受信部16との間で無線通信を行うための無線送受信部を示し、31は音声、データ等の入力及び受信音声、データの出力を行う入出力部を示す。
32は各種必要とされるデータを記憶する記憶部を示し、H−ARQを実現すべく、受信エラーとなったデータを一時的に格納するためにも用いられる。
33は各部の制御を行う制御部を示し、CPICH処理部34、HS−SCCH処理部35、HS−PDSCH処理部36、HS−DPCCH処理部37、上位レイヤ処理部38、ハンドオーバ処理機能部39を備える。
CPICH処理部34は、無線基地局6から連続的に送信されるCPICHの受信処理を測定区間等で行い、受信品質(受信SIR)の測定結果をHS−DPCCH処理部37に与える。また、CPICHの受信処理により得られたパイロット信号のIQ平面上の位相情報をHS−SCCH処理部35、HS−PDSCH処理部36等に与えて同期検波(チャネル補償)を可能としている。
尚、移動局7は、HSDPAのサービスを受けている間は、HS−DPCCHを介して、適応変調制御のためのCQI情報を定期的に基地局にフィードバック送信する。ここで、送信するCQI情報は、例えば、CQI送信の3スロット前から1スロット前までの期間で測定した結果に対応するCQI情報とする。
尚、受信品質(受信SIR)とCQI情報との対応関係は記憶部32に記憶しておき、受信品質に対応するCQI情報を選択することで送信するCQI情報を決定することができる。
HS−SCCH処理部35は、無線基地局6から送信されるHS−SCCHの受信処理を毎サブフレームについて行い、自局宛てにHS−PDSCHを介したデータの送信が行われることの送信予告がされているかどうかをチェックする。
即ち、HS−SCCHの第1パートを受信し、自局固有のコードを乗算してから復号した結果(例えば尤度情報)に基づいて自局宛てに送信されたかどうかを検出するのである。
ここで、自局宛に送信されたことを検出すると、残りの第2パートの受信処理を完了させ、第1、第2パートの全体に対して付加された誤り検出ビットに基づいて受信エラー検出を行う。尚、HS−SCCH処理部35がエラーを検出した場合は、予告の検出は誤りであったとして、以下のHS−PDSCH処理部36における処理を中断することもできる。
さて、自局宛ての送信予告があることを検出したHS−SCCH処理部35は、2スロット後のHS−PDSCHの1サブフレームを受信するように、HS−PDSCH処理部36に通知する。
その際、無線基地局6からHS−SCCHのパート1で通知されたコード情報、変調タイプ情報も通知する。
これにより、HSーPDSCH処理部36は、HS−PDSCHの受信処理を開始することができ、残りの第2パートに含まれる他の受信処理に必要な情報を、その後HS−SCCH処理部35から取得することで、HS−PDSCHの受信処理(デレートマッチング、誤り訂正復号等)を完了し、復号結果のエラー検出を行うのである。
さて、HS−PDSCH処理部36は、HS−PDSCHについての復号結果にCRCエラーの有無をHS−DPCCH処理部37に通知する。また、復号して得られたMAC−hs PDUに含まれるTSNに基づいて並び替え処理(リオーダリング)を行い、上位レイヤ処理機能部38へリオーダリング後のデータを引き渡す。
上位レイヤ処理機能部38は、MAC−d PDUに含まれるシーケンスナンバに順番抜けがあるかどうか判定し、順番抜けを検出し、無線基地局制御装置2(3)に対して別途設けた個別チャネルを介して通知し、RLCレイヤにおける再送制御を実行するのである。
尚、順番とおりに取得した受信データは順次入出力部31から対応する出力形式で出力(音声出力、画像出力等)されることとなる。
HS−DPCCH処理部37は、CPICH処理部34から与えられた受信品質に対応するパラメータ(無線基地局6における適応変調制御に用いられるパラメータCQI)を記憶部32に記憶した対応関係(CQIテーブル)に基づいて選択し、HS−DPCCHを介して無線基地局6に向けて送信する。また、HS−PDSCH処理部36からのエラー有無通知に応じて、HS−DPCCH処理部37は、HS−DPCCHを介して受信結果信号(ACK信号、NACK信号)を送信する。
即ち、HS−DPCCH処理部37は、エラー無しであればACK信号を、エラー有り
であればNACK信号を無線送受信部30に与えて送信させる。
ハンドオーバ処理機能部39は、ハンドオーバの際における各部の動作制御を行う。動作制御の詳細については、後述する。
従って、移動局7においては、HS−SCCHを毎サブフレームチェックし、自局宛てにHS−PDSCHを介したデータの送信が行われることを通知されると、2スロット後のHS−PDSCHの1サブフレームを受信し、復調、復号(ターボ復号)することで、復号結果を得、CRCビットを用いたCRC演算により受信可否を判定し、否であれば、受信データを記憶部32に記憶させるとともに、NACK信号をHS−DPCCHを介して無線基地局6に送信する。
そして、無線基地局6により再送信が実行されると、記憶部32に記憶済みのデータと再送信されたデータとを合成してから、復号(ターボ復号)を行い、復号後のデータについて、再びCRCチェックを行う。
CRCチェックにより、可と判定されると、HS−DPCCH処理部37は、HS−DPCCHを介してACK信号を無線基地局6に送信させる制御を行なう。
そして、更に、復号して得られたMAC−hs PDUに含まれるTSNに基づいて並び替え処理(リオーダリング)を行い、並び替え後のトランスポートブロックに含まれるMAC−d PDU(RLC PDU)を上位レイヤ処理機能部38に引き渡す。
上位レイヤ処理機能部38は、RLC PDUに含まれるシーケンスナンバを用いた並び替え(リオーダリング)を行い、順番抜けの検出及び、ポーリングビットのチェックを行なう。
ここで、順番抜けを検出した場合、移動局17のRLC処理機能部は、別途確立している個別物理チャネル(DPCH)を介して、RLCレイヤにおける再送制御のための正しく受信できなかったPDUのシーケンスナンバを無線基地局制御装置2(3)に向けて送信する。
移動局7の上位レイヤ処理機能部38により送信制御されたACK信号、正しく受信できなかったPDUのシーケンスナンバは、無線基地局6、多重分離装置4(5)を介して無線基地局制御装置2(3)に送信される。
無線基地局制御装置2(3)の制御部11は、移動局7の上位レイヤ処理部38から正しく受信できなかったシーケンスナンバの受信をすると、再送制御処理により、再送すべきデータ(HS−PDSCHフレーム)を不図示の記憶部から読み出して、再送信を行なう。
以上が各装置の構成、動作の説明であるが、以下ハンドオーバの際の動作について詳細に説明する。
・「ハンドオーバの際の動作」
(A)「CQI情報の送信先の切り替えタイミング」
図8は、ハンドオーバの際のチャネルの切り替え手順について説明するための上り、下り双方のフレームフォーマットを示している。
まず、移動局7は、図3の無線基地局6のいずれかの無線ゾーン内(セル内)に在圏し、かつHSDPAのサービスを受けている状態であるとする。尚、ここでは、移動局7は無線基地局6の無線ゾーン内に在圏するとする。
この場合、移動局7は、無線基地局6から送信される第1のデータ(例えば、CPICHの3スロット分)をCPICH処理部34で受信(図8のCPICHの黒塗り部分を参照)し、その受信品質(例えば、受信SIR)に基づいて生成した第2のデータ(例えば、CQI情報)をHS−DPCCH処理部37により、無線基地局6に対して送信する(黒塗り部分の受信完了から1スロット送れて送信されるCQI情報参照)。
無線基地局6は、この第2のデータに応じて第3のデータ(例えば、第5サブフレームのHS−SCCH参照)、及び、対応するHS−PDSCHのサブフレームを送信し、移動局7は、第9サブフレームに含まれるタイミングで、ACK信号(受信エラー無しとする)を送信することでデータの伝送の1サイクルが完結することとなるが、図2で説明したように、途中でハンドオーバが発生すると、このサイクルに含まれるデータを含めて支障を来たすデータ部分が発生する(図2の点線枠で囲んでデータ参照)。
しかし、この図8においては、移動局7の制御部33(ハンドオーバ処理機能部39)は、図中タイミングC1(第6サブフレームと第7サブフレームとの間)でHS−SCCHを受信するチャネルの切り替え(無線基地局6から6への切り替え)を行うが、少なくともそれより前(タイミングA1、A2又はこれらの間のいずれかのスロットの先頭)で、CPICHの受信チャネルの切り替え(無線基地局6から6への切り替え)を行うように、CPICH処理部34を制御する。
例えば、タイミングA1(第3サブフレームの約0.5スロット目)においてCPICHのチャネル切り替えを行うこととすると、第3サブフレームの0.5スロット目から3スロットの期間にわたって、ハンドオーバ先の無線基地局6の形成する無線ゾーン(セル2)で受信することとなる。
従って、CPICHの受信完了から1スロット遅れで送信を開始(タイミングB1参照)するCQI情報は、ハンドオーバ先の無線基地局6から受信したCPICHの受信品質に対応したものとなる。
従って、このCQI情報が送信され、結果的に無線基地局6(適応変調管理部22)に到達することで、このCQI情報の送信から約5.5スロット遅れのタイミングC1で無線基地局6が送信するHS−SCCH(第7サブフレーム参照)で送信予告する際の送信形式情報が、このCQI情報を反映させたものとすることができる。もちろん、2スロット遅れで送信するHS−PDSCHを送信する際も同様にこの送信形式で送信することができることとなる。
尚、第8〜第10サブフレームも同様に、ハンドオーバ先の無線基地局6の適応変調管理部22は、自局が送信したCPICHに基づいて移動局7が選択したCQI情報を取得することができることとなる。
従って、移動局7のハンドオーバ処理機機能部39がタイミングC1(C2)よりも先のタイミングA1で、受信品質測定用のチャネル(CPICH)のハンドオーバ先への切り替えを行うことで、HS−SCCH(HS−PDSCH)の受信チャネルのハンドオーバ先への切り替え後において支障のある(例えば、適応変調制御が適性に働いていない)データが減少することとなる。
また、これにより、図8において改善として矢印で指し示したデータ部分(CQI、ACK信号)も結果的に支障のないものとなり、1つ以上のデータ伝送サイクルが改善されることとなる。
尚、ハンドオーバ処理機能部39が、CPICHの受信用の送信元の切り替えをタイミングA2で行った場合であっても、図中タイミングB2で送信するCQI情報及び第10サブフレームで送信される対応するHS−SCCH、2スロット遅れのHS−PDSCH、第14サブフレーム内のタイミングで送信されるACK信号について、同様に支障がないものとなるため、少なくとも1つのデータ伝送サイクルが改善されることとなる。
尚、移動局7のハンドオーバ処理機能部39は、タイミングC1より早いタイミングであるタイミングA1、A2等を検出する必要があるが、タイミングC1は、無線基地局制御装置2のハンドオーバ処理機能部13から通知されることで、容易に認識できるため、このC1を基準として、11.5スロット前(A1)、2.5スロット前(A2)等をCPICHを受信するための送信元無線基地局の切り替えタイミングとして利用することができる。他のタイミングもC1を基準とすればよい。
また、ハンドオーバ元、先の無線基地局についても、無線基地局制御装置2等からタイミングC1を通知されることで、移動局と同様にこれを基準としていずれの無線基地局であっても、移動局からタイミングC1より前に送信が開始されるCQI情報の受信タイミングを特定して、CQI情報を的確に取得することができることとなる。
尚、この実施形態では、異なる無線基地局間のハンドオーバについて説明したが複数のセクタを有する1つの無線基地局内におけるハンドオーバにも適用することができ、この場合は、異なる無線基地局間ではなく、異なる制御部(18、18、18)における処理に置き換えればよい。
以上が、第1データとしてのCPICH(受信品質測定用のチャネル)の受信チャネルの切り替えタイミングについての工夫の説明であるが、第2データとしてのCQI情報(適応変調制御に用いられるパラメータ)の送信先の切り替えタイミングについて同じく図8を用いて説明する。
(B)「CQI情報の送信先の切り替えタイミング」
タイミングA1でCPICHの受信チャネルの(ハンドオーバ先への)切り替えをした移動局7のハンドオーバ処理機能部39は、切り替えた先の無線基地局6から受信したCPICHの受信品質(受信SIR)に応じて選択したCQI情報を送信するが、その送信先として、好ましくは、タイミングA1から開始される測定期間で測定した受信品質の送信タイミングであるタイミングB1(タイミングA1の後で、タイミングC1、C2より前のタイミング)で切り替えることが好ましい。
これは、移動局7がHS−SCCHの受信チャネルをハンドオーバ先(無線基地局6)に切り替えて最初に受信することとなるHS−SCCHの生成に必要なCQI情報を直接無線基地局6に対して送信することができるからである。
もちろん、タイミングB2(タイミングA1、A2、C1の後)でCQI情報の送信先を切り替えることもできる。
しかしこの場合は、タイミングB1からタイミングB2までの期間において無線基地局6に対して送信したCQI情報(但し、このCQI情報は、無線基地局6から受信したCPICHの受信品質に基づくものである。)については、無線基地局6から無線基地局6に対して転送することが望ましい。
即ち、無線基地局6は、ハンドオーバ元の無線基地局であることを認識(例えば、無線基地局制御装置2から、移動局7をサブフレーム7から無線基地局6に引き渡すように指示される)することができ、図5に示したように、転送処理部24を有しているため、移動局7から受信したCQI情報を転送処理部24により、無線基地局6に転送するのである。
従って、無線基地局6は、CQI情報が移動局7から送信される前においては、無線基地局6から無線基地局制御装置2を介して受信したCQI情報を取得部23で取得して適応変調管理部22に与えることができる。
尚、タイミングB1でCQI情報の送信先を切り替える場合は、無線基地局6の上り信号処理部20は、移動局7から直接CQI情報を受信するが、この場合は、上り信号処理部20が取得部として機能することとなる。
最後にACK(NACK)信号の送信タイミングについてであるが、C1の後に最初に送信するACKの送信タイミングであるDで送信先を切り替えればよい。
以上のように、この実施形態では、例えば、CPICHの受信チャネルの(ハンドオーバ先への)切り替えタイミング、CQI情報の送信先の(ハンドオーバ先への)切り替えタイミング、HS−SCCHの受信チャネルの(ハンドオーバ先への)切り替えタイミング、HS−DPCCHの送信先の切り替えタイミングの順に切り替えを行っており、好ましい1形態として説明している。
尚、好ましくは、ハンドオーバにより切り替えが必要となるチャネルの内(明示したチャネル内)で、CPICHの受信用の送信元の切り替えタイミングを最先とする。
これは、ハンドオーバ先の無線基地局が最も早く取得を希望するデータを生成するために受信が必要なチャネルであると考えられるからである。
従って、無線方式により、ハンドオーバ先の無線基地局が最も早く取得を希望するデータを生成するために受信が必要なチャネルであると考えられる場合は、そのチャネルについての切り替えを最先とすることもできる。
尚、上記実施形態では、HS−SCCH、HS−PDSCHが1つの移動局7に継続的に割当てられている例を示したが、共通チャネルであるため、他の移動局に割当てる場合もあり得るが、この実施形態により改善されることとなるデータの宛先となる移動局にとっては、この改善の恩恵を受けることができる。
また、ハンドオーバが異なるRNC間にまたがって行われる場合は、先に説明したように、サービングRNCが主導的に処理することとなるが、ハンドオーバ先の無線基地局の転送処理部24からのCQI情報と受信したサービングRNC等(ドリフトRNCということもありうる)は、ドリフトRNCにそのCQI情報を送信し、ドリフトRNCから配下の無線基地局であってハンドオーバ先の無線基地局送信することでCQI情報の転送を実行すればよい。
〔b〕第2実施形態の説明
第1実施形態では、ハンドオーバ元とハンドオーバ先の無線ゾーン(セル)間のフレームタイミングのずれがないか又は無視できる場合の動作として説明している。
尚、1つの無線基地局では、セクタ間でフレームのタイミングをあわせることは容易であるから第1実施形態のような状況になりがちと考えられる。
しかし、この実施形態では、ハンドオーバ元とハンドオーバ先の無線ゾーン(セル)間でフレームタイミングのずれが存在する場合について説明する。
例えば、異なる無線基地局間のハンド−バ(特に異周波へのハンドオーバ)や、異なるRNC配下の無線基地局へのハンドオーバ(特に異周波のハンドオーバ)はこの第2の実施形態のような状況になりがちと考えられる。
図9は、ハンドオーバ元とハンドオーバ先の無線ゾーン(セル)間でフレームタイミングのずれ(図中のG)が存在する場合のフレーム構成を示す図である。
ハンドオーバの前後でフレームタイミングにずれGがある場合は、このずれを補償(吸収)する為の処理が必要となる。
この実施形態では、移動局7がHS−SCCHの受信チャネル切り替え後、ハンドオーバ先の無線基地局6から最初に受信することとなるHS−SCCHの送信開始タイミングC1が、サブフレーム7の先頭からではなく、Gだけ遅延している点を考慮する。
即ち、タイミングC1で送信されるHS−SCCHの生成に必要とされるCQI情報の送信タイミングを、ハンドオーバ先の無線基地局6にあわせるとすると、図のようにタイミングBでCQI情報を送信すればよいこととなる。
CQI情報を生成するための受信品質測定期間がCQI情報の送信開始タイミングを基準に定められる期間(例えば、3スロット前から1スロット前まで)である場合は、CPICHのフレームずれGの補償は、図のようにタイミングA1に対して、Gだけ遅延したタイミングA2で測定を開始することで行うことが望ましい。
HS−SCCHの受信用の送信元の切り替え後最初に受信するサブフレームについて、ハンドオーバ先の無線基地局6にあわせたタイミングで測定(ハンドオーバ先の無線基地局6内の他の移動局と同様のタイミングで測定)した結果が反映されるから、公平性が保てるからである。
また、Gの期間については、切り替え時間にあてることが好ましいが、タイミングA1で即切り替え行ったり、タイミングA2で即切り替えを行ったりすることもできる。
尚、ACK信号の送信先についても同様にタイミングB(もしくはタイミングB後最初に送信するACK信号の送信時までのタイミング)で切り替えることで、HS−PDSCCH全体を一括して切り替えることがチャネル切り替え制御を容易にする面から望ましい。
但し、図のように、ACK信号(問題として矢印で示したACK信号)がハンドオーバ元に無線基地局6に到達しなくなるといった問題を許容することとなる。
HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。 ハンドオーバ時の動作を説明するための図である。 本発明に係る移動通信システムを示す図である。 本発明に係る無線基地局制御装置を示す図である。 本発明に係る無線基地局(その1)を示す図である。 本発明に係る無線基地局(その2)を示す図である。 本発明に係る移動局を示す図である。 本発明に係るハンドオーバ時の動作を説明するための図である。 本発明に係るハンドオーバ時の動作(フレームずれ有り)を説明するための図である。
符号の説明
1 コアネットワーク
2、3 RNC
4、5 多重分離装置
6 無線基地局
7 移動局
10 第1インタフェース部
11 制御部
12 第2インタフェース部
13 ハンドオーバ処理機能部
14 上位レイヤ処理機能部
15 第1インタフェース部
16 無線送受信部
17 記憶部
18 制御部
19 下り信号生成部
20 上り信号処理部
21 再送管理部
22 適応変調管理部
23 取得部
24 転送処理部
30 無線送受信部
31 入出力部
32 記憶部
33 制御部
34 CPICH処理部
35 HS−SCCH処理部
36 HS−PDSCH処理部
37 HS−DPCCH処理部
38 上位レイヤ処理機能部
39 ハンドオーバ処理機能部

Claims (1)

  1. 基地局から送信されるHS−SCCHの信号を受信し、前記HS−SCCHの信号に応じた前記基地局から送信されるHS−PDSCHの信号を受信し、HS−PDSCHの信号に応じて基地局へACK信号又はNACK信号を送信する移動局において、
    ハンドオーバする際、ハンドオーバ元の前記基地局へ前記ACK信号又はNACK信号を送信するチャネルを介した送信処理を停止する前に、ハンドオーバ先の基地局からの前記HS−SCCHの信号の受信処理を開始する制御部とを有することを特徴とする移動局。
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