JP4938619B2 - 誤組付け防止具 - Google Patents

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Description

本発明は、ヨークへのシャフト端部の誤組付けを防止するための誤組付け防止具に関する。
従来の誤組付け防止具としては、例えば特許文献1に記載の防止具がある。
この誤組付け防止具では、阻止部及び駆動部を形成する第4の板部を筒状部に形成したスリット内に配置した状態に保持しつつ、第1のタブにおけるボルト挿通孔入口側の外表面に対し、環状の固定部をボルト挿通孔と同軸に配置しながら、当該固定部を、筒状の固定具を使用して固定する。
上記固定具は、上記ボルト挿通孔入口に圧入されるスリーブと、そのスリーブと一体の環状フランジ(外向きフランジ)を備え、当該環状フランジと上記第1のタブの外表面との間に上記環状の固定部を挟持させる。
なお、固定部、阻止部及び駆動部は一体の板金で形成されている。
特開平4−368286号公報(図2〜図4)
しかし、上記従来の誤組付け防止具では、誤組付け防止具の固定部をボルト挿通孔と同軸に配置して、上述のように固定具のスリーブをボルト挿通孔に圧入するといった作業が要求されるので、誤組付け防止具の組付け作業に手間が掛かる。
また、上記固定部及び固定具は、筒状部へのシャフト取付けに使用されるボルトの軸部が貫通して固定されるために、誤組付けの防止が完了しても取り外しが出来ない。即ち、上記従来技術は、誤組付け防止具がヨークの一部を構成するといった発想の技術である。
さらに、上記固定具のスリーブをボルト挿通孔の入口に圧入する構成であるので、当該スリーブを圧入可能なように、つまり、誤組付け防止具の装着を可能とするために、ボルト挿通孔の入口の径を拡径するような加工が要求される(特許文献1の図2参照)。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、取付け作業及び取り外し作業が容易な誤組付け防止具を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ヨークの筒状部に着脱可能に装着される装着部に、駆動部を介して差込部が弾性支持され、差込部は、一対のタブにそれぞれ形成されたボルト挿通孔の間に一部若しくは全部が位置し、且つ、駆動部が変形することで、上記差込部は、筒状部に挿入されたシャフトの端部で押されるにつれて上記ボルト挿通孔の間から外れる方向に変位可能となっている。
本発明によれば、取付け作業及び取り外し作業が容易な誤組付け防止具を提供することが出来る。また、取り外しが出来ることから、シャフトにヨークを組み付けた後は、誤組付け防止具をヨーク外周に装着させておく必要が無い。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、誤組付け防止具を適用するシャフト及びヨークとして、自動車用ステアリング装置におけるステアリングシャフトを構成するシャフト1を例示し、そのシャフト1同士を継手で連結するために、シャフト1の一端部にヨーク2を組み付ける場合を例にして説明する。ただし、ステアリングシャフトへのヨーク組付け以外でも本実施形態の誤組付け防止具は使用できる。
(ヨークの構造)
まず、ヨーク2の構造を説明する。
上記ヨーク2は、継手部本体を構成する二股のヨーク本体3と、そのヨーク本体3と一体に形成される筒状部4と、を備える。筒状部4には、ヨーク本体3とは反対側の開穴端部からヨーク本体3側に向けて軸方向に延びるスリット5が形成されている。なお、スリット5は、筒状部4の軸方向からみて二股のヨーク本体3の間に位置する。
また、上記筒状部4から一対のタブ6,7が突出している。その一対のタブ6,7は、筒状部4の円周方向で、上記スリット5を挟んだ位置において、対向配置される。なお、一対のタブ6,7を区別する場合には、ボルト差込側のタブ6を第1タブ6と、他方のタブ7を第2タブ7と呼ぶ。
その一対のタブ6,7には、それぞれボルト挿通孔6a,7aが同軸に開孔しており、第2タブ7のボルト挿通孔7aには、ボルトの軸部と螺合する雌ねじが刻設されている。なお、上記ボルト挿通孔6a,7aの軸は、平面視で、筒状部4の軸方向と交差する方向に向いている。また、ボルト挿通孔7aは図1にのみ破線で記したが、他の図面では図示を省略した。更に、ボルトと螺合する雌ねじは、第1タブ6のボルト挿通孔6aに刻設されていても良い。
(誤組付け防止具の構造)
次に、本実施形態の誤組付け防止具10の構成について説明する。
本実施形態の誤組付け防止具10は、図2に示すように、筒状部4に着脱可能に取り付けられる装着部20と、その装着部20に駆動部14を介して弾性支持される差込部13とを備える。そして、本実施形態では、上記装着部20、駆動部14、及び差込部13が一体成形されて構成される。なお、誤組付け防止具10は、例えば樹脂を材料として射出成型などで一体成形されたり、板金を加工して作成されたりする。
上記装着部20は、上記筒状部4の外表面に当接する第1把持部11及び第2把持部12と、上記第1把持部11と第2把持部12とを連結する跨架部19と、からなる。
上記第1把持部11及び第2把持部12は、筒状部軸方向Xで、上記タブ6,7の形成位置を挟んで配置される。その第1把持部11及び第2把持部12は、それぞれ筒状部周方向Yに沿って反対方向に延びる一対の挟持部11a、11b,及び12a、12bを備える。本実施形態では、筒状部4の断面輪郭が円形形状である場合として、各挟持部11a、11b,12a、12bは円弧状の片部材から構成される。その各挟持部11a、11b,及び12a、12bは筒状部4の接近離隔する方向に弾力を有し、また、一対の挟持部11a、及び11b,12a、12bの先端の間隔は、筒状部4の直径よりも小さく設定されている。
また、上記跨架部19は、それぞれ筒状部軸方向Xに延びる一対の跨架部本体16,17と、その跨架部本体16,17の一端部(シャフト1の挿入側)間を連結する中間板18とから構成される。中間板18は、第1把持部11の一部も構成する。上記一対の跨架部本体16,17は、上記スリット5を挟んで筒状部周方向Yで対向配置される。即ち、各跨架部本体16,17は、それぞれタブ6,7を跨るように配置されると共に、タブ6,7と筒状部径方向Zで対向する面16a、17aは、当該タブ6,7の筒状部軸方向Xに沿った輪郭に倣う輪郭形状となっている。本実施形態では、上記タブ6,7の筒状部軸方向Xに沿った輪郭は略カマボコ状となっていて、上記跨架部本体16,17のタブ6,7と対向する面は円弧状の輪郭となっている。
そして、第1把持部11を構成する一対の挟持部11a、11bは、上記中間板18若しくは一対の跨架部本体16,17の一端部に固定される。また、第2把持部12を構成する一対の挟持部12a、12bは、上記一対の跨架部本体16,17の他端部(ヨーク本体3側)にそれぞれ固定されている。
また、上記一対の跨架部本体16,17の間に差込部13が配置される。その差込部13は、駆動部14を介して上記中間板18に支持されている。上記差込部13は、筒状部径方向から見て、上記スリット5位置に納まる位置に配置された平板状の部材であって、上記跨架部19を筒状部4の外表面に当接して装着した状態であっては、上記一対のタブ6,7間(一対のボルト挿通孔6a,7a間)及び上記筒状部4のスリット5内に差し込まれた状態となる。このように差し込まれた状態では、ボルト挿通孔6a,7aの軸方向から見て、上記差込部13の一部が、ボルト挿通孔6a,7aと重なる形状となっている。なお、そのボルト挿通孔6a,7aと重なる差込部13の部分を差込阻止部13aと呼称する。本実施形態では、ボルト挿通孔6a,7aの上側のヨーク本体3側部分に上記差込阻止部13aが位置するように配置位置、及びボルト挿通孔6a,7aの軸方向から見た形状が設定されている(図4参照)。
また差込部13の先端部は、筒状部4内に突出していて、当該筒状部4に差し込まれるシャフト1と対向するような形状となっている。なお、そのシャフト1と対向する差込部13の部分を差込当接部13bと呼称する。その差込当接部13bにおけるシャフト1と対向する面は、筒状部4の径方向中心側に向かうにつれてヨーク本体3に近づくように、下向きに傾斜した傾斜面となっている。なお、本実施形態では、ボルト挿通孔6a,7aの軸方向から見た差込部13の形状は、三角形形状であって、シャフト1の端部と対向する側の端面が下向き(シャフト1側を向いた)傾斜面となっている場合を例示している(図4参照)。
その差込部13を中間板18に支持させる駆動部14は、筒状部4の径方向に弾性変形可能な状態で上記差込部13を中間板18に弾性支持している。このため、筒状部4内に挿入したシャフト1の端部が上記差込当接部13bに当接し、その差込当接部13bをヨーク本体3側に押し込むにつれて、上記差込部13は、駆動部14を中心として筒状部径方向Zに回動変位する。ここで、シャフト1の端部が所定位置以上まで筒状部4内に挿入された状態まで上記差込部13が回動変位したときには、上記差込阻止部13aが、ボルト挿通孔6a,7a内へのボルトの挿入を阻止しない位置となるような形状に上記差込阻止部13aの形状を設定しておく。
(作用効果)
(1)上記構成の誤組付け防止具10では、筒状部4にシャフト1を挿入する前に、差込部13をタブ6,7間及びスリット5内に差し込むようにして、図3に示すように、跨架部19を筒状部4の外表面に当接する。このとき、第1把持部11を構成する一対の挟持部11a、11b間が開くように該一対の挟持部11a、11bを弾性変形させて筒状部4の外表面に嵌め込み、上記弾性変形を解除することで、上記一対の挟持部11a、11bを、当該筒状部4の外表面に沿って配置して第1把持部11が筒状部4に支持された状態に装着する。同様に、第2把持部12についても筒状部4の外表面に装着する。なお、第1把持部11がシャフト1挿入側(ヨーク本体3から離れた側)となるように装着する。
この状態では、跨架部本体16,17がタブ6,7の半円状の外周面に当接した状態となって、誤組付け防止具10が、筒状部軸方向Xに変位し難くなる。
このように、第1及び第2把持部11,12を構成する各一対の挟持部11a、11b,12a、12bを嵌め込むだけで、つまりワンタッチで誤組付け防止具10を筒状部4へ着脱可能に装着することが可能となる。
(2)この状態で、筒状部4にシャフト1を挿入したときに、シャフト1が差込当接部13bに当たるまで挿入されていない差し込み不足の状態では、図4(a)に示すように、差込阻止部13aが一対のボルト挿通孔6a,7a間に位置することで、第2タブ7のボルト挿通孔6a,7aから第1タブ6のボルト挿通孔6a,7aへボルトを挿入することが阻止されることで、誤組付けが防止される。
更に、シャフト1を挿入し、そのシャフト1の端部が上記差込当接部13bに当接すると、シャフト1の挿入につれて、上記差込当接部13bがヨーク本体3側に押し込まれることで、図4(b)に示すように、差込部13は上記駆動部14を中心として筒状部径方向Z外方に回動変位し、規定以上にシャフト1が挿入された状態では、差込阻止部13aがボルトの挿入を阻止しない位置に回転変位している。
このように、規定位置までシャフト1が挿入されたら、ボルトを第1タブ6のボルト挿通孔6aにねじ込みボルトを第1タブ6のボルト挿通孔6aに螺合させて締め込み、一対のタブ6,7間が近接させることでシャフト1を筒状部4に固定する。
(3)また、シャフト1への筒状部4の組付けが完了したら、誤組付け防止具10を筒状部4から離れる方向(筒状部径方向Z外方)に向けて引っ張るだけで容易に、当該誤組付け防止具10を筒状部4から取り外すことが出来る。
このように、シャフト1とヨーク2との組み付けが完了すれば、誤組付け防止具10はヨーク2から取り外されるので、車体内における継手配置位置でのヨーク2の配置位置のレイアウトが厳しい場合であっても、誤組付け防止具10を取り付けておくスペースが不要となる。その結果、誤組付け防止具10を配置しない分だけ他の部品との干渉が避けられる。
(4)また、取り外した誤組付け防止具10は、他のシャフト1とヨーク2との組付けに転用が可能である。
また、本実施形態の誤組付け防止具10は、一体成形されているので、コンパクトな防止具となる。また、本実施形態の誤組付け防止具10は、ヨーク2の一部を構成するものではなく、ヨーク2の構造を何ら変更する必要もない。
(応用)
(1)上記実施形態では、中間板18と差込部13とを連結する駆動部14が筒状部径方向Zに弾性変形可能な部材から構成しているが、駆動部14が塑性変形するようになっていても良い。この場合には、一回使用するたびに、力を加えて元の位置に戻す必要があるものの、上記と同様な効果を奏することが出来る。
(2)また、上記実施形態では、ヨーク本体3側(シャフト1挿入側から遠い側)の第2把持部12を第1把持部11と同一形状で構成する場合を例示しているが、これに限定されない。第2把持部12は、図5のように、単に筒状部4の外周面に当接するだけの形状であっても良い。図5の構成では、ヨーク本体3側にも一対の跨架本体部の端部間に架け渡される中間板21を設けている。その中間板21は第2把持部12の一部を構成する。この場合であっても、第1把持部11の一対の挟持部11a、11bによって、誤組付け防止具10は、筒状部4に装着される。
ここで、シャフト1にヨーク2を組み付けた後に、車体内でシャフト1同士を連結する際などで、ガタを抑える場合に、再度誤組付け防止具10を取り付けることが要求される場合もあるが、この場合であっても、このように第2把持部12の筒状部4への接触面積を小さくしておけば、筒状部4におけるヨーク本体3側部分に、一対の挟持部12a、12bを取り付ける作業スペースが小さい場合であっても、誤組付け防止具10を再度取り付けてガタを取る作業が可能となる。
なお、シャフト1の端部が差込部13に当接して当該差込部13が回動変位する際に、誤組付け防止具10自体が筒状部軸方向Xに移動することが阻止できるだけの拘束力があればよい。
(3)また、図6のように、上記第2把持部12に筒状部4のヨーク本体3側の端面に当接させる端部当接部22が設けられていても良い。その端部当接部22を一対のヨーク本体3内に嵌め込むように配置すれば、当該一対のヨーク本体3によって当該端部当接部22、さらには誤組付け防止具10が筒状部周方向Yに回転変位することを規制することが可能となる。また、筒状部4におけるヨーク2側部分に一対の挟持部12a、12bを取り付ける作業スペースが無い場合であってもガタを抑えるために使用可能となる。
(4)更に、図7に示すように、第2把持部12に対して、スリット5内に挿入可能な突起部23を設けておいても良い。この場合には、突起部23をスリット5内に差し込む事で、誤組付け防止具10の筒状部周方向Yへの変位が規制される。
(5)また、図8のように、一対の挟持部12a、12bを第2把持部12だけに設けても良い。この場合であっても3点支持によって、誤組付け防止具10を筒状部4に着脱可能に装着することが出来る。
(6)また、上記各実施形態では、駆動部14を第1把持部11側(シャフト1挿入側)に配置することで、シャフト1の端部に押されて、差込部13が筒状部径方向Z外方に回転変位する構造で説明しているが、これに限定されない。例えば図9に示すように、駆動部14側をヨーク本体3側に配置しても良い。この場合には、シャフト1の端部に押されて、差込部13が筒状部径方向Z内方に回転変位する構造となるので、差込阻止部13aが挿入孔の下部と重なるように初期設定(無負荷状態での状態)しておく。
(7)また、上記実施形態では、差込部13の差込当接部13bを傾斜面としているが、特に傾斜面としなくても良い。差込当接部13bがシャフトの端部と当接する位置にあればよい。ただし、傾斜面とした方が、シャフト端部によって押し込まれるときに、相対的に、シャフト端部に対して差込当接部13bが滑るように摺動して、差込部13の回動変位を滑らかにすることが出来る。
本発明に基づく実施形態に係るヨークの構成を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る誤組付け防止具の構成を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る誤組付け防止具の筒状部への組付け状態を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る差込部の挙動を説明する模式図である。 本発明に基づく実施形態に係る誤組付け防止具の別の構成を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る誤組付け防止具の別の構成を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る誤組付け防止具の別の構成を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る誤組付け防止具の別の構成を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る誤組付け防止具の別の構成を説明する斜視図である。
符号の説明
1 シャフト
2 ヨーク
3 ヨーク本体
4 筒状部
5 スリット
6 タブ
7 タブ
6a,7a ボルト挿通孔
10 誤組付け防止具
11 第1把持部
11a、11b 各挟持部
12 第2把持部
12a、12b 挟持部
13 差込部
14 駆動部
16,17 跨架部本体
18、21 中間板
19 跨架部
20 装着部
22 端部当接部
23 突起部
X 筒状部軸方向
Y 筒状部径方向
Z 筒状部径方向

Claims (10)

  1. 軸方向に延びるスリットが形成された筒状部、及びその筒状部から外方に突出すると共に上記スリットを挟んで周方向で対向配置する一対のタブを有するヨークに対し、上記筒状部内へシャフトの端部を挿入した状態で、上記一対のタブにそれぞれ同軸に形成された両ボルト挿通孔に差し込んだボルトの締付けによって当該一対のタブ間を近接させることで、上記ヨークとシャフトとを組み付ける際に使用され、
    上記筒状部に対するシャフトの差し込み不足の状態では上記ボルトの締付けを防止する誤組付け防止具であって、
    上記筒状部に着脱可能に装着される装着部と、
    上記2つのタブにそれぞれ形成されたボルト挿通孔の間に一部若しくは全部が位置する差込部と、
    その差込部を、上記筒状部に挿入されたシャフトの端部で押されることで上記ボルト挿通孔の間から外れる方向に変位可能な状態で、上記装着部に支持する駆動部と、を備えることを特徴とする誤組付け防止具。
  2. 上記装着部は、筒状部の軸方向で上記タブ形成位置を挟んで配置されそれぞれ筒状部に当接する第1把持部及び第2把持部と、上記第1把持部と第2把持部とを連結する跨架部と、からなり、
    上記第1把持部及び第2把持部のうちの少なくとも第1把持部は、筒状部の周方向に沿って互いに反対方向へ延びる一対の挟持部を有することを特徴とする請求項1に記載した誤組付け防止具。
  3. 上記跨架部は、上記タブを跨るように配置され、タブと筒状部径方向で対向する面は当該タブの外周面に沿った形状となっていることを特徴とする請求項2に記載した誤組付け防止具。
  4. 上記第1把持部は、筒状部におけるシャフト挿入側に配置されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載した誤組付け防止具。
  5. 上記第2把持部は、筒状部の端面に当接する端部当接部を有することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載した誤組付け防止具。
  6. 上記第2把持部は、上記筒状部のスリット内に挿入する突起部を有することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載した誤組付け防止具。
  7. 上記差込部は、平板状に形成され、
    上記駆動部は、筒状部径方向に変形可能な形状となっていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載した誤組付け防止具。
  8. 上記駆動部は、差込部よりもシャフト挿入側に位置することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載した誤組付け防止具。
  9. 上記差込部のうち、シャフトと当接可能な面は、シャフト軸に対して傾斜した傾斜面となっていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載した誤組付け防止具。
  10. 上記装着部、駆動部、及び差込部は一体成形されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載した誤組付け防止具。
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