JP4937098B2 - クランプの誤組付け防止構造 - Google Patents
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Description
車両部材にクランプを組み付けるときに、該クランプが誤って組み付けられることを防止する構造であって、
前記クランプは、車両部材のクランプ取付孔に弾性変形しながら挿入され、前記クランプ取付孔を通過した状態で弾性復元して前記クランプ取付孔に係止される係止部材が設けられたクランプ本体部と、
前記クランプ本体部と一体に設けられ、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過して係止された状態で、前記クランプ本体部をそれ以上挿入不能とする押え板部と、を備え、
前記車両部材には、前記クランプ取付孔が形成されている部分の一方の面から突出し、該一方の面の側から前記クランプ取付孔に前記クランプ本体部が挿入されたときに、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過する前に前記押え板部と当接する誤組付け防止部材が設けられていて、
前記クランプのクランプ本体部が、前記クランプ取付孔に一方の面の側から挿入され、前記押え板部が誤組付け防止部材に当接したとき、途中まで弾性変形された前記係止部材が弾性復元する力によって、前記クランプ本体部が挿入方向と逆の方向に押し戻され、
前記クランプ取付孔の軸線から前記誤組付け防止部材の内周面までの長さは、前記クランプ本体部の軸線から係止部材の傾斜面部の頂部までの長さよりも大であることを特徴としている。
また、上記した課題を解決するための本発明の第二は、
車両部材にクランプを組み付けるときに、該クランプが誤って組み付けられることを防止する構造であって、
前記クランプは、車両部材のクランプ取付孔に弾性変形しながら挿入され、前記クランプ取付孔を通過した状態で弾性復元して前記クランプ取付孔に係止される係止部材が設けられたクランプ本体部と、
前記クランプ本体部と一体に設けられ、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過して係止された状態で、前記クランプ本体部をそれ以上挿入不能とする押え板部と、を備え、
前記車両部材には、前記クランプ取付孔が形成されている部分の一方の面から突出し、該一方の面の側から前記クランプ取付孔に前記クランプ本体部が挿入されたときに、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過する前に前記押え板部と当接する誤組付け防止部材が設けられていて、
前記クランプのクランプ本体部が、前記クランプ取付孔に一方の面の側から挿入され、前記押え板部が誤組付け防止部材に当接したとき、途中まで弾性変形された前記係止部材が弾性復元する力によって、前記クランプ本体部が挿入方向と逆の方向に押し戻され、
前記係止部材は、前記クランプ本体部の軸線方向に対して斜めに設けられた傾斜面部を有し、
前記係止部材が前記車両部材のクランプ取付孔に挿入されて弾性変形したときに、その傾斜面部が前記クランプ本体部を前記挿入方向と逆の方向に押し戻そうとする力と、その傾斜面部が前記クランプ取付孔の内周面を前記挿入方向と直交する方向に押圧しようとする力とが等しくなる位置を係止部材の弾性変形臨界部と定義し、
前記誤組付け防止部材における前記車両部材の一方の面からの突出長は、前記クランプ本体部と前記押え板部との接合面から、前記係止部材の弾性変形臨界部までの長さよりも大であることを特徴としている。
前記係止部材が前記車両部材のクランプ取付孔に挿入されて弾性変形したときに、その傾斜面部が前記クランプ本体部を前記挿入方向と逆の方向に押し戻そうとする力と、その傾斜面部が前記クランプ取付孔の内周面を前記挿入方向と直交する方向に押圧しようとする力とが等しくなる位置を係止部材の弾性変形臨界部と定義し、
前記誤組付け防止部材における前記車両部材の一方の面からの突出長は、前記クランプ本体部と前記押え板部との接合面から、前記係止部材の弾性変形臨界部までの長さよりも大となっている。
前記誤組付け防止部材における前記車両部材の一方の面からの突出長は、前記クランプ本体部と前記押え板部との接合面から、前記係止部材の弾性変形開始部までの長さよりも小であることが望ましい。
200 クランプ
4 取付板部(クランプ取付孔が形成されている部分)
6 クランプ取付孔
9 押え板部
9a 接合面
10 クランプ本体部
14a,14b 係止片(係止部材)
16a,16b 傾斜面部
21,22 誤組付け防止板(誤組付け防止部材)
21a,21b 先端面(内周面)
C 軸線
H 高さ(突出長)
H1 高さ(接合面から弾性変形開始部までの長さ)
H2 高さ(接合面から弾性変形臨界部までの長さ)
L1 長さ(誤組付け防止部材の内周面までの長さ)
L2 長さ(係止部材の頂部までの長さ)
P1 弾性変形開始部
P2 弾性変形臨界部
WH ワイヤハーネス
Claims (4)
- 車両部材にクランプを組み付けるときに、該クランプが誤って組み付けられることを防止する構造であって、
前記クランプは、車両部材のクランプ取付孔に弾性変形しながら挿入され、前記クランプ取付孔を通過した状態で弾性復元して前記クランプ取付孔に係止される係止部材が設けられたクランプ本体部と、
前記クランプ本体部と一体に設けられ、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過して係止された状態で、前記クランプ本体部をそれ以上挿入不能とする押え板部と、を備え、
前記車両部材には、前記クランプ取付孔が形成されている部分の一方の面から突出し、該一方の面の側から前記クランプ取付孔に前記クランプ本体部が挿入されたときに、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過する前に前記押え板部と当接する誤組付け防止部材が設けられていて、
前記クランプのクランプ本体部が、前記クランプ取付孔に一方の面の側から挿入され、前記押え板部が誤組付け防止部材に当接したとき、途中まで弾性変形された前記係止部材が弾性復元する力によって、前記クランプ本体部が挿入方向と逆の方向に押し戻され、
前記クランプ取付孔の軸線から前記誤組付け防止部材の内周面までの長さは、前記クランプ本体部の軸線から係止部材の傾斜面部の頂部までの長さよりも大であることを特徴とするクランプの誤組付け防止構造。 - 車両部材にクランプを組み付けるときに、該クランプが誤って組み付けられることを防止する構造であって、
前記クランプは、車両部材のクランプ取付孔に弾性変形しながら挿入され、前記クランプ取付孔を通過した状態で弾性復元して前記クランプ取付孔に係止される係止部材が設けられたクランプ本体部と、
前記クランプ本体部と一体に設けられ、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過して係止された状態で、前記クランプ本体部をそれ以上挿入不能とする押え板部と、を備え、
前記車両部材には、前記クランプ取付孔が形成されている部分の一方の面から突出し、該一方の面の側から前記クランプ取付孔に前記クランプ本体部が挿入されたときに、前記係止部材が前記クランプ取付孔を通過する前に前記押え板部と当接する誤組付け防止部材が設けられていて、
前記クランプのクランプ本体部が、前記クランプ取付孔に一方の面の側から挿入され、前記押え板部が誤組付け防止部材に当接したとき、途中まで弾性変形された前記係止部材が弾性復元する力によって、前記クランプ本体部が挿入方向と逆の方向に押し戻され、
前記係止部材は、前記クランプ本体部の軸線方向に対して斜めに設けられた傾斜面部を有し、
前記係止部材が前記車両部材のクランプ取付孔に挿入されて弾性変形したときに、その傾斜面部が前記クランプ本体部を前記挿入方向と逆の方向に押し戻そうとする力と、その傾斜面部が前記クランプ取付孔の内周面を前記挿入方向と直交する方向に押圧しようとする力とが等しくなる位置を係止部材の弾性変形臨界部と定義し、
前記誤組付け防止部材における前記車両部材の一方の面からの突出長は、前記クランプ本体部と前記押え板部との接合面から、前記係止部材の弾性変形臨界部までの長さよりも大であることを特徴とするクランプの誤組付け防止構造。 - 前記係止部材が前記車両部材のクランプ取付孔に挿入されて弾性変形を開始する位置を係止部材の弾性変形開始部と定義したとき、
前記誤組付け防止部材における前記車両部材の一方の面からの突出長は、前記クランプ本体部と前記押え板部との接合面から、前記係止部材の弾性変形開始部までの長さよりも小であることを特徴とする請求項2に記載のクランプの誤組付け防止構造。 - 前記車両部材は、車両に配索されるワイヤハーネスが落下することを防止するためのプロテクタであり、車体の底面部から突出したスタッドボルトが前記クランプ本体部に設けられたねじ部に係合されることによって前記プロテクタが車体に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクランプの誤組付け防止構造。
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