JP4931973B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、特に、携帯通信機器(例えば携帯電話)、携帯情報端末機器、遊技機器等に内蔵させて、携帯電話機の呼び出し機能等の振動発生源として利用される小型のモータに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2003−275683号公報がある。この公報に記載されたモータでは、上ケースと下ケースとからなる筐体内にロータが配置され、このロータには、平板状のコミテータが固定されている。コミテータに摺接するブラシは、下ケースに装着可能な下基板に固定されている。この下基板は、筐体から突出し、下基板の遊端部には、筐体の外周面に装着されるコネクタヘッダに接続させるための端子部(ターミナル)が設けられている。このように、下基板の端子部を露出させることで、コネクタヘッダとの接続の容易化を図ることができる。
特開2003−275683号公報
しかしながら、携帯電話などの機器に合わせてコネクタヘッドが変更される毎に、下基板に設けられた端子部の形状や配置場所の変更が余儀なくされ、ブラシも考慮した下基板全体の設計変更を余儀なくされてしまうといった問題点がある。
本発明は、ブラシアッセンブリ全体の設計変更を行うことなく、ターミナルの形状や配置場所の変更の容易化を図るようにしたモータを提供することを目的とする。
本発明は、シャフトを中心に回転するコアと一体的に回転するコミテータと、コアを包囲する環状のマグネットと、を有するモータにおいて、
コミテータを収容すると共に、上ケースと下ケースとからなる筐体と、
コミテータに対して摺接して給電するブラシ片を有するブラシアッセンブリと、を備え、
ブラシアッセンブリは、
ブラシ片が前端側で突出して配置され、ブラシ片に導通する第1の接続部が後端側に配置され、シャフトの回転軸線に対して直交する方向でコミテータに向けて移動させて、ブラシ片をコミテータに接触させる本体部と、
第1の接続部に対面して配置される第2の接続部を前端側に有し、第2の接続部に導通するターミナルを後端側に有し、ターミナルが筐体から突出して配置される外部接続基板と、を有し、
外部接続基板は、ターミナルが配置される基板本体部と、第2の接続部が配置されて、基板本体部から前方に向けて突出する装着部と、を有し、
本体部には、装着部が嵌合する凹部が形成され、凹部の底面には、第1の接続部が配置されていることを特徴とする。
このモータに適用されるブラシアッセンブリは、ブラシ片が設けられている本体部とターミナルが設けられている外部接続基板とからなっている。従って、外部接続基板を変更するだけで、外部端子に容易に対応させることができ、拡張性の高いモータを実現させることができる。しかも第1の接続部と第2の接続部とが対面構造になっているので、ハンダやレーザ光等を用いた接続が容易にできる。特に、リフローハンダを第1の接続部と第2の接続部との間に配置させ易く、リフロー炉にブラシアッセンブリを通過させるだけで、ハンダ作業を完了させることができるので、ブラシアッセンブリの製造を自動化することができる。
更に、外部接続基板は、ターミナルが配置される基板本体部と、第2の接続部が配置されて、基板本体部から前方に向けて突出する装着部と、を有し、本体部には、装着部が嵌合する凹部が形成され、凹部の底面には、第1の接続部が配置されている。
このような構成を採用すると、外部接続基板の装着部を本体部の凹部内に嵌めるだけで、第1の接続部と第2の接続部とを確実に対面させることができる。
また、装着部の基端側には、装着部の幅を狭くするためのくびれ部が形成され、本体部の凹部の後端側には、くびれ部に入り込む係止凸部が形成されていると好適である。
このような構成を採用すると、外部接続基板に外部から無理な力が加わっても、くびれ部に係止凸部が引っ掛かっているので、外部接続基板が本体部から抜けにくく、これによって、外部からの衝撃や機器への実装中に、第1の接続部と第2の接続部との接合が外れてしまう事態を無くすことができる。
また、ブラシアッセンブリを回転軸線に対して直交する方向に案内するガイド手段を備え、ガイド手段は、下ケースに形成され、シャフトの回転軸線に対して直交する方向に延在するガイド面を有する舌片部と、本体部に設けられると共に、舌片部を両側から挟み込むようにしてガイド面に沿って摺動する一対の略平行なガイド片と、からなり、ガイド片の後端には、舌片部の遊端に当接する係止凸部が形成されていると好適である。
このような構成を採用すると、舌片部上におけるブラシアッセンブリのガタツキを防止することができ、係止凸部に舌片部の遊端を当接させることで、モータ組立て時に、ブラシアッセンブリの移動量を一定にすることができる。
本発明によれば、ブラシアッセンブリ全体の設計変更を行うことなく、ターミナルの形状や配置場所の変更の容易化を図ることができる。
本発明に係るモータの一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るモータの分解斜視図である。 本発明に係るモータの分解斜視図である。 ロータアッセンブリの分解斜視図である。 下ケースにブラシアッセンブリを組み付けた状態を示す斜視図である。 ブラシアッセンブリの分解斜視図である。 ブラシアッセンブリの分解斜視図である。 ブラシアッセンブリの斜視図である。 ブラシアッセンブリの平面図である。 ブラシアッセンブリの底面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るモータの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、モータ1は、携帯通信機器(例えば携帯電話)に内蔵させて、呼び出し機能の振動発生源として利用される直径約10mm、厚さ約3mmのコイン型をなす小型の振動モータであって、組立て作業を容易にするために、ステータを構成する上ケースアッセンブリ10と、シャフト22を有してモータ1のベースをなす下ケースアッセンブリ20と、ロータを構成するロータアッセンブリ30と、給電を可能にするブラシアッセンブリ45と、高比重金属(例えばタングステン)からなる錘50とから構成されている。
上ケースアッセンブリ10は、非磁性材料(例えばステンレス)からなるカップ状の上ケース11と、上ケース11の内壁面に接着剤により固定されると共に、軟磁性材料からなるCリング状のバックヨーク13と、バックヨーク13の内壁面に接着剤により固定されるOリング状のマグネット14とから主として構成されている。
ロータアッセンブリ30は、上ケース11と下ケース21とからなる筐体19内に収容されると共に、シャフト22に対し回転自在に軸支される。さらに、図4に示すように、このロータアッセンブリ30は、コイル31と、コイル31が巻き付けられるコア32と、コイル31に電流を供給するためのコミテータ33と、コミテータ33を保持するためのコミテータホルダ34と、コア32の中央孔32aに圧入されると共に、シャフト22が挿入される軸孔36aを有する円筒状の軸受36と、火花及びノイズの発生を防止するためのバリスタ37とからなる。
このモータ1は、2極3スロットであり、コア32は、打ち抜き加工された厚さ0.2mmの珪素鋼板を3枚積層することにより作り出されている。コミテータ33は、銅製薄板のプレス成形によって作られた3枚のコミテータセグメント38からなる。各コミテータセグメント38は、回転軸線Lに沿って延在する断面円弧状のブラシ摺接部38aと、コイル31が結線されると共に、コア32の径方向に延在してスロット内に突出するライザ部38bと、ブラシ摺接部38aとライザ部38bとを連結するL字状の連結部(不図示)とからなる。なお、コア32は、単板であってもよい。
3個のコミテータセグメント38はコミテータホルダ34に組み付けられて、コミテータアッセンブリが構成される。このコミテータアッセンブリは、コミテータホルダ34の中央孔34a内に軸受36を圧入することで、コア32と一体化する。
さらに、リング状のバリスタ37は、コミテータホルダ34の周縁に設けられた各立設部34bで挟持され、バリスタ37の中央孔37b内に軸受36の頂部が挿入される。このようにして、コア32上とバリスタ37を固定した後、コイル31の電線31aがライザ部38bの先端に巻き付けられ、各電線31aとライザ部38bとバリスタ37の各電極37aとを半田H(図3参照)によって電気的に接続させる。そして、コア32には、錘50が固定され、この錘50は、隣接するウイング部42a,42bを上下で挟み込むように延在している。
図3及び図5に示すように、下ケースアッセンブリ20は、上ケース11に対してレーザ溶接によって接合される非磁性材料(例えばステンレス)からなる皿状の下ケース21と、下ケース12の中央に固定されたシャフト22とからなる。さらに、下ケース21には、ブラシアッセンブリ45が取り付けられる。
次に、ブラシアッセンブリ45を更に詳細に説明する。なお、下ケース21上でシャフト22に向かう方向を「前方」として以下説明する。
図5〜図10に示すように、ブラシアッセンブリ45は、各コミテータセグメント38のブラシ摺接部38aに接触する一対のブラシ片47が先端側で突出して配置されて、下ケース21に装着可能な本体部46と、機器側のバネ端子との圧着接続が可能な一対のターミナル48を有すると共に、ターミナル48が露出して、上ケース11と下ケース21との組合わせによって出現する矩形の開口49(図1参照)から径方向に突出する外部接続基板50とからなる。そして、樹脂製の本体部46は、シャフト22の回転軸線Lに対して直交する方向でコミテータ33に向けて移動すると共に、下ケース21の本体部21aの内表面21aAに沿って摺動する。一対のブラシ片47は、本体部46の移動によってブラシ摺接部38aを挟み込みながら摺動する。
筐体19内に配置される本体部46の後端側には、前端側で突出したブラシ片47に導通する第1のハンダ接続部(第1の接続部)51が配置されている。左右一対の第1のハンダ接続部51は、本体部46の裏面側で露出していると共に、本体部46内の配線によりブラシ片47のそれぞれに電気的に接続させている。
これに対して、フレキシブル基板からなる外部接続基板50の前端側には、左右一対の第2のハンダ接続部(第2の接続部)52が配置され、外部接続基板50の後端側には、筐体19から露出する左右一対のターミナル48が配置されている。左右一対の第2のハンダ接続部52は、外部接続基板50の表面側で露出していると共に、外部接続基板50内の配線によりターミナル48のそれぞれに電気的に接続されている。金メッキが施されたターミナル48も外部接続基板50の表面側で露出している。
外部接続基板50は、ターミナル48が配置される基板本体部53と、第2のハンダ接続部52が配置されて、基板本体部53から前方に向けて突出する装着部54とを有している。装着部54は、基板本体部53の前端中央から突出し、基板本体部53の裏面には、フレキシブル基板からなる可撓性の外部接続基板50を補強するための樹脂製の補強板56が接着固定されている。
これに対して、本体部46の後端側には、装着部54が嵌合する凹部57が形成され、コ字状をなす凹部57の底面には、第1のハンダ接続部51が露出するように配置されている。このような構成を採用すると、外部接続基板50の装着部54を本体部46の凹部57内に嵌めるだけで、第1のハンダ接続部51と第2のハンダ接続部52とを確実に対面させることができるので、ハンダを第1のハンダ接続部51と第2のハンダ接続部52との間に挟み込むように容易にセットさせることができる。これにより、リフローハンダ実装作業の効率化や容易化を図ることができる。
さらに、装着部54の基端側には、装着部54の幅を狭くするためのくびれ部53aが左右一対として形成され、このくびれ部53aによって、装着部54には首部53bが形成されることになる。これに対して、本体部46の凹部57の後端側には、くびれ部53aに入り込む係止凸部58が左右一対として形成されている。そして、左右の係止凸部58間には、凹部57を形成するための壁の後端側を切除するようにしてなる連通孔59が形成され、この連通孔59内に装着部の首部53bが入り込む。
このような構成を採用すると、外部接続基板50に外部から無理な力が加わっても、くびれ部53aに係止凸部58が引っ掛かっているので、外部接続基板50が本体部46から抜けにくく、これによって、外部からの衝撃や機器への実装中に、第1のハンダ接続部51と第2のハンダ接続部52とのハンダ接合が外れてしまうといった事態を無くすことができる。
前述したようにブラシアッセンブリ45は、ブラシ片47が設けられている本体部46とターミナル48が設けられている外部接続基板50とからなっている。従って、外部接続基板50を変更するだけで、外部端子に容易に対応させることができ、拡張性の高いモータ1を実現させることができる。しかも第1のハンダ接続部51と第2のハンダ接続部52とが対面構造になっているので、リフローハンダを第1のハンダ接続部51と第2のハンダ接続部52との間に配置させ易く、リフロー炉にブラシアッセンブリ45を通過させるだけで、ハンダ作業を完了させることができるので、ブラシアッセンブリ45の製造を自動化することができる。そして、ブラシアッセンブリ45全体の設計変更を行うことなく、外部接続端部50のみを設計変更するだけでよいので、ターミナル48の形状や配置場所の変更の容易化を図ることができる。
このような構成のブラシアッセンブリ45は、厚さ約0.4mm、全長(外部接続基板50の後端からブラシ片47の先端までの長さ)9mmの極めて小さなものである。よって、図2及び図3に示すように、ブラシアッセンブリ45をモータ1に組み込み易くするために、モータ1は、ブラシアッセンブリ45の本体部46と下ケース21とが係合して、下ケース21に対する本体部46の位置合わせを行う位置合わせ手段60と、下ケース21に対する本体部46の位置合わせ後に、ブラシアッセンブリ45を回転軸線Lに対して直交する方向(径方向)に案内するガイド手段61と、を備えている。
モータ1の組立て時において、ガイド手段61により、ブラシアッセンブリ45を回転軸線Lに対して直交する方向に案内させる前に、ブラシアッセンブリ45の本体部46と下ケース21とを係合させる位置合わせ手段60を利用することで、下ケース21の所定位置に本体部46を一旦載置させる組立て手順をとることができる。
従って、コミテータ33に各ブラシ片47が接触する前に、ブラシ片47に無理な負荷が加えられることがなく、しかも、組立て時に、ブラシアッセンブリ45をガイド手段61によっていきなりガイドさせる場合に比べて、モータの組立て作業がし易く、ブラシアッセンブリ45のガイドに無理なくスムーズに移行させることができるといった優れた効果を有する。
ブラシ片47に対する無理な負荷は、不良品の発生原因になるばかりか、モータの精度や耐久性にも影響を与えることがある。特に、小型、軽量化が図られたモータ1に適用されるブラシは、非常に薄く、変形し易くなっており、ブラシアッセンブリ45も非常に小さくなっているので、モータの小型化において、本発明は、特に効果的である。
次に、ガイド手段61について説明する。
ガイド手段61は、下ケース21に形成されて、シャフト22の回転軸線Lに対して直交する方向(径方向)に延在する舌片部21bと、本体部46に設けられると共に、舌片部21bを両側から挟み込む一対の略平行なガイド片66と、からなる。そして、ガイド片66の後端には、舌片部21bの遊端に当接する係止凸部58が形成され、この係止凸部58は、前述したように外部接続基板50の抜け止めとしても機能している。このような構成を採用すると、舌片部21b上におけるブラシアッセンブリ45のガタツキを防止することができ、係止凸部58に舌片部21bの遊端を当接させることで、モータ組立て時に、ブラシアッセンブリ45の移動量を一定にすることができる。
さらに、舌片部21bの側面には、円形の凸状圧着部21bAが形成され、組立て作業中に、圧着部21bAの先端がガイド片66の内壁面66aに圧着されることで、各圧着部21bAにより、下ケース21の内表面21aA上でブラシアッセンブリ45を仮止めさせることができるので、モータ1の組立て作業の効率化が図られる。
次に、位置合わせ手段60について説明する。
位置合わせ手段60は、舌片部21bを分断するように中央を通って下ケース21の円形の内表面でシャフト22の回転軸線Lに対して直交する方向(径方向)に延在するスリット62と、本体部46から突出し且つスリット62内に挿入される突起部63と、からなる。この位置合わせ手段60によって、モータ組立て時に、ブラシアッセンブリ45を回転軸線Lに対して直交する方向に確実に移動させることができる。
さらに、スリット62のシャフト22側の端部には、下ケース21の内表面21aAから突出するストッパ部64が設けられ、突起部63は、ブラシアッセンブリ45の移動完了後に、ストッパ部64の下側に潜り込んで係止させられる。これにより、下ケース21上でブラシアッセンブリ45を仮止めさせることができ、モータ1の組立て作業の効率化が図られる。
さらに、上ケース11の下端周縁には、回転軸線Lと平行に延在して平行な一対の側辺67aと、両側辺67a間で回転軸線Lに対して直交して延在する上辺67bと、からなる略コ字状の切欠き部67が設けられ、この切欠き部67は、開口49の一部をなす。これに対して、ブラシアッセンブリ45の本体部46には、各側辺67aに嵌合する差込み溝68が設けられている。
下ケース21上でブラシアッセンブリ45を仮止めさせた状態で、上ケース11を下ケース21に被せると、上ケース11の切欠き部67の両側辺67aが、本体部46の各差込み溝68内に入り込むので、筐体19の組立てと同時に、ブラシアッセンブリ45の抜け止めを達成させることができる。
さらに、本体部46には、上辺67bにより押圧される直線状の2本の凸部70が設けられている。従って、下ケース21上でブラシアッセンブリ45を仮止めさせた状態で、上ケース11を下ケース21に被せると、上ケース11の切欠き部67の上辺67bが、本体部46の各凸部70を押え付けるので、上ケース11の組付け完了と同時に、ブラシアッセンブリ45のガタツキ防止を達成させることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、位置合わせ手段60は、下ケース21が凸形状で本体部46が凹形状であってもよい。また、第1のハンダ接続部51と第2のハンダ接続部52とは、他の接続手段(例えばレーザ溶着)で接続しても構わない。
1…モータ、11…上ケース、14…マグネット、19…筐体、21…下ケース、21b…舌片部、22…シャフト、32…コア、33…コミテータ、45…ブラシアッセンブリ、46…本体部、47…ブラシ片、48…ターミナル、50…外部接続基板、51…第1のハンダ接続部(第1の接続部)、52…第2のハンダ接続部(第2の接続部)、53…基板本体部、53a…くびれ部、54…装着部、57…凹部、58…係止凸部、60…位置合わせ手段、61…ガイド手段、62…スリット、63…突起部、64…ストッパ部、66…ガイド片、L…回転軸線。

Claims (3)

  1. シャフトを中心に回転するコアと一体的に回転するコミテータと、前記コアを包囲する環状のマグネットと、を有するモータにおいて、
    前記コミテータを収容すると共に、上ケースと下ケースとからなる筐体と、
    前記コミテータに対して摺接して給電するブラシ片を有するブラシアッセンブリと、を備え、
    前記ブラシアッセンブリは、
    前記ブラシ片が前端側で突出して配置され、前記ブラシ片に導通する第1の接続部が後端側に配置され、前記シャフトの回転軸線に対して直交する方向で前記コミテータに向けて移動させて、前記ブラシ片を前記コミテータに接触させる本体部と、
    前記第1の接続部に対面して配置される第2の接続部を前端側に有し、前記第2の接続部に導通するターミナルを後端側に有し、前記ターミナルが前記筐体から突出して配置される外部接続基板と、を有し、
    前記外部接続基板は、前記ターミナルが配置される基板本体部と、前記第2の接続部が配置されて、前記基板本体部から前方に向けて突出する装着部と、を有し、
    前記本体部には、前記装着部が嵌合する凹部が形成され、前記凹部の底面には、前記第1の接続部が配置されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記装着部の基端側には、前記装着部の幅を狭くするためのくびれ部が形成され、前記本体部の凹部の後端側には、前記くびれ部に入り込む係止凸部が形成されていることを特徴とする請求項記載のモータ。
  3. 前記ブラシアッセンブリを前記回転軸線に対して直交する方向に案内するガイド手段を備え、
    前記ガイド手段は、
    前記下ケースに形成され、前記シャフトの前記回転軸線に対して直交する方向に延在するガイド面を有する舌片部と、
    前記本体部に設けられると共に、前記舌片部を両側から挟み込むようにして前記ガイド面に沿って摺動する一対の略平行なガイド片と、からなり、
    前記ガイド片の後端には、前記舌片部の遊端に当接する前記係止凸部が形成されていることを特徴とする請求項記載のモータ。
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