JP2007103120A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】雌コネクタFのアウターハウジング10には、弾性変形可能なロックアーム16が設けられ、雄コネクタMのフード部93には、ロック受け部97が設けられている。アウターハウジング10内には、アウターハウジング10の奥壁12との間にばね部材50を介してフローティング支持されたインナーハウジング30が収容されている。フード部93にはガラス繊維等の強化材が混入され、アウターハウジング10よりも硬質とされている。ロックアーム16には、少なくとも、ロック受け部97と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板101が装着されている。
【選択図】図13A
Description
互いに嵌合可能な雌雄一対のハウジングのうちの一方のハウジングにはロックアームが設けられ、他方にロック受け部が設けられており、他方のハウジングのほうが一方のハウジングよりも硬質となっているので、両ハウジングの嵌合後に振動や熱的ダメージ等の影響を受けるとロックアームのうちのロック受け部と接する面が樹脂のクリープによって変形するおそれがある。しかし、請求項1の発明によれば、ロックアームに、少なくとも、ロック受け部と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板が装着されているので、樹脂のクリープを未然に防止することができる。
両ハウジングの嵌合途中で、持ち上げ部が持ち上げ受け部に乗り上げられ、この乗り上げ動作に伴ってロックアームが持ち上げられることでロックアームとロック受け部とが互いに非干渉となるので、ロック受け部がロックアームに装着された金属製の補強板によって削られて損傷することがなく、ロック機能を良好に保つことができる。
アウターハウジングにばね部材が収容されているので、ばね部材の弾発力が作用し続けると、ロックアームのうちのロック受け部と接する面が樹脂のクリープによって変形し易いという事情がある。しかし、請求項3の発明によれば、ロックアームに、少なくとも、ロック受け部と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板が装着されているので、そのような樹脂のクリープを確実に防止することができる。
また、アウターハウジングに他方のハウジングが嵌合係止すると、インナーハウジングがアウターハウジングの奥壁と他方のハウジングとの間にばね部材を介して嵌合方向にフローティング支持されるので、両ハウジングの嵌合後に振動が発生するとその振動によって動く相手のコネクタに対しインナーハウジングが追従して動くことになり、振動に起因する端子金具同士の磨耗を抑えることができる。
ばね部材は板ばね材によって構成され、補強板は板ばね材の一部がロックアームの内面に沿って延出して形成されるので、補強板とばね部材を別々に製造しなくて済み、部品点数を削減できるとともに、構造の簡素化を図ることができる。また、補強板がロックアームの内面に沿って延出して形成されるので、ロックアームを全長に亘って確実に補強することができる。
本発明の実施形態1を図1ないし図17によって説明する。この実施形態は、互いに嵌合可能な雌雄一対のコネクタF,Mを備え、このうち、雌コネクタFは、アウターハウジング10、インナーハウジング30、ばね部材50等の相互に独立した多数の構成部品を備えて構成されている。なお、以下の説明において、前後方向については両コネクタF,Mの嵌合面側を前方とし、上下方向については図1や図2を基準とする。
また、両コネクタF,Mの嵌合過程では、持ち上げ部106の乗り上げ動作によってロックアーム16がロック受け部97と非干渉な位置にまで持ち上げられるので、ロックアーム16に金属製の補強板101が装着されているという事情があっても、ロック受け部97が補強板101によって削られて損傷することがなく、ロック機能を良好に保つことができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明によれば、ロックアームに係止孔の代わりにロック受け部を係止可能な係止突部が突設されている構成であってもよい。
(2)本発明によれば、補強板がばね部材と別体として形成されていてもよい。
(3)本発明によれば、ロックアームが雄コネクタ側に設けられ、ロック受け部が雌コネクタ側に設けられていてもよい。
(4)本発明によれば、アウターハウジング、インナーハウジング、ばね部材等が雄コネクタ側に設けられていてもよい。
(5)本発明によれば、金属製の補強板をロックアームの被係止面の全体を覆うようにして装着してもよい。これにより、ロック受け部の係止面の全面に補強板が当接可能となる。
(6)本発明によれば、雌コネクタは、耐震性を考慮してインナーハウジング等の多数の構成部品によって構成されるのではなく、一つのハウジングを主要部として構成される通常のコネクタであってもよい。
M…雄コネクタ
10…アウターハウジング
16…ロックアーム
26…ガイド溝
30…インナーハウジング
31…リテーナ
32…シール部材
33…フロント部材
36…フランジ部
50…ばね部材
78…係合部
80…雌端子金具
90…雄端子金具
93…フード部
96…ガイドリブ
97…ロック受け部
101…補強板
105…拡幅部
106…持ち上げ部
107…持ち上げ受け部
Claims (4)
- 互いに嵌合可能な雌雄一対のハウジングのうちの一方のハウジングには、弾性変形可能なロックアームが設けられ、他方のハウジングには、ロック受け部が設けられており、前記ロックアームが前記ロック受け部を弾性的に係止することで両ハウジングが離脱規制状態で保持されるようになっており、かつ、前記両ハウジングがいずれも合成樹脂材で形成され、前記ロック受け部が設けられた他方のハウジングのほうが前記ロックアームが設けられた一方のハウジングよりも硬質となっているものであり、
前記ロックアームには、少なくとも、前記ロック受け部と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板が装着されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記一方のハウジングには、前記ロックアームと連動して変位する持ち上げ部が設けられ、前記他方のハウジングには、前記ロック受け部と並ぶ位置に、持ち上げ受け部が設けられており、
前記両ハウジングの嵌合途中では、前記持ち上げ部が前記持ち上げ受け部に乗り上げられ、この乗り上げ動作に伴って前記ロックアームが持ち上げられることでこのロックアームと前記ロック受け部とが互いに非干渉となることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記一方のハウジングは、一端が奥壁により閉じられた筒状のアウターハウジングによって構成され、
前記アウターハウジング内には、ばね部材が収容されるとともに、前記奥壁との間に前記ばね部材を挟み込みとともに端子金具を保持するインナーハウジングが収容され、
前記インナーハウジングは、前記アウターハウジングに相手の端子金具を保持した前記他方のハウジングが嵌合係止することでこの他方のハウジングに押し込まれて前記奥壁側へ移動し、この奥壁と前記他方のハウジングとの間に前記ばね部材を介して嵌合方向にフローティング支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。 - 前記ばね部材は金属製の板ばね材によって構成されており、前記補強板は、前記板ばね材の一部が前記ロックアームの内面に沿って延出して形成されることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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