JP2007103120A - コネクタ - Google Patents

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敏文 一尾
Takehiro Nakada
丈博 中田
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Abstract

【課題】ロック部分の樹脂のクリープを防止する。
【解決手段】雌コネクタFのアウターハウジング10には、弾性変形可能なロックアーム16が設けられ、雄コネクタMのフード部93には、ロック受け部97が設けられている。アウターハウジング10内には、アウターハウジング10の奥壁12との間にばね部材50を介してフローティング支持されたインナーハウジング30が収容されている。フード部93にはガラス繊維等の強化材が混入され、アウターハウジング10よりも硬質とされている。ロックアーム16には、少なくとも、ロック受け部97と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板101が装着されている。
【選択図】図13A

Description

本発明は、コネクタに関する。
コネクタとして、特許文献1に記載のものが知られている。このものは互いに嵌合可能な雌雄一対のコネクタによって構成され、このうち、雌コネクタのハウジングには、後方へ向けて延びる撓み変形可能なロックアームが設けられ、雄コネクタのハウジングには、ロックアームと対応する位置に、ロック受け部が設けられている。両ハウジングが正規嵌合されると、ロックアームのロック突起がロック受け部に弾性的に係止して、両ハウジングが離脱規制状態で保持されるようになっている。
特開平5−182712号公報
仮に、ハウジングを構成する樹脂材に硬度差があって、ロックアームが設けられた雌側のハウジングのほうがロック受け部が設けられた雄側のハウジングよりも低硬度である場合に、両ハウジングの嵌合後に両ハウジングが振動や熱的ダメージの影響を受けるとすると、ロックアームのロック突起がロック受け部との接触に起因する樹脂のクリープによって変形する事態が起こり得る。そうすると、ロック機能が低下して両ハウジング間にがたつきが生じるとともに、両ハウジングに収容された雌雄の端子金具間の接触信頼性が損なわれる懸念がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロック部分の樹脂のクリープを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な雌雄一対のハウジングのうちの一方のハウジングには、弾性変形可能なロックアームが設けられ、他方のハウジングには、ロック受け部が設けられており、前記ロックアームが前記ロック受け部を弾性的に係止することで両ハウジングが離脱規制状態で保持されるようになっており、かつ、前記両ハウジングがいずれも合成樹脂材で形成され、前記ロック受け部が設けられた他方のハウジングのほうが前記ロックアームが設けられた一方のハウジングよりも硬質となっているものであり、前記ロックアームには、少なくとも、前記ロック受け部と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板が装着されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一方のコネクタには、前記ロックアームと連動して変位する持ち上げ部が設けられ、前記他方のハウジングには、前記ロック受け部と並ぶ位置に、持ち上げ受け部が設けられており、前記両ハウジングの嵌合途中では、前記持ち上げ部が前記持ち上げ受け部に乗り上げられ、この乗り上げ動作に伴って前記ロックアームが持ち上げられることでこのロックアームと前記ロック受け部とが互いに非干渉となるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記一方のハウジングは、一端が奥壁により閉じられた筒状のアウターハウジングによって構成され、前記アウターハウジング内には、ばね部材が収容されるとともに、前記奥壁との間に前記ばね部材を挟み込みとともに端子金具を保持するインナーハウジングが収容され、前記インナーハウジングは、前記アウターハウジングに相手の端子金具を保持した前記他方のハウジングが嵌合係止することでこの他方のハウジングに押し込まれて前記奥壁側へ移動し、この奥壁と前記他方のハウジングとの間に前記ばね部材を介して嵌合方向にフローティング支持されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記ばね部材は金属製の板ばね材によって構成されており、前記補強板は、前記板ばね材の一部が前記ロックアームの内面に沿って延出して形成されるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
互いに嵌合可能な雌雄一対のハウジングのうちの一方のハウジングにはロックアームが設けられ、他方にロック受け部が設けられており、他方のハウジングのほうが一方のハウジングよりも硬質となっているので、両ハウジングの嵌合後に振動や熱的ダメージ等の影響を受けるとロックアームのうちのロック受け部と接する面が樹脂のクリープによって変形するおそれがある。しかし、請求項1の発明によれば、ロックアームに、少なくとも、ロック受け部と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板が装着されているので、樹脂のクリープを未然に防止することができる。
<請求項2の発明>
両ハウジングの嵌合途中で、持ち上げ部が持ち上げ受け部に乗り上げられ、この乗り上げ動作に伴ってロックアームが持ち上げられることでロックアームとロック受け部とが互いに非干渉となるので、ロック受け部がロックアームに装着された金属製の補強板によって削られて損傷することがなく、ロック機能を良好に保つことができる。
<請求項3の発明>
アウターハウジングにばね部材が収容されているので、ばね部材の弾発力が作用し続けると、ロックアームのうちのロック受け部と接する面が樹脂のクリープによって変形し易いという事情がある。しかし、請求項3の発明によれば、ロックアームに、少なくとも、ロック受け部と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板が装着されているので、そのような樹脂のクリープを確実に防止することができる。
また、アウターハウジングに他方のハウジングが嵌合係止すると、インナーハウジングがアウターハウジングの奥壁と他方のハウジングとの間にばね部材を介して嵌合方向にフローティング支持されるので、両ハウジングの嵌合後に振動が発生するとその振動によって動く相手のコネクタに対しインナーハウジングが追従して動くことになり、振動に起因する端子金具同士の磨耗を抑えることができる。
<請求項4の発明>
ばね部材は板ばね材によって構成され、補強板は板ばね材の一部がロックアームの内面に沿って延出して形成されるので、補強板とばね部材を別々に製造しなくて済み、部品点数を削減できるとともに、構造の簡素化を図ることができる。また、補強板がロックアームの内面に沿って延出して形成されるので、ロックアームを全長に亘って確実に補強することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図17によって説明する。この実施形態は、互いに嵌合可能な雌雄一対のコネクタF,Mを備え、このうち、雌コネクタFは、アウターハウジング10、インナーハウジング30、ばね部材50等の相互に独立した多数の構成部品を備えて構成されている。なお、以下の説明において、前後方向については両コネクタF,Mの嵌合面側を前方とし、上下方向については図1や図2を基準とする。
雄コネクタMは、合成樹脂製とされるとともに図示しない機器の壁面に直結したハウジング92,93,94を備えている。ハウジング92,93,94は、図6、図10A及び図10Bに示すように、ストレート型の2本の雄端子金具90を貫通して保持する縦壁状の端子保持部92と、端子保持部92の周縁から前方へ突出する略角筒状のフード部93と、端子保持部92の周縁からフード部93と反対側となる後方へ突出する角筒部94とにより構成されている。端子保持部92の前端部はフード部93内に突出して配され、端子保持部92の後端部は角筒部94内に突出して配されており、さらに端子保持部92の中間部は端子保持部92に貫設されている。そして、フード部93はその略全体が雌コネクタF側のアウターハウジング10に内嵌可能とされている。
フード部93の周壁の先端部は、その外側面を切り欠くことで薄肉化された押し当て部95とされ、雌コネクタF側のインナーハウジング30を押動可能とされている。また、フード部93の周壁には、周方向に間隔をあけて複数(詳しくは8つ)のガイドリブ96が設けられている。これらガイドリブ96は、前後方向に延出する突条をなし、それぞれの後端位置がフード部93の後端位置に揃えられている一方、それぞれの前端位置がフード部93の前端位置(押し当て部95を除く)に達しているものと後方へ引っ込んだ位置にあるものとを混在させている。フード部93の上面には、ロック受け部97が突設されている。ロック受け部97の前面は、後方へ向かって昇り勾配となるテーパ状の案内面97Aとされ、ロック受け部97の後面は、略垂直に切り立つ係止面97Bとされている。フード部93の周壁の上面のうち、ロック受け部97を挟んだ両側位置には、一対のガイドリブ96が配置されている。両ガイドリブ96は、その前端位置が後方へ引っ込んだ位置にあって、両コネクタF,Mの嵌合時にアウターハウジング10に設けられた抵抗アーム11と突き当たり可能とされている。
また、フード部93の上面におけるロック受け部97を挟んだ両側位置には、後述する持ち上げ部106と係合可能な一対の持ち上げ受け部107が突設されている。持ち上げ受け部107の前面は後方へ向かって昇り勾配となる案内面107Aとされ、ロック受け部97の案内面97Aとその前端位置がほぼ同じ位置に揃えられている。また、持ち上げ受け部107はその側方でガイドリブ96と一体に接続されている。持ち上げ受け部107の上端位置はガイドリブ96及びロック受け部97の各上端位置より低い位置に設定されている。フード部93の上面のうち、持ち上げ受け部107の前方領域には、前後方向に延びて前面に開口する持ち上げ部案内溝108が設けられている。
雌コネクタFは、図7に示すように、大まかには、電線Wの端末に接続された雌端子金具80を保持する合成樹脂製でかつ略ブロック状をなすインナーハウジング30と、金属製のばね部材50と、ばね部材50とインナーハウジング30を収容して包囲する合成樹脂材でかつ略角筒状(詳しくは有底角筒状)をなすアウターハウジング10とから構成されている。インナーハウジング30とアウターハウジング10との間には、前方から雄コネクタM側のフード部93の周壁が嵌合可能とされる嵌合空間Qが前方へ開口する形態で確保されている。さらに、インナーハウジング30には、リテーナ31、シール部材32、フロント部材33がそれぞれ組み付けられるようになっている。
インナーハウジング30は、図4及び図5に示すように、2つの端子収容室34を横並びで備えた本体部35と、本体部35の後端外周面から全周に亘って張り出すフランジ部36と、本体部35の後端面から後方へ突出して各端子収容室34と連通する端子挿入部37とにより構成されている。端子挿入部37は、前後方向に延びる2つの円筒部37Aからなり、両円筒部37Aの周壁が前後方向に部分的に接合した形態とされている。
本体部35における各端子収容室34の上壁には、前方へ向けて片持ち状に突出するランス38が設けられている。ランス38は上下方向に撓み変形可能とされ、正面から見て左側に位置するものが露出して配される一方、正面から見て右側に位置するものの上方が撓み空間を挟んで覆い部39により覆われている。覆い部39は、その根元を本体部35の後端部に接続させた庇状をなしている。覆い部39の上面には、フロント部材33を係止するフロント部材係止溝41が幅方向に延設されている。この覆い部39と対向する本体部35の下面には、同じくフロント部材係止溝41が対となって形成されている。本体部35の両側面には、リテーナ31の装着孔42が開口して形成されている。リテーナ31の装着孔42は、覆い部39の下をくぐって各端子収容室34を幅方向に貫通するとともに、覆い部39の側方における本体部35の上面にも開口する形態とされている。
リテーナ31は、いわゆるサイドタイプのリテーナであって合成樹脂材により形成され、装着孔42の一端開口を閉止し得る平板状の操作部43と、操作部43の平面上に突設された櫛歯状の端子係止部44とからなる。端子係止部44は雌端子金具80の箱部81に突設された係止突部82に係止可能とされ、これにより、雌端子金具80が本体部35から抜け止め状態で保持されるようになっている。かかるリテーナ31は、本体部35の装着孔42に対し浮いた状態で配されて雌端子金具80の挿抜動作を許容する仮係止位置と、そこから押し込まれて端子係止部44が雌端子金具80を係止する本係止位置との間を移動可能とされている。
フロント部材33は、合成樹脂材により全体としてキャップ状に形成され、本体部35の前方を覆う前壁部45と前壁部45の周縁から後方へ突出して本体部35の側方を覆う周壁部46とにより構成されている。前壁部45には、各端子収容室34と対応する位置に、雄端子金具90の端子挿入口45Aが開口して形成され、ここに前方から雄端子金具90が挿入されて端子収容室34へ誘導可能とされている。周壁部46の上下両壁の内側面には、一対の抜け止め突部47が設けられており、両抜け止め突部47が対応するフロント部材係止溝41に係止可能とされている。すなわち、フロント部材33が本体部35に正規深さで被せ付けられるに伴い、抜け止め突部47がフロント部材係止溝41に弾性的に嵌まり込み、これにより、フロント部材33がインナーハウジング30に対して抜け止め状態で係止されるようになっている。
周壁部46の後端部にはリテーナ31の差込口46Aが切り欠き形成されており、この差込口46Aが装着孔42と連通することでリテーナ31の挿抜動作が許容されている。周壁部46には、差込口46A側へ内向きに傾斜する治具差込部48が設けられ、この治具差込部48のスロープ面に、図示しない治具が滑るように差し込まれることで本係止位置にあるリテーナ31を取り出し可能とされている。また、周壁部46には、周方向に間隔をあけて複数の肉盛り部49が突設されている。各肉盛り部49は、雄コネクタM側のフード部93の内側面に圧接または圧潰され、これにより、雄コネクタMとの間にがたつきが生じないようにしてある。
また、本体部35の後端部外周面には、フランジ部36の直前方位置に、ゴム製でかつ環状をなすシール部材32が嵌着されている。シール部材32は、中央部に本体部35が貫通可能な挿通孔32Aを有し、前後方向の中央部が径方向外向きに膨出するとともに、前端部と後端部とがその外側面を切り欠くことで薄肉化されている。薄肉化されたシール部材32の前端部は、フロント部材33の周壁部46の前端縁に形成された切り欠き凹部71に嵌入可能とされ、さらに、薄肉化されたシール部材32の後端部は、フランジ部36の前面に形成された凹溝72に嵌入可能とされている。これにより、シール部材32がインナーハウジング30の外周面から浮き上がらないようにしてある。
上記した凹溝72は、フランジ部36の前面のうちの本体部35に連なる根元部分に、全周に亘って設けられている。また、フランジ部36の張り出し端部には前方へ突出する変形規制部73が設けられており、この変形規制部73の内側の凹所74内に、前方から雄コネクタM側のフード部93の押し当て部95が突入可能とされている。フード部93の周壁と本体部35との間にはシール部材32が弾性的に挟み付けられて液密状態となるわけであるが、この場合に、フード部93の押し当て部95がシール部材32の弾発力により拡開方向の力を受けたときに、上記した変形規制部73が押し当て部95を外側から押さえ付けて、押し当て部95の拡開動作を阻止するように設定されている。変形規制部73の内側面には、図4に示すように、周方向に間隔をあけて多数の食い込み突起75が設けられており、これら食い込み突起75がフード部93の押し当て部95の外側面に食い込むことで、フード部93が周方向に位置決め状態で保持されるようになっている。
フランジ部36の張り出し端面には、その上面に凹陥溝76が幅方向に一対設けられている一方、その下面にガイドリブ77が同じく幅方向に一対設けられている。そして、フランジ部36の張り出し端面には、その両側面に、一対の係合部78が突設されている。係合部78は、図16に示すように、アウターハウジング10に設けられた係合受け部27と係合可能とされており、その前面が略垂直に切り立つ係合面78Aとされ、その後面が前方へ向かって昇り勾配となる案内面78Bとされている。
ばね部材50は、板ばね材からなり、金属板を所定形状に切断したあと曲げ加工を施すことで形成されている。詳しくは、ばね部材50は、図1及び図9に示すように、中央にインナーハウジング30の端子挿入部37が遊嵌状態で貫通する貫通孔51を備えた略方形板状の平板部52と、平板部52の前面側にてその4角から対応する側縁に沿って折り返される帯状をなす4つの支点部53と、平板部52の両側縁から後方へ屈曲された位置決め突部55とにより構成されている。各支点部53は、平板部52において周方向に90度の角度差をもって設置され、時計回りに自由端側へ向かって昇り勾配で延びたあと山型に屈曲されている。支点部53のうち、山型に屈曲された自由端部は、インナーハウジング30のフランジ部36の後端面をその反力で押し付ける押圧部54とされている。また、フランジ部36の後端面は、図5に示すように、垂直方向に切り立つ凹凸のないフラット面とされ、本発明の押さえ面36Aとして構成されている。
また、平板部52の上端縁からは、ばね部材50と一体化された補強板101が設けられている。この補強板101は、図9及び図10Aに示すように、平板部52の上端縁の中央部から立ち上げられてアウターハウジング10の奥壁12の前面に沿って配される基端部102と、その立ち上げ端から前方へ延出して、アウターハウジング10に設けられたロックアーム16の内側面に沿って配される延出部103とにより構成されている。延出部103の前端部は、ロックアーム16の係止孔23と対応する位置に、この係止孔23と連通する略方形の窓孔104を備えている。
一方、アウターハウジング10は、図2、図3及び図8に示すように、奥壁12と奥壁12の周縁から前方へ突出する外筒部13とにより構成されている。アウターハウジング10内にはばね部材50とインナーハウジング30がこの順に挿入され、奥壁12にばね部材50が当着されるとともに、ばね部材50にインナーハウジング30が弾性支持されるようになっている。奥壁12の前面には、ばね部材50の貫通孔51と対応する位置に、ガイド筒部14が前方へ突出して設けられている。ガイド筒部14は、奥壁12に貫通する形態でインナーハウジング30の端子挿入部37を遊挿可能な遊挿孔14Aを備えている。端子挿入部37は、ばね部材50の貫通孔51を貫通したあと遊挿孔14Aに挿通され、その状態で遊挿孔14A内を前後方向に移動可能とされている。また、奥壁12のうち、遊挿孔14Aを挟んだ両側位置には、ばね部材50の位置決め突部55が挿通されて引掛けられる掛止孔15が貫通して設けられている。
外筒部13の上壁には、雄コネクタM側のロック受け部97と係止可能なロックアーム16が設けられている。ロックアーム16は、外筒部13の上壁を切り欠くとともに奥壁12に開口する形態のアーム収容空間17に収容されている。詳しくは、ロックアーム16は、図15に示すように、アーム収容空間17の両側縁部に一対の連結部18を介して支持されており、両連結部18を支点として上下方向に撓み変形可能とされている。
ロックアーム16の後端部には、ロック受け部97との係止状態を解除する幅広のアーム操作部19が設けられている。外筒部13にはアーム収容空間17内に突出してアーム操作部19の両側上方を覆う一対の張り出し部21が設けられており、アーム操作部19に電線W等が引掛ってロックアーム16が捲れ上がる事態を回避できるようになっている。ロックアーム16の前端部には、自然状態において前下がりに傾斜する上面を備えたロックヘッド22が設けられ、このロックヘッド22に、平面視して略方形状をなす係止孔23が貫設されている。ロックアーム16の下面には、前後方向に延びて前後両面に開口する切り溝24が設けられている。既述した補強板101の延出部103は、切り溝24に嵌着して保持されるようになっている。
ロックアーム16の両側縁には、幅方向外方に張り出す一対の拡幅部105が設けられている。そして、この拡幅部105には、両コネクタF,Mの嵌合過程で雄コネクタM側の持ち上げ受け部107と係合することにより、ロックアーム16をロック受け部97との非干渉な位置にまで持ち上げる一対の持ち上げ部106が設けられている。
持ち上げ部106は、拡幅部105の前端部に、下方へ突出して設けられている。拡幅部105における持ち上げ部106の後方領域は、対応するロックアーム16よりも薄肉とされている。持ち上げ部106の前面は、後方へ向けて下り勾配となって持ち上げ受け部107の案内面107Aと円滑に摺接可能とされている。持ち上げ部106の後端位置は、係止孔23の前端位置とほぼ同じ位置に揃えられている。そして、持ち上げ部106は、持ち上げ部案内溝108に沿って移動することで、持ち上げ受け部107の案内面107Aにスムーズに乗り上げられるようになっている。
また、外筒部13の上壁には、アーム収容空間17の前方領域を幅方向に横切ってブリッジ部25が設けられている。ロックヘッド22の前端部は、ブリッジ部25よりも下方にあり、正面から見ると外筒部13の前面開口(詳しくは後述する挿入空間Z)から視認可能とされている。そして、外筒部13におけるアーム収容空間17の両側縁部の下方には、上壁と僅かな隙間をあけて平行に配されつつ外筒部13の前端から後方へ延出する一対の抵抗アーム11が設けられている。
抵抗アーム11は、幅方向に撓み変形可能とされており、その先端部に、内向きに突出してアーム収容空間17に臨む突き当て部11Aが設けられている。突き当て部11Aは、フード部93の周壁の上面に設けられたガイドリブ96の前端と突き当たり、この突き当たりによって抵抗アーム11をその弾発力に抗して外側へ撓み変形させるようになっている。抵抗アーム11を撓ませるには大きな嵌合操作力が必要とされ、大きな嵌合抵抗を発生させる慣性ロック機構が作用することにより、嵌合動作が一気に進んで両コネクタF,Mが半嵌合状態で留め置かれる事態を回避できるようになっている。
また、外筒部13には、雄コネクタM側のフード部93に設けられたガイドリブ96とインナーハウジング30のフランジ部36に設けられたガイドリブ77及び係合部78と対応する位置に、前後方向に延出するガイド溝26が設けられている。ガイドリブ96,77等は、ガイド溝26に進入することでその移動が案内されるようになっている。ガイド溝26のうち、フード部93の周壁の上面に設けられた一対のガイドリブ96と対応するものは、抵抗アーム11の内側面間に形成された挿入空間Zによって構成され、この挿入空間Zに、両ガイドリブ96とともにロック受け部97が進入可能とされている。
また、ガイド溝26のうち、フード部93の周壁の両側面に設けられたガイドリブ96とインナーハウジング30のフランジ部36に設けられた係合部78とに対応するものは、奥壁12に開口する掛止孔15に連通可能なメインガイド溝26Aとして構成されている。メインガイド溝26Aの溝面のうち、幅方向で相対向する溝底には、その前後方向の途中位置に、一対の係合受け部27が設けられている。係合受け部27は、内向きに突出して形成され、その前面が後方へ向かって昇り勾配となって係合部78の案内面78Bと摺接可能な被案内面27Aとされ、その後面が略垂直に切り立って係合部78の係合面78Aと面当たり可能な被係合面27Bとされている。係合受け部27の突出高さはメインガイド溝26Aの深さよりも小さく設定されている。
また、外筒部13においてメインガイド溝26Aを挟んだ上下位置には、前後方向に延びて奥壁12に開口する一対のスリット57(両側面で計二対のスリット57)が設けられている。上下の両スリット57間にはメインガイド溝26Aを含んだ撓み片58が形成され、この撓み片58が外筒部13の前端部を基端として幅方向に撓み変形可能とされている。係合部78がメインガイド溝26Aに進入して係合受け部27の被案内面27Aと対応する位置に至ると、撓み片58が外側に拡開することで係合部78の乗り上げ動作が許容される。さらに両コネクタF,Mが正規嵌合されると、撓み片58が弾性復帰して係合部78の係合面78Aと係合受け部27の被係合面27Bとが抜け方向で対面し、もって係合部78が係合受け部27に抜け止め状態で係止されるようになっている。
本実施形態は以上のような構成であり、続いてその作用を説明する。まず、インナーハウジング30の本体部35に対して前方からシール部材32を装着するとともにフロント部材33を被せ付け、さらに、本体部35の装着孔42に対して側方からリテーナ31を差し込んで仮係止位置に留め置く。そして、電線Wの端末に圧着接続させた雌端子金具80を、アウターハウジング10の遊挿孔14A及びばね部材50の貫通孔51に順次挿通させ、さらに後方からインナーハウジング30の端子収容室34へ挿入する。電線Wの端末にはゴム栓89が嵌着されており、このゴム栓89が端子収容室34の内周面に密着することで端子収容室34内のシールがとられるようになっている。次いで、リテーナ31を本係止位置へ押し込み、端子収容室34に正規挿入された雌端子金具80を、ランス38とリテーナ31とによって二重に抜け止めする。
続いて、前方からアウターハウジング10にばね部材50を差し入れ、ばね部材50の貫通孔51に奥壁12のガイド筒部14を貫通させるとともに、奥壁12の掛止孔15にばね部材50の位置決め突部55を引掛け状態で挿入して、ばね部材50をアウターハウジング10の奥壁12に位置決め状態で当接させる。さらに前方からインナーハウジング30を差し入れ、ばね部材50の支点部53の押圧部54にインナーハウジング30の押さえ面36Aを弾性的に当接させる。インナーハウジング30を差し入れる際には、アウターハウジング10のメインガイド溝26Aにフランジ部36の係合部78を前方から挿入し、さらにインナーハウジング30を奥方へ押し込むことにより、係合部78に係合受け部27を弾性的に乗り越えさせる。
インナーハウジング30が正規挿入位置に至ると、図16に示すように、係合部78が係合受け部27に抜け止めされ、かつ、ばね部材50の支点部53がインナーハウジング30の押さえ面36Aと奥壁12の前面との間で軽く弾縮された状態となる。また、インナーハウジング30が正規挿入位置に至ると、端子挿入部37の後端位置がアウターハウジング10の奥壁12の後面位置とほぼ面一で揃えられるとともに、フロント部材33の前端位置がアウターハウジング10の前面開口より少し前方へ突き出た位置に配される。
上記により雌コネクタF側の構成部品を組み付けてアッセンブリ化した後、前方からアウターハウジング10に雄コネクタMを嵌合させる。雄コネクタMを嵌合する際には、アウターハウジング10の嵌合空間Qにフード部93の周壁を差し込みつつアウターハウジング10のガイド溝26に、対応するフード部93のガイドリブ96を適合させ、その状態からフード部93を奥方へ押し込むようにする。すると、フード部93の押し当て部95が、変形規制部73の内側の凹所74内に進入してフランジ部36の前面に押し当てられる。さらに雄コネクタMの嵌合動作が進むと、図17に示すように、フランジ部36が押し当て部95に押されて後退し、もって係合部78が係合受け部27から離間して、インナーハウジング30がアウターハウジング10内の後部に開けた遊動許容空間に押しやられる。
フード部93の押し当て部95がフランジ部36の前面に押し当てられるのと前後して、図11Bに示すように、持ち上げ部106が持ち上げ受け部107の案内面107Aに対しロックアーム16に先行して乗り上げられ、この乗り上げ動作に伴って持ち上げ部106と一体化されたロックアーム16が持ち上げられる。図11Aに示すように、この状態ではロックアーム16は、ロック受け部97と対応する位置に達しているものの、ロック受け部97に当接することなくロック受け部97の案内面97Aの上方に浮いた状態で配される。図12Bに示すように、嵌合が進んで持ち上げ部106が持ち上げ受け部107を乗り越え可能な位置に至ると、図12A及び図14に示すように、ロックアーム16も同様にロック受け部97を乗り越え可能な位置に至るが、ロック受け部97と干渉することはない。
さらに嵌合が進んで両コネクタF,Mが正規嵌合位置に至ると、図13A及び図13Bに示すように、持ち上げ部106が持ち上げ受け部107を乗り越えて、ロックアーム16が拡幅部105とともに弾性復帰し、ロックアーム16とロック受け部97とが両コネクタF,Mの抜け方向で係止し合うとともに、持ち上げ部106と持ち上げ受け部107とが同じく両コネクタF,Mの抜け方向で係止し合い、もって両コネクタF,Mが離脱規制状態で保持される。ロックアーム16に装着された補強板101は、両コネクタF,Mが正規嵌合されるに至って初めてロック受け部97の係止面97Bと当接することになる。
こうして両コネクタF,Mが正規嵌合されると、インナーハウジング30は、上記の如く遊動許容空間に押しやられることになり、アウターハウジング10の奥壁12と雄コネクタMとの間にばね部材50を介して、少なくとも嵌合方向にフローティング支持される。また、ばね部材50の支点部53は、インナーハウジング30の押さえ面36Aを押圧しつつ弾縮変形される。フード部93の周壁は、フランジ部36の変形規制部73とシール部材32の外周面との間に厚み方向に挟み付けられ、さらに変形規制部73の食い込み突起75とフロント部材33の肉盛り部49とによりインナーハウジング30側に強固に保持される。これにより、雄コネクタMとインナーハウジング30が一体化に挙動するようになる。
ところで、両コネクタF,Mが嵌合状態にあるときに機器が振動すると、この機器に直結された雄コネクタMも振動する。すると、この雄コネクタMとアウターハウジング10との間にばね部材50を介してフローティング支持されたインナーハウジング30も雄コネクタMの動きに合わせて追従変位し、振動が続く間、インナーハウジング30と雄コネクタMとの間にがたつきが生じることはない。したがって、雄コネクタMに保持された雄端子金具90とインナーハウジング30に保持された雌端子金具80とが振動のタイミングをほぼ同調させることになり、雌雄の端子金具80,90同士が振動によって磨耗するのを防止することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、インナーハウジング30を雄コネクタMと追従可能にフローティング支持することにより、振動に起因する端子金具80,90同士の磨耗を小さく抑え、あるいは無くすようにしたので、両端子金具80,90の接触信頼性を確保することができる。
また、ロックアーム16に金属製の補強板101が装着されることで、ロックアーム16が保護されるので、両コネクタF,Mの嵌合後における樹脂のクリープを未然に防止することができる。
また、両コネクタF,Mの嵌合過程では、持ち上げ部106の乗り上げ動作によってロックアーム16がロック受け部97と非干渉な位置にまで持ち上げられるので、ロックアーム16に金属製の補強板101が装着されているという事情があっても、ロック受け部97が補強板101によって削られて損傷することがなく、ロック機能を良好に保つことができる。
さらに、補強板101がばね部材50の一部をロックアーム16の切り溝24に沿って延出させることで形成されるので、補強板101とばね部材50とを別々に製造する必要がなく、部品点数を削減できるとももに、構造の簡素化を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明によれば、ロックアームに係止孔の代わりにロック受け部を係止可能な係止突部が突設されている構成であってもよい。
(2)本発明によれば、補強板がばね部材と別体として形成されていてもよい。
(3)本発明によれば、ロックアームが雄コネクタ側に設けられ、ロック受け部が雌コネクタ側に設けられていてもよい。
(4)本発明によれば、アウターハウジング、インナーハウジング、ばね部材等が雄コネクタ側に設けられていてもよい。
(5)本発明によれば、金属製の補強板をロックアームの被係止面の全体を覆うようにして装着してもよい。これにより、ロック受け部の係止面の全面に補強板が当接可能となる。
(6)本発明によれば、雌コネクタは、耐震性を考慮してインナーハウジング等の多数の構成部品によって構成されるのではなく、一つのハウジングを主要部として構成される通常のコネクタであってもよい。
実施形態1のコネクタの分解斜視図 アウターハウジングの正面図 アウターハウジングの背面図 インナーハウジングの正面図 インナーハウジングの背面図 雄コネクタの正面図 インナーハウジングとそれに組み付けられる部品の側断面図 アウターハウジングの側断面図 ばね部材の側面図 ロックアームとロック受け部をあらわす、嵌合前の両コネクタの側断面図 持ち上げ部と持ち上げ受け部をあらわす、嵌合前の両コネクタの側断面図 嵌合途中でロックアームが持ち上げられたときの、両コネクタの側断面図 嵌合途中で持ち上げ部が持ち上げ受け部に乗り上げられたときの、両コネクタの側断面図 嵌合終盤でロックアームがロック受け部を乗り越えるときの、両コネクタの側断面図 嵌合終盤で持ち上げ部が持ち上げ受け部を乗り越えるときの、両コネクタの側断面図 正規嵌合されてロックアームとロック受け部とが係止状態にあるときの、両コネクタの側断面図 正規嵌合されて持ち上げ部と持ち上げ受け部とが係止状態にあるときの、両コネクタの側断面図 ロックアームがロック受け部と非干渉な位置に持ち上げられた状態を拡大した側断面図 アウターハウジングの横断面図 雌コネクタの横断面図 正規嵌合された両コネクタの横断面図
符号の説明
F…雌コネクタ
M…雄コネクタ
10…アウターハウジング
16…ロックアーム
26…ガイド溝
30…インナーハウジング
31…リテーナ
32…シール部材
33…フロント部材
36…フランジ部
50…ばね部材
78…係合部
80…雌端子金具
90…雄端子金具
93…フード部
96…ガイドリブ
97…ロック受け部
101…補強板
105…拡幅部
106…持ち上げ部
107…持ち上げ受け部

Claims (4)

  1. 互いに嵌合可能な雌雄一対のハウジングのうちの一方のハウジングには、弾性変形可能なロックアームが設けられ、他方のハウジングには、ロック受け部が設けられており、前記ロックアームが前記ロック受け部を弾性的に係止することで両ハウジングが離脱規制状態で保持されるようになっており、かつ、前記両ハウジングがいずれも合成樹脂材で形成され、前記ロック受け部が設けられた他方のハウジングのほうが前記ロックアームが設けられた一方のハウジングよりも硬質となっているものであり、
    前記ロックアームには、少なくとも、前記ロック受け部と接する面の一部または全部を覆うようにして金属製の補強板が装着されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記一方のハウジングには、前記ロックアームと連動して変位する持ち上げ部が設けられ、前記他方のハウジングには、前記ロック受け部と並ぶ位置に、持ち上げ受け部が設けられており、
    前記両ハウジングの嵌合途中では、前記持ち上げ部が前記持ち上げ受け部に乗り上げられ、この乗り上げ動作に伴って前記ロックアームが持ち上げられることでこのロックアームと前記ロック受け部とが互いに非干渉となることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記一方のハウジングは、一端が奥壁により閉じられた筒状のアウターハウジングによって構成され、
    前記アウターハウジング内には、ばね部材が収容されるとともに、前記奥壁との間に前記ばね部材を挟み込みとともに端子金具を保持するインナーハウジングが収容され、
    前記インナーハウジングは、前記アウターハウジングに相手の端子金具を保持した前記他方のハウジングが嵌合係止することでこの他方のハウジングに押し込まれて前記奥壁側へ移動し、この奥壁と前記他方のハウジングとの間に前記ばね部材を介して嵌合方向にフローティング支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ばね部材は金属製の板ばね材によって構成されており、前記補強板は、前記板ばね材の一部が前記ロックアームの内面に沿って延出して形成されることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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