JP4924310B2 - ディーゼルエンジンの制御装置 - Google Patents

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本発明はディーゼルエンジンの制御装置に関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、所定の自動停止条件が成立した場合にエンジンを自動停止し、自動停止したエンジンを所定の再始動条件の成立時に自動的に再始動する自動停止/再始動制御がディーゼルエンジンにも採用されつつある。
自動停止したディーゼルエンジンを再始動する場合、停止時に圧縮行程にある気筒に燃料を噴射させ、筒内で自着火させる必要がある。そのため、ディーゼルエンジンが自動停止中に温度が低下すると、始動性が悪化することが頻繁に起こるという問題がある。かかる問題を解決するため、特許文献1には、ディーゼルエンジンに付設されているグロープラグへの大電流の供給をクランキング開始時とする構成や、停止時に圧縮工程にある気筒に設けたグロープラグへの通電量を他のグロープラグへの通電量より大きくする技術が開示されている。
特開2006−46251号公報
ところで、一般的にディーゼルエンジンが停止すると、安全性等の観点から、燃料が燃料噴射弁からリターンし、1〜2分程度でコモンレール内の圧力が低下するように設定されている。そのため、ディーゼルエンジンの自動停止後は、経過時間とともに始動性が下がることになるので、単に筒内温度に基づいてグロープラグを駆動しているだけでは、始動性を充分に高めることができない場合があった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、自動停止したディーゼルエンジンの再始動性をより確実に高めことのできるディーゼルエンジンの制御装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために本発明は、所定の自動停止条件が成立したときにディーゼルエンジンを自動停止させるとともに、所定の再始動条件が成立した際に自動停止後の前記ディーゼルエンジンを自動的に再始動するディーゼルエンジンの制御装置において、前記ディーゼルエンジンを搭載した車両の運転状態を判定する運転状態判定部と、前記ディーゼルエンジンの燃料供給系の燃料圧力を検出して前記運転状態判定部に出力する燃圧検出手段と、前記運転状態判定部の判定に基づいて、前記ディーゼルエンジンの再始動を制御する再始動制御部と、前記運転状態判定部の判定に基づいて、前記ディーゼルエンジンの筒内昇温手段を制御する昇温制御部とを備え、前記昇温制御部は、前記ディーゼルエンジンが自動停止している場合において、前記燃圧検出手段が検出した燃料圧力が所定のしきい値以下であるときには、前記筒内昇温手段を駆動するものであり、前記運転状態判定部は、燃料の噴射対象となる気筒の筒内温度を推定するものであり、前記燃料圧力の前記しきい値は、推定された筒内温度に基づいて決定されるものであることを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置である。この態様では、ディーゼルエンジンが自動停止した場合に、筒内昇温手段を必要充分な条件で駆動し、自動停止後のディーゼルエンジンを再始動可能な状態で待機させておくことができる。すなわち、ディーゼルエンジンの自動停止に伴い、燃料圧力が低下している場合においても、その低下分を配慮し、筒内昇温手段を作動させるので、再始動時の信頼性を高め、より確実に始動性を高めることができる。
さらに、本発明の態様において、燃料圧力の前記しきい値は、推定された筒内温度に基づいて決定されるため、燃料圧力のしきい値が筒内温度との関係に基づいてより適切に設定され、始動性をより確実に高めることができる。すなわち、自着火の遅れは、筒内の温度に依存する特性を有することから、筒内温度を高めることにより、燃料圧力の不足分を補い、始動性を高めることができるのである。
好ましい態様において、前記運転状態判定部は、前記筒内温度が高いほど前記しきい値を低圧側に補正するものである。この態様では、筒内温度の上昇に伴って、燃料圧力のしきい値をより低圧側にシフトすることができるので、筒内昇温手段の稼動時間や可動頻度を必要充分なレベルに抑制することができる。
好ましい態様において、前記運転状態判定部は、前記再始動条件が成立した後、筒内昇温手段が作動している場合には、筒内温度を推定するものであり、前記再始動制御部は、再始動条件が成立した場合において、前記筒内温度が所定の設定温度を超えているときは、停止時に圧縮行程にある停止時圧縮行程気筒を燃料噴射対象として再始動を実行し、前記筒内温度が前記設定温度以下のときに、前記再始動条件が運転者の始動要求に基づいて成立したときは、停止時に吸気行程にある停止時吸気行程気筒を燃料噴射対象として直ちに再始動を実行し、前記筒内温度が前記設定温度以下のときに、前記再始動条件が運転者の始動要求以外の要件に基づいて成立したときは、当該筒内温度が前記設定温度を越えるまで前記ディーゼルエンジンの再始動を待機するものである。この態様では、運転者の再始動要求時には、筒内温度が低い場合でも、迅速且つ確実にディーゼルエンジンの再始動を図ることができる。また、再始動条件が成立しても、筒内温度が低い場合には、原則として筒内の昇温を待ってディーゼルエンジンが再始動されるので、比較的高い確率で停止時圧縮行程気筒への燃料噴射による再始動を図ることができる。従って、再始動性を高めることができるばかりでなく、停止時吸気行程気筒へ燃料を噴射して再始動を図る場合に比べ、スタータモータの駆動時間を短縮し、燃費の向上やスタータモータの耐久性向上を図ることができる。
好ましい態様において、前記運転状態判定部は、前記昇温制御部が当該筒内昇温手段を駆動している時間を前記筒内温度の推定の要素とするものである。
以上説明したように、本発明は、ディーゼルエンジンの自動停止に伴い、燃料圧力が低下している場合においても、その低下分を配慮し、グロープラグを作動させるので、再始動時の信頼性を高め、より確実に始動性を高めることができるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るエンジンの制御装置を有する4サイクルディーゼルエンジンの概略構成を示している。
図1を参照して、エンジン10は、シリンダヘッド11およびシリンダブロック12を有している。これらシリンダヘッド11およびシリンダブロック12には、4つの気筒14A〜14Dが設けられている。また、各気筒14A〜14Dの内部には、図略のコネクティングロッドによってクランクシャフト15に連結されたピストン16が嵌挿される。ピストン16には、シリンダヘッド11とともに燃焼室17を区画するキャビティ16aが形成されている。各気筒14A〜14Dに設けられたピストン16は、所定の位相差をもってクランクシャフト15の回転に伴い上下運動を行うように構成されている。ここで、4気筒4サイクルエンジンであるエンジン10では、各気筒14A〜14Dが所定の位相差をもって吸気、圧縮、膨張、排気の各行程からなるサイクルを行うようになっており、各サイクルが1番気筒(図示の例では気筒14A)、3番気筒(図示の例では気筒14C)、4番気筒(図示の例では気筒14D)、2番気筒(図示の例では気筒14B)の順にクランク角で180°(180°CA)の位相差をもって行われるように構成されている。
シリンダヘッド11には、プラグ先端が燃焼室17内に臨むように配置された筒内昇温手段としてのグロープラグ18が気筒14A〜14D毎に設けられている。また、シリンダヘッド11には、燃料噴射弁19が気筒14A〜14D毎に設けられている。この燃料噴射弁19は、燃料を当該燃料噴射弁19の開弁圧(噴射圧)以上の高圧状態で蓄えて分配するコモンレール20に対し、気筒14A〜14D毎に配設された分岐管21を介してそれぞれ接続されている。各燃料噴射弁19は、通電により電磁力で燃料通路を開くことで燃料圧力Pにより噴射ノズルの真弁が開き、コモンレール20から供給される高圧の燃料を、噴射ノズル先端の複数の噴孔から燃焼室17のキャビティ16aに向けて気筒14A〜14D内に直接噴射供給するものである。本実施形態においては、燃料圧力Pを検出する燃圧検出手段としての燃圧センサSW1がコモンレール20に設けられている。燃料噴射弁19の燃料噴射量は、通電時間で制御される。また、燃料噴射弁19に燃料を供給するコモンレール20は、高圧燃料供給管22を介して燃料供給ポンプ23に接続されている。
各気筒14A〜14Dの上部には、燃焼室17に向かって開口する吸気ポート24および排気ポート25が設けられている。そして、これらのポート24、25と燃焼室17との連結部分には、吸気バルブ26および排気バルブ27がそれぞれ装備されている。吸気ポート24および排気ポート25には、吸気通路28および排気通路29が接続されている。吸気通路28の下流側は、気筒14A〜14D毎に分岐した分岐吸気通路28aに分岐しており、この各分岐吸気通路28aの上流端がそれぞれサージタンク28bに連通している。このサージタンク28bよりも上流側には共通吸気通路28cが設けられている。図1では模式化されているが、この共通吸気通路28cには、各気筒14A〜14Dに流入する空気量を調整可能な吸気シャッタ弁30と、吸気流量を検出するエアフローセンサSW2と、吸気圧力を検出する吸気圧センサSW3と、吸気温度を検出する吸気温度センサSW4とが設けられている。吸気シャッタ弁30は、アクチュエータ30aによって開閉駆動されるように構成されている。図示の例において、吸気シャッタ弁30は、全閉状態でも空気が流通するように設定されている。
エンジン10には、タイミングベルト等によりクランクシャフト15に連結されたオルタネータ32が付設されている。このオルタネータ32は、図略のフィールドコイルの電流を制御して出力電圧を調節することにより発電量を調整するレギュレータ回路33を内蔵し、このレギュレータ回路33に入力されるエンジン制御ユニット100からの制御信号に基づき、車両の電気負荷および車載バッテリの電圧等に対応した発電量の制御が実行されるように構成されている。
エンジン10には、エンジンを始動するためのスタータモータ34が設けられている。このスタータモータ34は、モータ本体34aとピニオンギア34bとを有している。ピニオンギア34bは、モータ本体34aの出力軸上にて相対回転不能な状態で往復移動する。また、クランクシャフト15には、図略のフライホイールに固定されたリングギア35が、回転中心に対して同心に設けられている。そして、このスタータモータ34を用いてエンジン10を再始動する場合には、このピニオンギア34bが所定の噛合位置に移動して、前記フライホイールに固定されたリングギア35に噛合することにより、クランクシャフト15が回転駆動されるようになっている。
さらに、前記エンジン10には、クランクシャフト15の回転角を検出する2つのクランク角度センサSW5、SW6が設けられ、一方のクランク角度センサSW5から出力される検出信号(パルス信号)に基づいてエンジン回転速度Neが検出されるとともに、この両クランク角度センサSW5、SW6から出力される位相のずれた検出信号に基づいてクランクシャフト15の回転角度が検出されるようになっている。さらに、エンジン10には、冷却水温度を検出する水温センサSW7と、車両のアクセルペダル36の操作量に対応したアクセル開度を検出するアクセル開度センサSW8とが設けられている。
エンジン10は、エンジン制御ユニット100によって運転制御される。
エンジン制御ユニット100は、CPU、メモリ、カウンタタイマ群、インターフェース並びにこれらのユニットを接続するバスを有するマイクロプロセッサで構成され、各センサSW1〜SW8を初めとする入力要素からの検出信号に基づき、種々の演算を行うとともに、燃料噴射弁19やスタータモータ34、或いはグロープラグ18等の各アクチュエータの制御信号を出力するものである。例えば、運転条件に応じた燃料の噴射量および噴射時期や点火時期を演算し、燃料噴射弁19等に制御信号を出力している。また、運転条件に応じて吸気シャッタ弁30の目標開度を演算し、吸気シャッタ弁30の開度がこの目標開度となるような制御信号を吸気シャッタ弁30のアクチュエータ30aに出力している。
エンジン制御ユニット100は、車両の運転状態を判定する運転状態判定部101と、運転状態判定部101の判定に基づいてエンジン10の燃料噴射を制御する燃料噴射制御部102と、運転状態判定部101の判定に基づいて筒内へ流入する吸気流量を調整する吸気量流制御部103と、運転状態判定部101の判定に基づいて再始動条件の成立時にエンジン10のスタータモータ34を駆動制御するスタータ制御部104と、グロープラグ18を制御する昇温制御部105とを論理的に構成している。
運転状態判定部101は、燃圧センサSW1、エアフローセンサSW2、吸気圧センサSW3、吸気温度センサSW4、クランク角度センサSW5、SW6、水温センサSW7、およびアクセル開度センサSW8等からのセンサ信号に基づき、燃料圧力P、ピストン16の停止位置、停止時圧縮行程気筒や停止時吸気行程気筒の筒内温度T、或いはエンジン10が正転しているか否か等、種々の運転状態を判定するモジュールである。筒内温度Tは、予めメモリに記憶されたデータに基づいて推定されるように構成されている。この筒内温度Tの算出に当たっては、ピストン16の停止位置、吸気温度、エンジン水温、エンジン10の停止時間の少なくとも一つから推定するものであればよい。なお本実施形態において、運転状態判定部101は、車両のブレーキ状態や車速等も判定できるように図略のセンサからの検出信号が入力されるようになっている。
燃料噴射制御部102は、運転状態判定部101の判定に基づき、エンジン10の適正な空燃比に対応する燃料噴射量と燃料噴射タイミングとを設定し、その設定に基づいて燃料噴射弁19を駆動制御するモジュールである。
吸気量流制御部103は、運転状態判定部101の判定に基づき、エンジン10の適正な吸気流通量を設定し、その設定に基づいて、吸気シャッタ弁30を駆動制御するモジュールである。
スタータ制御部104は、エンジン10の始動時にスタータモータ34に制御信号を出力し、スタータモータ34を駆動するモジュールである。
昇温制御部105は、エンジンの暖機時等にグロープラグ18を駆動するモジュールである。ここで本実施形態では、筒内温度Pから決定される燃料圧力Pに基づいて、グロープラグ18を制御するものでもある。
本実施形態では、主として燃料噴射制御部102、スタータ制御部104が、エンジン10を再始動するための再始動制御部として機能するようになっている。
次に、エンジン10の自動停止制御、再始動制御について、その制御例を説明する。
図2は、本実施形態に係る自動停止制御を中心とするフローチャートであり、図3は、図2の制御例に基づくエンジン回転速度Neの推移を示すタイミングチャートである。
図2を参照して、エンジン制御ユニット100は、予め設定されたエンジンの自動停止条件が成立するのを待機する(ステップS10)。具体的には、ブレーキの作動状態が所定時間継続し、車速が所定のしきい値以下であるといった場合には、エンジン10の自動停止条件が成立したと判定される。
ステップS10において、自動停止条件が成立したと判定した場合には、オルタネータ制御を含むエンジン回転速度調整制御を開始する(ステップS11)。具体的には、エンジン回転速度Neが所定の第1の回転速度N1(例えば850rpm)に調節されるのを待機する(ステップS12)。そして、エンジン回転速度Neがこの第1の回転速度N1になったタイミング(ステップS12でYESのタイミング)t1で、燃料噴射弁19からの燃料供給を停止する(ステップS14)。このタイミングt1において、エンジン制御ユニット100は、吸気シャッタ弁30を全閉にする(ステップS15)。この制御により、ピストン16が適正停止位置Aに停止する確率を高めることが可能になる。
すなわち、ピストン16の停止位置は、エンジン10が完全に停止する直前の停止時膨張行程気筒内の空気量と停止時圧縮行程気筒内の空気量とのバランスにより略決定される。従って、ディーゼルエンジンにおいてピストン16を適正停止位置A内に停止させるためには、まず停止時膨張行程気筒および停止時圧縮行程気筒の吸気流通量を一旦低減し、その後、停止時圧縮行程気筒に充分な空気を供給して、停止時膨張行程気筒の空気量よりも多くなるように、両気筒に対する吸気流量を調節する必要がある。そこで本実施形態では、タイミングt1で吸気シャッタ弁30を全閉にすることにより吸気圧を低減し、停止時膨張行程気筒および停止時圧縮行程気筒の吸気流量を低減しているのである。
タイミングt1で燃料噴射が停止されると、各気筒14A〜14Dでは、極めて少ない吸気流通量で吸気、圧縮、膨張、排気のサイクルが繰り返され、クランクシャフト15等が有する運動エネルギーが摩擦抵抗による機械的な損失や、各気筒14A〜14Dのポンプ仕事によって消費されることにより、エンジン10は、小刻みに波打ちながら降下し、4気筒4サイクルのエンジンでは、10回前後の圧縮上死点を迎えた後に停止する。この過程で、気筒14A〜14Dのうちの何れかの気筒が圧縮上死点を超えるタイミングは、エンジン回転速度Neが波打つ谷のタイミングと一致している。
そこで、本実施形態では、タイミングt1で吸気シャッタ弁30を全閉にした後、エンジン制御ユニット100は、エンジン回転速度Neが所定の第2の回転速度N2(例えば約400rpm)よりも低くなるのを待機する(ステップS16)。この第2の回転速度N2は、停止時圧縮行程気筒のピストン16が膨張行程から吸気行程の上死点に達するタイミングと一致している。
ステップS16においてYESの場合、エンジン制御ユニット100は、吸気シャッタ弁30を開弁する(ステップS17)。この開弁動作により、停止時膨張行程気筒では、少ない空気量で吸気バルブ26および排気バルブ27が閉じて圧縮行程に移行しているのに対し、停止時圧縮行程気筒では、吸気バルブ26が開くことにより、相対的に多量の新気が筒内に吸入されることになる。この結果、停止時圧縮行程気筒では、停止時膨張行程気筒よりも空気量が多くなる。
その後もエンジン制御ユニット100はオルタネータ制御を継続してピストン16の停止位置調整を実行し続け、クランク角度センサSW5、SW6の検出値に基づいてエンジン10が完全に停止するのを待機する(ステップS18)。エンジン10が完全に停止した場合には、エンジン回転速度調整制御を終了する(ステップS19)。
エンジン10が完全に停止したタイミングでは、停止時圧縮行程気筒のピストン16が吸気行程の下死点を通過し、圧縮行程に移行する。このタイミングでは、吸気バルブ26および排気バルブ27は、概ね閉じているので、大量に筒内に吸入された空気が下死点を追加したピストン16によって圧縮されることになる。他方、停止時膨張行程気筒においては、相対的に少ない空気量にある筒内を圧縮したピストンが圧縮上死点を通過して、膨張行程に移行している。このため、停止時圧縮行程気筒では、筒内の圧縮反力によって比較的下死点側で停止することになる。従って、予め実験等によって、第2の回転速度N2や、この第2の回転速度N2を検出したタイミングt2での吸気流通量等を適切に設定しておくことにより、停止時圧縮行程気筒のピストン16を所定の下死点側停止位置(本実施形態では圧縮上死点前100°CAから圧縮上死点前120°CA)に停止することができる。
エンジン10が完全に停止すると、エンジン制御ユニット100は、クランク角度センサSW5、SW6の検出によって運転状態判定部101が判定したピストン16の停止位置を記憶する(ステップS20)。
次に図4および図5を参照して、エンジンの再始動について説明する。図4および図5は、本実施形態に係る再始動制御を中心とするフローチャートである。
エンジン制御ユニット100は、エンジン10が停止した後、停止時間を計測し、積算する(ステップS21)。筒内の温度は、エンジン10の停止時間に依存しているので、本実施形態においては、エンジン制御ユニット100に予め停止時間と温度との関係をマップ化したデータを持たせ、停止時間に基づいて筒内温度を推定するようにしているのである。
次いで、エンジン制御ユニット100の運転状態判定部101は、吸気温度センサSW4が検出した吸気温度、水温センサSW7が検出した冷却水の温度、エンジン10の停止時間、並びにグロープラグ18の駆動時間に基づいて、停止時圧縮行程気筒の筒内温度Tを算出する(ステップS22)。
次いで、運転状態判定部101は、筒内温度Tから燃料圧力Pのしきい値Pthを設定する(ステップS23)。燃料の混合気を自着火させるための燃料圧力Pは、筒内温度Tの関数として関連づけることができるので、本実施形態では、筒内温度Tと燃料圧力Pとの関係を実験値等に基づいてデータ化し、これを制御マップM1として記憶することにより、筒内温度Tからしきい値Pthを求めるようにしている。ここで、制御マップM1においては、筒内温度Tが高いほどしきい値Pthが低圧側になるような特性に設定されている。
次いで、昇温制御部105は、燃圧センサSW1が検出した値に基づき、現在の燃料圧力Pがしきい値Pth以下であるか否かを判定する(ステップS24)。仮に燃料圧力Pがしきい値Pth以下であれば、昇温制御部105は、グロープラグ18を作動させ(ステップS25)、しきい値Pthを越えている場合には、グロープラグ18を停止させる(ステップS26)。このグロープラグ18の制御により、エンジン10は、自動停止中においても、直ちに再始動できるようにスタンバイされた状態となる。
ステップS25またはS26の後、運転状態判定部は、再始動条件が成立したか否かを判定する(ステップS27)。再始動条件が成立していると判定した場合、制御は、図5以下のフローに進む。他方、再始動条件が成立していないと判定した場合は、ステップS21に戻って上述した制御を繰り返す。このため、計測時間や筒内温度の変化に伴って、ステップS23に設定されるしきい値Pthも変化し、筒内温度Tが高いほどしきい値Pthが低圧側に補正されることになる。
ここで、本実施形態に係る再始動条件は、アクセルペダル36が踏み込まれたこと等、運転者の意思による再始動要求と、バッテリの低下や空調の作動等による自動制御に基づく再始動要求が含まれている。そして、本実施形態においては、図5に示すように、エンジン10の運転状況によっては、再始動要求の種類に基づいて、再始動制御が適切に実行されるように構成されている。
図5を参照して、再始動条件成立を判定した場合、運転状態判定部101は、まず、グロープラグ18が作動しているか否かを判定する(ステップS30)。仮にグロープラグ18が作動している場合、筒内温度Tが相当低い運転状況にあるので、その場合には、原則として、筒内を昇温してからエンジン10を再始動する制御が実行される。まず、ステップS20、S21と同様に停止時間が積算され(ステップS31)、停止時圧縮行程気筒の筒内温度Tが算出される(ステップS32)。
次いで、運転状態判定部101は、筒内温度Tが所定の設定温度Tst以下であるか否かを判定する(ステップS33)。筒内温度Tが設定温度Tst以下である場合には、停止時圧縮行程気筒の筒内をグロープラグ18で昇温してから再始動をする方が、スタータモータ34の駆動時間短縮等の観点から有利であるため、筒内温度Tの上昇を待機することとしているのである。
ここで、本実施形態においては、再始動要求が運転者の意思による要求であるか否かが判定される(ステップS34)。制御上、筒内温度Tの上昇を待機した方が有利な場合であっても、運転者が再始動を要求している場合には、直ちにエンジン10を作動させる必要がある。そこで、本実施形態では、再始動要求が運転者の操作に関連するものであるか否かを判定し、仮に運転者の意思に関連しないもの(例えば、バッテリ低下に基づくエンジン始動要求等)であれば、ステップS31に戻って上述した処理を繰り返し、筒内が昇温するのを待機する一方、運転者の操作に関連するものであれば、停止時吸気行程気筒を燃料噴射対象として(ステップS35)、直ちにエンジン10を再始動することとしている。なお、ステップS33において、筒内温度Tが設定温度Tstを越えた場合には、停止時圧縮行程気筒での昇温が完了していると考えられるので、その場合にはグロープラグ18を停止し(ステップS39)、停止時圧縮行程気筒を燃料噴射対象として(ステップS40)、エンジン10が作動されることになる。また、ステップS30において、グロープラグ18が停止している場合には、筒内温度Tが充分に高いと考えられるので、その場合にも、停止時圧縮行程気筒を燃料噴射対象として(ステップS40)、ステップS36以降に移行し、エンジン10が作動される。
ステップS35またはステップS40までの設定が完了した後、スタータ制御部104は、スタータモータ34を駆動する(ステップS36)。次いで、燃料噴射制御部102は、燃料噴射対象となった気筒に燃料噴射を実行する(ステップS37)。その後は、通常運転に制御が移行し(ステップS38)、再始動処理が終了する。
以上説明したように本実施形態では、エンジン10が自動停止した後、再始動条件が成立した場合には、停止時圧縮行程気筒に燃料が噴射され、スタータモータ34が駆動されことにより、エンジン10が再始動される。この再始動に先立ち、本実施形態では、グロープラグ18を必要充分な条件で駆動し、自動停止後のエンジン10を再始動可能な状態で待機させておくことができる。すなわち、エンジン10の自動停止に伴い、燃料圧力Pが低下している場合においても、その低下分を配慮し、グロープラグ18を作動させるので、再始動時の信頼性を高め、より確実に始動性を高めることができる。
また本実施形態では、運転状態判定部101は、燃料の噴射対象となる気筒の筒内温度Tを推定するものであり、燃料圧力Pのしきい値Pthは、推定された筒内温度Tに基づいて決定されるものである。このため本実施形態では、燃料圧力Pのしきい値が筒内温度Tに基づいてより適切に設定され、始動性をより確実に高めることができる。すなわち、自着火の遅れは、筒内の温度に依存する特性を有することから、筒内温度Tを高めることにより、燃料圧力Pの不足分を補い、始動性を高めることができるのである。
また本実施形態では、運転状態判定部101は、筒内温度Tが高いほどしきい値Pthを低圧側に補正するものである。このため本実施形態では、筒内温度Tの上昇に伴って、燃料圧力Pのしきい値Pthをより低圧側にシフトすることができるので、グロープラグ18の可動時間や可動頻度を必要充分なレベルに抑制することができる。
また本実施形態では、図5のステップS34に示したように、運転状態判定部101は、再始動条件が成立した後、グロープラグ18が作動している場合には、筒内温度Tを推定するものであり、再始動制御部としての燃料噴射制御部102やスタータ制御部104は、筒内温度Tが設定温度Tst以下である場合に再始動条件が運転者の始動要求に基づいて成立したときは、停止時吸気行程気筒を燃料噴射対象として直ちに再始動を実行するものである。このため本実施形態では、運転者の再始動要求時には、筒内温度Tが低い場合でも、迅速且つ確実にエンジン10の再始動を図ることができる。
また本実施形態では、再始動制御部としての燃料噴射制御部102やスタータ制御部104は、筒内温度Tが設定温度Tst以下である場合に再始動条件が運転者の始動要求以外の条件に基づいて成立したときは、当該筒内温度Tが設定温度Tstを越えるまでエンジン10の再始動を待機するものである。このため本実施形態では、再始動条件が成立しても、筒内温度Tが低い場合には、その昇温を待ってエンジン10が再始動されるので、比較的高い確率で停止時圧縮行程気筒への燃料噴射による再始動を図ることができる。従って、再始動性を高めることができるばかりでなく、停止時吸気行程気筒へ燃料を噴射して再始動を図る場合に比べ、スタータモータ34の駆動時間を短縮し、燃費の向上やスタータモータ34の耐久性向上を図ることができる。
上述した実施形態は、本発明の好ましい具体例に過ぎず、本発明は上述した実施形態に限定されない。
例えば、再始動条件が成立してから、燃料を噴射する際、筒内温度Tが所定値よりも低い場合には、分割噴射を実行して、気化潜熱による筒内温度の低下を防止するようにしてもよい。
また、停止時吸気行程気筒に燃料を噴射してエンジン10を再始動する場合には、当該停止時吸気行程気筒のピストン16が圧縮行程に移行するまでに吸入される新気の度合を勘案して、筒内温度Tを設定し、それに基づいて、燃料噴射量や燃料噴射タイミングを設定することが好ましい。
さらに、エンジン10の停止時において、ピストン停止位置に基づき、グロープラグ18の駆動要否を判定するようにしてもよい。
或いは、ピストン停止位置に基づいて、噴射対象となる気筒を選定するようにしてもよい。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明に係るエンジンの制御装置を有する4サイクルディーゼルエンジンの概略構成である。 本実施形態に係る自動停止制御を中心とするフローチャートである。 図2の制御例に基づくエンジン回転速度の推移を示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る再始動制御を中心とするフローチャートである。 本実施形態に係る再始動制御を中心とするフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン
14A 気筒
14B 気筒
14C 気筒
14D 気筒
16 ピストン
17 燃焼室
18 グロープラグ(筒内昇温手段の一例)
19 燃料噴射弁(燃料噴射系の一例)
20 コモンレール(燃料噴射系の一例)
23 燃料供給ポンプ(燃料噴射系の一例)
34 スタータモータ
100 エンジン制御ユニット
101 運転状態判定部
102 燃料噴射制御部(再始動制御部の一例)
103 吸気量流制御部
104 スタータ制御部(再始動制御部の一例)
105 昇温制御部
P 燃料圧力
Pth しきい値
SW1 燃圧センサ(燃圧検出手段の一例)
SW2 エアフローセンサ
SW3 吸気圧センサ
SW4 吸気温度センサ
SW5、SW6 クランク角度センサ
SW7 水温センサ
SW8 アクセル開度センサ
T 筒内温度
Tst 設定温度

Claims (4)

  1. 所定の自動停止条件が成立したときにディーゼルエンジンを自動停止させるとともに、所定の再始動条件が成立した際に自動停止後の前記ディーゼルエンジンを自動的に再始動するディーゼルエンジンの制御装置において、
    前記ディーゼルエンジンを搭載した車両の運転状態を判定する運転状態判定部と、
    前記ディーゼルエンジンの燃料供給系の燃料圧力を検出して前記運転状態判定部に出力する燃圧検出手段と、
    前記運転状態判定部の判定に基づいて、前記ディーゼルエンジンの再始動を制御する再始動制御部と、
    前記運転状態判定部の判定に基づいて、前記ディーゼルエンジンの筒内昇温手段を制御する昇温制御部と
    を備え、
    前記昇温制御部は、前記ディーゼルエンジンが自動停止している場合において、前記燃圧検出手段が検出した燃料圧力が所定のしきい値以下であるときには、前記筒内昇温手段を駆動するものであり、
    前記運転状態判定部は、燃料の噴射対象となる気筒の筒内温度を推定するものであり、
    前記燃料圧力の前記しきい値は、推定された筒内温度に基づいて決定されるものである
    ことを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。
  2. 請求項1記載のディーゼルエンジンの制御装置において、
    前記運転状態判定部は、前記筒内温度が高いほど前記しきい値を低圧側に補正するものである
    ことを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。
  3. 請求項1または2記載のディーゼルエンジンの制御装置において、
    前記運転状態判定部は、前記再始動条件が成立した後、筒内昇温手段が作動している場合には、筒内温度を推定するものであり、
    前記再始動制御部は、再始動条件が成立した場合において、前記筒内温度が所定の設定温度を超えているときは、停止時に圧縮行程にある停止時圧縮行程気筒を燃料噴射対象として再始動を実行し、前記筒内温度が前記設定温度以下のときに、前記再始動条件が運転者の始動要求に基づいて成立したときは、停止時に吸気行程にある停止時吸気行程気筒を燃料噴射対象として直ちに再始動を実行し、前記筒内温度が前記設定温度以下のときに、前記再始動条件が運転者の始動要求以外の要件に基づいて成立したときは、当該筒内温度が前記設定温度を越えるまで前記ディーゼルエンジンの再始動を待機するものである
    ことを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載のディーゼルエンジンの制御装置において、
    前記運転状態判定部は、前記昇温制御部が当該筒内昇温手段を駆動している時間を前記筒内温度の推定の要素とするものである
    ことを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。
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