JP4921892B2 - 車両の着座シート - Google Patents

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Description

本発明は車両の着座シートに係り、特に、格納式の構造を備えた車両の着座シートに関する。
従来から、バンやワンボックスカー等の車両において、着座シートのシートバックを、シートクッションの上に重ねて折りたたみ、さらにフロントフロアに取付けられたレッグを折りたたむことによって、着座シートのない広い空間を形成し、これを荷室として使用することを可能にした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2827373号公報(第2−3頁、第1−3図)
図7は、従来の格納式の着座シート100の一例を示す説明図である。着座シート100のシートクッション101の裏側にはゴム部材115が設けられており、着座シート100の脚部110を折りたたんだときに、このゴム部材115がフロントフロア121に当接することにより、着座シートをフロントフロア121上に支持する。
このとき、従来の着座シート100では、ゴム部材115が直接フロアに当接する。フロアの形状は車種によって異なるため、フロア形状に応じてゴム部材115の形状も変えなければならず、汎用性に乏しいという問題があった。また、格納状態と使用状態におけるフロア形状が異なる場合には、着座シートを安定して固定することができないという問題があった。
本発明の目的は、フロアに格納可能な構造を備えた車両の着座シートであって、様々な車種に対応可能な、汎用性の高い車両の着座シートを提供することにある。
上記課題は、本発明によれば、車室内で上段に位置するリヤフロアにリヤシートを設け、該リヤシートのシートクッション前部を一端側が前記リヤシートに回動可能に取付けられると共に他端側が下段に位置するフロントフロアに固定された支持脚部によって支持し、前記リヤシートのシートバックをシートクッションに対して重ね合わせた状態で、前記リヤシートを車両前方側へ回動させて前倒することにより、前記リヤシートを前記フロントフロア上に載置して格納する構造を備えた車両の着座シートであって、前記シートクッションにはシートフレームが設けられ、該シートフレームのフロア側には緩衝部材が設けられ、前記支持脚部には、該支持脚部が前記フロントフロア側に倒れたときにシートクッション側に突出するブラケットが配設され、前記リヤシートの格納時に前記ブラケットと前記緩衝部材とが当接することにより解決される。
このように、本発明の車両の着座シートでは、着座シートを格納するときに、着座シートを支持する緩衝部材が直接的にフロアに当接するのではなく、着座シートの構成部品内にて当接し、格納時の着座シート後端を固定するので、フロア形状に左右されることなく、着座シートを安定して固定することが可能となる。
また、前記ブラケットには、前記リヤシートの格納時に前記緩衝部材と当接する当接面と、該当接面と略垂直に形成され、前記リヤシートの使用状態において前記支持脚部の回動を阻止するストッパ面とが形成されていると好適である。このように構成すると、格納時に緩衝部材がブラケットに形成された当接面と当接し、着座シートを安定して固定することができる。また、ブラケットに形成されたストッパ面により、支持脚部を起立させたときに、支持脚部のさらなる回動を阻止することが可能である。
本発明の車両の着座シートによれば、着座シートを格納するときに、着座シートを支持する緩衝部材が直接的にフロアに当接するのではなく、着座シートの構成部品内にて当接し、格納時の着座シート後端を固定するので、フロア形状に左右されることがなく安定して格納状態とすることができる。したがって、種々の車種に高い汎用性で採用することが可能である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1乃至図6は本発明の一実施形態に係るものであり、図1は着座シートの格納状態の説明図、図2は着座シートの使用状態の説明図、図3は格納状態のシートフレームをフロア側から見た斜視図、図4は脚部を伸ばした状態のシートフレームをフロア側から見た斜視図、図5は緩衝部材の側面説明図、図6はブラケットの側面説明図である。
本発明の一実施形態に係る着座シートは、例えば、乗用自動車等のリヤシートとして好適に用いられるものである。
つまり、本例の車両の着座シートとしてのリヤシートSは、車室内で上段に位置するリヤフロア22にリヤシートSを設け、このリヤシートSのシートクッション1前部を一端側がリヤシートSに回動可能に取付けられると共に他端側が下段に位置するフロントフロア21に固定された支持脚部10によって支持し、リヤシートSのシートバック2をシートクッション1に対して重ね合わせた状態で、リヤシートSを車両前方側へ回動させて前倒することにより、フロントフロア21上に載置して格納する構造を備えたものである。
車両の着座シートとしてのリヤシートSは、図1及び図2に示すように、着座面を備えたシートクッション1と、このシートクッション1に対して前倒可能なシートバック2と、シートバック2の上方に設けられたヘッドレスト3とを備えて構成されている。
シートクッション1は、シートフレーム1aと、支持脚部10と、ゴム材や樹脂材等からなる緩衝部材14,15とを備えている。本例のシートフレーム1aの車両前方側の下面には、リヤシートSの使用状態においてシートクッション1の前部を支持する支持脚部10が左右一対設けられている。そして、リヤシートSがこの支持脚部10を介してフロントフロア21及びリヤフロア22との間で回動可能に設置されている。
図1乃至図4に基づきリヤシートSについてより詳細に説明する。本例の支持脚部10は、支持脚11と、固定部12と、ブラケット13とを備えている。固定部12には、取付孔12bが形成されており、固定部12が取付孔12bを通るアンカーボルト等によってフロントフロア21に固定されている。支持脚11のシートフレーム1a側の端部は、シートフレーム1aに溶接等により配設された側面部材1bを介して、軸部材16aを支軸として回動可能に軸支されている。また、支持脚11のフロア側の端部は、固定部12に軸部材16bを支軸として回動可能に軸支されている。
また、シートフレーム1aのフロア側の面には、間隔をおいて緩衝部材14が配設されている。緩衝部材14は、支持脚部10の支軸近傍で、側面部材1bの間に挟持されて配設されている。本例では、フロントフロア21の形状に合わせて、左右の緩衝部材14の形状が異なるように形成されている。なお、左右の緩衝部材14が当接するフロア形状が同じである場合は、緩衝部材14は同一の大きさに形成される。また、この緩衝部材14は、後述するように、支持脚11と当接する回動阻止面14aと、フロントフロア21と当接するフロア当接面14bとを有している。フロア当接面14bは、フロントフロア21と略平行になるように形成されており、回動阻止面14aは、フロア当接面14bと略90°の角度をなすように形成されている。
本例のブラケット13は、支持脚11に溶接等により固着されている。なお、ブラケット13は、図6に示すように、支持脚11と固定部12を回動可能に接続する軸部材16bの上に位置するように固着されている。
ブラケット13には、支持脚11がフロントフロア21側に倒れたときにシートクッション1側に向く当接面13aと、支持脚11を起立させたときに、固定部12に形成された回動阻止面12aと当接し、支持脚11のさらなる回動を阻止するストッパ面13bとが形成されている。そして本例のブラケット13は、支持脚11と共に回動するように構成されている。なお、本例において、ブラケット13の、緩衝部材15と当接する機能の部分については、支持脚11ではなく固定部12に形成してもよい。
緩衝部材15は、図5に示すように、緩衝本体15aと、この緩衝本体15aから突出した取付部15bとから構成されており、取付部15bは中空円筒状に形成され、自由端部側には、シートフレームの板厚の間隙をおいて庇部15cが形成されている。緩衝本体15aは略円柱形状であり、平らな面15dを有している。この緩衝部材15が請求項における緩衝部材に相当する。本例では、緩衝部材15は着座シートの幅方向に左右一対設けられている。庇部15cと取付部15bをシートフレーム1aに穿孔された孔に圧入すると、庇部15cと緩衝本体15aとの間でシートフレーム1aが挟持され、これにより緩衝部材15がシートフレーム1aに着脱可能に取付けられる。
このように、本例のリヤシートSでは、支持脚11を回動させることにより、リヤシートSを図1に示す格納状態と、図2に示す使用状態に切り替えることが可能となる。
図1は、リヤシートSをフロントフロア21上に格納した状態を示すものである。リヤシートSは、支持脚11をフロントフロア21側に倒すことにより、シートクッション1がフロントフロア21上に位置して格納される。このとき、シートバック2はシートクッション1側へ前倒される。そして、リヤシートSは、格納状態のときに、緩衝部材14及び緩衝部材15により支持される。
すなわち、緩衝部材14のフロア当接面14bがフロントフロア21に当接してリヤシートSを支持するとともに、緩衝部材15の面15dがブラケット13の当接面13aに当接してリヤシートSを支持する。
このように、リヤシートSを格納するときに、リヤシートSを支持する緩衝部材15が直接的にフロアに当接するのではなく、リヤシートSの構成部品であるブラケット13に当接し、格納時のリヤシートSの後端を固定するので、フロア形状に左右されることなく、リヤシートSを安定して固定することが可能となる。
図2は、リヤシートSの使用状態を示すものである。リヤシートSは、支持脚11を起立させることにより、シートクッション1がフロントフロア21の上方に位置する。
支持脚11は、緩衝部材14の回動阻止面14aに当接して、さらなる回動がなされないように動きが阻止される。また、支持脚11に固着されたブラケット13のストッパ面13bが、固定部12の回動阻止面12aに係合することにより、支持脚11の回動が阻止される。
なお、シートクッション1の後端側に設けられたロック部材17aが、リヤフロア22に設けられたストライカ17bに噛合する。そして、シートバック2及びヘッドレスト3がシートクッション1に対して起立される。このようにして、リヤシートSが使用状態となる。
本発明に係る着座シートの格納状態の説明図である。 本発明に係る着座シートの使用状態の説明図である。 格納状態のシートフレームをフロア側から見た斜視図である。 脚部を伸ばした状態のシートフレームをフロア側から見た斜視図である。 緩衝部材の側面説明図である。 ブラケットの側面説明図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
1 シートクッション
1a シートフレーム
1b 側面部材
2 シートバック
3 ヘッドレスト
10 支持脚部
11 支持脚
12 固定部
12a 回動阻止面
12b 取付孔
13 ブラケット
13a 当接面
13b ストッパ面
14,15 緩衝部材
14a 回動阻止面
14b フロア当接面
15a 緩衝本体
15b 取付部
15c 庇部
15d 面
16a,16b 軸部材
17a ロック部材
17b ストライカ
21 フロントフロア
22 リヤフロア
S リヤシート

Claims (2)

  1. 車室内で上段に位置するリヤフロアにリヤシートを設け、該リヤシートのシートクッション前部を一端側が前記リヤシートに回動可能に取付けられると共に他端側が下段に位置するフロントフロアに固定された支持脚部によって支持し、前記リヤシートのシートバックをシートクッションに対して重ね合わせた状態で、前記リヤシートを車両前方側へ回動させて前倒することにより、前記リヤシートを前記フロントフロア上に載置して格納する構造を備えた車両の着座シートであって、
    前記シートクッションにはシートフレームが設けられ、該シートフレームのフロア側には緩衝部材が設けられ、
    前記支持脚部には、該支持脚部が前記フロントフロア側に倒れたときにシートクッション側に突出するブラケットが配設され、前記リヤシートの格納時に前記ブラケットと前記緩衝部材とが当接することを特徴とする車両の着座シート。
  2. 前記ブラケットには、前記リヤシートの格納時に前記緩衝部材と当接する当接面と、該当接面と略垂直に形成され、前記リヤシートの使用状態において前記支持脚部の回動を阻止するストッパ面とが形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両の着座シート。
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