JP4921114B2 - コード状ヒータ組立品 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍庫、クーラー、除湿機等のクランクケースなどの保温用等として使用されるコード状ヒータ組立品に係るものであり、特に、簡単な構成であるとともに取り付け作業性を向上させたものに関する。
従来から、冷凍庫、クーラー、除湿機等のクランクケースなどには、保温用としてコード状ヒータが使用されていた。このようなコード状ヒータをクランクケースに配置する際には、例えば、特許文献1、特許文献2のような技術が知られていた。
図7に例示するように、特許文献1には、コード状ヒータ111の両端に、金属線を略一回捲回されてなる係止部112を一対具備したコード状ヒータ組立品110が開示されている。そして、このコード状ヒータ組立品110を、クランクケース等の被加熱体100の周囲に巻付け、各係止部112にリング状フックを備えた発条113を引っ掛けて係止部112同士を係止する技術が開示されている。
図8に例示するように、特許文献2には、コード状ヒータ121の発熱部両端に絶縁モールド124を施すとともに、各絶縁モールド124にコード状ヒータ固定用のフック122を設けてなるコード状ヒータ組立品120が開示されている。そして、このコード状ヒータ組立品120を円筒形等の被加熱体100に巻付けた後、バネ123の両端部を各フック122に嵌入して発熱部両端を係止する技術が開示されている。
実用新案登録第2570392号公報 実用新案登録第2562548号公報
昨今では、冷凍庫、クーラー、除湿機等の高機能化により、クランクケースを保温するヒータの発熱量を増加するよう要求が出されている。そのために、コード状ヒータ若しくはコード状ヒータ内に配置されるヒータ線が2周巻回されるようにして、ヒータの容量を増加させることが考えられる。
特許文献1に記載されたようなコード状ヒータ組立品110であると、2周巻回する作業が煩雑であるとともに、コード状ヒータ111の一部が交差してしまい、その部分のみが過熱してしまうことも考えられる。
特許文献2に記載されたコード状ヒータ組立品120は、元々コード状ヒータ121がヒータ線を往復2本配置した構造であることから、コード状ヒータ組立品120を1周巻回しただけでヒータ線を2周巻回することとなり、ヒータの容量は大きくなっている。しかし、発熱部両端全体に絶縁モールド124を施しているため、材料費が非常に高いものとなってしまう。また、絶縁モールド部分124は厚みが増加してしまうため、装置全体をコンパクト化させることの支障となってしまう。
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、簡単な構成であるとともに取り付け作業性を向上させたコード状ヒータ組立品を提供することにある。
上記目的を達成するべく本発明の請求項1によるコード状ヒータ組立品は、コード状ヒータと、筒形状の保護具と、係止具と、該係止具を取り付け可能な止め具とからなり、上記コード状ヒータは折り返しされた状態とされ、上記保護具は上記コード状ヒータに被装されて該コード状ヒータの折り返し部に配置され、上記係止具は上記保護具に取り付けられ、上記止め具は折り返された上記コード状ヒータ双方に固定されるように配置されているものである。
又、請求項2によるコード状ヒータ組立品は、ヒータ線部とリード線部が一連に形成されてなるコード状ヒータと、筒形状の保護具と、係止具と、該係止具を取り付け可能な止め具とからなり、上記コード状ヒータは折り返しされた状態とされ、上記保護具は上記コード状ヒータに被装されて該コード状ヒータの折り返し部に配置され、上記係止具は上記保護具に取り付けられ、上記止め具は折り返された上記コード状ヒータ双方に固定されるように配置されているものである。
又、請求項3によるコード状ヒータ組立品は、上記止め具は、上記コード状ヒータにおけるヒータ線部とリード線部との接続部に位置するように配置されているものである。
又、請求項4によるコード状ヒータ組立品は、上記係止具が弾性部材であるものである。
又、請求項5によるコード状ヒータ組立品は、上記保護具がコイルバネであるものである。
又、請求項6によるコード状ヒータ組立品は、上記係止具がコイルバネであるものである。
本発明によれば、コード状ヒータ組立品を1周させるだけでコード状ヒータが2周巻回されることとなり、取り付け作業性が向上することとなる。その際には、コード状ヒータの一部が交差することもない。また、全体の構成が非常に簡単なものであることから、低コストであり、更に厚さもないため、装置全体のコンパクト化に支障となることはない。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、まず、ガラス繊維芯上にヒータ線が巻装されその上にフッ素樹脂からなる絶縁被覆が施されたコード状ヒータ1がある。このコード状ヒータ1にコイルバネからなる保護具2を被装するとともに、保護具2の略中央部には両端をフック状にしたコイルバネからなる係止具3が取り付ける。次いで、コード状ヒータ1は略中央部で折り返されるとともに、保護具2は折り返し部に配置される。そして、係止具3を取り付けるための孔が形成しされた黄銅板からなり止め具4を、折り返されたコード状ヒータ1双方にカシメて固定し、必要に応じてコード状ヒータ1の両端部にコネクタ5を接続し、コード状ヒータ組立品10となる。
このようにして得られたコード状ヒータ組立品10を実使用に供した状態を図2に示す。コード状ヒータ組立品10をクランクケース20の外周に巻付け、係止具3の保護具2に取り付けられていない側の端を止め具4に取り付けることで、コード状ヒータ組立品10がクランクケース20に取り付け固定されることになる。このようなコード状ヒータ組立品10であれば、コード状ヒータ組立品10を1周巻付けただけでコード状ヒータは2周巻回されたことになり、非常に簡単な作業でクランクケースに取り付けをすることができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。コード状ヒータ1を構成する材料は、必要とされる発熱量や引張強度等の特性に応じ、適宜設定すれば良い。コード状ヒータ1は、全体が発熱するものでなくても良く、途中から端子等を介してリード線を接続したものであっても良い。また、ヒータ線部とリード線部が一連に形成されてなるコード状ヒータであっても良い。このようなコード状ヒータとしては、コード状ヒータのリード線部には、ガラス繊維芯とヒータ線との間に金属箔が巻回されているようなものが挙げられ、特開平11−345678号公報、特開2000−133418号公報、特開平11−354262号公報などが参照できる。
また、ヒータ線部とリード線部が一連に形成されてなるコード状ヒータを使用する場合は、図3、図4に示すように、止め具4が、上記コード状ヒータ1におけるヒータ線部1aとリード線部1bとの接続部に位置するように配置されていることが好ましい(図3中、11はガラス繊維芯、12はヒータ線、13は絶縁被覆、14は金属箔を示す。)。このようにすれば、クランクケースに巻き付けた部分のみが発熱し、その他の部分は発熱しないため、クランクケース全周を均一に加熱させることができるとともに、発熱ロスを防止することができる。
保護具2としては、筒形状であり、係止具3によりコード状ヒータ1に傷がつかない構成となっているものであれば特に限定はなく、上記したコイルバネの他に、例えば、金属パイプ、ゴムチューブ、樹脂チューブなどが考えられる。保護具2が可撓性に優れるものであれば、保護具2の端部でコード状ヒータ1がこすれて損傷することがないので、この点では、コイルバネ、ゴムチューブ、樹脂チューブなどが好ましい。また、保護具2は係止具3からの張力を受ける部分となるので、張力からの耐久性が必要となるが、この点では、コイルバネ、金属パイプなどが好ましい。勿論、保護具2には、係止具3を取り付け易いようにフック等が設けられていても構わない。
係止具3としては、保護具2及び止め具4に取り付けられる形状であれば得に限定はないが、コード状ヒータ10をクランクケース20に巻付ける際、しっかりと固定するために弾性部材からなることが好ましい。そのため、例えば、ゴム材やバネなどが好ましい。上記実施の形態のように、コイルバネであれば、両端をフック状にすることが容易であり、簡便に保護具2及び止め具4に取り付けることもできることから特に好ましい。
止め具4としては、コード状ヒータ1に固定することができ、係止具3が取り付けられる形状を有していれば特に限定はない。止め具4をコード状ヒータ1に固定する方法についても限定はなく、上記のようなカシメの他に、例えば、接着剤や粘着テープを使用したり、クランプ等を使用したりすることも考えられる。但し、コード状ヒータ1のヒータ線が断線することも考えられるため、余り強い圧力を加えることは好ましくない。また、上記実施の形態においては、止め具4に孔を設けて、この孔に係止具3のフック状の端部を取り付ける構成としたが、他の形態として例えば、孔ではなく止め具4にもフックを設けることが考えられる。また、コード状ヒータ1が途中から端子を介してリード線を接続したものである場合は、端子部分にフックや孔などの係止具3が取り付けられる構成を設けるなどして、この端子部分を止め具4として機能させても良い。
また、上記では係止部3は、単独の部材として説明しているが、例えば、図5示すように、保護具2と係止部3が一体化した形状となっているものであっても良い。また、例えば、図6に示すように、止め具4と係止部3が一体化した形状となっているものであっても良い。
尚、上記説明においては、コード状ヒータ組立品10をクランクケース20に巻付ける形態を説明しているが、コード状ヒータ組立品10を取り付ける相手がクランクケースに限定されるものではないことは言うまでもない。
以上詳述したように、本発明によるコード状ヒータ組立品は、簡単な構成であるとともに取り付け作業性を向上させたものである。その用途としては、例えば、冷凍庫、クーラー、除湿機等のクランクケースなどの保温用等が考えられるが、勿論これに限定されるものではなく、加熱や保温が必要な用途全般に応用可能なものである。
本発明の実施の形態を示す図で、コード状ヒータ組立品の斜視図である。 本発明の実施の形態を示す図で、コード状ヒータ組立品の実使用状態を示す斜視図である。 本発明の他の形態を示す図で、コード状ヒータ組立品の一部を拡大した一部切欠斜視図である。 本発明の他の形態を示す図で、コード状ヒータ組立品の一部を拡大した断面図である。 本発明の他の形態を示す図で、コード状ヒータ組立品の斜視図である。 本発明の他の形態を示す図で、コード状ヒータ組立品の斜視図である。 従来技術を示す図で、コード状ヒータ組立品の斜視図である。 従来技術を示す図で、コード状ヒータ組立品の斜視図である。
符号の説明
1 コード状ヒータ
2 保護具
3 係止具
4 止め具
5 コネクタ
10 コード状ヒータ組立品

Claims (6)

  1. コード状ヒータと、筒形状の保護具と、係止具と、該係止具を取り付け可能な止め具とからなり、上記コード状ヒータは折り返しされた状態とされ、上記保護具は上記コード状ヒータに被装されて該コード状ヒータの折り返し部に配置され、上記係止具は上記保護具に取り付けられ、上記止め具は折り返された上記コード状ヒータ双方に固定されるように配置されているコード状ヒータ組立品。
  2. ヒータ線部とリード線部が一連に形成されてなるコード状ヒータと、筒形状の保護具と、係止具と、該係止具を取り付け可能な止め具とからなり、上記コード状ヒータは折り返しされた状態とされ、上記保護具は上記コード状ヒータに被装されて該コード状ヒータの折り返し部に配置され、上記係止具は上記保護具に取り付けられ、上記止め具は折り返された上記コード状ヒータ双方に固定されるように配置されているコード状ヒータ組立品。
  3. 上記止め具は、上記コード状ヒータにおけるヒータ線部とリード線部との接続部に位置するように配置されている請求項2記載のコード状ヒータ組立品。
  4. 上記係止具が弾性部材である請求項1〜3記載のコード状ヒータ組立品。
  5. 上記保護具がコイルバネである請求項1〜請求項4記載のコード状ヒータ組立品。
  6. 上記係止具がコイルバネである請求項1〜請求項5記載のコード状ヒータ組立品。
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