JP4919186B2 - ポンプのノズルヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、内容液を収容した容器本体の上端の口筒部に組付けられ、押下げ操作により内容液を注出するポンプのノズルヘッドに関するものである。
シャンプー、リンス、ボディソープ、ハンドソープ、さらには化粧液等の内容液を収容した容器に組付けられ、ノズルヘッドを押下げることにより内容液を注出するポンプは、そのノズルヘッドの構造を、ノズル筒を比較的大きく横外方に延出させたものとし、これにより注出された内容液が、直接手のひらに注出されるようにしている。
特開平09−012052号公報
この上記したポンプのノズルヘッドの一般的な構造は、図5に示すように、上面を手による押下げ面としたヘッド本体102の側面に、横外方に延出するノズル筒103を設け、ヘッド本体102に、上端部にノズル筒103のノズル通路104を開放させたヘッド首筒106と、このヘッド首筒106の中央に位置する弁押さえ片107を垂下設して構成されている。
そして、このノズルヘッド101は、ポンプPの主体部分の一部である、ボール弁112を内装したステム111の上端部に、そのヘッド首筒106で密にかつ不動に外嵌組付きし、ノズルヘッド101の押下げに伴うステム111の下降変位により、ボール弁112を開放しながらポンプ内を上昇した内容液がノズル通路104を通して目的とする箇所に注出するものとなっている。
なお、ノズルヘッド101に設けられたガイド筒108と、ポンプPの主体部分側に設けられた支持筒113との組合せ物は、ノズルヘッド101の昇降変位姿勢を、妄りに傾くことなく、安定して一定に保持するためのものである。
ここで、上記説明したようなノズルヘッド101では内容液の注出後、内容液の粘度によっては液垂れが発生して周囲を汚してしまう、また内容液の種類によってはノズル通路内に残留した内容液が固化したり、変質したりしてしまう等の問題がある。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、簡単な構造、および簡単な操作でノズル筒の先端を開閉可能とすることを課題とし、もって操作性、保管性に優れ、使い勝手の良いポンプのノズルヘッドを提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決する本発明の内、第1の発明の手段は、
頂壁上面を手による押下げ面としたヘッド本体の側面に、横外方に延出するノズル筒を設けたノズルヘッドにおいて、
ノズル筒をエラストマー製とし、
ノズル筒の中心軸に対する一方の片側半分を半殻部とし、
ノズル筒の少なくとも先端部分において他の片側半分を弾性反転変形可能な反転部に形成し、
反転部が半殻部内に原形に復元可能に陥没状に反転変形し、ノズル筒の先端を密閉状に塞ぐ構成とすること、
にある。
第1の発明の上記構成により、ノズル筒を柔軟性があり元の形状に弾性回復可能な状態で、大きく変形することができるエラストマー製とすることにより、
指先で反転部を半殻部内に押し込むようにして陥没状に反転変形させることにより、簡単にノズル筒の先端を密閉状に閉状態とすることができる。
そして、反転部は反転変形した状態で安定に保持されるので、この密閉状の状態を持続して維持でき、保管中における液垂れを防止でき、またノズル通路中に残留した内容液の固化や変質を防ぐことができる。
また、使用後にノズル筒を陥没状に反転変形させながらノズル筒中に残留した内容液の大部分を外部に排出するができるので、この点からも内容液を固化させることなく繰り返し、安心して、安定して使用することができる。
そして、次に使用する際にはノズル筒を指先で摘むようにして、半殻部から反転部を押し出して、弾性的な復元力により原形に復元させてノズル筒を開状態とすることができる
第2の発明の手段は、第1の発明において、半殻部と反転部の境界に沿って反転ラインを形成したこと、にある。
第2の発明の上記構成により、反転部を半殻部内に押し込むようにすることにより、反転部が反転ラインを基端としてスムーズに陥没状に反転変形することができると共に、この反転変形した状態をより安定して維持することができる。
第3の発明の手段は、第1または2の発明において、半殻部を上側半分に、反転部を下側半分に配置したこと、にある。
第3の発明の上記構成により、反転部を半殻部の下側に配置することにより、誤操作により反転部を反転させてノズル筒を閉状態とすることがない
第4の発明の手段は、第1、2または3の発明において、半殻部を半円弧状に形成し、反転部を半殻部よりやや小径の半円弧状に形成したこと、にある。
第4の発明の上記構成により、反転部の内周面が半殻部の内周面に沿うように、反転部をスムーズに陥没状に反転変形できる。
第5の発明の手段は、第1、2、3または4の発明において、反転部の肉厚を、半殻部の肉厚の2/3以下に設定したこと、にある。
第5の発明の上記構成により、反転部の陥没状の反転変形とその復元をより容易にスムーズに達成することができる。
第6の発明の手段は、第1、2、3、4または5の発明において、反転部の基端部を反転不能に構成し、この反転部の反転変形の度合いが基端部から先端にかけて徐々に大きくなるようにしたこと、にある。
第6の発明の上記構成により、ノズル筒を指先で摘むようにして基端部から先端部にかけて移動させることにより反転変形を容易に元の形状に復帰させることができる。
第7の発明の手段は、第1、2、3、4、5または6の発明において、ノズル筒の先端部分を下方に向けて湾曲させた形状としたこと、にある。
第7の発明の上記構成により、ノズル筒の先端部分を下方に向けて湾曲させることにより、たとえば片手でヘッド本体を押圧すると共に、その押圧する手の手のひらに確実に内容液を注出させることができる。
ここで、ノズル筒が、柔軟性があり、元の形状に弾性回復可能な状態で大きく変形することができるエラストマー製であるので、ノズル筒の先端部を大きく湾曲させた形状にも容易に射出成形が可能である。
第8の発明の手段は第1、2、3、4、5、6または7の発明において、ノズル筒からヘッド本体の頂壁を被覆状に外装するカバー部にかけての部分をエラストマー製として一体形成し、ノズル筒と共にカバー部をヘッド本体に組付き固定する構成としたこと、にある。
通常、硬質樹脂製のノズル本体と、エラストマー製のノズル筒はそれぞれ射出成形して、別途組付けて製造されるが、第8の発明の上記構成により、カバー部も含めてエラストマー製とすることにより、このエラストマー製部分のヘッド本体部分への組付け固定をより確実なものとすることができる。
また、押圧面となる頂壁がエラストマー製のカバー部により被覆状に外装されるのであり、押圧時の指先のすべりを防止でき、さらにはソフトな触感とすることができ、より使い勝手のよいものとすることができる。
第9の発明の手段は、第1、2、3、4、5、6、7または8の発明において、ヘッド本体をインサート材とし、エラストマー部分を射出成形したことにある。
上記第9の発明において、エラストマー部分とは、たとえばノズル筒部分、あるいはノズル筒からカバー部にかけての部分等のエラストマーで形成された部分を指す。そして、第9の発明の上記構成により、ヘッド本体をインサート材とし、ノズル筒、あるいはノズル筒からカバー部にかけてのエラストマー部分を射出成形することにより、ヘッド本体とエラストマー部分を一体状にしてノズルヘッドを形成でき、アンダーカット部分を利用してより確実に組付き固定ができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
第1の発明にあっては、指先で反転部を半殻部内に押し込むようにして陥没状に反転変形させることにより、容易にノズル筒の先端を密閉状に閉状態とすることができ、保管中における液垂れを防止でき、またノズル通路中に残留した内容液の固化や変質を防ぐことができる。
また、使用後にノズル筒を陥没状に反転変形させながらノズル筒中に残留した内容液の大部分を外部に排出するができるので、この点からも内容液を固化させることなく繰り返し、安心して、安定して使用することができる。
そして、次に使用する際にはノズル筒を指先で摘むようにして、半殻部から反転部を押し出して、弾性的な復元力により原形に復元させて、ノズル筒を開状態とすることができる。
第2の発明にあっては、反転部を半殻部内に押し込むようにすることにより、反転部が反転ラインを基端としてスムーズに陥没状に反転変形することができると共に、この反転変形した状態をより安定して維持することができる。
第3の発明にあっては、反転部を半殻部の下側に配置することにより、誤操作により反転部を反転させてノズル筒を閉状態とすることがない。
第4の発明にあっては、半殻部を半円弧状に形成し、反転部を半殻部よりやや小径の半円弧状に形成することにより、反転部の内周面が半殻部の内周面に沿うように、反転部をスムーズに陥没状に反転変形できる。
第5の発明にあっては、反転部の肉厚を、半殻部の肉厚の2/3以下に設定することにより、反転部の陥没状の反転変形とその復元をより容易にスムーズに達成することができる。
第6の発明にあっては、ノズル筒を指先で摘むようにして基端部から先端部にかけて移動させることにより反転変形を容易に元の形状に復帰させることができる。
第7の発明にあっては、ノズル筒の先端部を下方に向けて湾曲させることにより、たとえば片手でヘッド本体を押圧すると共に、その押圧する手の手のひらに確実に内容液を注出させることができる。
第8の発明にあっては、カバー部も含めてエラストマー製とすることにより、このエラストマー製部分のヘッド本体部分への組付け固定をより確実なものとすることができる。また、押圧面となる頂壁がエラストマー製のカバー部により被覆状に外装され、押圧時の指先のすべりを防止でき、さらにはソフトな触感とすることができる。
第9の発明にあっては、ヘッド本体をインサート材とし、ノズル筒、あるいはノズル筒からカバー部にかけてのエラストマー部分を射出成形することにより、ヘッド本体とエラストマー部分を一体状にしてノズルヘッドを形成でき、アンダーカット部分を利用してより確実に組付き固定ができる。
以下、本発明の実施形態を実施例により図面を参照しながら説明する。
図1〜図4は本発明ノズルへヘッドの一実施例を説明するものであり、図1はポンプPの上部に取り付けた状態で一部破断して示すノズルヘッド1の側面図、図2はその平面図である。
このノズルヘッド1は有頂円筒状のノズル本体2の側面に横外方に延出するノズル筒3を設けたものであり、ヘッド本体2は、頂壁5から、外周壁を形成するガイド筒8が垂下設され、またその内側に上端部にノズル筒3の先端まで連通するノズル通路4を開放させたヘッド首筒6が垂下設されている。
ヘッド本体2はポリプロピレン樹脂製であり、ノズル筒3から頂壁5を被覆状に外装するカバー部7にかけての部分はエラストマーで一体成形されたエラストマー部分Eとしている。なお、カバー部7の前方にはノズル通路4の一部が形成されている。
そしてノズルヘッド1はそのヘッド首筒6で、ポンプPの主体部分の一部であるボール弁12を内装したステム11の上端部に、密にかつ不動に外嵌組付きし、ノズルヘッド1の押下げに伴うステム11の下降変位により、ボール弁12を開放しながらポンプ内を上昇した内容液がヘッド首筒6、ノズル通路4を通して、目的とする箇所に注出するものとなっている。
円筒形状をしたステム11は、ヘッド首筒6の嵌入組付き限位置を設定する段部にまで嵌入し、内周面に内鍔片を周設することにより弁座面を形成してボール弁12を配設している。また、ヘッド首筒6の内周面に配設され、縦方向への流路が形成された押え片14によりボール弁12の上限位置が決められる。
なお、ノズル首筒6を囲む形態でヘッド本体2に垂下設されたガイド筒8と、ポンプPの主体部分側に設けられた支持筒13との組合せ物は、ノズルヘッド1の昇降変位姿勢を、妄りに傾くことなく、安定して一定に保持するためのものである。
本実施例のノズルヘッド1では、前述したようにノズル筒3からカバー部7にかけての部分をエラストマー部分Eとしているが、このエラストマー部分Eは、予め射出成形したポリプロピレン樹脂製のヘッド本体2をインサート材とし、射出成形したものであり、ヘッド本体2にアンダーカット状にしっかりと組付け固定されている。
エラストマーとしては、大きな弾性と充分な柔軟性とを有するスチレン・ブタジエン・スチレンブロックコポリマー系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、さらにはポリエステル系エラストマー等が使用される。
押圧面となる頂壁5をこのようなエラストマー製のカバー部7により被覆状に外装することにより押圧時の指先のすべりを防止し、さらにはソフトな触感とすることができる。
本実施例では、ノズル筒3はヘッド本体2から水平方向に真っ直ぐ延出しているが、ノズル筒3部分の正面図である図4(a)から判るように、このノズル筒3は傾斜段状の反転ライン23を境に、上側の半円弧状部分を通常の肉厚の半殻部21とし、下側の半円弧状部分を比較的薄肉に形成される反転部22としている。
そして反転部22は半殻部21に対してやや小径に成形されており、その肉厚は半殻部21の2/3以下としており、この反転部22は上記した反転ライン23を基点とし、下側から指先で押し込むようにして半殻部21内に、容易に陥没状に反転変形させることができる。
図3と図4(b)は反転部22が反転変形した状態を示すものであり、これらに図示されるように反転部22の反転変形により、ノズル筒3の先端近傍では、反転変形した反転部22の内周面が半殻部21の内周面に密着状に内接してノズル通路4を密閉状に閉状態とすることができる。
なお、図3に示されるようにノズル筒3の基端部24は、厚肉に形成されヘッド本体2と組付き固定した部分に連結するので、反転変形が不能であり、図4(b)に示されように半円弧状の形状は変形せずにそのままに保持され、反転部22の陥没状の変形は側面から見ると図3に示されるように、ノズル筒3の基端部24から先端にかけて徐々に大きくなり、先端近傍で完全な反転状態となる。
そして、この反転部22の反転変形状態は安定して保持され、内容液を注出した後はこのように、反転部22を反転変形させてノズル通路4を密閉状に閉状態として、液垂れない状態で保管でき、さらには保管時におけるノズル通路4に残留した内容液の固化や変質を効果的に防ぐことができる。
使用後にノズル筒3を陥没状に反転変形させながらノズル筒3中に残留した内容液の大部分を外部に排出するができるので、この点からも内容液を固化させることなく繰り返し、安心して、安定して使用することができる。
そしてまた、次に使用する際にはノズル筒3の両側面を指先で摘むように、反転部22を半殻部21から押し出すようにして、弾性的な復元力を利用してもとの形状に復元させることができる。
なお、本実施例のノズルヘッドでは前述したように、ノズル筒3の反転変形が基端部24から先端にかけて徐々に大きくなっているので、ノズル筒3の両側面を指先で摘むようにして基端部24から先端部にかけて移動させることにより容易に元の形状に復帰させることができる。
また、ポンプPの上下動操作によって、ノズル筒4内に内容液を流動させてその圧力で元の形状に復帰させるようにすることもできる。
以上、実施例に沿って本発明の実施の形態を説明したが、本発明の作用効果はこれら実施例に限定されものではない。
図1に示したポンプは本発明のノズルヘッドと組み合わせて使用するポンプの一例にすぎないものであり、使用されるポンプは、ボール弁付きのものに限定されることはなく、バネ式の合成樹脂製弁等のあらゆる種類のポンプを使用することもできる。
また、上記実施例ではノズル筒3は水平方向に直線状に延出した形状としたが、エラストマー製であるので先端部分を大きく下方に湾曲させても射出成形可能であり、注出方向を下向きにして、内容液を手のひらに注出でき使い勝手のよいものとすることができる。
また、ノズル筒3からカバー部7にかけての部分を一体形成してエラストマー部分Eとする例を示したが、この組み付け固定は必ずしもインサート成形に限定されるものではなく、エラストマーの柔軟性を利用して後工程で組付き固定することもできる。
一方、インサート成形を利用する場合には、容易にアンダーカット部を形成することができるので、ノズル筒3だけをエラストマー部分とし、ヘッド本体2にしっかりと組付け固定することもできる。
本発明のノズルヘッドは簡単な構造、および簡単な操作でノズル筒の先端を容易に開閉でき、操作性、保管性に優れ、使い勝手の良いノズルヘッドを提供するものであり、さまざまな態様の容器、ポンプと組み合わせて幅広い用途展開が期待できる。
本発明のノズルヘッドの一実施例を一部破断して示す側面図である。 図1のノズルヘッドの平面図である。 図1において反転部を反転変形させた状態を示す縦断側面図である。 (a)は図1のノズル筒部分の正面図であり、(b)は図3のノズル筒部分の正面図である。 ノズルヘッドの従来例を示す縦断側面図である。
1 ;ノズルヘッド
2 ;ヘッド本体
3 ;ノズル筒
4 ;ノズル通路
5 ;頂壁
6 ;ヘッド首筒
7 ;カバー部
8 ;ガイド筒
11;ステム
12;ボール弁
13;支持筒
14;押え片
21;半殻部
22;反転部
23;反転ライン
24;基端部
101;ノズルヘッド
102;ヘッド本体
103;ノズル筒
104;ノズル通路
106;ヘッド首筒
107;弁押え片
108;ガイド筒
111;ステム
112;ボール弁
113;支持筒
E ;エラストマー部分
P ;ポンプ

Claims (5)

  1. 頂壁(5)上面を手による押下げ面としたヘッド本体(2)の側面に、横外方に延出するノズル筒(3)を設けたノズルヘッドであって、
    該ノズル筒(3)をエラストマー製とし、
    該ノズル筒(3)の中心軸に対する上側半分を半殻部(21)として半円弧状に形成し、
    該ノズル筒(3)の少なくとも先端部分において下側半分を弾性反転変形可能な反転部(22)として前記半殻部(21)よりやや小径の半円弧状に形成し、
    前記半殻部(21)と反転部(22)の境界に沿って反転ライン(23)を形成し
    前記反転部(22)の基端部(24)を反転不能に構成し、該反転部(22)の反転変形の度合いを前記基端部(24)から先端にかけて徐々に大きくなるようにし、
    指先により下側から押し込むようにして前記反転部(22)が前記半殻部(21)内に反転ライン(23)を基点として陥没状に反転変形しノズル筒(3)の先端を密閉状に閉状態とし、
    前記閉状態からノズル筒(3)の両側面を指先で摘むようにして前記半殻部(21)から反転部(22)を押し出して、弾性的な復元力により原形に復元させてノズル筒(3)の先端を開状態にする構成としたポンプのノズルヘッド。
  2. 反転部(22)の肉厚を、半殻部(21)の肉厚の2/3以下に設定した請求項記載のポンプのノズルヘッド。
  3. ノズル筒(3)の先端部分を下方に向けて湾曲させた形状とした請求項1または2記載のポンプのノズルヘッド。
  4. ノズル筒(3)からヘッド本体(2)の頂壁(5)を被覆状に外装するカバー部(7)にかけての部分をエラストマー製として一体形成し、前記ノズル筒(3)と共に、前記カバー部(7)を前記ヘッド本体(2)に組付き固定する構成とした請求項1、2または3記載のポンプのノズルヘッド。
  5. ヘッド本体(2)をインサート材とし、エラストマー部分(E)を射出成形したことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のポンプのノズルヘッド。
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