JP4567176B2 - 塗布容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体の医薬品や化粧品その他の流動性材料を収容し、使用後には収容物の流出を阻止可能な中空状の塗布容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、皮膚に塗布して肩こりや皮膚病を治す液体の医薬品を収容する中空状の塗布容器があった。このような塗布容器は、容器本体の取出口に先細ノズル形の中栓が設けられ、中栓の先端には小さな透孔である注取出口が設けられていた。このような塗布容器は、使用していないときに内容物が流出しにくいように、注取出口が小さいものであった。
【0003】
しかし、この塗布容器は注取出口が小さいため、内容物を注出するときに、容器を振ったり、容器の胴部を押圧する等の操作が必要であり、身体の所定の箇所に適量を微妙に調節して塗布することが難しかった。
【0004】
そこで、内容物を容易に取り出し、また使用していないときに内容物の流出を防ぐようにしたものとして、図5に示すような塗布容器があった。この塗布容器は、やや固い合成樹脂製の容器本体1の筒状の取出口2に、やや固い合成樹脂製の中栓3が嵌合されて取り付けられている。中栓3は、取出口2の突出方向へ円錐状に突出するノズル部4が形成され、ノズル部4の先端には円筒状の注出部5が一体に形成されている。中栓3の下端部側、つまり容器本体1の一端の周縁部には、内側に突出する段部6が一周して形成されている。
【0005】
また、中栓3の内側には、適度な弾力性を有する合成樹脂で作られたバルブ部材7が設けられている。バルブ部材7は、中栓3の注出部5の内側に嵌合される略三角柱状の突部8が設けられ、突起8と中栓3の注出部5内周面の間には、突起8の長手方向に沿って隙間部8aが形成されている。突部8の下端部には、中栓3の、注出部5のノズル部4内周面に当接する当接面9が一周して形成されている。当接面9の下端部には、下方に延出する螺旋状のバネ部10が一体に形成され、バネ部10は複数本が互いに平行に螺旋を描いて設けられている。バネ部10の下端部には、バネ部10の外側を一周する円筒状の係止部11が形成され、係止部11の外側面には、中栓3の段部6に係止される凹部12が一周して形成されている。そして、容器本体1の取出口2と中栓4を覆ってキャップ13が設けられている。
【0006】
図5に示す塗布容器の使用方法は、使用時にキャップ13を外し、容器本体1を逆さまにし、内容物の液体を中栓3の内側に充填させ、内容物の薬剤を塗布する身体部分にバルブ部材7の突部8を押し当てる。するとバルブ部材7のバネ部10が弾性変形して、突部8が中栓3の内側に入り、バルブ部材7の当接面9が中栓3の内側面から離れて隙間が生じる。この隙間から内容物が流出し、中栓部材3の注出部5に形成された隙間部8aを通過して、内容物が外側に流出し身体の表面に塗布される。そして塗布容器を身体表面でこすりながら移動させ、身体に内容物を薄く広げることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、中栓3とバルブ部材7は比較的硬い樹脂同士であるために密着性が不十分で、容器の完全な密閉ができなかった。また樹脂で作られたバネ部10は、長期間の使用によりクリープ現象が強く発生し、熱や経時によってかなり弾性が低下するため、安定した開閉動作を保持することが難しかった。このため、使用時に蓋を開けたとき、ノズル部分に内容物の液が溜まっていたり、容器本体を逆さにしただけで突部を押していない状態であっても液が垂れてくる等の不具合があった。
【0008】
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、内容物の取り出し操作が確実であり、内容物の液漏れ、液だれ等を起こさず身体の所定の箇所に適量の内容物を塗布することができる塗布容器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、一端部に取出口が形成された容器本体と、上記取出口を塞いで設けられこの取出口の中心位置に透孔が形成されている中栓と、上記中栓内側に設けられゴム等の柔軟な弾性体で作られたバルブ部材が設けられている塗布容器である。そして、上記バルブ部材には、上記中栓に係止される取付部と、上記中栓の上記透孔に挿通されその先端が上記中栓の外側に突出する突部と、上記突部の基端部付近に形成され上記中栓の上記透孔の周囲に密着する当接部と、上記当接部と上記取付部の間に押圧方向に対して直線状に傾斜して設けられ一定以上の押圧力が加えられるとこの押圧力よりも相対的に小さい反発力を残して座屈し上記当接部と上記透孔との間に間隙を形成して屈曲する可撓部と、上記容器本体内と上記中栓内を連通させる空間が設けられている塗布容器である。
【0010】
上記可撓部は、一定以上の力が加えられると座屈して、弱い力でも上記当接部と上記透孔との間に間隙を維持可能にし、上容器本体と上記中栓を連通状態にする。
【0011】
また、上記中栓の先端部には、上記中栓の上記透孔とこの透孔から突出する上記バルブ部材の上記突部を覆う多孔体で作られた塗布部材が設けられている。
【0012】
また、上記中栓の透孔の周囲には、上記透孔へ近づくにつれて内径が細くなるテーパ面である接触部が設けられ、上記バルブ部材の上記当接部の角度は、上記接触部に対向して平行となる。
【0013】
この発明の塗布容器は、中栓の透孔から突出したバルブ部材の突部を、身体に押し当てて押圧すると、バルブ部材の可撓部が屈曲してバルブ部材の突部は中栓の内側に押し込まれる。このときバルブ部材の当接部は中栓の接触部から離れ、内容物が接触部と当接部の間にできた隙間から流れ出る。押圧をやめるとバルブ部材の可撓部の変形が元に戻り、再び中栓の接触部とバルブ部材の当接部は閉じられ、内容物の流出が止まる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明の第一実施形態の塗布容器10を示すもので、この実施形態の塗布容器10は有底筒状の容器本体12を有し、容器本体12はやや固い合成樹脂で作られている。容器本体12の上端部には径が小さい円筒状の取出口14が一体に形成され、取出口14の外側面には雄ねじ16が形成されている。
【0015】
取出口14には、やや固い合成樹脂、例えば容器本体12と同じ素材で作られた中栓18が嵌合されて取り付けられている。中栓18には、取出口14の内側に嵌合される円筒状の取付部20が設けられ、取付部20の上端部には、取出口14の上端部に当接するフランジ部22が一周して形成されている。そしてフランジ部22の内周縁部に連続して取出口14の外方へ突出する円錐状のノズル部24が形成されている。ノズル部24の先端には小さい径の筒状の注出部26が一体に形成され、注出部26の先端には透孔である注出口27が開口している。ノズル部24の先端部の中栓18の内周面には、透孔の内壁を構成し注出部26へ近づくにつれて内径が細くなるテーパ面である接触部28が形成されている。
【0016】
そして、中栓18の内側には、バルブ部材30が設けられている。バルブ部材30は、柔軟性が高いシリコーンゴムやその他柔軟な樹脂、各種のゴム等で作られ、中栓18のノズル部24の内側にゆとりを有して入れられる円柱状の本体部32が形成されている。そして、本体部32の上端部には、中栓18の注出部26の注出口27に挿通される細長い突部34が一体に形成されている。突部34の突出方向に対して直角な断面形状は角部がとれた略三角形状であり、円筒状の注出口27の内周面の間に3本の空間35が形成される。バルブ部材30の突部34は、中栓18の注出部26よりも長く形成され、装着状態で中栓18の注出部26の注出口27から突部34の先端が突出している。
【0017】
バルブ部材30の、本体部32と突部34の境界部分には、径が異なる本体部32と突部34を繋ぐテーパ面である当接部36が一体に形成されている。当接部36の角度は、中栓18の接触部28に対向して平行になるように形成されている。
【0018】
バルブ部材30の本体部32の下端部には、薄板状の可撓部38が下方に延出して一体に形成されている。可撓部38は、本体部32の下端部32aの周縁部に、押圧方向に対して直線状に傾斜して、互いに等間隔に4箇所設けられ、可撓部38同士の間は透孔状の空間が形成されている。各可撓部38の下端には、環状の取付部40が続けて一体に設けられている。取付部40は、中栓18の取付部20の内周面に緊密に嵌合される大きさである。
【0019】
次に、この実施形態の塗布容器10の使用方法について説明する。容器本体12に、肩こりや皮膚病等を治す液体の医薬品を入れ、容器本体12の取出口14に、予めバルブ部材30を係止した中栓18を取り付ける。さらに容器本体12の取出口14には、中栓18とバルブ部材30を覆う図示しない外蓋を、雄ねじ16に螺合させて取り付ける。
【0020】
そして、容器本体12から内容物を取り出すときは、容器本体12を逆さまにして中栓18の、注出部26の注出口27から突出する突部34の先端を身体表面に押し当てる。このとき内容物は、可撓部38同士の間に位置する隙間を通過して、中栓18のノズル部24とバルブ部材30の本体部32の間に充満する。そして、突起34に一定以上の押圧力が生じると、バルブ部材30の可撓部38が座屈してバルブ部材30の突部34が中栓18の注出部26の内側に押し込まれる。座屈した後の反力は小さいので、軽く押さえているだけで開口状態を維持できる。このとき、バルブ部材30の当接部36と中栓18の接触部28が離れ、隙間が形成され、内容物はこの隙間を通過して、中栓18の注出部26の注出口27へ流れ出る。そして内容物は、注出口27内にバルブ部材30により形成された空間35を通過して、注出口27から流れ出し、身体に塗布される。そして、容器本体12を身体表面上で移動することにより、身体表面に内容物を薄く広げることができる。
【0021】
塗布容器10から、任意の量の内容物を取り出した後、バルブ部材30の突部34の押圧をやめるとバルブ部材30の押圧が解除され、バルブ部材30の可撓部38の変形が復元してバルブ部材30が元の位置に戻る。そして、バルブ部材30の当接部36は、再び中栓18の接触部28に当接する。座屈していない状態のバルブ部材30の反力は大きいので、当接面は強く押さえられる。さらに、バルブ部材30は柔軟性が高い素材で作られているため、中栓18に密着し、内容物は確実に流れ出なくなる。
【0022】
この実施形態の塗布容器10は、バルブ部材30が柔軟性の高い素材で作られているため、中栓18に密着し、不使用時の内容物の液漏れを確実に防ぐことができる。さらに、バルブ部材30の突部34をある程度の力で押圧するとバルブ部材30の可撓部38が座屈するため、少しの力で中栓18とバルブ部材30の間に大きい隙間が生じ、内容物を容易に取り出すことができる。また、可撓部38が座屈するときに、クリック感を生じさせるため、そのクリック感により使用者は内容物が出るかどうかを容易に判断することができる。また、バルブ部材30はゴム等の柔軟な素材で作られ、樹脂のようなクリープ現象を起こしにくく、また可撓部38は板状に形成されて経時変化を起こしにくいいため、安定した開閉動作が可能となる。中栓18の注出部26とバルブ部材30の突部34の間には突部34の突出方向に沿って空間35が3本形成されるため、一度突出部28内に流れ出た内容物は速やかに注出口27から外へ出すことができ衛生的である。そして、可撓部38は、バルブ部材30が柔軟なゴム等の弾性体で作られているため、突部に接触した身体表面を傷つけたり痛みを与えたりすることがなく、安全である。
【0023】
次にこの発明の第二実施形態について図4に基づいて説明する。ここで、上述の実施の形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の塗布容器42は、容器本体12の取出口14に取り付けられる中栓44が設けられている。中栓44は、取出口14の内側に嵌合される円筒状の取付部46が設けられ、取付部46の下端部には、取付部46の内側へ向かってL字形に折り曲げられた係止部67が一周して設けられている。
【0024】
取付部46の上端部付近には内側に突出する内側フランジ部48が一周して形成されている。一周する内側フランジ部48に囲まれた中心は開口部49となっている。そして内側フランジ部48の内周面は、下側の角部が斜めに切り欠かれて接触面50が形成されている。内側フランジ部48の基端部付近には、上方とわずかに側方に丸く突出する膨出部52が一周して形成されている。取付部46の外側面には、膨出部52よりも少し下側に、側方へ突出する外側フランジ部54が一周して形成されている。
【0025】
外側フランジ部54の外側には、円筒形で直径方向の断面形状がL字形の枠部材56が膨出部52に接して嵌合し接着されている。枠部材56と膨出部52の間には、スポンジ等の多孔体で作られた塗布部材58の周縁部が位置し、中栓44の開口部49及び膨出部52を覆っている。塗布部材58は円形に切断されたシート状物であり、その周縁部が膨出部52と枠部材56に狭持され、中栓44の内側フランジ部48と後述するバルブ部材60を覆って取り付けられている。
【0026】
中栓44の内側には、バルブ部材60が設けられている。バルブ部材60は、柔軟性が高いシリコーン樹脂やその他合成樹脂、各種ゴム等で作られ、中栓44の取付部46の内側に入れられる円柱状の本体部62が設けられている。そして、本体部62の内側は、下面に開口する空間が設けられた中空である。本体部62の上端部には、中栓44の内側フランジ部48の開口部49に挿通される突部64が一体に形成されている。突部64は上方に膨出する半球状であり、内側フランジ部48よりも外側に突出している。
【0027】
また、バルブ部材60の本体部62と突部64の境界には、径が異なる突部64と本体部62を繋ぐテーパ面である当接部66が一体に形成されている。当接部66の角度は、中栓44の接触部50に対向して平行に形成されている。本体部62の下端部には、薄板状の可撓部68が下方に延出して一体に形成されている。可撓部68は、本体部62の下端部62aの周縁部に互いに等間隔に4箇所に設けられ、可撓部68同士の間は透孔状の空間が形成されている。各可撓部68の先端には、環状の取付部70が連続して一体に設けられている。取付部70は、中栓44の取付部46の内周面に嵌合される大きさに形成され、取付部46の係止部67に係止され、落脱を防いでいる。
【0028】
次に、この実施形態の塗布容器42の使用方法について説明する。容器本体12に肩こりや皮膚病を治す液体の医薬品を入れ、容器本体12の取出口14に、予めバルブ部材60を取り付けた中栓44を取り付ける。さらに容器本体12の取出口14には、中栓44とバルブ部材60を覆う図示しない外蓋を、雄ねじ16に螺合させて取り付ける。
【0029】
そして、容器本体12から内容物を取り出すときは、容器本体12を逆さまにして塗布部材58を身体表面に押し当てる。このとき内容物は可撓部68同士の間に位置する隙間を通過して、中栓44のノズル部とバルブ部材60の本体部62の間に充満する。そして塗布部材58は容易に変形して身体に密着し、また突部64が身体に押圧され一定以上の押圧力が生じると、バルブ部材60の可撓部68が座屈してバルブ部材60の突部64が中栓44の内側に押し込まれる。このとき、バルブ部材60の当接部66と中栓44の接触部50が離れ、隙間が形成され、内容物はこの隙間を通過して、中栓44と塗布部材58の多数の細孔内に充満する。内容物は、塗布部材58の細孔を通過して外側へ流れ身体に塗布される。そして、容器本体12を移動することにより、身体に内容物を薄く広げることができる。
【0030】
塗布容器42から、任意の量の内容物を取り出した後、塗布部材58の押圧をやめるとバルブ部材60の突部64の押圧が解除され、バルブ部材60の可撓部68の変形が復元してバルブ部材60が元の位置に戻る。そして、バルブ部材60の当接部66は再び中栓44の接触部50に当接する。このとき、バルブ部材60は柔軟性が高い素材で作られているため、中栓44に密着し、内容物は確実に流れ出なくなる。
【0031】
この実施形態の塗布容器42は、上記実施の形態と同様の効果を有するものである。さらに、身体表面に当接する部分が塗布部材58であるため、内容物が塗布部材58の細孔から均等に流れ出るため、内容物を身体に広く均等に取り付けることができる。また、塗布部材58は柔軟な素材で作られているため、感触が柔らかくて良好である。
【0032】
なお、この実施形態の塗布部材は、上記各実施形態に限定されるものではなく、各部材の形状や素材等変更可能である。バブル部材の取付部は、第一実施形態のようにバブル部材の素材の柔軟性により中栓の取付部に係止されても良く、第二実施形態のように中栓に形成された係止部に係止されても良い。
【0033】
【発明の効果】
この発明の塗布容器は、内容物の取り出し操作が確実であるとともに、中栓とバルブ部材とが確実に密着し、内容物の液漏れや液垂れ等を起こさず、身体の所定の箇所に適量の内容物を塗布することができる。さらに、バルブ部材を少しの力で押圧することにより中栓とバルブ部材の間で大きい隙間が生じ、内容物を容易に取り出して身体に塗布することができる。また、内容物を取り出していないときは、バルブ部材が中栓に密着して液漏れを確実に防ぐことができる。外部に露出した突部も柔軟な弾性体で構成することにより、身体に当接する部分が柔らかく、皮膚を傷つけることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一実施形態の塗布容器の拡大縦断面図である。
【図2】 この実施形態の塗布容器の、内容物が出る状態を示した拡大縦断面図である。
【図3】 この実施形態の塗布容器の部分縦断面図である。
【図4】 この発明の第二実施形態の塗布容器の拡大縦断面図である。
【図5】 従来の技術の塗布容器の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10 塗布容器
12 容器本体
14 取出口
16 雄ねじ
18 中栓
20 取付部
22 フランジ部
24 ノズル部
26 注出部
27 注出口
28 接触部
30 バルブ部材
32 本体部
34 突部
36 当接部
38 可撓部
40 取付部

Claims (2)

  1. 一端部に取出口が形成された容器本体と、上記取出口を塞いで設けられこの取出口の中心位置に透孔が形成されている中栓と、上記中栓内側に設けられ柔軟な弾性体で作られたバルブ部材が設けられ、上記バルブ部材には、上記中栓に係止される取付部と、上記中栓の上記透孔に挿通されその先端が上記中栓の外側に突出する突部と、上記突部の基端部付近に形成され上記中栓の上記透孔の周囲に密着しその透孔を閉塞する当接部と、上記当接部と上記取付部の間に押圧方向に対して直線状に傾斜して設けられ一定以上の押圧力が加えられるとこの押圧力よりも相対的に小さい反発力を残して座屈し、上記当接部と上記透孔との間に間隙を形成して屈曲する可撓部と、上記容器本体内と上記中栓内を連通させる空間が設けられていることを特徴とする塗布容器。
  2. 中栓の先端部には、上記中栓の上記透孔とこの透孔から突出する上記バルブ部材の上記突部を覆う多孔体で作られた塗布部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の塗布容器。
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