JP4917796B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

この発明は、燃料ガス供給手段と燃料電池との間に設けられる燃料ガス遮断弁の開故障を検出し、開故障を検出したときに適切な応急対策を可能とした燃料電池システムに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側にそれぞれアノード電極(燃料極)及びカソード電極(酸化剤極)を設けた電解質膜・電極構造体を、一対のセパレータによって挟んで保持するとともに、アノード電極とセパレータとの間に燃料ガス流路が形成される一方、カソード電極とセパレータとの間に酸化剤ガス流路が形成されている。この燃料電池は、通常、電解質膜・電極構造体及びセパレータを所定数だけ積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池システムにおいて、燃料ガスタンクから燃料ガス供給流路を通じ、燃料電池内の前記燃料ガス流路を介してアノード電極に供給された燃料ガス、例えば、水素含有ガスは、電極触媒上で水素イオン化され、電解質膜を介してカソード電極へと移動し、その移動の間に生じた電子が外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。カソード電極には、酸化剤ガス供給手段から酸化剤ガス供給流路を通じ、前記燃料電池内の前記酸化剤ガス流路を介して酸化剤ガス、例えば、空気等の酸素含有ガスが供給されているために、このカソード電極において、水素イオン、電子及び酸素ガスが反応して水が生成される。
このような燃料電池システムにおいて、前記燃料ガスタンクと前記燃料電池との間の前記燃料ガス供給流路に燃料ガスの流通を遮断する遮断弁が設けられる(特許文献1)。燃料電池システムのシステム停止中、この遮断弁を閉弁することで、例えば、前記電解質膜・電極構造体が保護される。すなわち、燃料電池が保護される。
また、車両用ガス燃料供給システムにおいて、燃料ガス供給流路中に設けられた遮断弁の他、燃料ガスタンクに一体的に設けられた、いわゆるインタンク遮断弁(一体型遮断弁)を備えた構成が開示されている(特許文献2)。
特開2003−308868号公報(段落[0027]) 特開2000−274311号公報(段落[0030])
ところで、燃料電池システムにおいては、システムの停止時に、前記電解質膜・電極構造体の保護等の観点から、遮断弁が開弁した状態のままになること(開故障)を検出することが必要である。この開故障を検出するために、遮断弁の下流側に圧力センサが設けられる。システムの停止時に遮断弁に弁指令を供給したにも拘わらず、前記圧力センサにより検出される圧力が低下しない場合には、遮断弁の開故障と判断される。
上記特許文献1の構成において遮断弁の下流側に圧力センサを設けることで、遮断弁の開故障を検出することはできるが、遮断弁の開故障状態が継続していると、システムの停止時においては酸化剤ガス流路が大気に開放されカソード電極面側(カソード電極経路)の圧力が低下しているにも拘らず、アノード電極面側(アノード電極経路)には燃料ガス圧力がかかったままになることから前記電解質膜・電極構造体を保護することができなくなり、燃料電池が劣化するという問題がある。
また、上記特許文献2の構成において、遮断弁の下流側に圧力センサを設けた場合でも、システムの停止時に上流側の一体型遮断弁が閉弁されると、実際には遮断弁が開故障しているにも拘らず、圧力センサにより検出される圧力が低下することから、遮断弁が正常であると判断されてしまうという誤検出が発生する。
この発明は、上記した課題を考慮してなされたものであって、遮断弁が開故障しても、燃料電池の劣化を抑制することを可能とする燃料電池システムを提供することを目的とする。
また、この発明は、遮断弁の上流側に、燃料ガス供給手段に一体型遮断弁が設けられた燃料電池システムにおいても、遮断弁の開故障を確実に検出することを可能とする燃料電池システムを提供することを目的とする。
この項では、理解の容易化のために添付図面中の一例の符号の一部を付けて説明する。したがって、この項に記載した内容がその符号を付けたものに限定して解釈されるものではない。
この発明に係る燃料電池システム(10)は、燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段(42)と、酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段(36)と、前記燃料ガス供給手段から燃料ガス供給流路(28)を通じてアノード電極に供給される前記燃料ガスと前記酸化剤ガス供給手段から酸化剤ガス供給流路(34)を通じてカソード電極に供給される前記酸化剤ガスとにより発電する燃料電池(14)と、を備える燃料電池システムにおいて、以下の[1]〜[3]の特徴を有する。
[1]前記燃料ガス供給流路(28)に、前記燃料ガス供給手段(42)から前記燃料電池(14)の入口までの間に順に設けられる第2遮断弁(43)と、第2圧力調整手段(46)と、第2圧力検出手段(48)と、第1遮断弁(50)と、基準信号に応じて前記燃料電池(14)の入口圧を調整する第1圧力調整手段(52)、第1圧力検出手段(54)と
前記第2遮断弁(43)及び前記第1遮断弁(50)に閉弁指令が供給されているとき、前記第1圧力検出手段(54)により検出される圧力の変化と、前記第2圧力検出手段(48)により検出される圧力の変化とに基づいて前記第1遮断弁(50)の開故障を検出する開故障検出手段(70)と、
前記燃料電池システムの停止時に、前記開故障検出手段(70)により前記第1遮断弁(50)の開故障を検出したとき、前記基準信号を調整し前記第1圧力調整手段(52)を代替遮断弁として動作させる代替遮断制御手段(70)と、
を備えることを特徴とする。
[2]上記特徴[1]を有する発明において、前記第1圧力調整手段は、前記酸化剤ガス供給流路に接続される信号圧供給流路(67)を介して供給される酸化剤ガス圧力を信号圧として、前記入口圧を調整し、かつ前記信号圧供給流路が大気に開放されたとき、前記燃料ガス供給流路を遮断する構成とされており、
前記代替遮断制御手段は、前記第1遮断弁の開故障を検出したとき、前記信号圧供給流路を前記大気に開放することを特徴とする。
[3]上記特徴[2]を有する発明において、さらに、前記信号圧供給流路(67)にガスインジェクタが設けられ、前記代替遮断制御手段は、前記ガスインジェクタからの前記酸化剤ガスの噴出量を制御することで前記信号圧を調整するとともに、前記第1遮断弁の開故障を検出したとき、前記ガスインジェクタに全開信号供給し、前記信号圧供給流路を前記ガスインジェクタを介して前記大気に開放することを特徴とする。
この発明によれば、燃料ガス供給流路中に、燃料ガス供給手段から燃料電池の入口までの間に、第2遮断弁と、第2圧力調整手段と、第2圧力検出手段と、第1遮断弁と、基準信号に応じて前記燃料電池の入口圧を調整する第1圧力調整手段と、第1圧力検出手段と、が順に設けられた燃料電池システムにおいて、前記第2遮断弁及び前記第1遮断弁に閉弁指令が供給されているとき、前記第1圧力検出手段により検出される圧力の変化と、前記第2圧力検出手段により検出される圧力の変化とに基づいて前記第1遮断弁の開故障が検出されたとき、第1圧力調整手段を代替遮断弁として動作させるようにしているので、アノード電極経路の燃料ガス圧力を低下させることができ燃料電池の劣化を抑制することができるとともに、第1遮断弁の開故障の誤検出を解消して、前記第1遮断弁の開故障を確実に検出することができる
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態が適用された燃料電池システム10の概略構成図である。
この燃料電池システム10は、基本的には、燃料電池14と、この燃料電池14に燃料ガス{この実施形態では水素(H2)ガス}を供給する燃料ガス供給手段としての高圧の水素タンク42と、前記燃料電池14に酸化剤ガスを含む空気を供給する酸化剤ガス供給手段としてのエアコンプレッサ36と、燃料電池14の出力を補助するとともに、この燃料電池14の発電電力により充電されるバッテリ16と、走行用の駆動モータ等を含む負荷18とから構成される。ここでバッテリ16は、キャパシタに代替することも可能である。
燃料電池14は、固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで挟んで保持して構成される燃料電池セルを、複数積層させて一体化させたスタック構造になっている。
燃料電池14には、水素ガスを供給するための水素供給口20と、燃料電池14から排出される未使用の水素ガスを含む排ガスを排出するための水素排出口22と、燃料電池14に、空気を供給するための空気供給口24と、未使用の酸素を含む空気を燃料電池14から排出するための空気排出口26とが設けられている。
水素供給口20には、燃料ガス供給流路としての水素供給流路28が連通される。
水素タンク42と一体的にインタンク電磁弁の一体型遮断弁43が設けられている。この水素タンク42を、一体型遮断弁付き水素タンク42ともいう。
水素タンク42と燃料電池14の水素供給口20のとの間の水素供給流路28には、水素ガス供給の上流側(水素タンク42側)から下流側(燃料電池14側)に向かって、高圧Phを検出する圧力センサ44と、出口圧固定のレギュレータ(第2圧力調整手段)46と、中圧P2を検出する圧力センサ(第2圧力検出手段)48と、水素ガスの供給を遮断する遮断弁50と、出口圧(燃料出口14の入口圧)が可変のレギュレータ(第1圧力調整手段、代替遮断弁)52と、燃料電池14の入口圧P1を検出する圧力センサ(第1圧力検出手段)54とが設けられる。
水素タンク42から水素供給流路28を介し、水素供給口20を通じて燃料電池14に水素ガスが供給され、燃料電池14で使用されなかった未使用の水素ガスを含む排ガスが水素排出口22から水素排出流路56に供給される。
水素排出流路56には、燃料電池14のアノード電極経路に溜まった水やカソード電極から電解質膜を透過してアノード電極経路に混入した窒素ガスを含む燃料ガスを水素パージ流路58、希釈ボックス60及び排出流路62を介して外部(外気・大気)に排出して発電安定性を確保するために通常発電運転時等に適宜開放される比較的大流量の水素パージ弁30が設けられる他、図示しないキャッチタンクに溜まった水等を水素ガスを含む排出ガスとともに、排出流路64、希釈ボックス60及び排出流路62を介して大気に排出するための比較的小流量のドレイン弁32が設けられている。
一方、空気供給口24には、空気供給流路(酸化剤ガス供給流路)34が連通され、この空気供給流路34には、大気からの空気を圧縮して供給するエアコンプレッサ用モータと一体となったエアコンプレッサ36が設けられるとともに、エアコンプレッサ36から吐出された圧縮空気(酸化剤ガス圧力)を信号圧(基準信号)としてレギュレータ52の信号圧入力端に供給する信号圧供給流路67が設けられている。
信号圧供給流路67には、レギュレータ52の出口圧を調整するガスインジェクタとしての空気噴出装置であるエアインジェクタ66が設けられている。
エアインジェクタ66には、図示しない信号圧開放弁を通じて信号圧開放流路68が設けられている。前記信号圧開放弁をオンオフ制御することで、信号圧供給流路67から信号圧入力端に供給される信号圧を変化させてレギュレータ52の弁の開度を調整する。エアインジェクタ66の前記信号圧開放弁が開放されると、信号圧開放流路68を通じて信号圧が大気に抜かれてレギュレータ52に信号圧がかからないようになる。換言すれば、レギュレータ52に供給される信号圧が大気圧になる。
レギュレータ52は、バネ圧力によりノーマルクローズとなる弁を有しているので、信号圧供給流路67から供給される信号圧がエアインジェクタ66の信号圧開放流路68を通じて大気に抜かれると、レギュレータ52のノーマルクローズとなる弁が閉弁し水素供給流路28を遮断する構成となっている。
空気排出口26は、空気排出流路40、希釈ボックス60及び排出流路62を通じて大気に連通している。
なお、希釈ボックス60は、水素パージ流路58及び排出流路64を通じて供給される燃料ガス(排ガス)を空気排出流路40から供給される酸化剤ガスにより希釈し、排出流路62を通じて外部に排出する機能を有する。
さらに、燃料電池システム10には、制御装置70が設けられ、この制御装置70には、燃料電池システム10を起動させ、また停止させるイグニッションスイッチ(起動・停止信号供給手段)76が接続されている。
制御装置70は、一体型遮断弁43、遮断弁50、水素パージ弁30、ドレイン弁32の開弁・閉弁制御(指令)、エアコンプレッサ36の吐出空気量の制御(指令)、燃料電池14から出力される発電電力の負荷18及びバッテリ16への配分制御(指令)、エアインジェクタ66を通じてのレギュレータ52の弁開度の制御(指令)等を含め、燃料電池システム10の全ての動作を制御する。
この実施形態において、制御装置70は、コンピュータ(ECU)により構成され、圧力センサ44、48、54からの圧力Ph、P2、P1、燃料電池14からのセル電圧Vfc、イグニッションスイッチ76のオンオフ操作等の各種入力に基づきメモリに記憶されているプログラムを実行することで、上記した各種弁、エアインジェクタ66、エアコンプレッサ36、及び負荷18を制御して各種の機能を実現する機能手段としても動作する。この実施形態において、制御装置70は、遮断弁50の開故障を検出する開故障検出手段、遮断弁50の開故障を検出したときに、レギュレータ52を代替遮断手段として機能させる代替遮断制御手段の他、計時手段(カウンタ・タイマ)等として機能する。
なお、図1において、太い実線は電力線を示し、点線は信号線を示す。また、二重線は、配管を示している。
基本的には、以上のように構成される燃料電池システム10について、以下、主に、イグニッションスイッチ76のオフ操作後の一体型遮断弁43の故障検出処理、遮断弁50の故障検出処理及び遮断弁50が開故障していた場合の代替遮断制御について、A.一体型遮断弁・遮断弁故障検出処理、B.代替遮断制御処理の順に動作を説明する。
A.一体型遮断弁・遮断弁故障検出処理について、図2、図3のフローチャート及び図4のタイムチャートを参照して説明する。
ステップS1において、制御装置70が、燃料電池システム10のイグニッションスイッチ76のオン操作を検出したとき、ステップS2において、通常発電運転が行われる。
燃料電池システム10の通常発電運転時には、一体型遮断弁43、遮断弁50を開くとともに、エアコンプレッサ36及びエアインジェクタ66を負荷18の大きさに応じて駆動することで、所定量の水素ガスと酸化剤ガスとが水素供給口20及び空気供給口24を通じて燃料電池14に供給され、アノード電極に供給される水素とカソード電極に供給される酸化剤ガスの酸素とが反応して発電が行われる。
この発電の過程について説明すると、アノード電極において水素ガスが水素イオン化され水素イオンと電子が発生する。水素イオンは電解質膜内を水分を伴ってカソード電極側に到達する。発生した電子は、アノード電極から発電電流Ifcとして出力され、外部負荷(負荷18、バッテリ16、及びエアコンプレッサ36)を通じカソード電極に到達する。そして、電解質膜のカソード電極側で、酸素が水素イオン及び電子と結合して水になる。
ステップS2の通常発電中に、ステップS3において、イグニッションスイッチ76のオフ操作を検出したとき(図4中、時点t0)、負荷18が無負荷とされ、ステップS4において、燃料電池14の次回の起動のため等に、燃料電池14の発電電流Ifcによりバッテリ16が充電される。
このバッテリ充電が完了した時(時点t1)、ステップS6において、一体型遮断弁43に開弁指令を供給する。
次いで、ステップS6において、一体型遮断弁43の故障検出処理が行われる。
この故障検出処理では、一体型遮断弁43の出口側の圧力センサ44により検出される高圧Phの時間的変化を監視する。一体型遮断弁43が正常に閉弁していると、図4に示すように、時点t1以降で圧力センサ44により検出される高圧Phが徐々に低下する。
高圧Phが所定値低下した時点t2で、一体型遮断弁43が正常に閉弁したと判定し、ステップS7において、遮断弁50に閉弁指令を供給する。
次いで、図3のフローチャートに詳細を示すステップS8の遮断弁故障検出処理を実行する。
ステップS8aにおいて、時点t2で、圧力センサP1、P2により入口圧P1と中圧P2を検出し、それそれ、初期入口圧P1a、初期中圧P2aとしてメモリに記憶する。
次いで、ステップS8bにおいて、所定時間T1(時点t2〜t3)の経過を待つ。この所定時間T1の経過中、燃料電池14の水素供給口20側に設けられている圧力センサ54により検出される入口圧P1の変化を監視するとともに、遮断弁50の上流側に設けられている圧力センサ48により検出される中圧P2の変化を監視する。
時点t2で遮断弁50が正常に閉弁していると、図4に示すように、時点t2以降でも中圧P2は変化せず、入口圧P1は徐々に低下する。
所定時間T1の経過時点t3からステップS8cでの遮断弁50の開故障検出計算(後述)を開始し、ステップS8dにおいて希釈掃気完了と判断する所定時間T2の経過時点t4まで、開故障検出計算を連続的に実行する。
エアコンプレッサ36は、イグニッションスイッチ76がオフ操作された時点t0〜t4の間で、燃料電池14内のカソード電極経路の液滴を吹き飛ばす等のために、酸化剤ガスの供給が増量されるように駆動される。この場合、時点t0から時点t2〜t3の間の時点まで、この増量した酸化剤ガスにより燃料電池14内のカソード電極経路に貯留する水分等を、空気排出口26、空気排出流路40、希釈ボックス60、及び排出流路62を通じて排出するカソード電極側掃気処理が行われる。そして、さらに、時点t2と時点t3の間の時点から時点t4までの間に、ドレイン弁32及び水素パージ弁30が適宜開弁され、燃料電池14内のアノード電極経路に残っている水素ガスが、希釈ボックス60内で酸化剤ガスにより希釈されて排出流路62を通じて大気に排出され、時点t3で入口圧P1が所定圧力(閾値)P1thまで低下するとアノード圧力低下処理が完了とされ、その後、所定時間T2の経過後の時点t4で希釈掃気処理が完了と判断される。この希釈掃気処理の完了は、この実施形態のように入口圧P1が所定圧力P1thまで低下してからの所定時間T2の計時、あるいは、希釈ボックス60の排出流路62に設けた水素濃度センサ(不図示)の値により判断することができる。
時点t4で、エアコンプレッサ36の駆動が停止され、空気供給流路34は、燃料電池14内の酸化剤ガス経路、空気排出流路40、希釈ボックス60、及び排出流路62を通じて、外部(大気)に開放される。
そのため、時点t4において、信号圧供給流路67の信号圧がなくなり(大気圧になり)、ノーマルクローズ弁を有するレギュレータ52も閉弁する。この時点t4以降、レギュレータ52とドレイン弁32、水素パージ弁30が閉弁していることにより燃料電池14のアノード電極経路は、外部と連通しない閉経路となる。
時点t4以降、さらに、負荷18が無負荷状態(開放)から有負荷状態(ディスチャージ抵抗器が接続された状態)となり、燃料電池14内に残存する水素ガスと酸化剤ガスとが反応して発電消費されることで入口圧P1がさらに徐々に低下する。
ここで、所定時間T1の経過時点t3からステップS8cでの遮断弁50の開故障検出計算を開始し、ステップS8dにおいて希釈掃気完了と判断する所定時間T2の経過時点t4までの前記開故障検出計算について説明する。
遮断弁50に閉弁指令を供給する時点t2において圧力センサ54により検出される入口圧P1を上述したように初期入口圧P1aとし、時点t3〜t4の間に所定時間毎に連続的に検出される入口圧P1を、現在入口圧P1bとする。
また、時点t2において圧力センサ48により検出される中圧P2を上述したように初期中圧P2aとし、時点t3〜t4の間に所定時間毎に連続的に検出される中圧P2を、現在中圧P2bとする。
この場合、所定時間T2の経過時点t4で、次の(1)式に示す、初期入口圧P1aと現在入口圧P1bとの差(入口圧力差)P1a−P1bが所定値ΔP1以上であって、かつ(2)式に示す、初期中圧P2aと現在中圧P2bとの差(中圧圧力差)P2a−P2bが所定値ΔP2未満であるときに、ステップS8eで遮断弁50が正常に閉弁したと判断し、所定時間T2を経過する前に、(1)式と(2)式のいずれか1方の式の関係が成立していなかった場合には、ステップS8fで遮断弁50が開故障したと判断し、開故障フラグを立てる。
P1a−P1b≧ΔP1 …(1)
P2a−P2b<ΔP2 …(2)
(1)、(2)式の入口圧P1と中圧P2の両方で遮断弁50の開故障を判断する理由について説明する。
入口圧力差P1a−P1bが所定値ΔP1以上で正常と判断する(1)式のみの条件では、遮断弁50の上流側に設けられている水素タンク42の一体型遮断弁43が閉弁していると、遮断弁50が開故障していても、入口圧力差P1a−P1bが所定値ΔP1以上となるので誤検出となる。この場合、一体型遮断弁43と遮断弁50との間の水素供給流路28の圧力である中圧P2の変化(P2a−P2b)を監視することにより、遮断弁50が閉弁していれば、仮に一体型遮断弁43が開故障していても、中圧圧力差P2a−P2bが変化しないので所定値ΔP2未満であれば、遮断弁50が閉弁していると判断することができる。
また、中圧圧力差P2a−P2bが所定値ΔP2未満という条件のみが成立することで遮断弁50が閉弁していると判断すると、一体型遮断弁43と遮断弁50の両方が開故障しているときに、遮断弁50の上流側に設けられている出口圧固定のレギュレータ46の動作により中圧P2が低下しないので、同様に誤検出となる。
B.次に、ステップS8で遮断弁50が開故障していると検出された場合のステップS9の代替遮断制御処理について、遮断弁50が正常に閉弁している場合の処理も含めて、図5のフローチャート及び図6のタイムチャートを参照して説明する。
図6のタイムチャートにおいて、図4のタイムチャートの内容に対応する時点については、同一の時点を記載している。
図6のタイムチャートの時点t0〜t2の間は、図4のタイムチャートの時点t0〜t2の間の処理を省略して描いている。図6のイグニッションスイッチ76がオフ操作されたことを検出した時点t0で、エアコンプレッサ36の出力流量の増量駆動が行われて、燃料電池14の空気供給口24の空気入口流量・圧力が、カソード電極経路の掃気処理のため等に増加されたこと分かる。
図6の時点t2において、一体型遮断弁43の故障検出が完了し、遮断弁50に閉弁指令が供給される。
この時点t2以降、ステップS9aに示す、入口圧P1が所定圧P1th以下の値となって(前記図4中の時点t3)、かつ希釈掃気処理が完了(図4中の時点t4)したかどうかが判断される。
ステップS9aの判断が否定的であるとき、ステップS9bで上述したステップS8の遮断弁故障検知処理の結果、遮断弁50の開故障フラグが立っているかどうかを確認し、開故障フラグが立っていた場合には、ステップS9cでのエアインジェクタ66に全開指令が供給される(図6中、時点t2a)。
時点t2aで、エアインジェクタ66に全開指令が供給されると内部の信号圧開放弁が開放され、信号圧開放流路68を通じて信号圧供給流路67から信号圧が大気に抜かれ、レギュレータ52に信号圧がかからないようになる。その結果、レギュレータ52は、バネ圧力により内部の弁がノーマルクローズとなってレギュレータ52が閉弁し、開故障している遮断弁50に対してレギュレータ52の閉弁が代替され水素供給流路28が遮断される。
次いで、ステップS9aに戻り、レギュレータ52が閉弁されるとドレイン弁32が開弁されることや(時点t2a〜t2b)、残存する燃料電池14内の水素ガスと酸化剤ガスによる反応による発電の継続(この発電エネルギは、エアコンプレッサ36を作動させるのに利用される。)、並びに水素パージ弁30の開弁(時点t2b〜t3´)により入口圧P1が低下する。
この時点t2以降、ステップS9aに示す、入口圧P1が所定圧P1th以下の値になって(図6中の時点t3´)、かつ希釈掃気処理が完了(図6中の時点t4´)したかどうかが判断され、入口圧P1の低下処理及び希釈掃気が完了すると、ステップS9dにおいて、エアコンプレッサ36が停止されることで、エアインジェクタ66の作動が停止し、信号圧開放弁がバネ力によりノーマルクローズ状態となる。すなわち、エアコンプレッサ36が停止されることで、信号圧供給流路67は、空気供給流路34、燃料電池14内のカソード電極経路、空気排出流路40、希釈ボックス60及び排出流路62を通じて大気に連通していることからレギュレータ52の信号圧が大気圧となり閉弁状態が保持される。
次いで、ステップS9eのディスチャージ処理が開始されると、時点t4´以降、さらに、負荷18が無負荷状態(開放)から有負荷状態(ディスチャージ抵抗器が接続された状態)となり、燃料電池14内に残存する水素ガスと酸化剤ガスとが反応して水素ガスが発電消費されることで入口圧P1がさらに徐々に低下する。
このとき、時点t5に示すように、発電電圧Vfcが所定電圧(閾値)Vfcthまで低下するとディスチャージ完了とされて負荷18が開放され発電電流Ifcがゼロ値となり燃料電池システム10がシステム停止される。システム停止後、発電電流Ifcが負荷18に対して引かれなくなるので発電電圧Vfcは、僅かに上昇する。
なお、ステップS8eにおいて、遮断弁50が正常であって閉弁している場合には、図4中、時点t4での希釈掃気が完了したとき、ステップS9aの判断が肯定的となり、エアコンプレッサ36が停止され(図6中、時点t4´)、ステップS9eのディスチャージ完了時点t5で燃料電池システム10が停止される。
上述した実施形態において、代替遮断弁としても機能するレギュレータ52は、基準信号として空気圧を信号圧とする空気圧式のレギュレータを利用しているが、図7に示すように、制御装置70から供給される電気信号により出力圧が調整可能な電気式のレギュレータ52Aを用いてもよい。この電気式のレギュレータ52Aにおいても、電気信号が供給されなくなるとバネ圧力によりノーマルクローズとなる弁を有しているので、遮断弁50の開故障を検出したとき、レギュレータ52Aへの基準信号の値をゼロ値とすることでレギュレータ52Aが閉弁して代替遮断弁として機能し、水素供給流路28を遮断することができる。
以上説明したように上述した実施形態によれば、水素タンク42と、エアコンプレッサ36と、水素タンク42から水素供給流路28を通じてアノード電極に供給される水素ガスとエアコンプレッサ36から空気供給流路34を通じてカソード電極に供給される酸化剤ガスとにより発電する燃料電池14とを備える燃料電池システム10において、水素供給流路28中に、水素の供給を遮断する遮断弁50と、この遮断弁50と水素供給口20との間にレギュレータ52とを設け、遮断弁50が開故障したとき、制御装置70によりレギュレータ52を代替遮断弁として動作させるようにしているので、遮断弁50が開故障しても、燃料電池14のアノード電極経路の圧力を低下させることができ、燃料電池14の劣化を抑制することができる。
この場合、レギュレータ52は、信号圧がゼロのときバネ圧力により弁が閉弁する、いわゆるノーマルクローズとなる弁を有する空気圧式のレギュレータ52を使用することができる。なお、レギュレータとしては、ノーマルクローズとなる弁を有する電気式のレギュレータ52Aを使用することもできる。
レギュレータ52は、酸化剤ガスを大気に噴出するエアインジェクタ66が設けられた信号圧供給流路57からの信号圧により駆動され、遮断弁50の開故障が検出されたときには、レギュレータ52の信号圧を調整するエアインジェクタ66から信号圧を抜くようにしているのでレギュレータ52が閉弁し、水素供給流路28を遮断することができる。
また、水素タンク42に一体型遮断弁43が設けられている場合、一体型遮断弁43と遮断弁50との間の水素供給流路28に出力圧固定のレギュレータ46と、このレギュレータ46の出口圧を中圧P2として検出する圧力センサP2とを設けるとともに、レギュレータ52の出口圧、すなわち燃料電池14の入口圧P1を検出する圧力センサ54を設ける。この場合、制御装置70は、一体型遮断弁43と遮断弁50とに閉弁指令が供給されているときに、入口圧P1の変化と中圧P2の変化とに基づいて、一体型遮断弁43の開故障及び遮断弁50の開故障を独立して確実に検出することができる。
この実施形態によれば、レギュレータ52を代替遮断弁として動作させることで遮断弁50の開故障に伴う水素圧力残存による燃料電池14の劣化を抑制することができる。また、中圧P2及び入口圧P1の両圧力の変化を監視することにより、遮断弁50の開故障の誤検出を防止することができる。
この発明の一実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 遮断弁故障検出処理の動作説明に供される全体フローチャートである。 遮断弁故障検出処理の詳細な動作説明に供されるフローチャートである。 遮断弁故障検出処理の動作説明に供されるタイムチャートである。 代替遮断制御処理の詳細な動作説明に供されるフローチャートである。 代替遮断制御処理の動作説明に供されるタイムチャートである。 この発明の他の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。
符号の説明
10…燃料電池システム 14…燃料電池
28…水素供給流路 36…エアコンプレッサ
42…水素タンク 43…一体型電磁弁
44、48、54…圧力センサ 46、52、52A…レギュレータ
50…遮断弁 66…エアインジェクタ
70…制御装置

Claims (3)

  1. 燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段と、前記燃料ガス供給手段から燃料ガス供給流路を通じてアノード電極に供給される前記燃料ガスと前記酸化剤ガス供給手段から酸化剤ガス供給流路を通じてカソード電極に供給される前記酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、を備える燃料電池システムにおいて、
    前記燃料ガス供給流路中に、前記燃料ガス供給手段から前記燃料電池の入口までの間に順に設けられる第2遮断弁と、第2圧力調整手段と、第2圧力検出手段と、第1遮断弁と、基準信号に応じて前記燃料電池の入口圧を調整する第1圧力調整手段と、第1圧力検出手段と
    前記第2遮断弁及び前記第1遮断弁に閉弁指令が供給されているとき、前記第1圧力検出手段により検出される圧力の変化と、前記第2圧力検出手段により検出される圧力の変化とに基づいて前記第1遮断弁の開故障を検出する開故障検出手段と、
    前記燃料電池システムの停止時に、前記開故障検出手段により前記第1遮断弁の開故障を検出したとき、前記基準信号を調整し前記第1圧力調整手段を代替遮断弁として動作させる代替遮断制御手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、
    前記第1圧力調整手段は、前記酸化剤ガス供給流路に接続される信号圧供給流路を介して供給される酸化剤ガス圧力を信号圧として、前記入口圧を調整し、かつ前記信号圧供給流路が大気に開放されたとき、前記燃料ガス供給流路を遮断する構成とされており、
    前記代替遮断制御手段は、前記第1遮断弁の開故障を検出したとき、前記信号圧供給流路を前記大気に開放する
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項2記載の燃料電池システムにおいて、
    さらに、前記信号圧供給流路にガスインジェクタが設けられ、
    前記代替遮断制御手段は、前記ガスインジェクタからの前記酸化剤ガスの噴出量を制御することで前記信号圧を調整するとともに、前記第1遮断弁の開故障を検出したとき、前記ガスインジェクタに全開信号供給し、前記信号圧供給流路を前記ガスインジェクタを介して前記大気に開放する
    ことを特徴とする燃料電池システム。
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