JP4916774B2 - キャップ付き容器 - Google Patents
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Description
本発明に係るキャップ付き容器では、ノズルの基端側開口部が先端側開口部よりも拡径された形状を有し、且つ、ノズルの基端側開口部が先端側開口部の中心から容器本体を傾ける側に偏倚して設けられ、戻し口が容器本体を傾ける側とは反対側に位置して設けられていることから、詰め替え容器から注出された液体を注ぎ入れ易くするために、ノズルを細くし、このノズルと周壁との間に大きな空隙を確保した場合であっても、容器本体に収容された液体をノズルから速やかに注出させることができ、また、容器本体を傾けた際に戻し口から液体が飛び出すことを防ぐことができる。
また、ノズルは、その先端部が斜めにカットされた形状を有し、この斜めにカットされたノズルの先端部が前記容器本体を傾ける側に位置していることが好ましい。
この場合、容器本体を傾けた状態から正立状態に戻したときに、ノズルの先端部における液切れを良くすることができる。
この場合、計量キャップを注出キャップから取り外し、ノズルから注出された液体を計量キャップの計量部で計り取るといった操作を行うことができる。
この場合、計量キャップを注出キャップに被せた状態のまま容器本体を傾けることによって、容器本体に収容された液体を注出口から注出させることができる。一方、計量キャップを取り外して液体を計り取る際には注出口からの液漏れを開閉手段により防ぐことができる。
この場合、カバーキャップがヒンジ部を介して計量キャップに連結されていることから、このカバーキャップを開蓋した際に無くしてしまうといったことを防ぐことができる。
また、ヒンジ部は、計量キャップの容器本体を傾ける側とは反対側に位置して設けられていることが好ましい。これにより、注出口から液体を注出する際にカバーキャップが邪魔とならないように、ヒンジ部とは反対側を下に向けて容器本体を傾けることになるため、使用者に対して容器本体を傾ける向きを通知させることができる。
図1に示すように、本発明を適用したキャップ付き容器1は、例えば液体として液体洗剤が収容された容器本体2と、この容器本体2の口頸部2aに装着される注出キャップ3と、この注出キャップ3に着脱自在に被せられる計量キャップ4とを備えている。
また、ヒンジ部18aは、計量キャップ4の容器本体2を傾ける側とは反対側の側面部に位置して設けられている。この場合、注出口13から液体洗剤を注出する際にカバーキャップ18が邪魔とならないように、ヒンジ部18aとは反対側を下に向けて容器本体2を傾けることになるため、使用者対して容器本体2を傾ける向きを通知させることができる。
また、計量キャップ4は、このような注出キャップ3の外側に嵌合される外嵌合型に限らず、注出キャップ3の内側に嵌合される内嵌合型であってもよい。
例えば図4に示す注出キャップ3のように、注出ノズル5からの液体洗剤の注出性を良くするため、上述した傾斜面部5cを図1に示す場合よりも注出ノズル5の先端側から底壁6に向かって容器本体2を傾ける方向に緩やかに傾斜させた形状とすることも可能である。
また、注出ノズル5は、その長さ方向の中途部から基端部まで容器本体2を傾ける方向に拡径された形状に加えて、容器本体2を傾ける方向と直交する方向に漸次拡径された形状とすることも可能である。この場合、上述した注出ノズル5のバッファ部分を拡大することができる。なお、このとき基端側開口部5aの形状は、容器本体2を傾ける方向に加えて、容器本体2を傾ける方向と直交する方向において、先端側開口部5bよりも拡径された形状となっている。
なお、注出ノズル5には、容器本体2を傾ける側とは反対側を先端部から基端部に向かって切り欠くスリットを設けることも可能である。
以上のようにして、このキャップ開閉機構30では、塗布ノズル31の回動操作によって計量キャップ4の注出口13を開閉することが可能となっている。なお、塗布ノズル31の先端部には、収納位置にて計量キャップ4よりも外側に張り出した鍔部33が設けられている。塗布ノズル31は、この鍔部33によって収納凹部32から容易に起立させることが可能となっている。
以上のようにして、このキャップ開閉機構40では、プッシュプルキャップ41のプッシュプル操作によって計量キャップ4の注出口13を開閉することが可能となっている。なお、プッシュプルキャップ41の側面部には、このプッシュプルキャップ41を引き出す際の滑り止めとなる複数の横溝43が設けられている。
以上のようにして、このキャップ開閉機構50では、トグルキャップ51の揺動操作によって計量キャップ4の注出口13を開閉することが可能となっている。
このポリオキシエチレンアルキルエーテルにおいて、アルキル基は、直鎖状でも分岐を有するものであってもよい。また、アルキル基の炭素数は7〜16であり、好ましくは10〜16であり、更に好ましくは12〜14である。具体的なアルキル基としては、例えばヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基などを挙げることができる。
過酸化水素:三菱瓦斯化学社製、35%水溶液
ヒドロキシエタンジホスホン酸:エチレンジアミンテトラキスメチレンホスホン酸、商品名BRIQUEST422、オルブライトウィルソン社製、60%品
4−メトキシフェノール:商品名MQ−F、川口化学社製、100%品
ポリオキシエチレンアルキルエーテル:ノニオン界面活性剤、ライオン社製、Yiは、上記一般式(1)のノニオン界面活性剤の合計質量に対するnav−2からnav+2の範囲に含まれるノニオン界面活性剤の合計質量の割合である。Yi=84%、アルキル基C12、EO平均付加モル数=5、90%品
LAS−H:炭素数10〜14のアルキルベンゼンスルホン酸、商品名ライポンLH−200、ライオン社製、96%品
Aos−Na:炭素数14のα−オレフィンスルホン酸ナトリウム、商品名リポランLB−440、ライオン社製、38%品
4ホウ素酸Na5水塩:四ホウ酸ナトリウム5水和物、商品名BORAX、BORAX社製、100%品
水酸化ナトリウム:旭硝子社製、25%品
硫酸:日産化学工業社製、62.5%品
香料:特開2003−368398号公報、表7〜14に記載の香料組成物A
さらに、本発明は、口頸部が設けられた容器本体と、この容器本体の口頸部に装着されて容器本体に収容された液体を注出する注出キャップとを備えたキャップ付き容器に対して幅広く適用することが可能である。
Claims (6)
- 口頸部が設けられた容器本体と、前記容器本体の口頸部に装着されて、前記容器本体を傾けることによって、この容器本体に収容された液体を注出する注出キャップとを備えたキャップ付き容器であって、
前記注出キャップは、前記口頸部の内側から上方に向かって立ち上がるノズルと、前記ノズルの基端部から周囲に広がると共に前記容器本体を傾ける方向とは反対方向に傾斜した環状の底壁と、前記ノズルとの間に空隙を隔てて前記底壁の周囲から上方に向かって立ち上がる筒状の周壁と、前記容器本体を傾ける側とは反対側に位置して前記底壁に向かって流れ落ちる液体を前記容器本体内に戻す戻し口とを有し、
前記ノズルは、その基端側開口部が先端側開口部よりも拡径された形状を有し、且つ、その基端側開口部が先端側開口部の中心から前記容器本体を傾ける側に偏倚して設けられ、且つ、前記容器本体を傾ける側の前記周壁の開口周縁部よりも下方に位置して、その長さ方向の中途部から基端部に向かって傾斜する傾斜面部が設けられ、この傾斜面部が設けられた部分の内側に、前記基端側開口部に向かって前記容器本体を傾ける方向に漸次拡径された内部空間を有することを特徴とするキャップ付き容器。 - 前記ノズルは、その先端部が斜めにカットされた形状を有し、この斜めにカットされたノズルの先端部が前記容器本体を傾ける側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のキャップ付き容器。
- 前記注出キャップに着脱自在に被せられると共に、前記注出キャップから取り外して前記ノズルから注出された液体を計り取る計量部が設けられた計量キャップを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ付き容器。
- 前記計量キャップには、前記注出キャップに被せた状態のまま前記容器本体に収容された液体を注出する注出口と、前記注出口を開閉する開閉手段とが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のキャップ付き容器。
- 前記開閉手段は、前記計量キャップにヒンジ部を介して回動可能に設けられたカバーキャップであり、前記ヒンジ部は、前記計量キャップの前記容器本体を傾ける側とは反対側に位置して設けられていることを特徴とする請求項4に記載のキャップ付き容器。
- 前記容器本体に収容された液体が、少なくとも2質量%以上の界面活性剤を含む液体洗剤組成物又は液体漂白剤組成物であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のキャップ付き容器。
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