JP3946922B2 - 容器入り漂白剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣料、台所、硬表面用の液体酸素系漂白性洗浄剤組成物を容器に収容した容器入り漂白剤組成物に関する。特に、本発明は、粘度を有し使用性が高く、使用時の操作に由来する液こぼれ、液だれを生ずることがなく安全性の高い容器入り漂白剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
酸素系漂白剤は、色、柄物に使用できる特徴により、消費者に広く受け入れられている。特に液体タイプの酸素系漂白剤は、その使い勝手の良さが認知され、衣料用漂白剤の主流となっている。そのために、年間に消費される液体酸素系漂白剤の量は年々増加している。
液体酸素系漂白剤には、液体である特性を生かした使用方法がある。すなわち、汚れに直接、液体酸素系漂白剤を塗布することで、高い濃度の液体酸素系漂白剤を作用させて、高い漂白効果を発現することができる。汚れの部位に的確に液体酸素系漂白剤を塗るためには、適度な粘度がある方が操作上好ましい。また、液体酸素系漂白剤に適度な粘度があると、液体酸素系漂白剤の汚れ部位への滞留時間も長くなり、より高い漂白性能を発現することができる。
【0003】
一方、液体酸素系漂白剤の粘度が高くなると、使用時、特に汚れに直接塗布する際に計量キャップからの液切れが悪くなり、液だれが生じ計量キャップを汚したり、ボトル(容器本体)を汚すことがある。さらに、液だれ等に起因して、漂白剤が皮膚に触れたり、周辺を汚染したりする問題が生じる。
計量キャップに漂白剤を計り取る際の液だれを改善するために、ボトル(容器本体)の注ぎ口形状に関する検討が数多くなされている。計量キャップの形状については、内筒と外筒による二重構造を有する計量キャップが多く利用されている。これは外筒部分にねじを設け、ボトル(容器本体)と嵌め合って蓋を閉め、内筒はボトル(容器本体)の内部に位置して解放された状態になることで、内筒に残った漂白剤がボトルに戻る構造になっている。このような構造の計量キャップを、注ぎ口形状を工夫したボトル(容器本体)と共に使用することにより、液だれを効果的に抑制することができる。
【0004】
図17を参照すると、従来の計量キャップ206(タイプJと称する)は、内筒208と、外筒210とを有する。内筒208の内側の形状は円筒形であり、内筒208の外側の形状は円筒形である。外筒210の内側の形状は円筒形であり、外筒210の外側の形状は円筒形である。
計量キャップ206の外筒210の内側には、雌ねじ部分212が設けられている。計量キャップ206の雌ねじ部分212を容器本体の雄ねじ部分にねじ締めすることにより、計量キャップ206を容器本体の開口部に固定することができる。
【0005】
ここで、図17に示すように、従来の計量キャップ206の外筒210の高さ(計量キャップ206の底面206tを基準とした高さ)をhとし、内筒208の高さ(計量キャップ206の底面206tを基準とした高さ)をHとしたときにH−h=bとして、内筒208の開口部端面の外側先端の半径をrとし、前記rを定義した方向と同一方向における外筒210の開口部端面の外側先端の半径をRとしたときに、R−r=aとする。前記rおよび前記Rは、計量キャップの中心軸線を基準として定義する。底面の基準面は、計量キャップの外側の面で定義する。
この場合に、従来の計量キャップ206は、tan-1θ=a/b(数式1)としたときに、θの値は、例えば、60°であった。
【0006】
このようなボトル(容器本体)と計量キャップの組み合わせは、内筒の内部に残った漂白剤の液だれを防止するのに、或る程度は有効である。
しかしながら、計量キャップが二重構造であることにより、不具合も存在する。すなわち、計量キャップの内筒の部分に計量された漂白剤は、被洗物に塗布され、或いは、洗濯機に投入される操作の際に、内筒の外面を伝い、計量キャップの外筒と内筒の間に入り込む現象が生じる。そのままキャップを閉じると、内筒と外筒との間に溜まった漂白剤がボトルの外部に出てくる。
このような液だれによって、ボトルの周辺を汚染したり、または、液ダレした液が皮膚に付着したりする問題が生じる。特に、この現象が生じやすいのは、計量した漂白剤を被洗物に少量ずつ直接塗布する塗布操作の場合である。
【0007】
このような使用方法は、液体漂白剤について、特に推奨される使用方法である。上述した課題を解決するための手段として、特開平9-77102号公報、特開平8-48348号公報、実公平3-33650号公報などに、容器の形状を工夫した例が開示されている。特に、特開平9-77102号公報では、本発明が解決すべき課題である液だれ現象について、詳細に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の文献に開示された方法では、計量キャップに満たすことができる液体の容量の最大値に対して少ない量の漂白剤を塗布する場合には効果があるが、計量キャップに満たすことができる液体の容量の最大値に近い容量の液体を測り取り、塗布する際には、液だれを生じて満足な結果が得られない。
しかも、一般的には、計量キャップに測り取った漂白剤製剤を部分的なしみ汚れに塗布し、残りを洗濯機に投入する方法が行われている。したがって、このことを考慮し、現在の液体漂白剤の使用実態を鑑みると、塗布操作の際には、計量キャップに満たすことができる液体の容量の最大値に近い量の液体が入っている状態を想定する必要がある。
このような使用方法に適しており、かつ、安全で液だれを生じないような計量キャップについては、いまだ満足な物が得られていない。
【0009】
【発明の目的】
本発明の目的は、単に、液だれを生じにくいだけでなく、少なくとも、計量キャップを水平に配置したときに計量キャップの内筒に満たす事ができる液体の体積の最大値の70%以上の液体を測り取り、塗布操作をしても液だれが生ずることがない計量キャップを有する容器入り漂白剤組成物を提供することにある。また、本発明の他の目的は、ボトル(容器本体)に計量キャップを固定しても、ボトル(容器本体)や、周辺を汚染することなく、安心して使用することができる計量キャップを有する容器入り漂白剤組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の容器入り漂白剤組成物の発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究した結果、計量キャップの形状と漂白剤組成物の粘度とを組み合わせた特定の条件を満たすことによって、最も一般的な使用方法においても計量キャップから生じる液だれを抑制することができることを見いだして、上記の課題を解決することができた。すなわち、本発明の容器入り漂白剤組成物は、25℃における粘度が20mPa・s(ミリパスカル×秒)以上であり、かつ100mPa・s(ミリパスカル×秒)以下である漂白剤組成物を、以下に示す特徴をもった計量キャップを有するボトル(容器本体)に充填したことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの形状は、2重構造になった筒状の形状を有する。このような計量キャップの内筒に漂白剤組成物を注ぐことにより計量を行うことができる。
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの材質は臨界表面張力が好ましくは0.015N/m以上、より好ましくは0.020N/m以上の熱可塑性樹脂であるのが好ましい。臨界表面張力はジスマン(Zisman)の方法に従って測定する。
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの材質としては、臨界表面張力を満たすものであれば低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンポリマー、ポリエチレンテレフタレート等いかなる樹脂も使用することができる。本発明における計量キャップの材質は、好ましくは、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンである。
【0012】
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器には、顔料を用いて着色を施しても良く、含金顔料としてフタロシアニン系顔料、含チタン顔料、酸化クロム、コバルト、シリカ、アルミナ等を、一般顔料として、アゾ系顔料、アントラキノン顔料、ペリノン系顔料、チオインジゴ系顔料等有機顔料を用いることができる。臨界表面張力が低すぎると液切れが悪く液だれの原因となる。
【0013】
さらに、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器には、酸化防止剤や帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤等一般的な容器用添加剤を添加することができる。これらの添加剤によって表面張力を変化させることもできる。
さらに、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップの形状については、以下の条件を満たす必要がある。
すなわち、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップの外筒の高さ(計量キャップの底面を基準とした高さ)をhとし、内筒の高さ(計量キャップの底面を基準とした高さ)をHとしたときにH−h=bとして、内筒の開口部端面の外側先端の半径をrとし、前記rを定義した方向と同一方向における外筒の開口部端面の外側先端の半径をRとしたときに、R−r=aとする。前記rおよび前記Rは、計量キャップの中心軸線を基準として定義する。ここで、底面の基準面は、計量キャップの閉鎖端部の外側の面で定義する。
【0014】
ここで、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップにおいて、本発明は、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐである場合を含むだけでなく、例えば、部分的に又は全体的に先細形状である場合、或いは、先太形状である場合も含む。更に、本発明は、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が部分的に又は全体的に曲線形状である場合も含むものとする。
更に、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップにおいて、本発明は、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐである場合を含むだけでなく、例えば、部分的に又は全体的に先細形状である場合、或いは、先太形状である場合も含む。更に、本発明は、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が部分的に又は全体的に曲線形状である場合も含むものとする。
【0015】
したがって、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップにおいて、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、外筒におけるRは外筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義し、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、内筒におけるrは内筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義する。
【0016】
この場合に、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップは、tan-1θ=a/b(数式1)としたときに、θの値が45°以下であることを特徴とする。
(数式1)におけるθが45°を超える場合には、計量後の使用操作時(洗浄容器への投入、塗布)に内筒と外筒の間に剤が入りキャップを閉めたときの液だれの原因となる。(数式1)におけるθは、好ましくは、35°以下であり、さらに好ましくは、30°以下である。(数式1)におけるθが小さくなればなるほど、内筒と外筒の間に液が入り込みにくい。
【0017】
さらに、キャップの内筒と外筒の間への液溜まりには、内筒に満たす事ができる液体の体積の最大値と、キャップを傾けたときに内筒に満たす事ができる液体の体積の最大値と密接な関係がある。
ここで、計量キャップを水平に配置したときに計量キャップの内筒に満たす事ができる液体の体積の最大値をV1とし、計量キャップを上記角度θ傾けたときに計量キャップの内筒に満たすことができるできる最大の液体の体積の最大値をV2とする。そして、以下に示す計算式(数式2)によりXの値を計算する。
V2/V1*100=X……(数式2)
【0018】
キャップの中に半分以上の液が入った状態で液ダレすることなく塗布操作をするためには、(数式2)により定義されるXの値が70以上であることが必要である。(数式2)により定義されるXの値が80以上であるのが、更に好ましい。(数式2)により定義されるXの値が85以上であるのが、なお一層好ましい。
また、本発明の計量キャップは、(数式2)により定義されるXの値が150以下であるように構成されるのが好ましく、130以下であるように構成されるのが更に好ましく、120以下であるように構成されるのが、なお一層好ましい。
この(数式2)により定義されるXの値を大きくするためには、注ぎ口を斜めにするか、或いは、つば形状をつける方法等がある。
【0019】
さらに、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップには、計量後の使用操作時の液切れを良くするために、計量キャップの内筒の上部の周囲の一部または全周にファンネル構造を設けることができる。このようなファンネル構造を計量キャップに設けることにより、計量キャップから出る液体の液切れが良好となり、特に、被洗物への塗布の際の使用性が向上する。
【0020】
また、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップには、計量キャップの内筒の上部の周囲の1カ所以上に120°以下の角度を有する先細の注ぎ口を設けることができる。この先細注ぎ口は120°以下の角度であるのが好ましい。また、この先細注ぎ口は110°以下の角度であるのが一層好ましい。
【0021】
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の本体容器は、特に制限はないが、一般的に、液体洗剤や液体漂白剤に用いられる容器であれば、どのような容器であっても本発明における本体容器として使用することができる。本体容器には、計量キャップへの計量性を高めるための本体ボトルからの排出量コントロール機能や、計量時の液だれを抑制するための機能を有する中栓やノズルキャップ等を使用するのが好ましい。
【0022】
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の漂白性組成物は液体漂白剤組成物であり、0.5質量%以上の界面活性剤を含有し、好ましくは、1〜40質量%の界面活性剤を含有し、かつ、粘度が10mPa・s以上であり、好ましくは、粘度は10〜300mPa・sであり、更に好ましくは、粘度は20〜100mPa・sである。
本発明の漂白剤組成物は、界面活性剤を適宜組み合わせることにより増粘させることもできるし、増粘剤として、ポリアクリル酸、架橋性ポリアクリル酸、ポリエチレングリコール(PEG)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等を添加することにより増粘させることもできるが、増粘手段は特にこれらに限定されない。
漂白基剤としては、過酸化水素又は過酸化水素を発生させる化合物があげられる。過酸化水素を発生させる化合物としては、過炭酸塩、過ホウ酸塩があげられる。漂白基剤として好ましいのは過酸化水素であり、この過酸化水素の配合量は、好ましくは、0.1〜5.5質量%であり、更に好ましくは、0.5〜5.0質量%である。
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の組成物には、一般的に、漂白剤組成物、洗剤に用いられている界面活性剤であれば、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤等、特に限定されず使用することができる。このうち、ノニオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤が好ましい。これらの界面活性剤は、単独で使用することもできるし、複数の界面活性剤を混合して用いることもできる。
【0023】
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の漂白剤組成物に混合される界面活性剤の代表例としては、アルコールエトキシレート、アミンオキサイド、アルキル硫酸エステル、アルキルエーテル硫酸エステル、α−スルホ脂肪酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸、テトラアルキルアンモニウム塩等をあげることができる。その中でも、アルコールエトキシレートやアルキルベンゼンスルホン酸が好適である。
【0024】
特に好ましいアルコールエトキシレートは、下記(一般式1)に示される化合物である。
1−O−(CH2CH2O)n−H ……(一般式1)
式中、R1は、炭素数7〜16、好ましくは10〜16、特に好ましくは12〜14の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示し、nはエチレンオキサイド(EO)の平均付加モル数を示す。ここで、「平均付加モル数」とは、使用するアルコール1モルに対して反応させたエチレンオキサイドのモル数を意味する。
【0025】
具体的なアルキル基としては、例えばヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基を挙げることができる。またアルケニル基としては上記アルキル基に対応するアルケニル基が挙げられ、例えば、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基等が挙げられる。一般式1のアルコールエトキシレートは混合物としても使用することができる。例えば、2種類以上のアルコールにエチレンオキサイドを付加させたものでもよい。
エチレンオキサイド(EO)の平均付加モル数は3〜12、好ましくは4〜10である。一般式1のアルコールエトキシレートは油汚れに効果が高い界面活性剤であり、特に、平均付加モル数がこの範囲内にあると、油シミに対する良好な漂白効果が得られるので好ましい。
【0026】
上記一般式1で表されるアルコールエトキシレートは、市販のものでも、公知の方法を使用してアルコールにエチレンオキサイドを反応させることにより製造できるものでもよい。
さらに、疎水性パラメーターlogP値が2.0〜5.0のノニオン界面活性剤が性能面において特に高い効果を有しており好ましい。logP値が2.5〜4.5のノニオン界面活性剤を活用すると適度な粘度を発現し、詰め替え時の液はね低減において好ましい。
ここで言う「疎水性パラメータ」とは、対象とする化合物の性質を示すパラメータとして一般的に用いられている。logP値におけるPは水とオクタノールとの間における平衡状態での物質の活動度の比としてP=Co/Cwとして表される。(ここで、Coはオクタノール中の化合物濃度であり、Cwは水中の化合物濃度である。)疎水性パラメータについての詳細は、例えば、「科学の領域」増刊号、第122号(1979年)の第73頁に記載されている。
【0027】
分配係数の測定方法としては、フラスク・シェイキング法(Flask Shaking法)や薄層クロマトグラフ法、HPLCによる測定法が知られているが、本明細書においては、グース(Ghose),プリチェット(Pritchett),クリッペン(Crippen)らのパラメータを用いて計算によって算出した。(J.Comp.Chem.,9,80(1998))
本発明の組成物は上記成分に加え、必要に応じてさらに水を加えてバランスをとるが、その他一般的に漂白剤や衣料用洗剤に配合される成分であれば必要に応じて配合することができる。
【0028】
本発明の液体酸素系漂白剤には、一般的には、粘度の安定化剤としてキレート剤等が用いられる。キレート剤としては、例えば、エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸塩、エタン−1−ヒドロキシー1,1−ジホスホン酸及びその誘導体、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸等の有機ホスホン酸誘導体、ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、グリコールエチレンジアミン6酢酸、等のアミノポリ酢酸類、ジグリコール酸、クエン酸、酒石酸、シュウ酸、グルコン酸等の有機酸類、ポリアクリル酸、アクリル酸−マレイン酸共重合体等の高分子化合物等が挙げられる。キレート剤の添加により、過酸化水素の分解が抑制され、粘度の安定性に影響を及ぼすラジカル種の発生を抑えることで粘度が安定となる。これらのキレート剤の中では、特に、有機ホスホン酸系誘導体が好ましい。
キレート剤の配合量は、好ましくは、0.05〜5.0質量%であり、更に好ましくは、0.1〜3.0質量%である。
【0029】
さらに、一般的に、液体酸素系漂白剤に使用される添加剤は粘度、界面張力に影響を与えない範囲で自由に添加することができる
特に、配合に適した成分について以下に述べる。
1)漂白活性化剤
テトラアセチルエチレンジアミン、ペンタアセチルグルコース、オクタノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、デカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ウンデカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、オクタノイルオキシ安息香酸、ノナノイルオキシ安息香酸、デカノイルオキシ安息香酸、ウンデカノイルオキシ安息香酸、ドデカノイルオキシ安息香酸、これらの安息香酸誘導体のアルカリ金属塩、オクタノイルオキシベンゼン、ノナノイルオキシベンゼン、デカノイルオキシベンゼン、ウンデカノイルオキシベンゼン、ドデカノイルオキシベンゼン。
2)無機塩
塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ホウ酸ナトリウム等の無機塩。
3)その他
染料、顔料のような着色剤、香料、シリコーン類、殺菌剤、蛍光剤、酵素、増粘剤、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エタノール、メタノール等のハイドロトロープ剤、ヒドロキノン、メトキシフェノール、BHT等のフェノール誘導体を必要に応じて配合することができる。
【0030】
4)pH調整剤
本発明の組成物の原液のpHは、酸性物質として塩酸、硫酸等の無機酸、p−トルエンスルホン酸、クエン酸、ホスホン酸誘導体、リン酸、等の有機酸を用いて、アルカリ成分としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アンモニア等を用いて、好ましくは、2〜10の範囲に調整され、更に好ましくは3.0〜7.0の範囲に調整される。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の容器入り漂白剤組成物における容器の注ぎ口は、以下に示す5つのタイプA〜タイプEを含む。
タイプA: 内筒の注ぎ口の内側の形状は円筒形であり、内筒の注ぎ口の外側の形状は円筒形である。
タイプB: 内筒の注ぎ口の内側の形状は円筒形であり、内筒の注ぎ口の外側の形状は円筒形であり、内筒の注ぎ口に舌状部があり、ファンネル付きである。
タイプC: 内筒の注ぎ口の内側の形状は円筒形であり、内筒の注ぎ口の外側の形状は円筒形であり、内筒の注ぎ口に舌状部があり、内筒の底面は外筒の底面より出っ張る形状である。
タイプD: 内筒の注ぎ口の内側の形状は多角形(六角形)であり、内筒の注ぎ口の外側の形状は多角形(六角形)である。
タイプE: 内筒の注ぎ口の内側の形状は円筒形であり、内筒の注ぎ口の外側の形状は円筒形であり、内筒の注ぎ口に先細注ぎ口がある。
【0032】
(1)タイプA
図1を参照すると、本発明に係る容器入り漂白剤組成物100の第1の実施の形態(タイプA)において、容器102は容器本体104と、計量キャップ106とを備える。漂白剤組成物120が容器本体104の中に収容されている。
この計量キャップ106の形状は、図2および図3に示すように、2重構造の筒状形状を有する。すなわち、計量キャップ106は、内筒108と、外筒110とを有する。
【0033】
計量キャップ106の内筒108の注ぎ口108mの内側の形状は円筒形であり、内筒108の注ぎ口108mの外側の形状は円筒形である。計量キャップ106の内筒108の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。計量キャップ106の内筒108の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径rを有する円筒形である。
計量キャップ106の外筒110の内側の形状は円筒形であり、外筒110の外側の形状は円筒形である。計量キャップ106の外筒110の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。計量キャップ106の外筒110の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径Rを有する円筒形である。
このような計量キャップ106の内筒108の内部に、容器本体104の中から漂白剤組成物120を注ぐことにより、漂白剤組成物120の計量を行うことができる。
【0034】
計量キャップ106の外筒110の内側には、雌ねじ部分112が設けられている。容器本体104の開口部の付近には雄ねじ部分114が設けられている。計量キャップ106の雌ねじ部分112を容器本体104の雄ねじ部分114にねじ締めすることにより、計量キャップ106を容器本体104の開口部に固定することができる。計量キャップ106を容器本体104の開口部に固定する方法は、他の周知の止め構造、例えば、バヨネット構造等であってもよい。
【0035】
本発明に係る容器入り漂白剤組成物100用の計量キャップ106の材質は、臨界表面張力が0.015N/m以上である熱可塑性樹脂であるのが好ましい。臨界表面張力はジスマン(Zisman)の方法に従って測定する。
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の計量キャップ106の材質としては、上記の計量キャップ106の臨界表面張力の条件を満たすものであれば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンポリマー、ポリエチレンテレフタレート等のいかなる樹脂も使用することができる。
本発明における計量キャップ106の材質は、好ましくは、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンである。
【0036】
本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器102には、顔料を用いて着色を施しても良く、含金顔料としてフタロシアニン系顔料、含チタン顔料、酸化クロム、コバルト、シリカ、アルミナ等を、一般顔料として、アゾ系顔料、アントラキノン顔料、ペリノン系顔料、チオインジゴ系顔料等有機顔料を用いることができる。計量キャップ106の臨界表面張力が低すぎると液切れが悪く液だれの原因となる。計量キャップ106の臨界表面張力は、0.020N/m以上であるのが好ましい。
【0037】
さらに、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器102には、酸化防止剤や帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤等一般的な容器用添加剤を添加することができる。これらの添加剤を添加することによって、計量キャップ106の臨界表面張力を変化させることもできる。
さらに、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップ106の形状については、以下の条件を満たす必要がある。
【0038】
すなわち、図3に示すように、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップ106の外筒110の高さ(計量キャップ106の底面106tを基準とした高さ)をhとし、内筒108の高さ(計量キャップ106の底面106tを基準とした高さ)をHとしたときに、H−h=bとして、内筒108の開口部端面の外側先端の半径をrとし、前記rを定義した方向と同一方向における外筒110の開口部端面の外側先端の半径をRとしたときに、R−r=aとする。ここで、底面106tの基準は、計量キャップ106の閉鎖部の端面の外側の面で定義する。前記rおよび前記Rは、計量キャップの中心軸線を基準として定義する。
すなわち、図3に示すように、計量キャップ106では、底面106tは内筒108および外筒110の閉鎖部の端面に構成される。
【0039】
ここで、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップのすべての実施形態において、特に個々の形態を具体的に図示しないけれども、本発明は、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐである場合を含むだけでなく、例えば、部分的に又は全体的に先細形状である場合、或いは、先太形状である場合も含む。更に、本発明は、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が部分的に又は全体的に曲線形状である場合も含むものとする。
更に、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップのすべての実施形態において、特に個々の形態を具体的に図示しないけれども、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップにおいて、本発明は、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐである場合を含むだけでなく、例えば、部分的に又は全体的に先細形状である場合、或いは、先太形状である場合も含む。更に、本発明は、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が部分的に又は全体的に曲線形状である場合も含むものとする。
【0040】
したがって、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップの第1の実施形態において、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、外筒におけるRは外筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義し、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、内筒におけるrは内筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義する。
【0041】
この場合に、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップ106は、
tan-1θ=a/b ……(数式1)
としたときに、(数式1)におけるθの値が45°以下であるように構成されることを特徴とする。
なお、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップ106は、(数式1)におけるθの値が45°以下であり、かつ、10°以上であるように構成されるのが好ましい。
【0042】
(数式1)におけるθの値が45°を超える場合には、計量後の使用操作時(洗浄容器への投入、塗布)に内筒108と外筒110との間に剤が入り、計量キャップ106を容器本体104に対して閉めたときの液だれの原因となる。
(数式1)におけるθの値は、35°以下であるのが好ましい。(数式1)におけるθの値は、30°以下であるのが一層好ましい。(数式1)におけるθの値が小さくなればなるほど、内筒108と外筒110との間に、液体(漂白剤組成物120)が入り込みにくくなる。
【0043】
さらに、計量キャップ106の内筒108と外筒110の間に生じる液溜まりについては、内筒108に満たす事ができる液体(漂白剤組成物120)の体積の最大値と、計量キャップ106を傾けたときに内筒108に満たす事ができる液体(漂白剤組成物120)の体積の最大値と密接な関係がある。
ここで、計量キャップ106を水平に配置したときに計量キャップ106の内筒108の中に満たす事ができる液体(漂白剤組成物120)の体積の最大値をV1とする。また、図4に示すように、計量キャップを鉛直線に対して角度θ傾けた状態、すなわち、計量カップ106の注ぎ口108mが下に向くように、計量カップ106を角度θ傾けたときに内筒108の中に満たすことができるできる液体(漂白剤組成物120)の体積の最大値をV2とする。そして、以下に示す計算式(数式2)によりXの値を計算する。
V2/V1*100=X……(数式2)
【0044】
計量キャップ106の中に、その計量キャップ106で計量することができる最大体積の半分の量以上の液体(漂白剤組成物120)が入った状態で、液だれを生じることなく塗布操作をするためには、(数式2)により定義されるXの値が70以上であることが必要である。
したがって、計量キャップ106は、(数式2)により定義されるXの値が70以上であるように構成される。
また、計量キャップ106は、(数式2)により定義されるXの値が150以下であるように構成されるのが好ましく、130以下であるように構成されるのが更に好ましく、120以下であるように構成されるのが、なお一層好ましい。
【0045】
計量キャップ106は、(数式2)により定義されるXの値が80以上であるように構成されるのが、更に好ましい。計量キャップ106は、(数式2)により定義されるXの値が85以上であるように構成されるのが、なお一層好ましい。
この(数式2)により定義されるXの値を大きくするためには、後述するように、注ぎ口を斜めにするか、或いは、つば形状をつける方法等がある。
【0046】
(2)タイプB
図5および図6を参照すると、本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第2の実施の形態(タイプB)において、計量キャップ136の形状は、2重構造の筒状形状を有する。すなわち、計量キャップ136は、内筒138と、外筒140とを有する。このような計量キャップ136の内筒138の内部に、容器本体104の中から漂白剤組成物120を注ぐことにより、漂白剤組成物120の計量を行うことができる。
【0047】
計量キャップ136の内筒138の注ぎ口138mの内側の形状は円筒形であり、内筒138の注ぎ口138mの外側の形状は円筒形である。計量キャップ136の内筒138の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。計量キャップ136の内筒138の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径rを有する円筒形である。
計量キャップ136の外筒140の内側の形状は円筒形であり、外筒140の外側の形状は円筒形である。計量キャップ136の外筒140の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。計量キャップ136の外筒140の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径Rを有する円筒形である。
【0048】
計量キャップ136の内筒138の注ぎ口138m付近に舌状部138gがある。更に、計量キャップ136の内筒138の計量後の使用操作時の液切れを良くするために、ファンネル138fが舌状部138gの上部端面に形成される。ここで、「ファンネル」とは、外周部分が高く、内周部分が低くなるように形成された、内筒138の上部端面における斜面(テーパ状部分)をいう。
【0049】
ファンネル138fは、計量キャップ136の内筒138の上部端面の周囲の一部に設けてもよいし、或いは、計量キャップ136の内筒138の上部端面の全周に設けることもできる。このようなファンネル構造を計量キャップ136に設けることにより、塗布時における液体(漂白剤組成物120)の液切れが良好となり、特に、被洗物への塗布の際の使用性が向上する。
【0050】
さらに、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップ136の形状についても、上述したように、以下の条件を満たす必要がある。
すなわち、図6に示すように、計量キャップ136の外筒140の高さ(計量キャップ136の底面136tを基準とした高さ)をhとし、内筒138の舌状部138gの先端の高さ(計量キャップ136の底面136tを基準とした高さ)をHとしたときに、H−h=bとして、内筒138の開口部端面の外側先端の半径をrとし、前記rを定義した方向と同一方向における外筒140の開口部端面の外側先端の半径をRとしたときに、R−r=aとする。ここで、底面136tの基準は、計量キャップ136の閉鎖部の端面の外側の面で定義する。前記rおよび前記Rは、計量キャップの中心軸線を基準として定義する。
【0051】
ここで、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップの第2の実施形態において、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、外筒におけるRは外筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義し、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、内筒におけるrは内筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義する。
【0052】
また、計量キャップ136の底面136tを基準としたときに、内筒138の舌状部138g以外の部分の一番低い個所の高さをH2とする。
なお、図6に示すように、計量キャップ136では、底面136tは内筒138および外筒140の端面に構成される。
この場合に、計量キャップ136は、前述した(数式1)におけるθの値が45°以下であるように構成されることを特徴とする。(数式1)におけるθの値は、35°以下であるのが好ましい。(数式1)におけるθの値は、30°以下であるのが一層好ましい。
【0053】
また、計量キャップ136を水平に配置したときに計量キャップ136の内筒138の中に満たす事ができる液体(漂白剤組成物120)の体積の最大値をV1とする。また、図7に示すように、計量カップ136を注ぎ口138mが下に向くように、計量カップ136を角度θ傾けたときに内筒138の中に満たすことができるできる液体(漂白剤組成物120)の体積の最大値をV2として、Xを前述した(数式2)により計算する。
この場合に、計量キャップ136は、(数式2)により定義されるXの値が70以上であることが必要である。(数式2)により定義されるXの値が80以上であるのが、更に好ましい。(数式2)により定義されるXの値が85以上であるのが、なお一層好ましい。
また、計量キャップ136は、(数式2)により定義されるXの値が150以下であるように構成されるのが好ましく、130以下であるように構成されるのが更に好ましく、120以下であるように構成されるのが、なお一層好ましい。
【0054】
なお、計量キャップ136の他の特徴は、前述した本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第1の実施の形態(タイプA)における計量キャップ106の特徴と同様である。したがって、計量キャップ136の他の特徴については、計量キャップ106についての記載をここに準用することにより、重複して記載することは避ける。
【0055】
(3)タイプC
図8および図9を参照すると、本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第3の実施の形態(タイプC)では、ファンネルが無いことと、内筒148の底部の形状が異なることを除いて、計量キャップ146の形状は、本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第2の実施の形態(タイプB)における計量キャップ136の形状と同様である。
すなわち、計量キャップ146は、内筒148と、外筒150とを有する。計量キャップ146の内筒148の注ぎ口148m付近に舌状部148gがある。外筒150の下側端面150tは、内筒148の外周部から外方向に延びる。
【0056】
そして、図9に示すように、計量キャップ146の外筒150の高さ(計量キャップ146の底面146tを基準とした高さ)をhとし、内筒148の舌状部148gの先端の高さ(計量キャップ146の底面146tを基準とした高さ)をHとしたときに、H−h=bとして、内筒148の開口部端面の外側先端の半径をrとし、前記rを定義した方向と同一方向における外筒150の開口部端面の外側先端の半径をRとしたときに、R−r=aとする。前記rおよび前記Rは、計量キャップの中心軸線を基準として定義する。
また、計量キャップ146の底面146tを基準としたときに、内筒148の舌状部148g以外の部分の一番低い個所の高さをH2とする。ここで、底面146tの基準は、計量キャップ146の内筒148の閉鎖部の端面の外側の面で定義する。
【0057】
ここで、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップの第3の実施形態において、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、外筒におけるRは外筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義し、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、内筒におけるrは内筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義する。
【0058】
なお、図9に示すように、計量キャップ146では、底面146tは内筒148の延長部148eに構成される。外筒150の下側端面150tの位置は、内筒148の舌状部148gと延長部148eとの間にある。
このような舌状部148gを計量キャップ146に設けることにより、塗布時における液体(漂白剤組成物120)の液切れが良好となり、特に、被洗物への塗布の際の使用性が向上する。
【0059】
計量キャップ146の他の特徴は、前述した本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第2の実施の形態(タイプB)における計量キャップ136の特徴と同様である。したがって、計量キャップ146の他の特徴については、計量キャップ136についての記載をここに準用することにより、重複して記載することは避ける。
【0060】
(4)タイプD
図11および図12を参照すると、本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第4の実施の形態(タイプD)において、計量キャップ156は、内筒158と、外筒160とを有する。なお、図12に示すように、計量キャップ156では、底面156tは内筒158および外筒160の端面に構成される。
【0061】
計量キャップ156の内筒158の注ぎ口158mの内側の形状は正六角形であり、内筒158の注ぎ口158mの外側の形状は正六角形である。計量キャップ156の内筒158の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、それぞれの辺の長さが一定であるような正六角形である。計量キャップ156の内筒158の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、それぞれの辺の長さが一定であるような正六角形である。
更に、計量キャップ156の内筒158の外側の形状は、計量キャップ156の内筒158の内側の形状と相似形状である。
【0062】
計量キャップ156の外筒160の内側の形状は円筒形であり、外筒160の外側の形状は円筒形である。計量キャップ156の外筒160の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。計量キャップ156の外筒160の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径Rを有する円筒形である。
このような計量キャップ156の内筒158の中に、容器本体104の中から漂白剤組成物120を注ぐことにより、漂白剤組成物120の計量を行うことができる。
【0063】
計量キャップ156の内筒158の内側の形状は、正三角形、正方形、正五角形、正八角形などの正多角形であってもよいし、一般の三角形、一般の四角形、一般の五角形、一般の八角形などの一般の多角形であってもよい。
計量キャップ156の内筒158の内側の形状は、正六角形、又は、正八角形などの正多角形であるのが好ましい。
【0064】
計量キャップ156の内筒158の外側の形状は、正三角形、正方形、正五角形、正八角形などの正多角形であってもよいし、一般の三角形、一般の四角形、一般の五角形、一般の八角形などの一般の多角形であってもよい。
計量キャップ156の内筒158の外側の形状は、計量キャップ156の内筒158の内側の形状と相似形状であるのが好ましい。
【0065】
内筒158の内部の形状を多角形に形成することにより、図13に示すように、多角形の頂点の部分から液体(漂白剤組成物120)を塗布させることができる。したがって、塗布時における液体(漂白剤組成物120)の液切れが良好となり、特に、被洗物への塗布の際の使用性が向上する。
【0066】
ここで、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップの第4の実施形態において、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、外筒におけるRは外筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義し、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、内筒におけるrは内筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義する。
【0067】
すなわち、図11および図12に示すように、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップ156の外筒160の高さ(計量キャップ156の底面156tを基準とした高さ)をhとし、内筒158の高さ(計量キャップ156の底面156tを基準とした高さ)をHとしたときに、H−h=bとする。また、計量キャップ156の内筒158の開口部端面の外側先端の半径をrとし、前記rを定義した方向と同一方向における外筒110の開口部端面の外側先端の半径をRとしたときに、R−r=aとする。
ここで、底面156tの基準は、計量キャップ156の閉鎖部の端面の外側の面で定義する。前記rおよび前記Rは、計量キャップの中心軸線を基準として定義する。内筒158において、前記rは、内筒158の注ぎ口158mの外側の正六角形の頂点の部分において定義する。
また、計量キャップ156では、底面156tは内筒158および外筒160の閉鎖部の端面に構成される。
【0068】
計量キャップ156の他の特徴は、前述した本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第1の実施の形態(タイプA)における計量キャップ106の特徴と同様である。したがって、計量キャップ156の他の特徴については、計量キャップ106についての記載をここに準用することにより、重複して記載することは避ける。
【0069】
(5)タイプE
図14および図15を参照すると、本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第5の実施の形態(タイプE)において、計量キャップ166は、内筒168と、外筒170とを有する。なお、図15に示すように、計量キャップ166では、底面166tは内筒168および外筒170の端面に構成される。
【0070】
計量キャップ166の内筒168の注ぎ口の内側の形状は円筒形であり、内筒168の注ぎ口の外側の形状は円筒形である。計量キャップ166の内筒168の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。計量キャップ166の内筒168の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。
計量キャップ166の外筒170の内側の形状は円筒形であり、外筒170の外側の形状は円筒形である。計量キャップ166の外筒170の内側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径を有する円筒形である。計量キャップ166の外筒170の外側の形状は、中心軸線に沿う方向において、一定の半径Rを有する円筒形である。
このような計量キャップ166の内筒168の内部に、容器本体104の中から漂白剤組成物120を注ぐことにより、漂白剤組成物120の計量を行うことができる。
【0071】
また、計量キャップ166には、計量キャップ166の内筒168の上部の周囲の1カ所以上に120°以下の角度を有する先細注ぎ口168nを設けることができる。先細注ぎ口168nの角度d1は120°以下であるのが好ましい。また、先細注ぎ口168nの角度d1は110°以下であるのが一層好ましい。ここで、「先細注ぎ口の角度d1」とは、平面図でみたときの角度である。
【0072】
図14および図15においては、先細注ぎ口168nを1カ所だけ設けた形態を示すが、先細注ぎ口を複数個設ける場合に、それらの先細注ぎ口のそれぞれの位置に付いては特に制約はない。なお、先細注ぎ口を複数個設ける場合に、それぞれの先細注ぎ口を結んだときに正多角形となるような位置に先細注ぎ口を配置するのが望ましい。
内筒168に先細注ぎ口168nを形成することにより、図16に示すように、注ぎ口168nの部分から液体(漂白剤組成物120)を塗布させることができる。したがって、塗布時における液体(漂白剤組成物120)の液切れが良好となり、特に、被洗物への塗布の際の使用性が向上する。
【0073】
図15に示すように、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップ166の外筒170の高さ(計量キャップ166の底面166tを基準とした高さ)をhとし、内筒168の高さ(計量キャップ166の底面166tを基準とした高さ)をHとしたときに、H−h=bとして、内筒168の開口部に設けられた先細注ぎ口168nの外周部の外側先端の半径をrとしたときに、前記rを定義した方向と同一方向における外筒170の開口部端面の外側先端の半径をRとし、R−r=aとする。前記rおよび前記Rは、計量キャップの中心軸線を基準として定義する。ここで、底面166tの基準は、計量キャップ166の閉鎖部の端面の外側の面で定義する。
【0074】
ここで、本発明に係る容器入り漂白剤組成物用の容器の計量キャップの第5の実施形態において、外筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、外筒におけるRは外筒の開口部端面の外側先端の半径を示すものと定義し、内筒の中心軸線に沿う方向の断面形状が真っ直ぐでない場合には、内筒の開口部端面の外側先端の半径rは、内筒の開口部に設けられた先細注ぎ口168nの外周部の外側先端の半径を示すものと定義する。
【0075】
計量キャップ166の他の特徴は、前述した本発明に係る容器入り漂白剤組成物の第1の実施の形態(タイプA)における計量キャップ106の特徴と同様である。したがって、計量キャップ166の他の特徴については、計量キャップ106についての記載をここに準用することにより、重複して記載することは避ける。
【0076】
【実施例】
次に、本発明の実施例について説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
また、各実施例および比較例における「%」は、特にことわりがないかぎり、いずれも「質量%」である。
【0077】
(1)液だれ性評価
キャップにその内筒容積の80%量の液体漂白剤組成物を計り取り、塗布操作を行い、そのときの液だれ性を下記の基準に従い評価した。評価は5人に対して行い、5人の液だれ性の点数の平均値を液だれ性の評価点とした。
点数5: 液だれを全く生じることなく、安心感を持って操作できる。
点数4: ほとんど液だれを生じない。
点数3: 極わずか液だまりを生じる。キャップを閉めてもボトルに液だれは生じない。
点数2: 液だまりに液が流れ込み、キャップを閉めるときにボトルに液だれが生じる。
点数1: 液だまりを激しく生じる。
【0078】
本発明の実施例1〜7のキャップの各部の寸法と、比較例1〜3のキャップの各部の寸法は下記の表1に記載したとおりである。
【表1】
Figure 0003946922
【0079】
本発明の実施例1〜7と、比較例1〜3についての液だれ性の評価の比較試験の条件および結果を下記の表2に示す。
【表2】
Figure 0003946922
【0080】
本発明の実施例1〜7では、液だれ性評価点は4.0〜5.0点であった。すなわち、本発明の実施例は、液だれを全く生じることなく、安心感を持って操作できるか、ほとんど液だれを生じないレベルであった。これに対して、比較例1〜3では、液だれ性評価点は1.6〜2.0点であった。すなわち、比較例は、液だまりに液が流れ込み、キャップを閉めるときにボトルに液だれが生じるか、液だまりを激しく生じるレベルであった。以上の比較試験の結果から、本発明の容器入り漂白剤組成物は、塗布操作をしても液だれが生ずることなく、ボトルや、周辺を汚染することなしに安心して使用することができることが確認された。
【発明の効果】
本発明は、容器入り漂白剤組成物において、計量キャップを水平に配置したときに計量キャップの内筒の中に満たす事ができる液体の体積の最大値をV1とし、計量キャップを上記の角度θ傾けたときに計量キャップの内筒の中に満たすことができる最大の液体の体積の最大値をV2としたときに、V2/V1*100の値が85以上であり、かつ120以下であるように、容器の計量キャップを構成した。この構成により、粘度のある液体を測り取り、塗布操作をしても液だれが生ずることなく、ボトルや、周辺を汚染することなしに安心して使用することができるキャップを有する容器入り漂白剤組成物を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水平に配置した状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第1の実施の形態(タイプA)を示す平面図である。
【図3】水平に配置した状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第1の実施の形態(タイプA)を示す断面図である。
【図4】鉛直線に対して角度θ傾けた状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第1の実施の形態(タイプA)を示す断面図である。
【図5】本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第2の実施の形態(タイプB)を示す平面図である。
【図6】水平に配置した状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第2の実施の形態(タイプB)を示す断面図である。
【図7】鉛直線に対して角度θ傾けた状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第2の実施の形態(タイプB)を示す断面図である。
【図8】本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第3の実施の形態(タイプC)を示す平面図である。
【図9】水平に配置した状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第3の実施の形態(タイプC)を示す断面図である。
【図10】鉛直線に対して角度θ傾けた状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第3の実施の形態(タイプC)を示す断面図である。
【図11】本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第4の実施の形態(タイプD)を示す平面図である。
【図12】水平に配置した状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第4の実施の形態(タイプD)を示す断面図である。
【図13】鉛直線に対して角度θ傾けた状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第4の実施の形態(タイプD)を示す断面図である。
【図14】本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第5の実施の形態(タイプE)を示す平面図である。
【図15】水平に配置した状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第5の実施の形態(タイプE)を示す断面図である。
【図16】鉛直線に対して角度θ傾けた状態において、本発明の容器入り漂白剤組成物用の計量キャップの第5の実施の形態(タイプE)を示す断面図である。
【図17】水平に配置した状態において、従来の計量キャップ(タイプJ)を示す断面図である。
【符号の説明】
100 容器入り漂白剤組成物
102 容器
104 容器本体
106 計量キャップ
106t 底面
108 内筒
108m 注ぎ口
110 外筒
112 雌ねじ部分
114 雄ねじ部分
120 漂白剤組成物
136 計量キャップ
136t 底面
138 内筒
138f ファンネル
138g 舌状部
138m 注ぎ口
140 外筒
146 計量キャップ
146t 底面
148 内筒
148e 延長部
148g 舌状部
148m 注ぎ口
150 外筒
150t 下側端面
156 計量キャップ
156t 底面
158 内筒
158m 注ぎ口
160 外筒
166 計量キャップ
166t 底面
168 内筒
168n 先細注ぎ口
170 外筒
206 計量キャップ
206t 底面
208 内筒
210 外筒
212 雌ねじ部分

Claims (3)

  1. 内筒と外筒を有する二重構造タイプの計量キャップを有し、該計量キャップの底面を基準とした時の外筒の高さをhとし、前記底面を基準としたときの内筒の高さをHとし、Hとhの差をb=H−hとし、前記内筒の開口部端面の外側先端の半径をrとし、前記rを定義した方向と同一方向における前記外筒の開口部端面の外側先端の半径をRとし、Rとrの差をa=R−rとしたときに、
    tan-1θ=a/b……(数式1)
    で示す(数式1)により求められるθの値が10°以上であり、かつ30°以下であり、かつ、
    前記計量キャップを水平に配置したときに前記計量キャップの内筒に満たす事ができる液体の体積の最大値をV1とし、前記計量キャップを上記角度θ傾けたときに前記計量キャップの内筒に満たすことができる最大の液体の体積の最大値をV2としたときに、
    V2/V1*100=X……(数式2)
    で示す(数式2)により得られるXの値が85以上であり、かつ120以下であるように構成された計量キャップを有する容器と、
    該容器に充填され、かつ、0.5質量%以上の界面活性剤を含有し、かつ、粘度が20mPa・s以上であり、かつ100mPa・s以下である漂白剤組成物と、
    を含むことを特徴とする容器入り漂白剤組成物。
  2. 前記計量キャップの内筒の開口部端面の周囲の一部または全周にファンネル構造を有することを特徴とする請求項1に記載の容器入り漂白剤組成物。
  3. 前記計量キャップの内筒の開口部端面の周囲の1カ所以上に120°以下の角度をもつ注ぎ口形状を有するキャップを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の容器入り漂白剤組成物。
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