JP4916359B2 - 弾性クローラ - Google Patents

弾性クローラ Download PDF

Info

Publication number
JP4916359B2
JP4916359B2 JP2007089185A JP2007089185A JP4916359B2 JP 4916359 B2 JP4916359 B2 JP 4916359B2 JP 2007089185 A JP2007089185 A JP 2007089185A JP 2007089185 A JP2007089185 A JP 2007089185A JP 4916359 B2 JP4916359 B2 JP 4916359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
core metal
elastic
width direction
crawler body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007089185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008247135A (ja
Inventor
知久 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2007089185A priority Critical patent/JP4916359B2/ja
Publication of JP2008247135A publication Critical patent/JP2008247135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4916359B2 publication Critical patent/JP4916359B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

本発明は、バックホー等の建設機械やトラクタ,コンバイン等の農業機械などの走行部として採用されるクローラ式走行装置に用いられる弾性クローラに関するものである。
従来、スプロケット、アイドラ及び転輪にわたって無端状の弾性クローラを巻き掛け、スプロケットを回転駆動させることにより、弾性クローラが周方向に循環回走して走行するようにしたクローラ式走行装置があり、このクローラ式走行装置に用いられる弾性クローラとして、ゴムによって無端帯状に形成されたクローラ本体と、このクローラ本体に、周方向に間隔をおいて配設された芯金とを備え、前記芯金が、クローラ本体内に埋設された芯金本体と、この芯金本体からクローラ本体の内周側に突出し且つクローラ本体の帯幅方向中央側に位置する左右一対の脱輪防止突起とを備えてなるものがある。
転輪のタイプとしては、転輪が脱輪防止突起のクローラ本体内周側端面を走行する中ツバタイプと、転輪が左右の各脱輪防止突起のクローラ本体帯幅方向の外方側を走行する外ツバタイプとがあり、バックホー等に用いられる弾性クローラにあっては、機械の作業時の横安定性(横を向いて掘削する時の安定性)が問われる様になり、外ツバタイプの転輪が採用されたクローラ式走行装置が広まってきている
この外ツバタイプの転輪を備えたクローラ式走行装置に採用される弾性クローラ(これを外レール方式の弾性クローラという)にあっては、脱輪防止突起のクローラ本体帯幅方向の外方側に位置し且つクローラ本体の内周側表面に露出するように芯金本体から延出していて転輪が通過するレール部を備えている。(特許文献1参照)。
実開平03−35882号公報
前記外レール方式の弾性クローラにあっては、芯金にレール部を設けることにより、芯金本体の、クローラ本体を構成するゴム中に埋設される部分の面積が必然的に少なくなることから、長期使用による芯金の錆の進行を抑えるには難しい状態となっている。
また、旋回時等の走行時において、転輪がクローラ本体帯幅方向に位置ズレして、該転輪がレール部から外れる場合があり、この場合、転輪がレール部のクローラ本体帯幅方向の外方側のクローラ本体内周面上を走行することとなって、クローラ本体を構成するゴムが転輪と芯金本体との間に挟まれてピンチ状となり、クローラ本体を構成するゴムがえぐり取られ、該ゴムがえぐり取られた部分において芯金本体が露出することとなる。
このような状況が芯金の錆の進行を助長させている。
また、バックホーの足回り(走行部)は弾性クローラと鉄シューとの履き替えができるように設計されているため、具体的には、図6(a)のF部に示すように、転輪4に鉄シューのブッシュを逃がすための逃がし部23が形成されているため、弾性クローラを装着した場合、芯金9の脱輪防止突起13と転輪との間のクリアランスが大きく、少し弾性クローラが捻れると転輪4の転動部分24が容易に芯金9のレール部14のクローラ本体帯幅方向Xの外方側を走行してしまうことがある(図6(b)参照)。
以上のような理由により、外レール方式の弾性クローラにあっては、中ツバタイプの転輪を備えたクローラ式走行装置に採用される弾性クローラに比べ、耐久性(芯金接着力)が低下し、ひいては、芯金脱落という事態に陥るという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点を解決して弾性クローラの耐久性を向上させることを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、ゴム様弾性材によって無端帯状に形成されたクローラ本体に、周方向に間隔をおいて設けられた芯金を備え、この芯金は、クローラ本体内に埋設された芯金本体と、この芯金本体からクローラ本体の内周側に突出し且つクローラ本体の帯幅方向中央側に位置する左右一対の脱輪防止突起と、左右各脱輪防止突起のクローラ本体帯幅方向の外方側にそれぞれ位置し且つクローラ本体の内周側表面に露出するように芯金本体から延出していて左右の両脱輪防止突起を跨いで配置される転輪が通過するレール部とを備えている弾性クローラにおいて、
前記レール部のクローラ本体帯幅方向の外方側に、芯金本体からクローラ本体の内周側に向けて延出し且つ弾性クローラ接地面からの高さがレール部の弾性クローラ接地面からの高さより低く形成されていて、転輪の左右一方側部分が左右一方側の脱輪防止突起に係合し且つ転輪の左右他方側部分がレール部からクローラ本体帯幅方向の外方側に外れるように該転輪がクローラ本体帯幅方向に位置ずれした際に該転輪の左右他方側部分下側から支持可能な支持突起を設けたことを特徴とする。
また、支持突起の弾性クローラ接地面からの高さを、クローラ本体の内周側表面の弾性クローラ接地面からの高さと略同じ高さか、又は該クローラ本体の内周側表面の高さより3mm以内で低い高さに設定するのがよい。
また、他の技術的手段は、ゴム様弾性材によって無端帯状に形成されたクローラ本体に、周方向に間隔をおいて設けられた芯金を備え、この芯金は、クローラ本体内に埋設された芯金本体と、この芯金本体からクローラ本体の内周側に突出し且つクローラ本体の帯幅方向中央側に位置する脱輪防止突起と、この脱輪防止突起のクローラ本体帯幅方向の外方側に位置し且つクローラ本体の内周側表面に露出するように芯金本体から延出していて転輪が通過するレール部とを備えている弾性クローラにおいて、
前記レール部のクローラ本体帯幅方向の外方側に、芯金本体からクローラ本体の内周側に向けて延出していて、転輪がレール部からクローラ本体帯幅方向の外方側に外れた際に該転輪を支持可能な支持突起を設け、
前記支持突起の弾性クローラ接地面からの高さをレール部の弾性クローラ接地面からの高さと略同じ高さに設定したことを特徴とする。
また、レール部と支持突起との間のクローラ本体帯幅方向の距離を、レール部のクローラ本体帯幅方向の幅以下とするのがよい。
また、支持突起の延出側の端面の面積を、レール部のクローラ本体帯幅方向の幅と、芯金本体のクローラ本体周方向の幅との積の、1/2以下とするのがよい。
本発明によれば、旋回時等において、転輪がレール部からクローラ本体帯幅方向の外方側に外れることがあっても、レール部のクローラ本体帯幅方向の外方側に設けた支持突起が転輪を支えることにより、クローラ本体を構成する弾性材が転輪と芯金本体との間に挟まれてピンチ状となって損傷するのを防止することができ、弾性クローラの耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図3において、1は建設機械や農業機械の走行部として採用されるクローラ式走行装置である。
このクローラ式走行装置1は、前後一側に配置されたスプロケット2と、前後他側に配置されたアイドラ3と、これらスプロケット2とアイドラ3との間に配置された複数の転輪4とをトラックフレーム5に左右方向の軸心回りに回転自在に支持すると共に、前記スプロケット2,アイドラ3及び複数の転輪4にわたって無端状の弾性クローラ6を巻き掛けることで主構成され、スプロケット2を回転駆動させることにより、該スプロケット2から弾性クローラ6に駆動力が伝達されて該弾性クローラ6が周方向Yに循環回走され、これにより前後方向に走行可能とされている。
前記弾性クローラ6は、ゴム、樹脂等のゴム様弾性材(本実施の形態ではゴム)によって無端帯状に形成されたクローラ本体7を有し、このクローラ本体7は、その帯幅方向Xを左右方向に一致させて、スプロケット2,アイドラ3及び転輪4に巻き掛けられる。
図1及び図2に示すように、このクローラ本体7の外周側には、地面に接地するラグ8が周方向Yに間隔をおいて且つ全周にわたって設けられている。
また、クローラ本体7には、周方向Yに間隔をおいて且つ周方向Y全周にわたるように配設された芯金9が設けられている。
なお、クローラ本体7内の芯金9より外周側には、周方向Y全周にわたるように埋設されたスチールコード等の抗張力コードを左右方向Xに多数本並べて配置してなる図示省略の抗張体が設けられている。
また、クローラ本体7の左右方向X中央部には、スプロケット2から弾性クローラ6に動力を伝達すべく該スプロケット2の歯が挿入される係合孔10が、クローラ本体7の周方向Yで隣接する芯金9の各間に形成されている。
前記芯金9は、金属等の硬質材料によって形成されており、クローラ本体7内に埋設された芯金本体12と、この芯金本体12からクローラ本体7の内周側に突出する左右一対の脱輪防止突起13と、この左右の各脱輪防止突起13の左右方向X外方側(クローラ本体7の左右方向X中央部から左右方向Xの端部に向かう側)に位置する左右のレール部14と、この左右の各レール部14の左右方向X外方側に位置する支持突起15と、芯金本体12のクローラ本体周方向Y前後に設けられた左右一対の横規制突起16とを備えてなる。
芯金本体12は、クローラ本体7の左右方向X中央側に位置する中央部17と、この中央部17から左右両側に一体的に延出された翼部18とから構成されている。
左右の脱輪防止突起13は、芯金本体12の中央部17から突出していてクローラ本体7の左右方向X中央側に位置しており、この脱輪防止突起13に、転輪4,アイドラ3,スプロケット2が係合することにより弾性クローラ6の脱輪(弾性クローラ6の外れ)が防止される。
左右のレール部14は、クローラ本体7の内周側表面から露出するように芯金本体12(の翼部18)から延出している。
一方、転輪4は、左右の両脱輪防止突起13を跨いで配置されて、左右の各脱輪防止突起13の左右方向X外方側を走行する外ツバタイプの転輪4(図6(a)参照)が採用され、そして、前記レール部14のクローラ本体7内周側の端面が前記転輪4が走行する(通過する)転輪転動面19とされ、この転輪転動面19は平坦状に形成されている。
なお、本実施の形態では、この転輪転動面19の、クローラ本体周方向Yの一端側は芯金本体12のクローラ本体周方向Yの端部と同位置にあり、他端側は芯金本体12のクローラ本体周方向Yの端部からクローラ本体周方向Yにはみ出している。
左右の横規制突起16は、芯金本体12の左右方向X中央側に位置しており、クローラ本体周方向Y前後一方の左右横規制突起16の左右間隔が、他方の左右横規制突起16の左右間隔よりも広くなるように形成されていて、クローラ本体周方向Yで隣接する一方の芯金9の横規制突起16が、他方の芯金9の横規制突起16と左右方向Xで隣接するように設けられており、該横規制突起16によってクローラ本体周方向Yで隣接する芯金9相互の左右方向Xの移動規制がなされる。
前記支持突起15は、芯金本体12(の翼部18)からクローラ本体7の内周側に向けて延出するように設けられており、旋回時等において、転輪4が左右方向Xに位置ズレを起こして、レール部14の転輪転動面19を転動する転輪4の転動部分がレール部14から左右方向X外方側に外れた場合において、該支持突起15によって転輪4の転動部分が支えられるように構成されており、これによって、クローラ本体7を構成するゴムが転輪4と芯金本体12との間に挟まれてピンチ状となるのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、支持突起15は芯金翼部18のクローラ本体周方向Yの略中央部に位置しているが、これに限定されることはない。
以下の説明において、支持突起15、クローラ本体7の内周側表面及びレール部14の高さH1,H2,H3とは、弾性クローラ接地面(即ちラグ8の接地面)20からの高さのことをいい、以下、単に高さという。
前記支持突起15の高さH1は、図1に示す例では、該支持突起15が設けられている部分のクローラ本体7の内周側表面の高さH2と略同じ高さに形成されていて、支持突起15の延出側(クローラ本体7内周側)の端面21(これを頂部という)がクローラ本体7の内周側表面と略同じ位置に位置している。
支持突起15の頂部21をクローラ本体7の内周側表面から露出させると、クローラ本体7を構成するゴム中に埋設される芯金9の面積が低下してしまう為、芯金9の接着性という面を考えると、図4(a)に示すように支持突起15の頂部21をクローラ本体7の内周側表面から数ミリ埋設させることが有利となるが、あまり深く埋設するとピンチ状態に対する対策の効果が薄れてしまう。
そこで、支持突起15を表面から露出させない場合は、支持突起15の高さH1は、クローラ本体7の内周側表面の高さH2より、3mm以内で低い高さに設定するのが好ましい。
換言すると、支持突起15の頂部21をクローラ本体7の内周側表面からゴムの内側に(クローラ本体7の外周側に)3mmまでの距離の範囲内に位置させるのが好ましい(支持突起15の頂部21とクローラ本体7の内周側表面との間のゴムゲージが3mm以下)。
また、ピンチ状態となるのを回避するという目的では、支持突起15の高さをできるだけ高くするのがよいが、支持突起15の高さをレール部14の高さよりも高くすると転輪4が左右方向Xにずれた場合、支持突起15に転輪4が接触することによる、転輪4の異常摩耗、接触時の異音等の問題が発生してしまう。
そこで、支持突起15をクローラ本体7の内周側表面から突出させる場合は、図4(b)に示すように、支持突起15の高さH1を、レール部14の高さH3と略同高さにするのがよい。
また、支持突起15をレール部14から左右方向Xに離しすぎると、転輪4が左右方向Xに位置ズレした場合に該転輪4がレール部14と支持突起15との間に落ち込んでクローラ本体7がピンチ状態となるので、レール部14と支持突起15との間の左右方向Xの距離Aは、レール部14の左右幅B以下とするのが好ましい。
また、支持突起15の大きさは、大きく、しかもレール部14に近い程、ピンチ状態回避の効果はあるが、支持突起15の頂部21がクローラ本体7の内周側表面から露出している場合、支持突起15が大きいと、ゴム中に埋設される芯金9の面積が少なくなり(露出されなくても、支持突起15が大きくなることにより、芯金9のゴム中での保持力は低下する)、芯金9の錆の発生が起こりやすくなる。
そこで、この問題点を鑑みると、支持突起15の頂部21の面積をSとし、レール部14のクローラ本体帯幅方向Xの幅をBとし、芯金本体12のクローラ本体周方向Yの幅をCとしたとき、
S≦BC/2 …… (1)
とするのがよい。
また、図1、2に示す例では、支持突起15は、クローラ本体7の内周側に行くに従って漸次径小となる截頭円錐形に形成されているが、これに限定されることはなく、直方体、截頭四角錐形等であってもよい。
また、図1、2において、1つのレール部14に対して支持突起15を1つ設けた場合を例示したが、これに限定されることはなく、1つのレール部14に対して支持突起15を複数個設けてもよく、この1つのレール部14に対して支持突起15を複数個設ける場合は、前記(1)式におけるS(突起の頂部21の面積)は、複数の支持突起15の頂部21の面積の総和とする。
図5は、支持突起15の変形例を示す図であり、図5(a)は頂部21の形状が左右方向Xに長い矩形状とされているもの(従って直方体又は截頭四角錐形の支持突起15)を示し、図5(b)は頂部21の形状がクローラ本体7の周方向Yに長い矩形状とされているものを示し、図5(c)は支持突起15がクローラ本体7の周方向Yに2つ設けられているものを示し、図5(d)は頂部21の形状が十字形状を呈しているものを示している。
弾性クローラを周方向に直交する面で切断した断面図であり、帯幅方向の半分を表示している。 弾性クローラ内部を内周側からみた図である。 クローラ式走行装置の側面図である。 支持突起の他の例を示す弾性クローラの断面図である。 支持突起の他の例を示す芯金の平面図である。 従来の転輪と芯金との関係を示す図である。
4 転輪
7 クローラ本体
9 芯金
12 芯金本体
13 脱輪防止突起
14 レール部
15 支持突起
20 弾性クローラ接地面(ラグの接地面)
A レール部と支持突起との間のクローラ本体帯幅方向の距離
B レール部のクローラ本体帯幅方向の幅
C 芯金本体のクローラ本体周方向の幅
H1 支持突起の高さ
H2 クローラ本体の内周側表面の高さ
H3 レール部の高さ
S 支持突起の延出側の端面の面積
X クローラ本体帯幅方向(左右方向)
Y クローラ本体周方向

Claims (5)

  1. ゴム様弾性材によって無端帯状に形成されたクローラ本体(7)に、周方向(Y)に間隔をおいて設けられた芯金(9)を備え、この芯金(9)は、クローラ本体(7)内に埋設された芯金本体(12)と、この芯金本体(12)からクローラ本体(7)の内周側に突出し且つクローラ本体(7)の帯幅方向(X)中央側に位置する左右一対の脱輪防止突起(13)と、左右各脱輪防止突起(13)のクローラ本体帯幅方向(X)の外方側にそれぞれ位置し且つクローラ本体(7)の内周側表面に露出するように芯金本体(12)から延出していて左右の両脱輪防止突起(13)を跨いで配置される転輪(4)が通過するレール部(14)とを備えている弾性クローラにおいて、
    前記レール部(14)のクローラ本体帯幅方向(X)の外方側に、芯金本体(12)からクローラ本体(7)の内周側に向けて延出し且つ弾性クローラ接地面(20)からの高さ(H1)がレール部(14)の弾性クローラ接地面(20)からの高さ(H3)より低く形成されていて、転輪(4)の左右一方側部分が左右一方側の脱輪防止突起(13)に係合し且つ転輪(4)の左右他方側部分がレール部(14)からクローラ本体帯幅方向(X)の外方側に外れるように該転輪(4)がクローラ本体帯幅方向(X)に位置ずれした際に該転輪(4)の左右他方側部分下側から支持可能な支持突起(15)を設けたことを特徴とする弾性クローラ。
  2. 前記支持突起(15)の弾性クローラ接地面(20)からの高さ(H1)を、クローラ本体(7)の内周側表面の弾性クローラ接地面(20)からの高さ(H2)と略同じ高さか、又は該クローラ本体(7)の内周側表面の高さ(H2)より、3mm以内で低い高さに設定したことを特徴とする請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. ゴム様弾性材によって無端帯状に形成されたクローラ本体(7)に、周方向(Y)に間隔をおいて設けられた芯金(9)を備え、この芯金(9)は、クローラ本体(7)内に埋設された芯金本体(12)と、この芯金本体(12)からクローラ本体(7)の内周側に突出し且つクローラ本体(7)の帯幅方向(X)中央側に位置する脱輪防止突起(13)と、この脱輪防止突起(13)のクローラ本体帯幅方向(X)の外方側に位置し且つクローラ本体(7)の内周側表面に露出するように芯金本体(12)から延出していて転輪(4)が通過するレール部(14)とを備えている弾性クローラにおいて、
    前記レール部(14)のクローラ本体帯幅方向(X)の外方側に、芯金本体(12)からクローラ本体(7)の内周側に向けて延出していて、転輪(4)がレール部(14)からクローラ本体帯幅方向(X)の外方側に外れた際に該転輪(4)を支持可能な支持突起(15)を設け、
    前記支持突起(15)の弾性クローラ接地面(20)からの高さ(H1)をレール部(14)の弾性クローラ接地面(20)からの高さ(H3)と略同じ高さに設定したことを特徴とする請求項1に記載の弾性クローラ。
  4. 前記レール部(14)と支持突起(15)との間のクローラ本体帯幅方向(X)の距離(A)を、レール部(14)のクローラ本体帯幅方向(X)の幅(B)以下としたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の弾性クローラ。
  5. 前記支持突起(15)の延出側の端面(21)の面積(S)を、レール部(14)のクローラ本体帯幅方向(X)の幅(B)と、芯金本体(12)のクローラ本体周方向(Y)の幅(C)との積の、1/2以下としたことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の弾性クローラ。
JP2007089185A 2007-03-29 2007-03-29 弾性クローラ Expired - Fee Related JP4916359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007089185A JP4916359B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 弾性クローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007089185A JP4916359B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 弾性クローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008247135A JP2008247135A (ja) 2008-10-16
JP4916359B2 true JP4916359B2 (ja) 2012-04-11

Family

ID=39972603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007089185A Expired - Fee Related JP4916359B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 弾性クローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4916359B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59106378A (ja) * 1982-12-09 1984-06-20 Bridgestone Corp ゴムクロ−ラ
JPH0726210B2 (ja) * 1988-11-24 1995-03-22 日新製鋼株式会社 ステンレス鋼帯の連続着色方法
JPH09240522A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 外れを防止したクローラ
JPH09301228A (ja) * 1996-05-18 1997-11-25 Bridgestone Corp ゴムクロ−ラ
JP4083863B2 (ja) * 1998-03-25 2008-04-30 住友ゴム工業株式会社 弾性クローラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008247135A (ja) 2008-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0497597B1 (en) Core bar for rubber track and rubber track travelling device
WO2011045993A1 (ja) クローラ走行装置
JP4916359B2 (ja) 弾性クローラ
JP5801530B2 (ja) クローラ走行装置
JP4682080B2 (ja) 弾性クローラ
JP5031154B2 (ja) 無限軌道式作業機械の案内装置
JP5065741B2 (ja) 弾性クローラ
JP2009166710A (ja) 弾性クローラ
JP5415894B2 (ja) 弾性履帯車両
JP2543716Y2 (ja) クローラ脱輪防止装置
JP4160185B2 (ja) ゴムクローラ走行装置およびゴムクローラ並びにこれに用いる芯金
JP4549138B2 (ja) 弾性クローラ
JP2014213808A (ja) クローラ走行装置
JP3550561B2 (ja) クローラ式走行装置
JP2011088613A (ja) ゴムクローラ
JP3749779B2 (ja) ゴムクロ−ラ
JP3616596B2 (ja) 弾性クローラ
JPH0417430Y2 (ja)
JP2005271658A (ja) 弾性クローラ
JP5587656B2 (ja) クローラ式走行装置
JP2012096638A (ja) 弾性クローラ
JP2010241226A (ja) 突起駆動型ゴムクローラ
JP6479319B2 (ja) ゴムクローラ
JPH08244657A (ja) 内周駆動型ゴムクロ−ラ及びスプロケット
JP3410953B2 (ja) 弾性クローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees