JP4916263B2 - 蓄電デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電デバイス、詳しくは、二次電池や電気化学キャパシタなどの蓄電デバイスに関する。
従来より、ハイブリッド車両や燃料電池車両に搭載される蓄電デバイスとして、リチウムイオン電池などの二次電池、電気二重層キャパシタおよびハイブリッドキャパシタなどの電気化学キャパシタの検討および開発が進められている。
このような蓄電デバイスは、一般的に、正極と、負極と、これら電極間に介在されるセパレータと、電極およびセパレータを収容し、これらを浸漬するように電解液が満たされているセル槽とを有している。そして、各電極において、電気二重層および/または酸化還元反応により蓄電されるエネルギーが放電されることにより、蓄電デバイスの充放電が行なわれる。
しかるに、電解液として、例えば、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)などのリチウム塩を、エチレンカーボネート(C)などの有機溶媒に溶解させた有機電解液を用いると、充放電サイクルにおいてフッ酸(HF)が発生し、負極の電気容量および充放電サイクル特性が低下するという不具合がある。
そこで、上記した不具合を解決するために、例えば、特許文献1には、ポリオレフィン微多孔膜の片面または両面に、Si−N結合を有する化合物からなる薄膜が形成されてなる電池用セパレータが用いられる電池が開示されている。この電池では、Si−N結合を有する化合物から得られる薄膜に含まれるN−H基によって、電解液中のHFを捕捉することができるため、負極の電気容量および充放電サイクル特性の低下を抑制することができる。
また、特許文献2には、リチウムの吸蔵、放出が可能な負極と、下記一般式(1)で表される正極活物質が含有されてなる正極と、1または2以上のアジリジン環を有するアジリジン化合物が非水電解液に添加されてなる電解質とを具備してなるリチウム二次電池が開示されている。
LiNi1−y−zCo (1)
(式中、Mは、Al、Cr、Mn、Fe、Mg、La、Ce、Sr、Vのうちから選択される遷移金属またはランタノイド金属のうちの一つ以上の元素を示し、AはO、F、SおよびPのうちから選択される一つ以上の元素を示し、前記組成比を示すx、y、zは1.0≦x≦1.1、0.01≦y≦0.1、0.01≦z≦0.5を示す。)
このリチウム二次電池では、正極活物質に含まれる水分などの不純物によりHFが生成した場合でも、電解質に含まれているアジリジン化合物によってHFが中和されるため、負極の電気容量および充放電サイクル特性の低下を抑制することができる。
特開2002−367584号公報 特開2004−342504号公報
ところで、上記した蓄電デバイスは、正極および負極の各電極に電圧が印加されることによってエネルギーを蓄える。蓄えられるエネルギー密度(Wh/kg)は、電圧(V)×電気容量(Ah/kg)で示され、電圧を高めることによって、より大きなエネルギーを蓄えることができる。
しかし、例えば、電解液がリチウム塩含有有機溶媒である場合、正極に高電圧を印加すると、負極において、上記有機溶媒に含まれるアニオンから誘導される酸からフッ化リチウム(LiF)が生成する。そして、このLiFが負極を被覆して、負極の電気容量および充放電サイクル特性の低下を生じる。その結果、蓄電デバイスに蓄えられるエネルギー密度が低下する場合がある。
一方、特許文献1に記載される電池では、HFを捕捉できるものの、上記した薄膜が、セパレータの表面に塗布されて形成されるため、薄膜、より具体的には、Si−N結合を有する化合物が各電極と接触することにより、各電極の電気容量が低下する場合がある。
また、特許文献2に記載されるリチウム二次電池では、HFを中和できるものの、例えば、正極に活性炭を用いた場合には、正極において、アジリジン環が開裂して重合したポリマーが分解され、活性炭の細孔が塞がれて正極の電気容量が低下する場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、正極に高電圧を印加した場合に、負極の電気容量および充放電サイクル特性の低下を抑制することができる蓄電デバイスを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の蓄電デバイスは、正極と、負極と、アニオンにハロゲンを含むリチウム塩を含む有機溶媒からなる電解液と、前記正極と前記負極との間に介在され、前記電解液に含まれるアニオンから誘導される負極活性阻害物質を捕捉する捕捉部材と、を備え、前記正極の電位が4.23V vs.Li/Li以上であり、前記正極が分極性電極であり、前記負極がリチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出可能な材料からなる電極であり、前記捕捉部材がリチウム金属であることを特徴としている。
また、本発明の蓄電デバイスは、正極と、負極と、アニオンにハロゲンを含むリチウム塩を含む有機溶媒からなる電解液と、前記正極と前記負極との間に介在され、前記電解液に含まれるアニオンから誘導される負極活性阻害物質を捕捉する捕捉部材と、前記正極と前記捕捉部材との間および前記負極と前記捕捉部材との間に介在されるセパレータと、を備え、前記正極が分極性電極であり、前記負極がリチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出可能な材料からなる電極であり、前記捕捉部材がリチウム金属であることを特徴としている。
本発明の蓄電デバイスでは、正極に高電圧が印加されて、電解液に含まれるアニオンから誘導される負極活性阻害物質が生成しても、その負極活性阻害物質は、捕捉部材に捕捉される。そのため、負極において、充放電を妨げとなる負極活性阻害物質の生成を抑制でき、負極の電気容量および充放電サイクル特性の低下を抑制することができる。その結果、正極に高電圧を印加することができ、蓄電デバイスのエネルギー密度を向上させることができる。
図1は、本発明の蓄電デバイスの一実施形態を示すハイブリッドキャパシタの概略構成図である。
図1において、このハイブリッドキャパシタ1は、正極2と、その正極2と間隔を隔てて対向配置される負極3と、正極2と負極3との間に介在されるセパレータ4(より具体的には、正極2側に配置されるセパレータ4aと負極3側に配置されるセパレータ4b)と、セパレータ4aとセパレータ4bとの間に介在される捕捉部材としてのリチウム箔5と、正極2、負極3、セパレータ4およびリチウム箔5を収容し、これらを浸漬するように電解液6が満たされているセル槽7とを備えている。なお、このハイブリッドキャパシタ1は、ラボスケールで採用される電池セルであって、工業的には、このハイブリッドキャパシタ1を、公知の技術によって適宜スケールアップしたものが採用される。
正極2は、例えば、活性炭、導電剤および結合剤を配合した混合物を、電極形状に成形した後、乾燥させることにより、形成する。
活性炭は、例えば、活性炭原料に対して、賦活処理を施すことにより得ることができる。
活性炭原料としては、特に制限されないが、例えば、石油系ピッチ、石炭系ピッチ、メソフェーズ系ピッチなどのピッチ系原料、これらピッチ系材料を熱処理することにより得られるコークス系原料、やしがら、木粉などの植物系原料、フェノール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、レゾルシノール系樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリブチラール、ポリアセタール、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセテートなどの合成樹脂系原料およびこれらの炭化物が挙げられ、好ましくは、易黒鉛化炭素(ソフトカーボン)である、ピッチ系原料、コークス系原料、合成樹脂系原料(とりわけ、塩化ビニル系、ポリアクリロニトリル)が挙げられる。
賦活処理としては、例えば、水酸化カリウム(KOH)、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化リチウム(LiOH)、水酸化セシウム(CsOH)、水酸化ルビジウム(RbOH)などを賦活剤として用いるアルカリ賦活処理、塩化亜鉛(ZnCl)、リン酸(HPO)などを賦活剤として用いる薬品賦活処理、二酸化炭素(CO)、空気などを賦活剤として用いるガス賦活処理、および、水蒸気(HO)を賦活剤として用いる水蒸気賦活処理などが挙げられ、好ましくは、アルカリ賦活処理が挙げられ、さらに好ましくは、水酸化カリウム(KOH)を賦活剤として用いるアルカリ賦活処理が挙げられる。このような賦活処理は、例えば、上記したKOH賦活処理を行なう場合、活性炭原料を窒素雰囲気下、例えば、600〜1000℃で焼成することにより行なわれる。
導電剤としては、例えば、カーボンブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラックなどが挙げられる。また、導電剤の配合割合は、混合物中、例えば、0〜20重量%である。つまり、導電剤は、配合しても配合しなくてもよい。
結合剤としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、フルオロオレフィン共重合体架橋ポリマー、フルオロオレフィンビニルエーテル共重合体架橋ポリマー、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸などが挙げられる。また、結合剤の配合割合は、混合物中、例えば、2〜10重量%である。
そして、正極2を電極形状に成形するには、例えば、上記した活性炭、導電剤および結合剤を配合した混合物を、例えば、ロールプレスを用いて加圧・圧延し、これにより得られる電極シートを電極形状に打ち抜いた後、乾燥させ、集電体となる金属箔に圧着させる。
金属箔としては、例えば、アルミニウム箔、銅箔、ステンレス箔、ニッケル箔などが挙げられる。
このようにして得られる正極2は、活性炭を主体とする分極性電極であるため、正極2および負極3にアニオンおよびカチオンがそれぞれ吸着することによる蓄電、つまり、電気二重層による蓄電に加え、酸化還元反応による蓄電をも併有することができる。
負極3は、リチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出する電極であって、リチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出可能な電極材料から形成されている。このような電極材料は、特に制限されないが、例えば、難黒鉛化炭素材料(ハードカーボン)やグラファイトが用いられる。そして、負極3は、例えば、ハードカーボンもしくはグラファイト、導電剤および結合剤を配合した混合物を、電極形状に成形した後、乾燥させることにより、形成する。
ハードカーボンは、一般的な熱硬化性樹脂、例えば、フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フルフラール樹脂、シリコーン樹脂、キシレン樹脂、ウレタン樹脂などを焼成することにより得ることができる。
グラファイトとしては、例えば、天然黒鉛、人造黒鉛、黒鉛化メソフェーズカーボン小球体、黒鉛化メソフェーズカーボン繊維、黒鉛ウィスカ、黒鉛化炭素繊維、ピッチ、コークスなどの縮合多環炭化水素化合物の熱分解物などのグラファイト系炭素材料が挙げられる。このようなグラファイト系炭素材料は、その平均粒径が、好ましくは、25μm以下の粉末が用いられる。
また、ハードカーボンもしくはグラファイトの配合割合は、混合物中、例えば、80〜98重量%である。
導電剤としては、例えば、上記した導電剤が挙げられる。また、導電剤の配合割合は、混合物中、例えば、0〜20重量%である。つまり、導電剤は、配合しても配合しなくてもよい。
結合剤としては、例えば、上記した結合剤が挙げられる。また、結合剤の配合割合は、混合物中、例えば、2〜10重量%である。
そして、負極3を電極形状に成形するには、例えば、上記したハードカーボンもしくはグラファイト、導電剤および結合剤を配合した混合物を、溶媒中で攪拌混合し、それを集電体となる金属箔上に塗布後、乾燥し、電極形状に打ち抜いた後、乾燥させる。
溶媒としては、例えば、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、トルエン、キシレン、イソホロン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、フタル酸ジメチル、エタノール、メタノール、ブタノール、水などが挙げられる。
金属箔としては、例えば、上記した金属箔が挙げられる。
セパレータ4には、絶縁材料が用いられ、例えば、ガラス繊維、シリカやアルミナの繊維、セラミックス繊維、ウィスカなどの無機繊維、例えば、セルロースなどの天然繊維、例えば、ポリオレフィン、ポリエステルなどの有機繊維などが挙げられる。また、セパレータ4は、例えば、板状に成形されている。
リチウム箔5としては、公知のリチウム箔を用いることができ、例えば、円形状、角形状に形成されている。
また、リチウム箔5の表面積は、正極2および負極3の表面積と略同一面積、または、より広い面積であることが好ましい。リチウム箔5の表面積がこのような面積であると、後述する負極活性阻害物質(例えば、HF)を、効率よく捕捉することができる。さらに、その厚みは、例えば、0.01〜0.1mmであり、好ましくは、0.01〜0.05mmである。
また、リチウム箔5には、その厚み方向に複数の孔が形成されている。このような孔が形成されることによって、電解液6が、セパレータ4aとセパレータ4bとの間を通過することができ、充放電することができる。
なお、リチウム箔5は、リチウム金属であれば、特に箔に制限されず、たとえば、リチウム粉末やペースト状のリチウムを用いることもできる。
また、本実施形態において、リチウム箔5は、2枚のセパレータ4aおよび4bの間に介在されているが、リチウム箔5が正極2および負極3との間に介在され、リチウム箔5と正極2との間、および、リチウム箔5と負極3との間が、それぞれセパレータ4で隔てられている構成、すなわち、リチウム箔5と正極2、および、リチウム箔5と負極3とがそれぞれ接触しない構成であれば、例えば、1枚のセパレータ4の内部にリチウム箔5を設ける構成などにすることもできる。つまり、リチウム箔5と正極2、および、リチウム箔5と負極3とが接触して短絡することを防止できる構成であればよい。
電解液6は、アニオンにハロゲンを含むリチウム塩を含む有機溶媒からなり、そのリチウム塩を有機溶媒に溶解させることにより、調製されている。
アニオンにハロゲンを含むリチウム塩としては、例えば、LiClO、LiCFSO、LiC(SOCF、LiCSO、LiC17SO、LiB[C(CF−3,5]、LiB(C、LiB[C(CF)−4]、LiBF、LiPF、LiAsF、LiSbF、LiCFCO、LiN(CFSOなどが挙げられる。なお、上式中[C(CF−3,5]は,フェニル基の3位と5位に、[C(CF)−4]はフェニル基の4位に、それぞれ−CFが置換されているものを意味する。
有機溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート、プロピレンカーボネート誘導体、エチレンカーボネート、エチレンカーボネート誘導体、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、γ−ブチロラクトン、1,3−ジオキソラン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジオキソラン、リン酸トリエステル、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水フタル酸、1,3−プロパンスルトン、4,5−ジヒドロピラン誘導体、ニトロベンゼン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオキサン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロフラン誘導体、シドノン化合物、アセトニトリル、ニトロメタン、アルコキシエタン、トルエンなどが挙げられる。これらは、単独または2種以上併用することができる。
電解液6は、有機溶媒中のリチウム塩の濃度が、例えば、0.5〜5mol/L、好ましくは、1〜3mol/Lとなるように調製する。また、高い耐電圧が得られるように、電解液6中の水分量が、例えば、50ppm以下、好ましくは、10ppm以下となるように調製する。
そして、このハイブリッドキャパシタ1では、正極2の電位が4.23V vs.Li/Li以上であって、電解液6中のリチウム塩に含まれるアニオンから誘導される負極活性阻害物質が、リチウム箔5で捕捉される。
正極2の電位を4.23V vs.Li/Li以上とするには、例えば、負極3にハードカーボンを用いた場合、セル電圧を3V以上で印加する。
この際、例えば、リチウム塩としてLiPFを用い、有機溶媒としてエチレンカーボネートを用いた場合には、正極2において、PF と正極2および有機溶媒の残存水分などの分解によって生じたHとの反応により生成したと思われる負極活性阻害物質としてのフッ酸(HF)が、リチウム箔5において捕捉される。そのため、負極3において、LiFが生成しない。つまり、負極3において、充放電を妨げとなるLiFの生成を抑制でき、負極3の電気容量および充放電サイクル特性の低下を抑制することができる。
すなわち、従来のハイブリットキャパシタでは、例えば、図2に、高電圧(例えば、セル電圧:4V以上 正極電位:4.23V vs.Li/Li以上)を印加して充放電した後の負極3の表面の状態を走査型電子顕微鏡(SEM)で撮影した図が示されるように、負極3の表面に異物が析出している(図2の負極表面を、X線光電子分光法(XPS)およびフーリエ変換赤外分光法(FT−IR)を用いて構造解析したところ、この異物はLiFであった。)。
一方、本実施形態におけるハイブリッドキャパシタ1では、HFがリチウム箔5で捕捉されるため、図3に、高電圧(例えば、セル電圧:4V以上 正極電位:4.23V vs.Li/Li以上)を印加して充放電した後の負極3の表面の状態をSEMで撮影した図が示されるように、高電圧で充放電を行なっても、負極3の表面にLiFが析出することを抑制できる(図3の負極表面を、XPSおよびFT−IRを用いて構造解析したところ、LiFは検出されず、正常なSEI膜の構成要素(例えば、炭酸リチウム、リチウムアルキルカーボネートなど)が検出された。)。
その結果、図4に、充放電サイクルにおける負極の電気容量の変化が示されるように、正極2の電位が4.23V vs.Li/Li以上のハイブリッドキャパシタ(図4では、4.23V vs.Li/Li、4.42V vs.Li/Liおよび4.68V vs.Li/Li)では、負極の電気容量および充放電サイクル特性の低下を生じる。
一方、正極2の電位が4.23V vs.Li/Li以上であってもリチウム箔5を設ける本実施形態に係るハイブリッドキャパシタ1(図4では、正極2の電位が4.90V vs.Li/Liであって、リチウム箔5を設けたもの)では、負極3において、充放電の妨げとなるLiFの析出を抑制でき、負極3の電気容量および充放電サイクル特性の低下を抑制することができる。
このように、従来のハイブリッドキャパシタでは、4V以上のセル電圧を印加すると(正極電位:4.23V vs.Li/Li以上)、LiFの生成が加速され(図4参照)、負極の容量が激しく低下するので、本実施形態に係るハイブリッドキャパシタ1は、4V以上の高電圧が印加される場合(正極電位:4.23V vs.Li/Li)において有用である。つまり、セル電圧を高めることが可能となり、優れたエネルギー密度を有するハイブリッドキャパシタ1を得ることができる。
なお、図4における測定試料については以下の通りである。
正極2:活性炭(クラレケミカル株式会社製 RP−15 結合剤:PTFE(ポリテトラフルオロエチレン))
負極3:ハードカーボン(株式会社クレハ製 カーボトロンPS(F) 結合剤:PVdF(ポリフッ化ビニリデン))
電解液6:1mol/LのLiPF/エチレンカーボネート+ジエチレンカーボネート
図5は、本発明の蓄電デバイスの第2の実施形態を示すボタン型ハイブリッドキャパシタの概略構成図である。なお、この図5において図1に示された各部に対応する部分には、図1の場合と同一の参照符号を付して示す。
図5において、このボタン型ハイブリッドキャパシタ8は、上記ハイブリッドキャパシタ1と構成が異なるキャパシタであり、正極端子を兼ねる正極ケース9と、その正極ケース9と上下方向に対向配置される負極端子を兼ねる負極ケース10とを備えている。
正極ケース9は、例えば、下側が略凹形状のケースであり、例えば、厚さ0.2〜0.4mmの導電性および耐食性のある金属、例えば、SUS304などから形成されている。
負極ケース10は、例えば、正極ケース9を収容可能な、上側が略凹形状のケースであり、例えば、厚さ0.2〜0.4mmの上記した正極ケース9と同様の材料から形成されている。
正極ケース9と負極ケース10との間には、正極ケース9と接触する正極2と、その正極2と間隔を隔てて対向配置され、負極ケース10と接触する負極3と、正極2と負極3との間に介在され、電解液6が含浸された上側のセパレータ4aおよび下側のセパレータ4bと、セパレータ4aとセパレータ4bとの間に介在されるリチウム箔5とが介在されている。これにより、正極2と負極3との間で充放電することができる。
また、正極ケース9の周縁部11と、負極ケース10の周縁部12との間の隙間13には、絶縁ガスケット14が充填されている。これにより、正極ケース9と負極ケース10とが接触することを防止でき、正極2と負極3とが短絡することを防止することができる。
そして、このボタン型ハイブリッドキャパシタ8においても、上記ハイブリッドキャパシタ1と同様に、電解液6中のリチウム塩に含まれるアニオンから誘導される負極活性阻害物質が、リチウム箔5で捕捉されるため、負極3の電気容量および充放電サイクル特性の低下を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、ハイブリッドキャパシタ1を、電気二重層キャパシタやリチウムイオン電池に変更することができる。
例えば、電気二重層キャパシタの場合には、負極の材料として、上記した負極3に用いられる材料の代わりに、例えば、正極2と同様の材料である活性炭が用いられる。
一方、リチウムイオン電池の場合には、正極の材料として、上記した正極2に用いられる材料(活性炭)の代わりに、種々の酸化物、硫化物が用いられ、例えば、二酸化マンガン(MnO2)、リチウムマンガン複合酸化物(例えば、LiMn24,LiMnO2など)、リチウムニッケル複合酸化物(例えば、LiNiO2など)、リチウムコバルト複合酸化物(例えば、LiCoO2など)、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、リチウムマンガンコバルト複合酸化物、バナジウム酸化物(例えば、V25など)が用いられる。また、導電性ポリマー材料、ジスルフィド系ポリマー材料などの有機材料も用いることができる。
次に、本発明を実施例および比較例に基づいて説明するが、本発明は下記の実施例によって限定されるものではない。
実施例1
(正極)活性炭(クラレケミカル株式会社製 RP−15):カーボンブラック:PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)を85:5:10の配合重量比で混合し、ロールプレスを用いて加圧・圧延することにより、厚み200μmの電極シートを得た。この電極シートをφ10のサイズに打ち抜き、さらに100℃で12時間真空乾燥することにより、正極を作製した。
(負極)ハードカーボン(株式会社クレハ製 カーボトロンPS(F)):PVdF(ポリフッ化ビニリデン)を9:1の配合重量比で混合し、NMP(1−メチル−2−ピロリドン)中で十分攪拌した後、アルミ箔に約30μmの厚さに塗工し、乾燥した後、φ10のサイズに打ち抜き、さらに100℃で12時間真空乾燥することにより、負極を作製した。
(セパレータ)厚さ400μmのセラミックスフィルタ(ADVANTEC社製 GB−100R)を、φ24に打ち抜くことにより、セパレータを作製した。
(電解液)1mol/LのLiPF/エチレンカーボネート+ジエチレンカーボネート溶媒(1:1体積比)を調製することにより、電解液を作製した。
(リチウム箔)厚さ30μmのリチウム箔(本城金属株式会社製)10mm×10mmに孔を開け、試験用リチウム箔として用いた。
上記の正極1枚、負極1枚、セパレータ2枚、電解液1.5ccおよびリチウム箔1枚を用いて、試験セルを組み立て、2.2〜4.4Vの電圧範囲(電流密度:1mA/cm)で充放電試験を実施した。その充放電曲線を図6に示す。なお、単極の電位はLi参照極を基準として測定した。
比較例1
上記実施例1で用いた正極1枚、負極1枚、セパレータ1枚、電解液1ccを用いて、試験セルを組み立て、2.2〜4.4Vの電圧範囲(電流密度:1mA/cm)で充放電試験を実施した。その充放電曲線を図7に示す。なお、単極の電位はLi参照極を基準として測定した。
考察
図8に、実施例1および比較例1の充放電サイクルにおける負極の電気容量の変化、図9に、実施例1および比較例1の充放電サイクルにおけるクーロン効率の変化を示す。
比較例1では、正極の電位が4.23V vs.Li/Li以上であり、リチウム箔が設けられていない。そのため、負極の表面にLiFが析出し、図8に示されるように、充放電サイクルの経過とともに、負極の電気容量が低下している。例えば、約21mAhの電気容量(1サイクル目)が、約14mAh(10サイクル目)に低下しており、この負極の電気容量低下に起因して、試験セル全体としての電気容量が低下している(図7参照)。つまり、充放電サイクル特性が低下している。また、クーロン効率(充電容量に対する放電容量の比)が低い値となっており(図9参照)、効率よく充放電が行なわれていない。
一方、実施例1では、正極の電位が4.23V vs.Li/Li以上であるが、リチウム箔においてHFが捕捉されるため、充放電サイクルにおいて、平均して約21〜22mAhの電気容量が発現されている(図8参照)。そのため、試験セル全体としての電気容量が低下せず、優れた充放電サイクル特性を示している(図6参照)。さらに、クーロン効率も高い値となっている(図9参照)。
その結果、実施例1のように、負極において、容量低下の要因であるLiFの析出を抑制できるハイブリッドキャパシタであれば、正極に高電圧(例えば、4V以上)を印加することができる。つまり、セル電圧を高めることが可能となり、優れたエネルギー密度を有するハイブリッドキャパシタを得ることができる。
本発明の蓄電デバイスの一実施形態を示すハイブリッドキャパシタの概略構成図である。 セパレータ間にリチウム箔を設けないハイブリッドキャパシタに対して、高電圧を印加して充放電した後の負極の表面の状態をSEMで撮影した図である。 セパレータ間にリチウム箔を設けたハイブリッドキャパシタに対して、高電圧を印加して充放電した後の負極の表面の状態をSEMで撮影した図である。 充放電サイクルにおける負極の電気容量の変化を示す図である。 本発明の蓄電デバイスの第2の実施形態を示すボタン型ハイブリッドキャパシタの概略構成図である。 実施例1の充放電曲線である。 比較例1の充放電曲線である。 実施例1および比較例1の充放電サイクルにおける負極の電気容量の変化を示す図である。 実施例1および比較例1の充放電サイクルにおけるクーロン効率の変化を示す図である。
符号の説明
1 ハイブリッドキャパシタ
2 正極
3 負極
5 リチウム箔
6 電解液
8 ボタン型ハイブリッドキャパシタ

Claims (2)

  1. 正極と、
    負極と、
    アニオンにハロゲンを含むリチウム塩を含む有機溶媒からなる電解液と、
    前記正極と前記負極との間に介在され、前記電解液に含まれるアニオンから誘導される負極活性阻害物質を捕捉する捕捉部材と、を備え、
    前記正極の電位が4.23V vs.Li/Li以上であり、
    前記正極が分極性電極であり、
    前記負極がリチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出可能な材料からなる電極であり、
    前記捕捉部材がリチウム金属であることを特徴とする、蓄電デバイス。
  2. 正極と、
    負極と、
    アニオンにハロゲンを含むリチウム塩を含む有機溶媒からなる電解液と、
    前記正極と前記負極との間に介在され、前記電解液に含まれるアニオンから誘導される負極活性阻害物質を捕捉する捕捉部材と、
    前記正極と前記捕捉部材との間および前記負極と前記捕捉部材との間に介在されるセパレータと、を備え
    前記正極が分極性電極であり、
    前記負極がリチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出可能な材料からなる電極であり、
    前記捕捉部材がリチウム金属であることを特徴とする、蓄電デバイス。
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