JP4910606B2 - プラネタリギヤ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車輌用自動変速機に用いられるプラネタリギヤ装置に係り、詳しくは、ショートピニオンとこれに噛合するロングピニオンとを有するキャリヤを備えたラビニヨ型のプラネタリギヤ装置に関する。
一般に、例えば自動車などに備えられる自動変速機には、ラビニヨ型と呼ばれる2つのプラネタリギヤが一体的に組合されて構成されたプラネタリギヤ装置が用いられている。このラビニヨ型のプラネタリギヤ装置は、例えば入力軸上にそれぞれ回転自在に支持された2つのサンギヤと、キャリヤと、リングギヤと、の4つの回転要素で構成されており、該キャリヤに、1つ目のサンギヤに噛合するように同一円周上に配置された複数のショートピニオンと、該ショートピニオンと2つ目のサンギヤとリングギヤとに噛合するように同一円周上に配置される複数のロングピニオンとを回転自在に支持することによって構成されている。
ところで、プラネタリギヤのキャリヤは、2枚の側板によって複数のピニオンを支持し、該2枚の側板をキャリヤブリッジによって接続して構成するものが一般的であるが、上述のようなラビニヨ型のプラネタリギヤ装置にあっては、上記ショートピニオン及びロングピニオンを支持する必要があるため、つまり長さの異なる2種類のピニオンを支持することになる。
このようなラビニヨ型のプラネタリギヤ装置として、一方の側板で両ピニオンの端部を支持し、かつ他方の側板に肉厚が厚い肉厚部を形成して、該他方の側板でロングピニオンの端部を支持すると共に、該肉厚部においてショートピニオンの(ピニオンシャフトの)端部を支持するように、キャリヤを構成したものが提案されている(特許文献1参照)。なお、このものは、キャリヤの2つの側板からそれぞれキャリヤブリッジを延設し、それらキャリヤブリッジの間に、該キャリヤの回転を係止するためのブレーキのハブを挟持する形で、2つの側板を接続している。
一方、同じくラビニヨ型のプラネタリギヤ装置として、2つの側板をカップ状にプレス加工して形成し、それら2つのカップ状の側板を固着することでキャリヤを構成したものも提案されている(特許文献2参照)。このものは、2つのカップ状部材が、開口方向が同方向となる形で固着されており、つまり一方のカップ状部材の底部分が上記肉厚部と同様な役目、つまりショートピニオンの(ピニオンシャフトの)端部をキャリヤの軸方向中央部分で支持するための役目を果たしている。また、そのショートピニオンの端部を支持するカップ状部材は、そのドラム状部分の一部を切った後、該切った部分を軸方向に対して垂直方向に倒すことで、ロングピニオンの(ピニオンシャフトの)端部を支持する部分を形成しており、つまり同部材で、ロングピニオンも支持する側板の役目も担っている。
特開2006−125425号公報 特許第2852819号公報
しかしながら、特許文献1のプラネタリギヤ装置は、上述したようにキャリヤの側板に肉厚部を形成するため、(特許文献2のものに比して)比較的強い剛性を保って両ピニオンを支持することが可能であるものの、切削加工により製造する必要が生じてしまい、加工性として良好でなく、コストダウンの妨げとなっていた。また、キャリヤに上記肉厚部を形成するため、軽量化が困難であり、回転駆動に対するイナーシャが大きく、特に変速時における制御性の向上の妨げとなるという問題もあった。
一方、特許文献2に示すプラネタリギヤ装置のキャリヤは、上述したように2つのカップ状部材から構成されているため、プレス加工により形成でき、(特許文献1のものに比して)加工性を向上することが可能であるが、ドラム状部分の一部を切ってロングピニオンの支持部分を形成するため、プレスの回数が多くなると共に、そのカップ状部材の剛性、特にロングピニオンの支持部分における剛性が弱くなってしまうという問題があった。
また、カップ状部材のドラム部分を切欠いてロングピニオンを貫通させているため、該ドラム部分の外周側にブレーキやクラッチのハブ等を固着することが困難であり、2つのカップ状部材における端部、即ちラビニヨ型のプラネタリギヤ装置における端部にブレーキやクラッチのハブを固着することになる。そのため、キャリヤとハブとの動力伝達経路が長くなり、特にそれらブレーキやクラッチが係合した状態にあって、ハブとキャリヤとの間に捩じれが生じ易くなる等、つまりハブ及びキャリヤのアッシーとしての剛性が弱くなるという問題があった。
そこで本発明は、長さの異なるロングピニオン及びショートピニオンを支持するキャリヤにあって、加工性の向上や剛性の向上を可能にしたプラネタリギヤ装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、ショートピニオン(17)と、前記ショートピニオンに噛合するロングピニオン(15)と、を回転自在に支持すると共に、前記ショートピニオン(17)が前記ロングピニオン(15)よりも内径側に配置されたキャリヤ(2)を備えたプラネタリギヤ装置(1)において、
前記キャリヤ(2)は、
前記ショートピニオン(17)のピニオンシャフト(16)の一端を支持する基板部(10a)を有する中央部材(10)と、
底板部(12a)と、前記底板部の周囲から一体に軸方向一方側(X1方向)に延びる周縁部(12b)と、を有し、前記中央部材(10)の基板部(10a)の軸方向一方側(X2方向)に配置されると共に、前記ロングピニオン(15)のピニオンシャフト(14)の一端を前記底板部(12a)で支持する一方側部材(12)と、
底板部(11a)と、前記底板部の周囲から一体に軸方向他方側(X2方向)に延びる周縁部(11b)と、を有し、前記中央部材(10)の基板部(10a)の軸方向他方側(X1方向)に配置されると共に、前記ショートピニオン(17)のピニオンシャフト(16)の他端と前記ロングピニオン(15)のピニオンシャフト(14)の他端とを前記底板部(11a)で支持する他方側部材(11)と、を備え、
前記中央部材(10)は、前記ショートピニオン(17)のピニオンシャフト(16)の一端を支持する孔部(10d)と、前記孔部(10d)よりも外径側に配置され、前記一方側部材(12)の周縁部(12b)を固着するための長孔部(10e)と、を有し、
前記中央部材(10)の基板部(10a)の軸方向(X1−X2方向)両側に前記一方側部材(12)の周縁部(12b)及び前記他方側部材(11)の周縁部(11b)を固着して、前記ショートピニオン(17)及び前記ロングピニオン(15)を支持する枠体を構成した、
ことを特徴とするプラネタリギヤ装置(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記中央部材(10)は、前記基板部(10a)を底板部として、前記底板部(10a)の周囲から一体に軸方向に延びる周縁部(10b)を有する、
ことを特徴とする請求項1記載のプラネタリギヤ装置(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記中央部材(10)は、前記周縁部(10b)が第1摩擦係合要素(20)の摩擦部材(21)に係合するハブ部材からなる、
ことを特徴とする請求項2記載のプラネタリギヤ装置(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1、図5、及び図9参照)、前記中央部材(10)の周縁部(10b)は、前記一方側部材(12)の周縁部(12b)の外周側に配置されてなり、
前記他方側部材は(11)、前記周縁部(11b)が第2摩擦係合要素(30)の摩擦部材(31)に係合するハブ部材からなる、
ことを特徴とする請求項2又は3記載のプラネタリギヤ装置(1)にある。
請求項5に係る本発明は(例えば図1、図5、及び図9参照)、前記一方側部材(12)の周縁部(12b)は、前記ロングピニオン(15)の外径を該周縁部(12b)よりも突出させる切欠き部(12e)を備え、
前記一方側部材(12)の周縁部(12b)の外周側に配置され、前記ロングピニオン(15)に噛合するリングギヤ(8)を備えた、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載のプラネタリギヤ装置(1)にある。
請求項6に係る本発明は(例えば図1乃至図9参照)、前記中央部材(10)、前記一方側部材(12)、及び前記他方側部材(11)は、プレス加工により形成し得る、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載のプラネタリギヤ装置(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、中央部材を配設し、その中央部材の基板部の軸方向両側に一方側部材の周縁部及び他方側部材の周縁部を固着して、キャリヤの枠体を構成したので、キャリヤの枠体としての剛性を強くすることができる。
また、中央部材の基板部にてショートピニオンのピニオンシャフトの一端を支持するので、従来のような肉厚部を形成することを不要とすることができて、特に一方側部材及び他方側部材は、底板部の周囲から一体に軸方向に延びる周縁部を形成するだけで足り、それら中央部材、一方側部材、他方側部材の3つの部材に対して固着部の精度出しのための切削加工以外の切削加工を行うことを不要とすることができて、加工性を向上することができ、コストダウンを図ることができる。更に、肉厚部を形成することが不要となるため、軽量化も図ることができ、本プラネタリギヤ装置が搭載される自動変速機の制御性の向上を図ることができる。
また、中央部材、一方側部材、他方側部材の3つの部材でショートピニオン及びロングピニオンの両端部をそれぞれ支持するので、例えばカップ状部材のドラム部分を切欠いて1つの部材によりショートピニオン及びロングピニオンの一端部を支持することも不要となり、加工性を向上すること(即ちプレスの回数を減少させること)ができるものでありながら、キャリヤの枠体としての剛性を強くすることができる。
更に、プラネタリギヤ装置の外周側に、キャリヤに回転を伝達するクラッチや該キャリヤの回転を係止するブレーキを設ける場合は、例えば中央部材の基板部にそのハブ部材を固着したり、一方側部材の周縁部や他方側部材の周縁部をハブ部材として用いたりすることができ、キャリヤとハブとの伝達経路を短くすることができて、つまりハブ部材及びキャリヤのアッシーとしての剛性を強くすることができる。
請求項2に係る本発明によると、中央部材は、基板部を底板部として、底板部の周囲から一体に軸方向に延びる周縁部を有しているので、つまり中央部材をカップ状に形成することができ、中央部材自体の剛性を強くすることができる。
請求項3に係る本発明によると、中央部材は、周縁部が第1摩擦係合要素の摩擦部材に係合するハブ部材からなるので、剛性を強くするためのカップ状の周縁部をハブ部材として共用することができ、本プラネタリギヤ装置が搭載される自動変速機のコンパクト化を図ることができる。
請求項4に係る本発明によると、他方側部材の周縁部が第2摩擦係合要素の摩擦部材に係合するハブ部材からなるので、つまり他方側部材の剛性を強くし、かつキャリヤブリッジとしての役目をするカップ状の周縁部を、ハブ部材として共用することができ、本プラネタリギヤ装置が搭載される自動変速機のコンパクト化を図ることができる。
請求項5に係る本発明によると、一方側部材の周縁部に、ロングピニオンの外径を該周縁部よりも突出させる切欠き部を備えており、一方側部材の周縁部の外周側に該ロングピニオンに噛合するリングギヤを配置するので、一方側部材とリングギヤとを、部材を交錯させることなく配置することができる。
請求項6に係る本発明によると、中央部材、一方側部材、及び他方側部材を、プレス加工により形成することができ、プラネタリギヤ装置のコストダウンを図ることができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図9に沿って説明する。
本発明の実施の形態に係るプラネタリギヤ装置1は、例えば自動車に搭載される自動変速機に備えられており、4つの回転要素を有している、いわゆるラビニヨ型のプラネタリギヤである。
プラネタリギヤ装置1は、図1に示すように、入力軸5上にそれぞれ回転自在に支持された2つのサンギヤ6,7と、キャリヤ2と、リングギヤ8と、の4つの回転要素で構成されており、該キャリヤ2に、サンギヤ6に噛合するように同一円周上に配置された複数のショートピニオン17と、該ショートピニオン17とサンギヤ7とリングギヤ8とに噛合するように同一円周上に配置される複数のロングピニオン15とを回転自在に支持することによって構成されている。
入力軸5は、中空軸状に形成された軸状の部材に、フランジ部5eが一体に形成されている。また、該入力軸5の中空部分には、潤滑油を供給するための油路5aが形成されており、さらに該油路5aと該入力軸5の外面とを連通する5b,5c,5dが設けられている。
サンギヤ6は、大径部6gと小径部6sを有する中空軸状の部材であって、大径部6gの外周面に歯面が形成されており、該大径部6gにおいて、ショートピニオン17と噛合している。また、サンギヤ6は、該大径部6g及び小径部6sの中空部分を貫通している入力軸5に回転自在に支持されており、詳しくは、大径部6gにおいて、入力軸5のフランジ部5eとの間でベアリング45と、該入力軸5の軸状部分との間でブッシュ42とを介して回転自在に支持されている。さらに、サンギヤ6の大径部6g及び小径部6sには、潤滑油を供給するために、内周面と外周面とを連通する油路6a,6b,6c,6dが設けられている。
サンギヤ7は、大径部7gと小径部7sを有する中空軸状の部材であって、大径部7gの外周面に歯面が形成されており、該大径部7gにおいて、ロングピニオン15と噛合している。また、サンギヤ7は、該大径部7g及び小径部7sの中空部分を貫通しているサンギヤ6の小径部6sに回転自在に支持されており、詳しくは、大径部7gにおいて、サンギヤ6の大径部6gとの間でベアリング46と、サンギヤ6の小径部6sとの間でブッシュ43とを介して回転自在に支持されている。さらに、サンギヤ7の小径部7sには、潤滑油を供給するために、内周面と外周面とを連通する油路7a,7bが設けられている。
リングギヤ8は、中空軸状に形成された内歯の歯車である歯車部8aとフランジ部8bとで構成されている。該歯車部8aは、X2方向側の内周側に設けられたスプラインによりフランジ部8bと係合され、スナップリング52によって軸方向の移動が規制されており、X2方向側の外周側にパーキングギヤ8cが形成されている。
キャリヤ2は、図1乃至図5に示すように、センタープレート(中央部材)10、第1キャリヤプレート(他方側部材)11、及び第2キャリヤプレート(一方側部材)12を備えた枠体3と、図1、及び図6乃至図9に示すように、該枠体3に支持されたそれぞれ3組のショートピニオンシャフト16とロングピニオンシャフト14と、該ショートピニオンシャフト16に回転自在に支持されたショートピニオン17と、該ロングピニオンシャフト14に回転自在に支持されたロングピニオン15とで構成されている。
ショートピニオン17は、中空軸状に形成された外歯の歯車で、その中空部分を貫通しているショートピニオンシャフト16にベアリング51を介して回転自在に支持されており、上述のように、サンギヤ6の歯車部6gと噛合している。
該ショートピニオンシャフト16は、X1方向側において、詳しくは後述する、第1キャリヤプレート11の孔部11eで、またX2方向側において、詳しくは後述する、センタープレート10の孔部10dでそれぞれ支持されており、該第1キャリヤプレート11とショートピニオン17との間にはワッシャ48aが、該センタープレート10とショートピニオン17との間にはワッシャ48bがそれぞれ配置されている。また、ショートピニオンシャフト16には、潤滑油を供給するための油路16a,16bが設けられている。
ロングピニオン15は、中空軸状に形成された外歯の歯車で、その中空部分を貫通しているロングピニオンシャフト14にニードル41やケージ44からなるベアリングを介して回転自在に支持されており、上述のように、サンギヤ7の歯車部7gとリングギヤ8とにそれぞれ噛合している。
該ロングピニオンシャフト14は、X1方向側において、第1キャリヤプレート11の孔部11dで、またX2方向側において、詳しくは後述する、第2キャリヤプレート12の孔部12cでそれぞれ支持されており、該第1キャリヤプレート11とロングピニオン15との間にはワッシャ47aが、該第2キャリヤプレート12とロングピニオン15との間にはワッシャ47bがそれぞれ配置されている。また、ロングピニオンシャフト14には、潤滑油を供給するための油路14a,14bが設けられている。
センタープレート10は、図1乃至図3に示すように、中空円板状に形成された基板部10aと、該基板部10aを底板部とし、この周囲から一体にX2方向側に延設された周縁部10bとから構成されている。該基板部10aは、入力軸5が貫通する中空部分が形成され、ロングピニオン15の配置される部分に切欠き部10gが形成されており、上述したショートピニオンシャフト16を支持する孔部10dと、第2キャリヤプレート12の周縁部12bを固着するための長孔部10eとがそれぞれ3箇所ずつ穿設されている。周縁部10bには、外周面に、詳しくは後述するブレーキ(第1摩擦係合要素)20の内摩擦板21が係合するスプライン10cが形成されている。また、基板部10aと周縁部10bにおいては、断面形状がL字状、つまり該センタープレート10が基板部10aを底板部としたカップ状の形状となっており、剛性が強くなるように形成されている。
第1キャリヤプレート11は、図1及び図4に示すように、中空円板状に形成された底板部11aと該底板部11aの周囲から一体にX2方向側に延設された周縁部11bとから構成されている。該底板部11aは、入力軸5が貫通する中空部分が形成されており、ロングピニオンシャフト14を支持する孔部11dと、ショートピニオンシャフト16を支持する孔部11eとがそれぞれ3箇所ずつ穿設されている。周縁部11bには、外周側に、詳しくは後述するクラッチ(第2摩擦係合要素)30の内摩擦板31が係合するスプライン11cが形成されている。また、底板部11aと周縁部11bにおいては、断面形状がL字状、つまり第1キャリヤプレート11がカップ状の形状となっており、剛性が強くなるように形成されている。
ところで、本発明の実施の形態に係るプラネタリギヤ装置1が備えられる自動変速機には、該プラネタリギヤ装置1の外周側に湿式多板型のブレーキ20及びクラッチ30が設けられている。該ブレーキ20は、該プラネタリギヤ装置1に備えられたキャリヤ2の枠体3を構成するセンタープレート10の周縁部10bの外周側に位置しており、該自動変速機のミッションケース(図示せず)の内周面に形成されたスプライン(図示せず)に係合している外摩擦板23と、センターケース10のスプライン10cに係合している内摩擦板21とが、不図示の油圧サーボの作用により押圧駆動されるピストン(図示せず)によって、ケースに対して係止自在に構成されている。
該クラッチ30は、該プラネタリギヤ装置1に備えられたキャリヤ2の枠体3を構成する第1キャリヤプレート11の周縁部11bの外周側に位置しており、該自動変速機のクラッチドラム34の内周面に形成されたスプライン33に係合している外摩擦板32と、第1キャリヤプレート11のスプライン11cに係合している内摩擦板31とが、不図示の油圧サーボの作用により押圧駆動されるピストン35によって、クラッチドラム34に対して係合自在に構成されている。
第2キャリヤプレート12は、図1及び図5に示すように、中空円板状に形成された底板部12aと該底板部12aの周囲から一体にX1方向側に延設された周縁部12bとで構成され、カップ状の形状、つまり該底板部12aと該周縁部12bとで断面形状がL字状をなしており、剛性を強くするための形状となっている。該底板部12aは、入力軸5が貫通する中空部分が形成され、この中空部分の周囲から一体にX2方向側に延設されたボス部12dが形成されており、ブッシュ56を介して上記サンギヤ7に回転自在に支持され、つまり入力軸5に対して回転自在に支持されている。さらに、リングギヤ8のフランジ部8bとは、ワッシャ53を介して相対回転可能に、かつ接触しないように構成されている。また、底板部12aは、ロングピニオンシャフト14を支持する孔部12cと孔部12fとがそれぞれ3箇所ずつ穿設されている。
周縁部12bは、上記ロングピニオン15の外径よりも入力軸5に対して内周側となるので、ロングピニオン15の外径部を突出させるための切欠き部12eを設けており、これにより、ロングピニオン15は、リングギヤ8と噛合できるように構成されている。
本発明に係るプランタリギヤ装置1のキャリヤ2を組立てる際には、まず、センタープレート10において、プレス加工により上記カップ状に形成すると共に、ショートピニオンシャフト16を支持するための孔部10dを穿設するため、後述の穿設工程に先立って、該孔部10dの穿設位置と同一の位置に該孔部10dよりも小径の仮孔を形成しておく。同様に、第1キャリヤプレート11においても、プレス加工により上記カップ状に形成すると共に、ショートピニオンシャフト16を支持するための孔部11eと、ロングピニオンシャフト14を支持するための孔部11dとを穿設するため、後述の穿設工程に先立って、該孔部11e及び孔部11dの穿設位置と同一の位置に該孔部11e及び孔部11dよりもそれぞれ小径の仮孔を形成しておく。更に同様に、第2キャリヤプレート12においても、プレス加工により上記カップ状に形成すると共に、ロングピニオンシャフト14を支持するための孔部12cと孔部12fを穿設するため、後述の穿設工程に先立って、該孔部12cと孔部12fの穿設位置と同一の位置に該孔部12cと孔部12fよりも小径の仮孔を形成しておく。
次に、図2に示すように、第2キャリヤプレート12の周縁部12bの端部をセンタープレート10の長孔部10eに挿入すると共に上記仮孔に合わせて周方向に位置合わせし、溶接などにより固着する。また同様に、図3に示すように、第1キャリヤプレート11とセンタープレート10とを上記仮孔に合わせて周方向に位置合わせしつつ、センタープレート10の接続部10fと第1キャリヤプレート11の周縁部11bの端部とを溶接などで固着する。
その後、各孔部の穿設工程に進み、上記ショートピニオンシャフト16及びロングピニオンシャフト14を軸方向に対する角度を精度良く組付けるため、上記固着されたセンタープレート10、第1キャリヤプレート11、及び第2キャリヤプレート12に、それぞれの孔部10d,11d,11e,12c,12fを精度良く穿設する。これにより、図4及び図5に示すように、枠体3の組立てが完了する。
なお、図2及び図3においては、上記センタープレート10、第1キャリヤプレート11、及び第2キャリヤプレート12の組付け中の経過状態を示す図であって、本来は上記仮孔が形成されただけの状態を示す図であるが、説明の便宜上、上記孔部10d,11d,11e,12c,12fが精度良く穿設されたものとして示している。
次に、図8及び図9に示すように、枠体3において、第1キャリヤプレート11の底板部11aの中心部分、つまり入力軸5などが貫通する孔から該底板部11aと第2キャリヤプレート12の底板部12aとの間にロングピニオン15を挿入し、第1キャリヤプレート11の孔部11dと、ロングピニオン15の孔部と、第2キャリヤプレート12の孔部12cとが同一軸心状となるように位置合わせする。この同一軸心状となった孔にロングピニオンシャフト14を挿入し、該ロングピニオンシャフト14の一端部と該孔部11dとを、また該ロングピニオンシャフト14の他端部と孔部12cとをそれぞれ固着する。また、同様な方法で2つのロングピニオン15を組付け、全3箇所のロングピニオン15の組付けを行う。ついで、上記第1キャリヤプレート11の底板部11aの中心部分から、サンギヤ7を(つまり図1中の左方側から右方側に向けて)挿入すると共に、該サンギヤ7を3つのロングピニオン15にそれぞれ噛合させる。
次に、上記枠体3において、上記第1キャリヤプレート11の底板部11aの中心部分から該底板部11aとセンタープレート10の基板部10aとの間にショートピニオン17を挿入し、第1キャリヤプレート11の孔部11eと、ショートピニオン17の孔部と、センタープレート10の孔部10dとが同一軸心状になると共にロングピニオン15に噛合するように位置合わせする。この同一軸心状となった孔にショートピニオンシャフト16を挿入し、該ショートピニオンシャフト16の一端部と該孔部11eを、また該ショートピニオンシャフト16の他端部と孔部10dをそれぞれ固着する。また、同様な方法で2つのショートピニオン17を組付け、全3箇所のショートピニオン17の組付けを行う。
その後、上記第1キャリヤプレート11の底板部11aの中心部分からサンギヤ6を(つまり図1中の左方側から右方側に向けて)挿入すると共に、3つのショートピニオン17とそれぞれ噛合させる。そして、リングギヤ8の歯車部8aをロングピニオン15に噛合させつつ組み合わせ、該リングギヤ8の歯車部8aにフランジ部8bをスプライン係合させてスナップリング52で抜け止めし、プラネタリギヤ装置1のキャリヤ2の組立てが完了する。
以上のように本発明に係るプラネタリギヤ装置1によると、センタープレート10を配設し、そのセンタープレート10の基板部10aの軸方向両側に第2キャリヤプレート12の周縁部12b及び第1キャリヤプレート11の周縁部11bを固着して、キャリヤ2の枠体3を構成したので、キャリヤ2の枠体3としての剛性を強くすることができる。
また、センタープレート10の基板部10aにてショートピニオン17のピニオンシャフト16の一端を支持するので、従来のような肉厚部を形成することを不要とすることができて、特に第1キャリヤプレート11及び第2キャリヤプレート12は、底板部の周囲から一体に軸方向に延びる周縁部を形成するだけで足り、それらセンタープレート10、第1キャリヤプレート11、及び第2キャリヤプレート12の3つの部材に対して固着部の精度出しのための切削加工以外の切削加工を行うことを不要とすることができて、加工性を向上することができ、コストダウンを図ることができる。更に、肉厚部を形成することが不要となるため、軽量化も図ることができ、本プラネタリギヤ装置1が搭載される自動変速機の制御性の向上を図ることができる。
また、センタープレート10、第1キャリヤプレート11、及び第2キャリヤプレート12の3つの部材でショートピニオン17及びロングピニオン15の両端部をそれぞれ支持するので、例えばカップ状部材のドラム部分を切欠いて1つの部材によりショートピニオン及びロングピニオンの一端部を支持することも不要となり、加工性を向上すること(即ちプレスの回数を減少させること)ができるものでありながら、キャリヤ2の枠体3としての剛性を強くすることができる。
更に、プラネタリギヤ装置1の外周側に、キャリヤ2に回転を伝達するクラッチ30や該キャリヤ2の回転を係止するブレーキ20を設ける場合は、例えばセンタープレート10の基板部10aにそのハブ部材を固着したり、第2キャリヤプレート12の周縁部12bや第1キャリヤプレート11の周縁部11bをハブ部材として用いたりすることができ、キャリヤ2とハブとの伝達経路を短くすることができて、つまりハブ部材及びキャリヤ2のアッシーとしての剛性を強くすることができる。
また、センタープレート10は、基板部10aを底板部として、底板部10aの周囲から一体に軸方向に延びる周縁部10bを有しているので、つまりセンタープレート10をカップ状に形成することができ、センタープレート10自体の剛性を強くすることができる。
また、センタープレート10の周縁部10bがブレーキ20の摩擦部材21に係合するブレーキハブ部材からなるので、つまり剛性を強くするためのカップ状の周縁部10bをブレーキハブ部材として共用することができ、本プラネタリギヤ装置1が搭載される自動変速機のコンパクト化を図ることができる。
また、第1キャリヤプレート11の周縁部11bがクラッチ30の摩擦部材31に係合するクラッチハブ部材からなるので、つまり第1キャリヤプレート11の剛性を強くし、かつキャリヤブリッジとしての役目をするカップ状の周縁部11bを、クラッチハブ部材として共用することができ、本プラネタリギヤ装置1が搭載される自動変速機のコンパクト化を図ることができる。
また、第2キャリヤプレート12の周縁部12bに、ロングピニオン15の外径を該周縁部12bよりも突出させる切欠き部12eを備えており、第2キャリヤプレート12の周縁部12bの外周側に該ロングピニオン15に噛合するリングギヤ8を配置するので、第2キャリヤプレート12とリングギヤ8とを、部材を交錯させることなく配置することができる。
また、センタープレート10、第1キャリヤプレート11、及び第2キャリヤプレート12を、プレス加工により形成することができ、プラネタリギヤ装置1のコストダウンを図ることができる。
なお、以上説明した本実施の形態においては、中央部材にブレーキハブ部材と共用した周縁部を有するキャリヤを備えたプラネタリギヤ装置で説明したが、例えば中央部材の周縁部がない場合でもよく、中央部材がショートピニオンのピニオンシャフトの一端を支持する基板部を有するものであれば、本発明を適用し得る。
また、以上説明した本実施の形態においては、他方側部材の周縁部がクラッチハブ部材と共用したキャリヤを備えたプラネタリギヤ装置で説明したが、例えば他方側部材の周縁部がクラッチハブ部材となっていない場合であってもよく、他方側部材が底板部の周囲から一体に軸方向に延びる周縁部を有するものであれば、本発明を適用し得る。
また、以上説明した本実施の形態においては、3組のピニオンを備えたタイプのプラネタリギヤ装置で説明したが、例えば4組のピニオンを備えたタイプのプラネタリギヤ装置であってもよく、中央部材、一方側部材、及び他方側部材の3つの部材でショートピニオン及びロングピニオンの両端部をそれぞれ支持するキャリヤを備えたものであれば、本発明を適用し得る。
プラネタリギヤ装置を示す断面図。 センタープレートと第2キャリヤプレートとを組合せた状態をセンタープレート側から示す斜視図。 センタープレートと第1キャリヤプレートとを組合せた状態をセンタープレート側から示す斜視図。 枠体を第1キャリヤプレート側から示す斜視図。 枠体を第2キャリヤプレート側から示す斜視図。 図2にロングピニオン及びショートピニオンを組合せた状態をセンタープレート側から示す斜視図。 図3にロングピニオン及びショートピニオンを組合せた状態をセンタープレート側から示す斜視図。 キャリヤを第1キャリヤプレート側から示す斜視図。 キャリヤを第2キャリヤプレート側から示す斜視図。
符号の説明
1 プラネタリギヤ装置
2 キャリヤ
8 リングギヤ
10 中央部材(センタープレート)
10a 基板部
10b 周縁部
11 他方側部材(第1キャリヤプレート)
11a 底板部
11b 周縁部
12 一方側部材(第2キャリヤプレート)
12a 底板部
12b 周縁部
12e 切欠き部
14 ピニオンシャフト(ロングピニオンシャフト)
15 ロングピニオン
16 ピニオンシャフト(ショートピニオンシャフト)
17 ショートピニオン
20 第1摩擦係合要素(ブレーキ)
30 第2摩擦係合要素(クラッチ)
X1−X2方向 軸方向

Claims (6)

  1. ショートピニオンと、前記ショートピニオンに噛合するロングピニオンと、を回転自在に支持すると共に、前記ショートピニオンが前記ロングピニオンよりも内径側に配置されたキャリヤを備えたプラネタリギヤ装置において、
    前記キャリヤは、
    前記ショートピニオンのピニオンシャフトの一端を支持する基板部を有する中央部材と、
    底板部と、前記底板部の周囲から一体に軸方向一方側に延びる周縁部と、を有し、前記中央部材の基板部の軸方向一方側に配置されると共に、前記ロングピニオンのピニオンシャフトの一端を前記底板部で支持する一方側部材と、
    底板部と、前記底板部の周囲から一体に軸方向他方側に延びる周縁部と、を有し、前記中央部材の基板部の軸方向他方側に配置されると共に、前記ショートピニオンのピニオンシャフトの他端と前記ロングピニオンのピニオンシャフトの他端とを前記底板部で支持する他方側部材と、を備え、
    前記中央部材は、前記ショートピニオンのピニオンシャフトの一端を支持する孔部と、前記孔部よりも外径側に配置され、前記一方側部材の周縁部を固着するための長孔部と、を有し、
    前記中央部材の基板部の軸方向両側に前記一方側部材の周縁部及び前記他方側部材の周縁部を固着して、前記ショートピニオン及び前記ロングピニオンを支持する枠体を構成した、
    ことを特徴とするプラネタリギヤ装置。
  2. 前記中央部材は、前記基板部を底板部として、前記底板部の周囲から一体に軸方向に延びる周縁部を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のプラネタリギヤ装置。
  3. 前記中央部材は、前記周縁部が第1摩擦係合要素の摩擦部材に係合するハブ部材からなる、
    ことを特徴とする請求項2記載のプラネタリギヤ装置。
  4. 前記中央部材の周縁部は、前記一方側部材の周縁部の外周側に配置されてなり、
    前記他方側部材は、前記周縁部が第2摩擦係合要素の摩擦部材に係合するハブ部材からなる、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のプラネタリギヤ装置。
  5. 前記一方側部材の周縁部は、前記ロングピニオンの外径を該周縁部よりも突出させる切欠き部を備え、
    前記一方側部材の周縁部の外周側に配置され、前記ロングピニオンに噛合するリングギヤを備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載のプラネタリギヤ装置。
  6. 前記中央部材、前記一方側部材、及び前記他方側部材は、プレス加工により形成し得る、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載のプラネタリギヤ装置。
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