JP4905328B2 - デジタルテレビ受信機及びデジタルテレビ受信機の表示方法 - Google Patents
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Description
この実現方法の一つとして、HTML(Hypertext Markup Language)ブラウザを使用して説明コンテンツを、URL(Uniform Resource Locator)を指定する事によって表示する方法がある。これについて図1を用いて説明する。図1は、一般的なデジタルテレビ受信機の一例の構成図を示す。同図において、使用したいアプリケーションを動作させている場面で、ユーザ操作により、リモートコントローラ(以下、リモコン)101にある各種ボタンのうち、「電子取説」ボタンを押下する。
説明コンテンツ管理テーブル105は、複数の説明コンテンツ群からなる説明コンテンツ107へのURLをブラウザ106に伝えると同時にブラウザ106を起動する。
図30は、従来のデジタルテレビ受信機にて表示するプレーンのプレーン構成を示す。このプレーン構成はARIB定義のプレーン構成がハードウェアによってすべて提供されている例である。図30において、動画プレーン201、静止画プレーン202、動画・静止画切り換えプレーン203、文字図形プレーン204及び字幕プレーン205があり、動画プレーン201が最も下の位置に配置され、以下、静止画プレーン202、動画・静止画切り換えプレーン203、文字図形プレーン204及び字幕プレーン205の順で上側に配置されていることを示す。
電子取説の説明コンテンツは、ハードウェアによって固定されている動画プレーン201、静止画プレーン202、及び文字図形プレーン204のいずれかのプレーンで表示される。
いま、一例として、アプリケーションは、起動している状態であるものとする。この状態において、ユーザが図1のリモコン101の「電子取説」のボタンの1回目の押下により電子取説を起動し(図31のステップS11)、これにより図1の説明コンテンツ管理テーブル105が、説明コンテンツ107へのURLをブラウザ106に伝えると同時にブラウザ106を起動する(図31のステップS12)。
選択したプレーンが未使用であるときは、ブラウザ106が説明コンテンツ107のコンテンツを読み込み(図31のステップS16)、プレーン制御部108でアルファブレンディングをして、画面表示部109で選択プレーンに表示させる(図31のステップS17)。電子取説の場合は、動画プレーン201、静止画プレーン202及び文字図形プレーン204のうち選択したプレーンで説明コンテンツが表示される。この時点では、画面に表示を反映しない。
すなわち、ARIB定義のプレーンが、ハードウェアによって提供されていると仮定した場合、ハードウェアによって提供されているプレーンを、そのまま入れ換えるには、ハードウェアの対応が必要な場合がある。その場合、従来通りのプレーン切り換えの手段であると、ハードウェアを改造する工数や開発費が発生してしまい、そのままでは、プレーンの切り換えが行えない問題が発生する可能性があるという課題がある。
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動するブラウザ起動手段と、前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記任意のコンテンツの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記任意のコンテンツを取得し、この取得した前記コンテンツのページのうち画像ファイルが含まれている最初のページのデータを前記バッファメモリに読み込むと共に、前記最初のページの次ページ以降のページに対しては、前記次ページ目以降のページの画像ファイルをデータ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データに置き換えて前記バッファメモリに読み込む第1のデータ読み込み手段と、前記任意のコンテンツのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第1のブラウザ用プレーン移動手段と、前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記最初のページの次ページ目以降のすべてのページの画像ファイルについて、前記第1のデータ読み込み手段により置き換えた前記データ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データを前記バッファメモリへの読み込みにより、前記最初のページのデータの読み込みの完了を判定し、前記最初のページを表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示部に表示されているコンテンツの最初のページのデータの表示期間中に、前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のデータを前記バッファメモリに読み込む第2のデータ読み込み手段と、前記バッファメモリに読み込まれた前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のページのデータのうち任意のページのデータを、任意のタイミングで前記バッファメモリから読み出して前記表示部に表示させると共に、前記表示部に表示されているページのデータは非表示に切り換える切換手段と、前記コンテンツの全ページの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第2のブラウザ用プレーン移動手段とを有することを特徴とする。
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動するブラウザ起動手段と、前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記任意のコンテンツの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記任意のコンテンツを取得し、この取得した前記コンテンツのページのうち画像ファイルが含まれている最初のページのデータを前記バッファメモリに読み込むと共に、前記最初のページの次ページ目以降のページに対しては、前記次ページ目以降のページの画像ファイルをデータ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データに置き換えて前記バッファメモリに読み込む第1のデータ読み込み手段と、前記任意のコンテンツのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第1のブラウザ用プレーン移動手段と、前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記最初のページの次ページ目以降のすべてのページの画像ファイルについて、前記第1のデータ読み込み手段により置き換えた前記データ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データを前記バッファメモリへの読み込み、前記最初のページのデータの読み込みの完了を判定し、前記最初のページを表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示部に表示されているコンテンツの最初のページのデータの表示期間中に、前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のデータを前記バッファメモリに読み込む第2のデータ読み込み手段と、前記バッファメモリに読み込まれた前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のページのデータのうち任意のページのデータを、任意のタイミングで前記バッファメモリから読み出して前記表示部に表示させると共に、前記表示部に表示されているページのデータは非表示に切り換える切換手段と、前記コンテンツの全ページの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第2のブラウザ用プレーン移動手段とを有することを特徴とする。
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動するブラウザ起動手段と、前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記マルチメディアファイルの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記サーバ上のマルチメディアファイルを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記マルチメディアファイルの種類を判別する判別手段と、前記データ保持部から前記判別手段で判別したマルチメディアファイルの種類を示す前記種類識別用画像を選択する選択手段と、前記マルチメディアファイルのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第1のブラウザ用プレーン移動手段と、前記種類識別用画像に基づいて、表示用のページを生成し、前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、その表示用のページを前記表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示用のページの表示期間中に、前記取得手段で取得した前記マルチメディアファイルのデータをバッファメモリに読み込む読み込み手段と、前記メモリへの前記マルチメディアファイルのデータの読み込み完了後に、前記表示用のページを非表示とし、かつ前記バッファメモリから読み出した前記マルチメディアファイルのデータを表示に切り換えて前記表示部に表示させる切換手段と、前記マルチメディアファイルのデータの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第2のブラウザ用プレーン移動手段とを有することを特徴とする。
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行する第1のステップと、前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動する第2のステップと、前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記任意のコンテンツの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記任意のコンテンツを取得し、この取得した前記コンテンツのページのうち画像ファイルが含まれている最初のページのデータを前記バッファメモリに読み込むと共に、前記最初のページの次ページ目以降のページに対しては、前記次ページ目以降のページの画像ファイルをデータ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データに置き換えて前記バッファメモリに読み込む第3のステップと、前記任意のコンテンツのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第4のステップと、前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記最初のページの次ページ目以降のすべてのページの画像ファイルについて、前記第1のデータ読み込み手段により置き換えた前記データ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データを前記バッファメモリへの読み込みにより、前記最初のページのデータの読み込みの完了を判定し、前記最初のページを表示部に表示させる第5のステップと、前記表示部に表示されているコンテンツの最初のページのデータの表示期間中に、前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のデータを前記バッファメモリに読み込む第6のステップと、前記バッファメモリに読み込まれた前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降の任意のページのデータを、任意のタイミングで前記バッファメモリから読み出して前記表示部に表示させると共に、前記表示部に表示されているページのデータは非表示に切り換える第7のステップと、前記コンテンツの全ページの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第8のステップとを有することを特徴とする。
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行する第1のステップと、前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動する第2のステップと、前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記マルチメディアファイルの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記サーバ上のマルチメディアファイルを取得する第3のステップと、前記取得したマルチメディアファイルの種類を判別する第4のステップと、前記マルチメディアファイルの複数の種類に1対1に対応して、本来表示したいマルチメディアファイルの画像よりもデータ量の小さな複数の種類識別用画像を予め保持しているデータ保持部から前記第4のステップで判別したマルチメディアファイルの種類を示す前記種類識別用画像を選択する第5のステップと、前記マルチメディアファイルのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第6のステップと、前記第5のステップで選択した前記種類識別用画像に基づいて表示用のページを生成し、前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記表示用ページを表示部に表示させる第7のステップと、前記表示用のページの表示期間中に、前記第3のステップで取得した前記マルチメディアファイルのデータをバッファメモリに読み込む第8のステップと、前記バッファメモリへの前記マルチメディアファイルのデータ読み込み完了後に、前記表示用のページを非表示とし、かつ前記バッファメモリから読み出した前記マルチメディアファイルのデータを表示に切り換えて、表示部に表示させる第9のステップと、前記マルチメディアファイルのデータの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第10のステップとを有することを特徴とする。
本発明の第1の実施の形態のデジタルテレビ受信機の構成自体は、図1に示した構成と同じであり、また、表示プレーンの構成も図30と同様であるが、本実施の形態はこれらの構成を前提とし、その構成において図2のフローチャートを実行するプログラムに従いデジタルテレビ受信機に搭載されているアプリケーション表示画面とブラウザ表示画面などをシームレスに結ぶようにしたものである。なお、本実施の形態における表示プレーンは、ハードウェアがARIB定義の図30に示したプレーン構成を全て提供しており、かつ、ハードウェアによってプレーン構成が固定されないものであり、更に電子取説の説明コンテンツは、動画・静止画切り換えプレーン203、206で表示することを前提とする。
図2は、本発明になるデジタルテレビ受信機の第1の実施の形態の表示処理動作説明用フローチャートである。
まず、図1のリモコン101をユーザが操作することにより、所望のアプリケーションを起動する(図2のステップS101)。これにより、所望のアプリケーションの起動が完了する(図2のステップS102)。続いて、図1のブラウザ106の起動が開始される(図2のステップS103)。なお、ブラウザ起動時は、白紙のコンテンツを表示する。
アプリケーション制御部104は、取得した現在のアプリケーションの状態(例えば、番組表表示/非表示状態や電子取説表示/非表示状態などを表すIDなど)をもとに、表示させる説明コンテンツ107を図1の説明コンテンツ管理テーブル105に問い合わせる。説明コンテンツ管理テーブル105は、説明コンテンツ107へのURLをブラウザ106に伝え、ブラウザ106は、説明コンテンツ107からコンテンツを読み込む(図2のステップS105)。
また、このとき、現在のアプリケーションが使用している動画・静止画切り換えプレーン以外のプレーンの表示をオフとし、動画・静止画切り換えプレーン206の表示をオンとする。これにより、動画・静止画切り換えプレーン203により画面表示部109において、電子取説の説明コンテンツが表示される。
原理は、普段パソコンを使用していてウィンドウ1の上にウィンドウ2を完全に重ねると下のウィンドウ1は、表示されていないように見えるという事と同一である。
また、説明コンテンツ内をリモコン101の「上下左右」ボタンでフォーカス移動する場合や、リンク上でリモコン101の「決定」ボタンを押下することにより別の説明コンテンツに遷移する場合もある。ただし、「電子取説」ボタン以外のボタン、例えば「TV画面」ボタン、「特定のアプリケーション」ボタンなどが押下されたと判定したときは、アプリケーションを終了する(図2には図示せず)。
なお、表示までの時間は、コンテンツの作りに依存する。また、本実施の形態では、アプリケーション画面からブラウザ画面へのシームレスな遷移も実現できる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態のデジタルテレビ受信機の構成自体は、図1に示した構成と同じである。また、表示プレーンの構成は、従来のデジタルテレビ受信機により図32に示すようにハードウェアが提供しているプレーンが、動画プレーン1001、静止画プレーン1002、メインプレーン1003、オプションプレーン1004だった場合、本実施の形態ではソフトウェアプレーンの技術を用い、図32のメインプレーン1003の代わりに、図5に示すようにブラウザ用プレーン1005とアプリケーション用プレーン1006とを擬似的に作成している。
図4は、本発明になるデジタルテレビ受信機の第2の実施の形態の表示処理動作説明用フローチャートである。
まず、図1のリモコン101をユーザが操作することにより、アプリケーション制御部104が所望のアプリケーションを起動する(図4のステップS201)。このとき、図5に示した静止画プレーン1002、アプリケーション用プレーン1006を使用し、これらの表示をオンにする。これにより、所望のアプリケーションの起動が完了する(図4のステップS202)。続いて、図1のブラウザ106の起動が開始される(図4のステップS203)。このとき使用するプレーンは、図5に示したブラウザ用プレーン1005であり、その表示をオフにする。
なお、ブラウザ起動時は、白紙のコンテンツを表示する。
これにより、ステップS205で読み込まれた電子取説の説明コンテンツがブラウザ用プレーン1010により画面表示部109の画面に表示される。
なお、ブラウザ用プレーン1005は、白紙のコンテンツを表示するが、画面には表示されない。
この実施例は、第1の実施の形態の実施例で、本実施例における電子取説の起動に関わるシーケンス図を図7に、終了に関わるシーケンス図を図8に示す。図7及び図8中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
まず、ユーザによるリモコン101の操作で、使用したいアプリケーションのアプリケーションボタンを押下する(ステップS301)。U/I部102は、押下されたアプリケーションボタンのキーコードをキー操作制御部103へ通知する(ステップS302)。キー操作制御部103は、通知されたキーコードに該当する情報をアプリケーション制御部104に渡してリモコンで指示されたアプリケーションを起動させる(ステップS303)。
なお、ブラウザ106の起動時は、白紙のコンテンツを表示する。そして、説明コンテンツへのURLを通知されれば、いつでも表示が可能な状態にある。
電子取説の説明コンテンツ表示状態において、ユーザによるリモコン101の操作で、「電子取説」ボタンがもう一度押下されると(ステップS401)、U/I部102は、リモコン101から入力された「電子取説」ボタンのキーコードをキー操作制御部103へ通知する(ステップS402)。キー操作制御部103は、通知されたキーコードが「電子取説」ボタンのキーコードと解析し、その解析結果をアプリケーション制御部104に通知する(ステップS403)。
この実施例は、第1の実施の形態の実施例で、電子取説の終了に関わるシーケンスとして、「戻る」ボタンが押下された場合の実施例である。
本実施例について、図9のシーケンス図を用いて説明する。
同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
図9において、電子取説の説明コンテンツ表示状態において、まず、ユーザによるリモコン101の操作で、「戻る」ボタンが押下されると(ステップS501)、U/I部102は、リモコン101から送信された「戻る」ボタンのキーコードを受信してキー操作制御部103へ通知し(ステップS502)、更にそのキーコードがアプリケーション制御部104に通知される(ステップS503)。
これにより、画面表示部109は、元のアプリケーションを表示する(ステップS507)。このように、一番最初に表示した説明コンテンツのURLと同一のURLからの説明コンテンツを表示中に「戻る」ボタンが押下されたときは、元のアプリケーションが表示される。
この実施例は、第1の実施の形態の実施例で、電子取説の終了に関わるシーケンスとして、「TV画面」ボタンが押下された場合の実施例である。本実施例について、図10のシーケンス図を用いて説明する。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。図10において、電子取説の説明コンテンツ表示状態において、ユーザによるリモコン101の操作で、「TV画面」ボタンが押下されると(ステップS601)、U/I部102は、リモコン101から送信された「TV画面」ボタンのキーコードを受信してキー操作制御部103へ通知する(ステップS602)。
この実施例は、第2の実施の形態の実施例で、本実施例における電子取説の起動に関わるシーケンス図を図11に、終了に関わるシーケンス図を図12に示す。
図11及び図12中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
まず、ユーザによるリモコン101の操作で、使用したいアプリケーションのアプリケーションボタンを押下する(ステップS701)。U/I部102は、リモコン101から送信された「アプリケーション」ボタンのキーコードをキー操作制御部103へ通知する(ステップS702)。キー操作制御部103は、通知されたキーコードに該当する「アプリケーション」をアプリケーション制御部104に通知して、そのアプリケーションを起動させる(ステップS703)。
電子取説の説明コンテンツ表示状態において、「電子取説」ボタンがもう一度押下されると(ステップS801)、U/I部102は、リモコン101から入力された「電子取説」ボタンのキーコードをキー操作制御部103へ通知する(ステップS802)。キー操作制御部103は、通知されたキーコードが「電子取説」ボタンのキーコードと解析し、その解析結果をアプリケーション制御部104に通知する(ステップS803)。
続いて、プレーン制御部108は、ブラウザ用プレーン1005の表示をOFFにし(ステップS805)、アプリケーションが使用するプレーンの表示をONにする(ステップS806)。
この実施例は、第2の実施の形態の実施例で、電子取説の終了に関わるシーケンスとして、「戻る」ボタンが押下された場合の実施例である。
本実施例について、図13のシーケンス図を用いて説明する。
同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
図13において、電子取説の説明コンテンツ表示状態において、まず、ユーザによるリモコン101の操作で、「戻る」ボタンが押下されると(ステップS901)、U/I部102は、リモコン101から送信された「戻る」ボタンのキーコードを受信してキー操作制御部103へ通知し(ステップS902)、更にそのキーコードがアプリケーション制御部104に通知される(ステップS903)。
この実施例は、第2の実施の形態の実施例で、電子取説の終了に関わるシーケンスとして、「TV画面」ボタンが押下された場合の実施例である。
本実施例について、図14のシーケンス図を用いて説明する。
同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
図14において、電子取説の説明コンテンツ表示状態において、ユーザによるリモコン101の操作で、「TV画面」ボタンが押下されると(ステップS1001)、U/I部102は、リモコン101から送信された「TV画面」ボタンのキーコードを受信してキー操作制御部103へ通知する(ステップS1002)。
また、アプリケーション画面とブラウザ画面を切り換える場合、シームレス化を実現する事ができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態について図15を用いて説明する。
図1と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図15に示すように、本発明の第3の実施の形態におけるデジタルテレビ受信機110は、図1に示す第1の実施の形態におけるデジタルテレビ受信機100における説明コンテンツ107の代わりに、表示しようとするコンテンツデータを予め格納しているフラッシュメモリ111とコンテンツ閲覧用プログラムを有し、かつフラッシュメモリ111に格納されているコンテンツデータを一旦格納するバッファメモリ112とを備えたものであり、それ以外は同様である。
ここでは、説明コンテンツ管理テーブル105は、フラッシュメモリ111へのURLをブラウザ106に伝えると共に、フラッシュメモリ111に格納されているコンテンツデータをバッファメモリ112に読み出す機能を有している。また、ブラウザ106は、バッファメモリ112からコンテンツデータを読み込む機能を有している。バッファメモリ112は、フラッシュメモリ107の読み込み及び読み出し速度に比べてはるかに高速である。
まずは、第2の実施の形態におけるステップS201〜S204と同様のステップを行う。
(ステップS1101)
次に、図16に示すように、「電子取説」ボタンが押下されたと判定した場合は、キー操作制御部103からアプリケーション制御部104にアクセスする。アプリケーション制御部104は、取得した現在のアプリケーションの状態(例えば、番組表表示/非表示状態や電子取説表示/非表示状態などを表すIDなど)をもとに、フラッシュメモリ111の中の表示させるコンテンツデータを説明コンテンツ管理テーブル105に問い合わせる。
説明コンテンツ管理テーブル105は、バッファメモリ112に格納されているコンテンツ閲覧用プログラムに基づいて、フラッシュメモリ111の中のコンテンツデータの最初のページAを取得して、ページAをバッファメモリ112に読み込込む。
次に、プレーン制御部108は、図5に示す表示プレーンの構造中のブラウザ用プレーン1005を図6に1010で示すように、最上位プレーンに移動させる。
また、このとき、図6のアプリケーションプレーン1006の表示をオフとし、ブラウザ用プレーン1010の表示をオンにする。
次に、バッファメモリ112に読み込まれたページAの中に画像ファイルが使用されているかどうかを判定する。
ページAの中に画像ファイルが使用されていない場合は、図4のステップS208〜S211を経て処理を終了するが、画像ファイルが使用されている場合は、最初から見えなくてもよい画像は、非表示にしておく。
ただし、取得したコンテンツの最初に表示されるページAに画像ファイルが使用されている場合は、全部本来のデータを表示するように設定する。
上記した見えなくてもよい画像とは、取得したコンテンツデータの画像ファイルを使用しているページAの次ページ目以降の各ページの画像である。
Aページの次ページ目以降の各ページの画像については、説明コンテンツ管理テーブル105の制御の下に非表示に設定してフラッシュメモリ111から読み出し、Aページの次ページ目以降の各ページの画像データを表示したい本来の画像よりもデータ量の小さい画像に置き換えてバッファメモリ112に読み込む。
次に、取得したコンテンツの画像ファイルを使用しているAページの次ページ目以降の各ページの画像の代わりに置き換えられた上記のデータ量の小さな画像データのバッファメモリ112への読み込みが、ページAの次ページ目以降の全ページ分完了した後、ブラウザ106を用いて、バッファメモリ112から最初のページAのデータを読み出して、画面表示部109に表示させた状態で、次ページ目以降の各ページの画像データを再びフラッシュメモリ111から読み出して、本来のデータ量でバッファメモリ112に読み込む。
このときは、画面表示部109には、最初のページAの画像が表示されている。
次に、ステップS1106で本来のデータ量の画像のバッファメモリ112への読み込みを完了した後、その本来のデータ量の画像を画面表示部109に表示させる必要が無い間、Aページの次ページ目以降の各ページの本来の画像は、非表示にしておく。
次に、ユーザからのAページの次ページ目以降の任意のページの指定により、その指定ページの画像を非表示から表示にして切り換えてバッファメモリ112から読み出して画面表示部109に表示する。
このとき、最初のページAの画像は、表示から非表示に切り換える。
(ステップS1109)
次に、キー操作制御部103が「電子取説」ボタンの2回目の押下であると判定したときは、前述した図4のステップS208〜S211と同様な操作を行って終了する。
この表示画面の右側の大面積領域の表示画像は、データ量の小さい画像に置き換えられた上記の次ページ分の画像よりも前の(例えば、最初のページAの)本来のデータ量の画像である。
直接行き来ができるコンテンツもこれに該当する。コンテンツ同士の関連の深さを表す例を図18に示す。
よって、Aボタンにフォーカスがあり、Aページが開かれているときは、B、Cページの内容と次ページの内容を優先して読み込んでおく。
例えば、最初に読み込まれた項目の続きの項目などである(図18参照)。関係の深い項目から読み込む理由として、他の項目に比べて、ユーザが次に閲覧する可能性が高いため、他の項目よりも早く画像が必要になると考えられるためである。本来の画像のアドレスに変更した後、その画像はユーザに見えないが読み込まれ、ビジビリティをポシブル(表示)に変更すると、本来表示したかった画像が表示される。この方法を用いると、画像をページごとに分けて表示させる場合に比べ画像の表示・非表示の切り換えだけで済むので、表示完了までの時間が短くなる。
図19(B)〜(C)に示す画面の左側にある矩形状の小面積の画像A、B、C、D、Eはボタンを示す画像であり、それらのボタンを押すことによって、それぞれ押したボタンに対応したページ内容が画面の右側の大面積画面部に表示される。
例えば、Aボタンが押されるとページAが、Bボタンが押されるとページBが表示される。これにより、見た目は5ページだが、実際は1枚のHTMLで作成することができ、ページ間の遷移も画像のビジビリティ(visibility)を切り替えるだけなので、各ページを作成してリンクを張ったものよりも早くできる。
以下、図中で実線にて示されているものはビジビリティが表示可、点線で表されているものはビジビリティが表示不可(hidden)とする。また、図19(B)に示す最初の状態では、他のページBで使われる画像は、バックグラウンド・イメージ属性としてデータ量の小さい画像B1、ビジビリティが表示不可に設定されており画像が非表示になっている。ページCで使われる画像C1も同様である。
ユーザが別のページを見るためにBボタンを押したときには、現在表示中のページAのバックグラウンド・イメージである画像A1のビジビリティを表示不可に設定し見えなくして、ページBのバックグラウンド・イメージに設定された本来の画像のビジビリティを表示可に変更して表示させる(図19(C))。この例では画面左に配置されたボタンが押されることで、次のページを表示させるような仕組みにしているが、ボタンが押されたことを検知する1つの手段としてオンクリック(onclick)関数を使う方法などが挙げられる。
また、ページBにおいてはページDとページAがボタンの位置から考えて関連が深いと想像されるが、ページAについてはすでに表示したので、新たに読み込み直すことはしない。ページDについては、ページAの表示中にまだ読み込まれてなければ読み込む。
また、ページCにおいては、ページEとページAがボタンの位置から考えて関連が深いと想像されるが、ページAについてはすでに表示したので、新たに読み込み直すことはしない。ページEについては、ページAの表示中にまだ読み込まれてなければ読み込む。
図19の例では、表示するコンテンツは、全部で5ページあるが、図20では、判り易くするためページ数が3ページであるものと想定して説明する。ページB'とページC'はページBとページCをそのデータ量よりも小さいデータ量の画像に置き換えたページである。
ここでは、コンテンツは全部で3ページとしているので、ページA、B'、C'の計3ページのデータのバッファメモリ112への読み込みにより、コンテンツの最初のページAの読み込みが完了する(ステップS25)。
このように、本実施の形態では、ページの表示と非表示を切り換えるだけ済むので、ユーザには、ページを読み込み直す時間が発生せず、ページ遷移が迅速に行える。
図21(A)に示す画像を初期画面として、一定時間経過もしくは初期画面にある次ボタン押下で画面が切り換わり、図21(B)に示す次のページであるページAが開く。ユーザがページAを閲覧している間に、Bボタンを押されたときに表示されるページBと、Cボタンを押されたときに表示されるページC、あとは次ボタン押下もしくは時間経過で表示される予定のページを関連の深い項目としてページ内容を読み込む。
小さい画像に置き換えることが可能なコンテンツ1枚(1ページ)当りのサイズを80kBとする。また、置き換えが発生しない最低限のデータが200kB存在するとする。更に、最初に設定しておく、データ量の小さい画像のサイズを1kBとする。コンテンツのページ数が5枚(5ページ)あると想定して全データ量を示す。
200kB+80kB×5枚=600kB
(2)本実施の形態を適用せず、コンテンツの最初のページだけ読み込み、2ページ目以降はページ単位で読み込む場合
200kB+80kB×1枚=280KB
(3)本実施の形態の場合
200kB+80kB×1枚+1kB×4枚=284KB
もし、回線速度が1秒当り600KBの機器でこれらのコンテンツを見た場合、かかる時間は、本実施の形態を適用せず、最初に全データを読み込む場合は、1秒(=600KB÷600kB)であり、本実施の形態を適用せず、最初のページだけ読み込み、その後は、その都度読み込む場合は、0.466秒(=280kB÷600kB;但し読み込み時間が他ページ移動の際発生)であるのに対し、本実施の形態によれば、0.473秒(=284kB÷600kB;他ページの読み込みはユーザに体感されない)となり、全ページのデータ読み込み時の半分以下に読み込み時間が短縮される上に、コンテンツ内のページ移動の際に待ち時間が発生しないため、ユーザの待ち時間を短くする効果があることは明らかである。
図1、図15と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図22に示すように、本発明の第4の実施の形態におけるデジタルテレビ受信機113は、第3の実施の形態におけるデジタルテレビ受信機110のフラッシュメモリ111の代わりに、コンテンツのファイルの種類に応じた画像(例えば、音声、画像、動画など)のファイルを格納するデータ保持部114と、サーバ116からネットワークを介して取得した本来のデータを保存するメモリ115とを備えたものであり、それ以外は同様である。
以下では、コンテンツは、HTMLで記述されているとする。
図25では、図の右半分が閲覧用プログラムの動き、左半分が表示機能を示している。
ここでは、データ量が小さく視認性の高い一例として、アイコン114Aを使用した場合について説明する。
(ステップS1201)
次に、図24に示すように、「電子取説」ボタンが押下されたと判定した場合は、キー操作制御部103からアプリケーション制御部104にアクセスする。アプリケーション制御部104は、取得した現在のアプリケーションの状態(例えば、番組表表示/非表示状態や電子取説表示/非表示状態などを表すIDなど)をもとに、サーバ116の中の表示させるコンテンツデータを説明コンテンツ管理テーブル105に問い合わせる。
説明コンテンツ管理テーブル105は、バッファメモリ112に格納されているコンテンツ閲覧用プログラムに基づいて、ブラウザ106により、サーバ116上にあるコンテンツデータの本来のページAをネットワークを介してをバッファメモリ112に読み込む。
次に、プレーン制御部108は、図5に示す表示プレーンの構造中のブラウザ用プレーン1005を図6に1010で示すように、最上位プレーンに移動させる。また、このとき、図6のアプリケーションプレーン1006の表示をオフとし、ブラウザ用プレーン1010の表示をオンにする。
続いて、この読み込んだページAが画像などのマルチメディアファイルを使用しているかどうか判定し、使用していなければ、ページAを表示して(ステップS1210)、図4のS208〜S211を経て処理を終了する。
マルチメディアファイルを使用していたら、そのマルチメディアファイルを参照している箇所からアドレス(参照アドレス)を一旦バッファメモリ112の中に保存する。例えば、HTMLなら<IMG src=”・・・”><embed src=”file://・・・”>などのマルチメディアファイルへの参照があれば、その参照されているアドレスをバッファメモリ112の中に保存しておく。
また、図25に示すように、バッファメモリ112には、読み込ませたいマルチメディアファイルのファイル名 (Filename)を保存しておく。
続いて、バッファメモリ112に保存した参照アドレスの拡張子やファイル名などから、そのマルチメディアファイルがどんな種類(画像、音声など)であるかを判別する。
図26は、判別したファイルの種類とそれに対応したアイコンの関連性を具体的に示した例を示す。図26(A)〜(C)は、JPEGの画像・WAVの音声・MPEGの動画を例としてアイコンを作成したものである。図26(D)〜(F)のアイコン114Aは、後に説明する図29の例に使うアイコンであるが、図26に示したように、ユーザが一発でどのような種類のファイルがあるかが判るようなものを使う。
再び図24及び図25に戻って説明する。
バッファメモリ112に格納されている閲覧用プログラムは、判別したマルチメディアファイルに応じた種類のアイコンを図22の本体内のデータ保持部114に記憶されているアイコン114Aから選択し、その選択したアイコン114Aに基づいて生成したページBをマルチメディアファイルと置き換える。
次に、ブラウザ用プレーン1010の表示のオン状態で、置き換えたアイコンのページBを画面表示部109に表示する。
続いて、ページBの表示が完了してから、バッファメモリ112の中に保存しておいたアドレスを参照してマルチメディアファイルをサーバ116から読み込んでメモリ115に記憶する。
読み込みが完了したら本来のマルチメディアファイルのページAの画像と差し替えて画面表示部109に表示させる。もしこの時、参照したファイルが何らかの理由で読み込めなかったとき、あるいは読み込むべきデータが無かったときは、差し替えない。
次に、キー操作制御部103が「電子取説」ボタンの2回目の押下であると判定したときは、前述した図4のステップS208〜S211と同様な操作を行って終了する。
図27において、ユーザがページAの表示要求を出すと(ステップS1301−1)、その表示要求が画面表示部109に表示され、バッファメモリ112に格納されている閲覧用のプログラムがページAのデータをネットワークを介してサーバ116に取得しに行く(ステップS1302)。これにより閲覧用のプログラムは、サーバ116からネットワークを介してページAのデータを取得し(ステップS1303)、取得したデータからマルチメディアファイルへの参照アドレスをバッファメモリ112(図22の112)に格納して(ステップS1304)、ファイルの種類に応じた本体内のデータ保持部114内のアイコンに変更して(ステップS1305)、そのアイコンを参照するようにしたページBを構成する(ステップS1306)。
本体内のアイコンに置き換えることが可能なマルチメディアファイル1枚当りのサイズを80kBとする。また、置き換えが発生しない最低限のデータが200kB存在するとする。更に、最初に設定しておく、データ量の小さい本体内のアイコンのサイズを1kBとする。また、リンクされたマルチメディアファイルが5枚あるとする。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態は、第4の実施の形態の図24のステップS1208からS1210の機能を、さらに拡張してエラーにも対応できるようにするために、データ保持部114にエラー表示用のアイコンも用意しておくものである。
同図中、図24と同一処理ステップには同一符号を付し、その説明を省略する。
(ステップS1212)
図24のステップS1201〜S1207を行った後、サーバ116上の本来
のマルチメディアファイルのデータを取得する。
次に、そのマルチメディアファイルのデータが表示できるかどうかを判定する。
(ステップS1208)
そのマルチメディアファイルのデータを表示できるとき(データが取得できた
とき)は、本来のデータへの差し替えを行う。これは、第4の実施の形態と同じで
ある。
一方、本実施の形態では、ステップS1213で、バッファメモリ112に格納されている閲覧用のプログラムがマルチメディアファイルを何らかの理由で取得できなかったと判定した場合、この閲覧用のプログラムは、返ってきたエラーの種類を判別する。
そして、判別したエラーに応じた本体内のデータ保持部114内のアイコン114Aを、ページBを表示していた画像と差し替えて画面表示部109に表示する。
(ステップS1210)
その後、参照画像のアドレスを変更したページAを表示させる。これは、第4の
実施の形態と同じである。
(ステップS1211)
次に、キー操作制御部103が「電子取説」ボタンの2回目の押下であると判定したときは、前述した図4のステップS208〜S211と同様な操作を行って終了する。
101 リモコン
102 U/I
103 キー操作制御部
104 アプリケーション制御部
105 説明コンテンツ管理テーブル
106 ブラウザ
107 説明コンテンツ
108 プレーン制御部
109 画面表示部
111 フラッシュメモリ
112 バッファメモリ
114 データ保持部
115 メモリ
116 サーバ
201 動画プレーン
202 静止画プレーン
203、206 動画・静止画切り換えプレーン
204 文字図形プレーン
205 字幕プレーン
1001 動画プレーン
1002 静止画プレーン
1003 メインプレーン
1004 オプションプレーン(字幕)
1005、1010 ブラウザ用プレーン
1006 アプリケーション用プレーン
Claims (6)
- ブラウザを搭載すると共に、予めメモリに格納されている任意のコンテンツのブラウザ表示を行うブラウザ用プレーンを含む複数のプレーン構成を有するデジタルテレビ受信機であって、
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、
前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動するブラウザ起動手段と、
前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記任意のコンテンツの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記任意のコンテンツを取得し、この取得した前記コンテンツのページのうち画像ファイルが含まれている最初のページのデータを前記バッファメモリに読み込むと共に、前記最初のページの次ページ以降のページに対しては、前記次ページ目以降のページの画像ファイルをデータ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データに置き換えて前記バッファメモリに読み込む第1のデータ読み込み手段と、
前記任意のコンテンツのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第1のブラウザ用プレーン移動手段と、
前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記最初のページの次ページ目以降のすべてのページの画像ファイルについて、前記第1のデータ読み込み手段により置き換えた前記データ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データを前記バッファメモリへの読み込みにより、前記最初のページのデータの読み込みの完了を判定し、前記最初のページを表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示部に表示されているコンテンツの最初のページのデータの表示期間中に、前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のデータを前記バッファメモリに読み込む第2のデータ読み込み手段と、
前記バッファメモリに読み込まれた前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のページのデータのうち任意のページのデータを、任意のタイミングで前記バッファメモリから読み出して前記表示部に表示させると共に、前記表示部に表示されているページのデータは非表示に切り換える切換手段と、
前記コンテンツの全ページの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第2のブラウザ用プレーン移動手段と
を有することを特徴とするデジタルテレビ受信機。 - ブラウザを搭載すると共に、ネットワークを介して読み込んだサーバ上の任意のコンテンツのブラウザ表示を行うブラウザ用プレーンを含む複数のプレーン構成を有するデジタルテレビ受信機であって、
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、
前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動するブラウザ起動手段と、
前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記任意のコンテンツの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記任意のコンテンツを取得し、この取得した前記コンテンツのページのうち画像ファイルが含まれている最初のページのデータを前記バッファメモリに読み込むと共に、前記最初のページの次ページ目以降のページに対しては、前記次ページ目以降のページの画像ファイルをデータ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データに置き換えて前記バッファメモリに読み込む第1のデータ読み込み手段と、
前記任意のコンテンツのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第1のブラウザ用プレーン移動手段と、
前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記最初のページの次ページ目以降のすべてのページの画像ファイルについて、前記第1のデータ読み込み手段により置き換えた前記データ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データを前記バッファメモリへの読み込み、前記最初のページのデータの読み込みの完了を判定し、前記最初のページを表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示部に表示されているコンテンツの最初のページのデータの表示期間中に、前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のデータを前記バッファメモリに読み込む第2のデータ読み込み手段と、
前記バッファメモリに読み込まれた前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のページのデータのうち任意のページのデータを、任意のタイミングで前記バッファメモリから読み出して前記表示部に表示させると共に、前記表示部に表示されているページのデータは非表示に切り換える切換手段と、
前記コンテンツの全ページの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第2のブラウザ用プレーン移動手段と
を有することを特徴とするデジタルテレビ受信機。 - ネットワークを介して任意のサーバから取得したマルチメディアファイルを表示部に表示する機能と、前記マルチメディアファイルの複数の種類に1対1に対応して、本来表示したマルチメディアファイルの画像よりもデータ量の小さな複数の種類識別用画像を予め保持しているデータ保持部と、ブラウザとを備え、前記マルチメディアファイルのブラウザ表示を行うブラウザ用プレーンを含む複数のプレーン構成を有するデジタルテレビ受信機であって、
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、
前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動するブラウザ起動手段と、
前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記マルチメディアファイルの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記サーバ上のマルチメディアファイルを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記マルチメディアファイルの種類を判別する判別手段と、
前記データ保持部から前記判別手段で判別したマルチメディアファイルの種類を示す前記種類識別用画像を選択する選択手段と、
前記マルチメディアファイルのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第1のブラウザ用プレーン移動手段と、
前記種類識別用画像に基づいて、表示用のページを生成し、前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、その表示用のページを前記表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示用のページの表示期間中に、前記取得手段で取得した前記マルチメディアファイルのデータをバッファメモリに読み込む読み込み手段と、
前記メモリへの前記マルチメディアファイルのデータの読み込み完了後に、前記表示用のページを非表示とし、かつ前記バッファメモリから読み出した前記マルチメディアファイルのデータを表示に切り換えて前記表示部に表示させる切換手段と、
前記マルチメディアファイルのデータの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第2のブラウザ用プレーン移動手段と
を有することを特徴とするデジタルテレビ受信機。 - ブラウザを搭載すると共に、予めメモリに格納されている任意のコンテンツのブラウザ表示を行うブラウザ用プレーンを含む複数のプレーン構成を有するデジタルテレビ受信機の表示方法であって、
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行する第1のステップと、
前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動する第2のステップと、
前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記任意のコンテンツの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記任意のコンテンツを取得し、この取得した前記コンテンツのページのうち画像ファイルが含まれている最初のページのデータを前記バッファメモリに読み込むと共に、前記最初のページの次ページ目以降のページに対しては、前記次ページ目以降のページの画像ファイルをデータ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データに置き換えて前記バッファメモリに読み込む第3のステップと、
前記任意のコンテンツのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第4のステップと、
前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記最初のページの次ページ目以降のすべてのページの画像ファイルについて、前記第1のデータ読み込み手段により置き換えた前記データ量が前記画像ファイルよりも小さな画像データを前記バッファメモリへの読み込みにより、前記最初のページのデータの読み込みの完了を判定し、前記最初のページを表示部に表示させる第5のステップと、
前記表示部に表示されているコンテンツの最初のページのデータの表示期間中に、前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降のデータを前記バッファメモリに読み込む第6のステップと、
前記バッファメモリに読み込まれた前記画像ファイルが含まれている次ページ目以降の任意のページのデータを、任意のタイミングで前記バッファメモリから読み出して前記表示部に表示させると共に、前記表示部に表示されているページのデータは非表示に切り換える第7のステップと、
前記コンテンツの全ページの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第8のステップと
を有することを特徴とするデジタルテレビ受信機の表示方法。 - ネットワークを介して読み込んだサーバ上のマルチメディアファイルのブラウザ表示を行うブラウザ用プレーンを含む複数のプレーン構成を有するデジタルテレビ受信機の表示方法であって、
外部からのアプリケーション実行の指示に基づいて、指示されたアプリケーションを実行する第1のステップと、
前記アプリケーションの実行状態において前記ブラウザを起動する第2のステップと、
前記ブラウザの起動後、前記ブラウザを使用した前記マルチメディアファイルの表示のためのアプリケーションの実行指示があったときは、前記ブラウザにより、前記サーバ上のマルチメディアファイルを取得する第3のステップと、
前記取得したマルチメディアファイルの種類を判別する第4のステップと、
前記マルチメディアファイルの複数の種類に1対1に対応して、本来表示したいマルチメディアファイルの画像よりもデータ量の小さな複数の種類識別用画像を予め保持しているデータ保持部から前記第4のステップで判別したマルチメディアファイルの種類を示す前記種類識別用画像を選択する第5のステップと、
前記マルチメディアファイルのブラウザ表示のために使用する前記ブラウザ用プレーンを前記プレーン構成の最上位の位置に移動させると共に、前記ブラウザ用プレーンの表示をオンとする第6のステップと、
前記第5のステップで選択した前記種類識別用画像に基づいて表示用のページを生成し、前記ブラウザ用プレーンの表示のオン状態で、前記表示用ページを表示部に表示させる第7のステップと、
前記表示用のページの表示期間中に、前記第3のステップで取得した前記マルチメディアファイルのデータをバッファメモリに読み込む第8のステップと、
前記バッファメモリへの前記マルチメディアファイルのデータ読み込み完了後に、前記表示用のページを非表示とし、かつ前記バッファメモリから読み出した前記マルチメディアファイルのデータを表示に切り換えて、表示部に表示させる第9のステップと、
前記マルチメディアファイルのデータの表示を終了した後は、前記ブラウザ用プレーンを元の位置に移動させると共に、その表示をオフとする第10のステップと
を有することを特徴とするデジタルテレビ受信機の表示方法。 - 前記データ保持部には、前記複数の種類識別用画像に加えて、エラー種類を示すエラー種類識別用画像が予め保持されており、前記第9のステップで前記バッファメモリから前記マルチメディアファイルのデータの読み出しができないときは、そのエラー種類を示す前記エラー種類識別用画像を前記データ保持部から読み出して、前記表示部に表示されている前記表示用のページに差し替えて表示する第11のステップを更に含むことを特徴とする請求項5記載のデジタルテレビ受信機の表示方法。
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