JP4902045B2 - 駐車サービスシステム - Google Patents

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JP4902045B2
JP4902045B2 JP2000309249A JP2000309249A JP4902045B2 JP 4902045 B2 JP4902045 B2 JP 4902045B2 JP 2000309249 A JP2000309249 A JP 2000309249A JP 2000309249 A JP2000309249 A JP 2000309249A JP 4902045 B2 JP4902045 B2 JP 4902045B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車サービスシステム、詳しくは、ショッピングモールに対して複数の駐車場を利用して駐車サービスを行う駐車サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車を利用して店舗に買い物等に来た利用客に対する店舗側の駐車サービスは、各店舗が、商店街付近の駐車場あるいは商店街連合会直営の駐車場から独自に割引券を購入し、その店舗の利用客のお買い上げ金額に応じて店舗毎に定めた駐車サービス体系の下で駐車サービス券を手渡ししているのが一般的である。
【0003】
まれに、連合会で特定駐車場のサービス券を一括手配し、各商店に安価に斡旋しているところもある。
【0004】
また、経営の異なる複数の駐車場を背景にしたある程度大規模なショッピングモールにおいては、行政又は民間の連合会等によって全ての駐車場で使用できる共通割引券を発行し、各店舗が事前にこれを購入するか、各駐車場から集められた共通割引券を管理者側で、使用した店舗毎に分別し、事後請求する手法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の駐車サービスには、次のような種々の問題がある。
【0006】
▲1▼利用客が駐車サービスを受ける場合、各店舗においてそれぞれ相応の買い物をする必要があり、たとえ複数店舗に立ち寄っても、一店あたりのお買い上げ金額が小額であった場合は全くサービスを受けられないことになる。
【0007】
▲2▼高額商品を扱う店舗もあれば、100円ショップも混在するような商店街では、駐車サービスを受けられる店と、そうでない店があることになり、ショッピングモールとしての魅力が半減し、利用客の満足度が得られない。
【0008】
▲3▼上記▲1▼とは逆に、利用客が複数店舗において各々高額な買い物をした場合、駐車サービス券が過剰に出回ることとなり、その無駄な負担がサービス券を手渡した各店舗に全て降りかかってしまう。
【0009】
▲4▼複数の駐車場に対して、共通割引券を発行する場合、各駐車場の異なる料金体系に対応するためには、割引券一枚あたりのサービス料金を設定する以外になく、利用者にとっては、利用する駐車場によって、サービスを受けられる時間が異なることになってしまう。
【0010】
▲5▼さらに、上記▲4▼の場合、各駐車場側は、回収した共通割引券を定期的に管理会社に持ち込み、換金する手間が発生する。
【0011】
▲6▼また、店舗に事後請求する場合、管理者側で煩雑な店舗毎の分別作業をする必要が生じる。
【0012】
ところで、ショッピングモールは、専門店が集合して一つの魅力ある複合店舗を形成していると考えるべきであり、事実、利用客がそのようなイメージをもっているショッピングモールほど客で賑わっている。また、個々の店舗の独自性も重要であるが、町全体での集客力を高めるのが最重要課題である。
【0013】
また、ショッピングモール内においては各店舗毎のお買い上げ金額によって利用客に対する駐車サービスを行うべきでなく、全ての店舗におけるお買い上げ総金額によって利用客に対する駐車サービスを行うべきである。
【0014】
また、利用客に対する過剰サービスを防止し、各店舗における無駄な出費を抑えるとともに、経済的にも無駄の無い駐車サービスが実現されるべきである。
【0015】
また、複数の、料金体系の異なる駐車場が存在する場合、利用客は、どこに車を止めても同様な駐車サービス時間を獲得することができるべきである。
【0016】
また、各店舗側、各駐車場側、さらには双方の接点となる管理者側での労力を軽減し、それにより得られた経済的メリットを各店舗等全てに還元すべきである。
【0017】
本発明は、上記のような従来からの駐車サービスシステムの問題点及び課題の下になされたものであり、ショッピングモールが複数の駐車場を利用する場合に、全ての利用客に対して公平かつ満足度の高い駐車サービスを提供できるようにするとともに、全ての店舗、駐車場に対して無駄を排除して経済的メリットを生み出すことができるようにすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明の駐車サービスシステムは、
複数の路面店等からなるショッピングモールに対して、複数の駐車場を利用した駐車サービスを行う駐車サービスシステムであって、
駐車サービスネットワーク管理拠点に設置されるホストコンピュータと、
複数の路面店等に設置され、前記ホストコンピュータに接続される店舗エンコーダと、
各駐車場に設置され、前記ホストコンピュータに接続される駐車券発行機及び料金精算機と
を備え、
(a)顧客がいずれかの駐車場に入車する際、
前記駐車券発行機は、駐車券にID番号又は発券連番からなる顧客識別情報及び駐車場コードを磁気記録して該駐車券を自動発行するとともに、前記顧客識別情報、前記駐車場コード及び入車時刻を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報に固有の顧客管理ファイルを作成し、該顧客管理ファイルに前記駐車場コード及び前記入車時刻を記録し、
(b)顧客がいずれかの路面店等で買い物又は駐車サービスの対象行為をする際、
前記店舗エンコーダは、前記駐車券から磁気再生により顧客識別情報を読み取り、該顧客識別情報、店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を記録し、
前記店舗エンコーダは、前記ホストコンピュータから記録完了通知を受信すると、前記駐車券に前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を印字し、
(c)顧客が駐車場から出車する際、
前記料金精算機は、前記駐車券から磁気再生によって顧客識別情報を読み取り、該顧客識別情報及び出車時刻を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに記録されている全てのお買上金額及び駐車サービス時間の総計からトータル駐車サービス時間を求めるとともに、出車時刻から入車時刻を減算して駐車実時間を求め、前記トータル駐車サービス時間と前記駐車実時間とから、予め定めた駐車サービス体系の下で無料又は不足料金を決定して前記料金精算機へ送信する
よう構成されることを特徴とする。
【0019】
(2) また、本発明の他の駐車サービスシステムは、
複数の路面店等からなるショッピングモールに対して、複数の駐車場を利用した駐車サービスを行う駐車サービスシステムであって、
駐車サービスネットワーク管理拠点に設置されるホストコンピュータと、
複数の路面店等に設置され、前記ホストコンピュータに接続される店舗エンコーダと、
各駐車場に設置され、前記ホストコンピュータに接続される駐車券発行機及び料金精算機と
を備え、
(a)顧客がいずれかの駐車場に入車する際、
前記駐車券発行機は、駐車券にID番号又は発券連番からなる顧客識別情報、駐車場コード及び入車時刻を磁気記録して該駐車券を自動発行するとともに、前記顧客識別情報、前記駐車場コード及び前記入車時刻を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報に固有の顧客管理ファイルを作成し、該顧客管理ファイルに前記駐車場コード及び前記入車時刻を記録し、
(b)顧客がいずれかの路面店等で買い物又は駐車サービスの対象行為をする際、
前記店舗エンコーダは、前記駐車券から磁気再生により顧客識別情報を読み取り、該顧客識別情報、店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を記録し、
前記店舗エンコーダは、前記ホストコンピュータから記録完了通知を受信すると、前記駐車券に前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を印字し、
(c)顧客が駐車場から出車する際、
前記料金精算機は、前記駐車券から磁気再生によって顧客識別情報及び入車時刻を読み取り、前記顧客識別情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに記録されている全てのお買上金額及び駐車サービス時間を前記料金精算機へ送信し、
前記料金精算機は、前記ホストコンピュータから送信されてきた全てのお買上金額及び駐車サービス時間を合計してトータル駐車サービス時間を求めるとともに、出車時刻から入車時刻を減算して駐車実時間を求め、トータル駐車サービス時間と駐車実時間とから、予め定めた駐車サービス体系の下で無料又は不足料金を決定する
よう構成されることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1は、一実施形態にかかる駐車サービスシステムの全体構成を概念的に示す。
【0022】
図1において、本実施形態にかかる駐車サービスシステムは、駐車サービスネットワーク管理拠点1を有し、複数の路面店21 〜2n とデパート、量販店等大型店舗3とホテル等宿泊施設4とからなるショッピングモールに対して、複数の駐車場51 〜5m を利用した駐車サービスを行うことを目的としている。
【0023】
駐車サービスネットワーク管理拠点1には、ホストコンピュータ11が設置されている。
【0024】
各駐車場51 〜5m には、それぞれ、ホストコンピュータ11に接続された駐車券発行機511 〜51m 及び料金精算機521 〜52m が設置されている。
【0025】
各路面店21 〜2n には、それぞれ、ホストコンピュータ11に接続された店舗エンコーダ211 〜21n が設置されている。
【0026】
デパート、量販店等大型店舗3の各売り場には、それぞれ、ネットワーク中継コンピュータ31を介してホストコンピュータ11に接続された店舗エンコーダ321 〜32k が設置されている。
【0027】
ホテル等宿泊施設4には、ネットワーク中継コンピュータ41を介してホストコンピュータ11に接続された店舗エンコーダ421 〜42p が設置されている。
【0028】
次に、上記のように構成された駐車サービスシステムの処理を図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、図2は、顧客が駐車場51 〜5m に入場(入車)する時、顧客が路面店211 〜21n 等で買い物をする時、顧客が駐車場51 〜5m から退場(出車)する時の順番で示している。
【0029】
(1) 入場時
まず、顧客がいずれかの駐車場例えば51 の入口に自動車を入場させると(ステップ1)、駐車券発行機511 は、駐車券を自動発行する(ステップ2)。この駐車券発行時、駐車券発行機511 は、駐車券に顧客識別情報としてのID番号(一定期間重複が無いときには発券連番でもよい。)及び駐車場コードを磁気記録する。
【0030】
駐車券の外観は、例えば図3に示すように構成される。駐車券6は、入車時に駐車券発行機511 によって印字される入車時印字領域61と、各店舗21 〜2n 、3、4における買い物時に店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p によって印字される買上時印字領域62と、出車時に料金精算機511 によって印字される出車時印字領域63とを有する。入車時印字領域61には、▲1▼入車月日、時刻、▲2▼駐車場コード、▲3▼顧客識別情報(ID番号又は発券連番)が印字される。買上時印字領域62には、▲1▼店舗コード、▲2▼お買上金額が印字される。出車時印字領域63には、▲1▼出車時刻、▲2▼投入金額等が印字される。なお、買上時印字領域62には、上記の他に、この駐車券6をもつ顧客の現在のトータル駐車サービス時間、それぞれのお買上時刻等が印字できるようにしてもよい。また、そのショッピングモールにおける駐車サービス体系(駐車料金割引条件)、運営時間、その他、一般注意事項、特定の注意事項等は、駐車券6の券面の残されたスペース(裏面等)に予め印刷されていることが望ましい。
【0031】
また、駐車券発行の際、駐車券発行機511 は、顧客識別情報(ID番号又は発券連番)、入車月日、時刻及び駐車場コードをホストコンピュータ11へ送信し(ステップ3)、ホストコンピュータ11は、顧客識別情報(ID番号又は発券連番)に固有の顧客管理ファイル11a(図1)を作成し、この顧客管理ファイル11aに入車月日、時刻、駐車場コードを記録する。
【0032】
顧客は、発行された駐車券6を駐車券発行機511 から抜き取り(ステップ4)、自動車を駐車場51 内に駐車する(ステップ5)。
【0033】
(2) 買い物時
顧客は、ショッピングモールの例えばA店(路面店21 )に立ち寄り買い物をするとき(ステップ6)、店員に対して駐車券6を提示する(ステップ7)。店員は、駐車券6を受け取ると、店舗エンコーダ211 に駐車券6を挿入し、お買上金額を入力する(ステップ8)。なお、お買上金額の入力は、店舗エンコーダ211 と連動するPOSによって自動的に行うようにしてもよい。
【0034】
店舗エンコーダ211 は、挿入された駐車券6から磁気再生により顧客識別情報(ID番号又は発券連番)を読み取り、この顧客識別情報(ID番号又は発券連番)とA店21 の店舗コード、お買上金額等をホストコンピュータ11へ送信する(ステップ9)。
【0035】
ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報(ID番号又は発券連番)の顧客管理ファイル11aに店舗コード、お買上金額等を記録する。そして、この顧客管理ファイル11aへの記録が完了すると、処理完了通知(記録完了通知)を店舗エンコーダ211 へ送信する。
【0036】
店舗エンコーダ211 は、ホストコンピュータ11から処理完了通知を受信すると、駐車券6の買上時印字領域62に店舗コード、お買上金額等を印字する(ステップ10)。なお、このとき、店舗エンコーダ211 は、ホストコンピュータ11から、お買上金額に基づいて決定される駐車サービス時間を受信して、この駐車サービス時間についても駐車券6の買上時印字領域62に印字するようにしてもよい。
【0037】
駐車券6への印字が終了すると、店員は駐車券6を店舗エンコーダ211 から抜き取り顧客に返却する(ステップ11)。
【0038】
その後、顧客が別のB店(例えば路面店22 )にも立ち寄り買い物をしたときにも、上述したA店21 での買物時と同様な操作及び処理が行われ、ホストコンピュータ11へ顧客識別情報(ID番号又は発券連番)、店舗コード、お買上金額等が送信され、ホストコンピュータ11は、このID番号の顧客管理ファイル11aに店舗コード、お買上金額等を記録し、また、店舗エンコーダ212 は、駐車券6の買上時印字領域62に店舗コード、お買上金額等を印字する。
【0039】
顧客がさらに別の店舗で買物をしたときにも、上記と同様の操作及び処理が行われる。
【0040】
(3) 退場時
顧客が自動車を料金精算機521 の前に停車させ(ステップ13)、料金精算機521 に駐車券6を挿入すると(ステップ14)、料金精算機521 は、駐車券6から磁気再生によって顧客識別情報(ID番号又は発券連番)を読み取る。そして、料金精算機521 は、顧客識別情報(ID番号又は発券連番)と出場月日、時刻及び駐車場コードをホストコンピュータ11へ送信する(ステップ15)。
【0041】
ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報(ID番号又は発券連番)から、この顧客識別情報(ID番号又は発券連番)の顧客管理ファイル11aにアクセスし、顧客管理ファイル11aに記録されている全てのお買上金額の総計からトータル駐車サービス時間を求める。また、ホストコンピュータ11は、出車時刻から入車時刻を減算して駐車実時間を求める。そして、ホストコンピュータ11は、トータル駐車サービス時間が駐車実時間以上である場合(サービス時間内時)には、トータル駐車サービス時間及び駐車実時間の他、駐車料金が無料である旨を料金精算機521 へ送信し(ステップ16)、一方、トータル駐車サービス時間が駐車実時間に達していない場合(サービス時間外時)には、予め定めた駐車料金体系に基づいて不足料金(残金額、追加料金)を算出し料金精算機521 へ送信する(ステップ16)。
【0042】
料金精算機521 は、上記サービス時間内時にはゲートを開門する。これにより顧客は駐車場51 から退場することができる(ステップ18)。
【0043】
一方、上記サービス時間外時には、料金精算機521 は、表示器に不足料金を表示し(ステップ16)、顧客が不足料金を支払うと(ステップ17)、ゲートを開門する。これにより顧客は駐車場51 から退場することができる(ステップ18)。
【0044】
図4は、店舗21 〜2n 、3、4において顧客が直接的な買物をしない場合に対する駐車サービスのフローチャートを示す。このような場合としては、顧客が商品の予約、修理の申し込み、引き取りなどのために店舗21 〜2n 、3、4に来店したような場合、つまり、店舗21 〜2n 、3、4で直接的な買物はしないけれども店舗21 〜2n 、3、4からなんらかのサービスの提供を受けても不合理ではない場合が挙げられる。
【0045】
図4において、まず、顧客は店員に対して駐車券6を提示する(ステップ7a)。店員は、駐車券6を受け取ると、店舗エンコーダ例えば211 に駐車券6を挿入し、時間サービス専用ボタンを選択操作して、一定の駐車サービス時間を入力する(ステップ8a)。
【0046】
店舗エンコーダ211 は、挿入された駐車券6から磁気再生により顧客識別情報(ID番号又は発券連番)を読み取り、この顧客識別情報(ID番号又は発券連番)と店舗コード、駐車サービス時間等をホストコンピュータ11へ送信する(ステップ9a)。
【0047】
ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報(ID番号又は発券連番)の顧客管理ファイル11aに店舗コード、駐車サービス時間等を記録する。そして、この顧客管理ファイル11aへの処理が完了すると、処理完了通知を店舗エンコーダ211 へ送信する。店舗エンコーダ211 は、ホストコンピュータ11から処理完了通知を受信すると、駐車券6の買上時印字領域62に店舗コード、駐車サービス時間等を印字する(ステップ10a)。駐車券6への印字が終了すると、店員は駐車券6を店舗エンコーダ211 から抜き取り顧客に返却する(ステップ11a)。
【0048】
図5は、ホテル等宿泊施設4の利用客に対する駐車サービスのフローチャートを示す。
【0049】
図5において、まず、顧客(利用客)はフロント係員に対して駐車券6を提示する(ステップ7b)。フロント係員は、駐車券6を受け取ると、店舗エンコーダ例えば421 に駐車券6を挿入し、専用ボタン等を操作して、一定の駐車サービス時間を入力する(ステップ8b)。
【0050】
店舗エンコーダ421 は、挿入された駐車券6から磁気再生により顧客識別情報(ID番号又は発券連番)を読み取り、この顧客識別情報(ID番号又は発券連番)と店舗コード、駐車サービス時間等をホストコンピュータ11へ送信する(ステップ9b)。
【0051】
ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報(ID番号又は発券連番)の顧客管理ファイル11aに店舗コード、駐車サービス時間等を記録する。そして、この顧客管理ファイル11aへの処理が完了すると、処理完了通知を店舗エンコーダ421 へ送信する。店舗エンコーダ421 は、ホストコンピュータ11から処理完了通知を受信すると、駐車券6の買上時印字領域62に店舗コード、駐車サービス時間等を印字する(ステップ10b)。駐車券6への印字が終了すると、フロント係員は駐車券6を店舗エンコーダ421 から抜き取り顧客に返却する(ステップ11a)。
【0052】
図6は、駐車券6が破損(券自体の極端な折れ曲がり、磁気記録データの破壊を含む。)し、店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p で磁気記録データの読み取り、書き込みが不可能になった場合の駐車券再発行のフローチャートを示す。
【0053】
図6において、ホストコンピュータ11の置かれた駐車サービスネットワーク拠点1又はホストコンピュータ11と通信可能なネットワーク中継端末31、41等の置かれた場所に、顧客(利用客)が来所して券破損を申し出ると(ステップ21)、その場所の係員は、まず、破損した駐車券6に印字されている駐車場コード及び顧客識別情報(ID番号又は発券連番)を目視により確認する(ステップ22)。
【0054】
次に、ネットワーク中継端末31等を再発行モードに設定し、確認した駐車場コード及び顧客識別情報(ID番号又は発券連番)を入力し(ステップ23)、入力データをホストコンピュータ11へ送信する(ステップ24)。また、未使用駐車券6をネットワーク中継端末31等に挿入する(ステップ25)。
【0055】
ホストコンピュータ11は、入力データを受信すると、駐車場コード及び顧客識別情報(ID番号又は発券連番)に基づいて顧客管理ファイル11aから顧客の利用履歴を検索し、検索結果をネットワーク中継端末31等へ送信する。
【0056】
ネットワーク中継端末31等は、検索結果を受信すると(ステップ26)、未使用駐車券6に、駐車場コード及び顧客識別情報(ID番号又は発券連番)を磁気記録及び印字するとともに、利用履歴を印字する(ステップ27)。
【0057】
そして、この顧客識別情報(ID番号又は発券連番)等が付与された駐車券6を破損した駐車券6と交換する(ステップ28)。
【0058】
上記のように、ホストコンピュータ11は、顧客識別情報に固有の顧客管理ファイル11aを作成し、顧客管理ファイル11aに駐車場コード、店舗コード及びお買上金額等を記録する。
【0059】
そして、ホストコンピュータ11は、上記記録したデータから、一日毎に、各店舗21 〜2n 、3、4毎の来客数、総お買上金額、平均お買上金額、各駐車場51 〜5m に対する駐車料金負担率、比例按分による負担額及び実負担金額を求め、図7に例示するような店舗別駐車料金負担額一覧を作成する。なお、図7は、本システムに加入する店舗数を10軒(店舗A〜店舗J)、利用される駐車場を3箇所(駐車場1〜駐車場3)と仮定して店舗別駐車料金負担額一覧を示している。また、駐車料金負担率は、各店舗A〜J毎の総駐車サービス時間を、各駐車場1〜3で消化したサービス時間で按分し、比率で示したものである。また、実負担金額は、比例按分による負担額に、店舗A〜J毎の係数を掛けたものであり、その合計は比例按分による負担額の合計と一致する。また、係数は、各店舗A〜Jと本システム加入契約時に取り決めたもので、特別の事情があるもの以外は「1」である。
【0060】
また、ホストコンピュータ11は、店舗コード及び店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p の使用時刻に基づき、一日毎に、各店舗A〜Jに来客した顧客数を時間帯で分けて求め、図8に例示するような時間帯別集客状況を作成する。なお、時間帯別集客状況を棒グラフで示すようにしてもよい。
【0061】
また、ホストコンピュータ11は、店舗コード及び店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p の使用時刻に基づき、一日毎に、各顧客毎に、当該顧客が訪れた店舗A〜Jを順番に求め、図9に例示するような利用客足取り調査表を作成する。
【0062】
さらに、ホストコンピュータ11は、お買上金額等に基づき、一日毎に、図10に例示するような、ショッピングモール全体における平均お立ち寄り軒数等のデータ表を作成する。
【0063】
以上説明したように、本実施形態にかかる駐車サービスシステムは、複数の路面店等21 〜2n 、3、4からなるショッピングモールに対して、複数の駐車場51 〜5m を利用した駐車サービスを行う駐車サービスシステムであって、駐車サービスネットワーク管理拠点1に設置されるホストコンピュータ11と、複数の路面店等21 〜2n 、3、4に設置され、ホストコンピュータ11に接続される店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p と、各駐車場51 〜5m に設置され、ホストコンピュータ11に接続される駐車券発行機511 〜51m 及び料金精算機521 〜52m とを備え、▲1▼顧客がいずれかの駐車場51 〜5m に入車する際、駐車券発行機511 〜51m は、駐車券6に顧客識別情報及び駐車場コードを磁気記録して該駐車券6を自動発行するとともに、顧客識別情報、駐車場コード及び入車時刻をホストコンピュータ11へ送信し、ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報に固有の顧客管理ファイル11aを作成し、顧客管理ファイル11aに駐車場コード及び入車時刻を記録し、▲2▼顧客がいずれかの路面店等21 〜2n 、3、4で買い物又は駐車サービスの対象行為をする際(図2、図4、図5)、店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p は、駐車券6から磁気再生により顧客識別情報を読み取り、顧客識別情報、店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間をホストコンピュータ11へ送信し、ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイル11aに店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を記録し、店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p は、ホストコンピュータ11から記録完了通知を受信すると、駐車券6に店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を印字し、▲3▼顧客が駐車場51 〜5m から出車する際、料金精算機521 〜52m は、駐車券6から磁気再生によって顧客識別情報を読み取り、顧客識別情報及び出車時刻をホストコンピュータ11へ送信し、ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイル11aに記録されている全てのお買上金額及び駐車サービス時間の総計からトータル駐車サービス時間を求めるとともに、出車時刻から入車時刻を減算して駐車実時間を求め、トータル駐車サービス時間と駐車実時間とから、予め定めた駐車サービス体系の下で無料又は不足料金を決定して料金精算機521 〜52m へ送信するよう構成される。
【0064】
本実施形態にかかる駐車サービスシステムによると、ショッピングモール内において各店舗毎のお買い上げ金額によって利用客に対する駐車サービスを行っておらず、全ての店舗におけるお買い上げ総金額によって利用客に対する駐車サービスを行っているため、全ての利用客に対して公平かつ満足度の高い駐車サービスを提供できるようになる。また、ホストコンピュータにより一括管理を行うことができるため、全ての店舗、駐車場に対して無駄を排除して経済的メリットを生み出すことができる。
【0065】
また、駐車券6が破損しても、ホストコンピュータ11の顧客管理ファイル11aの記録内容に基づいて、破損した駐車券6の再発行を容易に行うことができる。
【0066】
本発明の他の実施形態にかかる駐車サービスシステムは、駐車料金の計算をホストコンピュータ11で行わないで料金精算機521 〜52m において行うようにしたものである。
【0067】
すなわち、他の実施形態にかかる駐車サービスシステムは、複数の路面店等21 〜2n 、3、4からなるショッピングモールに対して、複数の駐車場51 〜5m を利用した駐車サービスを行う駐車サービスシステムであって、駐車サービスネットワーク管理拠点1に設置されるホストコンピュータ11と、複数の路面店等21 〜2n 、3、4に設置され、ホストコンピュータ11に接続される店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p と、各駐車場51 〜5m に設置され、ホストコンピュータ11に接続される駐車券発行機511 〜51m 及び料金精算機521 〜52m とを備え、▲1▼顧客がいずれかの駐車場51 〜5m に入車する際、駐車券発行機511 〜51m は、駐車券6に顧客識別情報、駐車場コード及び入車時刻を磁気記録して駐車券6を自動発行するとともに、顧客識別情報、駐車場コード及び入車時刻をホストコンピュータ11へ送信し、ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報に固有の顧客管理ファイル11aを作成し、顧客管理ファイル11aに駐車場コード及び入車時刻を記録し、▲2▼顧客がいずれかの路面店等21 〜2n 、3、4で買い物又は駐車サービスの対象行為をする際(図2、図4、図5)、店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p は、駐車券6から磁気再生により顧客識別情報を読み取り、顧客識別情報、店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間をホストコンピュータ11へ送信し、ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイル11aに店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を記録し、店舗エンコーダ211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p は、ホストコンピュータ11から記録完了通知を受信すると、駐車券6に店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を印字し、▲3▼顧客が駐車場51 〜5m から出車する際、料金精算機521 〜52m は、駐車券6から磁気再生によって顧客識別情報及び入車時刻を読み取り、顧客識別情報をホストコンピュータ11へ送信し、ホストコンピュータ11は、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイル11aに記録されている全てのお買上金額及び駐車サービス時間を料金精算機521 〜52m へ送信し、料金精算機521 〜52m は、ホストコンピュータ11から送信されてきた全てのお買上金額及び駐車サービス時間を合計してトータル駐車サービス時間を求めるとともに、出車時刻から入車時刻を減算して駐車実時間を求め、トータル駐車サービス時間と駐車実時間とから、予め定めた駐車サービス体系の下で無料又は不足料金を決定するよう構成される。
【0068】
他の実施形態にかかる駐車サービスシステムによっても、上記実施形態と同様、全ての利用客に対して公平かつ満足度の高い駐車サービスを提供できるようになるとともに、全ての店舗、駐車場に対して無駄を排除して経済的メリットを生み出すことができる。また、駐車場出口で特別サービスや特定顧客へのイレギュラーな対応等が必要な場合には、ホストコンピュータとの通信が別途必要となるため、ホストコンピュータの負担を軽減させる見地からは、料金計算を料金精算機で行う方が望ましいといえる。
【0069】
この場合にも、駐車券6が破損しても、ホストコンピュータ11の顧客管理ファイル11aの記録内容に基づいて、破損した駐車券6の再発行を容易に行うことができる。
【0070】
また、ホストコンピュータ11は、顧客管理ファイル11aに記録された駐車場コード、店舗コード及びお買上金額等に基づいて、一日毎に、各店舗毎の来客数、総お買上金額、平均お買上金額、各駐車場に対する駐車料金負担率、比例按分による負担額及び実負担金額を求め、店舗別駐車料金負担額一覧を作成する。このため、全ての店舗、駐車場に対して公平な駐車料金の請求及び駐車料金の支払いを行うことができる。
【0071】
また、ホストコンピュータ11は、店舗コード及び店舗エンコーダの使用時刻に基づき、一日毎に、各店舗に来客した顧客数を時間帯で分けて求め、時間帯別集客状況を作成する。このため、各店舗において顧客の動向を把握することができ、今後の顧客対応策の資料となる。
【0072】
また、ホストコンピュータ11は、店舗コード及び店舗エンコーダの使用時刻に基づき、一日毎に、各顧客毎に、当該顧客が訪れた店舗を順番に求め、利用客足取り調査表を作成する。このため、ショッピングモールにおける顧客の動向を把握でき、ショッピングモールの今後の顧客対応策の資料となる。
【0073】
また、ホストコンピュータ11は、お買上金額等に基づき、一日毎に、ショッピングモール全体における平均お立ち寄り軒数等のデータ表を作成する。このため、ショッピングモール全体における顧客の動向を把握でき、ショッピングモールの今後の顧客対応策の資料となる。
【0074】
【発明の効果】
本発明によると、ショッピングモール内において各店舗毎のお買い上げ金額によって利用客に対する駐車サービスを行っておらず、全ての店舗におけるお買い上げ総金額によって利用客に対する駐車サービスを行っているため、全ての利用客に対して公平かつ満足度の高い駐車サービスを提供できるようになる。また、ホストコンピュータにより一括管理を行うことができるため、全ての店舗、駐車場に対して無駄を排除して経済的メリットを生み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる駐車サービスシステムの概念的全体構成図である。
【図2】駐車サービスシステムの処理を表すフローチャートである。
【図3】駐車券の外観図である。
【図4】顧客が直接的な買物をしない場合に対する駐車サービスのフローチャートである。
【図5】ホテル等宿泊施設の利用客に対する駐車サービスのフローチャートである。
【図6】駐車券が破損した場合の駐車券再発行のフローチャートである。
【図7】店舗別駐車料金負担額一覧表である。
【図8】時間帯別集客状況表である。
【図9】利用客足取り調査表である。
【図10】ショッピングモール全体における表である。
【符号の説明】
1 駐車サービスネットワーク拠点
11 ホストコンピュータ
1 〜2n 、3、4 路面店等
211 〜21n 、321 〜32k 、421 〜42p 店舗エンコーダ
1 〜5m 駐車場
511 〜51m 駐車券発行機
521 〜52m 料金精算機
6 駐車券
11a 顧客管理ファイル

Claims (7)

  1. 複数の路面店等からなるショッピングモールに対して、複数の駐車場を利用した駐車サービスを行う駐車サービスシステムであって、
    駐車サービスネットワーク管理拠点に設置されるホストコンピュータと、
    複数の路面店等に設置され、前記ホストコンピュータに接続される店舗エンコーダと、
    各駐車場に設置され、前記ホストコンピュータに接続される駐車券発行機及び料金精算機と
    を備え、
    (a)顧客がいずれかの駐車場に入車する際、
    前記駐車券発行機は、駐車券にID番号又は発券連番からなる顧客識別情報及び駐車場コードを磁気記録して該駐車券を自動発行するとともに、前記顧客識別情報、前記駐車場コード及び入車時刻を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報に固有の顧客管理ファイルを作成し、該顧客管理ファイルに前記駐車場コード及び前記入車時刻を記録し、
    (b)顧客がいずれかの路面店等で買い物又は駐車サービスの対象行為をする際、
    前記店舗エンコーダは、前記駐車券から磁気再生により顧客識別情報を読み取り、該顧客識別情報、店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を記録し、
    前記店舗エンコーダは、前記ホストコンピュータから記録完了通知を受信すると、前記駐車券に前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を印字し、
    (c)顧客が駐車場から出車する際、
    前記料金精算機は、前記駐車券から磁気再生によって顧客識別情報を読み取り、該顧客識別情報及び出車時刻を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに記録されている全てのお買上金額及び駐車サービス時間の総計からトータル駐車サービス時間を求めるとともに、出車時刻から入車時刻を減算して駐車実時間を求め、前記トータル駐車サービス時間と前記駐車実時間とから、予め定めた駐車サービス体系の下で無料又は不足料金を決定して前記料金精算機へ送信する
    よう構成されることを特徴とする駐車サービスシステム。
  2. 複数の路面店等からなるショッピングモールに対して、複数の駐車場を利用した駐車サービスを行う駐車サービスシステムであって、
    駐車サービスネットワーク管理拠点に設置されるホストコンピュータと、
    複数の路面店等に設置され、前記ホストコンピュータに接続される店舗エンコーダと、
    各駐車場に設置され、前記ホストコンピュータに接続される駐車券発行機及び料金精算機と
    を備え、
    (a)顧客がいずれかの駐車場に入車する際、
    前記駐車券発行機は、駐車券にID番号又は発券連番からなる顧客識別情報、駐車場コード及び入車時刻を磁気記録して該駐車券を自動発行するとともに、前記顧客識別情報、前記駐車場コード及び前記入車時刻を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報に固有の顧客管理ファイルを作成し、該顧客管理ファイルに前記駐車場コード及び前記入車時刻を記録し、
    (b)顧客がいずれかの路面店等で買い物又は駐車サービスの対象行為をする際、
    前記店舗エンコーダは、前記駐車券から磁気再生により顧客識別情報を読み取り、該顧客識別情報、店舗コード、及び、お買上金額又は駐車サービス時間を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を記録し、
    前記店舗エンコーダは、前記ホストコンピュータから記録完了通知を受信すると、前記駐車券に前記店舗コード、及び、前記お買上金額又は前記駐車サービス時間を印字し、
    (c)顧客が駐車場から出車する際、
    前記料金精算機は、前記駐車券から磁気再生によって顧客識別情報及び入車時刻を読み取り、前記顧客識別情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、受信した顧客識別情報の顧客管理ファイルに記録されている全てのお買上金額及び駐車サービス時間を前記料金精算機へ送信し、
    前記料金精算機は、前記ホストコンピュータから送信されてきた全てのお買上金額及び駐車サービス時間を合計してトータル駐車サービス時間を求めるとともに、出車時刻から入車時刻を減算して駐車実時間を求め、トータル駐車サービス時間と駐車実時間とから、予め定めた駐車サービス体系の下で無料又は不足料金を決定する
    よう構成されることを特徴とする駐車サービスシステム。
  3. 前記ホストコンピュータの顧客管理ファイルの記録内容に基づいて、破損した駐車券の再発行を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の駐車サービスシステム。
  4. 前記ホストコンピュータは、前記顧客管理ファイルに記録された駐車場コード、店舗コード及びお買上金額等に基づいて、一日毎に、各店舗毎の来客数、総お買上金額、平均お買上金額、各駐車場に対する駐車料金負担率、比例按分による負担額及び実負担金額を求め、店舗別駐車料金負担額一覧を作成することを特徴とする請求項1、2又は3記載の駐車サービスシステム。
  5. 前記ホストコンピュータは、前記店舗コード及び前記店舗エンコーダの使用時刻に基づき、一日毎に、各店舗に来客した顧客数を時間帯で分けて求め、時間帯別集客状況を作成することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の駐車サービスシステム。
  6. 前記ホストコンピュータは、前記店舗コード及び前記店舗エンコーダの使用時刻に基づき、一日毎に、各顧客毎に、当該顧客が訪れた店舗を順番に求め、利用客足取り調査表を作成することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の駐車サービスシステム。
  7. 前記ホストコンピュータは、前記お買上金額等に基づき、一日毎に、ショッピングモール全体における平均お立ち寄り軒数等のデータ表を作成することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の駐車サービスシステム。
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