JP4899525B2 - 磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラム - Google Patents

磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラムに関する。
従来、移動体に搭載され、地磁気の方向を検出する3次元磁気センサが知られている。一般に3次元磁気センサは、互いに直交する3方向の成分として磁界ベクトルを検出するための3つの磁気センサモジュールを備えている。3次元磁気センサの出力である磁気データを成分とするベクトルの方向と大きさが、3次元磁気センサが検出している磁界の方向と大きさである。3次元磁気センサの出力に基づいて地磁気の方向又は大きさを特定するとき、その出力には移動体の着磁成分と磁気センサ自体の測定誤差が含まれている。従ってそれらを打ち消すために3次元磁気センサの出力を補正する処理が必要である。この補正処理の操作値はオフセットと呼ばれている。オフセットは3次元磁気センサが検出している移動体の着磁による磁界ベクトルを磁気センサの測定誤差を含んで表しており、3次元磁気センサの出力である磁気データからオフセットが引き算されることによって移動体の着磁成分と磁気センサの測定誤差が一括して打ち消される。3次元座標空間において、磁気データを成分とする点は所定の球面に沿ってプロットされる。その球面の中心を求めることによってオフセットを算出することができる。オフセットを求める処理はキャリブレーションと呼ばれている。
ところで、オフセットを算出するために必要な磁気データを測定しても、3次元磁気センサ自体の測定誤差、測定期間中の磁界の変動、3次元磁気センサの出力をディジタル値で取り出す際の計算誤差等により、磁気データを成分とする点の集合は完全な球面にはならない。特許文献1には、取得した複数の磁気データを成分とする複数の点からの距離のばらつきが最小になる点を統計的手法によって推定することが記載されている。3次元磁気センサでは、平面上で移動体を意識的に回転させる操作をユーザに強いることなくキャリブレーションが可能であるため、キャリブレーション中に移動体をどのように動かすべきかという案内をユーザにする必要がない。したがって、キャリブレーション中に移動体が存在している磁界強度が変動することは十分に予見される。例えばユーザが歩行中に測定された磁気データを成分とする点の集合は、測定誤差等を除外すると理論的には各磁気データが測定された時点の磁界強度と対応する大きさを半径とする球面上にあり、同一半径の球面上には分布しない。そのため、特許文献1による方法では、球の中心と推定される位置の誤差も大きくなるという問題がある。
国際公開第2004−003476号パンフレット
本発明は、磁界強度が変動する場合であってもオフセットを精度よく設定することができる磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための磁気センサ制御装置は、3次元磁気センサから順次出力される、3成分を有する複数の磁気データを順次入力する入力手段と、2つの前記磁気データに対応する2点の垂直二等分面を、2つ1組の前記磁気データ毎に算出する垂直二等分面算出手段と、複数の前記垂直二等分面を記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶されている複数の前記垂直二等分面が集合している領域を統計的手法により1つの点で近似し、前記1つの点に基づいて前記磁気データのオフセットを設定する設定手段と、を備える。
球面上に存在する2点の垂直二等分面は、その球の中心を通る。磁界強度が異なる場所で磁気データを入力すると、それらの磁気データに対応する点は、測定誤差を除外すると理論的には磁界強度と対応する大きさを半径とする球面上に存在する。入力された2つ1組の磁気データ毎に複数の垂直二等分面を算出する構成では、各垂直二等分面を算出するための各組の磁気データがほぼ同一の磁界強度で入力されたものであれば、算出された各垂直二等分面は、それぞれの磁気データが入力された時点の磁界強度に半径が対応する同心球の中心付近を通る。したがって、それらの垂直二等分面が集合している領域を統計的手法により1つの点で近似し、その点に基づいてオフセットを設定することにより、求めたい真のオフセットとの誤差が小さいオフセットを設定することができる。
(2)前記設定手段は、前記記憶手段によって記憶された複数の前記垂直二等分面を用いた最小二乗法により前記1つの点を算出してもよい。
(3)上記目的を達成するための磁気センサ制御装置は、予め決められた所定距離以上離れた2点に対応する2つ1組の前記磁気データを入力順に組み合わせて選抜する選抜手段をさらに備え、前記垂直二等分面算出手段は、選抜された各組の前記磁気データからそれぞれ前記垂直二等分面を算出してもよい。
予め決められた所定距離以上離れた2点に対応する2つ1組の磁気データを選抜し、垂直二等分面を算出することにより、3次元磁気センサ自体の測定誤差や3次元磁気センサの出力をディジタル値で取り出す際の計算誤差等の影響によって、算出される垂直二等分面と真のオフセットとの誤差を小さくすることができる。2つ1組の磁気データを入力順に組み合わせて選抜し、垂直二等分面を算出することにより、入力順が遠い2点の垂直二等分面を算出する場合と比較して、入力間隔の時間差が少ないため磁界強度の変化の影響を受けにくく、したがって算出される垂直二等分面と真のオフセットとの誤差を小さくすることができる。
(4)前記記憶手段を管理する管理手段をさらに備え、前記管理手段は、既に記憶されている前記垂直二等分面の1つと新たに算出された前記垂直二等分面とのなす全ての角が、予め決められた所定の角度以上である場合、新たに算出された前記垂直二等分面を前記記憶手段に記憶させてもよい。
既に記憶されている垂直二等分面の1つと新たに算出された垂直二等分面とのなす全ての角が、予め決められた所定の角度以上である場合にのみ、新たに算出された垂直二等分面を統計計算の母集団要素として選抜することにより、統計的手法を用いて求めるオフセットの誤差を小さくすることができる。なぜなら例えば2つの垂直二等分面を例にすると、それぞれの垂直二等分面と真のオフセットに対応する点との距離が小さくても2つの垂直二等分面が平行に近ければ2つの垂直二等分面の共有線は真のオフセットに対応する点から遠くなるためである。したがって、統計処理の母集団としてそのような垂直二等分面が含まれると、オフセットの誤差が大きくなるためである。尚、二平面のなす全ての角とは、二平面のなす4つの角の全てを指す。
(5)前記記憶手段を管理する管理手段をさらに備え、前記管理手段は、既に記憶されている全ての前記垂直二等分面と新たに算出された前記垂直二等分面とのなす全ての角が、予め決められた所定の角度以上である場合、新たに算出された前記垂直二等分面を前記記憶手段に記憶させてもよい。
既に記憶されている垂直二等分面の全てと新たに算出された垂直二等分面とのなす全ての角が、予め決められた所定の角度以上である場合にのみ新たに算出された垂直二等分面を統計計算の母集団要素として選抜することにより、統計的手法を用いて求めるオフセットの誤差を小さくすることができる。なぜなら例えば2つの垂直二等分面を例にすると、それぞれの垂直二等分面と真のオフセットに対応する点との距離が小さくても2つの垂直二等分面が平行に近ければ2つの垂直二等分面の共有線は真のオフセットに対応する点から遠くなるためである。したがって、統計処理の母集団としてそのような垂直二等分面が含まれると、オフセットの誤差が大きくなるためである。尚、二平面のなす全ての角とは、二平面のなす4つの角の全てを指す。
(6)前記記憶手段を管理する管理手段をさらに備え、前記管理手段は、特定の点を中心とする単位球の球面を略同一面積に区分する区画毎に、前記垂直二等分面と垂直でかつ前記特定の点を始点とする単位ベクトルの終点が前記区画に包含される一定数以下の前記垂直二等分面を、前記記憶手段に記憶させてもよい。
特定の点を中心とする単位球の球面を略同一面積に区分する区画毎に、垂直二等分面と垂直でかつ特定の点を始点とする単位ベクトルの終点が区画に包含される一定数以下の前記垂直二等分面を記憶させる構成では、垂線の方向が特定の方向に偏った複数の垂直二等分面で統計処理の母集団が構成されないため、そのような母集団を用いた統計的手法により求めたオフセットの誤差を小さくすることができる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態では、3次元磁気センサの出力に含まれる、それが搭載されている移動体の着磁成分と磁気センサ自体の測定誤差を打ち消すためのオフセットを求める。オフセットを求めるためには、3次元磁気センサの出力である磁気データを成分とするベクトル空間内の無数の点の集合を球面として近似する。この球面を方位球の球面というものとする。また測定誤差等のない理想的な3次元磁気センサの出力である磁気データを成分とするベクトル空間内の無数の点の集合を真の方位球の球面というものとする。真の方位球の半径は磁界強度と対応する。本実施形態では、方位球の中心点の成分がオフセットとして算出される。
1.ハードウェア構成
図2は本発明が適用される移動体の一例である携帯型電話機1の外観を示す模式図、図3は携帯型電話機1のブロック図である。携帯型電話機1には3次元磁気センサ4が搭載されている。3次元磁気センサは互いに直交するx、y、zの3方向の磁界のベクトル成分を検出することによって磁界の方向および強さを検出する。ディスプレイ5には、文字や画像の各種情報が表示される。例えばディスプレイ5には、地図と方位を示す矢印や文字が表示される。
制御部45は、CPU40とROM42とRAM44とを備えている所謂コンピュータであって、磁気センサ制御装置を構成している。CPU40は、携帯型電話機1の全体制御を司るプロセッサである。ROM42は、CPU40によって実行される磁気センサ制御プログラムや、移動体の機能を実現するための種々のプログラム、例えばナビゲーションプログラムが格納されている、不揮発性の記憶媒体である。磁気センサ制御プログラムは、3次元磁気センサ4から出力される磁気データに基づいてナビゲーションプログラム等に方位データを提供するためのプログラムである。方位データは地磁気の方向を示す2次元ベクトルデータである。尚、方位データは3次元ベクトルデータとしてナビゲーションプログラムに提供されてもよい。磁気センサ制御プログラムのモジュール群にはオフセット設定プログラムが含まれている。オフセット設定プログラムは3次元磁気センサ4から出力される磁気データを補正するためのオフセットを設定するプログラムである。CPU40が磁気センサ制御プログラムを実行するとき、CPU40、RAM44及びROM42は磁気センサ制御装置として機能する。ナビゲーションプログラムは、現在地から目的地までの周辺地図を表示する周知のプログラムである。地図の認識のし易さから、地図は現実の方位に地図上の方位が一致するように画面表示される。したがって例えば、携帯型電話機1が回転すると、ディスプレイ5に表示される地図は地面に対して回転しないようにディスプレイ5に対して回転する。このような地図の表示処理に方位データが用いられる。もちろん、方位データは、単に方位を文字や矢印で表示するためにのみ用いられてもよい。RAM44はCPU40の処理対象となるデータを一時的に保持する揮発性の記憶媒体である。種々のプログラムは、その一部又は全部をネットワークを介した通信によってROM42に格納される構成であってもよい。尚、磁気センサ制御装置と3次元磁気センサ4とを1チップの磁気測定装置として構成することもできる。
アンテナ13、RF部10、変復調部12及びCDMA部14は、基地局と携帯型電話機1とでCDMA方式の通信を行うための回路である。
音声処理部18は、マイクロホン16から入力されるアナログ音声信号のAD変換、スピーカ50にアナログ音声信号を出力するためのDA変換を行う回路である。
GPS受信部20は、アンテナ21で受信されたGPS衛星からのGPS電波を処理し、現在位置の緯度経度を出力する回路である。
キー入力部48は、文字入力キーを兼ねたダイヤルキー、カーソルキー等を備える。
電子撮像部52は、図示しない光学系、撮像素子、AD変換器等で構成されている。
表示部54は、LCD等のディスプレイ5、図示しない表示制御回路等で構成され、携帯型電話機1の動作モードに応じた各種画面を表示する。
報知部58は、図示しない音源回路、着信音スピーカ、バイブレータ、LED等を備え、着信をユーザに報知する。
図4は、3次元磁気センサ4の概略内部構成図である。3次元磁気センサ4は、地磁気による磁界ベクトルのx方向成分、y方向成分、z方向成分をそれぞれ検出するためのx軸センサ30とy軸センサ32とz軸センサ34とを備えている。x軸センサ30、y軸センサ32、z軸センサ34は、いずれも巨大磁気抵抗効果素子、ホール素子等で構成され、指向性のある1次元磁気センサであればどのようなものであってもよい。x軸センサ30、y軸センサ32およびz軸センサ34は、それぞれの感度方向が互いに直交するように固定されている。x軸センサ30、y軸センサ32、z軸センサ34、温度センサ36の出力は、切換部24によって択一的に選択され増幅器25で増幅された後にA/D変換器26によってAD変換される。x軸センサ30、y軸センサ32、z軸センサ34、温度センサ36の出力に対応するx軸磁気データ、y軸磁気データ、z軸磁気データ、温度データは、磁気センサI/F27によってバス11に出力される。温度データはオフセットの設定に用いたり、x軸磁気データ、y軸磁気データ、z軸磁気データのそれぞれの温度補正に用いることが可能である。x軸磁気データ、y軸磁気データ及びz軸磁気データの3成分で構成される3次元磁気センサ4の出力データを磁気データというものとする。
2.第一のオフセット設定方法
図1は、オフセット設定処理の流れを示すフローチャートである。図1に示す処理は、オフセットの更新要求が発生するとCPU40によって実行される処理である。オフセットの更新要求は、例えば着信時、一定時間経過毎、あるいはユーザによるナビゲーションプログラム起動時等に発生するものである。
はじめに、RAM44に記憶されている垂直二等分面群と記憶面数とが初期化される(ステップS100)。具体的には、1つの垂直二等分面は、平面の方程式をax+by+cz+d=0とすると、各係数a,b,c,dの値が対応する変数に格納されることによってRAM44に記憶されている。RAM44には、所定個数の垂直二等分面を記憶するための各係数を格納する変数が用意される。記憶面数は、このようにしてRAM44に記憶されている垂直二等分面の個数を格納する変数である。ステップS100では、RAM44に記憶されている垂直二等分面群の各変数の値が破棄され、記憶面数が格納されている変数が0に初期化される。
ステップS102では、磁気データが制御部45に入力され、入力された磁気データがp1に設定される。磁気データは、xyzの3成分を有する座標としてデータ構造体p1に格納されることによってRAM44に記憶され、ベクトル空間における特定の点の位置を示す。
ステップS104では、磁気データが制御部45に入力され、入力された磁気データがp2に設定される。磁気データは、xyzの3成分を有する座標としてデータ構造体p2に格納されることによってRAM44に記憶され、ベクトル空間における特定の点の位置を示す。
ステップS106では、p1とp2との距離が所定距離以上であるか判定される。p1とp2との距離が所定距離以上離れていない場合は、ステップS104に戻り、磁気データ(p2)が入力される。p1とp2との距離が所定距離以上離れていない場合に、ステップS102に戻って再度2つの磁気データを取得するのではなくステップS104で2点目だけを取得するのは、携帯型電話機1本体の向きがゆっくりとしか変化しない場合、3次元磁気センサ4から順次入力された2つの磁気データの距離が所定距離以上にならないため、1組の磁気データをなかなか選抜できなくなることを回避するためである。
図5は入力された磁気データに対応する点とそれらの点の垂直二等分面を示す図である。簡略化のため平面図で説明する。図5において磁気データの入力順は、p1、p2、p1′、p2′であるとする。図5(A)のf1はp1とp2の垂直二等分面、f2はp1′とp2′の垂直二等分面である。垂直二等分面を算出するための2点がほぼ同一の磁界強度で取得された場合、f1とf2は真のオフセット付近を通過する。
1とp2の距離が近すぎる場合、3次元磁気センサ4自体の測定誤差や3次元磁気センサ4の出力をディジタル値で取り出す際の計算誤差等の影響によって真のオフセットに対応する点を中心とする方位球の球面からp1とp2がわずかに離れるだけでp1とp2の垂直二等分面と真のオフセットに対応する点との距離が大きく離れるため(図5(A)の一点鎖線f3参照)、その垂直二等分面を用いてオフセットを算出すると、算出されたオフセットと真のオフセットとの誤差が大きくなる。ステップS106の処理では、あまりに近い2点の垂直二等分面がオフセットの設定に用いられることがないように、入力された磁気データが選抜される。またステップS106の処理では、垂直二等分面を算出するための磁気データが入力順に組み合わせられるため、1つの垂直二等分面が求まる1組の磁気データに対応する磁界強度の差を低減することができる。したがって、そのようにして求めた垂直二等分面を用いてオフセットを算出することにより、精度良くオフセットを設定することができる。これに対し、図5(B)に示すように入力順があまりに遠い2点の垂直二等分面を算出する場合、算出される垂直二等分面と真のオフセットに対応する点との距離が大きくなる垂直二等分面が算出されるおそれがある。図5(B)でf4はp1とp1′の垂直二等分面、f5はp2とp2′の垂直二等分面を表している。
ステップS108では、取得した2点の座標から垂直二等分面が算出される。p1及びp2の座標をそれぞれ、p1(x1,y1,z1)、p2(x2,y2,z2)とすると、p1,p2の垂直二等分面は、次式(1)で表される。
Figure 0004899525
上式をax+by+cz+d=0の形に変形すると、a,b,c,dはそれぞれ以下の式(2)で表される。
Figure 0004899525
ステップS110では、垂直二等分面管理処理が実行される。
図6は、垂直二等分面管理処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS200では、記憶面数が0であるか判定される。RAM44に垂直二等分面が1つも記憶されていない場合は、ステップS204の処理に進む。
ステップS202では、直前に算出された垂直二等分面と、新たに算出された垂直二等分面とのなす角が所定角度以上であるか判定される。2平面のなす角を求めることは、それぞれの平面の垂線ベクトルのなす角を求めることと等価である。したがって、今回算出された垂直二等分面a1x+b1y+c1z+d1=0と、前回算出された垂直二等分面a2x+b2y+c2z+d2=0と、それらのなす角θの関係は、以下の式(3)の通りである。
Figure 0004899525
したがって、二平面のなす角θが所定値α(α<π/2)より大きいかを判定するためには、以下の式(4)の関係が成立しているか否かを計算により判定すればよい。
Figure 0004899525
直前に記憶された垂直二等分面と新たに算出された垂直二等分面とのなす全ての角が、予め決められた所定の角度以上である場合にのみ、新たに算出された垂直二等分面を統計計算の母集団要素として選抜することにより、統計的手法を用いて求めるオフセットの誤差を小さくすることができる。なぜなら例えば2つの垂直二等分面を例にすると、それぞれの垂直二等分面と真のオフセットに対応する点との距離が小さくても2つの垂直二等分面が平行に近ければ2つの垂直二等分面の共有線は真のオフセットに対応する点から遠くなるためである。したがって、統計処理の母集団としてそのような垂直二等分面が含まれると、オフセットの誤差が大きくなるからである。
尚、ステップS202で新たに算出された垂直二等分面とのなす角を判定するための対象は、直前に記憶された垂直二等分面であってもよいし、直前に記憶されたもの以外の既に記憶されている垂直二等分面のうちの一つであってもよいし、既にRAM44に記憶されている垂直二等分面の全てであってもよい。既に記憶されている垂直二等分面の一つとのなす角を判定する場合は、既に記憶されている垂直二等分面の全てと新たに算出された垂直二等分面とのなす角度を全て求める場合と比較して、必要となる計算量が少ないため速く垂直二等分面を記憶させることができる。既に記憶されている垂直二等分面の全てと新たに算出された垂直二等分面とのなす角を判定対象とする場合、特定の方向に偏った複数の垂直二等分面で統計処理の母集団が構成されないため、そのような母集団を用いた統計的手法により求めたオフセットの誤差を小さくすることができる。
ステップS204では、ステップS202の条件を満たしている場合、新たに算出された垂直二等分面がRAM44に記憶される。
ステップS206では、記憶面数がインクリメントされる。
ステップS112では、記憶面数が所定個数(N個)であるか判定される。尚、オフセット更新要求発生から所定時間が経過したことを判定条件としてもよい。
ステップS114では、RAM44に記憶されている複数の垂直二等分面が集合する領域が最小二乗法を用いて1つの点で近似され、近似点の座標成分がオフセットとして設定される。具体的にはRAM44に記憶されたN個の垂直二等分面の方程式をax+by+cz+d=0(但しiは1からN)とし、近似点の座標成分を(X,Y,Z)とすると、次式(5)を変数X,Y,Zそれぞれで偏微分した式(6)の偏導関数が0になるX,Y,Zを求めることで複数の垂直二等分面が集合する領域を1つの点で近似することができる。
Figure 0004899525
Figure 0004899525
式(6)の3式は次式(7)に書き直すことができる。
Figure 0004899525
したがってこの3元1次連立方程式を解くことにより、X,Y,Zを求めることができる。ただし、
Figure 0004899525
とする。
求められたO′(X,Y,Z)を式(5)に代入して求められる誤差εが予め決められた所定値以上である場合、RAM44に記憶されているN個の垂直二等分面が集合する領域が狭い範囲に集中していないことを意味するので、求められた点O′(X,Y,Z)に基づいてオフセットを設定することをキャンセルして、再度ステップS100に戻るようにしてもよい。
3.第二のオフセット設定方法
本発明を適用した第二のオフセット設定方法が第一のオフセット設定方法と異なる点は垂直二等分面管理処理である。
図7及び図8は第二のオフセット設定方法に係る垂直二等分面管理処理を説明するための模式図である。オフセット設定プログラムは、図7に示すように半径1の単位球200の球面を略同一面積の複数の区画に区分し、統計処理の母集団を構成する垂直二等分面を区画毎に蓄積する。具体的には例えば、各区画が略同一面積となるように、原点を中心とする単位球Eの球面をxy平面に平行な面で複数個に分割し、分割された各領域(z軸と交わる領域を除く)をz軸に平行な平面で放射状にさらに分割し、分割された各領域をそれぞれ1つの区画とする。オフセット設定プログラムは各区画の範囲を規定するデータを有する。区画nの範囲を規定するデータは区画の端点Mn1,Mn2,Mn3,Mn4のxyz成分で表される。
図9は、第二のオフセット設定方法に係る垂直二等分面管理処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は、オフセット設定プログラムが制御部45によって実行されることによって進行する。
ステップS300では、新たに算出された垂直二等分面に垂直で、単位球の中心を始点とする単位ベクトルの終点を包含する区画に対応付けて記憶されている垂直二等分面がないかどうか判定される。具体的には、図8に示すように、図示しない方位球の球面上の2点から新たに算出された垂直二等分面f1をax+by+cz+d=0とすると、垂直二等分面f1の垂線ベクトルv1の成分は(a,b,c)で表される。垂線ベクトルv1(a,b,c)を単位長さに正規化することにより、単位ベクトルe1の終点を算出することができる。具体的には例えば、単位ベクトルe1の終点(a′,b′,c′)が単位球Eの区画nに包含されるとき、Mn3z<c≦Mn1zかつMn1y/Mn1x<b/a≦Mn2y/Mn2xが満たされる。この関係を満たす区画nに対応付けて垂直二等分面が記憶されているか否かが判定される。尚、一つの平面においてその垂線ベクトルは互いに逆向きの2種類存在する。単位ベクトルの終点が包含される区画が異なっているためにほぼ同一の傾きの垂直二等分面f2が重複して記憶されないようにするために、単位球Eの半分の区画を使用するようにしてもよい。具体的には例えば、単位球Eのz成分が正である半球部分を使用することとして、垂線ベクトルv2が単位長さに正規化された単位ベクトルe2のz成分が負であるとき、原点を中心とした点対称の向きに変換しその終点が包含される区画に対応付けて垂直二等分面が既に記憶されているか判定するようにしてもよい。
ステップS302では、対応する区画に対応付けて垂直二等分面が既に記憶されていなければ、新たに算出された垂直二等分面がその区画に対応付けて記憶される。
ステップS304では、記憶面数がインクリメントされる。
本実施形態では、各区画に対応付けて記憶できる垂直二等分面の数を1つに限定しているが、各区画に対応付けて記憶できる垂直二等分面は複数であってもよい。ステップS112の条件がY判定のとき、各区画に垂直二等分面が満遍なく記憶されている。それらの垂直二等分面を用いて統計的手法で方位球の中心を算出することにより、求めたオフセットと真のオフセットとの誤差を小さくすることができる。なぜなら例えば2つの垂直二等分面を例にすると、それぞれの垂直二等分面と真のオフセットに対応する点との距離が小さくても2つの垂直二等分面が平行に近ければ2つの垂直二等分面の共有線は真のオフセットに対応する点から遠くなるためである。したがって、統計処理の母集団としてそのような垂直二等分面が含まれると、オフセットの誤差が大きくなるためである。また、本実施形態によると、傾きに偏りのない垂直二等分面を記憶するために、既に算出されている垂直二等分面の全てと新たに算出された垂直二等分面とのなす角度を全て求める必要がないため、必要となる計算量が少なく、速く垂直二等分面を記憶させることができる。
本発明の実施例に係るフローチャート。 本発明の実施例に係る模式図。 本発明の実施例に係るハードウェアブロック図。 本発明の実施例に係る3次元磁気センサの概略内部構成図。 本発明の実施例に係る模式図。 本発明の実施例に係るフローチャート。 本発明の実施例に係る模式図。 本発明の実施例に係る模式図。 本発明の実施例に係るフローチャート。
符号の説明
1:携帯型電話機、4:3次元磁気センサ、5:ディスプレイ、10:RF部、11:バス、12:変復調部、13:アンテナ、14:CDMA部、16:マイクロホン、18:音声処理部、20:GPS受信部、21:アンテナ、24:切換部、25:増幅器、30:X軸センサ、32:Y軸センサ、34:Z軸センサ、36:温度センサ、40:CPU(入力手段、垂直二等分面算出手段、記憶手段、設定手段、選抜手段、管理手段)、44:RAM(記憶手段)、45:制御部(磁気センサ制御装置)、48:キー入力部、50:スピーカ、52:電子撮像部、54:表示部、58:報知部、200:単位球、201:区画、204:単位ベクトル

Claims (10)

  1. 3次元磁気センサから順次出力される、3成分を有する複数の磁気データを順次入力する入力手段と、
    2つの前記磁気データに対応する2点の垂直二等分面を、2つ1組の前記磁気データ毎に算出する垂直二等分面算出手段と、
    複数の前記垂直二等分面を記憶する記憶手段と、
    既に記憶されている前記垂直二等分面と新たに算出された前記垂直二等分面とのなす角が予め決められた所定の角度以上である場合、新たに算出された前記垂直二等分面を前記記憶手段に記憶させる管理手段と、
    前記記憶手段によって記憶されている複数の前記垂直二等分面が集合している領域を統計的手法により1つの点で近似し、前記1つの点に基づいて前記磁気データのオフセットを設定する設定手段と、
    を備える磁気センサ制御装置。
  2. 前記設定手段は、前記記憶手段によって記憶された複数の前記垂直二等分面を用いた最小二乗法により前記1つの点を算出する、
    請求項1に記載の磁気センサ制御装置。
  3. 予め決められた所定距離以上離れた2点に対応する2つ1組の前記磁気データを入力順に組み合わせて選抜する選抜手段をさらに備え、
    前記垂直二等分面算出手段は、選抜された各組の前記磁気データからそれぞれ前記垂直二等分面を算出する、
    請求項1又は2に記載の磁気センサ制御装置。
  4. 前記記憶手段を管理する管理手段をさらに備え、
    前記管理手段は、既に記憶されている前記垂直二等分面の1つと新たに算出された前記垂直二等分面とのな角が予め決められた所定の角度以上である場合、新たに算出された前記垂直二等分面を前記記憶手段に記憶させる、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気センサ制御装置。
  5. 前記記憶手段を管理する管理手段をさらに備え、
    前記管理手段は、既に記憶されている全ての前記垂直二等分面と新たに算出された前記垂直二等分面とのなす全ての角が予め決められた所定の角度以上である場合、新たに算出された前記垂直二等分面を前記記憶手段に記憶させる、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気センサ制御装置。
  6. 前記記憶手段を管理する管理手段をさらに備え、
    前記管理手段は、特定の点を中心とする単位球の球面を略同一面積に区分する区画毎に、前記垂直二等分面と垂直でかつ前記特定の点を始点とする単位ベクトルの終点が前記区画に包含される一定数以下の前記垂直二等分面を、前記記憶手段に記憶させる、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気センサ制御装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の磁気センサ制御装置と、
    前記3次元磁気センサと、
    を備える磁気測定装置。
  8. 3次元磁気センサから順次出力される、3成分を有する複数の磁気データを順次入力し、
    2つの前記磁気データに対応する2点の垂直二等分面を、2つ1組の前記磁気データ毎に算出し、
    既に記憶されている前記垂直二等分面と新たに算出された前記垂直二等分面とのなす角が予め決められた所定の角度以上である場合、新たに算出された前記垂直二等分面を記憶し、
    記憶されている複数の前記垂直二等分面が集合している領域を統計的手法により1つの点で近似し、前記1つの点に基づいて前記磁気データのオフセットを設定する、
    ことを含むオフセット設定方法。
  9. 3次元磁気センサから順次出力される、3成分を有する複数の磁気データを順次入力する入力手段と、
    2つの前記磁気データに対応する2点の垂直二等分面を、2つ1組の前記磁気データ毎に算出する垂直二等分面算出手段と、
    複数の前記垂直二等分面を記憶する記憶手段と、
    既に記憶されている前記垂直二等分面と新たに算出された前記垂直二等分面とのなす角が予め決められた所定の角度以上である場合、新たに算出された前記垂直二等分面を前記記憶手段に記憶させる管理手段と、
    前記記憶手段によって記憶されている複数の前記垂直二等分面が集合している領域を統計的手法により1つの点で近似し、前記1つの点に基づいて前記磁気データのオフセットを設定する設定手段と、
    してコンピュータを機能させるオフセット設定プログラム。
  10. 請求項9に記載のオフセット設定プログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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