JP4899125B2 - 導電性ボールの搭載方法及び搭載装置 - Google Patents

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本発明は、被搭載物上に所定のパターンで形成されている搭載箇所に合わせて貫通孔が設けられた配列マスクを用いて導電性ボールを被搭載物の搭載箇所に搭載する方法及び装置に関するものである。
被搭載物上に所定のパターンで形成されている搭載箇所に合わせて貫通孔が設けられた配列マスクを用いて導電性ボールを被搭載物の搭載箇所に搭載する装置や方法として、特許文献1に示されるように多数の導電性ボールを収容するボール溜まりが、配列治具上を移動することにより導電性ボールを配列する装置や方法が存在した。
しかし、特許文献1記載の導電性ボールの搭載方法及び搭載装置で採用されるボールカップの移動による落とし込み方式では、どうしてもボールカップと配列マスクとの間に導電性ボールの噛み込みが発生してしまうものであった。また、導電性ボールの径が小さくなればなるほどボールカップと配列マスクとの間隙、配列マスクの平面度、ボールカップの水平移動等に高精度が要求され、精度が悪いとボールカップと配列マスクの間から導電性ボールが漏れ出て落とし込みできなくなるという危険もあった。
そこで、導電性ボールの噛み込みの発生を防止するため、特許文献2に示されるように、ボールカップ(特許文献2では筒部材)の水平移動中にエアの流れによってボールカップ内のボール集合体がボールカップに接触しないようにする装置及び方法が提供された。
しかし、導電性ボールの集合体がボールカップに接触しないようにボールカップを移動させなければいけないので、ボールカップの移動速度をあまり高速にはできず、このため搭載工程に要する時間が長くなるという問題があった。また、配列マスクとボールカップとの間から流入する気流を高速度にする方法も考えられるが、流入気流速度を上げると導電性ボールは配列マスク上に集合せず、ボールカップ内で舞い上がってしまい、搭載抜けが発生することがあった。
特開2006−318994号公開特許公報 特開2006−73999号公開特許公報
本発明は、導電性ボールを配列マスクの貫通孔に落とし込み、被搭載物上に搭載するに際し、導電性ボールを配列マスク上方に存在するボール吸着体に吸着させることにより、ボールカップやボール吸着体の移動で、これらと配列マスクとの間に導電性ボールが噛み込むことを防止することを目的とする。これにより導電性ボールを供給するボールカップの移動速度を上げ、生産性の向上に寄与する。
本発明は、上記課題を解決するため、被搭載物上に所定のパターンで形成されている搭載箇所に合わせて貫通孔が設けられた配列マスクを用いて、導電性ボールを被搭載物の搭載箇所に搭載する導電性ボールの搭載方法及び搭載装置に次の手段を採用する。
第1に、前記配列マスクを前記被搭載物上に保持するマスク保持手段と、内部が空間で下端面が開口部とされるボールカップと、ボールカップ内に設けられ、配列マスクの上方に設けられて真空源と接続されて下面に導電性ボールを吸着可能なボール吸着体と、真空源によるボール吸着体の吸引状態のON及びOFFを切り換える真空切り換え手段と、ボールカップを配列マスクの上面に沿って移動可能にする移動ユニットとを備える。
第2に、真空切り換え手段により、ボール吸着体の吸引状態をONにしてボールカップと配列マスクとの間に形成される気体流通路から気体を流入させることによりボール吸着体下方に存在する導電性ボールをボール吸着体に吸着させる吸着工程及び吸着動作と、前記ボールカップを所定の搭載位置に移動させる移動工程及び移動動作と、前記所定の搭載位置においてボール吸着体の吸引状態をOFFにしてボール吸着体に吸着していた導電性ボールを落下させることにより、導電性ボールを被搭載物上に搭載する搭載工程及び搭載動作とを複数回繰り返すことにより、前記被搭載物上に形成される搭載箇所へ導電性ボールを搭載する。
本発明は、真空切り換え手段により、ボール吸着体の吸引状態をONにしてボール吸着体下方に存在する導電性ボールをボール吸着体に吸着させた後、ボール吸着体の吸引状態をOFFにしてボール吸着体に吸着していた導電性ボールを落下させることにより、導電性ボールを搭載するものであるので、ボール吸着体やそれに付属するボールカップなどと配列マスクとの間に導電性ボールの噛み込みが発生することを防止することが可能となった。その結果、ボール吸着体やボールカップなどの移動速度を上げ、生産性の向上が図れることになった。
以下、図面に従って、実施例と共に本発明の実施の形態について説明する。本発明において、導電性ボールの被搭載物としては、半導体ウエハ(以後、単にウエハと表記する)や、電子回路基板や、セラミック基板などがあり、それらの導電性ボール搭載箇所として電極が形成されている。実施例では導電性ボールは半田ボール1、被搭載物はウエハ2とする半田ボールマウンタを用いる。
半田ボールマウンタは、一般的に搬入用のウエハ受渡部、フラックス印刷部、ボール搭載部、搬出用のウエハ受渡部を有しているが、本発明にかかる導電性ボールの搭載方法及び搭載装置は、ボール搭載部に関するものである。
第1実施例のボール搭載部には、半田ボール供給装置4と、ウエハ2上の電極のパターンに合わせて配列された貫通孔31が形成されたボール配列マスク3と、半田ボール1を貫通孔31に落とし込むためのボールカップ5と、ボールカップ5の駆動機構とが存在する。
ボール配列マスク3の厚みは、実施例では供給される半田ボール1の径と略同等であり、貫通孔31の径は半田ボールの径より若干大きく形成してある。但し、貫通孔31は、ボール配列マスク3に、ウエハ2に印刷されたフラックスが付着しないように、下部の開口径を上部の開口径よりも大きなものとしている。この開口径の拡大のかわりに、ボール配列マスク3とウエハ2との間に、フラックス付着防止間隙を設けてもよい。尚、ボール配列マスク3は、型枠33に張り付けられ、フレームなどの固定部に保持されている。
ボールカップ5は、内部が空間で、下端面が開口部51とされ、内部空間が、ボール吸着体52により上部空間53と下部空間54とに仕切られている。このためボールカップ5のボール吸着体52の取付位置より上部が、ボール吸着体52のケーシングとなっている。ボール吸着体52は、半田ボール1が通過せず、気体が通過可能なステンレスメッシュ等の金網で製作されている。尚、ボールカップ5は図示の実施例では一個の矩形のものであるが、その数や形状及び大きさは被搭載物であるウエハ2の形状や搭載効率を考慮して決められる。例えば、下端の開口部51を円形にしたり、ボール吸着体52を備えたボールカップ5を複数設けたりしてもよい。
ボールカップ5の上部空間53は、真空切り換え手段としての電磁開閉弁57と気体の圧力や流量を調節可能なレギュレータ58を介して吸引通路55により真空源59に接続されており、ボール配列マスク3との間で図2中矢印で示すような気体流通路を形成している。尚、真空源によるボールカップ5内の吸引状態のON及びOFFを切り換える真空切り換え手段としての電磁開閉弁57を開くことで、ボールカップ5内の吸引状態をONにしてボールカップ5下方に存在する半田ボール1をボール吸着体52に吸着させた後、電磁開閉弁57を閉じることでボールカップ5内の吸引状態をOFFにしてボール吸着体52に吸着していた半田ボール1を落下させることにより、半田ボール1をウエハ2に搭載する。
尚、ボールカップ5及びボール吸着体52は導電性材料から構成され、図2乃至5に示されるようにアース60により接地されている。これにより静電気を帯びた半田ボール1がボールカップ5の内面やボール吸着体52に付着することを防止している。更に、ボールカップ5の外側には微小な振動をボールカップ5に付与するバイブレータ61が取り付けられており、少なくともボールカップ5内の吸引状態がOFFのときに振動し、ボールカップ5に取り付けられているボール吸着体52に振動を伝え、半田ボール1の落下を促進するようになっている。
半田ボール供給装置4は、多数の半田ボール1を貯留したボールホッパからボールカップ5へボール供給路56を介して供給する。尚、ボールホッパは、半田ボール1のサイズと材料により交換される。
ボールカップ5は、X軸方向及びY軸方向に移動して、ウエハ2の全面をカバーする。このボールカップ5の水平面での移動手段となる移動ユニット10は、図1に示すようにX軸駆動機構及びY軸駆動機構を備えており、X軸の駆動モータ13で回転するボールねじ14によりX軸ガイド11に沿ってX軸方向に移動し、X軸駆動機構と共にY軸の駆動モータ15で回転するボールねじ16によりY軸ガイド12に沿ってY軸方向に移動する。
ボールカップ5の昇降装置18は、移動ユニット10に装備されたZ軸の駆動モータ17により回転するボールねじに、ボールカップ5が装着された昇降ベースを、ナット部材を介して取り付け、該昇降ベースがガイドレールに沿って上下動することによりボールカップ5を上下動させる。尚、ボールカップ5の下端とボール配列マスク3の上面とはボール吸着動作時に所定の気体流がえられるような間隙であれば半田ボール1の径より大きくてもよい。また、半田ボール供給装置4は、ボールカップ5と一体に移動し、ボールカップ5内に半田ボール1を供給するようになっているが、ボールカップ5とは別に設けてもよく、更に、ボールカップ5の外側のボール配列マスク3上に半田ボール1を一旦供給し、その半田ボール1をボール吸着体52で吸着しながらボールカップ5を移動することにより半田ボール1を搭載位置に供給することも可能である。
以下、第1実施例の動作について説明する。先ず、ウエハ2が、ボール搭載部に移送される前工程として、フラックス印刷部にてウエハ2上のボール搭載箇所には予めフラックスが塗布されている。
ウエハ2がボール搭載部に移送されると、図2及び図3に示されるように、ウエハ載置ステージ6にウエハ2が載置され、該ウエハ2上にボール配列マスク3が配置される。尚、実施例ではボール配列マスク3の貫通孔31の形状によりフラックスがボール配列マスク3に付着しないようにされているので、ボール配列マスク3とウエハ2は接しているが、フラックス付着防止を上下間の間隙で行おうとする場合は両者は接触しない。
次に真空切り換え手段としての電磁開閉弁57を開いてボールカップ5内の吸引状態をONにしてから、移動ユニット10によりボールカップ5を最初の搭載位置に移動させる。ボールカップ5内の吸引状態をONにすることによりボールカップ5とボール配列マスク3との間には図2内の矢印で示される気体流通路が形成される。この吸引力によりボールカップ5下方に存在する半田ボール1は、浮上しボール吸着体52に吸着する。この状態が、ボールカップ5の移動可能状態である。吸引状態がOFFの状態では、ボールカップ5を移動させない。
ボールカップ5が、最初の搭載位置に移動した後、電磁開閉弁57を閉じてボールカップ5内の吸引状態をOFFにすると共にバイブレータ61を振動させる。吸引が停止すると、ボールカップ5は大気開放されるため、図3に示すようにボール吸着体52に付着していた半田ボール1が落下し、ボール配列マスク3の貫通孔31に入り込み、ウエハ2に搭載される。貫通孔31への半田ボール1の落とし込み、すなわちウエハ2への搭載を確実なものにするため複数回吸引状態ON(吸引)とOFF(停止)を繰り返すと共に、バイブレータ61は電磁開閉弁57の開閉に合わせて振動の停止と発生を繰り返す。
尚、ボール吸着体52はボール配列マスク3の上方に配置してあるため、吸着された半田ボール1は位置エネルギを有することになり、半田ボール1がフラックス上に落下したときに電極と密着することになる。
搭載完了後、真空切り換え手段により、ボールカップ5内の吸引状態をONにし、再度吸引を行う。ウエハ2に搭載された半田ボール1はフラックスと接触して粘着力が生じることにより上昇せず、フラックスに接触していない半田ボール1は全て吸い上げられ、浮上し、ボール吸着体52に吸着することになる。この状態でボールカップ5は、次の搭載位置に移動する。尚、次の搭載位置への移動は、ボールカップ5の吸引状態をONにするのと同時に開始してもよい。
最後の搭載位置での搭載動作を完了したら、ボールカップ5から漏れ出てボール配列マスク3の上に散乱している半田ボール1を回収する。具体的には、吸引状態のボールカップ5をボール配列マスク3上面に沿って移動させる。これにより容易に回収できるが、専用の吸引回収手段を設けてもよい。
尚、上記第1実施例ではボール吸着体52の吸引状態のOFFにより、大気開放され、半田ボール1はバイブレータ61の振動を受けて落下するものであるが、吸引状態をOFFとした後、吸引通路55を通じて加圧して強制的に半田ボール1を落下させるようにしても良い。
第1実施例でのボールカップ5の開口部51の下端面は、ボール配列マスク3と平行な平面形状に形成されており、ボールカップ5の下端面とボール配列マスク3の上面とは、ボール吸着動作時に所定の気体流がえられるような間隙が形成される位置に、ボールカップ5を配置しているが、図4に示す第2実施例では、ボールカップ5の開口部51の下端面に、気体流がえられるようなスリット62を形成したものである。このスリット62は、開口部51に放射状に形成したものや、一方向に方向性を持たせた螺旋状に形成したものが好ましい。このスリット62を形成することにより、ボールカップ5とボール配列マスク3との間隙での気体流の流れをコントロールすることができ、ボール配列マスク3の浮き上がりを防止することができる。勿論、スリット62の大きさにより、ボールカップ5の開口部51をボール配列マスク3に接触することもできる。
また、ボール吸着体52からのボール配列マスク3への半田ボール1の落下の範囲を限定するため、図5に示す第3実施例のように、ボールカップ5のボール吸着体52の下方に、上部が広く開口され、下方が搭載範囲に合わせて狭く開口されたボールガイド63を設けたり、図6に示す第4実施例のように、ボールカップ5内の形状を変更して、ボール吸着体52を搭載範囲に合わせた小型なものにしたりすることが考えられる。
更に、第5実施例として、図7に示すようにボールカップ5を覆う気体供給カップ64を気体供給路65と接続して設け、気体供給路65より、エアや窒素などの気体を供給する。例えば、窒素を供給すれば、半田ボール1の酸化防止の効果をえることができる。尚、気体供給路65からの気体の供給は、ボール吸着体52の吸引状態がONのとき供給がONとされ、ボール吸着体52の吸引状態がOFFのとき、供給がOFFにされるようコントロールされる。尚、図7中ボールカップ5及び気体供給カップ64の中央部を貫通するパイプは、半田ボール1のボール供給路56である。
また、第1乃至第5実施例はボールカップ5を備えたものであるが、図8及び図9に示されるようにボールカップ5のボール吸着体52の取付位置により下方部分をなくしてもよい。つまりボールカップ5の代わりにケーシング66の下端にボール吸着体52を設けてケーシング66に、吸引通路55が接続され、ボール吸着体52により半田ボール1の吸着を行うものとすることができる。図8に示される第6実施例では、ボール吸着体52を貫通してボール供給路56が接続し、ボール吸着体52の下方のボール配列マスク3上に半田ボール1が供給される。このボールカップ5を有しない第6実施例ではボール吸着体52の位置は、他の実施例と比較して低い位置に設定されている。
図9に示す第7実施例では、ボール吸着体52を覆いボール供給路56と接続されているボール供給カップ67が装備されている。このボール供給カップ67は、半田ボール1の供給と共に散乱防止の機能も有している。尚、図9中符号68は、ボール吸着体52を上下動させるための昇降装置であり、第7実施例ではエアシリンダが用いられている。ボール吸着体52は、ボール吸着時にはボール配列マスク3に近い下方に位置させられ、ボール落下時には、半田ボール1に位置エネルギを与えるためボール配列マスク3の上方に上昇して位置させられている。
第1実施例にかかるボール搭載部の全体を示す平面図説明図 第1実施例での導電性ボールを吸着させた状態のボールカップの説明図 第1実施例での導電性ボールの落下途中の状態を示すボールカップの説明図 第2実施例でのボールカップを示す説明図 第3実施例でのボールカップを示す説明図 第4実施例でのボールカップを示す説明図 第5実施例でのボールカップと気体供給カップとの関係を示す説明図 第6実施例でのボール吸着体の説明図 第7実施例でのボール供給カップ付きボール吸着体の説明図
符号の説明
1......半田ボール
2......ウエハ
3......ボール配列マスク
4......半田ボール供給装置
5......ボールカップ
6......ウエハ載置ステージ
10.....移動ユニット
11.....X軸ガイド
12.....Y軸ガイド
13,15,17.....駆動モータ
14,16.....ボールねじ
18.....昇降装置
31......貫通孔
33.....型枠
51.....開口部
52.....ボール吸着体
53.....上部空間
54.....下部空間
55.....吸引通路
56.....ボール供給路
57.....電磁開閉弁
58.....レギュレータ
59.....真空源
60.....アース
61.....バイブレータ
62.....スリット
63.....ボールガイド
64.....気体供給カップ
65.....気体供給路
66.....ケーシング
67.....ボール供給カップ
68.....昇降装置

Claims (6)

  1. 被搭載物上に所定のパターンで形成されている搭載箇所に合わせて貫通孔が設けられた配列マスクを用いて、導電性ボールを被搭載物の搭載箇所に搭載する導電性ボールの搭載方法において、
    前記配列マスクを前記被搭載物上に保持するマスク保持手段と、
    内部が空間で下端面が開口部とされるボールカップと、
    ボールカップ内に設けられ、配列マスクの上方に設けられて真空源と接続されて下面に導電性ボールを吸着可能なボール吸着体と、
    真空源によるボール吸着体の吸引状態のON及びOFFを切り換える真空切り換え手段と
    ボールカップを配列マスクの上面に沿って移動可能にする移動ユニットとを備え、
    真空切り換え手段により、ボール吸着体の吸引状態をONにしてボールカップと配列マスクとの間に形成される気体流通路から気体を流入させることによりボール吸着体下方に存在する導電性ボールをボール吸着体に吸着させる吸着工程と、前記ボールカップを所定の搭載位置に移動させる移動工程と、前記所定の搭載位置においてボール吸着体の吸引状態をOFFにしてボール吸着体に吸着していた導電性ボールを落下させることにより、導電性ボールを被搭載物上に搭載する搭載工程とを複数回繰り返すことにより、前記被搭載物上に形成される搭載箇所へ導電性ボールを搭載することを特徴とする導電性ボールの搭載方法。
  2. 上記搭載工程において、ボール吸着体の吸引状態のON及びOFFを複数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の導電性ボールの搭載方法。
  3. 被搭載物上に所定のパターンで形成されている搭載箇所に合わせて貫通孔が設けられた配列マスクを用いて、導電性ボールを被搭載物の搭載箇所に搭載する導電性ボールの搭載装置において、
    前記配列マスクを前記被搭載物上に保持するマスク保持手段と、
    内部が空間で下端面が開口部とされるボールカップと、
    ボールカップ内に設けられ、配列マスクの上方に設けられて真空源と接続されて下面に導電性ボールを吸着可能なボール吸着体と、
    真空源によるボール吸着体の吸引状態のON及びOFFを切り換える真空切り換え手段と
    ボールカップを配列マスクの上面に沿って移動可能にする移動ユニットとを備え、
    真空切り換え手段により、ボール吸着体の吸引状態をONにしてボールカップと配列マスクとの間に形成される気体流通路から気体を流入させることによりボール吸着体下方に存在する導電性ボールをボール吸着体に吸着させる吸着動作と、前記ボールカップを所定の搭載位置に移動させる移動動作と、前記所定の搭載位置においてボール吸着体の吸引状態をOFFにしてボール吸着体に吸着していた導電性ボールを落下させることにより、導電性ボールを被搭載物上に搭載する搭載動作とを複数回繰り返すことにより、前記被搭載物上に形成される搭載箇所へ導電性ボールを搭載することを特徴とする導電性ボールの搭載装置。
  4. ボールカップは、導電性材料からなり、接地されている請求項3に記載の導電性ボールの搭載装置
  5. 上記搭載動作において、真空切り換え手段はボール吸着体の吸引状態のON/OFFを複数回繰り返す請求項3又は4に記載の導電性ボールの搭載装置。
  6. ボール吸着体を振動させる振動手段を設けた請求項3から5のいずれかに記載の導電性ボールの搭載装置。
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