JP4897444B2 - クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、記録材上に転写されないで像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置とこれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を採用する複写機やレーザービームプリンタ等の画像形成装置は、潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置と、像担持体上のトナー像を記録材上に転写する転写装置と、記録材上に転写されないで前記像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置と、記録材上に転写されたトナー像を記録材に定着させる定着装置を含んで構成されている。
ところで、像担持体をアモルファスシリコン(α−Si)感光体で構成した場合、その表面には帯電生成物が付着し易く、特に高温・高湿環境下では感光体の帯電性が低下して画像流れが発生し易いという問題がある。
そこで、像担持体に当接して該像担持体表面に対して線速差をもって回転する摺擦ローラをクリーニング装置に設け、この摺擦ローラで像担持体表面に付着した帯電生成物を残留トナーと共に掻き取ることが行われている。
しかしながら、摺擦ローラで掻き取ったトナーの排出口が上部に設けられたクリーニング装置においては、特にトナーの流動性が悪い場合には、固形となったトナーが排出されたり、排出口にトナーが溜って塊となる場合がある。このような場合、トナーを排出する機能が損なわれ、クリーニング装置が正常に機能しなくなって安定した画像形成動作が不可能となってしまう。このため、摺擦ローラによって掻き取られたトナーを攪拌して、その固形化を阻止する必要があり、トナー攪拌するための攪拌部材としては、トナーの流れを妨げることが少ないバネ形状部材が有効である。
そこで、特許文献1には、固定バネをカートリッジの内側に隣接させ、カートリッジを回転させることによってトナーを攪拌する構成が開示されている。
又、特許文献2には、現像器内で攪拌コイルばねをスライドさせることによってトナーを攪拌する構成が開示されている。
特開平5−281856号公報 特開平11−174842号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された構成では、カートリッジや攪拌コイルばねを回転させる駆動機構を独自に備えているため、その駆動機構が複雑化し、組立工数やコストがアップするという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、専用の駆動機構を要することなく、簡単な構成でトナーを攪拌してその固形化を防ぐことができるクリーニング装置とこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、像担持体に当接して該像担持体表面に対して線速差をもって回転する摺擦ローラをハウジング内に回転可能に収容して成るクリーニング装置において、前記摺擦ローラに当接して従動回転することによってトナーを攪拌してその固形化を防ぐバネ形状部材を前記ハウジングの内壁と摺擦ローラとの間に配置したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記バネ形状部材を前記摺擦ローラの軸方向に複数配置したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、バネ形状部材をコイルスプリングで構成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置と、像担持体上のトナー像を記録材上に転写する転写装置と、記録材上に転写されないで前記像担持体上に残留するトナーを除去する請求項1〜3の何れかに記載のクリーニング装置と、記録材上に転写されたトナー像を記録材に定着させる定着装置を含んで画像形成装置を構成したことを特徴とする。

請求項1記載の発明によれば、バネ形状部材は、摺擦ローラに当接して従動回転することによってトナーを攪拌するため、該バネ形状部材を回転させるための専用の駆動機構が不要となり、簡単な構成でトナーを攪拌してその固形化を防ぐことができ、トナーをスムーズに排出して安定したクリーニング性能を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、バネ形状部材を摺擦ローラの軸方向に複数配置したため、各バネ形状部材を摺擦ローラの回転に従動させて安定的に回転させることができる。
請求項3記載の発明によれば、バネ形状部材をコイルスプリングで構成したため、トナーの流れを妨げることなく、該トナーを効率良く攪拌することができる。
請求項4記載の発明によれば、クリーニング装置において摺擦ローラによって像担持体表面から掻き落とされたトナーを簡単な構成で攪拌してスムーズに排出することができるため、画像形成動作を安定的に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラー複写機の正断面図であり、図示のカラー複写機は、本体100の上部に画像読取装置30を備え、本体100の内部中央部には、画像形成手段を構成するマゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1BKが一定の間隔で一列に配置されている。
上記画像読取装置30は、原稿が載置される原稿台ガラス31と、この原稿台ガラス31上に載置された原稿を露光走査する露光ランプ32と、該露光ランプ32が露光走査した原稿反射光像を更に反射させる複数のミラー33と、反射光像を集光するレンズ34と、集光された反射光像が蓄積される荷電結合素子(CCD)等のフルカラーセンサ35等を有している。
画像形成手段である前記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1BKには、像担持体としてのドラム型電子写真感光体(以下、「感光ドラム」と称する)2a,2b,2c,2dがそれぞれ設置されている。そして、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、一次帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写装置である転写ローラ5a,5b,5c,5d、本発明に係るクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状のアモルファスシリコン(α−Si)感光体であって、不図示の駆動装置によって図示矢印方向(図1において反時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。
又、前記一次帯電器3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって各感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(BK)トナーをそれぞれ内蔵しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成される各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として現像(可視像化)するものであって、トナーが消費されて各現像装置4a〜4dでのトナー残量が一定値未満になったためにトナー補給信号が発せられると、トナー補給装置7a,7b,7c,7dから各現像装置4a〜4dに各色のトナーが補給される。尚、各トナー補給装置7a〜7dは、複写機本体100に対して着脱可能なカートリッジとして構成されている。
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部(一次転写ニップ部)にて無端状の中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト8は、第2の像担持体を構成しており、二次転写対向ローラ9とテンションローラ10との間に張架されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されている。又、前記二次転写対向ローラ9は、二次転写部(二次転写ニップ部)において中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ11に当接可能に配置されている。尚、中間転写ベルト8の材質としては、例えばポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等の誘電体樹脂が選定される。又、図示しないが、中間転写ベルト8の外側であって、且つ、テンションローラ10の近傍には、中間転写ベルト8の表面に残留する転写残トナーを除去するためのベルトクリーニング装置が設置されている。
他方、複写機本体100の内部の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1BKの下方にはレーザースキャナユニット40が配置され、その下方の本体100の底部には給紙カセット50が着脱可能に設置されており、この給紙カセット50には複数枚の記録材Pが積層収納されている。そして、給紙カセット50の近傍には、給紙カセット50から記録材Pを1枚ずつ搬送パス12へと送り出すためのピックアップローラ13が設けられている。
又、複写機本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パス12は、本体100の上面に設けられた排紙トレイ14まで延びており、その途中には給紙ローラ対15、レジストローラ対16、定着ローラ17aと加圧ローラ17bを有する定着装置17及び排紙ローラ対18が設けられている。
次に、以上の構成を有するカラー複写機による画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1BKにおいて各感光ドラム2a〜2dが所定のプロセススピードで図1の矢印方向に回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、一次帯電器3a〜3dによって正極性に一様に帯電される。又、レーザースキャナユニット40は、画像読取装置30によって読み取られた原稿画像の各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光をレーザー出力部41から出射し、そのレーザー光をレンズ42、複数のミラー43及びレンズ44を経て各感光ドラム2a〜2dの表面に投影し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ずマゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより、マゼンタトナーを付着させて該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図示矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト8上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト8は、次のシアン画像形成ユニット1Cヘと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト8上のマゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト8上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1BKの感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト8上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト8上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各クリーニング装置6a〜6dによって除去され、不図示の廃トナー搬送手段によって搬送されて各トナー供給装置7a〜7dに一体に形成されたトナー回収容器に廃トナーとして回収される。
他方、給紙カセット50からは1枚の記録材Pがピックアップローラ13及び給紙ローラ対15によって搬送パス12へと送り出され、この記録材Pは、中間転写ベルト8上のフルカラートナー像の先端が二次転写対向ローラ9と二次転写ローラ11間の二次転写部に達するタイミングに合わせて、レジストローラ対16によって二次転写部へと搬送される。
そして、二次転写部に搬送された記録材Pに、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ11によって形成される転写電界の作用によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト8から記録材P上に一括して二次転写される。
而して、フルカラーのトナー像が転写された記録材Pは、除電処理されて中間転写ベルト8から静電分離された後、定着装置17へと搬送される。定着装置17においては、定着ローラ17aと加圧ローラ17bとの間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて記録材Pの表面に熱定着され、トナー像の定着を受けた記録材Pが排紙ローラ対18によって排紙トレイ14上に排出されることによって一連の画像形成動作が完了する。尚、記録材P上に転写されないで中間転写ベルト8上に残留する二次転写残トナーは、不図示のベルトクリーニング装置によって除去され、不図示の廃トナー搬送手段によって搬送されて不図示のトナー回収容器に廃トナーとして回収される。
尚、以上は本発明を特にカラー複写機に適用した形態について説明したが、本発明は、プリンタ、ファクシミリ等の他の任意の画像形成装置を適用対象とする。
[クリーニング装置]
次に、本発明に係る前記クリーニング装置6a〜6dの構成の詳細を図2〜図4に基づいて説明する。尚、クリーニング装置6a〜6dの構成と作用は全て同一であるため、以下、1つのクリーニング装置6aについて説明する。
図2は本発明に係るクリーニング装置の正断面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図である。
クリーニング装置6aにおいては、図2の紙面垂直方向に長い円筒状の摺擦ローラ20がハウジング21内に収納されている。この摺擦ローラ20は、その軸方向両端がハウジング21に回転可能に支持され、感光ドラム2aに当接して該感光ドラム2a表面に対して所定の線速差をもって回転し、感光ドラム2aの表面に付着した帯電生成物や転写残トナーを掻き取る。そして、ハウジング21内の摺擦ローラ20の下方にはロールプレート22が配されており、このロールプレート22の一部には摺擦ローラ20の外周に沿う円弧曲面部22aが形成され、この円弧曲面部22aは、摺擦ローラ20の下半部を下方から覆っている。
又、ハウジング21内のロールプレート22を挟んで摺擦ローラ20の下方には、図2の紙面垂直方向に長いトナー搬送スクリュー23が摺擦ローラ20と平行に且つ回転可能に配されており、このトナー搬送スクリュー23の近傍のトナー排出経路には、図2の紙面垂直方向に長い横断面楕円状のスイープローラ24が回転可能に配されている。そして、このスイープローラ24の外周面には、前記ロールプレート22に上端が固定された撓曲可能な弾性体から成るシート25が当接している。
而して、本実施の形態では、図2及び図3に示すように、ハウジング21内の前記ロールプレート22の上方であって、摺擦ローラ20とハウジング21の内壁との間には、摺擦ローラ20に当接して従動回転する円筒状の回転体としてのバネ形状部材26が配置されている。本実施の形態では、バネ形状部材26はコイルスプリングで構成されており、図3に示すように、このバネ形状部材26は、摺擦ローラ20の軸方向に2つ配置されている。
又、図2及び図4に示すように、ハウジング21内の前記バネ形状部材26の下方のトナー排出経路には、前記スイープローラ24に当接して従動回転する円筒状の回転体としてのバネ形状部材27が配置されている。本実施の形態では、このバネ形状部材27もコイルスプリングで構成されており、図4に示すように、このバネ形状部材27は、スイープローラ24の軸方向に2つ配置されている。
而して、画像形成動作中に感光ドラム2aが図2の矢印方向(反時計方向)に回転駆動されるのに対して、クリーニング装置6aの摺擦ローラ20は、感光ドラム2aに当接して該感光ドラム2a表面に対して所定の線速差をもって図2の矢印方向(時計方向)に回転し、感光ドラム2aの表面に付着した帯電生成物や転写残トナーを掻き取る。このようにして感光ドラム2aの表面から掻き取られたトナー(帯電生成物を含む)は、落下して摺擦ローラ20とロールプレート22の間の隙間に順次堆積し、図2に矢印aにて示すように、ロールプレート22の先端部からオーバーフローして落下する。
ところで、摺擦ローラ20に当接するバネ形状部材26は、摺擦ローラ20が図2の矢印方向に回転すると、これに従動して図示矢印方向(反時計方向)に回転し、ロールプレート22の先端部に到達したトナーを攪拌してその固形化を防ぐ。このため、トナーが固化してロールプレート22の先端部に堆積することがなく、トナーは、ロールプレート22の先端部からオーバーフローしてもう1つのバネ形状部材27上に落下する。
バネ形状部材27は、図2の矢印方向(反時計方向)に回転するスイープローラ24に当接して図2の矢印方向(時計方向)に従動回転し、落下してきたトナーを更に攪拌してその固定化を防ぐ。尚、スイープローラ24楕円状の横断面を有するため、これの外周に当接して従動回転するバネ形状部材27は、上下に飛び跳ねてトナーを一層効果的に攪拌する。
そして、バネ形状部材27によって攪拌されたトナーは、スイープローラ24によってトナー搬送スクリュー23へと送られ、回転するトナー搬送スクリュー23によって図2紙面垂直方向へと搬送されて不図示のトナー回収容器に廃トナーとして回収される。尚、スイープローラ24の外周面に付着するトナーは、スイープローラ24の回転によって振動する前記シートによって除去される。
以上において、本実施の形態によれば、一方のバネ形状部材26は摺擦ローラ20に当接して従動回転し、他方のバネ形状部材27はスイープローラ24に当接して従動回転することによってトナーをそれぞれ攪拌するため、これらのバネ形状部材26,27を回転させるための専用の駆動機構が不要となり、簡単な構成でトナーを攪拌してその固形化を防ぐことができ、トナーをスムーズに排出して安定してクリーニング性能を得ることができる。
又、本実施の形態では、バネ形状部材26,27を摺擦ローラ20及びスイープローラ24の軸方向に2つ配置したため、各バネ形状部材26,27をそれぞれ摺擦ローラ20とスイープローラ24の回転に従動させて安定的に回転させることができる。
更に、本実施の形態では、バネ形状部材26,27をコイルスプリングで構成したため、トナーの流れを妨げることなく、該トナーを効率良く攪拌することができる。
而して、以上のようなクリーニング装置6a〜6dを備えた図1に示すカラー複写機によれば、各クリーニング装置6a〜6dにおいて摺擦ローラ20によって各感光ドラム2a〜2dから掻き落とされたトナーを簡単な構成で攪拌してスムーズに排出することができるため、画像形成動作を安定的に行うことができる。
尚、以上は特にカラー複写機に備えられたクリーニング装置に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、プリンタ、ファクシミリ等の他の任意の画像形成装置に備えられたクリーニング装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置(カラー複写機)の正断面図である。 本発明に係るクリーニング装置の正断面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。
符号の説明
1M,1C,1Y,1BK 画像形成ユニット
2a,2b,2c,2d 感光ドラム(像担持体)
3a,3b,3c,3d 一次帯電器
4a,4b,4c,4d 現像装置
5a,5b,5c,5d 転写ローラ(転写装置)
6a,6b,6c,6d クリーニング装置
7a,7b,7c,7d トナー補給装置
8 中間転写ベルト
9 二次転写対向ローラ
10 テンションローラ
11 二次転写ローラ
12 転写パス
13 ピックアップローラ
14 排紙トレイ
15 排紙ローラ対
16 レジストローラ対
17 定着装置
17a 定着ローラ
17b 加圧ローラ
18 排紙ローラ対
20 摺擦ローラ
21 クリーニング装置のハウジング
22 ロールプレート
22a ロールプレートの円弧曲面部
23 トナー搬送スクリュー
24 スイープローラ
25 シート
26,27 バネ形状部材
30 画像読取装置
31 原稿台ガラス
32 露光ランプ
33 ミラー
34 レンズ
35 フルカラーセンサ
P 記録材

Claims (4)

  1. 像担持体に当接して該像担持体表面に対して線速差をもって回転する摺擦ローラをハウジング内に回転可能に収容して成るクリーニング装置において、
    前記摺擦ローラに当接して従動回転することによってトナーを攪拌してその固形化を防ぐバネ形状部材を前記ハウジングの内壁と摺擦ローラとの間に配置したことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記バネ形状部材を前記摺擦ローラの軸方向に複数配置したことを特徴とする請求項1記載のクリーニング装置。
  3. 前記バネ形状部材をコイルスプリングで構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のクリーニング装置。
  4. 潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された潜像をトナー像として現像する現像装置と、像担持体上のトナー像を記録材上に転写する転写装置と、記録材上に転写されないで前記像担持体上に残留するトナーを除去する請求項1〜3の何れかに記載のクリーニング装置と、記録材上に転写されたトナー像を記録材に定着させる定着装置を含んで構成されることを特徴とする画像形成装置。
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