JP4896598B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表面に磁気ブラシが形成される磁気ローラと、前記磁気ローラに対向して配設され、前記磁気ローラから前記磁気ブラシを介してトナーが供給されると共に、感光ドラムと対向して配設され、前記感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像ローラと、前記現像ローラに対向して配設され、前記現像ローラからトナーを回収する回収ローラと、を備える画像形成装置に関するものである。特に、記録紙上に画像を形成する装置である複写機、プリンタ、ファクシミリ、インターネットファクシミリ、及び、これらの機能の内のいずれかの機能を有する複合機に関するものである。
電子写真技術を用いて記録紙上に画像を形成する画像形成装置において、感光体ドラム上に静電潜像を現像する方法として、磁性キャリアと非磁性トナーとからなる2成分現像剤を使用する2成分現像方式と、トナーのみの1成分現像剤を使用する1成分現像方式と、がある。
このうち、2成分現像方式には、キャリアが感光体ドラム上に付着して転写不良を生じるという問題、このキャリアが更に転写紙上に付着して定着装置の定着用ローラに傷を生じさせるという問題等がある。一方、1成分現像方式には、トナーを摩擦によって帯電させる場合が多く、トナーの帯電不良によってかぶりなどの画像不良が生じ易くなるという問題がある。これらの問題を解決する現像方法として、いわゆるハイブリッド現像方式が提案されている。
このハイブリッド現像方式は、非磁性トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤を磁気ローラの表面に磁気ブラシとして付着させ、この磁気ブラシを現像ローラの表面と接触させることで、現像ローラ上に非磁性トナーのみからなるトナー層を形成し、更に、このトナー層を感光体ドラム上の静電潜像に飛翔させることによって現像処理を行うものである。この方式は、現像ローラと感光体ドラムとを非接触の状態で現像処理を行うことから、画質の劣化を抑制するという点で有利である。
この方式の画像形成装置における濃度制御は、例えば、感光体ドラムからトナー像が転写された中間転写体上のテストパターンのトナー濃度を検出し、検出したトナー濃度に基づいて、磁気ブラシから現像ローラへトナーを搬送する搬送バイアスを制御することによって行われる。(特許文献1参照)。
特開2005−55841号公報
しかしながら、印字率の低い画像を繰り返し現像した場合に、現像処理によって消費されずに、現像ローラ上に残留したトナーが多いため、現像ローラ上に過度に帯電したトナー(ここでは、高帯電トナーという)が残存し、蓄積することがある。このような場合には、高帯電トナーが蓄積した箇所に対応する部分の画像濃度が低下するおそれがあり(=いわゆるゴースト現象を生じ)、画質が劣化することがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、画像濃度を好適に制御することの可能なハイブリッド現像方式の画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、表面に磁気ブラシが形成される磁気ローラと、前記磁気ローラに対向して配設され、前記磁気ローラから前記磁気ブラシを介してトナーが供給されると共に、感光ドラムと対向して配設され、前記感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像ローラと、前記現像ローラに対向して配設され、前記現像ローラからトナーを回収する回収ローラと、を備える画像形成装置であって、前記感光ドラムに形成されたトナー像の濃度を検出する第1濃度検出手段と、前記第1濃度検出手段により検出された濃度が、適正濃度であるか否かを判定する濃度判定手段と、前記濃度判定手段の判定結果に基づいて、前記回収ローラの電位を制御する電位制御手段と、を備える。
又は、上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、表面に磁気ブラシが形成される磁気ローラと、前記磁気ローラに対向して配設され、前記磁気ローラから前記磁気ブラシを介してトナーが供給されると共に、感光ドラムと対向して配設され、前記感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給する現像ローラと、前記現像ローラに対向して配設され、前記現像ローラからトナーを回収する回収ローラと、前記感光ドラムに形成されたトナー像が転写される中間転写体と、を備える画像形成装置であって、前記中間転写体に転写されたトナー像の濃度を検出する第2濃度検出手段と、前記第2濃度検出手段により検出された濃度が、適正濃度であるか否かを判定する濃度判定手段と、前記濃度判定手段の判定結果に基づいて、前記回収ローラの電位を制御する電位制御手段と、を備える。
上記構成において、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置であって、前記濃度判定手段が、前記第1濃度検出手段又は第2濃度検出手段により検出された濃度の予め設定された基準濃度に対する比率である濃度比率を算出し、算出された濃度比率が、予め設定された範囲内にあるか否かに基づいて、適正濃度であるか否かを判定してもよい。
また、上記構成において、前記濃度比率の適正範囲の上限値及び下限値を格納する閾値記憶手段を備え、前記濃度判定手段が、前記閾値記憶手段から前記上限値及び下限値を読み出して、前記濃度比率が、前記上限値以下であり、且つ、前記下限値以上である場合に適正濃度であると判定してもよい。
また、上記構成において、外部からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に基づいて、前記閾値記憶手段に格納された上限値及び下限値の少なくとも一方の値を設定する閾値設定手段を備えてもよい。
また、上記構成において、前記濃度判定手段によって、前記第1濃度検出手段又は第2濃度検出手段により検出された濃度が適正濃度ではないと判定された場合に、前記電位制御手段が、前記濃度比率に基づいて、前記回収ローラの電位を制御してもよい。
また、上記構成において、前記電位制御手段が、予め設定された基準電位と、前記回収ローラが前記基準電位に設定された場合と比較して、前記現像ローラからトナーを回収する能力が高い前記回収ローラの電位である強回収電位と、前記回収ローラが前記基準電位に設定された場合と比較して、前記現像ローラからトナーを回収する能力の低い前記回収ローラの電位である弱回収電位と、を切り換えることにより、前記回収ローラの電位を制御してもよい。
また、上記構成において、前記基準電位、強回収電位及び弱回収電位を格納する電位記憶手段を備え、前記電位制御手段が、前記電位記憶手段から前記基準電位、強回収電位及び弱回収電位を読み出して、前記回収ローラの電位を制御してもよい。
また、上記構成において、外部からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に基づいて、前記電位記憶手段に格納された基準電位、強回収電位及び弱回収電位の少なくとも1の値を設定する電位設定手段を備えてもよい。
また、上記構成において、前記回収ローラの電位を前記濃度比率に対応づけて格納する電位記憶手段を備え、前記電位制御手段は、前記濃度判定手段によって算出された濃度比率に対応する前記回収ローラの電位を前記電位記憶手段から読み出して、読み出された電位に前記回収ローラの電位を制御してもよい。
本発明によれば、感光ドラムに形成されたトナー像の濃度が検出され、検出された濃度が、適正濃度であるか否かが判定され、その判定結果に基づいて、回収ローラの電位が制御されるため、画像濃度を好適に制御することができる。
すなわち、現像ローラに形成されるトナー像の濃度に基づいて、回収ローラの電位が制御されるため、現像ローラ上に付着したトナーが適量だけ回収ローラによって回収されるため、現像ローラ上に過度に帯電したトナーの蓄積に伴う画像濃度の低下が抑制され、画像濃度を好適に制御することができるのである。
又は、本発明によれば、中間転写体に形成されるトナー像の濃度が検出され、検出された濃度が、適正濃度であるか否かが判定され、その判定結果に基づいて、回収ローラの電位が制御されるため、画像濃度を好適に制御することができる。
すなわち、中間転写体に形成されるトナー像の濃度に基づいて、回収ローラの電位が制御されるため、現像ローラ上に付着したトナーが適量だけ回収ローラによって回収されるため、現像ローラ上に過度に帯電したトナーの蓄積に伴う画像濃度の低下が抑制され、画像濃度を好適に制御することができるのである。
また、検出された濃度の基準濃度に対する比率である濃度比率が算出され、算出された濃度比率が、予め設定された範囲内にあるか否かに基づいて、適正濃度であるか否かが判定されるようにすると、簡単な構成で正確に適正濃度であるか否かを判定することができる。
また、格納された濃度比率の適正範囲の上限値及び下限値が読み出されて、濃度比率が、上限値以下であり、且つ、下限値以上である場合に適正濃度であると判定されるようにすると、濃度比率の適正範囲の上限値及び下限値を容易に設定することができる。
また、外部からの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、濃度比率の適正範囲の上限値及び下限値の少なくとも一方の値が設定されるようにすると、濃度比率の適正範囲の上限値及び下限値を更に容易に設定することができる。
また、検出された濃度が適正濃度ではないと判定された場合に、濃度比率に基づいて、回収ローラの電位が制御されるようにすると、所望する精度の濃度を確保することができる。
すなわち、検出された濃度が適正濃度ではないと判定された場合に回収ローラの電位が制御されるため、適正濃度の判定基準を厳しく設定すると、高精度の濃度を確保することができ、適正濃度の判定基準を甘く設定すると、回収ローラの電位を制御する頻度が削減され処理の負荷が軽減することができるのである。また、濃度比率に基づいて、回収ローラの電位が制御されるため、回収ローラの電位を適正な値に制御することができるのである。
また、予め設定された基準電位と、回収ローラが基準電位に設定された場合と比較して、現像ローラからトナーを回収する能力が高い回収ローラの電位である強回収電位と、回収ローラが基準電位に設定された場合と比較して、現像ローラからトナーを回収する能力の低い回収ローラの電位である弱回収電位と、を切り換えることにより、回収ローラの電位が制御されるようにすると、簡素な構成で回収ローラの電位を制御することができる。
また、基準電位、強回収電位及び弱回収電位が読み出されて、回収ローラの電位が制御されるようにすると、基準電位、強回収電位及び弱回収電位を容易に設定することができる。
また、外部からの操作入力が受け付けられ、受け付けた操作入力に基づいて、格納された基準電位、強回収電位及び弱回収電位の少なくとも1の値が設定されるようにすると、基準電位、強回収電位及び弱回収電位を更に容易に設定することができる。
また、濃度比率に対応する回収ローラの電位が読み出されて、読み出された電位に回収ローラの電位が制御されるようにすると、回収ローラの電位を簡素な構成で適正な値に制御することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一例について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成の一例を示すブロック図である。なお、ここでは、画像形成装置が、複写機である場合について説明するが、記録紙上に画像を形成する他の画像形成装置(例えば、ファクシミリ、インターネットファクシミリ、プリンタ、複合機等)である形態でもよい。図1に示すように、複写機100は、画像生成部1、制御部2、表示部3、操作部4、及び、印刷処理部5を備えている。
画像生成部1は、原稿に形成された画像を読み取り原稿画像情報を生成するものであって、読取部11及びADF12を備えている。読取部11は、読み取る対象の原稿に光を当て、反射光をCCD(Charge Coupled Devices)などで読み取って原稿画像情報を生成するものである。ADF(Automatic Document Feeder)12は、読取部11の原稿読み取り位置へ原稿を搬送するものである。
制御部2は、複写機100全体の動作を制御するものであって、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22と、図略のROM(Read Only Memory)とを備えている。
表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)等を備え、制御部2(CPU21)からの指示に基づき、設定情報、ガイダンス情報、メッセージ情報等をユーザから視認可能に表示するものである。
操作部4は、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に対応する操作入力情報を生成し、制御部2(CPU21)に出力するものであって、ここでは、ユーザからの操作入力に基づいて、後述する濃度比率の適正範囲の上限値及び下限値と、基準電位、強回収電位及び弱回収電位と、を受け付けるものである。また、操作部4は、例えば、テンキー、スタートボタン等の各種ボタン、及び、表示部3に配設されたLCDと一体に形成されたタッチパネル等を備えている。
印刷処理部5は、記録紙上に電子写真方式で画像(ここでは、画像生成部1で生成された画像情報に対応する画像)を形成するものであって、現像ユニット6、感光ユニット7等を備えている。現像ユニット6は、レーザビーム等によって感光ドラムの表面に形成された原稿画像に対応する静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成するものである。感光ユニット7は、アモルファスシリコン(a−Si)等からなる感光ドラムを備え、まず、感光ドラム71の表面が帯電ローラによって略均一に帯電され、次に、現像ユニット6によって、原稿画像に対応する静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成され、更に、そのトナー像が転写ローラによって記録用紙上に転写されるものである。ここでは、感光ドラム71は、周速180mm/secで回転駆動され、感光ドラムの表面電位は310Vに設定されている。
図2は、現像ユニット6、及び、感光ユニット7の構成の一例を示す構成図である。現像ユニット6は、磁気ローラ61、現像ローラ62、及び、回収ローラ63を備えている。感光ユニット7は、感光ドラム71、中間転写ベルト72、及び、濃度センサ73を備えている。
磁気ローラ61は、現像ローラ62に対向して配設されると共に、表面に磁気ブラシ8が形成され、この磁気ブラシ8を介してトナー81を現像ローラ62の表面に略均一に形成するものである。また、磁気ローラ61は、非磁性金属材料で略円筒状に形成されたスリーブと、その内部に磁気ブラシ8を形成するための複数の固定磁石とを備え、固定磁石の周囲をスリーブが回動可能に構成されたものである。
ここで、磁気ブラシ8は、トナー81とキャリア82からなる2成分現像剤で構成される。トナー81の体積平均粒径は、ここでは、略7.5μmであって、キャリア82の体積平均粒径は、ここでは、略50μmである。また、磁気ローラ61には、磁気ブラシ8の高さを規制するブレード613が配設されている。更に、磁気ローラ61には、交流バイアス電源611と直流バイアス電源612とが重畳して印加されている。ここでは、交流バイアス電源611は、300V(pp)、周波数2.7kHz、デューティ比(Duty)27%で印加され、直流バイアス電源612は、400Vで印加されている。
現像ローラ62は、磁気ローラ61及び感光ドラム71に対向して配設され、磁気ローラ61から供給されたトナー81を感光ドラム71に形成された静電潜像上に供給し、トナー像とするものである。現像ローラ62の表面は、アルミニウム、ステンレス、導電樹脂等で形成されている。また、現像ローラ62には、交流バイアス電源621と、直流バイアス電源622とが重畳して印加されている。ここでは、交流バイアス電源621は、1.6kV(pp)、周波数2.7kHz、デューティ比27%で印加され、直流バイアス電源612は、200Vで印加されている。また、現像ローラ62は、磁気ローラ61との間隔が350μmであり、感光ドラム71との間隔が250μmとなる位置に配設されている。
回収ローラ63は、現像ローラ62に対向して配設され、現像ローラ62からトナー81を回収するものである。回収ローラ63の表面は、回収ローラ63と現像ローラ62との間のリーク(=放電)を抑制すると共に、回収ローラ63の現像ローラ62からトナー81を回収する能力を確保するために、アルマイト、樹脂等の電気抵抗率が107Ωm〜1012Ωmの材料で形成されている。
また、回収ローラ63には、直流バイアス電源631が印加されている。直流バイアス電源631は、後述する電位制御部215によって、現像ローラ62からトナー81を回収する能力の高い回収ローラ63の電位である強回収電位(ここでは、0V)と、現像ローラ62からトナー81を回収する能力の低い回収ローラ63の電位である弱回収電位(ここでは、50V)と、のどちらかの電位に設定される。
上述のように、現像ローラ62には200Vの直流バイアスが印加されているので、回収ローラ63が強回収電位である0Vに設定されると、回収ローラ63と現像ローラ62との間の電位差が200Vとなり、回収ローラ63が弱回収電位である50Vに設定された場合(この場合には、回収ローラ63と現像ローラ62との間の電位差が150Vとなる)と比較すると電位差が大きくなるため、現像ローラ62からトナー81を回収する能力が向上するのである。
また、回収ローラ63には、ブレード633が回収ローラ63の周面と摺接するべく配設されている。ブレード633は、回収ローラ63表面に付着したトナー81を剥離して、図略の回収スクリュー等からなる回収機構にて回収可能とするものである。回収機構は、回収ローラ63から回収されたトナー81を、キャリア82とミキシングして磁気ローラ61に供給するものである。
中間転写ベルト72は、感光ドラム71に形成されたトナー像が転写されるものであって、ここでは、濃度測定用のパッチに対応するトナー像が形成されるものである。また、中間転写ベルト72は、駆動ローラ721に張架された無端ベルトを備え、無端ベルト上に、濃度測定用のパッチに対応するトナー像722が形成されるものである。
濃度センサ(第2濃度検出手段の一部に相当する)73は、反射型の濃度センサであり、ここでは、中間転写ベルト72上に形成された濃度測定用のパッチに対応するトナー像722の濃度を測定するものである。図3は、濃度センサ73の構成の一例を示す構成図である。濃度センサ73は、発光素子731、第1ビームスプリッタ(Beam Splitter)732、第1受光素子733、第2ビームスプリッタ734、第2受光素子735、及び、第3受光素子736を備えている。
LED(Light Emitting Diode)等からなる発光素子731を出た光(レーザビーム)は、第1ビームスプリッタ732によってトナー像722の方向と、発光素子731の発光量を検出し、フィードバック回路により光量を一定に保つための第1受光素子(Photo Detector)733の方向とに分割される。そしてトナー像722で反射された光は、第2ビームスプリッタ734によって、第2受光素子735及び第3受光素子736の2つの偏光成分に分けられ、第2受光素子735及び第3受光素子736に入射する光量の比率によって濃度が検出される。
図4は、トナー像722の印字率Rと濃度センサ73の出力電圧VIとの関係の一例を示すグラフである。横軸は、トナー像722の印字率Rであって、縦軸は濃度センサ73の出力電圧VIである。ここで、印字率Rは、次の(1)式で定義されるものである。
(印字率R)=(トナーが付着されるドットの個数)
/(全てドットの個数)×100 (1)
すなわち、グラフG1に示すように、印字率Rが増加するに伴い、濃度センサ73の出力電圧VIは、ほぼ単調に減少する。ただし、印字率Rが50%以上、または、20%以下の範囲では、印字率Rの変化に伴う濃度センサ73の出力電圧VIの変化が小さいため、濃度測定用のパッチに対応するトナー像722の印字率R(基準濃度に相当する)は、20%〜50%の範囲に設定されている。
図5は、図1に示す制御部2(CPU21、RAM22)の機能構成の一例を示す構成図である。CPU21は、機能的に、電位設定部211、閾値設定部212、濃度検出部213、濃度判定部214、及び、電位制御部215を備え、RAM22は、機能的に、電位記憶部221、及び、閾値記憶部222を備えている。ここでは、CPU21が、ROM等に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、電位設定部211、閾値設定部212、濃度検出部213、濃度判定部214、及び、電位制御部215等の機能部として機能し、RAM22を、電位記憶部221、及び、閾値記憶部222等の機能部として機能させるものである。
また、図1に示すRAM22、図略のROMに格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD、DVD、半導体メモリ等である。
電位記憶部221は、予め設定された基準電位VR0(例えば、100V)と、回収ローラ63が基準電位VR0に設定された場合と比較して、現像ローラ62からトナー81を回収する能力の低い回収ローラ63の電位である弱回収電位VR1(例えば、150V)と、回収ローラ63が基準電位VR0に設定された場合と比較して、現像ローラ62からトナー81を回収する能力の高い回収ローラ63の電位である強回収電位VR2(例えば、50V)と、を格納するものである。また、電位記憶部221に格納された基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2の値は、電位設定部211によって設定されると共に、電位制御部215によって読み出されるものである。
閾値記憶部222は、適正濃度であるか否かを判定するための、濃度比率の上限値DH、及び、濃度比率の下限値DLを格納するものである。また、閾値記憶部222に格納された濃度比率の上限値DH、及び、濃度比率の下限値DLの値は、閾値設定部212によって設定されると共に、濃度判定部214によって読み出されるものである。
電位設定部211(電位設定手段に相当する)は、図1に示す操作部4を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、電位記憶部221に格納された基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2の値を設定するものである。
閾値設定部212(閾値設定手段に相当する)は、図1に示す操作部4を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、閾値記憶部222に格納された濃度比率の上限値DH、及び、濃度比率の下限値DLの値を設定するものである。
濃度検出部213(第2濃度検出手段の一部に相当する)は、濃度センサ73を介して中間転写ベルト72に転写された、濃度測定用のパッチに対応するトナー像722の濃度(ここでは、印字率R)を検出するものである。すなわち、濃度検出部213は、濃度センサ7からの出力電圧VIを受け付けて、出力電圧VIに対応する印字率Rを図4に示すグラフを用いて算出するものである。
濃度判定部214(濃度判定手段に相当する)は、濃度検出部213によって検出された濃度が適正濃度であるか否かを判定するものである。より具体的には、濃度判定部214は、まず、濃度検出部213により検出された印字率Rの、予め設定された基準印字率R0(基準濃度に相当する)に対する比率である濃度比率Dを、次の(2)式を用いて算出する。
(濃度比率D)=(印字率R)/(基準印字率R0)×100 (2)
そして、濃度判定部214は、閾値記憶部222に格納された濃度比率Dの上限値DH、及び、濃度比率Dの下限値DLを読み出す。更に、濃度判定部214は、濃度検出部213により検出された印字率Rから求めた濃度比率Dが、上限値DH及び下限値DLの範囲内であるか否かに基づいて、濃度が適正濃度であるか否かを判定する。
すなわち、濃度判定部214は、濃度検出部213により検出された印字率Rから求めた濃度比率Dが、上限値DH以下であり且つ下限値以上である場合に、濃度が適正濃度であると判定し、濃度検出部213により検出された印字率Rから求めた濃度比率Dが、上限値DH超であるか又は下限値未満である場合に、濃度が適正濃度ではないと判定するものである。
電位制御部215(電位制御手段に相当する)は、判定部214によって濃度が適正濃度ではないと判定された場合に、濃度比率に基づいて、回収ローラ63の電位を制御するものである。
具体的には、電位制御部215は、まず、電位設定部211に格納された基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2の値を読み出す。そして、電位制御部215は、濃度判定部214によって濃度検出部213により検出された印字率Rから求めた濃度比率が、下限値DH未満である場合に、回収ローラ63の電位を弱回収電位VR1に設定する。また、電位制御部215は、濃度判定部214によって濃度検出部213により検出された印字率Rから求めた濃度比率が、上限値DH超である場合に、回収ローラ63の電位を強回収電位VR2に設定する。更に、電位制御部215は、濃度判定部214によって濃度検出部213により検出された印字率Rから求めた濃度比率が、上限値DH以下であり且つ下限値以上である場合に、回収ローラ63の電位を基準電位VR0に設定する。
図6は、CPU21の動作の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、電位記憶部221、及び、閾値記憶部222に、予め、基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2の値と、下限値DL及び上限値DHの値と、がそれぞれ格納されているものとする。まず、濃度検出部213によって、濃度センサ73を介して濃度測定用のパッチに対応するトナー像722の濃度(印字率R)が検出される(S101)。そして、濃度判定部214によって、ステップS101において検出された濃度を用いて濃度比率Dが算出される(S103)。次に、濃度判定部214によって、濃度比率Dが、下限値DL未満であるか否かの判定が行われる(S105)。
濃度比率Dが下限値DL未満であると判定された場合(S105でYES)には、電位制御部215によって、回収ローラ63の電位が弱回収電位VR1に設定され(S107)、処理が終了される。濃度比率Dが、下限値DL未満ではない(=下限値DL以上である)と判定された場合(S105でNO)には、電位制御部215によって、濃度比率Dが、上限値DH超であるか否かの判定が行われる(S109)。濃度比率Dが上限値DH超であると判定された場合(S109でYES)には、電位制御部215によって、回収ローラ63の電位が強回収電位VR2に設定され(S111)、処理が終了される。
濃度比率Dが上限値DH超ではない(=濃度比率Dが上限値DH以下である)と判定された場合(S109でNO)には、電位制御部215によって、回収ローラ63の電位が基準電位VR0に設定され(S113)、処理が終了される。
このようにして、中間転写ベルト72に形成されるトナー像722の濃度が検出され、検出された濃度が、適正濃度であるか否かが判定され、その判定結果に基づいて、回収ローラ63の電位が制御されるため、画像濃度を好適に制御することができる。
また、検出された濃度の基準濃度に対する比率である濃度比率Dが算出され、算出された濃度比率Dが、予め設定された範囲内にあるか否かに基づいて、適正濃度であるか否かが判定されるため、簡単な構成で正確に適正濃度であるか否かを判定することができる。
更に、格納された濃度比率Dの適正範囲の上限値DH及び下限値DLが読み出されて、濃度比率Dが、上限値DH以下であり、且つ、下限値DL以上である場合に適正濃度であると判定されるため、濃度比率の適正範囲の上限値DH及び下限値DLを容易に設定することができる。
加えて、操作部4を介してユーザからの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、濃度比率Dの適正範囲の上限値DH及び下限値DLの値が設定されるため、濃度比率Dの適正範囲の上限値DH及び下限値DLを更に容易に設定することができる。
また、検出された濃度が適正濃度ではないと判定された場合に、濃度比率Dに基づいて、回収ローラ63の電位が制御されるため、所望する精度の濃度を確保することができる。
更に、予め設定された基準電位VR0と、回収ローラ63が基準電位VR0に設定された場合と比較して、現像ローラ62からトナーを回収する能力の低い回収ローラ63の電位である弱回収電位VR1と、回収ローラ63が基準電位VR0に設定された場合と比較して、現像ローラ62からトナーを回収する能力が高い回収ローラ63の電位である強回収電位VR2と、を切り換えることにより、回収ローラ63の電位が制御されるため、簡素な構成で回収ローラ63の電位を制御することができる。
加えて、基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2が読み出されて、回収ローラ63の電位が制御されるため、基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2を容易に設定することができる。
また、操作部4を介してユーザからの操作入力が受け付けられ、受け付けた操作入力に基づいて、格納された基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2の値が設定されるため、基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2を更に容易に設定することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、電位制御部215が、基準電位VR0、弱回収電位VR1及び強回収電位VR2を切り換えることにより直流バイアス電源631を制御する場合について説明したが、電位制御部215が、その他の方法で直流バイアス電源631を制御する形態でもよい。例えば、電位制御部215が、濃度比率Dに応じて直流バイアス電源631を制御する形態でもよい。
より具体的には、電位制御部215が、次の(3)式を用いて、回収ローラ63の直流バイアス電源631の電位を制御する形態でもよい。
(直流バイアス電源631の電位)=α×(濃度比率D)+β (3)
ここで、α、βは所定の定数である。この場合には、画像濃度を更に好適に制御することができる。
また、上記(3)式にて、種々の濃度比率Dにそれぞれ対応する直流バイアス電源631の電位を予め算出しておき、テーブル等に格納しておいて、電位制御部215が、テーブル等から対応する直流バイアス電源631の電位を読み出して設定することにより回収ローラ63の直流バイアス電源631の電位を制御する形態でもよい。
(B)本実施形態では、電位制御部215が、回収ローラ63の直流バイアス電源631の電位を制御する場合について説明したが、電位制御部215が、現像ローラ62に対する回収ローラ63の電位を直接的に制御する形態でもよい。すなわち、直流バイアス電源631に代えて、現像ローラ62と回収ローラ63との間に、直流バイアス電源を備え、電位制御部215が、この直流バイアス電源を制御する形態でもよい。
(C)本実施形態では、濃度検出部213が、濃度センサ73を介して中間転写ベルト72上に形成された濃度測定用のパッチに対応するトナー像722の濃度を測定する場合について説明したが、濃度検出部213が、感光ドラム71上に形成された濃度測定用のパッチに対応するトナー像の濃度を測定する形態でもよい。また、濃度検出部213が、中間転写ベルト72上及び感光ドラム71上に形成された濃度測定用のパッチに対応するトナー像の濃度を測定する形態でもよい。この場合には、更に正確に濃度が適正範囲内にあるか否かの判定を行うことができる。更に、濃度検出部213が、記録紙上に形成された濃度測定用のパッチに対応するトナー像の濃度を測定する形態でもよい。
は、本発明に係る画像形成装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 は、現像ユニット、及び、感光ユニットの構成の一例を示す構成図である。 は、濃度センサの構成の一例を示す構成図である。 は、トナー像の印字率Rと濃度センサの出力電圧VIとの関係の一例を示すグラフである。 は、図1に示す制御部(CPU、RAM)の機能構成の一例を示す構成図である。 は、CPUの動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 複写機
2 制御部
21 CPU
211 電位設定部(電位設定手段)
212 閾値設定部(閾値設定手段)
213 濃度検出部(濃度検出手段の一部)
214 濃度判定部(濃度判定手段)
215 電位制御部(電位制御手段)
22 RAM
221 電位記憶部(電位記憶手段)
222 閾値記憶部(閾値記憶手段)
6 現像ユニット
61 磁気ローラ
62 現像ローラ
63 回収ローラ
631 直流バイアス電源
7 感光ユニット
71 感光ドラム
72 中間転写ベルト(中間転写体)
73 濃度センサ(濃度検出手段の一部)

Claims (10)

  1. 表面に磁気ブラシが形成される磁気ローラと、
    前記磁気ローラに対向して配設され、前記磁気ローラから前記磁気ブラシを介してトナーが供給されると共に、感光ドラムと対向して配設され、前記感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像ローラと、
    前記現像ローラに対向して配設され、前記現像ローラからトナーを回収する回収ローラと、
    を備える画像形成装置であって、
    前記感光ドラムに形成されたトナー像の濃度を検出する第1濃度検出手段と、
    前記第1濃度検出手段により検出された濃度が、適正濃度であるか否かを判定する濃度判定手段と、
    前記濃度判定手段の判定結果に基づいて、前記回収ローラの電位を制御する電位制御手段と、
    を備え
    前記電位制御手段は、
    前記濃度判定手段によって前記第1濃度検出手段により検出された濃度が前記適正濃度超であると判定された場合に、前記現像ローラと前記回収ローラとの間の電位差が大きくなるように、前記回収ローラの電位を制御し、
    前記濃度判定手段によって前記第1濃度検出手段により検出された濃度が前記適正濃度未満であると判定された場合に、前記現像ローラと前記回収ローラとの間の電位差が小さくなるように、前記回収ローラの電位を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 表面に磁気ブラシが形成される磁気ローラと、
    前記磁気ローラに対向して配設され、前記磁気ローラから前記磁気ブラシを介してトナーが供給されると共に、感光ドラムと対向して配設され、前記感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像ローラと、
    前記現像ローラに対向して配設され、前記現像ローラからトナーを回収する回収ローラと、
    前記感光ドラムに形成されたトナー像が転写される中間転写体と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記中間転写体に転写されたトナー像の濃度を検出する第2濃度検出手段と、
    前記第2濃度検出手段により検出された濃度が、適正濃度であるか否かを判定する濃度判定手段と、
    前記濃度判定手段の判定結果に基づいて、前記回収ローラの電位を制御する電位制御手段と、
    を備え
    前記電位制御手段は、
    前記濃度判定手段によって前記第2濃度検出手段により検出された濃度が前記適正濃度超であると判定された場合に、前記現像ローラと前記回収ローラとの間の電位差が大きくなるように、前記回収ローラの電位を制御し、
    前記濃度判定手段によって前記第2濃度検出手段により検出された濃度が前記適正濃度未満であると判定された場合に、前記現像ローラと前記回収ローラとの間の電位差が小さくなるように、前記回収ローラの電位を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記濃度判定手段は、前記第1濃度検出手段又は第2濃度検出手段により検出された濃度の予め設定された基準濃度に対する比率である濃度比率を算出し、算出された濃度比率が、予め設定された範囲内にあるか否かに基づいて、適正濃度であるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記濃度比率の適正範囲の上限値及び下限値を格納する閾値記憶手段を備え、
    前記濃度判定手段は、前記閾値記憶手段から前記上限値及び下限値を読み出して、前記濃度比率が、前記上限値以下であり、且つ、前記下限値以上である場合に適正濃度であると判定すること特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 外部からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に基づいて、前記閾値記憶手段に格納された上限値及び下限値の少なくとも一方の値を設定する閾値設定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記電位制御手段は、前記濃度判定手段によって、前記第1濃度検出手段又は第2濃度検出手段により検出された濃度が、適正濃度ではないと判定された場合に、前記濃度比率に基づいて、前記回収ローラの電位を制御することを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記電位制御手段は、
    予め設定された基準電位と、
    前記回収ローラが前記基準電位に設定された場合と比較して、前記現像ローラからトナーを回収する能力が高い前記回収ローラの電位である強回収電位と、
    前記回収ローラが前記基準電位に設定された場合と比較して、前記現像ローラからトナーを回収する能力の低い前記回収ローラの電位である弱回収電位と、
    を切り換えることにより、前記回収ローラの電位を制御することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記基準電位、強回収電位及び弱回収電位を格納する電位記憶手段を備え、
    前記電位制御手段は、前記電位記憶手段から前記基準電位、強回収電位及び弱回収電位を読み出して、前記回収ローラの電位を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 外部からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に基づいて、前記電位記憶手段に格納された基準電位、強回収電位及び弱回収電位の少なくとも1の値を設定する電位設定手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記回収ローラの電位を前記濃度比率に対応づけて格納する電位記憶手段を備え、
    前記電位制御手段は、前記濃度判定手段によって算出された濃度比率に対応する前記回収ローラの電位を前記電位記憶手段から読み出して、読み出された電位に前記回収ローラの電位を制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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