JP4894542B2 - 軸受装置、この軸受装置を備えたスピンドルモータおよびこのスピンドルモータを備えたディスク駆動装置 - Google Patents

軸受装置、この軸受装置を備えたスピンドルモータおよびこのスピンドルモータを備えたディスク駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、軸受装置、この軸受装置を備えたスピンドルモータおよびこのスピンドルモータを備えたディスク駆動装置に関し、より詳細には、軸受装置の製造にレーザ溶接を用いるものに関する。
近年、ハードディスクドライブ等のディスク駆動装置の軸受として含油軸受や流体動圧軸受が多く用いられている。含油軸受や流体動圧軸受は、2つ以上の部材を潤滑剤を介して回転させるため、軸受内に潤滑剤を確実に封止することが求められている。
軸受内に潤滑剤を確実に封止するために、軸受を構成する部材同士の接合方法として圧入、嵌合、接着等の方法の他に、溶接を利用した方法が例えば特許文献1に開示されている。
特開2006−64041号公報
特許文献1には、回転軸を支持するラジアル軸受とスラスト軸受を収容し、有底で上方が開口した円筒形の金属ケースと、開口を封止する蓋とを有する動圧流体軸受において、金属ケースの開口と蓋の外周との接合部にレーザ溶接による封止部が形成されることを特徴とする発明が開示されている。
しかし、レーザ溶接による接合を行う場合、溶接対象物が高温になることで金属蒸気(以下、ヒュームという)が発生し溶接部および溶接部付近に付着する。ヒュームは溶接対象物を主成分とする酸化物の微粒子であり、付着したヒュームは、振動または衝撃が加わると脱落する可能性があり、脱落したヒュームが軸受内の潤滑剤に混入すると、回転不良等の不具合を引き起こす、という問題があった。また、ヒュームが付着した部分は黒く変色し外観を損ねてしまう。そのため、溶接作業後にヒュームを確実に除去する作業が必要だった。さらに、ヒュームが付着した部分は耐食性が低下するという問題があった。
さらに、溶接部にレーザ溶接時の熱歪によるクラックが発生し、軸受内部の潤滑剤が漏出してしまい、回転不良等の不具合を引き起こす、という問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、上述した問題に鑑みて行われたものであって、その目的とするところは、ヒュームによる汚染が少なく、溶接部から軸受内の潤滑剤が漏れない、高い信頼性および耐久性を備えた軸受装置を提供することである。
上述した目的を達成するために、本発明の軸受装置は、シャフトと、シャフトとの間に形成された微小間隙に潤滑剤を保持することにより、シャフトに対して回転軸線を中心に相対的に回転可能に支持された軸受部と、軸受部の回転軸線方向下方の端部を封止することで潤滑剤の流出を防止するキャップ部と、を有し、軸受部の下端近傍には、キャップ部の外周側面に対向する下方内周部を有し、且つ下方内周部と連続する下端面とキャップ部の下面外周部との間の嵌合部にはレーザ溶接することにより生じるビードからなる溶接部が形成され、溶接部の表面は、回転軸線から径方向に離れるにつれて回転軸線方向上側に傾斜する傾斜面を含むことを特徴とする。
また、上述した軸受装置において、傾斜面の回転軸線を通る平面で切断した断面形状が、略凸形状にて構成されることが望ましい。
さらに、溶接部はビードの少なくとも一部が軸受部の外周縁に接する構成とすることが好ましい。
軸受部の下端面は、キャップ部の下面よりも回転軸線方向上側に形成されてもよい。
また、軸受部の下端面の径方向肉厚は、ビードの半径よりも小さくなるように形成されてもよく、ビードの中心は、軸受部の下端面上に形成される構成とすることもできる。
上述のような構成を有する軸受装置によれば、溶接部の表面が回転軸線から径方向へ離れるにつれて回転軸線方向上側へ傾斜することにより、ヒュームが径方向外側に向かい放出される。これにより、キャップ部および軸受部へのヒュームの付着を抑制し、溶接部近傍の変色を抑えつつ、耐食性を向上させることができる。また、ビードの少なくとも一部を軸受部の下端面外周に形成することにより、ビードの断面形状が略凸形状となり、クラックが発生しやすいビード中心部への応力の集中を避けることができるため、クラックの発生を防止することができる。
また、軸受部の回転軸線方向下側には、径方向内方へ凹む形状を有する逃げ部が形成されてもよい。
このような構成によれば、溶接部が軸受部の下端面外周より径方向外側へ突出して形成された場合に、逃げ部を設けることにより、溶接部の最外径部が軸受部の外周面よりも内径側に位置する。したがって、軸受部を他の部品、例えば、軸受部の外周面を保持する内周面を有する部品に挿入する際に、溶接部と他の部品とが干渉することなく挿入することができる。
さらに、軸受部は、2以上の部材が接合されて形成されている構成とすることもできる。
レーザ溶接は、嵌合部よりも径方向外側からレーザビームを照射するレーザ溶接であって、回転軸線に対するレーザビームの照射角度をα、レーザビームの収束半角をβとしたとき、照射角度αを回転軸線から離れる方向に0度<α≦(90度−β)の範囲に設定してもよい。
上述のような構成によれば、径方向外側へ角度を設けてレーザビームを照射することにより、ヒュームが径方向外側へ向かって放出される。そのため、軸受部およびキャップ部へのヒュームの付着を抑えることができる。
レーザ溶接は、溶接部にシールドガスを溶接進行方向に向かって吹き付けながら溶接を行うことが望ましい。
上述のような構成によれば、シールドガスに流されたヒュームが溶接進行方向前方の軸受部またはキャップ部に付着し、その上から覆うように溶接するので、付着したヒュームが振動および衝撃により脱落することを防止することができる。
また、レーザ溶接は、シールドガスを径方向において回転軸線側から径方向外側へ向かって溶接部に吹き付けながら溶接を行っても良い。
上述のような構成によれば、シールドガスによりヒュームが径方向外側へ流されるため、ヒュームがキャップ部や軸受部に付着しにくく、ヒュームによる汚染を抑制することができる。
本発明のスピンドルモータは、上述した軸受装置を搭載し、シャフトあるいは軸受部のいずれかと一体的に回転するロータマグネットと、ロータマグネットと対向して配置されるステータと、を備える構成とすることができる。
上述のようなスピンドルモータによれば、ヒュームによる汚染を抑え、溶接部からの潤滑剤漏れを防止できるので、高い信頼性と耐久性を実現することができる。
さらに、上述した目的を達成するために、本発明のディスク駆動装置は、円板状ディスクと、ディスクを回転させる上述のスピンドルモータと、ディスクの所要の位置に情報を書き込みまたは読み出すための情報アクセス手段と、を内包するケーシングを有する構成とすることができる。
上述のようなディスク駆動装置によれば、ヒュームによる汚染を抑え、軸受装置からの潤滑剤漏れを防止できるため、高い信頼性と耐久性を実現することができる。
本発明によれば、ヒュームによる汚染が少なく、溶接部からの潤滑剤漏れを防止できる、高い信頼性と耐久性を備えた軸受装置、この軸受装置を備えたスピンドルモータおよびこれを備えたディスク駆動装置を提供することができる。
以下、本発明にかかる軸受装置、この軸受装置を備えたスピンドルモータおよびこのスピンドルモータを備えたディスク駆動装置を図1ないし図10を参照して説明する。
1.一実施形態
(1)ディスク駆動装置の全体構造
図1に本発明の一実施形態としてのディスク駆動装置10の概略構成を模式的に示す縦断面図を示す。
ディスク駆動装置10は、主に、スピンドルモータ1、記録ディスク12、磁気ヘッド移動機構13と、これらを収容するケーシング11とを備える。ケーシング11の内部は、塵・埃等が極度に少ない良好な環境を形成している。記録ディスク12は、磁気により情報を記録する円盤状の部材であり、スピンドルモータ1に装着される。磁気ヘッド移動機構13は、記録ディスク12に対して情報の読み書きを行うための機構であり、磁気ヘッド14、アーム15、アクチュエータ16を有する。磁気ヘッド14は、アーム15の一端に設けられることにより記録ディスク12の近傍に配され、記録ディスク12の読み書きを行う。アーム15は磁気ヘッド14を支持する部材である。アクチュエータ16はアーム15の他端を支持してアーム15の移動を行う。アクチュエータ16により、アーム15が首振り移動を行い、磁気ヘッド14を記録ディスク12の所要の位置に移動させることができる。
(2)スピンドルモータの構造
図2に、スピンドルモータ1の縦断面外略図を示す。図2に示すO−O線がスピンドルモータ1の回転軸線である。また、本実施形態の説明では便宜上図の上下方向を「軸線上下方向」とするが、スピンドルモータ1の実際の取付状態における方向を限定するものではない。
スピンドルモータ1は、ベース7に固定される静止部材2と、静止部材2に対して軸受機構4を介して回転自在に支持される回転部材3とを備える。
[静止部材について]
静止部材2は、ベース7と、ベース7の中央開口内に固定され、軸受部として機能するスリーブ20と、スリーブ20の下端に固定されたキャップ部のスラストカバー21とから構成されている。より詳細には、ベース7の中央開口縁には軸線方向上側に延びる筒部70が形成されており、その内周面にスリーブ20の外周面が嵌合されている。また筒部70の外周面には、ステータ8が固定されている。
スリーブ20は、円筒状の部材であり、その略中央部には、軸線方向に貫通する貫通孔24が形成されている。スリーブ20の貫通孔24の内周面は、上側から下側に向かって、ラジアル内周面22およびラジアル内周面22より径が大きい内周面23を有している。スリーブ20の貫通孔24の下端にはスラストカバー21が固定されており、スラストカバー21は貫通孔24の下端を封止している。スラストカバー21とスリーブ20とは、レーザ溶接により互いに接合され溶接部50を形成している。溶接部50については、後で詳述する。
[回転部材について]
回転部材3は、スリーブ20に対して軸受機構4を介して回転自在に支持された部材であって、外周部に記録ディスク12が載置されるロータハブ5と、ロータハブ5の内周側に位置し、軸受機構4を介してスリーブ20に支持されるシャフト30とを備えている。
ロータハブ5は、静止部材2の上方に近接して配置されている。ロータハブ5の筒状部の内周面には、接着等の手段によってロータマグネット6が固定されている。ロータマグネット6はステータ8に半径方向に微小間隙をもって対向している。そして、ステータ8のコイルに通電することにより、ステータ8とロータマグネット6との電磁相互作用が発生し、回転部材3にトルクが作用する。
シャフト30の軸線方向上端部は、ロータハブ5の中心孔内に嵌合されている。シャフト30の下端部には、スラストフランジ31が一体に形成されている。つまり、シャフト30は円柱形状のシャフト本体32とスラストフランジ31とから構成されていることになる。
スラストフランジ31は、シャフト30のシャフト本体32の外周面33の下部から半径方向外側に突設する円環状の部分である。スラストフランジ31は、シャフト本体側の第1スラスト面34と、その反対側の第2スラスト面35と第1スラスト面34と第2スラスト面35とに連続する外周面36とを有している。
(3)軸受機構の構造
軸受機構4は、回転部材3であるロータハブ5およびシャフト30を静止部材2であるスリーブ20に対して潤滑油を介して回転自在に支持するための流体動圧軸受である。軸受機構4は、ラジアル軸受部と、スラスト軸受部とを有している。
より詳細には、スリーブ20のラジアル内周面22と、シャフト本体32の外周面33と、その間に保持された潤滑油とによって、ラジアル軸受部が構成されている。
また、スラスト軸受部は、スリーブ20のラジアル内周面22と内周面23とに連続し、軸線方向下側を向くスラスト面26と、スラストフランジ31の第1スラスト面34と、その間に保持された潤滑油とによって形成され、第2スラスト面35と対向するスラストカバー21のスラスト面27と、第2スラスト面35と、その間に保持された潤滑油とによって形成されている。
(4)溶接部について
次に図3ないし図5および図10を用いて、溶接部50について説明する。
溶接部50は、スリーブ20に設けられた段部51にスラストカバー21を嵌め合わせて形成される嵌合部52をレーザ溶接することにより構成されている。段部51は、スリーブ20の軸線方向下側に形成されている。段部51は、スラストカバー21の外周面28が固定されるための環状の凹部または空間であり、スリーブ20の内周面23より軸線方向下側に連続して形成されている。段部51は、内径側端面53と、内周面23より径が大きい下方内周部54と、下端面55とを有している。内径側端面53は、内周面23と連続し、径方向に広がる円環状の面である。下方内周部54は、内径側端面53から軸線方向に延びる円筒面である。下端面55は、下方内周部54から径方向に広がる円環状の面である。
スラストカバー21は、スリーブ20の内径側端面53に、スラストカバー21のスラスト面27を当接させ、スラストカバー21の外周面28をスリーブ20の下方内周部54に嵌合させている。そして、嵌合部52をレーザ溶接することで溶接部50を形成している。
ここで、レーザ溶接は他の溶接、特にアーク溶接や抵抗溶接と比べて、少ない入熱で高い締結強度を確保でき、真空装置を必要としない点で取り扱いが容易である。さらに、良好な指向性による局所的な溶接を可能にするので、溶接によりスリーブ20にスラストカバー21を固定するのに特に適している。
溶接部50はスラストカバー21の外周縁に沿って連続して形成されており、潤滑油がスリーブ20とスラストカバー21との隙間から漏出することが抑制されている。また、溶接部の酸化を防止しつつ、溶接部を冷却するためのシールドガスとして、冷却用流体であるアルゴンガスを溶接時および溶接後に溶接部50に送り冷却する。このシールドガスは軸受機構4を構成する部材の金属表面との反応性が低い物質であり、ガス状であることが望ましい。本実施例では希ガスであるアルゴンを用いているが、他に冷却効率の高いヘリウム、容易に入手でき比較的安価な窒素などを用いることもできる。
本実施形態では、嵌合部52においてスリーブ20の下端面55がスラストカバー21の下面25よりも、軸線方向上側に位置するように形成されているとともに、スリーブ20の下端面55の径方向肉厚w1が、ビード56の半径r1よりも小さくなるように設定されている。また、ビード56の中心は嵌合部52の上に形成され、ビード56の少なくとも一部がスリーブ20の外周縁に接するとともに、円周に沿ってビード56が隙間なく重なるように溶接を実施した。さらに、シールドガスを溶接進行方向に向かって後ろから溶接部50へ吹き付けながら溶接を実施した。
その結果、ビード56がスリーブ20の外周縁に形成され、ビード56からなる溶接部50の表面はスリーブ20の径方向外側に向かうにつれて軸方向上側へ傾斜するように形成されるため、ヒュームはスリーブ20の径方向外側へ流れ、スリーブ20およびスラストカバー21の径方向内側へヒュームが付着しにくくなる。また、シールドガスを進行方向へ吹き付けることにより、溶接進行方向前方のスリーブ20およびスラストカバー21にヒュームが付着し、その上を溶接するので、付着したヒュームを覆うようにビード56が形成され、ヒュームが振動および衝撃により脱落することがなくなる。さらに、嵌合部52に軸線方向の段差を設けることで、ビード56の断面形状が略凸形状となり、クラックが発生し難く、強固な接合強度をもつ溶接部50を形成することができる。
したがって、ヒュームによる汚染が少なく、溶接部50からの潤滑油漏れを防止できる、高い信頼性および耐久性を備えたディスク駆動装置10を実現することができる。
2.他の実施形態
本発明の他の実施形態を図6ないし図10を用いて説明する。これらの図面は、本発明の一実施形態における図2ないし図5に対応するものであり、基本的な構造は同等であるため、対応部品を百番台として対応を明示し、さらに異なる点についてのみ説明する。
(1)スピンドルモータの構造
図6に、スピンドルモータ101の縦断面外略図を示す。図6に示すO−O線がスピンドルモータ101の回転軸線である。また、本実施形態の説明では便宜上図の上下方向を「軸線上下方向」とするが、スピンドルモータ101の実際の取付状態における方向を限定するものではない。
スピンドルモータ101は、ベース107に固定される静止部材102と、静止部材102に対して軸受機構104を介して回転自在に支持される回転部材103とを備える。
[静止部材について]
静止部材102は、ベース107と、ベース107の中央開口内に固定されたハウジング80と、ハウジング80の下端に固定されたキャップ部のスラストカバー121とから構成されている。より詳細には、ベース107の中央開口縁には軸線方向上側に延びる筒部170が形成されており、その内周面にハウジング80の外周面が嵌合されている。また筒部170の外周面には、ステータ108が固定されている。
ハウジング80は円筒状の部材であり、その略中央部には、軸線方向に貫通する貫通孔81が形成されている。ハウジング80の貫通孔81の内周面83には、スリーブ120の外周面が嵌合され接着等の手段により固定されている。すなわち、本実施形態において軸受部は、ハウジング80およびスリーブ120の2つの部材から構成されている。スリーブ120は、円筒状の部材であり、その略中央部には、軸線方向に貫通する貫通孔124が形成されている。スリーブ120の貫通孔124は、ラジアル内周面122を有している。ハウジング80の貫通孔81の下端にはスラストカバー121が固定されており、スラストカバー121は貫通孔81の下端を封止している。スラストカバー121とハウジング80とは、レーザ溶接により互いに接合され溶接部150を形成している。溶接部150については、後で詳述する。
[回転部材について]
回転部材103は、ハウジング80に内挿されたスリーブ120に対して軸受機構104を介して回転自在に支持された部材であって、外周部に記録ディスク12が載置されるロータハブ105と、ロータハブ105の内周側に位置し、軸受機構104を介してスリーブ120に支持されるシャフト130とを備えている。
ロータハブ105は、静止部材102の上方に近接して配置されている。ロータハブ105の筒状部の内周面には、接着等の手段によってロータマグネット106が固定されている。ロータマグネット106はステータ108に半径方向に微小間隙をもって対向している。そして、ステータ108のコイルに通電することにより、ステータ108とロータマグネット106との電磁相互作用が発生し、回転部材103にトルクが作用する。
シャフト130の軸線方向上端部は、ロータハブ105の中心孔内に嵌合されている。シャフト130の下端部には、スラストフランジ131が一体に形成されている。つまり、シャフト130は円柱形状のシャフト本体132とスラストフランジ131とから構成されていることになる。
スラストフランジ131は、シャフト130のシャフト本体132の外周面133の下部から半径方向外側に突設する円環状の部分である。スラストフランジ131は、シャフト本体側のスラスト面134と、その反対側の軸線方向下側端面135とスラスト面134と軸線方向下側端面135とに連続する外周面136とを有している。
(2)軸受機構の構造
軸受機構104は、回転部材103であるロータハブ105およびシャフト130を静止部材102であるハウジング80およびスリーブ120に対して潤滑油を介して回転自在に支持するための流体動圧軸受である。軸受機構104は、ラジアル軸受部と、スラスト軸受部とを有している。
より詳細には、スリーブ120のラジアル内周面122と、シャフト本体132の外周面133と、その間に保持されている潤滑油とによって、ラジアル軸受部が構成されている。
また、スラスト軸受部は、ハウジング80の上端面82と、ロータハブ105の上壁部105aの下面と、その間に保持されている潤滑油とによって形成され、スリーブ120の下端面129と、スラストフランジ131のスラスト面134と、その間に保持された潤滑油とによって形成されている。
(3)溶接部について
次に図7ないし図10を用いて、溶接部150について説明する。
溶接部150は、ハウジング80に設けられた段部151にスラストカバー121を嵌め合わせて形成される嵌合部152をレーザ溶接することにより構成されている。
段部151は、ハウジング80の軸線方向下側に形成されている。段部151は、スラストカバー121の外周面128が固定されるための環状の凹部または空間である。段部151は、内径側端面153と、ハウジング80の内周面83より径が大きい下方内周部154と、下端面155とを有している。内径側端面153は、ハウジング80の内周面83と連続し、径方向に広がる円環状の面である。下方内周部154は、内径側端面153から軸線方向に延びる円筒面である。下端面155は、下方内周部154から径方向に広がる円環状の面である。
スラストカバー121は、ハウジング80の内径側端面153に、スラストカバー121のスラスト面127を当接させ、スラストカバー121の外周面128を段部151の下方内周部154に嵌合させている。そして、嵌合部152をレーザ溶接することで溶接部150を形成している。
本実施形態では、嵌合部152においてハウジング80の下端面155がスラストカバー121の下面125よりも、軸線方向上側に位置するように形成されているとともに、ハウジング80の下端面155の径方向肉厚w2が、ビード156の半径r2よりも小さくなるように設定されている。また、ビード156の中心は嵌合部152の上に形成され、ビード156の少なくとも一部がハウジング80の外周縁に接するとともに、円周に沿ってビード156が隙間なく重なるように溶接を実施した。さらに、シールドガスを溶接進行方向に向かって後ろから溶接部150へ吹き付けながら溶接を実施した。
本実施形態にかかる発明では、本発明の一実施形態にかかる発明とほぼ同様の効果が得られる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形または修正が可能である。
例えば、各実施形態の流体動圧軸受の構造に限定されず、軸受部の位置や個数、さらには潤滑流体の種類も各実施形態と異なっていてもよい。
また、流体動圧軸受に限定されず、含油軸受であってもよい。
さらに、上述の各実施形態においては、ビードの中心が嵌合部上に形成されているが、一実施形態においてはスリーブの下端面55の上、他の実施形態においてはハウジングの下端面155の上に形成されてもよい。
上述の各実施形態では、シャフトが回転部材となる軸回転の構成についてのみ述べたが、軸回転の構成に限定されるものでなく、シャフトが静止部材となる軸固定の構成を適用してもよい。
また、軸受部の形状も各実施形態の形状に限定されず、図11または図12に示すように、軸受部の回転軸線方向下側に径方向内方へ凹む形状を有する逃げ部257、258を形成してもよい。
レーザ溶接に関しても各実施形態の構成に限定されず、図13に示すように、レーザビームの照射角度をα、収束半角をβとしたとき、照射角度αを回転軸線から離れる方向に0度<α≦(90度−β)の範囲に設定してもよい。
さらに、上述の各実施形態においては、シールドガスの吹付け方向は溶接進行方向と同一であるが、図14に示すように、スラストカバーの内径側から径方向外方へ向かって、シールドガスを溶接部へ吹き付けながら溶接を行っても良い。また、レーザビームを溶接進行方向前方側から溶接進行方向後方側へ向かって照射するように設定しても良い。このような構成によれば、ヒュームがキャップ部や軸受部に付着しにくく、ヒュームによる汚染を抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかるスピンドルモータを備えたディスク駆動装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかるスピンドルモータの概略構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の一実施形態にかかる溶接前の構造を説明する部分拡大図である。 本発明の一実施形態にかかる溶接部の構造を説明する部分拡大図である。 本発明の一実施形態にかかる溶接部の下面図および部分拡大図である。 本発明の他の実施形態にかかるスピンドルモータの概略構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の他の実施形態にかかる溶接前の構造を説明する部分拡大図である。 本発明の他の実施形態にかかる溶接部の構造を説明する部分拡大図である。 本発明の他の実施形態にかかる溶接部の下面図および部分拡大図である。 シールドガスの吹付け方向を説明する図である。 本発明の一実施形態にかかる軸受部の変形例を説明する部分拡大図である。 本発明の他の実施形態にかかる軸受部の変形例を説明する部分拡大図である。 本発明にかかる他のレーザ溶接を説明する図である。 他のシールドガスの吹付け方向を説明する図である。
符号の説明
1、101 スピンドルモータ
2、102 静止部材
3、103 回転部材
4、104 軸受機構
5、105 ロータハブ
6、106 ロータマグネット
7、107 ベース
8、108 ステータ
10 ディスク駆動装置
11 ケーシング
12 記録ディスク
13 磁気ヘッド移動機構
20、120 スリーブ
21、121 スラストカバー
30、130 シャフト
31、131 スラストフランジ
50、150 溶接部
51、151 段部
52、152 嵌合部
53、153 内径側端面
54、154 下方内周部
55、155 下端面
56、156 ビード
80 ハウジング
257、258 逃げ部
r1、r2 ビードの半径
w1、w2 下端面の径方向肉厚
α レーザビームの照射角度
β レーザビームの収束半角

Claims (12)

  1. シャフトと、
    該シャフトとの間に形成された微小間隙に潤滑剤を保持することにより、該シャフトに対して回転軸線を中心に相対的に回転可能に支持された軸受部と、
    該軸受部の前記回転軸線方向下方の端部を封止することで前記潤滑剤の流出を防止するキャップ部と、
    を有する軸受装置であって、
    前記軸受部の下端近傍には、前記キャップ部の外周側面に対向する下方内周部を有し、且つ前記下方内周部と連続する下端面と前記キャップ部の下面外周部との間の嵌合部にはレーザ溶接することにより生じるビードからなる溶接部が形成され、該溶接部の表面は、前記回転軸線から径方向に離れるにつれて前記回転軸線方向上側に傾斜する傾斜面を含み、
    前記ビードの少なくとも一部が前記軸受部の外周縁に接することを特徴とする軸受装置。
  2. 前記傾斜面の前記回転軸線を通る平面で切断した断面形状が、略凸形状にて構成されることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記軸受部の下端面は、前記キャップ部の下面よりも前記回転軸線方向上側に形成されることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の軸受装置。
  4. 前記軸受部の前記下端面の径方向肉厚は、前記ビードの半径よりも小さくなるように形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の軸受装置。
  5. 前記ビードの中心は、前記軸受部の前記下端面上に形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の軸受装置。
  6. 前記軸受部の前記回転軸線方向下側には、径方向内方へ凹む逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の軸受装置。
  7. 前記軸受部は、2以上の部材が接合されて形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の軸受装置。
  8. 前記レーザ溶接は、前記嵌合部より径方向外側からレーザビームを照射するレーザ溶接であって、前記回転軸線に対するレーザビームの照射角度をα、レ
    ーザビームの収束半角をβとしたとき、0度<α≦(90度−β)の範囲において前記照射角度αが前記回転軸線から離れる方向に設定されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の軸受装置。
  9. 前記レーザ溶接は、前記溶接部にシールドガスを溶接進行方向に向かって吹き付けることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の軸受装置。
  10. 前記レーザ溶接は、前記溶接部にシールドガスを前記キャップ部の内径側から径方向外側へ向かって吹き付けることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の軸受装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の軸受装置と、 前記シャフトあるいは前記軸受部のいずれかと一体的に回転するロータマグネットと、 前記ロータマグネットと対向して配置されるステータと、を備えるスピンドルモータ。
  12. 円板状ディスクと、 該ディスクを回転させるスピンドルモータと、 前記ディスクの所要の位置に情報を書き込みまたは読み出すための情報アクセス手段と、を内包するケーシングを有するディスク駆動装置であって、 前記スピンドルモータは、請求項11に記載のモータであることを特徴とするディスク駆動装置。

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