JP4893394B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタル変調方式の通信装置に関するものである。
従来、ディジタル変調方式の通信装置が種々提供されている(例えば、特許文献1参照)。図7はディジタル変調方式の通信装置の従来構成を示している。信号処理部30でディジタル変調された伝送信号がD/A変換部31でディジタル−アナログ変換され、フィルタ回路32を介して送信側増幅器33で所望の信号レベルまで増幅された後に伝送路Lsに送信される。また、伝送路Lsから受信した伝送信号は、フィルタ回路34を介して受信側増幅器35で増幅された後にA/D変換部36でアナログ−ディジタル変換され、信号処理部30でディジタル復調される。
一般にディジタル−アナログ変換された信号は高帯域側に折り返し雑音(エイリアス)を含んでいるため、D/A変換部31の後段に低域通過特性を有するフィルタ回路32を設けることで不要な高周波数成分を除去している。同様に、受信系のアナログ−ディジタル変換においても折り返し雑音による影響を抑制するため、A/D変換部36の前段に低域通過特性を有するフィルタ回路34を設けることで不要な高周波数成分を除去している。なお、かかるフィルタ回路32,34においては、不要な高周波数成分との干渉を避けるために急峻なフィルタ特性が必要となる。
特開2004−56275号公報
しかしながら、急峻なフィルタ特性を実現するためには高次のフィルタが必要となり、かかる高次のフィルタをパッシブ型のフィルタ構成で実現しようとすると回路素子(抵抗、インダクタ、コンデンサなど)の個数が多くなり、特にインダクタの影響で実装面積も増大してしまう。一方、アクティブ型のフィルタ構成で実現する場合、パッシブ型に比べて回路規模が増大するとともに消費電力も増大することになる。従って、ディジタル変調方式の通信装置においては、フィルタ回路の小型化が重要な課題となっている。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、回路規模の減少による小型化並びに低消費電力化が図れる通信装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、送信データをディジタル変調する変調部と、変調部で変調されたディジタルの送信信号をアナログの送信信号に変換するD/A変換部と、アナログ信号に含まれる高周波数成分を除去するフィルタ回路と、伝送路を介して受信するアナログの受信信号をディジタルの受信信号に変換するA/D変換部と、A/D変換部で変換されたディジタルの受信信号から受信データを復調する復調部と、D/A変換部からフィルタ回路を介してアナログの送信信号を伝送路に送信する送信経路と伝送路から受信するアナログの受信信号をフィルタ回路を介してA/D変換部に入力する受信経路とを択一的に切り換える送受信経路切換手段とを備え、送受信経路切換手段は、送信経路又は受信経路の経路に応じた利得でフィルタ回路から出力されるアナログ信号を増幅する可変利得型の増幅器を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、送受信経路切換手段は、送信経路におけるフィルタ回路の入力側並びに出力側に設けられた一対のアンプと、受信経路におけるフィルタ回路の入力側並びに出力側に設けられた一対のアンプとを有し、これら各一対のアンプの動作をオン・オフ制御することで送信経路と受信経路を択一的に切り換えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、送受信経路切換手段は、受信経路に切り換えているときは受信信号の信号レベルに応じた利得を前記増幅器に設定し、送信経路に切り換えているときは所定の利得を前記増幅器に設定することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜の何れか1項の発明において、送受信経路切換手段は、フィルタ回路の出力端からA/D変換部に至る経路を常時形成することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜の何れか1項の発明において、送受信経路切換手段は、送信経路と受信経路を切り換える際に何れの経路も形成されない状態を経由して送信経路又は受信経路に切り換えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、一つのフィルタ回路を送信経路と受信経路で共用しているので、従来例のように送信経路と受信経路に各々専用のフィルタ回路を設ける場合と比較して、回路規模の減少による小型化並びに低消費電力化が図れる。しかも、送信信号を増幅する増幅器と受信信号を増幅する増幅器を一つの増幅器で兼用することができて回路規模がさらに減少できる。
請求項2の発明によれば、送信経路と受信経路をスイッチで切り換える場合に比較して切換に伴う信号の減衰を減少させることができる。
請求項の発明によれば、受信感度の向上が図れる。
請求項の発明によれば、経路の切換に伴って復調部に入力するノイズを低減することができる。
請求項の発明によれば、送信経路と受信経路が短絡して閉ループが形成されるのを防ぎ、安定した通信が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に説明する各実施形態では、TDMA(時分割多重接続)方式を採用した通信システムに用いられる通信装置について例示するが、例えば、CSMA(キャリア検知接続)方式を採用した通信システムに用いられる通信装置にも本発明の技術思想を適用することは可能である。
(実施形態1)
本実施形態の通信装置は、図1(a)に示すように送信データをディジタル変調する変調部1と、変調部1で変調されたディジタルの送信信号をアナログの送信信号に変換するD/A変換部2と、アナログ信号に含まれる高周波数成分を除去するフィルタ回路3と、伝送路Lsを介して受信するアナログの受信信号をディジタルの受信信号に変換するA/D変換部4と、A/D変換部4で変換されたディジタルの受信信号から受信データを復調する復調部5と、フィルタ回路3から出力されるアナログ信号を増幅する増幅器6と、D/A変換部2からフィルタ回路3を介してアナログの送信信号を伝送路Lsに送信する送信経路と伝送路Lsから受信するアナログの受信信号をフィルタ回路3を介してA/D変換部4に入力する受信経路とを択一的に切り換える送受信経路切換手段とを備えている。
送信時においては、変調部1でディジタル変調された送信信号がD/A変換部2でディジタル−アナログ変換され、フィルタ回路3を介して増幅器6で所望の信号レベルまで増幅された後に伝送路Lsに送信される。また、受信時においては、伝送路Lsから受信した受信信号がフィルタ回路3を介して増幅器6で所望の信号レベルまで増幅された後にA/D変換部4でアナログ−ディジタル変換されて復調部5にてディジタル復調される。従来例で説明したように、ディジタル−アナログ変換された送信信号に含まれる高周波数の折り返し雑音が低域通過特性を有するフィルタ回路3で除去され、同様に、受信信号における折り返し雑音の影響を抑制するため、A/D変換部4の前段でフィルタ回路3によって不要な高周波数成分を除去している。
送受信経路切換手段は、伝送路Lsに接続された常閉接点7a、D/A変換部2の出力端に接続された常開接点7b、フィルタ回路3の入力端に接続された共通接点7cを有したアナログスイッチからなる第1切換部7と、伝送路Lsに接続された常開接点8b、A/D変換部4の入力端に接続された常閉接点8a、増幅器6の出力端に接続された共通接点8cを有したアナログスイッチからなる第2切換部8と、第1切換部7並びに第2切換部8を切換制御するための切換信号を出力する制御部9とで構成される。但し、本実施形態においては変調部1、復調部5、制御部9が一つの集積回路ICとして構成されている。
ここで、制御部9が切換信号を出力していないときは第1切換部7並びに第2切換部8の各共通接点7c,8cが何れも常閉接点7a,8aに切換接続されているため、伝送路Ls→第1切換部7→フィルタ回路3→増幅器6→第2切換部8→A/D変換部4→復調部5の経路(受信経路)が形成される。一方、制御部9が切換信号を出力しているときは第1切換部7並びに第2切換部8の各共通接点7c,8cが何れも常開接点7b,8bに切換接続されるため、変調部1→D/A変換部2→第1切換部7→フィルタ回路3→増幅器6→第2切換部8→伝送路Lsの経路(送信経路)が形成される。すなわち、本実施形態では送信と受信とで同一の伝送路Lsを使用していることから送信動作と受信動作が択一的にしか行われず、しかも、D/A変換部2とA/D変換部4とでサンプリング周波数も共通であるから、アナログ信号(アナログの送信信号並びにアナログの受信信号)から不要な高周波成分を除去するためのフィルタ特性も同一でよく、そのために送信系と受信系とでフィルタ回路3を共用することができる。
本実施形態の通信装置が用いられる通信システムではTDMA方式の通信を行っているから、図1(b)に示すように図示しない同期信号で規定される複数のタイムスロットTM1,TM2,…で信号が伝送される。そして、受信用のタイムスロットTM1が終了して送信用のタイムスロットTM2が開始する前に制御部9が切換信号を出力して受信経路から送信経路に切り換えるとともに、送信用のタイムスロットTM2が終了して受信用のタイムスロットTM3が開始する前に制御部9は切換信号の出力を停止して送信経路から受信経路に切り換えるのである。
上述のように本実施形態では一つのフィルタ回路3を送信経路と受信経路で共用しているので、従来例のように送信経路と受信経路に各々専用のフィルタ回路を設ける場合と比較して回路規模が減少して通信装置の小型化が図れるとともに、フィルタ回路3が一つで済むことから従来例に比べて低消費電力化が図れる。なお、本実施形態ではフィルタ回路3だけでなく増幅器6も共用しているが、必要に応じて送信経路と受信経路に各々別個に増幅器を設けて送信信号と受信信号を個別に増幅しても構わない。
(実施形態2)
本実施形態は、制御部9とともに送受信経路切換手段を構成する第1切換部10並びに第2切換部11の構成に特徴があり、他の構成については実施形態1と共通である。従って、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第1切換部10は、伝送路Lsに入力端が接続されるとともに出力端がフィルタ回路3の入力端に接続されたバッファアンプ10aと、D/A変換部2の出力端に入力端が接続されるとともに出力端がフィルタ回路3の入力端に接続されたバッファアンプ10bとで構成される。2つのバッファアンプ10a,10bは制御部9から出力される切換信号によって動作状態がオン・オフ(オフの時に出力インピーダンスが相対的に高くなり、オンの時に出力インピーダンスが相対的に低くなる)するものであって、制御部9から切換信号が出力されないときはバッファアンプ10aがオン、バッファアンプ10bがオフになり、制御部9から切換信号が出力されているとバッファアンプ10aがオフ、バッファアンプ10bがオンになる。
第2切換部11は、伝送路Lsに出力端が接続されるとともに入力端が増幅器6の出力端に接続されたバッファアンプ11aと、A/D変換部4の入力端に出力端が接続されるとともに入力端が増幅器6の出力端に接続されたバッファアンプ11bとで構成される。2つのバッファアンプ11a,11bは制御部9から出力される切換信号によって動作状態がオン・オフされるものであって、制御部9から切換信号が出力されないときはバッファアンプ11aがオフ、バッファアンプ11bがオンになり、制御部9から切換信号が出力されているとバッファアンプ11aがオン、バッファアンプ11bがオフになる。
而して、図2(b)に示すように受信用のタイムスロットTM1が終了して送信用のタイムスロットTM2が開始する前に制御部9が切換信号を出力すると、第1切換部10ではバッファアンプ10aがオフ、バッファアンプ10bがオンになるとともに第2切換部11ではバッファアンプ11aがオン、バッファアンプ11bがオフとなることで変調部1→D/A変換部2→第1切換部10(バッファアンプ10b)→フィルタ回路3→増幅器6→第2切換部11(バッファアンプ11a)→伝送路Lsの経路(送信経路)が形成されて受信経路から送信経路に切り換えることができる。一方、送信用のタイムスロットTM2が終了して受信用のタイムスロットTM3が開始する前に制御部9が切換信号の出力を停止すると、第1切換部10ではバッファアンプ10aがオン、バッファアンプ10bがオフになるとともに第2切換部11ではバッファアンプ11aがオフ、バッファアンプ11bがオンとなることで伝送路Ls→第1切換部10(バッファアンプ10a)→フィルタ回路3→増幅器6→第2切換部11(バッファアンプ11b)→A/D変換部4→復調部5の経路(受信経路)が形成されて送信経路から受信経路に切り換えることができる。
上述のように本実施形態によれば、バッファアンプ10a,10b,11a,11bのオン・オフで送信経路と受信経路を択一的に切り換えているので、実施形態1のようにアナログスイッチを用いる場合と比較して切換に伴う信号の減衰を減少させることができる。なお、実際にはオフ時においても完全に信号が遮断されるわけではなく、僅かに通過してしまう信号が存在する。故に、送信時おいて第1切換部10のバッファアンプ10aを介して送信経路に戻ってくる信号成分が存在するが、かかる信号成分は第1切換部10のバッファアンプ10bの出力インピーダンスが低いために減衰されて送信信号に影響は及ばない。
ここで、フィルタ回路3の出力端に接続される増幅器6を利得調整可能な増幅回路で構成し、制御部9から出力される切換信号によって利得を調整するようにしてもよい(図3参照)。例えば、切換信号が出力されていないとき(受信経路に切り換えられているとき)は増幅器6の利得を相対的に高い値に設定し、切換信号が出力されているとき(送信経路に切り換えられているとき)は増幅器6の利得を相対的に低い値に設定すればよい。このような構成を採用すれば、送信経路並びに受信経路にそれぞれ個別に増幅器を設ける必要がないから回路規模をさらに減少させることができる
(実施形態3)
本実施形態は、図4に示すようにフィルタ回路3の出力端に接続される増幅器6を利得調整可能な増幅回路で構成するとともに制御部9の制御下で増幅器6の利得を調整する点に特徴があり、他の構成については実施形態2と共通である。従って、実施形態2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
制御部9ではA/D変換部4から復調部5に入力するディジタルの受信信号の信号パワーを演算し、その演算結果に応じて、受信信号の信号レベルが所望の値となるように利得制御信号を増幅器6に出力して増幅器6の利得を調整している。例えば、利得制御信号として2ビットのデータを送信する場合、増幅器6の利得を最も小さい値G1から最も大きい値G4まで4段階(G1<G2<G3<G4)に調整することができる。ここで、増幅器6では利得制御信号が入力されていないときは利得を初期値(最小値G1)に設定している。制御部9は、受信経路に切り換えた当初に受信信号の信号パワーを演算し、当該演算値を所定の基準値と比較して両者の差を減少できる利得(G1又はG2又はG3又はG4)に設定するための利得制御信号を増幅器6に出力する。その結果、復調部5に入力する受信信号の信号パワーを常に略一定レベルに調整することができて受信感度の向上が図れる。なお、利得の最小値G1を送信信号の信号レベルを所望の値とするのに充分な値としておけば、送信経路に切り換えているときに制御部9から利得制御信号を出力しないことで送信信号の利得調整が可能である。
(実施形態4)
本実施形態は、図5に示すように入力端が増幅器6の出力端に接続されるとともに出力端が伝送路Lsに接続されたバッファアンプ11aのみで第2切換部11を構成している点に特徴があり、他の構成については実施形態2と共通である。従って、実施形態2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように増幅器6の出力端が直接A/D変換部4の入力端に接続されることでフィルタ回路3の出力端からA/D変換部4に至る経路が常時形成されている。なお、集積回路IC内では復調部5から変調部1へ信号がフィードバックされないため、このようにフィルタ回路3の出力端からA/D変換部4に至る経路が常時形成されていても不都合は生じない。但し、増幅器6の出力端を直接A/D変換部4の入力端に接続する代わりに、増幅器6の出力端に入力端が接続されるとともにA/D変換部4の入力端に出力端が接続されたバッファアンプ(実施形態2におけるバッファアンプ11bに相当)を常時動作状態とするようにしても構わない。
而して、実施形態2の構成では第2切換部11を構成しているバッファアンプ11bの動作状態が切り換えられるときにノイズが発生し、当該ノイズがA/D変換部4を介して復調部5に入力された場合に誤動作(例えば、受信信号の信号パワー演算における誤動作など)が生じる虞があるが、本実施形態ではフィルタ回路3の出力端からA/D変換部4に至る経路が常時形成されているので、経路の切換に伴って復調部5に入力するノイズを低減することができる。なお、経路の切換に伴って生じるノイズを除去可能なフィルタ特性をフィルタ回路3に持たせれば、復調部5に入力するノイズをさらに低減することができる。
(実施形態5)
本実施形態は、制御部9が第1切換部10並びに第2切換部11を制御する方法に特徴があり、他の構成については実施形態2と共通である。従って、実施形態2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
制御部9は、図6(a)に示すように第1切換部10を切換制御するための第1切換信号と、第2切換部11を切換制御するための第2切換信号とを個別に出力するように構成されている。第1切換部10では、制御部9から第1切換信号が出力されていないときにバッファアンプ10aがオン、バッファアンプ10bがオフになり、制御部9から第1切換信号が出力されているとバッファアンプ10aがオフ、バッファアンプ10bがオンになる。また第2切換部11では、制御部9から第1切換信号が出力されないときにバッファアンプ11aがオフ、バッファアンプ11bがオンになり、制御部9から第2切換信号が出力されているとバッファアンプ11aがオン、バッファアンプ11bがオフになる。従って、図6(b)に示すように制御部9から第1切換信号が出力されるとともに第2切換信号が出力されなければ送信経路に切り換えられ、制御部9から第2切換信号が出力されるとともに第1切換信号が出力されなければ受信経路に切り換えられることになる。
ここで、実施形態2では送信経路と受信経路の切換時にフィルタ回路3並びに増幅器6を介して閉ループが形成されてしまう虞がある。そこで本実施形態では、図6(b)に示すように送信経路と受信経路を切り換える際、制御部9が第1切換信号及び第2切換信号を何れも出力しない期間(デッドタイム)DTを設けるようにしている。かかるデッドタイムDTにおいては、第1切換部10のバッファアンプ10bと第2切換部11のバッファアンプ11aが何れもオフしているため、上述のようにフィルタ回路3並びに増幅器6を介して閉ループが形成されるのを防ぐことができて安定した通信が可能となる。
(a)は本発明の実施形態1を示す回路ブロック図、(b)は動作説明用のタイムチャートである。 (a)は本発明の実施形態2を示す回路ブロック図、(b)は動作説明用のタイムチャートである。 同上の他の回路ブロック図である。 本発明の実施形態3を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態4を示す回路ブロック図である。 (a)は本発明の実施形態5を示す回路ブロック図、(b)は動作説明用のタイムチャートである。 従来例を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1 変調部
2 D/A変換部
3 フィルタ回路
4 A/D変換部
5 復調部
7 第1切換部
8 第2切換部
9 制御部

Claims (5)

  1. 送信データをディジタル変調する変調部と、変調部で変調されたディジタルの送信信号をアナログの送信信号に変換するD/A変換部と、アナログ信号に含まれる高周波数成分を除去するフィルタ回路と、伝送路を介して受信するアナログの受信信号をディジタルの受信信号に変換するA/D変換部と、A/D変換部で変換されたディジタルの受信信号から受信データを復調する復調部と、D/A変換部からフィルタ回路を介してアナログの送信信号を伝送路に送信する送信経路と伝送路から受信するアナログの受信信号をフィルタ回路を介してA/D変換部に入力する受信経路とを択一的に切り換える送受信経路切換手段とを備え、送受信経路切換手段は、送信経路又は受信経路の経路に応じた利得でフィルタ回路から出力されるアナログ信号を増幅する可変利得型の増幅器を有することを特徴とする通信装置。
  2. 送受信経路切換手段は、送信経路におけるフィルタ回路の入力側並びに出力側に設けられた一対のアンプと、受信経路におけるフィルタ回路の入力側並びに出力側に設けられた一対のアンプとを有し、これら各一対のアンプの動作をオン・オフ制御することで送信経路と受信経路を択一的に切り換えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 送受信経路切換手段は、受信経路に切り換えているときは受信信号の信号レベルに応じた利得を前記増幅器に設定し、送信経路に切り換えているときは所定の利得を前記増幅器に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 送受信経路切換手段は、フィルタ回路の出力端からA/D変換部に至る経路を常時形成することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 送受信経路切換手段は、送信経路と受信経路を切り換える際に何れの経路も形成されない状態を経由して送信経路又は受信経路に切り換えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の通信装置
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