JP4892368B2 - 定電荷出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、1個のクロック信号入力に対して所定の正確な量の電荷を出力する定電荷出力回路に関するものである。
図9に、従来のD/A変換回路の一例を示す。入力端子in10〜in13に入力するデジタルデータは、4ビットである。このD/A変換回路は、4個のインバータINV10〜INV13と4個の抵抗R10〜R13からなり、出力端子outには負荷側のキャパシタ(図示せず)が接続される。
このD/A変換回路は加算回路として機能し、4つの入力信号が“L”であれば出力端子outはVDDに、1つの入力信号が“H”であれば3/4・VDDに、2つの入力信号が“H”であれば1/2・VDDに、3つの入力信号が“H”であれば1/4・VDDに、4つの入力信号が“H”であればGNDに、ぞれぞれレベルが決まる。抵抗R10〜R13と負荷キャパシタ(図示せず)によりフィルタが構成されるため、入力信号のデジタル値がアナログ値に変換される。このようなD/A回路は、非特許文献1に記載されている。
菊池正典著、「やさしく分かる半導体」、株式会社日本実業出版社、2001年5月20日、139頁。
ところが、上記従来のD/A変換回路では、連続した論理データのタイミングずれによりグリッチが発生してエラーが発生する。また、クロックジッタによってタイミング毎に積分される時間が異なると、論理値と異なる出力電圧値となり、エラー分が発生するという問題があった。
図10はグリッチによるエラー発生の説明図である。各インバータINV10〜INV13の出力電圧out10〜out13が図示の通りである場合は、合成した出力電圧Voは、理想的には(a)に示すように1/2・VDDとなるべきであるが、現実では各データのタイミングずれによりグリッチが生じ、(b)に示すように、ノイズ成分が含まれてしまい、エラーが発生する。
図11はクロックジッタによるエラー発生の説明図である。理想的には(a)に示すように積分電圧が変化すべきであるが、現実ではジッタによるデータ幅の時間差の分だけ出力電圧Voに差分が生じ、(b)に示すように、エラーが積分電圧に現れる。
本発明の目的は、1個のクロック信号入力に対して所定の正確な量の電荷を出力させるようにして、グリッチやクロックジッタによるエラーが発生しないようにした定電荷出力回路を提供することである。
請求項1に係る発明の定電荷出力回路は、ソース又はエミッタが第1の電源に接続された基準側トランジスタと出力側トランジスタからなり該出力側トランジスタのドレイン又はコレクタが出力端子に接続されたカレントミラー回路と、該カレントミラー回路の前記基準側トランジスタのドレイン又はコレクタと第2の電源との間に直列接続された第1のスイッチおよびキャパシタと、該キャパシタに並列接続された第2のスイッチと、前記第1のスイッチをOFFし前記第2のスイッチをONした状態から、前記第1のスイッチをONすると共に前記第2のスイッチをOFFし、又は前記第2のスイッチをOFFした後に第1のスイッチをONする制御回路と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の定電荷出力回路において、前記制御回路は、前記第1のスイッチがONし且つ第2のスイッチがOFFしている期間が、前記キャパシタの両端の電圧が前記第1の電源と前記第2の電源の間の電位差から前記基準側トランジスタの閾値電圧を差し引いた電圧に充電されるまでの時間よりも長くなるよう制御することを特徴とする。
請求項3に係る発明の定電荷出力回路は、ソース又はエミッタが第1の電源に接続された基準側トランジスタと出力側トランジスタからなり該出力側トランジスタのドレイン又はコレクタが出力端子に接続された第1のカレントミラー回路と、ソース又はエミッタが第2の電源に接続された基準側トランジスタと出力側トランジスタからなり該出力側トランジスタのドレイン又はコレクタが前記出力端子に接続された第2のカレントミラー回路と、前記第1のカレントミラー回路の前記基準側トランジスタのドレイン又はコレクタと前記第2のカレントミラー回路の前記基準側トランジスタのドレイン又はコレクタとの間に直列接続された第1および第3のスイッチと、第4のスイッチが前記第1の電源側、第5のスイッチが前記第2の電源側となるように、前記第1の電源と前記第2の電源の間に直列接続された第4および第5のスイッチと、前記第1および第3のスイッチの共通接続点と前記第4および第5のスイッチの共通接続点との間に接続されたキャパシタと、該キャパシタに並列接続された第2のスイッチと、前記第1、第3、第4、第5のスイッチをOFFし前記第2のスイッチをONした状態から、前記第1および第5のスイッチをONすると共に前記第2のスイッチをOFFし、あるいは前記第2のスイッチをOFFした後に第1および第5のスイッチをONし、又は、前記第1、第3、第4、第5のスイッチをOFFし前記第2のスイッチをONした状態から、前記第3および第4のスイッチをONすると共に前記第2のスイッチをOFFし、あるいは前記第2のスイッチをOFFした後に第3および第4のスイッチをONする制御回路と、を備えたことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の定電荷出力回路において、前記制御回路は、前記第1および第5のスイッチがONし且つ第2のスイッチがOFFしている期間が、前記キャパシタの両端の電圧が前記第1の電源と前記第2の電源の間の電位差から前記第1のカレントミラー回路の基準側トランジスタの閾値電圧を差し引いた電圧に充電されるまでの時間よりも長くなるよう制御し、前記第3および第4のスイッチがONし且つ第2のスイッチがOFFしている期間が、前記キャパシタの両端の電圧が前記第1の電源と前記第2の電源の間の電位差から前記第2のカレントミラー回路の基準側トランジスタの閾値電圧を差し引いた電圧に充電されるまでの時間よりも長くするよう制御する、ことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4に記載の定電荷出力回路において、前記第1の電源と前記キャパシタとの間において、前記第4のスイッチに直列に、前記第1のカレントミラー回路を構成するトランジスタと同極性のトランジスタからなる第1のダイオードを接続し、前記第2の電源と前記キャパシタとの間において、前記第5のスイッチに直列に、前記第2のカレントミラー回路を構成するトランジスタと同極性のトランジスタからなる第2のダイオードを接続した、ことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項3、4又は5に記載の定電荷出力回路において、前記第1および第2のカレントミラー回路の前記出力側トランジスタをそれぞれ複数とし、該各複数の出力側トランジスタのドレイン又はコレクタを、前記制御回路によりON/OFF制御される個々のスイッチを介して前記出力端子に接続した、ことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項3、4又は5に記載の定電荷出力回路において、前記第1のカレントミラー回路に前記出力側トランジスタと別の第2の出力側トランジスタを接続し、前記第2のカレントミラー回路に前記出力側トランジスタと別の第3の出力側トランジスタを接続し、前記第1のカレントミラー回路と前記第1のスイッチとの間に、前記第1のカレントミラー回路と縦続接続される第3のカレントミラー回路を設け、前記第2のカレントミラー回路と前記第3のスイッチとの間に、前記第2のカレントミラー回路と縦続接続される第4のカレントミラー回路を設け、前記第1のカレントミラー回路の前記第2の出力側トランジスタのドレイン又はコレクタと前記出力端子との間に第1のトランスミッションゲートを接続し、前記第2のカレントミラー回路の前記第3の出力側トランジスタのドレイン又はコレクタと前記出力端子との間に第2のトランスミッションゲートを接続し、前記第3のカレントミラー回路のゲート又はベースと前記第1の電源との間に、前記第1のトランスミッションゲートのON/OFFを制御する第1および第2のCMOSインバータを接続して、該第1および第2のCMOSインバータを前記制御回路により制御し、前記第4のカレントミラー回路のゲート又はベースと前記第2の電源との間に、前記第2のトランスミッションゲートのON/OFFを制御する第3および第4のCMOSインバータを接続して、該第3および第4のCMOSインバータを前記制御回路により制御する、ことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、請求項2に係る発明のように制御回路を制御することで、1クロック信号当りの出力電荷量を一定値とすることができ、1クロック信号に対して正確な量の電荷を出力させるので、クロックジッタの影響を受け難くすることができる。
請求項3に係る発明によれば、出力電荷の極性を切り替えることができ、このとき共通のキャパシタを使用するので、請求項4に係る発明のように制御回路を制御することで、吐出電荷量と吸込み電荷量を同一とすることができる。
請求項5に係る発明によれば、いずれの極性の出力電荷であっても、トランジスタの極性によった誤差が発生することを防止することができる。
請求項6に係る発明によれば、複数の出力電荷を加算又は減算するとき、第1又は第2のカレントミラー回路の複数の出力側トランジスタの内の所定数が選択されてから、第1又は第2のカレントミラー回路の基準側トランジスタに電流が流れることにより、前記選択された出力側トランジスタより同時に電荷が出力されるので、多ビットにより制御する際のグリッチの発生を回避できる。
請求項7に係る発明によれば、第1乃至第4のカレントミラー回路を精度高く動作させることが可能となる。
<第1の実施例>
図1は本発明の第1の実施例の定電荷出力回路の構成を示す回路図である。M1,M2はカレントミラーミラー比がAのカレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタであり、その基準側トランジスタM1のドレインとGNDとの間にスイッチSW1とキャパシタC1が直列接続され、そのキャパシタC1には並列にスイッチSW2が接続されている。そして、これらスイッチSW1,SW2は、入力するクロック信号clockに応じて、制御回路10により、そのON/OFFが制御される。
本実施例では、クロック信号clockが“L”のとき、まず、スイッチSW2がON、スイッチSW1がOFFになり、キャパシタC1の両端を同電位にしてその電荷を消滅させる。次に、クロック信号clockが“H”になると、スイッチSW2がOFFになり、その後(又は同時)にスイッチSW1がONになって、トランジスタM1に流れるドレイン電流がキャパシタC1に充電される。この後に、キャパシタC1の両端の電圧が、VDDよりもトランジスタM1の閾値電圧Vthだけ低い電圧にまで達すると、そのキャパシタC1への充電が終了する。この間、トランジスタM2を通して出力信号outとして出力する電荷の合計は、キャパシタC1に充電された電荷量のカレントミラー比Aに等しくなる。
したがって、スイッチSW2がOFFし、スイッチSW1がONしている期間をTaとし、キャパシタC1の両端の電圧がGNDからVDDよりもトランジスタM1の閾値電圧Vthだけ低い電圧にまで達する時間をTbとすると、Ta≧Tbが確保されている限り、トランジスタM2から出力される電荷量は正確な一定値となる。
以上から、クロック信号clockの“H”の期間にバラツキがあっても、その期間が上記した期間Tbよりも長い限り、その“H”の期間の影響は受けない。つまり、この条件下では、クロックジッタの影響を受けることなく、クロック信号clockが“H”になるごとに、正確な一定量の電荷を出力する。
したがって、例えば、PWM信号のパルス幅(クロック信号clockの周期の整数倍)に応じて、前段の回路(図示せず)によって、クロック信号clockの制御回路10への入力をON/OFFすれば、トランジスタM2から出力する電荷量の合計が、PWM信号のパルス幅に正確に応じた電荷量となり、その負荷をキャパシタとすれば、PWM信号のパルス幅に応じた積分電圧を得ることができる。
図2は第1の実施例の変形例の定電荷出力回路の構成を示す回路図である。これは、カレントミラー比がAのカレントミラー回路としてNMOSトランジスタMN3,MN4を使用し、トランジスタM3のドレインとVDDの電源ラインとの間にキャパシタC1とスイッチSW3を直列接続したものである。
ここでは、クロック信号clockに応じて、スイッチSW2,SW3のON/OFFを制御する。本実施例では、クロック信号clockが“L”のとき、まず、スイッチSW2がON、スイッチSW3がOFFになり、キャパシタC1の両端を同電位にしてその電荷を消滅させる。次に、クロック信号clockが“H”になると、スイッチSW2がOFFになり、その後(又は同時)にスイッチSW3がONになって、トランジスタM3に流れるドレイン電流がキャパシタC1に充電される。この変形例は、出力信号が図1の回路の吐出電流に対して、吸込電流となる点が異なるが、他は同じである。
なお、以上の図1,図2の動作は、クロック信号clockの“H”と“L”で逆の動作が行われるようにしてもよい。つまり、“L”の期間にキャパシタC1が充電されるようにしてもよい。
<第2の実施例>
図3は本発明の第2の実施例の定電荷出力回路の構成を示す回路図である。これは、図1の定電荷出力回路と図2の定電荷出力回路とを組み合わせて、両極性の出力信号を得ることができるようにしたものである。キャパシタC1は共通である。トランジスタM1,M2は請求項の第1のカレントミラー回路、トランジスタM3,M4は請求項の第2のカレントミラー回路に相当する。
トランジスタM2から出力電流を取り出すときは、スイッチSW1,SW2,SW5のON/OFFを制御し、スイッチSW3,SW4をOFFのままとする。また、トランジスタM4から出力電流を取り出すときは、スイッチSW2,SW3,SW4のON/OFFを制御し、スイッチSW1,SW5をOFFのままとする。トランジスタM2から吐出電流を取り出すか、トランジスタM4から吸込電流を取り出すかは、極性信号push/pullに応じて制御回路12によって制御する。
図4に図3の回路の動作の波形図を示した。本実施例では、キャパシタC1が共通であるので、吐出信号push_outと、吸込信号pull_outの両者で、電荷量が等しくなる。本実施例では、極性信号push/pullを1ビットの入力デジタル信号とすれば、クロック信号clockに同期して、入力信号push/pullが“L”のとき、吸込信号pull_outが出力し、“H”のとき吐出信号push_outが出力する。
したがって、吸込信号pull_outと、吐出信号push_outを共通の負荷に供給し、極性信号push/pullとして入力される信号をPWM信号とすれば、そのPWM信号の“L”期間がクロック信号clockの2個分であるとすると、吸込信号pull_outが2回続けて出力し、出力電圧が2段だけ低下する。また、そのPWM信号の“H”期間がクロック信号clockの3個分であるとすると、吐出信号push_outが3回続けて出力し、出力電圧が3段だけ上昇する。
<第3の実施例>
図5は本発明の第3の実施例の定電荷出力回路の構成を示す回路図である。ここでは、図3におけるスイッチSW4とVDDの電源ラインとの間にダイオード接続のPMOSトランジスタM5を接続し、スイッチSW5とGNDの接地ラインとの間にダイオード接続のNMOSトランジスタM6を接続し、トランジスタM2,M4のドレインを出力信号outを取り出す端子に共通接続したものである。
前記した図3の回路では、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタの閾値電圧が異なる場合、吐出電荷量と吸込電荷量に差分が生じる。これに対し、図5の回路では、キャパシタC1への充電時に、その両端に印加する電圧が電荷吐出時と電荷吸込時で同一となるので、吐出電荷量と吸込電荷量を同一にすることができる。このように、本実施例では、相補トランジスタを使用するにも拘わらず、トランジスタの特性の差が出力電荷に及ぼす影響がなくなる。動作は図3と全く同じである。
<第4の実施例>
図6は本発明の第4の実施例の定電荷出力回路の構成を示す回路図である。ここでは、図5の回路に対して、トランジスタM1とカレントミラー回路を構成する出力側トランジスタM7、およびトランジスタM3とカレントミラー回路を構成する出力側トランジスタM8を追加し、またスイッチSW6〜SW9を追加したものである。そして、倍率信号ampの値に応じて制御回路13によりスイッチSW6〜SW9を制御し、出力信号outの電荷量と極性を切り替え可能とすることにより、マルチビットの変換を実現可能としたものである。
本実施例では、図7に示すように、倍率信号ampに応じて、スイッチSW6〜SW9を所定の状態に切り替えておく。例えば、トランジスタM1,M2,M7,M4,M3,M8のミラー比がいずれもAであるとすると、スイッチSW6をON、SW8をOFFにしておけば、吐出電流はキャパシタC1への充電電荷量のA倍であり、スイッチSW6とSW8をONにしておけば、2A倍となる。また、スイッチSW7をON、SW9をOFFにしておけば、吸込電流はキャパシタC1への充電電荷量のA倍であり、スイッチSW7とSW9をONにしておけば、2A倍となる。
このため、倍率信号ampを1ビットデータとし、極性信号push/pullを別の1ビットデータとすれば、この2ビットデータによって、キャパシタC1に充電される電荷量に対して、+A倍、+2A倍、−A倍、−2A倍の4種類の電荷量を選択的に出力させることができるので、2ビットの入力データをD/A変換できる。このとき、キャパシタC1への電荷充電の開始点は共通であり、終了点も共通であるので、従来例で発生していた各ビットのデータの信号経路の時間差によって発生するグリッチの影響をなくすことができる。
<第5の実施例>
図8は第5の実施例の定電荷出力回路の構成を示す回路図である。ここでは、制御回路14はインバータINV1〜INV8、ナンド回路NAND1,NAND2、ノア回路NOR1から構成されている。M11〜M13,M19〜M21,M25,M26,M29,M31,M35,M37,M38,M39,M41,M43,M45,M49,M51〜M53,M55はPMOSトランジスタであり、他のトランジスタはNMOSトランジスタである。
図6の回路との対比では、トランジスタM11,M12はトランジスタM5に相当し、トランジスタM13はスイッチSW4に相当し、トランジスタM14はスイッチSW5に相当し、トランジスタM15,M16はトランジスタM6に相当し、トランスミッションゲートを構成するトランジスタM17,M18はスイッチSW2に相当し、トランジスタM19はトランジスタM1に相当し、トランジスタM21はスイッチSW1に相当し、トランジスタM22はスイッチSW3に相当し、トランジスタM24はトランジスタM3に相当し、トランジスタM25はトランジスタM2に相当し、トランジスタM28はトランジスタM4に相当し、トランジスタM35はトランジスタM7に相当し、トランジスタM36はトランジスタM8に相当する。
また、トランジスタM19,M25,M35,M49は第1のカレントミラー回路を構成し、トランジスタM24,M28,M36,M50は第2のカレントミラー回路を構成し、トランジスタM20,M26は第3のカレントミラー回路を構成し、トランジスタM23,M27は第4のカレントミラー回路を構成する。なお、トランジスタM19,M25,M35,M49はW/L比が互いに同じであり、トランジスタM20,M26もW/L比が互いに同じであり、トランジスタM24,M28,M36,M50もW/L比が互いに同じであり、トランジスタM23,M27もW/L比が互いに同じである。つまり、各カレントミラー回路のカレントミラー比Aはそれぞれ1である。
また、トランジスタM29とM30、M39とM40、M43とM44、M53とM54、M31とM32、M41とM42、M45とM46、M55とM56は、それぞれインバータを構成する。また、トランジスタM33とM37、M47とM51、M34とM38、M48とM52は、それぞれトランスミッションゲートを構成する。
さて、本実施例では、極性信号push/pull1、倍率信号amp1、倍率信号amp2を、それぞれ1ビットのデータ信号とすることで、クロック信号clockに同期して、3ビットの入力データをD/A変換することができる。
クロック信号clockが“L”のときは、トランジスタM17,M18がONとなってキャパシタC1の両端電位が等しくなり、“H”のときは、トランジスタM17,M18がOFFとなってキャパシタC1が充電可能となる。
極性信号push/pullが“L”のときは、トランジスタM13、M22がON、トランジスタM14,M21がOFFとなり、“H”のときは、トランジスタM13、M22がOFF、トランジスタM14,M21がONとなる。
倍率信号amp1が“L”のときは、トランジスタM33,37からなるトランスミッションゲートと、トランジスタM34,M38からなるトランスミッションゲートがONとなり、“H”のときはOFFとなる。つまり、倍率信号amp1が“L”のときは、トランジスタ26又はM27のドレイン電流に対して、トランジスタM35又はM36のドレイン電流が加算され、“H”のときは加算されない。
また、トランジスタamp2が“L”のときは、トランジスタM47,51からなるトランスミッションゲートと、トランジスタM48,M52からなるトランスミッションゲートがONとなり、“H”のときはOFFとなる。つまり、倍率信号amp2が“L”のときは、トランジスタM26又はM27のドレイン電流に対して、トランジスタM49又はM50のドレイン電流が加算され、“H”のときは加算されない。
したがって、例えば、極性信号push/pullが“H”、倍率信号amp1が“L”、倍率信号amp2が“H”のときは、キャパシタC1に充電される電荷の2倍の電荷が出力信号outとして吐き出される。以下、このときの動作を説明する。
クロック信号clockが“L”の時にトランスミッションゲートとして動作するトランジスタM17,M18がONとなり、キャパシタC1の両端電位を等しくし、トランスミッションゲートとして動作するトランジスタM33とM37,M34とM38がONし、トランジスタM47とM51、M48とM52がOFFとなり、トランジスタM49とM50のカレントミラー出力は停止し、トランジスタM13,M22はOFFに固定される。
次に、クロック信号clockが“H”になったときに、まずトランジスタM17,M18がOFFとなり、その後にトランジスタM14,M21がオンし、トランジスタM14のドレインはGNDからトランジスタM15とM16の合計ゲート・ソース間電圧分だけ高い電位に、またトランジスタM21のドレインはVDDよりトランジスタM19とM20の合計ゲート・ソース間電圧分だけ低い電位になって、キャパシタC1を充電する。
それと同時に、トランジスタM47,M51がOFFしているために電流を流せないトランジスタM49以外の、トランジスタM19からカレントミラーされるトランジスタM25,M35にもキャパシタC1を充電する電流が流れる。このとき、トランジスタM19,M25,M35のW/L比が等しいので、出力信号outとしては、キャパシタC1を充電するトランジスタM19の電流の2倍で電流が出力され、結果として、キャパシタC1に蓄えられる電荷の2倍の電荷が出力される。
以上は、キャパシタC1に充電される電荷量の2倍の電荷量が出力信号outとして吐き出される場合であるが、1倍の電荷量を吐き出す場合は、倍率信号amp1,amp2の両者に“H”を与えて、トランジスタM26のみから電荷が吐き出されるようにする。また、3倍の電荷量を吐き出す場合は、倍率信号amp1,amp2の両者に“L”を与えて、トランジスタM26,M35,M49から吐き出されるようにする。
また、キャパシタC1に充電される電荷量の1倍の電荷量が出力信号outとして吸い込まれるようにするには、極性信号push/pullに減算となる“L”を与えておく。そして、倍率入力信号amp1,amp2の両者に“H”を与えて、トランジスタM27のみから電荷が吸い込まれるようにする。また、2倍の電荷量を吸い込む場合は、倍率信号amp1に“L”を、amp2に“H”を、あるいは倍率信号amp1に“H”を、amp2に“L”を与えて、トランジスタM27とM36から、あるいはトランジスタM27とM50から吸い込まれるようにする。さらに、3倍の電荷量を吸い込む場合は、倍率入力信号amp1,amp2の両者に“L”を与えて、トランジスタM27,M36,M50から吸い込まれるようにする。
本実施形態では、1つの基準となるキャパシタC1を共通に使用し、カレントミラー回路の極性や倍率を切り替えて使用しているので、素子のばらつきの影響を受けにくい。
また、出力の倍率を切り替える倍率信号ampl,amp2を“L”として倍率を上げる場合に、スイッチとして動作するトランジスタM33と37、M47とM51のゲートにトランジスタM20のゲート電圧が印加し、トランジスタM34とM38、M48とM52のゲートにトランジスタM23のゲート電圧が加わるようになっているので、電流がミラーされるトランジスタM35とM49のドレイン電圧が、基準となるトランジスタM19のドレイン電圧と等しくなり、電流がミラーされるトランジスタM36とM50のドレイン電圧が、基準となるトランジスタM24のドレイン電圧と等しくなり、カレントミラーの動作精度が高くなる。
さらに、倍率切替にトランスミッションゲート(M33とM37、M47とM51、M34とM38、M48とM52)を用いることによってゲート・ドレイン間から漏れるスイッチ信号がキャンセルされる。
さらに、複数段のカレントミラー回路に合わせて、トランジスタM11,M12,M15,M16でバランスを取る(VDDとGND間に直列接続されるトランジスタの数を同数とする)構造になっているので、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタの特性が異なっていても、加算時と減算時でキャパシタC1にかかる電圧が等しくなるため、加算と減算での出力電荷量が等しくなり、また、チャネル長変調効果の影響を防ぐことができる。本発明はMOSトランジスタに代えてバイポーラトランジスタを使用することができ、この場合はアーリー効果の影響を防ぐことができる。
本発明の第1の実施例の定電荷出力回路である。 第1の実施例の変形例の定電荷出力回路である。 本発明の第2の実施例の定電荷出力回路である。 図3の定電荷出力回路の動作波形図である。 本発明の第3の実施例の定電荷出力回路である。 本発明の第4の実施例の定電荷出力回路である。 図6の定電荷出力回路の動作波形図である。 本発明の第5の実施例の定電荷出力回路である。 従来のD/A変換回路の構成を示す回路図である。 図9のD/A変換回路のグリッチの影響を示す波形図である。 図9のD/A変換回路のクロックジッタの影響を示す波形図である。
符号の説明
10〜14:制御回路

Claims (7)

  1. ソース又はエミッタが第1の電源に接続された基準側トランジスタと出力側トランジスタからなり該出力側トランジスタのドレイン又はコレクタが出力端子に接続されたカレントミラー回路と、
    該カレントミラー回路の前記基準側トランジスタのドレイン又はコレクタと第2の電源との間に直列接続された第1のスイッチおよびキャパシタと、
    該キャパシタに並列接続された第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチをOFFし前記第2のスイッチをONした状態から、前記第1のスイッチをONすると共に前記第2のスイッチをOFFし、又は前記第2のスイッチをOFFした後に第1のスイッチをONする制御回路と、
    を備えたことを特徴とする定電荷出力回路。
  2. 請求項1に記載の定電荷出力回路において、前記制御回路は、
    前記第1のスイッチがONし且つ第2のスイッチがOFFしている期間が、前記キャパシタの両端の電圧が前記第1の電源と前記第2の電源の間の電位差から前記基準側トランジスタの閾値電圧を差し引いた電圧に充電されるまでの時間よりも長くなるよう制御することを特徴とする定電荷出力回路。
  3. ソース又はエミッタが第1の電源に接続された基準側トランジスタと出力側トランジスタからなり該出力側トランジスタのドレイン又はコレクタが出力端子に接続された第1のカレントミラー回路と、
    ソース又はエミッタが第2の電源に接続された基準側トランジスタと出力側トランジスタからなり該出力側トランジスタのドレイン又はコレクタが前記出力端子に接続された第2のカレントミラー回路と、
    前記第1のカレントミラー回路の前記基準側トランジスタのドレイン又はコレクタと前記第2のカレントミラー回路の前記基準側トランジスタのドレイン又はコレクタとの間に直列接続された第1および第3のスイッチと、
    第4のスイッチが前記第1の電源側、第5のスイッチが前記第2の電源側となるように、前記第1の電源と前記第2の電源の間に直列接続された第4および第5のスイッチと、
    前記第1および第3のスイッチの共通接続点と前記第4および第5のスイッチの共通接続点との間に接続されたキャパシタと、
    該キャパシタに並列接続された第2のスイッチと、
    前記第1、第3、第4、第5のスイッチをOFFし前記第2のスイッチをONした状態から、前記第1および第5のスイッチをONすると共に前記第2のスイッチをOFFし、あるいは前記第2のスイッチをOFFした後に第1および第5のスイッチをONし、又は、前記第1、第3、第4、第5のスイッチをOFFし前記第2のスイッチをONした状態から、前記第3および第4のスイッチをONすると共に前記第2のスイッチをOFFし、あるいは前記第2のスイッチをOFFした後に第3および第4のスイッチをONする制御回路と、
    を備えたことを特徴とする定電荷出力回路。
  4. 請求項3に記載の定電荷出力回路において、前記制御回路は、
    前記第1および第5のスイッチがONし且つ第2のスイッチがOFFしている期間が、前記キャパシタの両端の電圧が前記第1の電源と前記第2の電源の間の電位差から前記第1のカレントミラー回路の基準側トランジスタの閾値電圧を差し引いた電圧に充電されるまでの時間よりも長くなるよう制御し、
    前記第3および第4のスイッチがONし且つ第2のスイッチがOFFしている期間が、前記キャパシタの両端の電圧が前記第1の電源と前記第2の電源の間の電位差から前記第2のカレントミラー回路の基準側トランジスタの閾値電圧を差し引いた電圧に充電されるまでの時間よりも長くするよう制御する、
    ことを特徴とする定電荷出力回路。
  5. 請求項3又は4に記載の定電荷出力回路において、
    前記第1の電源と前記キャパシタとの間において、前記第4のスイッチに直列に、前記第1のカレントミラー回路を構成するトランジスタと同極性のトランジスタからなる第1のダイオードを接続し、
    前記第2の電源と前記キャパシタとの間において、前記第5のスイッチに直列に、前記第2のカレントミラー回路を構成するトランジスタと同極性のトランジスタからなる第2のダイオードを接続した、
    ことを特徴とする定電荷出力回路。
  6. 請求項3、4又は5に記載の定電荷出力回路において、
    前記第1および第2のカレントミラー回路の前記出力側トランジスタをそれぞれ複数とし、該各複数の出力側トランジスタのドレイン又はコレクタを、前記制御回路によりON/OFF制御される個々のスイッチを介して前記出力端子に接続した、
    ことを特徴とする定電荷出力回路。
  7. 請求項3、4又は5に記載の定電荷出力回路において、
    前記第1のカレントミラー回路に前記出力側トランジスタと別の第2の出力側トランジスタを接続し、
    前記第2のカレントミラー回路に前記出力側トランジスタと別の第3の出力側トランジスタを接続し、
    前記第1のカレントミラー回路と前記第1のスイッチとの間に、前記第1のカレントミラー回路と縦続接続される第3のカレントミラー回路を設け、
    前記第2のカレントミラー回路と前記第3のスイッチとの間に、前記第2のカレントミラー回路と縦続接続される第4のカレントミラー回路を設け、
    前記第1のカレントミラー回路の前記第2の出力側トランジスタのドレイン又はコレクタと前記出力端子との間に第1のトランスミッションゲートを接続し、
    前記第2のカレントミラー回路の前記第3の出力側トランジスタのドレイン又はコレクタと前記出力端子との間に第2のトランスミッションゲートを接続し、
    前記第3のカレントミラー回路のゲート又はベースと前記第1の電源との間に、前記第1のトランスミッションゲートのON/OFFを制御する第1および第2のCMOSインバータを接続して、該第1および第2のCMOSインバータを前記制御回路により制御し、
    前記第4のカレントミラー回路のゲート又はベースと前記第2の電源との間に、前記第2のトランスミッションゲートのON/OFFを制御する第3および第4のCMOSインバータを接続して、該第3および第4のCMOSインバータを前記制御回路により制御する、
    ことを特徴とする定電荷出力回路。
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