JP4891296B2 - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路装置の製造技術および半導体集積回路装置に関し、特に、デュアルダマシン(Dual-Damascene)法を用いた配線の形成に適用して有効な技術に関する。
近年の微細化された半導体集積回路装置の製造工程では、ダマシン(Damascene)法と呼ばれる微細配線形成方法が主流になりつつある。
ダマシン法は、半導体基板上の層間絶縁膜に微細な配線溝を形成した後、この配線溝の内部を含む層間絶縁膜上に金属膜を堆積し、次に化学的機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法を用いて配線溝の外部の金属膜を除去することにより、配線溝の内部に微細な埋込み配線を形成する方法である。
上記ダマシン法のうち、デュアルダマシン法と呼ばれる方法においては、層間絶縁膜に形成した配線溝の下部に下層配線接続用のビアホールを形成し、配線溝とビアホールとに同時に金属膜を埋め込んで配線を形成することにより、工程数の短縮を図っている。一方、あらかじめビアホールの内部に金属プラグを形成した後、配線溝の内部に埋込み配線を形成する方法は、シングルダマシン(Single-Damascene)法と呼ばれる。
埋込み配線用の金属材料としては、細線化しても高い信頼性が確保できるCu(銅)が主に使用されている。また、ダマシン法を用いて層間絶縁膜に埋込み配線を形成する場合は、隣接配線間に生じる容量を低減するために、層間絶縁膜を誘電率の低い絶縁材料で構成することが行われている。低誘電率材料からなる層間絶縁膜にダマシン法で埋込み配線を形成する技術については、例えば特開2004−221275号公報(特許文献1)や、特開2003−124307号公報(特許文献2)などに記載がある。
また、特開2003−163265号公報(特許文献3)には、シングルダマシン法により配線層を形成する場合、ビアホールの開口時にSiCN膜をレジストパターンの反射防止膜として使用する製造方法の開示がある。
特開2004−221275号公報 特開2003−124307号公報 特開2003−163265号公報
本発明者が検討したデュアルダマシン法による多層Cu配線の形成工程は、概略、次の通りである。
(工程1)まず、従来周知の方法を用いて半導体基板上に半導体素子を形成し、半導体素子の上部に下層配線を形成する。
(工程2)次に、下層配線の上部に層間絶縁膜を堆積し、層間絶縁膜上に反射防止膜を形成した後、反射防止膜上にフォトレジスト膜を形成する。フォトレジスト膜は、ビアホールパターンが形成されたフォトマスクを使って露光を行い、続いて現像を行うことにより、ビアホール形成領域が開口されたパターンを転写する。反射防止膜は、フォトレジスト膜を露光する際、下層配線の表面で反射した露光光がフォトレジスト膜に入射して、解像度の低下を防ぐために形成する。フォトレジスト膜の下層に形成する反射防止膜は、BARC(Bottom Anti Reflective Coating)とも呼ばれる。
(工程3)次に、フォトレジスト膜をマスクにして反射防止膜および層間絶縁膜をドライエッチングすることにより、層間絶縁膜にビアホールを形成する。続いて、フォトレジスト膜と反射防止膜とを除去し、ビアホールの内部に埋め込み剤を充填する。埋め込み剤は、反射防止膜とほぼ同一組成の絶縁材料からなる。ビアホールの内部に埋め込み剤を充填するには、ビアホールの内部を含む層間絶縁膜上に埋め込み剤を堆積した後、ビアホールの外部の埋め込み剤をエッチバックにより除去する。このエッチバックを行うと、ビアホールに充填された埋め込み剤の表面は、ほぼ平坦になり、かつ層間絶縁膜の表面とほぼ同じ高さになる。
(工程4)次に、層間絶縁膜上に第2の反射防止膜を形成し、この反射防止膜上に第2のフォトレジスト膜を形成する。第2のフォトレジスト膜は、配線溝パターンが形成されたフォトマスクを使って露光を行い、続いて現像を行うことにより、配線溝形成領域が開口されたパターンを転写する。次に、第2のフォトレジスト膜をマスクにして第2の反射防止膜をドライエッチングし、続いて層間絶縁膜をその途中までドライエッチングすることにより、ビアホールの上部に配線溝を形成する。
(工程5)次に、第2のフォトレジスト膜を除去した後、第2の反射防止膜を除去する。第2の反射防止膜を除去する際は、ビアホールに充填された埋め込み剤も除去し、ビアホールの底部に下層配線の表面を露出させる。その後、配線溝およびビアホールの内部にCu配線を形成する。Cu配線を形成するには、配線溝およびビアホールの内部を含む層間絶縁膜上にスパッタリング法またはメッキ法でCu膜を堆積した後、配線溝の外部のCu膜を化学的機械研磨法によって除去する。以下、上記した工程2〜工程5を繰り返すことによって、半導体基板上に多層Cu配線を形成する。
一般に、半導体基板上に形成される多層Cu配線は、上層の配線ほど幅および厚さが大きくなる。従って、上層の層間絶縁膜に形成されるビアホールも、下層の層間絶縁膜に形成されるビアホールに比べて径および深さが大きくなる。
ところが、ビアホールの径および深さが大きくなると、上記した工程3において、ビアホールの内部に埋め込み剤を良好に充填することが困難になる。そのため、ビアホールの内部を含む層間絶縁膜上に埋め込み剤を堆積した後、ビアホールの外部の埋め込み剤をエッチバックにより除去すると、ビアホールに充填された埋め込み剤の表面が平坦にならず、層間絶縁膜の表面との間に段差が生じる。その結果、次の工程4において、層間絶縁膜上に反射防止膜を均一に形成することができなくなるという問題が生じる。
本発明の目的は、デュアルダマシン法による多層Cu配線の形成を歩留まり良く行う技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、デュアルダマシン法による多層Cu配線の形成工程を簡略化することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体集積回路装置の製造方法は、(a)半導体基板の主面上に第1配線を形成する工程、(b)前記第1配線上に第1層間絶縁膜を形成する工程、(c)前記第1層間絶縁膜上に第1反射防止膜を形成し、前記第1反射防止膜上に第1レジストパターンを形成する工程、(d)前記第1レジストパターンをマスクにして、前記第1反射防止膜および前記第1層間絶縁膜をエッチングすることにより、前記第1層間絶縁膜中に前記第1配線に接続するための第1ビアホールを形成する工程、(e)前記第1レジストパターンおよび前記第1反射防止膜を除去する工程、(f)前記第1ビアホールの内部に第1埋め込み剤を充填する工程、(g)前記(f)工程の後、前記第1層間絶縁膜上に第2反射防止膜を形成し、前記第2反射防止膜上に第2レジストパターンを形成する工程、(h)前記第2レジストパターンをマスクにして、前記第1ビアホールが形成された領域を含む領域の前記第1層間絶縁膜をエッチングすることにより、前記第1層間絶縁膜中に、前記第1ビアホールと接続する第1配線溝を形成する工程、(i)前記第2レジストパターン、前記第2反射防止膜および前記第1埋め込み剤を除去する工程、(j)前記第1配線溝内および前記第1ビアホール内に第1金属膜を埋め込んで、前記第1配線溝内および前記第1ビアホール内に、第2配線および第1接続部を一体に形成する工程、(k)前記第2配線上に、中途部に第1絶縁膜を有する第2層間絶縁膜を形成する工程、(l)前記第2層間絶縁膜上に第3反射防止膜を形成し、前記第3反射防止膜上に第3レジストパターンを形成する工程、(m)前記第3レジストパターンをマスクにして、前記第3反射防止膜、前記第2層間絶縁膜および前記第1絶縁膜をエッチングすることにより、前記第2層間絶縁膜中に第2ビアホールを形成する工程、(n)前記第3レジストパターンおよび前記第3反射防止膜を除去する工程、(o)前記第2ビアホールの内部に第2埋め込み剤を充填する工程、(p)前記(o)工程の後、前記第2層間絶縁膜上に、反射防止膜を介することなく、第4レジストパターンを形成する工程、(q)前記第4レジストパターンをマスクにし、且つ、前記第1絶縁膜をエッチングストッパとして、前記第2ビアホールが形成された領域を含む領域の前記第2層間絶縁膜をエッチングすることにより、前記第2層間絶縁膜中に、前記第2ビアホールと接続する第2配線溝を形成する工程、(r)前記第4レジストパターンおよび前記第2埋め込み剤を除去する工程、(s)前記第2配線溝内および前記第2ビアホール内に第2金属膜を埋め込んで、前記第2配線溝内および前記第2ビアホール内に、第3配線および第2接続部を一体に形成する工程、を有し、前記第2層間絶縁膜の膜厚は、前記第1層間絶縁膜の膜厚よりも厚く、前記第1層間絶縁膜の誘電率は、前記第2層間絶縁膜の誘電率よりも小さく、前記第2配線溝の深さは、前記第1配線溝の深さよりも深く、前記第1絶縁膜は、前記第2層間絶縁膜と異なる材料で形成されており、前記(q)工程において、前記第2配線溝は、前記第1絶縁膜をエッチングストッパ膜として用いることによって形成し、前記(h)工程において、前記第1配線溝は、エッチングストッパ膜を用いることなく形成し、前記(p)工程において、前記第1絶縁膜を前記第2層間絶縁膜よりも光反射率の低い材料で構成することにより、前記第4レジストパターンを形成する際に、前記第1絶縁膜を反射防止膜として機能させるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
デュアルダマシン法による多層Cu配線の形成を歩留まり良く行うことが可能となる。また、デュアルダマシン法による多層Cu配線の形成工程を簡略化するが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態は、例えば、4層Cu配線とヒューズとを有する半導体集積回路装置であり、その製造方法を図1〜図26を用いて工程順に説明する。
まず、図1に示すように、例えば、単結晶シリコンからなる半導体基板(以下、単に基板という)1の主面に、半導体素子としてnチャネル型MISFET(Qn)およびpチャネル型MISFET(Qp)を形成する。なお、図中の符号2は素子分離溝、符号4はp型ウエル、符号5はn型ウエルをそれぞれ示している。
素子分離溝2は、基板1をエッチングして形成した溝の内部に絶縁膜として、例えば、酸化シリコン膜3を埋め込んで形成する。p型ウエル4およびn型ウエル5は、基板1にp型不純物(ホウ素)およびn型不純物(リン)をイオン注入し、続いて基板1を熱処理してこれらの不純物を基板1中に拡散させることによって形成する。
nチャネル型MISFET(Qn)は、p型ウエル4の表面に形成された酸化シリコン膜または酸窒化窒化シリコン膜からなるゲート絶縁膜6、ゲート絶縁膜6の上部に形成された多結晶シリコン膜などからなるゲート電極7、ゲート電極7の側壁に形成された酸化シリコン膜などからなるサイドウォールスペーサ8、ゲート電極7の両側のp型ウエル4に形成された一対のn型半導体領域(ソース、ドレイン)11などによって構成される。pチャネル型MISFET(Qp)は、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、サイドウォールスペーサ8、ゲート電極7の両側のn型ウエル5に形成された一対のp型半導体領域(ソース、ドレイン)12などによって構成される。nチャネル型MISFET(Qn)のゲート電極7を構成する多結晶シリコン膜中にはn型不純物(リン)が導入され、pチャネル型MISFET(Qp)のゲート電極7を構成する多結晶シリコン膜中にはp型不純物(ホウ素)が導入される。また、nチャネル型MISFET(Qn)のゲート電極7とn型半導体領域(ソース、ドレイン)11のそれぞれの表面、およびpチャネル型MISFET(Qp)のゲート電極7とp型半導体領域(ソース、ドレイン)12のそれぞれの表面には、ゲート電極7およびソース、ドレインの低抵抗化を目的としてCo(コバルト)シリサイド膜9が形成される。
次に、図2に示すように、nチャネル型MISFET(Qn)およびpチャネル型MISFET(Qp)の上部にプラグ16および第1層配線19を形成し、nチャネル型MISFET(Qn)およびpチャネル型MISFET(Qp)と第1層配線19とをプラグ16を介して電気的に接続する。
第1層配線19は、以下の方法で形成する。まず、基板1上にエッチングストッパ膜13と絶縁膜14とを堆積した後、絶縁膜14の表面を化学的機械研磨法で平坦化する。エッチングストッパ膜13は、例えばCVD法で堆積した窒化シリコン膜で構成し、絶縁膜14は、例えばCVD法で堆積した酸化シリコン膜で構成する。
次に、nチャネル型MISFET(Qn)のn型半導体領域(ソース、ドレイン)11およびpチャネル型MISFET(Qp)のp型半導体領域(ソース、ドレイン)12のそれぞれの上部の絶縁膜14をエッチングし、続いてその下層のエッチングストッパ膜13をエッチングしてコンタクトホール15を形成する。次に、コンタクトホール15の内部にプラグ16を形成する。プラグ16は、例えばTiN(窒化チタン)膜とW(タングステン)膜との積層膜で構成する。ここで、TiN膜はW膜のバリアメタル膜として機能する。バリアメタル膜は、TiN膜とTi(チタン)膜との積層膜で構成してもよい。
次に、絶縁膜14の上部にCVD法で膜厚200nm程度の絶縁膜17(SiOC膜17)と膜厚50nm程度の酸化シリコン膜からなる絶縁膜18とを堆積した後、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにして絶縁膜18およびSiOC膜17をドライエッチングすることにより、配線溝20を形成する。絶縁膜17(SiOC膜17)は、配線間容量を低減するための低誘電率絶縁膜であり、酸化シリコン膜(たとえばTEOS(Tetraethoxysilane)酸化膜)の誘電率よりも低い誘電率を有する絶縁膜を例示できる。一般的には、TEOS酸化膜の比誘電率ε=4.1〜4.2程度以下を低誘電率な絶縁膜と言う。本実施の形態においては、その比誘電率は2.7程度である。SiOC膜17の上部に形成する絶縁膜18は、機械的強度が低いSiOC膜17が化学的機械研磨によって劣化するのを防ぐ保護膜として機能する。
次に、配線溝20の内部に膜厚50nm程度のTiN膜、またはTiN膜とTi膜との積層膜からなるバリアメタル膜をスパッタリング法で堆積し、続いて配線溝20の内部を完全に埋め込む厚い(800nm〜1600nm程度)Cu膜をスパッタリング法またはメッキ法で堆積する。バリアメタル膜は、Cu膜が周囲の絶縁膜中に拡散するのを防ぐバリア膜として機能する。バリアメタル膜としては、TiN膜の他、WN(窒化タングステン)膜やTaN(窒化タンタル)膜のような窒化金属膜またはこれらにSiを添加した合金膜、あるいはTa膜、Ti膜、W膜、TiW膜のような高融点金属膜、もしくはこれら高融点金属膜の積層膜など、Cuと反応し難い各種導電膜を使用することができる。
次に、配線溝20の外部のCu膜とバリアメタル膜とを化学的機械研磨法で除去することにより、配線溝20の内部に銅を主成分とする金属膜が埋め込まれて形成される。このようにして、配線溝20の内部に残ったバリアメタル膜とCu膜との積層膜からなる第1層配線19が形成される。
次に、図3に示すように、第1層配線19の上層にバリア絶縁膜21、22、層間絶縁膜23および絶縁膜24を順次堆積する。バリア絶縁膜21は、第1層配線19の材料であるCuが層間絶縁膜23中に拡散するのを防ぐための絶縁膜であり、例えばプラズマCVD法で堆積した膜厚20nm〜100nm程度のSiCN膜で構成する。また、バリア絶縁膜22は、下層のバリア絶縁膜21を構成するSiCN膜中に含まれるアミン化合物が層間絶縁膜23中に拡散するのを防ぐための絶縁膜であり、例えばCVD法で堆積した膜厚10nm〜100nm程度のSiCO膜で構成する。層間絶縁膜23中にアミン化合物が拡散すると、次の工程で絶縁膜24の上層に形成するフォトレジスト膜中にアミン化合物が拡散し、フォトレジスト膜の感光機能が失活する恐れがある。
層間絶縁膜23は、第1層配線19と後の工程で形成する第2層配線との間に形成される容量を低減するために、誘電率の低い絶縁膜、例えば上述のSiOC膜で構成する。SiOC膜はCVD法で堆積し、その膜厚は460nm程度とする。また、層間絶縁膜23のような低誘電率の膜は塗布法によって形成することもできる。また、層間絶縁膜23の上部に形成する絶縁膜24は、下層の絶縁膜18と同じく、化学的機械研磨によってCu配線を形成する際に、機械的強度が低いSiOC膜からなる層間絶縁膜23を保護するための絶縁膜であり、例えばCVD法で堆積した膜厚50nm程度の酸化シリコン膜で構成する。
次に、図4に示すように、絶縁膜24上に反射防止膜25を形成し、反射防止膜25上にフォトレジスト膜26を形成する。反射防止膜25は、フォトレジスト膜26を露光する際、第1層配線19の表面で反射した露光光がフォトレジスト膜26に入射して、解像度の低下を防ぐために形成する。反射防止膜は、BARC(Bottom Anti Reflective Coating)と呼ばれる膜であり、下地の絶縁膜24および層間絶縁膜23よりも屈折率の高い膜である。フォトレジスト膜26は、ビアホールパターンが形成されたフォトマスク(図示せず)を使って露光を行い、続いて現像を行うことにより、ビアホール形成領域が開口されたパターンを転写する。
次に、図5に示すように、フォトレジスト膜26をマスクにして反射防止膜25、絶縁膜24および層間絶縁膜23を順次ドライエッチングすることにより、第1層配線19の上部にビアホール27を形成する。
次に、フォトレジスト膜26と反射防止膜25とを除去する。このとき、反射防止膜25を上記のBARCで形成した場合、膜の組成がフォトレジスト膜26と類似するため、一度の洗浄によってフォトレジスト膜26および反射防止膜25を同時に除去することができる。その後、図6に示すように、ビアホール27の内部に埋め込み剤28を充填する。埋め込み剤28は、反射防止膜25とほぼ同一組成の絶縁材料からなる。埋め込み剤28を充填するには、ビアホール27の内部を含む絶縁膜24上に埋め込み剤28をスピン塗布して硬化させた後、ビアホール27の外部の埋め込み剤28をエッチバックにより除去する。第1層配線19と後に形成する第2層配線とを接続するビアホール27の径は、比較的小さい。そのため、このエッチバックを行うと、ビアホール27に充填された埋め込み剤28の表面は、ほぼ平坦な面となり、かつ絶縁膜24の表面とほぼ同じ高さになる。
次に、図7に示すように、絶縁膜24上に反射防止膜30を形成し、反射防止膜30上にフォトレジスト膜31を形成する。本実施の形態では、反射防止膜30は上述のBARCを使用している。フォトレジスト膜31は、配線溝パターンが形成されたフォトマスク(図示せず)を使って露光を行い、続いて現像を行うことにより、配線溝形成領域が開口されたパターンを転写する。
次に、図8に示すように、フォトレジスト膜31をマスクにして反射防止膜30および絶縁膜24を順次ドライエッチングし、続いて層間絶縁膜23をその途中までドライエッチングすることにより、配線溝32を形成する。このとき、層間絶縁膜23にはエッチングストッパとなる膜が存在しないため、配線溝32形成のエッチングは時間制御によって行われる。後述にも記すが、下層の配線寸法は上層の配線寸法に比べて微細にレイアウトされるため、層間絶縁膜23よりも誘電率の高い膜を形成すると、配線間容量が増大してしまう。本実施の形態では、層間絶縁膜23中にエッチングストッパ膜を形成しないことで、配線間の容量を低減することができる。また、上層の配線溝の深さに比べて下層の配線溝の深さは浅くレイアウトされることから、配線溝形成時のエッチング量は少なくて済むので、特にエッチングストッパ膜を設けなくてもエッチングの時間制御によって膜厚を制御することができる。
次に、フォトレジスト膜31を除去した後、図9に示すように、絶縁膜24上の反射防止膜30をドライエッチングで除去する。このとき、ビアホール27に充填された埋め込み剤28とその下層のバリア絶縁膜22、21もエッチングし、ビアホール27の底部に第1層配線19の表面を露出させる。
次に、図10に示すように、配線溝32およびビアホール27の内部に第2層配線33を形成する。第2層配線33を形成するには、まず、配線溝32およびビアホール27の内部を含む絶縁膜24上に50nm程度の薄いTiN膜(バリアメタル膜)をスパッタリング法で堆積する。続いて、このTiN膜上に配線溝32およびビアホール27の内部を完全に埋め込む厚いCu膜をスパッタリング法またはメッキ法で堆積した後、配線溝32の外部のCu膜とバリアメタル膜とを化学的機械研磨法によって除去する。このとき、絶縁膜24は層間絶縁膜23よりも機械的強度が強いことから、層間絶縁膜23の保護膜として機能している。
次に、図11に示すように、第2層配線33の上層にバリア絶縁膜34、層間絶縁膜35および反射防止膜36を堆積した後、反射防止膜36上に形成したフォトレジスト膜37をマスクにして反射防止膜36および層間絶縁膜35をドライエッチングすることにより、第2層配線33の上部にビアホール38を形成する。
バリア絶縁膜34は、第1層配線19の表面を覆うバリア絶縁膜21と同じく、配線材料であるCuが層間絶縁膜35中に拡散するのを防ぐための絶縁膜であり、例えばプラズマCVD法で堆積した膜厚20nm〜100nm程度のSiCN膜で構成する。
一般に、基板1上に形成される多層配線は、上層の配線になるほど配線同士の間隔が広くなるので、配線間容量が小さくなる。従って、層間絶縁膜35は、後の工程で形成する第3層配線同士や、第3層配線と第2層配線33との間の容量が問題とならない場合は、例えばCVD法で堆積した膜厚700nm程度の酸化シリコン膜で構成する。酸化シリコン膜は低誘電率材料であるSiCO膜に比べて膜質が緻密であることから、層間絶縁膜35を酸化シリコン膜で構成した場合は、SiCN膜からなるバリア絶縁膜34上に層間絶縁膜35を直接堆積しても、アミン化合物の拡散は問題にならない。なお、SiCN膜は、酸化シリコン膜との接着性が比較的低いので、バリア絶縁膜34と層間絶縁膜35との接着性を向上させる目的で、両者の間にSiCO膜を形成してもよい。また、層間絶縁膜35を構成する酸化シリコン系材料としては、F(フッ素)を添加して誘電率を下げた酸化シリコンを使用することもできる。
他方、第3層配線(43)同士や、第3層配線(43)と第2層配線33との間の容量が問題となる場合は、層間絶縁膜35をSiCO膜のような低誘電率材料で構成する。この場合は、バリア絶縁膜34と層間絶縁膜35との間にSiCO膜を形成し、バリア絶縁膜34中のアミン化合物の拡散を防止することが望ましい。以下では、層間絶縁膜35を酸化シリコン膜で構成する場合について説明する。
次に、フォトレジスト膜37と反射防止膜36とを除去した後、図12に示すように、ビアホール38の内部に埋め込み剤39を充填する。前述したように、埋め込み剤39は、上述の反射防止膜とほぼ同一組成の絶縁材料からなる。埋め込み剤39の充填方法も、前述したビアホール27の内部に埋め込み剤28を充填する方法と同じである。第2層配線33と後に形成する第3層配線とを接続するビアホール38の径は比較的小さいので、ビアホール38に充填された埋め込み剤39の表面は、ほぼ平坦な面となり、かつ層間絶縁膜35の表面とほぼ同じ高さになる。
次に、図13に示すように、層間絶縁膜35に配線溝42を形成する。配線溝42を形成するには、層間絶縁膜35上に反射防止膜40を形成し、反射防止膜40上にフォトレジスト膜41を形成した後、フォトレジスト膜41をマスクにして反射防止膜40をドライエッチングし、続いて層間絶縁膜35をその途中までドライエッチングする。本実施の形態では、前述の配線溝32の形成と同様に、配線溝42の形成を時間制御によるエッチングで行っている。
次に、図14に示すように、配線溝42およびビアホール38の内部に第3層配線43を形成する。第3層配線43を形成するには、まず、フォトレジスト膜41を除去し、続いて反射防止膜40をドライエッチングで除去する。反射防止膜40を除去する際には、ビアホール38に充填された埋め込み剤39とその下層のバリア絶縁膜34も除去し、ビアホール38の底部に第2層配線33の表面を露出させる。次に、配線溝42およびビアホール38の内部を含む層間絶縁膜35上に薄いTiN膜(バリアメタル膜)をスパッタリング法で堆積し、続いて、このTiN膜上に厚いCu膜をスパッタリング法またはメッキ法で堆積した後、配線溝42の外部のCu膜とバリアメタル膜とを化学的機械研磨法によって除去する。
次に、図15に示すように、第3層配線43の上層にバリア絶縁膜44と層間絶縁膜45とを堆積する。バリア絶縁膜44は、Cuの拡散を防ぐための絶縁膜であり、下層のバリア絶縁膜34、21と同じく、プラズマCVD法で堆積した膜厚50nm〜100nm程度のSiCN膜で構成する。次の工程で層間絶縁膜45中に形成する第4層配線は、下層の配線に比べて配線の寸法、配線同士の間隔および配線の膜厚が大きい。そこで、層間絶縁膜45は、CVD法で堆積した膜厚1μm程度の酸化シリコン膜で構成する。なお、バリア絶縁膜44と層間絶縁膜45との間には、両者の接着性を向上させる目的でSiCO膜を形成してもよい。また、層間絶縁膜45を構成する酸化シリコン系材料として、Fを添加して誘電率を下げた酸化シリコンを使用することもできる。
層間絶縁膜45の膜厚が大きくなると、層間絶縁膜45をその途中までエッチングして配線溝を形成する際、配線溝の深さを高精度に制御することが困難となる。すなわち、前述の配線溝32,42よりも配線溝52,53の深さは深いため、前述の配線溝32,42のように時間制御のエッチングによって形成することが困難である。そこで、エッチング選択比が層間絶縁膜45と異なるエッチング選択比を有するようなストッパ膜46を層間絶縁膜45の途中に形成し、ストッパ膜46の表面でエッチングを停止することによって、配線溝の深さを制御する。本実施の形態では、層間絶縁膜45の途中に形成するストッパ膜46として、プラズマCVD法で堆積した膜厚10nm〜100nm程度のSiCN膜を使用する。SiCN膜は、酸化シリコン膜に対するエッチング選択比が大きく、かつ誘電率も低いので、ストッパ膜46として有用である。また、光の反射率が低い(層間絶縁膜45に比べて屈折率が小さい)という特性を有するので、後述するように、反射防止膜としても機能する。
次に、図16に示すように、層間絶縁膜45上に反射防止膜47を形成した後、反射防止膜47上に形成したフォトレジスト膜48をマスクにして反射防止膜47、層間絶縁膜45、ストッパ膜46および層間絶縁膜45を順次ドライエッチングすることにより、第3層配線43の上部にビアホール38を形成する。
次に、フォトレジスト膜48と反射防止膜47とを除去した後、図17に示すように、ビアホール49の内部に埋め込み剤50を充填する。埋め込み剤50の材料および充填方法は、前述したそれと同じである。ただし、第4層配線を形成するためのビアホール49は、下層のビアホール38、27に比べて径および深さが大きいため、埋め込み剤50を良好に埋め込むことが困難となる。従って、ビアホール49に充填された埋め込み剤50は、その表面が平坦にならず、かつ層間絶縁膜45の表面との間に段差が生じる。
次に、図18に示すように、層間絶縁膜45上にフォトレジスト膜51を形成する。前述したように、ビアホール49に充填された埋め込み剤50の表面は、平坦でなく、かつ層間絶縁膜45の表面との間に段差が生じているので、層間絶縁膜45の表面全体に均一な膜厚の反射防止膜を塗布することは困難である。従って、ここでは、反射防止膜を用いることなく、層間絶縁膜45上にフォトレジスト膜51を直接形成する。
フォトレジスト膜51は、配線溝パターンとヒューズパターンとが形成されたフォトマスク(図示せず)を使って露光を行い、続いて現像を行うことにより、配線溝形成領域とヒューズ形成領域とが開口されたパターンを転写する。前述したように、層間絶縁膜45の途中には、光の反射率が低いSiCN膜で構成されたストッパ膜46が形成されている。そのため、フォトレジスト膜51の下層に反射防止膜を形成しなくとも、第3層配線43の表面で反射した露光光がフォトレジスト膜51に入射して解像度を低下させる不具合を抑制することができる。これにより、フォトレジスト膜51の下層に反射防止膜を形成する工程が不要となるので、工程を簡略化することができる。このように、層間絶縁膜45の途中に形成するストッパ膜46には、エッチング選択比が酸化シリコン膜と異なること、光の反射率が低いこと、および誘電率で低いことが要求される。このような絶縁材料としては、上記SiCNの他、窒化シリコン(SiN)や酸窒化シリコン(SiON)が挙げられるが、これらの中ではSiCNが最も好ましい。
次に、図19に示すように、フォトレジスト膜51をマスクにして層間絶縁膜45をドライエッチングし、ストッパ膜46の表面でエッチングを停止する。これにより、ストッパ膜46の上層の層間絶縁膜45に配線溝52、53が形成される。
次に、フォトレジスト膜51を除去した後、図20に示すように、ビアホール49に充填された埋め込み剤50をドライエッチングで除去することにより、ビアホール49の底部に第3層配線43の表面を露出させる。
次に、図21に示すように、配線溝52およびビアホール49の内部に第4層配線54を形成し、配線溝53の内部にヒューズ55となる第4層配線54を形成する。図示はしないが、ヒューズ55は、下層配線を介して抵抗素子に接続される。抵抗素子は、MISFET(Qn、Qp)のゲート電極7と同層の多結晶シリコン膜を使って形成される。そこで、後述するプローブテストによってCMOSメモリの一部に欠陥が見いだされた場合は、レーザビームなどを使ってヒューズ55を切断することにより抵抗素子の抵抗値を変化させ、欠陥メモリを冗長メモリと置き換える。
第4層配線54およびヒューズ55を形成するには、配線溝52、53およびビアホール49の内部を含む層間絶縁膜45上に薄いTiN膜(バリアメタル膜)をスパッタリング法で堆積し、続いて、このTiN膜上に厚いCu膜をスパッタリング法またはメッキ法で堆積した後、配線溝52、53の外部のCu膜とバリアメタル膜とを化学的機械研磨法によって除去する。
また、層間絶縁膜45中にはエッチングストッパ膜46が残されているが、下層の第1、第2および第3配線層に比べると、上層の第4配線層はその配線間距離が大きくレイアウトされており、層間絶縁膜45の膜厚が厚く形成されているので、配線間容量および配線層間容量の増加はほとんど無視できる。
次に、図22に示すように、第4層配線54およびヒューズ55の上層にバリア絶縁膜56と層間絶縁膜57とを堆積する。バリア絶縁膜56は、Cuの拡散を防ぐための絶縁膜であり、下層のバリア絶縁膜44、34、21と同じく、プラズマCVD法で堆積したSiCN膜で構成する。層間絶縁膜57は、下層の層間絶縁膜45、35と同じく、酸化シリコン系の絶縁膜で構成し、膜厚は900nm程度とする。なお、図22および以下の図においては、第4層配線54よりも下層の部分の図示を省略する。
後述するように、第4層配線54およびヒューズ55の上層には、層間絶縁膜と表面保護膜とが形成される。また、ヒューズ55の上部の層間絶縁膜と表面保護膜とには、ヒューズ55にレーザビームを照射するための開口が形成される。そのため、この開口を通じて外部の水分が回路内に侵入した場合、ヒューズ55が腐食する恐れがある。そこで、本実施の形態では、上記バリア絶縁膜56の膜厚を、下層のバリア絶縁膜44、34、21の膜厚よりも大きくし(例えば150nm〜200nm程度)、ヒューズ55の耐湿性を向上させている。
次に、図23に示すように、層間絶縁膜57の上部に最上層配線(第5層配線)60を形成し、続いて最上層配線60の上部に表面保護膜61を形成する。最上層配線60を形成するには、まずフォトレジスト膜(図示せず)をマスクにして第4層配線54の上層の層間絶縁膜57をドライエッチングし、続いてその下層のバリア絶縁膜56をドライエッチングしてスルーホール58を形成した後、スルーホール58の内部にプラグ59を形成する。プラグ59は、下層のプラグ16と同じく、TiN膜とW膜との積層膜で構成する。次に、層間絶縁膜57の上部にスパッタリング法で膜厚50nm〜100nm程度のTiN膜、膜厚1μm程度のAl(アルミニウム)合金膜および膜厚50nm〜100nm程度のTiN膜を堆積し、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにしてこれらの導電膜をエッチングすることにより、最上層配線60を形成する。また、最上層配線60の上部の表面保護膜61は、プラズマCVD法で堆積した膜厚200nm程度の酸化シリコン膜と膜厚600nm程度の窒化シリコン膜との積層膜で構成する。
次に、図24に示すように、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにして表面保護膜61をドライエッチングし、最上層配線60の一部を露出させることによって、ボンディングパッド60Bを形成する。また、ヒューズ55の上層の表面保護膜61および層間絶縁膜57をドライエッチングすることによって、開口62を形成する。このとき、ヒューズ55を覆うバリア絶縁膜56の表面でエッチングを停止し、ヒューズ55の上部にバリア絶縁膜56を残しておく。
ここで、ヒューズ55上部のバリア絶縁膜55の膜厚を下層のバリア絶縁膜44、34、21よりも厚く形成しているため、耐湿性を確保することができる。すなわち、仮に上記のバリア絶縁膜56の膜厚が下層のバリア絶縁膜44、34、21の膜厚と同等とした場合、例えば、ヒューズ55上部に開口62を形成する際のエッチング工程、フォトレジスト膜を除去する時の酸素プラズマアッシング工程、その他の洗浄工程などにより、バリア絶縁膜56の膜厚が更に薄くなってしまい、これに伴い耐湿性が低下するという不具合が発生してしまう。特に開口62のエッチングでは、下層の層間絶縁膜よりも厚い膜厚をエッチングする必要があるため、オーバーエッチによるバリア絶縁膜56の膜減りが懸念される。従って、本実施の形態のように、バリア絶縁膜56の膜厚を下層のバリア絶縁膜44、34、21よりも厚く形成する必要がある。
次に、ボンディングパッド60Bの表面にプローブ(図示せず)を当てて回路の電気試験を行う(プローブテスト)。このプローブテストで半導体素子の一部に欠陥が見いだされた場合には、開口62を通じてヒューズ55にレーザビームを照射し、ヒューズ55を切断することによって、欠陥メモリを冗長メモリと置き換える。
また、ヒューズ55上に残す絶縁膜は、後述のレーザビーム照射で切断が可能な膜厚があればよく、必要に応じて絶縁膜57を残しておいても差し支えない。
次に、図25に示すように、表面保護膜61上にポリイミド樹脂膜63を堆積した後、ポリイミド樹脂膜63の上部に引き出し配線64を形成することによって、ボンディングパッド60Bと引き出し配線64とを電気的に接続する。この引き出し配線64は、CMOSメモリの外部接続端子を構成する半田バンプとボンディングパッド60Bとを電気的に接続するための配線である。引き出し配線64を形成するには、まず表面保護膜61上にポリイミド樹脂膜63を堆積し、続いてフォトレジスト膜(図示せず)をマスクにしてボンディングパッド60Bの上部のポリイミド樹脂膜63をエッチングすることにより、ボンディングパッド60Bの表面を露出させる。次に、引き出し配線64を形成する領域が開口されたフォトレジスト膜(図示せず)を表面保護膜61上に形成した後、メッキ法またはスパッタリング法を使って表面保護膜61上にCu膜を堆積する。
次に、図26に示すように、Cu膜からなる引き出し配線64の表面をポリイミド樹脂膜65で覆った後、ポリイミド樹脂膜65の一部をエッチングすることにより、引き出し配線64の一端部を露出させ、その表面にメッキ法でAu(金)膜66を形成する。その後、Au(金)膜66の表面に印刷法で半田バンプ67を形成することにより、半導体集積回路装置の外部接続端子を形成する。
上記した引き出し配線64の形成工程では、エッチング処理やフォトレジスト膜のアッシング処理によって、ヒューズ55の上部のバリア絶縁膜56も薄くなるが、あらかじめバリア絶縁膜56の膜厚を厚くしておくことにより、耐湿性の劣化を防止することができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、層間絶縁膜にビアホールを形成した後、配線溝を形成する場合について説明したが、本実施の形態では、層間絶縁膜に配線溝を形成した後、ビアホールを形成する場合について説明する。
まず、図27に示すように、第3層配線43の上層にバリア絶縁膜44と層間絶縁膜45とを堆積する。また、層間絶縁膜45の途中にはストッパ膜46を形成する。ストッパ膜46としては、プラズマCVD法で堆積した膜厚10nm〜100nm程度のSiCN膜を使用する。ここまでの工程は、前記実施の形態1の図1〜図15に示した工程と同じである。
次に、図28に示すように、層間絶縁膜45上にフォトレジスト膜51を形成した後、フォトレジスト膜51をマスクにして層間絶縁膜45をドライエッチングし、ストッパ膜46の表面でエッチングを停止することにより、ストッパ膜46の上層の層間絶縁膜45に配線溝52、53を形成する。ここでは、層間絶縁膜45とフォトレジスト膜51との間に反射防止膜を形成しないが、前記実施の形態1と同じく、層間絶縁膜45の途中には、光の反射率が低いSiCN膜で構成されたストッパ膜46が形成されている。そのため、フォトレジスト膜51の下層に反射防止膜を形成しなくとも、第3層配線43の表面で反射した露光光がフォトレジスト膜51に入射して解像度を低下させる不具合を抑制することができる。
次に、図29に示すように、層間絶縁膜45上にフォトレジスト膜48を形成した後、フォトレジスト膜48をマスクにして層間絶縁膜45およびバリア絶縁膜44をドライエッチングすることにより、ビアホール38を形成し、ビアホール38の底部に第3層配線43を露出させる。この場合も、ストッパ膜46が反射防止膜として機能するので、第3層配線43の表面で反射した露光光がフォトレジスト膜48に入射して解像度を低下させる不具合を抑制することができる。
次に、フォトレジスト膜48を除去した後、図30に示すように、配線溝52およびビアホール49の内部に第4層配線54を形成し、配線溝53の内部にヒューズ55を形成する。第4層配線54およびヒューズ55を形成する方法は、前記実施の形態1で説明した方法と同じである。
このように、層間絶縁膜45に配線溝52、53を形成した後、ビアホール38を形成する本実施の形態においても、第4層配線54の形成工程を簡略化することができる。また、第4層配線54の形成を歩留まり良く行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本発明は、5層以上のCu配線を有する半導体集積回路装置の製造方法にも適用することができる。
本発明は、デュアルダマシン法を用いて多層配線を形成する半導体集積回路装置に適用して有用なものである。
本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図1に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図2に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図3に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図4に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図5に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図6に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図7に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図8に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図9に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図10に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図11に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図12に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図13に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図14に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図15に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図16に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図17に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図18に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図19に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図20に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図21に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図22に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図23に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図24に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図25に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の他の実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図27に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図28に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。 図29に続く半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 素子分離溝
3 酸化シリコン膜
4 p型ウエル
5 n型ウエル
6 ゲート絶縁膜
7 ゲート電極
8 サイドウォールスペーサ
9 Coシリサイド膜
11 n型半導体領域(ソース、ドレイン)
12 p型半導体領域(ソース、ドレイン)
13 エッチングストッパ膜
14 絶縁膜
15 コンタクトホール
16 プラグ
17 絶縁膜(SiOC膜)
18 絶縁膜
19 第1層配線
20 配線溝
21、22 バリア絶縁膜
23 層間絶縁膜
24 絶縁膜
25 反射防止膜
26 フォトレジスト膜
27 ビアホール
28 埋め込み剤
30 反射防止膜
31 フォトレジスト膜
32 配線溝
33 第2層配線
34 バリア絶縁膜
35 層間絶縁膜
36 反射防止膜
37 フォトレジスト膜
38 ビアホール
39 埋め込み剤
40 反射防止膜
41 フォトレジスト膜
42 配線溝
43 第3層配線
44 バリア絶縁膜
45 層間絶縁膜
46 ストッパ膜
47 反射防止膜
48 フォトレジスト膜
49 ビアホール
50 埋め込み剤
51 フォトレジスト膜
52、53 配線溝
54 第4層配線
55 ヒューズ
56 バリア絶縁膜
57 層間絶縁膜
58 スルーホール
59 プラグ
60 最上層配線(第5層配線)
60B ボンディングパッド
61 表面保護膜
62 開口
63 ポリイミド樹脂膜
64 引き出し配線
65 ポリイミド樹脂膜
66 Au膜
67 半田バンプ
Qn nチャネル型MISFET
Qp pチャネル型MISFET

Claims (12)

  1. (a)半導体基板の主面上に第1配線を形成する工程、
    (b)前記第1配線上に第1層間絶縁膜を形成する工程、
    (c)前記第1層間絶縁膜上に第1反射防止膜を形成し、前記第1反射防止膜上に第1レジストパターンを形成する工程、
    (d)前記第1レジストパターンをマスクにして、前記第1反射防止膜および前記第1層間絶縁膜をエッチングすることにより、前記第1層間絶縁膜中に前記第1配線に接続するための第1ビアホールを形成する工程、
    (e)前記第1レジストパターンおよび前記第1反射防止膜を除去する工程、
    (f)前記第1ビアホールの内部に第1埋め込み剤を充填する工程、
    (g)前記(f)工程の後、前記第1層間絶縁膜上に第2反射防止膜を形成し、前記第2反射防止膜上に第2レジストパターンを形成する工程、
    (h)前記第2レジストパターンをマスクにして、前記第1ビアホールが形成された領域を含む領域の前記第1層間絶縁膜をエッチングすることにより、前記第1層間絶縁膜中に、前記第1ビアホールと接続する第1配線溝を形成する工程、
    (i)前記第2レジストパターン、前記第2反射防止膜および前記第1埋め込み剤を除去する工程、
    (j)前記第1配線溝内および前記第1ビアホール内に第1金属膜を埋め込んで、前記第1配線溝内および前記第1ビアホール内に、第2配線および第1接続部を一体に形成する工程、
    (k)前記第2配線上に、中途部に第1絶縁膜を有する第2層間絶縁膜を形成する工程、
    (l)前記第2層間絶縁膜上に第3反射防止膜を形成し、前記第3反射防止膜上に第3レジストパターンを形成する工程、
    (m)前記第3レジストパターンをマスクにして、前記第3反射防止膜、前記第2層間絶縁膜および前記第1絶縁膜をエッチングすることにより、前記第2層間絶縁膜中に第2ビアホールを形成する工程、
    (n)前記第3レジストパターンおよび前記第3反射防止膜を除去する工程、
    (o)前記第2ビアホールの内部に第2埋め込み剤を充填する工程、
    (p)前記(o)工程の後、前記第2層間絶縁膜上に、反射防止膜を介することなく、第4レジストパターンを形成する工程、
    (q)前記第4レジストパターンをマスクにし、且つ、前記第1絶縁膜をエッチングストッパとして、前記第2ビアホールが形成された領域を含む領域の前記第2層間絶縁膜をエッチングすることにより、前記第2層間絶縁膜中に、前記第2ビアホールと接続する第2配線溝を形成する工程、
    (r)前記第4レジストパターンおよび前記第2埋め込み剤を除去する工程、
    (s)前記第2配線溝内および前記第2ビアホール内に第2金属膜を埋め込んで、前記第2配線溝内および前記第2ビアホール内に、第3配線および第2接続部を一体に形成する工程、
    を有し、
    前記第2層間絶縁膜の膜厚は、前記第1層間絶縁膜の膜厚よりも厚く、
    前記第1層間絶縁膜の誘電率は、前記第2層間絶縁膜の誘電率よりも小さく、
    前記第2配線溝の深さは、前記第1配線溝の深さよりも深く、
    前記第1絶縁膜は、前記第2層間絶縁膜と異なる材料で形成されており、
    前記(q)工程において、前記第2配線溝は、前記第1絶縁膜をエッチングストッパ膜として用いることによって形成し、
    前記(h)工程において、前記第1配線溝は、エッチングストッパ膜を用いることなく形成し、
    前記(p)工程において、前記第1絶縁膜を前記第2層間絶縁膜よりも光反射率の低い材料で構成することにより、前記第4レジストパターンを形成する際に、前記第1絶縁膜を反射防止膜として機能させることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 前記第1配線と前記第1層間絶縁膜との間に、前記第1配線を構成する金属の拡散を防ぐバリア絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 前記(h)工程において、前記第1配線溝は、前記第1層間絶縁膜のエッチング時間を制御することによって形成されることを特徴とする請求項1または2記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 前記第2ビアホールの深さは、前記第1ビアホールの深さよりも深いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  5. 前記(i)工程後であって、前記(j)工程の前に、前記第1ビアホール内および前記第1配線溝内に、第1バリアメタル膜を形成する工程を更に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  6. 前記(r)工程後であって、前記(s)工程の前に、前記第2ビアホール内および前記第2配線溝内に、第2バリアメタル膜を形成する工程を更に有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  7. 前記第1層間絶縁膜は、SiOCを主体とする材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 前記第2層間絶縁膜は、酸化シリコン膜を主体とする材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 前記第2層間絶縁膜は、酸化シリコンにフッ素が添加された絶縁膜であることを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  10. 前記第1絶縁膜は、SiCNで形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  11. 前記第1絶縁膜は、SiNまたはSiONで形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  12. 前記第1金属膜および前記第2金属膜は、銅を主体とする材料からなることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
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