JP4888896B2 - 遊技機及び遊技機情報出力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、進行中の遊技状態等の情報を外部の管理装置(ホールコンピュータ等)へ出力可能な遊技機及び遊技機情報出力方法に関する。
近年、スロットマシンやパチンコなどの遊技機を多数設置するほとんどのホール(遊技店舗)においては、各遊技機の遊技・稼動状態等の遊技情報を集中管理するホールコンピュータと呼ばれる管理装置が設けられ、ホールの効率的な運営や遊技者へのサービス向上等に役立てられている。
具体的には、従来の遊技機は、遊技者がゲームをするために投入したメダルやパチンコ玉等の遊技媒体の投入情報や、入賞などで払い出された遊技媒体の払出情報などをホールコンピュータへ出力することで、1日の差玉つまり遊技媒体の収支に基づく売上げ等が管理されている。また、スロットマシンを例に挙げると、例えばビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)といった、通常のゲームに比べて遊技者にとって有利な条件でゲームを行うことができる特別遊技役(ボーナスゲーム)が作動中の間、それぞれの遊技役の種類ごとに予め割り当てられている外部出力ポートの信号をONにすることで、ホールコンピュータは、それぞれの遊技機において現在有効状態にある遊技役の種類をリアルタイムで把握するように構成されている。
ところで、上述した遊技機においては、遊技役の種類が同一であっても内部抽選結果や成立した図柄の組み合わせ等によりその作動条件(遊技媒体の最大獲得数等)が異なるものがある。また、遊技性の追及により、将来、遊技機に備えられる遊技役の種類も増加することも考えられる。この場合において、特別遊技役の種類のみを遊技情報として出力する従来の方法のみでは、ホールコンピュータで管理する情報の精度に欠け、そのため、大当たりの履歴情報に関してきめ細かく、または遊技者に充分満足感を与えるようなサービスの提供ができなくなるおそれがあった。
また、最近では、例えば設定変更や扉開放等に関する情報など、遊技機に対する不正行為を防止する上で有効な情報をも従来の遊技情報に加えて外部へ出力したい要請も高まってきている。このような要請に対応するため、ホールに既存の通信設備等を変更・増設するとなると、大幅なコスト負担を招かざるを得なかった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、既存の外部出力を増設等することなく、また大幅なコスト負担を招かずに、より密度の高い遊技機情報や追加的な情報を簡素な構成で出力できるようにした遊技機及び遊技機情報出力方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、少なくとも所定の遊技役(例えば1種BBや2種BBなど)を有効にする条件装置の作動状態に係る情報を複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機(例えばスロットマシン1)であって、
複数の前記所定の遊技役をそれぞれ有効にする各条件装置の作動をそれぞれ判別し作動状態信号を生成する複数の条件装置作動判別手段(例えば1種BB作動判別手段101や2種BB作動判別手段104など)と、
前記各条件装置について設けられ、作動した当該条件装置の属性をそれぞれ判別する複数の属性判別手段(例えば図柄判別手段102、105など)と、
前記各属性判別手段が判別した属性に応じて、前記作動状態信号を所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号にそれぞれ変換する複数の遊技役状態信号変換手段(例えば遊技役状態信号変換手段103、106など)と、
複数の前記遊技役識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成する切換クロック生成手段(例えば切換クロック生成手段132)と、
前記切換クロック信号に応答して複数の前記遊技役識別信号を所定順に切り換える切換手段(例えば切換手段133)と、
前記切換手段で順次切り換えられる前記遊技役識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するコード化手段(例えばコード化手段134)と、
前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するデータ出力手段(例えば外部集中端子板200)と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、いずれかの遊技役の条件装置が作動したとき、当該遊技役状態信号変換手段は、当該条件装置の作動状態信号をその属性(例えば図柄の種類)に応じた所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号に変換する。また、条件装置が作動中に他の条件装置が作動したときには、切換クロック生成手段が一定周期の切換クロック信号を生成し、切換手段が切換クロック信号に応答して各遊技役識別信号を所定順に切り換える。そして、コード化手段が、順次切り換えられる各遊技役識別信号を所定のバイナリ形式の出力データに変換する。
すなわち、遊技役が同時期に重複したときには、その種類が特定される識別信号がバイナリ形式の出力データとして順次、交互に外部に出力されるため、作動中の遊技役の種類をその帰属関係(親子関係)をも含めて、信号出力先の外部の管理装置(例えばホールコンピュータ)に認識させることができる。これにより、例えば不正対策に役立つような追加的な情報出力への要請に対しても、既に設けられている信号ポートを増設等せずに、簡易かつローコストに対処することができる。
請求項2に記載の発明は、少なくとも所定のエラー状態(例えばドア開放エラーや設定変更エラーなど)に係る情報を複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機(例えばスロットマシン1)であって、
複数の前記所定のエラー状態をそれぞれ検知してエラー状態信号を出力する複数のエラー検知手段(例えばドア開放エラー検知手段121や設定変更エラー検知手段122など)と、
何れかの前記エラー検知手段が検知したエラー状態に応じて、前記エラー状態信号を所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換するエラー状態信号変換手段(例えばエラー状態信号変換手段125)と、
複数の前記エラー識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成する切換クロック生成手段(例えば切換クロック生成手段132)と、
前記切換クロック信号に応答して複数の前記エラー識別信号を所定順に切り換える切換手段(例えば切換手段133)と、
前記切換手段で順次切り換えられる前記エラー識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するコード化手段(例えばコード化手段134)と、
前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するデータ出力手段(例えば外部集中端子板200)と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機によれば、いずれかのエラーが検知されたとき、エラー状態信号変換手段は、当該エラー状態信号を当該エラー状態(種類)に応じた所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換する。また、2以上のエラーが検知されたときには、切換クロック生成手段が一定周期の切換クロック信号を生成し、切換手段が切換クロック信号に応答して各エラー識別信号を所定順に切り換える。そして、コード化手段が、順次切り換えられる各エラー識別信号を所定のバイナリ形式の出力データに変換する。
すなわち、エラーが同時期に重複したときには、その種類が特定される識別信号がバイナリ形式の出力データとして順次、交互に外部に出力される。これにより、例えば不正対策に役立つような追加的な情報出力への要請に対しても、既に設けられている信号ポートを増設等せずに、簡易かつローコストに対処することができる。
請求項3に記載の発明は、少なくとも所定の遊技役(例えば1種BBや2種BBなど)を有効にする条件装置の作動状態及び所定のエラー状態(例えばドア開放エラーや設定変更エラーなど)を遊技機情報として複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機(例えばスロットマシン1)であって、
複数の前記所定の遊技役をそれぞれ有効にする各条件装置の作動をそれぞれ判別し作動状態信号を生成する複数の条件装置作動判別手段(例えば1種BB作動判別手段101や2種BB作動判別手段104など)と、
前記各条件装置について設けられ、作動した当該条件装置の属性をそれぞれ判別する複数の属性判別手段(例えば図柄判別手段102、105など)と、
前記各属性判別手段が判別した属性に応じて、前記作動状態信号を所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号にそれぞれ変換する複数の遊技役状態信号変換手段(例えば遊技役状態信号変換手段103、106など)と、
複数の前記所定のエラー状態をそれぞれ検知してエラー状態信号を出力する複数のエラー検知手段(例えばドア開放エラー検知手段121や設定変更エラー検知手段122など)と、
何れかの前記エラー検知手段が検知したエラー状態に応じて、前記エラー状態信号を所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換するエラー状態信号変換手段(例えばエラー状態信号変換手段125)と、
複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成する切換クロック生成手段(例えば切換クロック生成手段132)と、
前記切換クロック信号に応答して複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号を所定順に切り換える切換手段(例えば切換手段133)と、
前記切換手段で順次切り換えられる前記遊技役識別信号若しくは前記エラー識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するコード化手段(例えばコード化手段134)と、
前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するデータ出力手段(例えば外部集中端子板200)と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機によれば、いずれかの遊技役の条件装置が作動したとき、当該遊技役状態信号変換手段は、当該条件装置の作動状態信号をその属性(例えば図柄の種類)に応じた所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号に変換する。また、いずれかのエラーが検知されたとき、エラー状態信号変換手段は、当該エラー状態信号を当該エラー状態(種類)に応じた所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換する。また、条件装置が作動中に他の条件装置が作動したとき、若しくはエラーが検知された場合において、切換クロック生成手段が一定周期の切換クロック信号を生成し、切換手段が切換クロック信号に応答して遊技役識別信号及びエラー識別信号を所定順に切り換える。そして、コード化手段が、順次切り換えられる遊技役識別信号及びエラー識別信号を所定のバイナリ形式の出力データに変換する。
すなわち、遊技役やエラーが同時期に重複したときには、その種類が特定される識別信号がバイナリ形式の出力データとして順次、交互に外部に出力されるため、作動中の遊技役の種類をその帰属関係(親子関係)をも含めて、信号出力先の外部の管理装置(例えばホールコンピュータ)に認識させることができる。これにより、例えば不正対策に役立つような追加的な情報出力への要請に対しても、既に設けられている信号ポートを増設等せずに、簡易かつローコストに対処することができる。
請求項4に記載の発明は、少なくとも所定の遊技役を有効にする条件装置の作動状態及び所定のエラー状態を遊技機情報として複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機における遊技機情報出力方法であって、
複数の前記所定の遊技役をそれぞれ有効にする各条件装置の作動をそれぞれ判別し作動状態信号を生成するステップと、
作動した当該条件装置の属性をそれぞれ判別するステップと、
判別された当該属性に応じて前記作動状態信号を所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号にそれぞれ変換するステップと、
複数の前記所定のエラー状態をそれぞれ検知してエラー状態信号を出力するステップと、
検知された当該エラー状態に応じて、前記エラー状態信号を所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換するステップと、
複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成するステップと、
前記切換クロック信号に応答して複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号を所定順に切り換えるステップと、
順次切り換えられる前記遊技役識別信号若しくは前記エラー識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するステップと、
前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする。
請求項4に記載の遊技機情報出力方法によれば、遊技役やエラーが同時期に重複したときには、その種類が特定される識別信号がバイナリ形式の出力データとして順次、交互に外部に出力されるため、作動中の遊技役の種類をその帰属関係(親子関係)をも含めて、信号出力先の外部の管理装置(例えばホールコンピュータ)に認識させることができる。これにより、例えば不正対策に役立つような追加的な情報出力への要請に対しても、既に設けられている信号ポートを増設等せずに、簡易かつローコストに対処することができる。
本発明の遊技機または遊技機情報出力方法によれば、既存の信号出力ポートを介して、従来出力できなかった同時期に重複して作動するような遊技役やエラー情報をも含む遊技機情報を、その種類(例えば図柄やエラー状態)をも含めて外部の管理装置に認識させることができる。これにより、例えばホールコンピュータからは、出力された詳細な遊技機情報に基づいて遊技者に有益な情報を還元することができ、遊技者への質の高いサービスの提供等に貢献することができる。また、例えば不正対策に役立つような出力情報の追加要請に対しても、特に通信設備の大幅な増設等を伴わずにローコストに対処することができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態としてスロットマシン1を例に挙げて説明する。ここで、図1はスロットマシン1の外観を表した正面図、図2は前扉3の一部を破断してその一内部を表した図である。
スロットマシン1は、箱状の筐体2と、筐体2に対し開閉可能に支持されて閉塞する前扉3とを備えている。前扉3の前面に形成されるフロントマスクは、上から上パネル部、中パネル部、下パネル部に概ね分けられ、これらは化粧板として視覚効果を高めてデザインされた硬質プラスチックにより一体的に形成されている。また、下パネル部の下方には、メダルを貯留するための受け皿が一体的に形成された硬質プラスチック製の成型品である受皿部材5が取り付けられている。
上パネル部には、高輝度の発光ダイオードを内蔵した上部ランプ6a及びコーナランプ6b、6c等の飾りランプが配置され、リーチや大当たり等の際に点灯または点滅して遊技者の視覚に訴える演出を行っている。また、上パネル部の左右位置にはスピーカを内蔵する放音部7a、7bが設けられ、効果音や楽音等によるゲームの演出を行っている。更に、各放音部7a、7bに挟まれる中央位置には、演出画像表示用の液晶表示ユニット8がその画面を臨ませて、前扉3の背後から取り付けられている。
略中段の中パネル部は、中央の開口を塞ぐようにアクリル板からなる中パネル9が前扉3の背後から取り付けられている。そして、中パネル9の略中央に、3個のリール10a、10b、10cを目視させる透明な表示窓9aが形成されている。すなわち、筐体2内に設けられているリール装置10の各リール10a、10b、10cを適宜に回転させることで、各リールの周面に描かれている複数種類の図柄がその停止位置で表示窓9aに変動表示される。
中パネル9の下方には、前方に若干突出する卓状の操作卓11が形成されている。この操作卓11の右方部には、ゲームに賭けるメダルを投入するためのメダル投入部15が設けられている。また、操作卓11には、ベットボタン12と、スタートレバー13と、3個のストップボタン14a、14b、14c等の操作スイッチ類がそれぞれ所定の位置に配設されている。
ベットボタン12は、ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するための押圧式のボタンスイッチであり、1回の押圧操作で例えば3枚のメダルが賭けられる。スタートレバー13は、リール10a、10b、10cの回転開始を指示するためのレバースイッチであり、先端に球形の操作ノブを有するレバーを上下左右の何れかの方向に傾倒操作するとオン作動し、レバーから手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ作動するように構成されている。ストップボタン14a、14b、14cは、各リール10a、10b、10cの回転停止を個別に指示するための押圧式のボタンスイッチであり、各リールの配列に対応してそれぞれ並設されている。
下パネル部は、スロットマシン1のモデルタイプ等を遊技者へ認識させるための、例えば登場キャラクターの絵柄(図示略)などが印刷されて表示される下パネル4と、その左右に設けられたサイドランプ4a、4bとを備えて構成されている。
前扉3の最下部に取り付けられる受皿部材5には、入賞等の際にメダルを受け皿へ払い出す開口であるメダル払出口16と、ゲームの進行に応じて演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する放音部17a、17bとがそれぞれ配設されている。
スロットマシン1は、図2に示される筐体2内部の主制御基板100により、ゲーム動作が制御されている。主制御基板100は、CPU、ROM、RWM(Read/Write Memory)、その他リール10a、10b、10cや後述する外部集中端子板200と通信接続するインターフェース回路等が搭載されたマイコンベースの制御回路基板から構成されている。
すなわち、主制御基板100は、メダル投入部15への正規メダルの投入を検知すると、クレジットを加算して投入されたメダルを内部貯留する。そして、ベットボタン12の押圧操作に応じてクレジットを消費し、3枚のメダルをゲームに賭ける処理を行う。
このゲーム開始の状態でスタートレバー13が傾倒操作されると、主制御基板100はリール10a、10b、10cを一斉に回転させる。これと同時に乱数値に基づく抽選(内部抽選)を行って、有効ラインに引き込み停止可能な図柄の組み合せ、すなわち入賞役を内定し若しくはハズレを決定する。この内部抽選の結果は、内部抽選結果フラグ(RWM)に記憶される。
次に、主制御基板100は、ストップボタン14a、14b、14cの押圧操作に応じて、順次対応するリールを停止させる。そして、主制御基板100は、全てのリール10a、10b、10cが停止したのを検知した後、各リール10a、10b、10cが有効ラインに表示する図柄の組み合せと、内部抽選フラグで参照される内部当選した入賞役に係る図柄の組み合せとが一致するか否か判定する。そして、何れかの有効ラインにおいて図柄が一致したとき当該入賞役が確定し、その確定した入賞役の種類に応じた枚数のメダルが遊技者に払い戻される。
このように、スロットマシン1の遊技者は、リール10a、10b、10cを回転・停止させる遊技操作を行って、表示窓9aに変動表示した図柄が揃わなければ賭けたメダルを失うが、内部抽選した組み合せで図柄を揃えることにより、入賞役が成立して賭けた以上のメダルを獲得し得るので、メダルを増やすという興趣を伴ったゲームを楽しむことができる。
また、通常、スロットマシン1は、ホール(遊技店舗)の効率的な運営や遊技者へのサービス向上等のため、例えばホールコンピュータへ遊技・稼動状態等の遊技情報及び内蔵機器類のエラー情報等(それらを総称して遊技機情報という)を外部集中端子板200を介して外部出力している。そこで、次に、本発明による特徴的な外部出力手段について詳細に説明する。
図3は、スロットマシン1に備えられる外部出力手段に関わる部分を表したブロック図である。なお、本実施形態によるスロットマシン1の主制御基板100においては、CPUが所定のプログラムに従って演算処理を実行することで、図3に示される各手段が生成されるとともにそれぞれの機能が有効となる。また、主制御基板100のROMには、少なくとも後述のコード変換テーブル135が予め所定のアドレスに記憶され構成されている。また、データ出力手段としての外部集中端子板200は、出力ポートごとにリレーやトランジスタ等からなる通信用の駆動素子を搭載し、それぞれの駆動素子がON・OFFすることで、各出力ポートから所定の手順でコード化される遊技情報やエラー情報等が外部出力される。
本実施形態のスロットマシン1には、特別遊技役(ボーナスゲーム)として、ビッグボーナス(以下「BB」と略す)、レギュラーボーナス(以下「RB」と略す)、シングルボーナス(以下「SB」と略す)、チャレンジボーナス(以下「CB」と略す)が主に備えられている。
ここで、RBとは、通常よりも有利なゲーム条件が所定の遊技回数、または所定の入賞回数だけ遊技者に連続して与える遊技役をいう。また、BBとは、メダルの獲得数が一定数に達する等、所定の終了条件が成立するまで上述のRBを高頻度で与える遊技役をいう。また、SBとは、上述のRBを1回だけ与える遊技役をいう。また、CBとは、遊技者に目押し(ストップボタン14a、14b、14cの操作による即時停止)のチャンスを与える遊技役をいう。すなわち、CBが有効となると、内部抽選結果に応じてリールを停止させるいわゆる引き込み制御が解除され、このため遊技者は目押しのタイミングを正確に行うことで、通常よりも多くの小役(メダルの払い出し)を勝ち取ることができる。
また、かかる特別遊技役を成立させる図柄の種類(色)等の属性の違いにより、例えば上述のRBは、RB−A、RB−B、RB−C、RB−Dの4種類の遊技役に分類される。更には、特別遊技役の作動契機等の条件の違いにより、例えば上述のBBは、1種と2種とに種別される。これらは、同じ役柄(ゲーム態様)でも終了条件等がそれぞれ異なるため、メダルの最大獲得数も大きく異なる結果となる。
主に図3を参照して、本実施形態による外部出力手段を詳細に説明する。外部出力手段は、スロットマシンゲームの1種BBを有効にする条件装置の作動/非作動を判別する1種BB作動判別手段101と、作動した1種BBについて、当該遊技役を成立させるリール10a、10b、10cの図柄の色(例えば赤7(図柄A)、青7(図柄B)、白7(図柄C)、黄7(図柄D))に基づいてその種類(1種BB−A、1種BB−B、1種BB−C、1種BB−D)を判別する図柄判別手段102を備えている。また、2種BBに係る条件装置の作動/非作動を判別する2種BB作動判別手段104と、2種BBを成立させる図柄の色を判別する図柄判別手段105とを備えている。同様に、RB、CB、SBについても、RB作動判別手段107及びその図柄判別手段108、CB作動判別手段110及びその図柄判別手段111、SB作動判別手段113及びその図柄判別手段114を備えている。
各条件装置の作動判別手段による結果(作動状態信号)と当該図柄判別手段の結果が、それぞれの特別遊技役について備えられている遊技役状態信号変換手段103、106、109、112、115へ入力される。
ここで、図4を参照して、各遊技役状態信号変換手段103、106、109、112、115による信号変換の動作例を説明する。図4(a)は、1種BBに係る遊技役状態信号変換手段103による変換例である。この例によると、スロットマシン1のゲーム中に1種BB作動判別手段101が1種BB条件装置の作動を判別し、図柄判別手段102がその種類である図柄Aを判別した場合には、遊技役状態信号変換手段103は、遊技役識別信号ID1としてパルス数がゼロ回、すなわち1種BB作動判別手段101からの状態ON信号を変換しないまま出力する。図柄判別手段102が図柄Bを判別した場合には、遊技役識別信号ID1として前記状態ON信号を所定のインデックスクロック周期T内に1回のパルスを有する、すなわち周期Tのパルス信号に変換する。また、図柄判別手段102が図柄Cを判別した場合には、前記状態ON信号を前記インデックススクロック周期T内に2回のパルスを有する周期(1/2)Tのパルス信号に変換する。また、図柄判別手段102が図柄Dを判別した場合には、前記状態ON信号を前記インデックススクロック周期T内に4回のパルスを有する周期(1/4)Tのパルス信号に変換する。
同じく、2種BBが作動時における遊技役状態信号変換手段106による変換についても、図4(b)に示されるように、図柄判別手段105がその種類である図柄Aを判別した場合には、遊技役識別信号ID2としてパルスゼロ回の状態ON信号が出力され、図柄B、図柄C、図柄Dまたは図柄Eを判別した場合、それぞれインデックススクロック周期T内に1回(周期T)、2回(周期(1/2)T)、4回(周期(1/4)T)、8回(周期(1/8)T)のパルスを揺するパルス信号に変換されて出力される。なお、図5は、2種BBが作動時において図柄の種類ごとに遊技役状態信号変換手段106が出力する遊技役識別信号ID2の波形の一例である。
以下、同様に、図4(c)はRBが作動時における遊技役状態信号変換手段109による変換例、図4(d)はCBが作動時における遊技役状態信号変換手段112による変換例、図4(e)はSBが作動時における遊技役状態信号変換手段115による変換例である。なお、図6は、CBが作動時において図柄の種類ごとに遊技役状態信号変換手段112が出力する遊技役識別信号ID4の波形の一例である。このように、各遊技役状態信号変換手段103、106、109、112、115は、各条件装置の作動状態信号を図柄の種類ごとに周波数(パルス数/T)が決定されるパルス状の遊技役識別信号ID1〜ID5に変換して、それぞれ次段の重複状態検知手段131へ出力する(図3参照)。
なお、各遊技役状態信号変換手段103、106、109、112、115が出力する遊技役識別信号のパルスは、後述するインデックスクロック生成手段136が生成する一定周期(実施形態では上述のインデックススクロック周期Tと一致する)の単パルス列信号からなるインデックスクロックXCLに同期している。
次に、図3のブロック図において示される各種エラー検知手段の例を説明する。ドア開放エラー検知手段121は、前扉3のドア開放エラーまたはその開放状態を検知する手段である。また、設定変更エラー検知手段122は、出玉率の設定変更エラーまたは出玉率の設定中か否かを検知する手段である。また、セレクタエラー検知手段123は、メダル投入部15から投入されるメダルの適否を選別するセレクタのエラーを検知する手段である。ホッパエラー検知手段124は、入賞等の際にメダルを受皿部材5へ払い出すホッパー装置のエラーを検知する手段である。
上述の各エラー検知手段による検知結果(エラー状態信号)は、エラー状態信号変換手段125へ入力される。ここで、図7及び図8を参照して、エラー状態信号変換手段125の動作例を説明する。なお、図7は、エラー状態信号変換手段125による変換例を示し、図8はエラー状態信号変換手段125が変換し出力するエラー状態(種類)ごとのエラー識別信号ID6の波形例である。
これらの図に示されるように、ドア開放エラー検知手段121が前扉3のドア開放エラーを検知した場合には、エラー状態信号変換手段125は、エラー識別信号ID6としてパルス数がゼロ回、すなわち定常的なエラー状態ON信号を出力する(図8(a)参照)。また、設定変更エラー検知手段122が設定変更エラーを検知した場合には、当該エラー状態信号を上述のインデックスクロック周期T内に1回のパルスを有する周期Tのエラー識別信号ID6に変換して出力する(図8(b)参照)。また、セレクタエラー検知手段123がセレクタエラーを検知した場合には、当該エラー状態信号をインデックスクロック周期T内に2回のパルスを有する周期(1/2)Tのエラー識別信号ID6に変換して出力する(図8(c)参照)。また、ホッパエラー検知手段124がホッパエラーを検知した場合には、当該エラー状態信号をインデックスクロック周期T内に4回のパルスを有する周期(1/4)Tのエラー識別信号ID6に変換して出力する(図8(d)参照)。
更に、本外部出力手段は、図3のブロック図に示されるように上述の各変換手段103、106、109、112、115、125からの各識別信号ID1〜ID6を入力し、少なくとも何れか2つ以上の信号が有効(アクティブ)となる重複状態を検知する重複状態検知手段131と、重複状態検知手段131が重複状態を検知したとき切換クロック信号を生成する切換クロック生成手段132と、この切換クロック信号に応答して、作動中の条件装置の種類やエラー状態が特定され得る上述の各識別信号ID1〜ID6を順次切り換えて信号SD1〜SD6を出力する切換手段133と、切換手段133からの信号SD1〜SD6に応じてバイナリコード形式の3bitの出力データDB0、DB1、DB2に変換するコード化手段134とを備えている。
重複状態検知手段131は、各変換手段103、106、109、112、115、125からの信号ID1〜ID6を切換手段133へ転送するが、複数の識別信号ID1〜ID6がアクティブであるとき(つまり重複するとき)、その旨を示す重複状態信号を切換クロック生成手段132へ出力する。そして、切換クロック生成手段132は、重複状態信号を受信する間、上述のインデックススクロックXCLと同期する周期Tの切換クロック信号を切換手段133へ送出する。
切換手段133は、切換クロック信号が一定の時(すなわち条件装置やエラーが同時期に発生していない場合)、各変換手段103、106、109、112、115、125からの識別信号ID1〜ID6をスルーし、それぞれ出力SD1〜SD6としてコード化手段134へ転送する。また、切換手段133は、切換クロック生成手段132から切換クロック信号を受信している場合には(すなわち条件装置やエラーが重複して発生している場合)、入力される重複状態の識別信号を切換クロック信号に同期して所定順に順次切り換え、コード化手段134へ転送する。
ここで、図9は、この切換手段133による各出力SD1〜SD6の一例である。この例では、2種BB−Dが作動中にCB−Bが作動し、更に同時期にセレクタエラーが発生した場合を示している。図9に示されるように、各変換手段103、106、109、112、115、125からのアクティブな識別信号(この例では2種BB、CB、エラーの3つの情報の識別信号ID2、ID4、ID6)がインデックスクロックXCLに同期して順次、切り換えられて信号SD2、SD4、SD6として出力される。
コード化手段134は、例えば図10に示されるコード変換テーブル135を参照して、切換手段133から送られてくる信号SD1〜SD6を3bitのバイナリコード形式の出力データDB0、DB1、DB2に変換する。コード変換テーブル135には、各特別遊技役を有効にする条件装置及びエラーの種類ごとにバイナリコード形式の出力データDB0、DB1、DB2が1対1に対応付けられている。コード化手段134により変換された出力データDB0、DB1、DB2は、外部集中端子板200においてそれぞれ予め割り当てられている出力ポートP3、P4、P5を介して外部へ出力される。
図11は、かかる外部出力手段により最終的に出力される出力データDB0、DB1、DB2と、外部接続される例えばホールコンピュータとの同期をとるために設けられるインデックスクロック生成手段136が出力するインデックスクロックXCLとの関係を表したタイムチャートの例である。このうち、図11(a)は、2種BB−Dが作動し、その間にCB−Bが作動した場合の例を示している。
図11(a)の例で説明すると、例えば2種BB−Dが単独で作動したときには、2種BBであることを示す(010)b(図10参照)のベース信号が出力されるが、このベース信号を搬送波信号として図柄Dを示す4パルス/周期Tのパルス状の信号が混合されて出力される。そして、この2種BB−Dが作動する間にCB−Bが作動すると、上述の切換クロック信号(=インデックスクロックXCL)に同期して、出力データDB0、DB1、DB2のベース信号が2種BBを示す(010)bと、CBを示す(100)bとの値で交互に切り換えられ、なおかつ、図柄Dを示す4パルス/周期Tのパルス信号と、図柄Bを示す1パルス/周期Tのパルス信号がそれぞれのベース信号に混合されて出力される。その結果、既存の3ビットの信号ポートを使用しながらも、親の遊技役(この場合2種BB−D)と子の遊技役(この場合CB−B)との情報を含めて外部に認識させることが可能となる。
更に、本実施形態の外部出力手段は、ドア開放や、セレクタ等のエラーがゲーム中や特別遊技役(条件装置)が作動中に発生したとしても、当該特別遊技役の情報を失わずに外部出力が可能となっている。ここで、図11(b)は、その動作の一例であり、2種BB−DとCB−Bとが重複して作動する間にセレクタエラーが発生した場合の例を示している。すなわち、特別遊技役とエラーが同時期に発生した場合、それぞれの状態を示す出力データDB0、DB1、DB2のベース信号(この場合、2種BBを示す(010)bと、CBを示す(100)bと、エラーを示す(111)b)が順次、切り換えられて出力される。なおかつ、既に述べた図柄情報の他、エラーの発生を示す(111)bのベース信号には、セレクタエラーを示す2パルス/周期Tのパルス信号(図7参照)が混合されて出力されていることが解る。
以上説明したように、本実施形態の外部出力手段を備えるスロットマシン1によれば、既存の出力ポートをそのまま用いながらも例えば当該スロットマシン1において重複して作動する特別遊技役、及び特別遊技役の属性(図柄)、更には機器類のエラー等を含むより密度の高い情報を外部のホールコンピュータへ同時に出力して認識させることができる。このため、例えば不正対策に役立つような追加的な情報出力への要請に対しても、既存の出力ポートを増設等せずに、簡易かつローコストに対処することができる。
本発明は、スロットマシンの他にパチンコを含む一般的な遊技機において広く応用され得る。
本発明に係る遊技機の一つの実施形態としてのスロットマシンの正面図である。 図1に示したスロットマシンの一内部構造を表した正面図である。 図1に示したスロットマシンに備えられる外部出力手段に関わるブロック図である。 図3に示した各遊技役状態信号変換手段による信号変換例を説明するための表である。 図4に示した変換例に基づき2種BBに係る遊技役状態信号変換手段が出力する遊技役識別信号波形の一例である。 図4に示した変換例に基づきCBに係る遊技役状態信号変換手段が出力する遊技役識別信号波形の一例である。 図3に示したエラー状態信号変換手段による信号変換例を説明するための表である。 図7に示した変換例に基づきエラー状態信号変換手段が出力するエラー識別信号波形の一例である。 図3に示した切換手段が出力する信号波形の一例である。 図3に示したコード変換テーブルの構成例である。 図3に示した外部出力手段により外部出力される信号波形の例である。
符号の説明
1…スロットマシン
2…筐体 3…前扉
4…下パネル 5…受皿部材
6a…上部ランプ 6b、6c…コーナランプ
7a、7b…放音部 8…液晶表示ユニット
9…中パネル 9a…表示窓
10a、10b、10c…リール 11…操作卓
12…ベットボタン 13…スタートレバー
14a、14b、14c…ストップボタン 15…メダル投入部
16…メダル払出口 17a、17b…放音部
100…主制御基板 101…1種BB作動判別手段
102…図柄判別手段 103…遊技役状態信号変換手段
104…2種BB作動判別手段 105…図柄判別手段
106…遊技役状態信号変換手段 107…RB作動判別手段
108…図柄判別手段 109…遊技役状態信号変換手段
110…CB作動判別手段 111…図柄判別手段
112…遊技役状態信号変換手段 113…SB作動判別手段
114…図柄判別手段 115…遊技役状態信号変換手段
121…ドア開放エラー検知手段 122…設定変更エラー検知手段
123…セレクタエラー検知手段 124…ホッパエラー検知手段
125…エラー状態信号変換手段 131…重複状態検知手段
132…切換クロック生成手段 133…切換手段
134…コード化手段 200…外部集中端子板
ID1〜ID5…遊技役識別信号 ID6…エラー識別信号
DB0〜DB2…出力データ P3、P4、P5、P7…出力ポート
T…インデックスクロック周期 XCL…インデックスクロック

Claims (4)

  1. 少なくとも所定の遊技役を有効にする条件装置の作動状態に係る情報を複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機であって、
    複数の前記所定の遊技役をそれぞれ有効にする各条件装置の作動をそれぞれ判別し作動状態信号を生成する複数の条件装置作動判別手段と、
    前記各条件装置について設けられ、作動した当該条件装置の属性をそれぞれ判別する複数の属性判別手段と、
    前記各属性判別手段が判別した属性に応じて、前記作動状態信号を所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号にそれぞれ変換する複数の遊技役状態信号変換手段と、
    複数の前記遊技役識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成する切換クロック生成手段と、
    前記切換クロック信号に応答して複数の前記遊技役識別信号を所定順に切り換える切換手段と、
    前記切換手段で順次切り換えられる前記遊技役識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するコード化手段と、
    前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するデータ出力手段と、を少なくとも備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 少なくとも所定のエラー状態に係る情報を複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機であって、
    複数の前記所定のエラー状態をそれぞれ検知してエラー状態信号を出力する複数のエラー検知手段と、
    何れかの前記エラー検知手段が検知したエラー状態に応じて、前記エラー状態信号を所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換するエラー状態信号変換手段と、
    複数の前記エラー識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成する切換クロック生成手段と、
    前記切換クロック信号に応答して複数の前記エラー識別信号を所定順に切り換える切換手段と、
    前記切換手段で順次切り換えられる前記エラー識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するコード化手段と、
    前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するデータ出力手段と、を少なくとも備えていることを特徴とする遊技機。
  3. 少なくとも所定の遊技役を有効にする条件装置の作動状態及び所定のエラー状態を遊技機情報として複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機であって、
    複数の前記所定の遊技役をそれぞれ有効にする各条件装置の作動をそれぞれ判別し作動状態信号を生成する複数の条件装置作動判別手段と、
    前記各条件装置について設けられ、作動した当該条件装置の属性をそれぞれ判別する複数の属性判別手段と、
    前記各属性判別手段が判別した属性に応じて、前記作動状態信号を所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号にそれぞれ変換する複数の遊技役状態信号変換手段と、
    複数の前記所定のエラー状態をそれぞれ検知してエラー状態信号を出力する複数のエラー検知手段と、
    何れかの前記エラー検知手段が検知したエラー状態に応じて、前記エラー状態信号を所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換するエラー状態信号変換手段と、
    複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成する切換クロック生成手段と、
    前記切換クロック信号に応答して複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号を所定順に切り換える切換手段と、
    前記切換手段で順次切り換えられる前記遊技役識別信号若しくは前記エラー識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するコード化手段と、
    前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するデータ出力手段と、を少なくとも備えていることを特徴とする遊技機。
  4. 少なくとも所定の遊技役を有効にする条件装置の作動状態及び所定のエラー状態を遊技機情報として複数の信号出力ポートを介して外部へ出力可能な遊技機における遊技機情報出力方法であって、
    複数の前記所定の遊技役をそれぞれ有効にする各条件装置の作動をそれぞれ判別し作動状態信号を生成するステップと、
    作動した当該条件装置の属性をそれぞれ判別するステップと、
    判別された当該属性に応じて前記作動状態信号を所定単位時間当たりのパルス数の遊技役識別信号にそれぞれ変換するステップと、
    複数の前記所定のエラー状態をそれぞれ検知してエラー状態信号を出力するステップと、
    検知された当該エラー状態に応じて、前記エラー状態信号を所定単位時間当たりのパルス数のエラー識別信号に変換するステップと、
    複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号のうち何れか2以上の信号がアクティブとなったとき、所定周期の切換クロック信号を生成するステップと、
    前記切換クロック信号に応答して複数の前記遊技役識別信号及び前記エラー識別信号を所定順に切り換えるステップと、
    順次切り換えられる前記遊技役識別信号若しくは前記エラー識別信号を所定ビット数のバイナリコード形式の出力データに変換するステップと、
    前記出力データを当該出力データの各ビットにそれぞれ予め対応させた前記各信号出力ポートを介して外部出力するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする遊技機情報出力方法。
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