JP4887548B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型コンテンツ再生装置を接続可能な電子機器に関する。
パーソナルコンピュータ(以下、PCという。)は、内蔵されている記憶媒体(以下、HDDとする。)に、複数のコンテンツ(例えば、オーディオファイル)を記録可能であり、複数のオーディオファイルの中からユーザ操作によって選択されたオーディオファイルを再生することができる。また、屋外等でオーディオファイルを再生するために、記憶媒体(フラッシュメモリ等)を内蔵する携帯型プレーヤ(以下、DAPという。)が使用される。DAPは、PCのHDDからオーディオファイルが転送され、フラッシュメモリにオーディオファイルを記録することができる。最近では、DAP用のクレードル(充電装置)を備えるPCが登場してきている。このPCは、クレードル経由でDAPを充電させる他、DAPによって再生され、DAPから出力されるオーディオデータをクレードル経由で受信し、アンプで増幅し、スピーカーから音声を出力することができる。
ここで、PCを電源オフ状態(シャットダウン、スタンバイ、スリープ、ハイバネーション等を含む。)にすると、オーディオデバイス、アンプおよびクレードルに電源電圧が供給されなくなる。または、オーディオデバイスやクレードルに電源電圧が供給される場合もあるが、オーディオデバイスは動作を実行しなくなり、クレードルは信号の送受信を実行しなくなる。その結果、PCのHDDに記録されているオーディオファイルを再生できなくなるだけでなく、DAPによって再生され、DAPから出力されるオーディオデータをアンプにおいて増幅し、スピーカーから音声を出力することができないという問題がある。従って、PCが電源オフ状態のときにも、DAPからのオーディオデータを増幅し、スピーカーから音声を出力する技術が要望されている。
特開2002−6977号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電子機器を電源オフ状態にする場合でも、携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツを受信し、処理を実行することができる電子機器を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による電子機器は、携帯型コンテンツ再生装置が接続可能な電子機器であって、コンテンツを記録するためのコンテンツ記憶部と、前記コンテンツ記憶部に記録されているコンテンツを再生し、スイッチへと供給する再生部と、前記携帯型コンテンツ再生装置が接続可能であり、前記携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツを前記スイッチへと供給するクレードルと、前記再生部からのコンテンツを処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態を切り換える前記スイッチと、前記スイッチから供給されるコンテンツに処理を実行する前記処理部と、前記電子機器が電源オフ状態の場合において、前記クレードル、前記スイッチ、前記処理部およびスイッチ制御部に電源電圧を供給する電源部と、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されているか否か、および、前記電子機器が電源オン状態であるか否かに基づいて、前記スイッチの状態を制御する前記スイッチ制御部とを備える。
電子機器の電源オフ状態においては、クレードル、スイッチ、処理部およびスイッチ制御部に電源電圧が供給される。スイッチ制御部およびスイッチに電源電圧が供給されることにより、クレードルに携帯型コンテンツ再生装置が接続されているか否か、および、電子機器が電源オン状態であるか否かに基づいて、スイッチの状態を制御することができる。その結果、電子機器が電源オフ状態であっても、携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツをクレードル経由で受信し、処理部において処理を実行することができる。特に限定されないが、コンテンツがオーディオデータである場合には、処理部はアンプであり、オーディオデータを増幅して、スピーカーから音声を出力する。また、コンテンツがビデオデータである場合には、処理部はビデオプロセッサであり、ビデオデータに画像処理を実行し、表示部に映像を表示する。
好ましい実施形態においては、前記スイッチ制御部が、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせる。
電子機器が電源オフ状態であっても、携帯型コンテンツ再生装置がクレードルに接続されている場合には、携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツをクレードル経由で受信し、処理部に供給することができる。
好ましい実施形態においては、前記スイッチ制御部が、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されていない場合には、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせ、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせ、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オン状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態を前記スイッチに切り換えさせる。
電子機器が電源オフ状態であって、携帯型コンテンツ再生装置がクレードルに接続されている場合には、携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツをクレードル経由で受信し、処理部に供給することができる。電子機器が電源オフ状態であって、携帯型コンテンツ再生装置がクレードルに接続されていない場合には、携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツをクレードル経由で受信し処理部に供給する必要がないので、再生部からのコンテンツを処理部に供給する状態にスイッチを切り換えさせる。従って、電子機器が電源オフ状態から電源オン状態に移行した際に、または、電子機器が電源オン状態の際に、改めてユーザ操作を要することなく、再生部からのコンテンツを処理部に供給する状態にスイッチを切り換えさせることができる。
好ましい実施形態においては、第2コンテンツ再生装置が接続可能であり、前記第2コンテンツ再生装置からのコンテンツを受信し、前記スイッチへと供給する受信部をさらに備え、前記スイッチが、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態のいずれかに切り換え、前記電源部が、前記電子機器が電源オフ状態の場合において、前記クレードル、前記スイッチ、前記処理部、前記スイッチ制御部および前記受信部に電源電圧を供給する。
電子機器が電源オフ状態においては、クレードル、スイッチ、処理部、スイッチ制御部および受信部に電源電圧が供給される。スイッチ制御部およびスイッチに電源電圧が供給されることにより、クレードルに携帯型コンテンツ再生装置が接続されているか否か、および、電子機器が電源オン状態であるか否かに基づいて、スイッチの状態を制御することができる。その結果、電子機器が電源オフ状態であっても、携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツをクレードル経由で受信し、処理部に供給することができる、または、第2コンテンツ再生装置からのコンテンツを受信部経由で受信し、処理部に供給することができる。
好ましい実施形態においては、前記スイッチ制御部が、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オン状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態のいずれかに前記スイッチに切り換えさせ、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されておらず、かつ、前記電子機器が電源オン状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチに切り換えさせ、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチに切り換えさせ、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されておらず、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせる。
電子機器を電源オフ状態にする場合でも、携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツを受信し、コンテンツに処理を実行することができる。
PC100の構成を示すブロック図である。 スイッチ12の選択状態を示す表である。 PC101の構成を示すブロック図である。 スイッチ17の選択状態を示す表である。
以下、本発明の好ましい実施形態による電子機器の一例であるパーソナルコンピュータ(以下、PCという。)100について説明する。図1は、PC100の構成を示す概略ブロック図である。PC100は、表示部1と、マザーボード2と、HDD(Hard Disk Drive)3と、入力部4と、電源部5と、クレードル6と、スピーカー15とを備える。表示部1、入力部4、クレードル6およびスピーカー15はPC100と一体でもよく、独立していてもよい。クレードル6には、携帯型プレーヤ(以下、DAP(Digital Audio Player)という。)16が接続可能である。
HDD3は、記憶媒体の一例であり、複数のコンテンツを記録可能である。コンテンツは、オーディオデータ、ビデオデータ、又は、ピクチャデータ等の総称であるが、本例では、オーディオデータ(オーディオファイル)である。HDD3には、OS(Operating System)やコンテンツ再生アプリケーションプログラム(以下、再生アプリという。)がインストールされている。再生アプリによって、オーディオファイルがHDD3にリッピングされ、又は、HDD3に記録されているオーディオファイルが再生される。
入力部4は、ユーザ操作が入力されるものであり、マウス、キーボードまたはリモコン等である。例えば、入力部4は、ユーザ操作によって、HDD3に記録されているオーディオファイルを再生するか、又は、DAP16に記録されているオーディオファイルを再生するかを選択する指示が入力される。
表示部1は、OSや再生アプリの画面、又は、ビデオデータを表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等である。
電源部5は、PC100の全体又は一部に電源電圧を供給する回路である。電源部5は、後述する電源管理ブロック10によって制御され、PC100全体に電源電圧を供給する電源オン状態と、PC100の一部(後述)のみに電源電圧を供給し、その他の部分に電源電圧を供給しない電源オフ状態とに制御される。ここで、電源オフ状態とは、シャットダウン、スタンバイ、スリープまたはハイバネート等の意味を含む。
マザーボード2は、CPU7と、メモリ8と、オーディオブロック9と、電源管理ブロック10とを含む。CPU7は、HDD3にインストールされているOSや、再生アプリ等のプログラムを実行する。また、CPU7は、PC100が電源オン状態のときに、ユーザ操作に応じて、スイッチ12の選択状態を切り換えさせる。
オーディオブロック9は、オーディオデバイス(例えばHDオーディオコーデック)11と、スイッチ(例えばアナログスイッチ)12と、ロジックIC13と、アンプ(例えばデジタルアンプ)14とを含む。
オーディオデバイス11には、HDD3に記録されているオーディオファイルが再生アプリによって再生され、再生されたオーディオデータが供給される。オーディオデバイス11は、HDD3からのオーディオデータをデコード、デジタルアナログ変換、ボリューム調整、イコライザ処理、および/または、その他信号処理を実行し、オーディオデータをスイッチ12の端子bに供給する。なお、オーディオデバイス11、CPU7および再生アプリの機能を再生部と定義する。
DAP16は、記憶媒体(以下、フラッシュメモリという。)を内蔵しており、フラッシュメモリに複数のコンテンツ(以下、オーディオファイル。)を記録可能である。DAP16は、複数のオーディオファイルの中からユーザ操作によって選択されたオーディオファイルを再生し、再生したオーディオデータをクレードル6に供給する。
クレードル6は、DAP16によって再生されたオーディオデータを、DAP16から受信し、スイッチ部12の端子cに供給する。また、クレードル6は、電源部5から電源電圧が供給され、DAP16のバッテリを充電する。また、クレードル6は、DAP16がクレードル6に接続されているか否かを検出しており、DAP16がクレードル6に接続されているか否かの情報(DAP接続状態情報)をロジックIC13に通知する。なお、クレードル6へのDAP16の接続検出は、接続検出端子を使用する等の周知の技術によって実現することができる。クレードル6からロジックIC13への通知は、DAP16がクレードル6に接続された時、又は、DAP16がクレードル6から接続解除された時に実行されてもよく、定期的に実行されてもよい。
スイッチ12は、CPU7およびロジックIC13によって制御され、HDD3からオーディオデバイス11を介して供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態、又は、DAP16からクレードル6を介して供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態を切り換える。詳細には、スイッチ12は、オーディオデバイス12が接続される端子bと、クレードル6が接続される端子cとのいずれか一方を選択し、アンプ14が接続される端子aに接続させる。
ロジックIC13は、電源管理ブロック10から供給されるPC1が電源オン状態であるか否かの情報と、クレードル6から供給されるDAP16がクレードル6に接続されているか否かの情報とに基づいて、スイッチ12の選択状態を制御する(詳細後述)。ロジックIC13とCPU7とはスイッチ制御部として機能する。
アンプ14は、コンテンツに処理を実行する処理部の一例であり、スイッチ12から供給されたオーディオデータを増幅し、スピーカー15から音声を出力させる。
電源管理ブロック10は、ユーザ操作に応じて、PC100の電源状態が電源オン状態、または、電源オフ状態になるように、電源部5を制御する。詳細には、電源管理ブロック10は、PC100を電源オン状態にする際には、電源部5に、PC100全体に電源電圧を供給させる。一方、電源管理ブロック10は、PC100を電源オフ状態にする際には、電源部5に、DAP16からのオーディオデータを増幅し、スピーカー15から音声を出力するために必要な部分のみに電源電圧を供給させる。詳細には、電源オフ状態において、クレードル6、スイッチ12、ロジックIC13およびアンプ14に電源電圧が供給される(クレードル6、スイッチ12、ロジックIC13およびアンプ14を動作可能状態にする)。従って、PC100が電源オフ状態であっても、クレードル6、スイッチ12およびロジックIC13に電源電圧が供給されている(動作可能状態である)ので、DAP16の接続状態に応じて、オーディオデバイス11からのオーディオデータをアンプ14に供給する状態、又は、クレードル6からのオーディオデータをアンプ14に供給する状態をスイッチ12に切り換えさせることができる。また、PC100が電源オフ状態であっても、アンプ14に電源電圧が供給されている(動作可能状態である)ので、DAP16からのオーディオデータをアンプ14で増幅し、スピーカー15から音声を出力することができる。また、電源管理ブロック10は、ロジックIC13に、PC100が電源オン状態であるか否かの情報(電源状態情報)を通知する。
以下、PC100の動作を説明する。図2は、PC100の電源状態と、DAP16のクレードル6への接続状態とに応じた、スイッチ12の選択状態を説明する表である。まず、PC100の電源オン状態、および、電源オフ状態にかかわらず、クレードル6、スイッチ12、ロジックIC13およびアンプ14には電源電圧が供給されている。従って、PC100が電源オフ状態であっても、DAP6のクレードル16への接続状態に応じてスイッチ12を切り換えることができ、かつ、DAP16からのオーディオデータを増幅してスピーカー15から音声を出力することができる。
DAP16がクレードル6に接続されていない場合には、クレードル6は、DAP16がクレードル6に接続されていない旨の情報をロジックIC13に通知する。ロジックIC13は、PC1が電源オン状態であるか、又は、電源オフ状態であるかに関係なく、DAP16がクレードル6に接続されていない旨の情報を受信すると、スイッチ12にオーディオデバイス11側(端子b)を選択させ、HDD3からオーディオデバイス11経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態に切り換えさせる。DAP16がクレードル6に接続されていないので、スイッチ12にクレードル6側(端子c)を選択させる必要がないからである。また、これにより、PC100が電源オン状態にされた際に(または電源オン状態である際に)、HDD3のオーディオデータを再生する場合に、改めてユーザ操作によって、オーディオデバイス11からのオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ12を切り換えさせる必要がなく、操作性を向上させることができる。
次に、DAP16がクレードル6に接続されている場合には、クレードル6は、DAP16がクレードル6に接続されている旨の情報をロジックIC13に通知する。また、電源管理ブロック10は、PC100が電源オン状態であるか、又は、電源オフ状態であるかの情報(PC電源状態情報)をロジックIC13に通知する。
ロジックIC13は、DAP16がクレードル6に接続されており、かつ、PC100が電源オン状態の場合には、オーディオデバイス11側およびクレードル6のいずれも選択可能なようにスイッチ12を制御する。このとき、ユーザ操作によって、HDD3のオーディオデータを再生するか、又は、DAP16のオーディオデータを再生するかを選択する指示が入力されると、CPU7が、当該指示に応じてスイッチ12を制御する。つまり、ユーザ操作によって、HDD3のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ12にオーディオデバイス11側(端子b)を選択させ、HDD3からオーディオデバイス11経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ12に切り換えさせる。一方、ユーザ操作によって、DAP16のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ12にクレードル6側(端子c)を選択させ、DAP16からクレードル6経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態に切り換えさせる。
一方、ロジックIC13は、DAP16がクレードル6に接続されており、かつ、PC100が電源オフ状態の場合には、スイッチ12にクレードル6側(端子c)を選択させ、DAP16からクレードル6経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ12に切り換えさせる。PC100が電源オフ状態であるので、スイッチ12がオーディオデバイス11側を選択する必要がないからである。従って、PC100が電源オフ状態であっても、DAP16からのオーディオデータがクレードル6を介してアンプ14に供給され、アンプ14で増幅され、スピーカー15から音声を出力することができる。なお、このとき、PC100が電源オフ状態であるので、ユーザ操作によって、HDD3のオーディオデータを再生するように選択することが無効とされている。
以上のように、本実施形態によると、PC100が電源オフ状態であっても、クレードル6、スイッチ12、ロジックIC13およびアンプ14に電源電圧が供給される(動作可能状態である)ので、クレードル6へのDAP16の接続状態に応じてスイッチ12を自動的に切り換えることができると共に、DAP16のオーディオデータを増幅してスピーカー15から音声を出力することができる。
次に、本発明の別の好ましい実施形態を説明する。図3は、本例のPC101を示す概略ブロック図である。以下では、図1のPC100と比較して、異なる部分のみについて説明する。PC101は、BD(Blue-lay Disk)プレーヤ19(または、HDDレコーダ、ゲーム機でもよい。)等の第2コンテンツ再生装置がHDMIケーブルを介して接続可能である。BDプレーヤ19は、BDディスクからオーディオデータ及びビデオデータを読み出し、これらをHDMIデータに変換し、HDMIケーブルを介してPC101に供給する。
PC101は、BDプレーヤ19からのHDMIデータを受信し、HDMIデータから元のオーディオデータおよびビデオデータを生成するHDMI受信部18をさらに備えている。HDMI受信部18は、生成したオーディオデータをスイッチ17の端子dに供給し、ビデオデータを表示部1に供給する。
スイッチ17は、図1のスイッチ12と比較して、オーディオデバイス11およびクレードル6の他に、HDMI受信部18からのオーディオデータをアンプ14に供給する状態(端子d)を選択することができる。
電源部5は、PC101が電源オフ状態の時に、クレードル6、スイッチ12、ロジックIC13、アンプ14に加えて、表示部1およびHDMI受信部18にも電源電圧を供給する。PC101が電源オフ状態のときに、BDプレーヤ19からのオーディオデータを増幅しスピーカー15から音声を出力すると共に、BDプレーヤ19からのビデオデータを表示部1に表示するためである。なお、ビデオデータを表示部1に表示しない場合(例えば音楽CDを再生する場合)、表示部1には電源電圧が供給されなくてよい。
以下、本例の動作を説明する。図4は、PC101におけるスイッチ17の選択状態を説明する表である。PC101の電源オン状態、および、電源オフ状態にかかわらず、表示部1、クレードル6、スイッチ12、ロジックIC13、アンプ14およびHDMI受信部18には電源電圧が供給されている。従って、PC101が電源オフ状態であっても、DAP16のクレードル6への接続状態、および、ユーザ操作に応じてスイッチ17を切り換えることができ、DAP16からのオーディオデータを増幅してスピーカー15から音声を出力でき、又は、BDプレーヤ19からのオーディオデータを増幅してスピーカー15から音声を出力すると共にビデオデータを表示部1に表示することができる。
ロジックIC13は、PC101が電源オン状態であり、かつ、DAP16がクレードル6に接続されている場合、オーディオデバイス11側、クレードル6側およびHDMI受信部18側のいずれも選択可能なようにスイッチ17を制御する。このとき、ユーザ操作によって、HDD3のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ17にオーディオデバイス11側を選択させ、HDD3からオーディオデバイス11経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。また、ユーザ操作によって、DAP16のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ17にクレードル6側を選択させ、DAP16からクレードル6経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。また、ユーザ操作によって、BDプレーヤ19のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ17にHDMI受信部18側を選択させ、BDプレーヤ19からHDMI受信部18経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。
ロジックIC13は、PC101が電源オン状態であり、かつ、DAP16がクレードル6に接続されていない場合、オーディオデバイス11側、および、HDMI受信部18側を選択可能であり、クレードル6側を選択不可能なようにスイッチ17を制御する。このとき、ユーザ操作によって、HDD3のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ17にオーディオデバイス11側を選択させ、HDD3からオーディオデバイス11経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。また、ユーザ操作によって、BDプレーヤ19のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ17にHDMI受信部18側を選択させ、BDプレーヤ19からHDMI受信部18経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。
ロジックIC13は、PC101が電源オフ状態であり、かつ、DAP16がクレードル6に接続されている場合、クレードル6側およびHDMI受信部18側を選択可能であり、オーディオデバイス118側を選択不可能なようにスイッチ17を制御する。このとき、ユーザ操作によって、DAP16のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ17にクレードル6側を選択させ、DAP16からクレードル6経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。また、ユーザ操作によって、BDプレーヤ19のオーディオデータを再生する指示が入力されると、CPU7は、スイッチ17にHDMI受信部18側を選択させ、BDプレーヤ19からHDMI受信部18経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。なお、PC101が電源オフ状態のときには、CPU7に電源電圧が供給されていないので、入力部4からの指示によってCPU7を経由せずに、例えば機械的に、直接、スイッチ12が切り換えられるようになっている。
ロジックIC13は、PC101が電源オフ状態であり、かつ、DAP16がクレードル6に接続されていない場合、スイッチ17にHDMI受信部18側を選択させ、BDプレーヤ19からHDMI受信部18経由で供給されるオーディオデータをアンプ14に供給する状態にスイッチ17に切り換えさせる。
以上のように、本実施形態によると、PC101が電源オフ状態であっても、表示部1、クレードル6、スイッチ12、ロジックIC13、アンプ14およびHDMI受信部18に電源電圧が供給される(動作可能状態である)ので、クレードル6へのDAP16の接続状態およびユーザ操作に応じてスイッチ17を切り換えることができると共に、DAP16からのオーディオデータを増幅してスピーカー15から音声を出力することができる、または、BDプレーヤ19からのオーディオデータを増幅してスピーカー15から音声を出力することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、コンテンツにオーディオデータではなく、ビデオデータやピクチャデータが採用されてもよい。また、図2および図4において、PCが電源オフ状態、かつ、DAP未接続状態のときに、スイッチ12、17が、クレードル6側を選択してもよい。この場合、DAP6がクレードルに接続された際に直ぐにDAP6からのオーディオデータに基づいてスピーカーから音声を出力できる。本発明は、PC以外にもAVアンプ等のAV機器に適用することができる。携帯型コンテンツ再生装置は、携帯電話や携帯型ゲーム機でもよい。
本発明は、デスクトップPCやノードPC等に好適に採用され得る。
100 PC
101 PC
1 表示部
2 マザーボード
3 HDD
4 入力部
5 電源部
6 クレードル
7 CPU
8 メモリ
9 オーディオブロック
10 電源管理ブロック
11 オーディオデバイス
12 スイッチ
13 ロジックIC
14 アンプ
15 スピーカー
16 DAP
17 スイッチ
18 HDMI受信部
19 BDプレーヤ

Claims (5)

  1. 携帯型コンテンツ再生装置が接続可能な電子機器であって、
    コンテンツを記録するためのコンテンツ記憶部と、
    前記コンテンツ記憶部に記録されているコンテンツを再生し、スイッチへと供給する再生部と、
    前記携帯型コンテンツ再生装置が接続可能であり、前記携帯型コンテンツ再生装置からのコンテンツを前記スイッチへと供給するクレードルと、
    前記再生部からのコンテンツを処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態を切り換える前記スイッチと、
    前記スイッチから供給されるコンテンツに処理を実行する前記処理部と、
    前記電子機器が電源オフ状態の場合において、前記クレードル、前記スイッチ、前記処理部およびスイッチ制御部に電源電圧を供給する電源部と、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されているか否か、および、前記電子機器が電源オン状態であるか否かに基づいて、前記スイッチの状態を制御する前記スイッチ制御部とを備える、電子機器。
  2. 前記スイッチ制御部が、前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせる、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記スイッチ制御部が、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されていない場合には、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせ、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせ、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オン状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態を前記スイッチに切り換えさせる、請求項1に記載の電子機器。
  4. 第2コンテンツ再生装置が接続可能であり、前記第2コンテンツ再生装置からのコンテンツを受信し、前記スイッチへと供給する受信部をさらに備え、
    前記スイッチが、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態のいずれかに切り換え、
    前記電源部が、前記電子機器が電源オフ状態の場合において、前記クレードル、前記スイッチ、前記処理部、前記スイッチ制御部および前記受信部に電源電圧を供給する、請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記スイッチ制御部が、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オン状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態のいずれかに前記スイッチに切り換えさせ、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されておらず、かつ、前記電子機器が電源オン状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記再生部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチに切り換えさせ、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されており、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、ユーザ操作に基づいて、前記クレードルからのコンテンツを前記処理部に供給する状態、又は、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチに切り換えさせ、
    前記クレードルに前記携帯型コンテンツ再生装置が接続されておらず、かつ、前記電子機器が電源オフ状態の場合には、前記受信部からのコンテンツを前記処理部に供給する状態に前記スイッチを切り換えさせる、請求項4に記載の電子機器。
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