JP4887137B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機等の装置本体に備わる画像読取装置に関し、詳しくは搬送されてくる原稿を読取処理するための読取ユニットを装置本体に対して着脱可能に設置した画像読取装置に関するものである。
一般に、複写機等に備わる原稿送り部には、給紙トレイから読取プラテンを介して原稿を排紙トレイに搬送する過程で原稿画像を読取処理するための画像読取装置が搭載されている。この種の画像読取装置においては、読取プラテンと一体になった読取ユニットを備え、前記読取プラテンを通過する原稿を連続して読み取るように構成されている。前記読取プラテンは、一般的にコンタクトガラスで形成され、搬送路の一部を成している(特許文献1,特許文献2)。
上記画像読取装置には、読取プラテン位置において原稿を安定して搬送させ、良好な読み取り画像を得るために、前記読取プラテンに原稿がスムーズに流れるようにガイドするためのガイド手段が設けられる。このガイド手段には、前記読取プラテンに原稿面を軽く接触させるためのガイド突起を設けて構成される。このようなガイド突起を設けることで、原稿が前記読取プラテンに沿ってスムーズに流れるような最小のギャップを保持している(特許文献3)。
ところで、前記読取プラテンは、搬送される原稿と常に接触している状態となっているため、原稿の紙紛や原稿面に形成されている未乾燥のインキ、トナー等の汚れが付着する場合がある。このような汚れのある読取プラテンに対して、搬送されてくる原稿を読み込むと、白や黒の点やすじ等が原稿の読取画像に現れ、画像品質が著しく損なわれる。このため、前記読取ユニットに備わる読取プラテンは、その都度又は定期的にクリーニングする必要性がある。また、読取ユニット内のランプなどの消耗品についても交換等の定期的なメンテナンスも必要である。
特開2002−182437号公報 特開2005−304064号公報 特開平4−336857号公報
しかしながら、前記読取ユニットは、装置本体内に固定して組み込まれるため、クリーニングやメンテナンスを行う際は、装置本体のカバーや側板を外すなどして取り出さなければならない。近年、自動で原稿の両面読取を行う機種が増えてきているが、このような機種では読取ユニットを2つ有して構成されているものがある。通常の複写機においては、装置本体とこの装置本体の上に設置される開閉可能な原稿送り装置とで構成されているものが多い。このような機種に対して2つの読取ユニットを配置する場合、第1の読取ユニットは、画像読取装置本体の上部に配置され、第2の読取ユニットは、原稿送り装置内に内蔵される。前記第1の読取ユニットは、原稿送り装置を開閉することによって第1の読取プラテンに付着した汚れを簡単に除去できるが、第2の読取ユニットは、複雑な原稿搬送経路や原稿送りローラ等の部品類が数多く存在する原稿送り装置内に組み込まれるため、簡単には第2のプラテンに付着した汚れを除去することができない。
前記第2の読取ユニットのように、原稿送り装置内に内蔵されている場合は、プラテンのクリーニングや部品のメンテナンスのために前記第2の読取ユニットのみを単独で取り外すことも考えられるが、その取り外しが容易でなく、また、取り外したり装着したりする際に、前述したような前記読取ユニットの第2のプラテンに向けて配設されているガイド手段のガイド突起などが接触するなどしてプラテンガラス面に損傷を与える恐れがある。
そこで、本発明の目的は、原稿の画像読取処理を行うための読取ユニットが装置本体内に組み込まれる構造であっても、前記読取ユニットに備わる読取プラテンのクリーニングや交換等のメンテナンスが容易であると共に、クリーニングやメンテナンスの際に前記読取プラテンに損傷を及ぼすことのない着脱構造を備えた画像読取装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、原稿を搬送する搬送経路と、該搬送経路に搬送される原稿を読み取る読取プラテンを有する読取ユニットとを備える画像読取装置において、前記読取プラテンとの間に前記搬送経路の一部を構成すると共に、該読取プラテンに対向する位置と離れた位置に移動するガイド手段と、前記読取ユニットを原稿搬送方向と直交する原稿幅方向に移動可能に支持する支持手段と、前記ガイド手段が前記読取プラテンに対向する位置にあるときには前記読取ユニットの原稿幅方向への移動を規制し、前記ガイド手段が前記読取プラテンから離れた位置にあるときには前記読取ユニットの原稿幅方向への移動の規制を解除する規制手段とを設けたことを特徴とする。
本発明に係る画像読取装置によれば、原稿送り装置に組み込まれている読取ユニットをクリーニングやメンテナンス等する場合に、前記読取ユニットの読取プラテンに対向して配置されているガイド手段を読取プラテンから離れる方向に移動させないと読取ユニットが着脱できない構造となっている。これによって、前記読取ユニットが不用意に原稿送り装置から引き出されるのが防止され、前記ガイド手段が近接して対向する読取プラテンにキズを付けたり、汚したりすることなく安全且つ容易にクリーニングやメンテナンス等を行うことができる。
以下、添付図面に基づいて本発明に係る画像読取装置の実施形態を詳細に説明する。図1は第1及び第2の画像読取部を備えた本発明の画像読取装置の断面図である。図1において、Aは第1の画像読取部H1の上部に搭載された給紙装置としての原稿送り装置である。この原稿送り装置Aは、第1の画像読取部H1の上面に設けられた第1の読取プラテン(第1のコンタクトガラス)1上を原稿が通過するように配置される。
前記第1の画像読取部H1は、第1のコンタクトガラス1を介してランプ等の光源から発せられた光を原稿に照射し、その反射光を複数のミラーで反射させ、レンズを介してCCDなどの光電変換手段により光電変換して原稿画像を読み取る第1の読取ユニット3を備え、第1のコンタクトガラス1の上面に第1の画像読取部H1を構成している。また、この第1の画像読取部H1は、前記第1のコンタクトガラス1の後方に第2の読取プラテン(第2のコンタクトガラス)2を備えている。この第2のコンタクトガラス2は、原稿を載せ置くことのできる面積を備えており、原稿送り装置Aを上方に開けた状態で本や雑誌等の厚い原稿を載せ置き、前記第1の読取ユニット3を副走査方向に移動させることによって、原稿画像を読み取ることができる。
前記原稿送り装置Aは、大量の原稿を一度に載置することのできる給紙トレイ41及び昇降トレイ42を有する給紙トレイユニットTと、この給紙トレイユニットTの下方側に配置され、前記第1の画像読取部H1で原稿画像が読み取られた原稿を収納する排紙トレイ11と、前記第2のコンタクトガラス2を押圧するための押圧カバー12と、前記給紙トレイユニットTから排紙トレイ11に原稿を搬送するためのU字状の搬送パス13とを備えて構成されている。前記押圧カバー12は、例えばスポンジ等の多孔質部材と白色マイラー等のフィルム部材とによって構成されている。
また、この実施形態における原稿送り装置Aでは、前記U字状の搬送パス13の湾曲部に原稿の裏面画像を読み取る第2の読取ユニット4を有する第2の画像読取部H2が設けられている。前記第2の読取ユニット4は、第1の読取ユニット3と同様、搬送パス13の一部を形成する第3の読取プラテン(第3のコンタクトガラス)7を介してランプ等の光源から発せられる光を原稿に照射し、その反射光を複数のミラーで反射させてレンズを介してCCDなどの光電変換手段により光電変換して原稿画像を読み取るように構成されており、第3のコンタクトガラス7の上面が第2の画像読取部H2として構成される。このように、原稿送り装置Aでは、搬送パス13の途中に設けられる第2の画像読取部H2を通過する原稿の一方の片面原稿画像を第2の読取ユニット4で読み取り、前記第1の画像読取部H1を通過する原稿の他方の片面原稿画像を第1の読取ユニット3で読み取るので、両面原稿の画像読取時間を大幅に短縮することができる。
前記U字状の搬送パス13は、給紙トレイユニットTから原稿を繰り出すための繰出ローラ21と、繰出ローラ21から繰り出された原稿を1枚ずつ分離して給送するための給紙ローラ22及び分離パッド23からなる分離手段と、給紙ローラ22から給紙された原稿の先端がそのニップ点に突き当たることによって原稿の先端を整合してスキューを除去し、その後に駆動して原稿を下流側に送るレジストローラ対24とを備える。また、搬送パス13は、前記レジストローラ対24からの原稿を前記第2の画像読取部H2及び第1の画像読取部H1に向けて送り出す送りローラ対25と、送りローラ対25からの原稿を第2の画像読取部H2に供給する第1の読取ローラ対26と、第2の画像読取部H2にて一方の片面が読み取られた原稿を第1の画像読取部H1に供給する第2の読取ローラ対27とを備える。さらに、搬送パス13は、前記第2の画像読取部H2と第1の画像読取部H1とを通過した原稿を搬出する第3の読取ローラ対28と、第1の画像読取部H1を通過して両面が読み取られた後の原稿を第3の読取ローラ対28から受けて排紙トレイ11に向けて搬送する第1排紙ローラ対29と、原稿を排紙トレイ11に排紙する第2排紙ローラ対30とを備えている。この実施形態では、上記の搬送パス13は複数の部材を組み込んだ搬送ユニットFとして構成されている。
次に、上記構成からなる原稿送り装置Aによる原稿搬送動作について説明する。先ず、給紙トレイユニットT上に原稿が載置されたことをエンプティセンサS1が検知し、さらに第2の画像読取部H2からの給紙指令信号によって、繰出ローラ21と給紙ローラ22とが駆動する。これによって、給紙トレイユニットTの上に載置された複数の原稿が順次繰り出され、分離パッド23によって1枚ずつ分離されたのち給送される。給送された原稿の先端をレジストセンサS2が検知すると、その検知した時点から原稿を所定量搬送することによって、レジストローラ対24のニップ部に原稿の先端が突き当たって整合され、スキューが取り除かれる。その後、レジストローラ対24,送りローラ対25及び各読取ローラ対26,27,28が駆動する。これによって、原稿はU字状の搬送パス13に沿ってその表裏が反転するように搬送され、第2の画像読取部H2、第1の画像読取部H1の順に通過する。この第2の画像読取部H2を通過する時に原稿の一方の片面が読み取られ、第1の画像読取部H1を通過する時に原稿の他方の片面が読み取られる。
原稿の先端が第1排紙ローラ対29に到達する前に、第1排紙ローラ対29と第2排紙ローラ対30とが駆動し、第2の画像読取部H2と第1の画像読取部H1とで両面が読み取られた原稿を排紙トレイ11上に排紙する。
なお、上述した原稿送り装置Aには、搬送パス13のレジストローラ対24と送りローラ対25との間の経路に重送検出センサGSが設けられている。この重送検出センサGSは、超音波を発振する発振部と超音波を受振する受振部とを経路を挟んで対向して配置されており、受振した超音波の振動レベルによって原稿の重送を検出する。また、搬送パス13の排紙トレイ11側の排紙部にはインプリンタ8が設けられている。このインプリンタ8は、第1排紙ローラ29と第2排紙ローラ30とによって排紙される原稿面に5文字程度の文字を印刷することができる。ここでは、原稿の重送などの搬送エラーや第1、第2の読取ユニット3,4による読取エラーが発生したことを報知する文字をエラーの発生した原稿に印刷するようになっている。
前記第2の画像読取部H2は、図2及び図3に示すように第2の読取ユニット4と、この読取ユニット4に対向配置されるガイド手段14とで構成されている。ここで、図2はガイド手段14を原稿送り装置A側に対して閉じた通常の使用状態を示した断面図であり、図4は前記ガイド手段14を原稿送り装置Aから離間したメンテナンス状態を示した断面図である。前記第2の読取ユニット4は、第3のコンタクトガラス7と、この第3のコンタクトガラス7上に連続して搬送されてくる原稿に光を照射するランプなどの光源6a、原稿からの反射光を所定の方向に導く複数のミラー6b,6c,6d,6e、この複数のミラー6b〜6eにより導かれた反射光を収束するレンズ6f、このレンズ6fにより収束された光を光電変換する光電変換素子6gなどから構成される光電変換部15とを備えている。
前記ガイド手段14は、取付軸18を支点として前記第3のコンタクトガラス7に対向する位置と離れる位置との間で開閉自在な搬送カバー16と、この搬送カバー16内に設けられるバックアップユニット9とで構成されている。バックアップユニット9は、内部が密閉された箱状のベース部材9aを有し、前記第3のコンタクトガラス7に対向する面がガイド面9gとなっている。そして、このガイド面9gの裏面側にはバックアップガラス9bが設けられている。また、バックアップユニット9の内部には、回転支点9cを有する白色板9dが設けられ、前記ベース部材9aの内側壁面9eが黒色となっている。このような構成からなるバックアップユニット9は、電源投入時や原稿を読み取る直前などの任意のタイミングで白色板9dを第2の画像読取部H2で読み取り、シェーディング補正データを取得する。片面に画像が形成された片面原稿を読み取る場合は、バックアップガラス9b面に隣接した位置に白色板9dをアクチュエータ(図示せず)によって回転移動させる。また、両面に画像が形成された両面原稿を読み取る場合は、白色板9dをバックアップガラス9b面に隣接した位置より退避させた位置に回転させる。これによって、片面原稿を読み取る場合は原稿のバックアップ色が白色板9dの白色面となり、両面原稿を読み取る場合は原稿のバックアップ色がベース部材9aの内側壁面9eの黒色となる。これによって、読取面側と異なる側の面に形成された画像が読み取られる、いわゆる原稿裏映りを確実に防止することができる。
前記バックアップユニット9のガイド面9gには、原稿の搬送幅方向の両端部に沿うような位置にガイド突起9fが設けられる。このガイド突起9fは、ガイド手段14を第3のコンタクトガラス7に対向するようにセットした際、この第3のコンタクトガラス7との間に原稿を搬送させるための最小幅のギャップを形成するためのものである。そして、このバックアップユニット9を圧縮バネ10によって、第2の画像読取部H2に向けて付勢することで、ガイド突起9fが第3のコンタクトガラス7の読取面に当接あるいは近接して、原稿がスムーズに通過できるように保持される。
上述した第2の読取ユニット4は、原稿送り装置Aに対して着脱自在な構成になっている。この構成を図4〜図7に基づき詳しく説明する。図4は第2の読取ユニットが取り外された状態を示す斜視図、図5は第2の読取ユニットが装着位置に保持された状態を示す斜視図、図6は第2の読取ユニットが着脱される状態を示す斜視図、また、図7は第2の読取ユニットが保持された状態を示す平面図である。
図4に示すように原稿送り装置Aのフロント側の側板50には第2の読取ユニット4が装着支持される支持手段(開口部)50aが設けられている。この開口部50aは、第2の読取ユニット4の側端側外形と略同一形状となっている。また、原稿送り装置Aのリア側の側板51には図7に示すように、第2の読取ユニット4を主走査方向の一端側に支持するためのボス51a,51bが設けられている。ここで、符号52は、第2の読取ユニット4を主走査方向に位置する側板51に支持するための支持部材である。この支持部材52は、リア側の側板51のボス51a,52bと同様なボス52a,52bが設けられており、このボス52a,52bによって第2の読取ユニット4が前記側板51側で支持されることになる。なお、図4の符号53は原稿送り装置Aの側部を覆うカバー部材(ステー)である。
前記第2の読取ユニット4は、図4及び図5に示されるように、その一側面側を開口部50aに向けた状態で原稿送り装置A内に嵌め込み、ステー53と共にリア側に向かってスライド装着される。その際、図7に示したように、第2の読取ユニット4のリア側に設けられている嵌合孔6hが側板51のボス51a,51bに嵌合して、第2の読取ユニット4が原稿送り装置A内に位置決めされる。このとき、原稿送り装置Aの内部は遮蔽部材54によって遮蔽されており、この遮蔽部材54が第2の読取ユニット4の挿入される挿入路を形成している。このため、前記開口部50a内に挿入された第2の読取ユニット4は、大きなずれを生じることなく、嵌合孔6h及びボス51a,51bを介して適正な装着位置に導かれる。また、ボス51a,51bの先端側は、嵌合孔6hとボス51a,51bの位置が多少ずれていたとしても確実に嵌合できるように円錐形状となっている。
前述したような装着操作によって、第2の読取ユニット4のリア側が嵌合孔6hとボス51a,51bによって位置決めされた後、支持部材52のボス52a,52bを第2の読取ユニット4のフロント側に設けられている嵌合孔6iに嵌合させ、この支持部材52をビスなどの固定部材55で側板50に取り付ける。このような固定部材55による支持部材52の取付孔52cに対応する取付孔を側板50の上下方向に予め所定間隔で複数設けておけば、前記側板50の複数の取付孔のいずれか一つを選択して支持することで、第2の読取ユニット4を装着した際の開口部50a内での高さ方向の傾きを調整することができる。なお、前記側板51に設けられているボス51a,51b及び支持部材52のボス51a,52bは、第2の読取ユニット4が嵌め込み支持される先端部分にゴムなどの弾性部材が取り付けられ、この弾性部材によって第2の読取ユニット4の嵌合孔6h,6iに圧入される。これによって、装着された第2の読取ユニット4のガタツキをなくすとともに、原稿送り装置Aの開閉動作による衝撃や駆動モータに備わるアクチュエータの振動が直接に第2の読取ユニット4に伝達されるのを緩和させることができる。最後に、支持部材52を側板50に取り付けた後にステー53を取り付けることで、第2の読取ユニット4の装着が完了する。なお、第2の読取ユニット4を取り外しする際は、前述した装着時と逆の手順となる。つまり、ステー53を最初に取り外し、次に側板50から支持部材52を取り外す。そして、側板50の開口部50aから第2の読取ユニット4に備わる引出取手をフロント側にスライドさせることで、原稿送り装置Aからの取り外しが可能となる。
上記構成によれば、フロント側の側板50に開口部50aを設け、第2の読取ユニット4をフロント側にスライドさせることで原稿送り装置Aに対して第2の読取ユニット4を着脱するように構成したので、読取ユニット4の着脱を容易に行うことができる。
本発明の特徴的なところは、前記第2の読取ユニット4を着脱する際に、この第2の読取ユニット4に備わる第3のコンタクトガラス7にキズ等が生じないようにする構成を備えている点にある。このため、本発明の画像読取装置では、第2の読取ユニット4に対向するバックアップガイドとなるバックアップユニット9の状態によって、第2の読取ユニット4の着脱動作を規制する規制手段70が設けられている。
図5及び図6に示したように、前記規制手段70は、軸70aを介して側板50に回転自在に取り付けられている。この規制手段70は、図8に示すように、前記軸70aを支点として回転する回転板75と、この回転板75の一端に連結されるリンク部材71と、このリンク部材71に連動して上下動するピンチローラ27aを回転保持する支持軸72とで構成される。前記回転板75は、原稿送り装置Aの開口部50aの一部を覆うように規制する規制面70dと、開閉動作する搬送カバー16の側面に設けられている突起部17に当接する連動手段(第1ピン)70bと、リンク部材71の一端に取り付けられる第2ピン70cとからなる。前記リンク部材71は、一端に前記第2ピン70cが嵌合する長孔71aが形成され、他端に前記支持軸72の一端が取り付けられている。前記支持軸72には、図1〜図3に示した第2読取ローラ対27を構成する複数のピンチローラ27aが取り付けられたアーム73とを備えている。また、前記アーム73には、支持軸72の上下動に応じた弾性力を付与するためのバネ部材74が設けられている。
前記の構成からなる規制手段70は、次のような動作によって第2の読取ユニット4の着脱を規制する。この動作を図5、図6、図8に基づいて説明すると、先ず図2及び図5に示したように、原稿送り装置Aのガイド手段14を構成する搬送カバー16を閉じようとする状態(バックアップユニット9のガイド突起9fが第3のコンタクトガラス7に当接しようとする状態)にあっては、搬送カバー16の内側面に突出している突起部17の右方向の回転移動によって第1ピン70bが矢印a1方向に回転する。これによって、回転板75は軸70aを支点として矢印a2方向に回転し、規制面70dが図4に示したように側板50の開口部50aの一部と重なる位置に移動する。これによって、図5に示したように、前記規制面70dが側板50の開口部50aの一部を遮るので、第2の読取ユニット4の取り外しや装着ができない状態となる。
このとき、回転板75の他方の第2ピン70cは、リンク部材71の長孔71aに係合しているため、前記回転板75の矢印a2方向の回転運動に伴ってリンク部材71は、矢印a3方向に回転する。このリンク部材71の回転は支持軸72に伝達され、この支持軸72が矢印a4方向に回転する。この回転はバネ部材74を介してアーム73を矢印a5方向に押し上げる。これによって、アーム73に回転自在に取り付けられたピンチローラ27aも矢印a5方向に回転して対をなす駆動ローラ27bに圧接する。なお、バネ部材74は、ピンチローラ27aが駆動ローラ27bに圧接するまではアーム73に回転力を付与するが、ピンチローラ27aが駆動ローラ27bに圧接するとバネ部材74が支持軸72に対して弛み、バネ力が発生する。このバネ力によってピンチローラ27aが駆動ローラ27bに圧接する圧接力は一定に保たれる。
次に、図3及び図6示したように、搬送カバー16を開こうとする状態(バックアップユニット9のガイド突起9fが第3のコンタクトガラス7から離れようとする状態)にあっては、搬送カバー16の突起部17が第1ピン70bから離れることによって、ピンチローラ27aの駆動ローラ27bへの圧接・保持力が解除され、ピンチローラ27aは自重によって下方に移動する。これによって、アーム73が矢印b1方向に回転し、これに伴ってアーム73の支持軸72が矢印b2方向に回転する。この支持軸72の回転によって、支持軸72に連結されたリンク部材71が矢印b3方向に回転する。そして、リンク部材71の長孔71aに係合した第2ピン70cがリンク部材71の回転に伴って矢印b4方向に回転する。これによって、回転板75の規制面70dは、図6に示したように側板50の開口部50aと重ならない位置に移動する。これによって、側板50の開口部50aの全部が遮断されることなく開口状態となるので、第2読取ユニット6の取り外しや装着動作が可能な状態となる。
上記構成によれば、搬送カバー16が閉じてバックアップユニット9のガイド面9gに設けられているガイド突起9fが第2の読取ユニット4に備わる第3のコンタクトガラス7に近接した状態のときには、第2の読取ユニット4の着脱ができない状態とし、搬送カバー16の開いた状態でバックアップユニット9のガイド突起9fが第3のコンタクトガラス7から離れたときには、第2の読取ユニット4の着脱が可能な状態となる。これによって、前記ガイド突起9fが第3のコンタクトガラス7に当接あるいは近接した状態での第2の読取ユニット4の着脱が規制されるので、第3のコンタクトガラス7の表面が汚れたり、損傷したりするのを未然に防止することができる。
上記実施例においては、搬送カバー16の閉じ動作によって、第2の読取ユニット4の着脱が不可能な状態になると同時に、搬送ローラ対27におけるピンチローラ27aを駆動ローラ27bに圧接するように構成されている。また、搬送カバー16の開き動作によって、搬送ローラ対27のピンチローラ27aを駆動ローラ27bから離間させるとともに第2の読取ユニット4の着脱を可能な状態としている。つまり、紙詰まりを起したジャム原稿を取り除くために、搬送カバー16の開閉に連動すると共に、第2読取搬送ローラ対の圧接・離間の連動機構の一部を第2の読取ユニット4における着脱機構としている。このため、部品の追加やスペースの確保などの問題が生じない。なお、搬送カバーと第2読取搬送ローラ対との連動機構を用いることなく、規制手段70を図8における矢印b5方向に付勢するバネを側板50との間に設けてもよい。
上記実施例では、ガイド手段14の搬送カバー16の開閉によって、第3のコンタクトガラス7に当接するガイド突起9fを離間させるようにしたが、搬送カバー16を開閉させることなく、レバーなどの操作手段によって、第3のコンタクトガラス7に向かう複数の突起が設けられた搬送ガイドを離間したり、近接させたりするような規制部材を読取ユニットの着脱を妨げる位置と妨げない位置に移動させるように構成してもよい。例えば、図9に示すように、レバー82を操作して規制部材80の開口部50a内にある規制面80aを開口部50a内より退避する位置まで図中左方向に回転させる。これによって、規制部材80のピン83がガイド手段84の端部に当接して、コンタクトガラス85から離れる方向に移動し、ガイド手段84の突起84aがコンタクトガラス85から離間する。図中左方向に回転移動可能な規制部材80は、その爪部80bが側板88の突起88aを乗り越えてバネ86の作用により突起88aと係合してロックされる。なお、規制部材80の開口部50a内の位置に移動させるときは、レバー82を操作して規制部材80の爪部80bを前記突起88aから外れるように図中右側に移動させれば、バネ86の作用により規制部材80は側板88に設けられたストッパー87に当接して適正な位置で保持される。前記規制部材80は樹脂形成することで、レバー82を操作によって容易に爪部80bを突起88aに係合させたり、外したりさせることが可能である。
本発明に係る画像読取装置を備えた原稿送り装置の全体構成を示す断面図である。 第2の画像読取部の通常の使用状態を示す要部断面図である。 第2の画像読取部のメンテナンス時の状態を示す要部断面図である。 第2の読取ユニットが装置本体から取り外されたときの状態を示す斜視図である。 第2の読取ユニットが装置本体内に装着されたときの状態を示す斜視図である。 第2の読取ユニットが装置本体に対して着脱可能な状態を示す斜視図である。 第2の読取ユニットが装置本体に装着されたときの状態を示す断面図である。 規制手段の構成及びその動作を示す斜視図である。 規制手段の他の構成例を示す要部断面図である。
符号の説明
A 原稿送り装置
F 搬送ユニット
H1 第1の画像読取部
H2 第2の画像読取部
T 給紙トレイユニット
1 第1のコンタクトガラス
2 第2のコンタクトガラス
3 第1の読取ユニット
4 第2の読取ユニット
7 第3のコンタクトガラス(読取プラテン)
9 バックアップユニット
9a ベース部材
9b バックアップガラス
9c 回転支点
9d 白色板
9e 内側壁面
9f ガイド突起
9g ガイド面
10 圧縮バネ
13 搬送パス
14 ガイド手段
15 光電変換部
16 搬送カバー
17 突起部
18 取付軸
21 繰出ローラ
22 給紙ローラ
23 分離パッド
24 レジストローラ対
25 送りローラ対
26 読取ローラ対
27 読取ローラ対
27a ピンチローラ
28 読取ローラ対
29 第1排紙ローラ対
30 第2排紙ローラ対
50,51 側板
50a 開口部(支持手段)
51a,51b ボス
52 支持部材
52a,52b ボス
53 ステー
54 遮蔽部材
55 固定部材
70 規制手段
70a 軸
70b 第1ピン(連動手段)
70c 第2ピン
70d 規制面
71 リンク部材
71a 長孔
72 支持軸
73 アーム
74 バネ部材
75 回転板

Claims (5)

  1. 原稿を搬送する搬送経路と、該搬送経路に搬送される原稿を読み取る読取プラテンを有する読取ユニットとを備える画像読取装置において、
    前記読取プラテンとの間に前記搬送経路の一部を構成すると共に、該読取プラテンに対向する位置と離れた位置に移動するガイド手段と、
    前記読取ユニットを原稿搬送方向と直交する原稿幅方向に移動可能に支持する支持手段と、
    前記ガイド手段が前記読取プラテンに対向する位置にあるときには前記読取ユニットの原稿幅方向への移動を規制し、前記ガイド手段が前記読取プラテンから離れた位置にあるときには前記読取ユニットの原稿幅方向への移動の規制を解除する規制手段とを設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿を搬送する搬送経路と、該搬送経路に搬送される原稿を読み取る読取プラテンを有する読取ユニットとを備える画像読取装置において、
    前記読取プラテンとの間に前記搬送経路の一部を構成すると共に、該読取プラテンに対向する位置と離れた位置に移動するガイド手段と、
    前記搬送経路におけるガイド手段の下流側に設けられる読取ローラ対と、
    前記読取ユニットを原稿搬送方向と直交する原稿幅方向に移動可能に支持する支持手段と、
    前記ガイド手段が前記読取プラテンに対向する位置にあるときには前記読取ユニットの原稿幅方向への移動を規制する共に前記読取ローラ対における一方のローラを他方のローラに当接させ、前記ガイド手段が前記読取プラテンから離れた位置にあるときには前記読取ユニットの原稿幅方向への移動の規制を解除すると共に前記読取ローラ対における一方のローラを他方のローラから離間させる規制手段とを設けたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記ガイド手段は、前記読取プラテンと対向する位置にガイド面を有し、このガイド面と前記読取プラテンとの間に原稿を搬送するためのギャップを形成するためのガイド突起を前記ガイド面の原稿搬送幅方向の両端側にそれぞれに設けた請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 装置本体の両側部に配置された一対の側板を有し、該側板の一方に前記読取ユニットを原稿搬送方向と直交する原稿幅方向に移動させる開口部を形成し、
    前記ガイド手段の前記読取プラテンから離れた位置から対向する位置への移動動作に連動して前記側板の開口部と重なる規制位置に前記規制手段を移動させ、
    前記ガイド手段の前記読取プラテンに対向する位置から離れた位置への移動に連動して前記規制手段を前記開口部から退避した解除位置に移動させる連動手段を備える請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  5. 前記搬送経路における前記読取ユニットの下流側に前記読取ユニットで読み取られる原稿面と異なる原稿面を読み取る下流側読取ユニットを備え、前記読取ローラ対は2つの前記読取ユニットの間に設けられ、2つの前記読取ユニットに対して原稿を搬送する請求項2に記載の画像読取装置。
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