JP4884194B2 - 吸収体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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本発明は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に用いられる吸収体の製造装置及び製造方法に関する。
吸収性物品に使用される吸収体の製造技術として、本出願人は、下記特許文献1に記載の技術を提案している。
この技術は、不織布を周面に吸着しながら回転する回転ドラムと、台紙を供給する台紙の供給手段と、前記周面に吸着された不織布の表面に粉砕したパルプ及びポリマーからなる吸収体材料を供給する吸収体材料の供給手段とを備えた装置を使用し、前記不織布を介して前記吸収体材料を該不織布の表面に堆積させた後、該不織布に堆積させた前記吸収体を前記台紙に受け渡すときに、前記吸収体を、前記不織布と前記台紙とで挟み込むようにしたものである。
特開平10−137286号公報
ところで、この技術では、吸収体を高速で製造しようとして、回転ドラムを高速で回転させ回転ドラムの吸引力を高めると、吸収体材料供給手段のダクトとドラムの隙間からも吸引力が作用し、不織布の両側部が捲れたり、折れ曲がったりしてしまうことがあった。不織布の両側部が捲れたり、折れ曲がったりすると、不織布の両側部がダクト内に吸い込まれて捲れてしまい(しわくちゃになって凹部に吸い込まれる)、所望の吸収体材料の堆積体が作れない。また不織布が折れたまま台紙と貼り合わされる場合、後工程で不織布の両側部を折り返すことができなくなったり、不織布に塗工していた接着剤がはみだしたりしてしまい、加工上のトラブルや製品の品質的な不良が発生することがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、吸収体を構成するシートの捲れや折れを防止して吸収体を高速で安定的に製造可能な吸収体の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、通気性を有する第1シートと、第1シートの片面に配された吸収性材料とを含む吸収体を製造する装置であって、第1シートを周面に吸着しながら回転する回転ドラムと、前記周面に吸着された第1シートの表面に吸収性材料を供給する吸収性材料供給手段とを備えており、
前記回転ドラムは、前記吸収性材料の配置パターンに対応する外形を有し且つ前記第1シートとともに前記吸収性材料が吸引されて堆積される凹部を前記周面に有しているとともに、前記凹部の幅方向の外側で前記第1シートの両側部を保持する保持手段を備えている吸収体の製造装置を提供することにより、前記目的を達成したものである。
また、本発明は、通気性を有する第1シートと、第1シートの片面に配された吸収性材料とを含む吸収体の製造方法であって、回転ドラムの周面に、前記吸収性材料の配置パターンに対応する外形を有し且つ前記第1シートとともに前記吸収性材料を吸引する凹部を設けておき、
第1シートを回転ドラムの周面に吸着させて前記回転ドラムを回転させながら、前記周面に吸着された第1シートの表面に吸収性材料を供給し、前記第1シートを介して前記吸収性材料を該第1シートの表面に吸引して堆積させるときに、前記凹部の幅方向の外側で前記第1シートの両側部を保持する吸収体の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、吸収体を構成するシートの捲れや折れのない吸収体を高速で安定的に製造することができる。
以下、本発明を、その好ましい実施形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の吸収体の製造装置(以下、単に製造装置ともいう。)の第1実施形態を示した模式図であり、図1において符号1は製造装置を示している。
図1に示すように、本実施形態の製造装置1は、通気性を有する帯状の第1シート11と、第2シート12との間に吸収性材料13が配された吸収体10の連続体を製造する装置である。製造装置1は、第1シート供給手段2と、第1シート11を周面30に吸着しながら回転する回転ドラム3と、第1シート11との間に吸収性材料13が配されるように第2シート12を供給する第2シート供給手段4と、周面30に吸着された第1シート11の表面に吸収性材料13を供給する吸収性材料供給手段5とを備えている。
製造装置1は、第1シート11を介して吸収性材料13を回転ドラム3の周面30に保持された第1シート11の表面に吸着させた後、吸収性材料13を第1シート11とともに回転ドラム3から離間させ、第1シート11と第2シート12との間に吸収性材料13が配された吸収体10を製造する。
第1シート供給手段2は、第1シート11の原反110から当該第1シート11を繰り出す繰り出し装置20と、繰り出し装置20から繰り出された第1シート11を回転ドラム3の周面30に案内するガイドローラー21、22とを備えている。
回転ドラム3は、吸収性材料13の配置パターンに対応する外形を有し且つ第1シート11とともに吸収性材料13を吸引して堆積させる凹部31を周面30に複数有している。
図2に示すように、回転ドラム3の周面30は、凹部31の輪郭を形成するパターンリング30Aと、パターンリング30Aの下側に配され、凹部31の底面部を形成する多数の細孔が形成されたプレート30Bとで構成されている。パターンリング30A及びプレート30Bは、ステンレス鋼等の金属材料で形成される。
回転ドラム3の内部には、凹部31の底面部から吸引力(負圧)を作用させ、第1シート11とともに吸収性材料13を吸引して堆積させる吸引手段(図示せず)と、正圧を作用させて第1シート11及びその表面に堆積された吸収性材料13を周面30から離間させる離間手段(図示せず)が設けられている。回転ドラム3は、図1に示すように、内部が隔壁で三つの部屋3A〜3Cに隔てられている。部屋3A及び3Bでは前記吸引手段による負圧が作用しており、これにより第1シート11とともに吸収性材料13が周面30の凹部31に吸引されて堆積される。部屋3Cでは前記離間手段によって正圧が作用しており、これによって、第1シート11及び吸収性材料13が周面30から離間される。回転ドラム3は、周面30が回転している状態でも、これらの各部屋3A〜3Cに正圧及び負圧が作用するように、回転軸を通して吸引ポンプ及びコンプレッサーに通じる通気路(ともに図示せず)が形成されている。
回転ドラム3は、凹部31の幅方向の外側で第1シート11の両側部111を保持する保持手段32を備えている。本実施形態の製造装置1では、保持手段32として、周面30における凹部31の幅方向の外側が部分的に表面改質されて摩擦力が高められた保持部32Aが設けられている。保持部32Aは、具体的には、当該部分に溶射処理を施して微細な凸凹を持つ表面改質を行うことによって、第1シート11に対し引っ掛かりや滑り抵抗が大きくなるように設けられている。保持部32Aによる両側部111の保持位置は、後述する吸収性材料供給手段5のダクト53の外側方向の位置に設定されている。本実施形態では、この保持手段32としての保持部32Aで、第1シート11の両側部111に強い摩擦力を作用させることによって、第1シート11を凹部31に吸引し、さらに吸収性材料13を第1シート11の表面に吸引して堆積させる間に、第1シート1の両側部111が強く保持され、第1シート11の捲れや折れが防止される。
回転ドラム3は、図示しないモーター等の駆動手段によって回転軸に駆動力が伝達されて回転するように設けられている。
第2シート供給手段4は、第2シート12の原反120から当該第2シート12を繰り出す繰り出し装置40と、繰り出し装置40から繰り出された第2シート12を第1シート11及び吸収性材料13の回転ドラム3の周面30からの離間位置に合わせて回転ドラム3の周面30に案内するガイドローラー(図示せず)とを備えている。
吸収性材料供給手段5は、パルプシート130を粉砕する粉砕機51と、粉砕機51で粉砕された粉砕パルプ131に吸収性ポリマー132を混入させるフィーダー52と、粉砕パルプ131及び吸収性ポリマー132を分散状態で回転ドラム3の周面30に導くダクト53とを備えている。
製造装置1は、図1に示したように、回転ドラム3から離間された第1シート11及び吸収性材料13と、第2シート12とに吸引力を及ぼしてこれらを搬送する搬送手段6を備えている。搬送手段6は、通気性の無端状のコンベアベルト61と、その内部に配されたバキュームボックス62とを備えている。
製造装置1は、回転ドラム3の周面30に供給される第1シート11及び回転ドラム3から離間された第1シート11及び吸収性材料13に合流される第2シート12にそれぞれ接着剤を塗工する塗工手段7を備えている。塗工手段7には、ダイコーター、ホットメルトガン等の従来からこの種の吸収体の製造に使用される接着剤に応じた通常の塗工手段が使用される。塗工手段7で、第1シート11に予め接着剤を塗工することによって、第1シート11と吸収性材料13とが接着され、吸収性材料13の浮きが抑えられる。
製造装置1は、シーケンサーを搭載した制御手段(図示せず)を備えており、前記回転ドラムや各手段は、当該シーケンサーの具備するシーケンスプログラムに従って、例えば後述するように自動で作動する。
次に、本発明の吸収体の製造方法の好ましい実施形態を、前記製造装置1による製造工程に基づいて説明する。
本実施形態においては、通気性を有する第1シート、第2シート、吸収性材料及び接着剤には、従来からこの種の吸収体の製造に使用されているものを使用することができる。第1シート、第2シートの好ましい材料としては、従来から吸収体の構成シートとして使用されている台紙、不織布、多孔性の樹脂フィルム等が挙げられる。吸収性材料には、従来から吸収体に使用されているパルプ、吸収性ポリマーのほか、活性炭、レーヨン、熱可塑性繊維等の従来から吸収体に使用されている粉粒体や繊維を含ませることができる。好ましい接着剤としては、ホットメルト接着剤等が挙げられる。
先ず、図1に示すように、製造装置1に使用する材料をセットする。そして、製造装置1を作動させ、塗工手段7によって第1シート11、第2シート12に接着剤を塗工する。
塗工手段7による接着剤の塗工パターンは、製造する吸収体の吸収性物品における配置に応じて選択される。第1シート11については、第1シート11を介した吸収性材料13の吸引・堆積に影響を及ぼさないように選択することが好ましい。第1シート11、第2シート12への接着剤の塗工パターンとしては、線もしくは波状、スパイラル状、面状、ドッド状のパターンが挙げられる。
次に、接着剤が塗工された第1シート11を回転ドラム3の周面30に吸着させ、回転ドラム3を回転させて当該第1シート11を保持した状態で移動させる。このとき、第1シート11の両側部111に、保持手段32として周面部30に設けられた保持部32Aの凹凸による摩擦力が作用しているため、周面30とダクト53との隙間から吸引力が作用しても、第1シート11の両側部111が捲れたり、折れたりすることが防止される。
次に、回転ドラム3の周面30に吸着された第1シート11の表面に粉砕パルプ131及び吸収性ポリマー132を含む吸収性材料13を供給し、第1シート11を介して吸収性材料13を第1シート11の表面に堆積させる。この吸収性材料13を堆積させる間にも、保持手段32としての保持部32Aの凹凸による摩擦力が作用しているため、周面30とダクト53との隙間から吸引力が作用しても、第1シート11の両側部111が捲れたり、折れたりすることが防止される。また、第1シート11を介して吸収性材料13を吸引して堆積させるので、周面30の凹部31の底面部を形成するプレート30Bに、吸収性材料13が目詰まりすることを防ぐことができる。
その後、吸収性材料13を第1シート11とともに回転ドラム3の周面30から離間させ、塗工手段7によって接着剤が塗工された第2シート12と合流させる。そして、第1シート11と第2シート12との間に吸収性材料13が配された吸収体10の連続体に、搬送手段6の吸引力を作用させてベルト61で搬送し、その後該連続体を切断して吸収体10を連続的に製造する。
このように、本実施形態の吸収体の製造装置1及びそれを使用した製造方法によれば、第1シート11の捲れや折れのない吸収体10を高速で安定的に製造することができる。
図3〜図5は、本実施形態の吸収体の製造装置における他の実施形態を示したものである。これらの実施形態は、前記第1実施形態の製造装置1と保持手段の構成が異なる以外は、第1実施形態の製造装置1と同様の構成であるので、以下においては、その異なる部分について説明し、共通する部分については同一符号を付している。よって、特に説明のない部分については、第1実施形態の製造装置1における説明が適宜適用される。
図3に示す第2実施形態の製造装置は、第1シート11の両側部111を保持する保持手段32として、回転ドラム3’のパターンリング30Aの凹部31における幅方向の外側の全周に、吸引孔32Bが所定間隔おきに複数設けられている。本実施形態では、吸引孔32Bを通して第1シート11の両側部111を吸引する吸引手段は、第1シート11及び吸収性材料13を吸引する前記吸引手段と兼用されている。吸引孔32Bの断面形態及び配置は、任意に設定でき、本発明のように、円形断面でもよくそれ以外の形態でもよいし、配置は、本実施形態のように、千鳥配列でもよいし、一列又は複数列であってもよい。また、吸引孔32Bの断面積も任意に設定することができる。
本実施形態の製造装置では、第1シート11の吸引及び第1シート11を介した吸収性材料13の吸引・堆積の際に、吸引孔32Bを通じた吸引力によって、第1シート11の両側部111を保持するので、第1実施形態の製造装置1と同様に、周面30とダクト53との隙間から吸引力が作用しても、第1シート11の両側部111が捲れたり、折れたりすることを防止することができる。また、第1シート11を介して吸収性材料13を吸引して堆積させるので、周面30の凹部31の底面部を形成するプレート30Bに、吸収性材料13が目詰まりすることを防ぐことができる。
図4及び5に示す第3実施形態の製造装置は、第1シート11の両側部111を保持する保持手段32として、第1シート11の両側部111を周面30に押圧するような軌道でローラー321〜323に巻回された無端状のベルト320を備えたベルト駆動装置32Cを備えている。
本実施形態の製造装置では、第1シート11の吸引及び第1シート11を介した吸収性材料13の吸引・堆積の際に、ベルト320で、第1シート11の両側部111に周面への押圧力を作用させることによって、両側部111を保持するので、第1実施形態の製造装置1と同様に、周面30とダクト53との隙間から吸引力が作用しても、第1シート11の両側部111が捲れたり、折れたりすることを防止することができる。また、第1シート11を介して吸収性材料13を吸引して堆積させるので、周面30の凹部31の底面部を形成するプレート30Bに、吸収性材料13が目詰まりすることを防ぐことができる。
本発明は、前記実施形態に何ら制限されない。
前述の各実施形態では、第1シートの両側部の保持手段として、回転ドラムの周面における凹部の幅方向の外側において、第1シートと回転ドラの周面との間に摩擦力を作用させる構成、第1シートに吸引力を作用させる構成及び第1シートに該周面への押圧力を作用させる構成を採用したが、これらの構成を2以上選択して組み合わせることもできる。例えば、図6並びに図7(a)及び(b)に示す実施形態の製造装置におけるように、保持手段32として、保持部32A及び吸引孔32Bを組み合わせた構成を採用することもできる。この場合、図6に示したように、吸引孔32を保持部32A内に配してもよいし、図7(a)及び(b)に示したように、吸引孔32を保持部32Aの領域外に設けることもできる。
また、第1シートの保持手段は必要に応じて、第1シートの片側部のみに設けることもできる。
また、第1シートの両側部の保持手段として、摩擦力を作用させる場合には、第1実施形態におけるように、パターンリングの表面改質を行って微細な凹凸を設ける意外に、表面に微細な凹凸を有するテープ材を貼り付けることもできる。
また、第2シートの供給は、第1実施形態のように、第2シートを第1シート及び吸収性材料の回転ドラムの周面からの離間位置に合わせて回転ドラムの周面に案内することもできるし、図8に示すように、第2シート供給手段4’及び第2シートへの接着剤の塗工手段7を配置し、塗工手段7によって接着剤が塗工された第2シート12を、回転ドラム3によって吸引されて搬送されている第1シート11及び吸収性材料13に、当該回転ドラム3の周面30において重ね合わせて貼り合わせるように設けることもできる。この場合には、第1シート11の表面に堆積された吸収性材料13の落下をより確実に防止することができる。
本発明の吸収体の製造方法の一実施形態による工程を、本発明の吸収体の製造装置の第1実施形態とともに示す模式図である。 第1実施形態の製造装置における回転ドラムの周面部の構成を吸収体とともに示す模式図であり、(a)は縦断面、(b)は吸収体の一部を切り欠いた展開平面図である。 第2実施形態の製造装置における回転ドラムの周面部の構成を吸収体とともに示す模式図であり、(a)は縦断面、(b)は吸収体の一部を切り欠いた展開平面図である。 本発明の吸収体の製造方法の一実施形態による工程を、本発明の吸収体の製造装置の第3実施形態とともに示す模式図である。 第3実施形態の製造装置における回転ドラムの周面部の構成を吸収体とともに示す模式図であり、(a)は縦断面、(b)は吸収体の一部を切り欠いた展開平面図である。 第4実施形態の製造装置における回転ドラムの周面部の構成を吸収体とともに示す模式図であり、(a)は縦断面、(b)は吸収体の一部を切り欠いた展開平面図である。 本発明の吸収体の製造装置における回転ドラムの周面部の構成を吸収体とともに示す模式図であり、(a)は第5実施形態の縦断面、(b)は第6実施形態の縦断面である。 本発明の吸収体の製造方法の一実施形態による工程を、本発明の吸収体の製造装置の他の実施形態とともに示す模式図である。
符号の説明
1、1’ 吸収体の製造装置
2 第1シート供給手段
3、3’ 回転ドラム
30 周面
31 凹部
32 保持手段
4、4’ 第2シート供給手段
5 吸収性材料供給手段
6 搬送手段
7 塗工手段
10 吸収体
11 第1シート
111 両側部
12 第2シート
13 吸収性材料

Claims (7)

  1. 通気性を有する第1シートと、第1シートの片面に配された吸収性材料とを含む吸収体を製造する装置であって、
    第1シートを周面に吸着しながら回転する回転ドラムと、前記周面に吸着された第1シートの表面に吸収性材料を供給する吸収性材料供給手段とを備えており、
    前記回転ドラムは、前記吸収性材料の配置パターンに対応する外形を有し且つ前記第1シートとともに前記吸収性材料が吸引されて堆積される凹部を前記周面に有しているとともに、前記凹部の幅方向の外側で前記第1シートの両側部を保持する保持手段を備えており、
    前記保持手段として、前記周面における前記凹部の外側に、前記第1シートと該周面との間の摩擦力を高める保持部と該第1シートを吸引する吸引孔とを備えており、前記保持部は、前記第1シートに接する面に微小な凸凹を有しており、
    前記吸収性材料供給手段は、前記吸収性材料を分散状態で前記周面に導くダクトを備え、前記保持部による前記第1シートの保持位置は、該周面の幅方向において前記ダクトの外側に設定されており、前記吸引孔は、該周面の幅方向において前記ダクトの外側に設けられている、吸収体の製造装置。
  2. 前記周面の平面視において、前記吸引孔が前記保持部内に配されている請求項1に記載の吸収体の製造装置
  3. 前記周面の幅方向において、前記吸引孔が、前記保持部よりも内側に配されている請求項1に記載の吸収体の製造装置
  4. 前記周面の幅方向において、前記吸引孔が、前記保持部よりも外側に配されている請求項1に記載の吸収体の製造装置
  5. 第1シートとの間に前記吸収性材料が配されるように第2シートを供給する第2シート供給手段を備えている請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収体の製造装置。
  6. 通気性を有する第1シートと、第1シートの片面に配された吸収性材料とを含む吸収体の製造方法であって、
    回転ドラムの周面に、前記吸収性材料の配置パターンに対応する外形を有し且つ前記第1シートとともに前記吸収性材料を吸引する凹部を設けておき、
    第1シートを回転ドラムの周面に吸着させて前記回転ドラムを回転させながら、前記周面に吸着された第1シートの表面に吸収性材料を供給し、前記第1シートを介して前記吸収性材料を該第1シートの表面に吸引して堆積させるときに、
    前記凹部の幅方向の外側で前記第1シートの両側部を保持し、
    前記第1シートの両側部の保持を、微小な凸凹を有する保持部を設けて該第1シートと前記周面との間の摩擦力を高めると共に、該第1シートの両側部に吸引力を作用させることにより行い、且つ、該両側部の保持を、前記周面の幅方向において、前記吸収性材料を分散状態で該周面に導くダクトの外側で行う、吸収体の製造方法。
  7. 第1シートとの間に前記吸収性材料が配されるように第2シートを供給する請求項6記載の吸収体の製造方法。
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